Kami nomi zo Shiru Sekai (TheWorldGodOnlyKnows) Episode 3
( 森田 ( もり た ) ) お 嬢 様 私 は もう ついて い けません
( 桂 馬 ( け いま ) ・ エルシィ ) あ …
(森田 )どう か 金持ち の ふり は やめて ください
( 美 生 ( み お ) ) 私 は 青山 ( あお やま ) 中央 産業 社長 の 娘 よ
この 生き方 は 変え られない わ
( エルシィ ・ 桂 馬 ) あ …
♪~
~ ♪
(森田 )現実 を 見つめて ください
お嬢様 は もう 社長 令嬢 で は ない の です よ
パパ は いつも 言って た わ
“青山 家 の 誇り を 忘れ ちゃ いけ ない ”って
(森田 )その お 父様 は もう …あ !あ …
ハッ !
(森田 )お 母様 が 働いて なんとか 暮らせている の が 現状 なんです
なのに どう する ん です か これ
しかたない でしょ う 1 万 円 しか 持って なかった ん だ から
あれ は 4 カ月 分 の お小遣い で は ない です か
いいかげん 小銭 の 存在 を 認めて ください
パン 100 個 なんて とても 食べ きれない し
あっという間 に 傷みます よ そしたら お昼 は どう するんですか
パン が なければ スイーツ を 食べれば いい の よ
(森田 )もう 限界 だ お 暇 を 頂きます
(美 生 )どこ 行く の 森田 あなた 運転手 でしょ
(森田 )私 は 社長 の 運転手 で あなた の で は ない !
(美 生 )待ち なさい !(桂 馬 )お …
(美 生 )え ?あ …あ !
お …お前 は さっき の 告白 庶民 !
お …お前 は さっき の 告白 庶民 !
(エンジン が かかる 音 )
(エンジン が かかる 音 )
フン !
あ !う う …
ま …また 告白 し に 来た の ?庶民 の 分 を わきまえ なさい
(桂 馬 )うわっ ぐ …あ …
ん …
(エルシィ )美 生 様 は お 金持ち だ と 思ったら 本当 は 貧乏 だった んです ね
自分 だけ 逃げ やがって …
(エルシィ )あ !
すみません
見 られ た …どう しよ う
負ける もん か …
(エルシィ )やっぱり のぞき見 し て た と 思わ れちゃった でしょ うか
(桂 馬 )100 パーセント イエス
これ は また いきなり 悪い 印象 を 与え ちゃ いまし た ね
いや これ は 大きな 前進 だ
ええ ?
(桂 馬 )いい 言葉 を 教え て やる
(桂 馬 )パー パー パ パ パー ♪
ピヨピヨピヨ
パーパーパ パッパ パッパ ♪
パパパ パッパ ~♪
ラーラ ラーラ ラララ ララララ ラララ ~ ♪
遠 すぎる ~2人の秘密が~♪
ぴっ たん こ ~♪
あ …
ぴっ たん こ ~♪
(桂 馬 )わかった か ?(エルシィ )わ あ !
( 桂 馬 ) 美 生 が 貧乏 と いう の は 舞 校 ( まい こう ) の 誰 も 知ら ない
つまり 僕 と 彼女 だけ が 知る 事実 だ
(桂 馬 )2 人 だけ の 秘密 の 共有 これ は 強力 な 絆 に なる
盗み聞き で 聞い た 秘密 でも です か ?
前 に も 言った ろ 悪 印象 と 好 印象 は 変換 可能
どれ も ゲーム の 話 です よ ね
僕 が リアル の 話 し た こと が あった か ?
(エルシィ )う …
人間 決戦 の 場 に 向かう とき に ―
あえて 慣れ ない 武器 を 持っていく もの だろう か
決め た ぞ !
僕 は 今後 も ゲーム 理論 を 信じ て 戦う いかなる リアル に も だ !
う う ~ 何だか 知らない けど 侍 です 神様 !
(美 生 )森田 の ヤツ …
フン 落後 者 め
おっと っと …
(桂 馬 )僕 が お 送り いたし ましょう
(美 生 )ん ?
お嬢様 おはよう ございます
あ あ ~
運転手 不在 を 聞き は せ 参じ まし た
こ …告白 のぞき 庶民 何 なの よ お前 昨日 から !
しかも 自転車 ?
後部 座席 へ どうぞ
ああ …
庶民 庶民 庶民 !
急 が なければ 遅刻 し て しまい ます さあ !
乗る わけない でしょ 歩いて いった ほうが マシ よ !
フン !
わ っ わあ ~ああ !
う う … 痛い
あっああ パン が …
(桂 馬 )その 靴 で は うまく 歩け ません よ さあ どうぞ 自転車 に …
そんな 貧乏 くさい 乗り物 に 乗る か !
(エルシィ )あ …あ !
ん …あれ ?
セレブ と し て の 志 を 守る お嬢様 の 誇り に 感動 いたし まし た
ぜひ 私 に も お 手伝い させて ください
しかたない わ ね 足 が 痛く て 歩けない んじゃ
出し て
ラジャー !ん ぐ っ !
( 美 生 ) そんなに 私 の こと が 好き な の ?
私 が 庶民 なんか 相手 に する わけ ない のに …
まあ 分相応 に 接する なら いい か …
(自転車 の ベル の 音 )
( 女子 生徒 A ・ B ) ん ?
(女子 生徒 A )青山 さん ?(女子 生徒 B )あれ オタ メガ ?
(桂 馬 )ハァ ハァ ハァ …(美 生 )ご 苦労
放 課後 も お迎え に あがります
(美 生 )フン
大丈夫 です か 神様
今回 の 攻略 は 意外に 体力 勝負 だ な ハァ …
(女子 生徒 A )ねえ ねえ 知って る ?
(女子 生徒 B )青山 さん 運転手 代えた の よ
(女子 生徒 C )誰 だ と 思う ?
( 女子 生徒 D ) え ~ 桂 木 ( かつらぎ ) ?
(女子 生徒 B )金持ち の 考える こと は わかんない わ
(桂 馬 )ハァ ハァ ハァ …
ご 苦労
ハァ …いって …らっしゃい …ハァ …ませ
(エルシィ )神様 しっかり し て ください !
(桂 馬 )ハァ ハァ ハァ …
( 美 生 ) こいつ なかなか 忠実 ね 私 の 家 の こと も 誰 に も 言わない し …
どう いう つもり な の
(桂 馬 )ハァ ハァ ハァ …
桂木 だらしない わ よ 休んで ない で こぎ なさい
(桂 馬 )今日 の 大きさ は ゲーマー の 脚力 を 超え て いる !
用意 し た の は お前 自身 でしょ ?
エルシィ の ヤツ !むやみ な エスカレート は ―
ゲーム の バランス を 崩す と なぜ 気づか ない
(美 生 )何 ?動けない の ?
なら 私 が 元気 の 出る おまじない を し て あげる わ よ
あ …おまじない ?
(美 生 )そう これ で たたいて あげたら さぞ 力 も 出る でしょう
う う … なんで そんな ムチ 持って ん だ よ
乗馬 は 淑女 の たしなみ よ
(桂 馬 の わめき 声 )
ハァ …直接 攻撃 は 想定外 だ よ
(美 生 )ヘヘッ 捕まえた ハハ !
( 笑い声 )
(桂 馬 )あ …ん ?
帰る わ よ 庶民 の 相手 なんか し てられない わ
ん ?
地獄 の 人間 の 私 が 言う の も 変 です が ―
美 生 さん は よく ない と 思い ます
貧乏 な のに 無意味 な 見え を 張って お金持ち の ふり を 続けた り
社長 令嬢 を 誇って る 割に は ―
お 父さん に お 線香 ひとつ 上げて いません
死者 に は ちゃんと 敬意 を 払う べき です
(桂 馬 )悪魔 が 言う と うさんくさい セリフ だ な
でも な どうやら あいつ は いい ヤツ と いう こと らしい ぞ
ええ ?
と いう か 僕 の 予想 ルート で は その 結論 しか ない
(桂 馬 )あの 手 の キャラ の わがまま は てれる 瞬間 の ため の 前振り だ
告白 …
秘密 …
送り迎え …
そして いけない 娘 ( こ ) … イベント は 十 分 だ
あと 何 か 1 つ 彼女 を 縛って いる もの が …
ん ?
(エルシィ の 鼻歌 )
( 桂 馬 ) エルシィ ( エルシィ ) ん ?
エンディング が 見え た ぞ
あ ?
桂木 の ヤツ まさか …
(桂 馬 )お 待たせ し まし た お嬢様
遅い !あ …
(桂 馬 )さあ お 急ぎ ください
お召し物 も ご 用意 させて いただきました ので
ん …どう いう こと ?
桂 木 ! 桂 木 は どこ ?
(美 生 )どう し て あいつ が これ を …
ずっと 無視 し て た のに …
(桂 馬 )美 生 様
ドレス は いかが です か ?
勝手 ながら こちら で 選ば せて いただいた もの です が
( 美 生 ) か … かわいい 庶民 に も 衣装 ね
だ …誰 が パーティー に 連れ て こい って 言った の よ !
(桂 馬 )いつも 古 アパート ばかり い て は 息 が 詰まる でしょ う
たまに は 本当 の 金持ち の イベント も 必要 と 思い まし て
わ …私 は そんな こと 言って ん じゃ ない の !
パーティー の 会場 は あっち !
ここ は 裏庭 よ !この すっとこ 運転手 !
いや ~僕 踊り とか 自信 ない ので ―
前もって お嬢様 に 教え てもらおう か と …
お前 パーティー に 参加 する 気 ?冗談 でしょ
この 夜会 は 本当 の 金持ち で 上流 の 人間 しか 来れ ない の よ
私 は 何度 も 来てる けど
あっやっぱりいらっしゃったことが…
当然 よ 何度 も パパ と …
い … いい わ お前 は ここ で 1人 パーティー を やり なさい よ
客 も ボーイ も シェフ も い ない けど ね
お 飲み物 いかが です か ?
おい その チャラチャラ し た 服 は 何 だ
もっと 地味 な 格好 しろ よ メイド なん だ から
なんで 私 だけ メイド ?私 も ドレス が 着 たい です !
楽し も う と すん な よ !
(美 生 )桂木 !
ダンス 教え て ほしい ん でしょ さあ こっち 来なさい
庶民 に 与える 時間 なんて ない ん だ から 1 分 で 覚え なさい
無理 言う な ああ …
(桂 馬 )ん ?(美生 )何 やって ん の 手 を 出して
(桂 馬 )ん ん …
何にも 知ら ない の ?ちゃんと 握って
(美生 )な …何 よ (桂馬 )え …いや 別に …
え …手 ぐらい で 動揺 し ない で よ こんな の ダンス じゃ 普通 な ん だ から
(桂 馬 )う …うん わかった よ (美 生 )始める わ よ
(美 生 )右 右 そこ で 回る
(桂 馬 )上 上 下 下
LRL…
(美 生 )結構 飲み込み 早い じゃ ない
(桂 馬 )どうも …
しかし こんな 漫画 みたい な 世界 本当 に ある ん だ な
( 美 生 ) フッ 庶民 的 な 感想 ね
本当 の 上流 階級 は こう な の よ
縁 の ない 世界 だ
私 なんか パパ と 何度 も 踊った こと ある ん だ から
(桂 馬 )ん ?
( 男性 A ) これ は 青山 さん の 所 の …
あ …
(男性 B )美生 さん こんな 所 で 何 を ?
(男性 C )いらっしゃって た なら 中 へ どうぞ
(美 生 )別に 来たかった わけ じゃ …(男性 B )では また どうして ?
( 男性 A ) い や ぁ それにしても 青山 社長 は 残念 で し た ね
ああ …
(男性 A )美 生 様 も 今 は お母様 ともども アパート 住まい と か …
(男性 B )おい 失礼 だ ろ 君 ハハハ …
(男性 A )何か と 大変 でしょ う
中 に は お 食事 も あり ます ので どうぞ お好き な だけ …
(男性 B )ヘヘヘ …誰 だ 招待状 を 送った の
(男性 A)ホント に 来てる と は な
(男性 C )ただ 飯 狙い でしょ ハハハ
(桂 馬 )もう やめ ませ ん か (美 生 )ハ …
こんな 世界 に い て どう なる ん です ?
うるさい !私 は 本当 に 金持ち よ 金持ち な の よ !
お前 だって 手伝う って 言った くせに !
もう 十分 です よ
お 父様 も きっと 満足 さ れ てます よ
あ …
(桂 馬 )死んだ お父さん を 忘れない ために 言われた こと を 守ってた んだ よね
だから 社長 令嬢 を 演じ 続け 仏壇 に お 線香 も 上げ なかった
でも 君 は もう 自分 1人 の 人生 を 歩む べき だ
( 美 生 ) パパ ! パパ !
( 美 生 の 父 ) 美 生 お前 は 少し 大人 に なった
これ から も 青山 家 の 誇り を 忘れ ず に しっかり やって いきなさい
(美 生 )わかって る だって 私 は パパ の 娘 だ も の
美 生 …
美 生 …
( 美 生 ) パパ は … パパ は 私 の 心 の 中 で 生き てる
私 が パパ の 教え を 守って いる かぎり パパ は 絶対に 死な ない !
でも あの とき 君 は 笑って た
いつも 笑わ ない 君 が 生き生き と とても 楽しそう に !
お 父様 の 教え も もちろん 大事 だ でも …
僕 は 君 の 笑顔 を もっと 見 たい
( 美 生 ) あ …
ハ …
( 桂 馬 ) う ぐ ぐっ
うわ ー !
(エルシィ )ああ …
(美 生 )お前 は ペテン 師 だ !
私 に 協力 する ふり を し て だまし て た の ね !
お前 が 来て から パパ が どんどん 小さく なっちゃう
このまま じゃ パパ が … パパ が ホント に 死 ん じゃ う
ああ …
(桂 馬 )それ でも 僕 は …僕 は 君 の 心 に 住み たい !
僕 が 嫌 なら あの 世界 に 戻れ ば いい !
君 は 選ば なきゃ いけ ない 君 自身 の 意思 で !
これ から の 君 の 生きる 道 を !
パパ …
パパ …
(美生 の 父 )大きく なった ね 美生
パパ …
神様 ありがとう ございます
オーエス オーエス
駆け 魂 ( たま ) 勾留 !
(エルシィ )神様 の おかげ で もう 2 匹 も 駆け 魂 捕まえ ちゃ いまし た よ
僕 は 早く も ぎりぎり だ よ
( 美 生 ) ちょっと そこ の 庶民 ( 桂 馬 ・ エルシィ ) ん ?
(美 生 )手 を 出し なさい (桂 馬 )え ?
オム そば パン を 買い たい ん だけど この コイン で 足りる ?
使った こと ない から どれ が どれ だ か わから ない の よ
(桂 馬 )2 個 は 買える な (美生 )そう
(エルシィ )美 生 さん 小銭 を 認めて ます よ
性格 は あんまり 変わって ない みたい だ けど な
( 美 生 ) じ ー
( 桂 馬 ・ エルシィ ) ん ?
(美 生 )ああ !あわ わ わ …
記憶 が なくなって ちょっと 残念 です ね
意外に 仲良く なれた かもしれません し
いい さ 別に
あいつ は 僕 も お父さん の こと も 忘れた ほうが いい
その ほう が 自分 自身 の 人生 を ちゃんと 歩ける さ
( 美 生 ) う … オム そば パン 2 個 頂く わ !
♪~
~ ♪