Kami nomi zo Shiru Sekai (TheWorldGodOnlyKnows) Episode 10
( 栞 ( しおり ) ) 早く 何 か 言う の お 礼 を !
ん …早く 早く !
(栞 )あっ
あり が ろ ん …
♪~
~ ♪
( 栞 ) あ …
あ …
(エルシィ )あ …あり が …ろん ?
あっ
あ ~ あ …
ありがとう でしょ !また 本 の 内容 が うつっちゃった
どう して たった 5 文字 が ちゃんと 言えない の よ
(秒針 の 音 )
(栞 )早く この 場 を 離れよう
今 の “あり が ろん ”は すぐさま 忘却 の 地平線 に 流す わ
( 桂 馬 ( け いま ) ) しか し 本って もん は もう なくなって も いい な
あっ
本 なんて 場所 取る ばっかり だ し 全部 データ に 移し ちゃえ ば いい ん だ
(栞 )あっ なんて こ と 言う の ?この 人
表紙 が あって 装丁 が あって 中 表紙 が あって
奥付 が あって
紙 の 香り 厚み 手触り
その 全て が 世界 を 作って いる のに
ディスプレー で 見る 文字 に ―
あの ページ を めくる とき の 緊張感 が ある と いう の ?
でも 価値 観 は 人 それぞれ かな ?
それ を 認める 寛容 も 必要 だ し ―
言い たい 人 に は 言わ せて おけ ば いい か
ハァー
(栞 )そもそも 知ら ない 人 と ―
論争 する なんて 恐ろしい こと でき ない もの
全部 スキャン し ちゃえば 本 なんか 捨てて しまえる よ
ん ?
あ … あ …
バ …バカ ~
ん ?
あっ
あっ あ …あっ え …あ …え …
ん ~
(エルシィ )もう 本 いらない と か 捨てる と か 言ったら ―
本 好き の 人 は 怒り ます よ
本 に は 本 の よさ が ちゃんと ある んです から
(桂 馬 )フン 僕 は コンテンツ に しか 興味 ない ん だ
(エルシィ )もう
ゲーム も デカい 箱 の やつ に 限って クソ だったり すんだ よ
容積 と 内容 が 反比例 する 法則 ね
ゲーム の こと は よく わかり ません けど ―
でも わざわざ ケンカ を 吹きかけ なくて も …
だが おかげ で モノローグ が 聞けた
モノローグ ?
心 の 声 だ よ 無口 な ヤツ だ し な
普通 な 会話 じゃ 早々 出 て こない
(エルシィ )じゃあ わざと 怒らせて 心 の 声 を 出させた わけ ですか ?
リアル は どう しようもなく 不親切 な 設計 だ から な
モノローグ が 見え なきゃ 見える ように しない と ―
近づき よう が ない
相変わらず 好感 度 が 下がる こと を 恐れ ない ところ が すごい です ね
ところで お前 は 何 し てる ?
え ?ああ これ は です ね
消防 車 の 本 です
せっかく 探し て もらった ので 読もう か と 思って
ほら こんな 大きな 消防 車
これ ぞ 本 の 魅力 です よ 神 に ー さま
(栞 )バカ は なかった な …
どう して あんな こと 言って しまった の かな ?
その 前 に お礼 を 言った 相手 なのに トホホ の ホ
何故 に ありがとう を 失敗 する 口 が バカ は ちゃんと 言え ちゃう の よ
逆 なら よかった のに
私 の 口 は 無能 だ わ バカ バカ 口 の バカ …
昔 から 私 は テンポ の 遅い 人間 で 有名 で あった
(花瓶 が 割れる 音 )
(男の子 A)あっ !いー けない んだ いけない んだ ♪
( 男の子 B ・ A ) 先生 に 言って やろ う ♪
(女の子 A )ねえ 謝れ ば ?
( 男の子 B ・ A ) そう だ そう だ !
(栞 )違う の
頭 の 中 は いつも フル 回転 し てる の うまく 言えない だけ な の
(女子 学生 A )ねえ 栞 この 本 読んだ ?
(栞 )あ …あ …
(女子 生徒 B )何 ?読んでない の ?
(栞 )本当 は 24 回 も 読んでた
大好き な 本 だった のに うまく 伝え られない
だから 感想 を 原稿用紙 100 枚 に 書い て 持っていった
(女子 生徒 A )え 感想 ?そんな 話 し て た っけ ?
(女子 生徒 B )何 ?その 束
(栞 )気味 悪 がられた
ああ 人 と の コミュニケーション は なんて 困難 な ん だろう
(男子 生徒 A )ねえ これ どう 思う ?
(女子 生徒 C )ねえ どうして 答えて くれない の ?
(女子 生徒 D )ちょっと …
(男子 生徒 B )何か しゃべれよ
ああ …ハハハ
本 は 私 を せか さ ない 安心 する
ああ …アハッ アハハ
( 笑い声 )
本 の 中 なら 私 は 自由 だ
ここ で は 私 は あまねく 言葉 を 知り ―
自在 に 操る 万能 の 人間
ビスマルク いわ く ―
“歴史 から 学ぶ は 賢者 ”
“経験 から 学ぶ は 愚者 なり ”
そして 図書館 は 人類 の 歴史 の 塔
人 と 話さ なく て も 私 は 全て を 知って いる
人 と の 交流 なんて 必要な い
そう よ そう な の よ !
(桂 馬 )ん ?(エルシィ )ん ?
(栞 )私 は 本 の 世界 に 生きる の よ
(桂 馬 )フフ フフ 心 の 声 が 聞こえる 聞こえ てる ぞ
まだ バカ って 言わ れ た だけ です よ
(桂 馬 )フッフ フフ …
(委員長 )えー という わけ で 諸君 いよいよ 来週 から ―
図書館 に 視聴覚 ブース が 誕生 し ます ぞ
( 委員 たち ) おお ー !
( 委員 たち ) おお ー !
( 拍手 )
( 拍手 )
( 拍手 )
(エルシィ )あっ
( 拍手 )
( 委員 A ) これ で CD や DVD も 借りられる よう に なる ん だ よ ね ?
(委員 B)うん
(委員 C)楽しみ!もっと早く作ればよかったのに
(委員長 )増築 で 予算 食った の よ
(委員 B )N DVD って 何 入れれば いいのかな ?
( 若木 ( わかき ) ) 「 アイマス 」 「 デドアラ 」 !
(委員 A)みんな から リクエスト 取れ ば ?
(若木 )だ から 「デドアラ 」!
(石橋 )若木 それ ゲーム だ から
じゃあ 来週 の 休館日 に 設置 だ から ―
平 の 図書 委員 も 全員 動員 よろしく !
(委員 たち )ああ …
書記 汐宮 ( しお み や ) 何 か な ?
(委員 C )言い たい こと が ある ん じゃない の ?
(委員 B)もしかしてトイレですか?
ハァ …う う …
(委員 C )もう いつも これ だ もん
(委員長 )はい (委員たち )あ …
(委員長 )何も ない なら 今日 は これ で 解散 ね
(エルシィ )あ …
神様 栞 さん ―
もう ちょっと 話し た ほうが いい ん じゃない でしょうか ?
あれ で は 何にも 伝わり ませ ん よ
話し たく ない なら 話さ なく ても いい だろ
( エルシィ ) で も なら どう し て 栞 さん に 駆け 魂 ( たま ) が 巣くった ん だ ろ う ?
もし かして 本当 は 話し たい と 思って たり し て
そんな 月並み な 図書 委員 は 却下 だ
神様 は 何 様 です か ?
(栞 )どうして コミュニケーション に 会話 が 必要 な んだろう ?
私 たち の ご 先祖 様
会話 より テレパシー を 進化 させる べき だった ん だ
う わっ !ら …落書き し てる
あっ !こ …この 人 昨日 の 暴言 人間
(桂 馬 )あっ
(栞 )図書館 の 本 は みんな の 公共 物 だ よ
なのに 落書き する なんて なんという 人 なの ?
死 ぬれば いい のに !
あー 神 に ー さ ま 落書き し てる !
(桂 馬 )訂正 だ よ
あっ
その 作者 の ゲーム 年表 は 間違い だらけ だ
(エルシィ )ん ?
(桂 馬 )本 と は 情報 だ 正確 で ない 情報 なんて 無意味 だろ ?
(栞 )そ …それ は そう かも で も 落書き は ダメ !
こう いう 人 は 同じ 理由 でも って ―
推理 小説 の 序盤 の 序盤 で 犯人 の 名前 の 横 に ―
“こいつ が 犯人 です の じゃ ”って 書いちゃう の よ
辞書 の いかがわしい 語句 に 全部 丸 つけたり
消す ほう の 身 に なって ほしい の
訂正 も すぐ でき ない なんて 本 は やっぱり 前 時代 的 だ な
あ … あ … あ …
アホ ~
あっ
ああ …あっ ああ …
ハァ …
もう 神様 が 女の子 を 怒らせる のに も 慣れ てきました よ
(桂 馬 )怒ら せてる ん じゃ ない 話し てる んだ よ
話 と いって も バカ が アホ に 変わった だけ です よ
(桂 馬 )大 違い だ よ
(桂 馬 )いい か (エルシィ )ん ?
(桂 馬 )ひどく 悪化 し て い ます ね
このまま じゃ もって あと 半年 です な
(男性 )せ …先生 どう か 娘 を 助けて ください
金 は いくら でも 払い ます !
(桂 馬 )ほう
では 3,000 万 ガバス 頂き ましょうか
エルシィ オペ の 準備 だ !
了解 よ の さ
(桂 馬 )外側 に 表れ ない から といって 内側 も 静か だ と は 限らない
裏 で 大きな 変化 が 起こってる かも しれない
すると 栞 さん は 肝臓 系 少女 です か ?
とにかく 今 は イベント の コンボ を つなげる だけ だ
流れ を 保つ ぞ
あっ
(栞 )また 落書き
今日 は 言い訳 聞か ない 言う わ 強気 に !
(桂 馬 )あっ あ …
(栞 )言う わ
言う わ
と …図書館 の 本 に …
それ 僕 の 本
え ?
図書館 の 本 じゃない よ
(栞 )蔵書 印 も シール も ない …
あ …
う …あっ う う …
(桂 馬 )返し て
(栞 )ど …どう して 攻撃的 に 出た とき に 限って こんな …
何 なの ?この 人 は
でも すいません って 言う べき か な ?
いや こんな 人 に すいません なんて 言う こと ない でも …
すいません …
あなた は 落書き 禁止 出入り 禁止 いえ 全部 禁止 !
私 は 静か に 過ごし たい のに …
あなた が いる と 乱れ ちゃう
すいません
視聴覚 ブース なんて 出来 たら ―
あなた みたい な 人 ばっかり 来 て 私 の 図書館 が …
あっ
思って る こと と 話し てる こと が 逆 に なって る
(栞 )ハッ !
(桂 馬 )ぼ …僕 の 本 …
出入り 禁止 って 言った でしょ
わかって る ん だ また 私 に 嫌がらせ する んだ
普通 に 話し てる
(栞 )ハッ !
あれ ?本当 だ
誠に 怒り の パワー と いう の は 恐ろしい
昨日 話し た せい かな 変 だ な …変 だ な
しかし ここ は いい 所 だ な
外 は どこ 行って も うるさい よ
僕 は 誰 に も 邪魔 さ れ ず に 生き たい のに
(栞 )そう だ よ
図書館 は すてき な 場所 だ よ
現実 の けん 騒 から 守って くれる 紙 の とりで な の
( 桂 馬 ) 僕 桂 木 ( かつらぎ ) 桂 馬 だ
あっ
し …汐宮 栞 …ですが
ご … ご ゆっくり
(栞 )な …名前 なんか 言う こと なかった の よ
危険 人物 な の よ
あの 人 急に 名乗ったり する から …
これ は 反射 です 反射 !
でも あの 人 と は 何 か 通じた 気 が し た
(エルシィ )神様 すごい です ね
あんな 無口 な 子 と も ちゃんと 仲良く なり かけて ます
攻略 間近 です ね
心 の スキマ も すぐ 埋まり ます よ
(桂 馬 )人 嫌い 視聴覚 ブース
本 が 好き 心 の 声
心 の スキマ は どこ に ある ?
(エルシィ )あっ
何 だ ?あいつ
何 か 変 で し た よ
(桂 馬 )この プリント は …(エルシィ )復元 し て み ましょう
(エルシィ )羽衣 さん お 願い し ます
出来 た !
はい 神 に ー さま
(桂 馬 )なるほど これ か …
あ ?
(桂 馬 )エンディング が 見えた ぞ
♪~
~ ♪