Switched S1 : E2 Betrayal
( インコ ) オハヨウ 。 オハヨウ 。
(あゆみ )フゥー
(インコ )オハヨウ 、オハヨウ 。
これ 私 の
ごめんなさい
あの …私 の は ?
え ?
えっ と その …
どこ に 置いた か 忘れちゃって
何 寝ぼけて ん の よ そんな もん ない でしょ
さっさと 行き なさい
髪 とか したって ねえ
どうせ 顔 なんて 変わりゃしない んだ から
( 然 子 ( ぜんこ )) う う !
クソ !なんで
( 火 賀 ( か が )) お前 の 秘密 ―
公 史郎 ( こう しろう ) に バラ して やって も ええ ねん ぞ
海 根 ( うみ ね ) 然 子
顔 も 髪形 も 服装 も 声 も ―
全部 同じ な のに
何 が 小 日向 ( こ ひなた ) あゆみ と 違うって いう の ?
( 水 本 ( みず もと )) あゆみ ちゃん ?
あゆみ ちゃん
しろ ちゃん …おはよう
ちょっと いい かな ?
(然子 )火 賀 の ヤツ
まさか …
( 然 子 ) ねえ どうした の ?
しろ ちゃん ?
2 人きり に なり たくて
え ?
(水本 )あゆみ ちゃん
怖い ?
(然子 )う うん
しろ ちゃん が いれば 怖い こと なんて 何も ない よ
( 火 賀 ) それ ー ( あゆみ ) 痛っ
(あゆみ )火 賀 くん
お っ そのまま お化け 役 でき そう や な
何 しけた ツラ し てんねん おい
(あゆみ )ねえ …
人間 の 細胞 って ね 毎日 どんどん 死んで
200 日 で 新しい もの に 入れ替わっちゃう ん だって
もし このまま 200 日 が 過ぎたら
私 の 体 全部 海根 さん の もの に なっちゃう の か な
(火賀 )あ …こういう の よく 分からん から さ ―
姉 貴 に 選んで もらった ん やけど
(あゆみ )えっ ちょ …ニキビ …
(火賀 )よっ しゃ
こんな もん やろ ほら
な ?悪く ない やろ ?
俺 断然 こっち の ほう が 好き やけど ね
( あゆみ ) え ?( 火 賀 ) え ?
あ …いや ちゃ う やん その …
ああ もう ほら 好き って いう の は さ 別に その …
ス …スイーツ が 好き な ん と 一緒で …
(あゆみ )火 賀 くん
あり が と
おう
私 火賀 くん と 友達 で ほん っと に よかった
うん
友達 ね …
どうした の ?
なん も ない わ
(火賀 )お ~ら (あゆみ )いっ …痛い !
(あゆみ )自分 を 認めて くれる 人 が ―
たった 1 人 いる だけ で 世界 は 大きく 変わる
もう !痛い よ
暗闇 の 底 に いる 私 に 光 を 与えて くれた の は ―
間違い なく 火賀 くん だった
( あゆみ ) あ …
体 自然 に 戻ったり すれば ええ けど な
てか さ 、そもそも なんで 入れ替わった ん やろ な
それ が 分かったら 元 に 戻れる って こと やろ ?
(あゆみ )多分 海根 さん が ビル から 落ちた の が きっかけ だ と は 思う んだ けど …
あー じゃあ あゆみ も 飛び降りて みる か
び ゅ ー ん
冗談 やめて よ
(火賀 )ごめんなさい
ほら でも ラッキー やって ん
何 が ?(火賀 )海根 の ヤツ
だって 入れ替わって なかったら さ 死んで た わけ やろ ?
( あゆみ ) あ …
偶然 じゃ なかった んだ
え ?
海 根 さん は 知って た ん だ よ 入れ替われる って
( 律 ( りつ )) あゆみ おはよう
(マリア )ねえ さっそく 4 組 の メイド 喫茶 行って みない ?
これ これ 面白 そうじゃない ?
なんで そんな 普通な の ?
昨日 あんな こと あった のに
海根 さん ずっと あゆみ に 嫌がらせ して た の
(然子 )みんな ごめん
海根 さん の こと …
アタシ の 勘違い だった みたい
でも あゆみ は 勘違い して た だけ なんでしょ ?
(マリア )じゃあ しょうがない じゃん ねえ ?
何 ?その いい 子 ヅラ
心 の 中 で は アタシ の こと 笑って んでしょ
そんな 気遣い いい から
あゆみ ?
行こう
アタシ 以外 の 女の子 と しゃべら ないで
分かった
小日向 …さん
話 が ある んだ けど
えっ すご !
(宇野 )館長 館長 館長 !
はい ~今日 は 一日 よろしく ね
(火賀 )なんか 燃えて きた かも !
(火賀 )館長 頑張り ます !(宇野 たち )お 願い し ます !
館長 が 来た ぞ ー !
(生徒 )火 ~賀 ~くん 来た よ
サンキュー 君 たち に は 特別に 館長 特製 ファストパス を プレゼント し ます
(生徒 )はい ちょっと ずるい !
( 生徒 ) は い 俺 に も よこせ ー
うるっさい !お前 ら …
(生徒 )館長 に カンチョー !(火賀 )いっ !
(火賀 )アホ !バーカ !もう !
公史郎 助けて くれ
火賀 話 が ある
(あゆみ )お 願い 海根 さん 教えて ほしい の
( 然 子 ) なん の こと ?
(あゆみ )入れ替わる 方法
( 然子 ) そんな の 知る わけない でしょ
(あゆみ )でも あの とき こう 言って た よ ね ?
だって アタシ …
ずっと 小日向 さん に なり たかった んだ もん
そんな の ただ の 偶然 よ
偶然 なんか じゃ ない !
は あ ?
なら …
あの 日 どうして ビル から 飛び降りた の ?
入れ替わ れる こと が 分かって た から でしょ ?
やっぱり 海根 さん …
だから アタシ は 何も 知ら ない って
待って !
今 元 に 戻れる なら 私 も 火賀 くん も 入れ替わり の こと は 秘密に する
もちろん しろ ちゃん に も 話さない
だから …
何 が おかしい の ?
( 然子 ) ごめん あんまりに も 必死 だった から
(あゆみ )当たり前 でしょ
(然子 )気の毒 だ から 教えて あげる
しろ ちゃん ―とっくに 気付いて る よ
アタシ たち が 入れ替わった こと
(水本 )あゆみ ちゃん 怖い ?
( 然 子 ) しろ ちゃん が いれば 怖い こと は 何もない よ
(水本 )いつ から ?
いつ から 入れ替わった んだ ?
海根 然子
あゆみ ちゃん は 暗所 恐怖症 な んだ よ
それ で ?
それ で しろ ちゃん なんて 言った の ?
“ このまま で いい ”って
“ 海 根 然 子 が 入ってる 小 日向 あゆみ の まま でも いい ”って
言って くれた の
何 言って ん の お前
俺 が 好き な の は あゆみ ちゃん の 顔 だ
だから このまま 海根 さん と つきあう こと に した
お前 ふざけ ん の も ええ かげん に せ えよ
今 あゆみ が どん だけ 苦しんで ん の か 分からん の か !
あゆみ は な …
あゆみ は 体 奪わ れて ん ぞ !
なら …
お前 が あゆみ ちゃん を 支えて やれよ
ウソ …
そんな の 絶対 に ウソ
しろ ちゃん が そんな こと 言う わけない !
( 然 子 ) そう 思う なら ―
今 すぐ しろ ちゃん に 会って くれば ?
どうした の ?
ほら
そう
しろ ちゃん は もう アタシ の もの な の
(あゆみ )ウソ だ よ ね ?
そんな の 信じ られ ない よ
信じ たく ない よ
しろ ちゃん
( 然 子 ) さっき は ごめん ね
アタシ なんか 感じ 悪かった よ ね
う うん 大丈夫 だ よ
( マリア ) ねえ ?( 律 ) うん
( 然 子 ) それ で ちょっと お 願い が ある ん だ けど
( 然 子 )“ 海 根 然 子 が 入ってる 小 日向 あゆみ の まま でも いい ”って
言って くれた の
(律 )海根 さん
(あゆみ )どうした の ?
あの さ …
( マリア ・ 律 ) この 間 は 本当に ごめん
(律 )なんか なかなか 素直に 謝れ なくて
いい よ 、いい よ 。もう 気 に して ない から
わざわざ あり が と ね 、 律っちゃん ( りっちゃん )
稲 木 ( い なぎ ) さん
土屋 ( つち や ) さん
下 の 名前 で いい よ
え ?
うちら も 然子 ちゃん って 呼んで いい ?
(あゆみ )私 本当に いい 友達 持って たんだ なあ
( 律 ) あっそう そう
これ あゆみ から
今 小日向 さん は ?
中庭 に 行く って 言ってた けど
すいません
あ !小日向 さん 見なかった ?
え ?あ …つい さっき 教室 戻って いった よ
え !
(水本 )あゆみ ちゃん は 暗所 恐怖症 な んだ よ
(あゆみ )海 根 さん …
キャー !
(おびえる 声 )
(水本 )俺 が 好き な の は あゆみ ちゃん の 顔 だ
お前 が あゆみ ちゃん を 支えて やれよ
(メール の 受信 音 )
(おびえる 声 )
(あゆみ )しろ ちゃん !
しろ ちゃん 助けて !
しろ ちゃん ! しろ ちゃん 助けて !
しろ ちゃん 助けて
しろ ちゃん !
しろ ちゃん
あゆみ !お前 …
火賀 くん
もう 大丈夫 大丈夫 大丈夫 な っ
あり が と
(然子 )ホントに 苦手 だった んだ …
(あゆみ )は あ ~食べたら 落ち着いた
(火賀 )ヘッ 俺 これ や ったら 無限に 入る わ
次 生 クリーム 多め や な
(あゆみ )あの さ (火賀 )お ?
(火 賀 )ハッ 何 今さら 恥ずかし がって ん ねん
お前 も どうせ おかわり やろ ?
そう じゃ なくて
え ?
火賀 くん は しろ ちゃん に 会った ?
私 …海根 さん から 聞いた の
しろ ちゃん このまま …
あいつ と つきあう
やろ ?
真に 受けて どう すん ねん て
俺 に は な
あいつ が あゆみ を 裏切る と は どうしても 思わ れ へん
だって な …
だって ?
ほら …
だって そういう ヤツ や ん け 昔 から
そう だ よ ね
火賀 くん の 言葉 に 勇気 を もらえた
私 …
しろ ちゃん と 話して くる
(あゆみ )しろ ちゃん は ?
(金村 )美術 室
ありがとう
(あゆみ )しろ ちゃん は 人 を 傷つけたり は し ない
そんな こと 誰 より 分かって る はず な のに ―
どうして 信じて あげ られ なかった んだろう
しろ ちゃん
ごめん ね
(筆立て が 落ちる 音 )
(火賀 )痛った !
おい なん や あゆみ かよ
(あゆみ )ごめん
(火賀 )あゆみ !
あゆみ ちゃん は 暗所 恐怖症 な んだ よ
(然子 )待って …しろ ちゃん 待って !
命がけ で 入れ替わった の 今さら 後戻り なんて でき ない !
アタシ ちゃん と 小日向 あゆみ に なる から
しろ ちゃん の 好み に なる から !
やっと しろ ちゃん の 恋人 に なれた の …
お 願い …
お 願い だ から アタシ を 好き に なって
(水本 )このまま で いい
海根 然子 が 入ってる 小日向 あゆみ の まま でも いい
( 然 子 ) なんで ?
(水本 )もともと ―
あゆみ ちゃん の こと なんて どうでも よかった んだ
俺 は ―
勉強 でも スポーツ でも 火賀 に 勝って きた
(火賀 たち )ナイッシュー
(火賀 )お前 また 1 位 か よ
こっち 追試 やって のに
(水本 )でも …
人 が 集まる の は いつも 火賀 だった
(生徒 たち )火賀 火賀 イエーイ !
(生徒 )カンチョー (火賀 )いっ !
目障り なんだ よ
それ で あいつ の 一番 大切な もの を 奪って やった んだ
だから ―
あゆみ ちゃん の 中身 を 好き に なった こと なんて 一 度 も ない
(火賀 )待て !
私 もう …
心配 すんな !俺 が 絶対 お前 の 体 取り返し たる
お前 が どんな 姿 でも 関係ない
俺 は お前 の 味方 や !
( 泣き声 )
(水本 )俺 火賀 に なり たい んだ
ずっと 火賀 に なり たかった んだ よ
だから 教えて ほしい んだ 入れ替わる 方法
君 なら 俺 の 気持ち 分かる よ ね ?
( 然子 ) 今 は ダメ
でも …
しろ ちゃん が アタシ の こと を ―
本気 で 好き だって 確信 持てたら ―
その とき は 考えて あげる
(水本 )分かった
(然子 )でも 教える つもり なんて ない けど ね
だって 今 の まま の しろ ちゃん が 好き な んだ もん
行こう
俺 たち …
似た 者 同士 いい カップル に なり そうだ ね
うん
(あゆみ )フゥ ~
食べたら 落ち着く いい システム や な
フフッ 便利 でしょ
イヤな こと も 全部 忘れちゃう の
ああ そう か
なあ
俺 と つきあわ へんか
いい よ
マジ ?
うん 今 なら いくら でも つきあう
( 火 賀 ) ん ?
次 は いちご パフェ が いい かな ~
お前 は 覚悟 し とけよ
死ぬ ほど 食わせ たる から な !おら ー !
( あゆみ ) 痛い ! 痛い !
(火 賀 )おら ー !
(あゆみ )なぜ だろう
(あゆみ )う ~痛い 痛い (火賀 )痛い か
(あゆみ )忘れよう と 意識 すれば する ほど ―
頭 の 中 に 思い浮かんで きて しまう の は
体 が 替わる なら ―
いっそのこと 心 ごと 替わって ほしかった
(あゆみ )もう や だ しろ ちゃん 戻ろう よ
(水本 )もう 着く から 大丈夫
ほら 着いた よ
(あゆみ )キレイ …
だ ろ ?
(携帯 電話 の 着信 音 )
( 然子 ) これ から 死ぬ から
もし もし
(女性 )あなた …
誰 か と 入れ替わって る でしょ ?