Kami nomi zo Shiru Sekai (TheWorldGodOnlyKnows)Episode11
( 栞 ( しおり ) ) あっあの う …
( 客 ) すい ませ ー ん ! ( 栞 ) あっ
(店員 )はい ただいま 参り ま ー す
ハァ …
♪~
~ ♪
フゥー
(栞 )う っ …
ハァ …
( 委員 C ) 何 ? ( 委員 D ) 開か ない よ
(委員長 )いやいや 諸君 お 待たせ
さあ みんな で ちゃ っちゃ と 済ませ ちゃ いま しょ う
ん ?どう し た の ?
(委員 A )ドア が 開かない んです (委員長 )え ?
(委員 C)パスワード が 合わ なく って
は あ ?
( 委員 D ) 委員 長 !
ん ?見づらい えっ と …
“視聴覚 ブース 導入 反対 !”
“ 汐宮 ( しお み や ) 栞 ? ”
(委員長 )こら ~!汐宮 出て こ~い!
(委員長 )こら ~!汐宮 出て こ~い!
(ドア を たたく 音 )
(委員長 )こら ~!汐宮 出て こ~い!
(ドア を たたく 音 )
(委員長 )こら ~開けろ ~!
(エルシィ )栞 さん 図書館 に 立て籠もっちゃ い まし た
なぜ でしょ う ?
( 桂 馬 ( け いま ) ) 予兆 は いくら でも あった だ ろ
消防 車 ばっかり 見 てる から 見逃す ん だ
う っ …う …
(桂 馬 )と は いえ ―
彼女 の モノローグ が 聞こえ ない 連中 に は 意外 な 展開 だろう な
これ から どう する ん です か ?
栞 さん を 止める べき で は ?
(桂 馬 )止める か 止め ない か は ルート の 展開 しだい さ
は あ …
(委員長 )汐宮 !
あ …
(栞 )我ながら 大それた こと を し て しまった
先生 呼ばれ ちゃったり したら どう しよう
呼ぶ よ ね きっと …
う うん 弱気 に なって は ダメ !覚悟 の うえ の ろうぜき の はず よ
(委員長 )開けろ ~ !
(委員長 )だ から ね わかった ?(委員 D)うん
(委員長 )栞 ~!何 し てる ~
早く 開けろ ~ !
う っ …
(桂 馬 )あいつ が 何 を し たがっている の か 最後 に 確かめる 必要 が ある
エルシィ やれ
は あ …
(栞 )この 本 たち を 廃棄 処分 に なんか さ せ ない わ
どこ でも 買える NCDやDVDを入れて―
この 子たち を 処分 なんて 図書館 は コンビニ じゃ ない の よ
貸し出し 頻度 が 少なく て も ―
価値 の ある 本 を 守る の が 図書館 じゃ ない の
私 の 大切 な 図書館 を 守らなきゃ !
視聴覚 ブース 断固 阻止 !
(秒針 の 音 )
あ …あれ ?眠い な …
今朝 早起き し た から かな …
(花瓶 が 割れる 音 )
(先生 )どう して 花瓶 を 割っちゃった の ?
(栞 )お …あ …お …
( 先生 ) ちゃん と 話し て くれない と わからない わ よ
( 栞 ) う …
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
(栞 )もう 始まって る 遅刻 だって 怒ら れる かな …
(栞 )もう 始まって る 遅刻 だって 怒ら れる かな …
(栞 )もう 始まって る 遅刻 だって 怒ら れる かな …
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
どう しよ う どんな ふう に 入れ ば いい の ?
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
漫画 みたい に ―
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
ああ 遅刻 遅刻 って 元気 に 入れ ば …
ああ 遅刻 遅刻 って 元気 に 入れ ば …
ああ 遅刻 遅刻 って 元気 に 入れ ば …
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
ふざけ てる って 余計 に 怒ら れ ちゃう よ きっと …
ふざけ てる って 余計 に 怒ら れ ちゃう よ きっと …
ふざけ てる って 余計 に 怒ら れ ちゃう よ きっと …
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
やっぱり 普通 に 反省 し て 入らない と
やっぱり 普通 に 反省 し て 入らない と
やっぱり 普通 に 反省 し て 入らない と
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
邪魔 し ちゃ 悪い から ピアノ が 終わったら …
邪魔 し ちゃ 悪い から ピアノ が 終わったら …
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
ハッ 今 だ
♪(ピアノ の 演奏 )
♪(ピアノ の 演奏 )
う っ …
♪(ピアノ の 演奏 )
あ …
ここ は いい な
誰 とも 会わ なくて いい し 誰 とも 話さ なくて いい
(ドア を たたく 音 )
(委員長 )こら ~!
(委員長 )こら ~!
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
ここ か ?栞 ~!
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
開けろ ~この うつけ ~!
こら ~栞 ~!
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
あ …
(ドア を たたく 音 )
(ドア を たたく 音 )
(委員長 )栞 ~!
(ドア を たたく 音 )
(委員長 )怒る よ 本当に !
(委員長 )怒る よ 本当に !
ああ …あっ あ …
ああ …あっ あ …
(破片 が 落ちる 音 )
(落下 音 )
あっ
( 桂 馬 ) うっあ …
や あ
僕 も 静か な 場所 が 残っている ほうが いい から ね
応援 する よ
( 栞 ) 桂 木 ( かつらぎ ) 君 …
あっ 一 発 で 言えた
(落ちる 音 )
ああ …ん …あ …ん …
神様 大丈夫 です か ー ?
(栞 )ケンカ を 売って きた か と 思ったら こんな 所 に 現れ て
この 人 は 何者 な の ?まるで おとぎ話 の 中 の 人 みたい
(栞 )ど …どうぞ
どう も
狭い アジト に なって おり ます
(桂 馬 )うん
(栞 )よ …よろし けれ ば …
おかまい なく
(秒針 の 音 )
(栞 )愛想 の ない 人
本当 に 応援 し に 来て くれた ん だ よね ?
話し し た ほうが いい の か な ?
でも 何 話し たら い い ん だ ろ う ? えっと … えっと …
話題 が …ない
そっち から 話しかけて くれて も いい のに
どう して 私 だけ 気 を 使わない と いけない の ?
あの とき だって ―
本 の 感想 を 聞かれた から 一生懸命 書いた のに …
ダメ な の ?
話さ ない と わかって くれない の ?
ダハッハァ !また 思って る こと が …
あ …
違った か …
( 栞 ) あ …
もらって いい かな ?
うん うん
(栞 )あっ 電気 が !
あっ
(委員長 )フフフ 電源 切って パスワード 初期化 よ
( 委員 A ) わ あ 委員 長 過激 !
(委員 D)先生 呼べ ば いい のに …
大 ごと に なったら ―
視聴覚 ブース の 件 に 影響 が 出る かも しれない でしょう
通す の に 苦労 し た ん だ から
(栞 )あっ ああ …
重い …
(桂 馬 )本 に 押し潰さ れ て 死んだ ら 悲劇 だ な
まったく リアル って の は どこ まで 付きまとう ん だ ?
そっと し て おい て ほしい よ
(栞 )そう 現実 なんて 怖い だけ
人 づきあい も 面倒 …
桂木 君 なら わかって くれる …
私 も ずっと 静か に ここ で 暮らし たい だけ な の
(桂 馬 )それ は ウソ だ ね
あ …
(桂 馬 )君 は 本当 は 人 と 話し たい と 思ってる ん だ
でも 不安 な ん だ
話し て 嫌わ れ たり したら 嫌 だ から
あっうっう う … そ … そんな の 誰 だって …
桂木 君 だって …
僕 は リアル の 世界 なんて なん とも 思って ない
だって 僕 は …
僕 に は 信じる 世界 が ある
栞 は 今 本 を 守り たい の か ?
それとも 外 の 世界 から の 逃げ場所 を 守り たい の か ?
(栞 )違う 私 は 本 が …本 が 好き な の
ほか の 人 なんて …
でも 話 も し たい の
本 の 話 も 人 と 話し たり …
話し たかった
あの とき も …
あの とき も …
あの とき も …
でも 今さら 無理
人 と 話す なんて もう …
( 悲鳴 )
(栞 )無理 だ よ 無理 だ …
私 は ここ から 出 られ ない
ずっと ここ で 暮らし たい の
外 は 怖い 人 は 怖い
怖い 怖い 怖い よ !
あ …
でも 勇気 が あれ ば …
勇気 が 出 ない の
どうせ 届か ない
私 の 声 は 届か ない よ 届か ない …
あ …
勇気 …あげる よ
駆け 魂 ( たま ) 勾留 !
こら 栞 !
ご …ご …ご 迷惑 を お かけ し まし た
わ …私 …
本 が 捨て られる こと が 我慢 でき なくて …
ごめんなさい
でも どんな 本 に も 伝え たい こと が ある んです !
確か に 伝え たい と そう 思って ます
(委員 C)話し てる
(委員 D)話し てる ね …
小さい 声 かも しれ ませ ん けど ―
その ささやき が 聞こえる 図書館 で あって ほしい ん です
お 願い です !
処分 する 本 に つい て もう 少し 話し合わせて ください !
ハァ …わかった よ
じゃあ また 改めて 会議 し よ
あっ!
(委員長 )で も 視聴覚 ブース は 決定 だ から ね
うん
作業 開始 よ 手伝って ちょうだい
ほら 始める よ みんな !
(栞 )あ …あの う
( 委員 長 ) ん ? ( 委員 C ・ D ) ん ?
ありがとう ございます
あんた あと で 一緒に 職員 室 だ から ね
はい
あっ
ハッ !
(委員長 )あっ それ は そっち じゃ なく って …
あの う …
ここ に 誰 か いません でした か ?私 の ほか に …
誰 か って …誰 ?
( 栞 ) え ?
あれ 誰 だっけ ?
でも 私 …
夢 の 中 で 何 か を もらった 確かに 何 か を …
手伝って ください よ
うん …
(エルシィ )もう さっき から 生 返事 ばかり じゃない ですか
ん …
♪~
~ ♪
( 栞 ) 栞 です
最近 物語 を 書き 始め まし た
あの 日 あの とき 確か に 誰 かい た
かすか な 記憶 を 頼り に ―
私 が 主人公 の ささやか な 物語 を 書いています
(委員長 )ん ?何 して ん の ?
おお わ っ !
アッハハ
(栞 )ちょっと 恥ずかしい 場面 も あり ます