Bakuman . Season 2 Episode 7
( 亜豆 美保 ( あずき みほ ) ) 真 城 ( ま しろ ) 君 頑張 ろ う
真 城 君 なら 休ま ず 描 ける
私 は 真 城 君 を 信じる
2 人 の 夢 を 叶 ( かな ) え て
( 真 城 最高 ( もり たか ) ) うん
( 港 浦 吾郎 ( み うら ご ろう ) の 声 ) か … 描く の やめろ なんて 言 え ねえ
♪ ~
~ ♪
( 最高 ) 亜豆 さん ( 亜豆 ) 何 ?
( 最高 ) もう 大丈夫
あ あっ ごめん
( 最高 ) あ … ありがとう
真 城 君 高木 ( た かぎ ) 君
ああ …
正直 に 言う
編集 部 は 33 号 の 20 話 から 休 載 の 方向 で 動 い て いる
( 高木 秋 人 ( あき と ) ) そんな !
( 最高 ) 休 載 は し ませ ん
絶対 に
分かった
社 に 帰ったら その 気持ち を 伝える
そして 真 城 君 なら ―
入院 し て い て も 描 ける と 僕 は 思う … と も
( 最高 ) はい ( 秋 人 ) お 願い し ます !
( 秋 人 ) お っ もう こんな 時間 か 最高 ( サイコー ) 無理 し ない で 夜 は 寝ろ よ
( 最高 ) ああ 学校 へ は 行け ない から ―
夜 は そこそこ 寝 られる と 思う
それ より 20 話 の 残り の ネーム
明日 清書 できる よう に なって ん だ ろ う な
いや 清書 は し なく て いい
高木 君 の ネーム でも 話 は 分かる
いつも どおり 高木 君 と 2 人 で ―
土曜 に は 真 城 君 が 原稿 に 取りかか れる よう に し て おく
じゃあ 僕 たち は 帰り ま しょ う
うん ? どうせ あと ちょっと で 面会 時間 は 終わり だ ろ ?
それ くらい いて も …
じゃあ な
( 港 浦 ) ええ ? 何 だ よ ( 秋 人 ) さっ 早く 早く
ああ …
う っ …
… った く 秋 人 ( シュー ジン ) の やつ 変 な 気 使って
来 れる 日 は 毎日 来る
なんで ?
心配 だ から メール も でき ない し
携帯 は 病院 から 1 歩 出 れ ば ―
中庭 に 出る だけ でも 電源 入れ られる
みんな やって る
それ に 心配 し なく て も 大丈夫
( 亜豆 ) 言って た こと と 矛盾 する かも しれ ない けど
やっぱり 会 える の は うれしい
退院 する まで って 期限 つき
来 て いい よ ね ?
邪魔 ?
う う う う うん
僕 も 矛盾 し てる かも しれ ない けど
亜豆 さん と 2 人 で いる と ―
ドキドキ し て 恥ずかしかったり する けど ―
なんだか 落ち着く
ずっと 一緒に いたい って 気持ち に なる
でも … 退院 する まで
うん
ありがとう 早く 元気 に なって
病気 に 感謝 かな ?
この 入院 が 亜豆 さん と の いい 思い出 に なり そう
真 城 君
夢 が 叶う まで 会わ ない って イヤ ?
( 最高 ) そんな こと ない
たま に つらい と 思う 時 も ある けど
退院 し て から は ―
会 え ない こと が もっと つらく なる かも しれ ない
けど だ から 頑張 れる
早く 会い たい
一緒に い られる よう に なり たい と 思って
( 亜豆 ) うん
分かった
夢 が 叶う まで
( 港 浦 ) だ から 描 ける と 思う ん です
休 載 さ せ たく ない ん です
( 佐々木 ( さ さき ) ) 何 を 言って る ん だ 港 浦
まっ アシスタント が 仕上げる だけ の 32 号 分 は ―
完全 な 形 で 載せ られる か
( 港 浦 ) ありがとう ございます
( 佐々木 ) うーん
だが 33 号 から は 休 載 の 方向 で 進め て いる
え えっ で … ですが …
お前 医者 の 許可 を 得 て 描か せ たい と 言って る の か ?
( 港 浦 ) えっ いいえ …
明日 私 も 一緒に 病院 へ 行く
どう も お前 1 人 じゃ 頼りない
はい
( 医師 ) 本人 は
描 い て ない と ストレス に なって よけい 体 に 悪い と 言って い ます
ほどほど なら ―
やり たい こと を やった ほう が いい と いう の も 事実 です が
( 港 浦 ) 本当 です か ?
( 医師 ) あくまで ほど ほど です
無理 は し て ませ ん
( 港 浦 ) どう でしょ う ?
( ドア が 開く 音 )
ああ お 母 さん お邪魔 し て おり ます
こちら 編集 長 の …
( 真 城 加代子 ( か よこ ) ) お 久しぶり です
いつも 息子 が お 世話 に なって おり ます
( 港 浦 ) ええ ? 久しぶり って どこ で ?
ここ で 言う よう な 場所 で は ない
こんな こと に なって しまった の も ―
我々 の 不徳 の 致す ところ 反省 し て おり ます
( 加代子 ) いえ
最高 ! 病室 で マンガ を 描く の は やめ なさい
( 港 浦 ) ああ いや 今 先生 が ほどほど なら 大丈夫 だ と
( 加代子 ) ほど ほど で 済む はず が あり ませ ん
まあ あんまり 根 詰め て も よく ない し ね
少し 休む
佐々木 さん … で し た ね
少し お 話 が
主人 は もう 子供 じゃ ない ―
進み たい 道 に 進ま せろ と 申し て ます が
私 に は とても …
安心 し て ください
悪い よう に は いたし ませ ん
( 平丸 一也 ( ひら まる かず や ) ) 吉 田 氏
亜城 木 ( あ しろ ぎ ) 君 の 見舞い に 行く べき か と
( 吉田 幸司 ( よし だ こうじ ) ) どこ から その 話 仕入れ た
耳 に 入ら ない よう に し て た のに
情報 源 は 言 え ませ ん
吉 田 氏 が その ライン を 潰す に 決まって ます
新妻 ( に い づま ) 先生 すら 僕 の 電話 に は 出 て くれ ない し
とにかく !
亜 城木 先生 の 所 へ は お邪魔 し た こと も あり
お 世話 に なって る
お 見舞い に 行く の が 筋 か と
マンガ 家 を 社会 人 だ と 思う な よ
う っ ! ひ … ひどい !
僕 は すでに 社会 人 で も ない の か
もはや かご の 鳥
いや 吉 田 氏 の 飼い犬
人間 らしい ふるまい なんて 許さ れ ない !
どうせ 俺 が い ない 時 に 病院 捜し出し て 行く ん だ ろ ?
なら 週明け に でも さっさと 行って しま お う
その 代わり 俺 も 行って すぐ 帰る いい な
フン
( 福田 真 太 ( ふく だ しん た ) ) 真 城 君 入院 し た って 聞い た ?
( 中井 巧 朗 ( なか い たく ろう ) ) ああ 相 田 さん から 33 号 休 載 と も
人気 出 て き た とこ で 休 載 って つい て ねえ よ な
新妻 君 は もう 見舞い に 行った らしい
俺 月曜 に 行く けど 行く ?
僕 は 毎週 ギリギリ で とても そんな 余裕 は …
( 福田 ) 何 だ よ 冷 て え な
蒼樹 ( あおき ) 嬢 も 誘え ば きっと 来る ぞ
( 中井 ) えっ 蒼樹 さん も ?
いや 無理 無理
本当 に ギリギリ な ん だ って
そう いう 誘惑 の しかた やめ て くれ ない か
真 城 君 の こと は 気 に なる けど これ ばっかり は …
悪 ( わり ) い
まっ 中井 さん も 心配 し てる って 伝え と く よ
( 見 吉 香 耶 ( みよし かや ) ) え ? 美保 が ?
( 秋 人 ) ああ し かも 最高 ( サイコー ) に 自分 の 手 を 添え て
結婚 する まで 手 も 握 れ ない と 思って た のに
何 考え てる ん だ ろ 普通 止める よ ね
( 秋 人 ) いや 俺 は 今回 の こと で ―
亜豆 は 最高 ( サイコー ) を 本当 に 好き な ん だ って 改めて 思い知ら さ れ た
( 見 吉 ) え ? 意味 分 かん ない
究極 の 愛 って ―
相手 が 望む こと を すべて 受け入れ ―
し たい よう に さ せる
それ に 協力 する こと かも しれ ない
私 なら 体 の 心配 し て 止める けど な
亜豆 は やっぱり しん が 強い ん だ よ
そして 最高 ( サイコー ) を めちゃくちゃ 愛し てる
まあ 夢 が 叶う まで ―
会わ ない って の は 強い よ ね
会っちゃ っ た けど な
また 会わ なく なる の か なあ
あっ 病院 で チュー と か に 発展 すれ ば ―
もう 会わ ず に い らん ない ん じゃ ない ?
チュー
( 秋 人 ) どう いう 思考 回路 し てん だ よ
ああ 高木 女心 分かって ない
ようし ! ネーム でき た
直し が あって も 明日 に は 最高 ( サイコー ) に 渡 せる
いつも どおり の 進行 !
うん …
( 平丸 ) に ゅ …
( 平丸 の 声 ) 入院 し て ん のに 原稿 描 い てる
しかも 彼女 が かわいい
ちょっと 狭く て 大変 だ けど
連載 に は 穴 あけ られ ない です から
よ ー く 見る ん だ
マンガ 家 の 鏡 だ と 思わ ない か ?
はい …
彼女
やっぱり こう いう 生き ざま に ホレ ます か あ ?
( 亜豆 ) ああ … はい …
吉 田 氏 帰ったら ちゃんと マンガ 描き ます
僕 が 間違って い た 気 が …
そう だ もっと 自分 を 恥じろ 平丸
( 福田 ) お っ ! 誰 か と 思ったら
逃亡 癖 の ある 平丸 先生 か 久しぶり !
福田 さん
よっ うん ?
「 KIYOSHI 騎士 ( キヨシ ナイト ) 」 を 描 い てる 福田 君
この 間 新妻 君 の とこ で 会った だ ろ
ああ ! あの 時 は どう も 福田 先生
KIYOSHI 最高 です
もし よけ れ ば 連絡 先 や 仕事場 の 住所 を
( 吉田 ) おい ! 君 は まとも に 「 ジャック 」 読 ん で ない だ ろ
それにしても 真 城 君
入院 し て も 作業 続ける と は 見直し た よ
みんな に は 負け られ ませ ん
マンガ 家 の 鏡 だ と 話し て い た ところ です
( 秋 人 ) 吉 田 さん から 来 た
平丸 さん の 手配 ファックス に は 笑い まし た
( 平丸 ) ハハ ハァ ( 吉田 ) 君 が 笑って どう する
( 福田 ) まっ 原稿 描 ける くらい 元気 で 安心 し た よ
( 佐々木 ) 病室 だ と いう の に ずいぶん にぎやか だ な
( 平丸 ) 編集 長 !
すま ない が ―
高木 君 真 城 君 以外 は 席 を 外し て くれ ない か
( 福田 ) なんで 俺 たち は 席 を 外さ なく ちゃ いけ ない ん です か ?
( 佐々木 ) 君 たち に は 関係ない 話 だ
関係ない 話 だ と は 思え ませ ん けど ねえ
亜 城木 夢 叶 ( む と ) は 仲間 です から
( 佐々木 ) 仲間 か ぬるい な
もちろん 仲間 と 書 い て ルビ は ライバル です
( 佐々木 ) いい だ ろ う い た まえ
( 最高 ) 亜豆 さん も い て いい よ
( 平丸 ) え ? え ?
いい か ここ は 病院 だ
私 が 何 を 言って も 騒ぐ ん じゃ ない
騒ぎ たく なる よう な こと な ん す か
( 佐々木 ) ゆうべ ―
今後 の 「 疑 探偵 TRAP ( ぎ たん てい トラップ ) 」 に つい て の 会議 を し た
「 疑 探偵 TRAP 」 は 来年 の 4 月 まで ―
つまり 作者 が 高校 を 卒業 する まで 休 載 と する
あっ あ ああ …
来年 4 月 …
な … 何 言って ん だ ! 意味 分か ん ねえ
( 佐々木 ) 騒ぐ な と 言った だ ろ
うらやましい かも
( 最高 ) な … ( 亜豆 ) なんで !
退院 する まで なら まだしも なぜ 4 月 まで
そう だ よ ふざけ ん な !
港 浦 さん
土曜日 は この ネーム で いい って 言って た じゃ ない です か
すま ん …
( 最高 ) 訳 は ?
理由 を 納得 の いく よう に 話し て ください
( 福田 ) 真 城 君 の 言う とおり だ 話し て もら お う か
理由 は 川口 ( かわ ぐち ) たろう が 死 ん だ から だ
あっ あ …
叔父さん が 死 ん だ こと と 僕 たち の 連載 は 関係ない
( 福田 ) 叔父さん … ( 平丸 ) 死 ん だ ?
( 最高 の 声 ) マンガ で 頑張り すぎ て 死 ん じゃ った 人 が い て …
( 亜豆 の 声 ) あの 時 話し て くれ た 人 って
真 城 君 の …
( 佐々木 ) 川口 たろう は 真 城 君 の お 父さん の 実 の 弟 だ
その 死 に マンガ 家 と いう 職業 が 関係 し た こと は 揺るぎない
マンガ の 犠牲 に なった
… と 言って も 言いすぎ で は ない だ ろ う
お 母 さん は 心配 し ―
マンガ を 描く こと 自体 やめ させ たい と 言って いる
当然 だ
誰 だって 家族 ―
愛する 者 を 失い たく ない
( 最高 ) 休ま ない
描き ます
川口 たろう は 連載 中 ―
一 度 も 締め切り を 破ら なかった
40 度 以上 の 熱 が あって も ―
ぎ っく り 腰 に なって 座ら なく て も
寝 ながら 原稿 を 描 い た
一 度 も 休 載 し なかった
それ だけ が 誇り だ と 言って い た
少し 古い 考え 方 だ が 連載 を 落とさ ない と いう の は 立派 だ
だが 編集 部 が 休む 必要 が ある と 判断 し た 時 は ―
休 ん で もらう
休む 必要 は あり ませ ん
はっきり 言 お う
今 描か れる の は 迷惑 だ
( 最高 ) う う っ
そんな …
( 佐々木 ) まず 体 を 治せ
治し て も 4 月 まで は 休 載 な ん です よ ね ?
そう だ
体 を 治せ
でも 治って も しばらく は 載せ ない って 矛盾 し て ない っす か
天才 高校 生 新妻 エイジ
彼 の 連載 で 味 を しめ ―
高校 生 の 連載 を 編集 部 は よし と し た
だが 週刊 連載 と いう の は そんな 甘い もの で は なかった
我々 の 過ち だ
反省 し 今後 この よう な 連載 は 自粛 する
自粛 ? もう 始まって る もの は 別 でしょ う !
今更 こんな やり 方 を 取る ほう が 無責任 だ
なら 高校 を やめる
僕 も やめ ます それ で 問題 は ない はず だ
そんな こと を し て も 4 月 まで の 休 載 は 動かさ ん
亜 城木 君 たち の 言って る こと の ほう が 筋 が 通って る
だから 親 の 身 に なれ と 言って る だ ろ
マンガ を 描く ため に 高校 を やめる
それ で 親 が 喜ぶ の か ?
親 の ため に 生き てる ん じゃ ない !
そう です 自分 たち の 人生 です
( 服部 哲 ( はっと り あき ら ) ) 4 月 まで ?
( 相田 聡 一 ( あいだ そう いち ) ) 昨日 日曜 な の に 臨時 会議 を し て そう 決まった らしい
( 服部 ) どう し て 4 月 まで な ん です ? おかしい でしょ
俺 も 引っかかって 副 編 に 聞い た が ひと言 “ 死な れ て は 困る から ”
そう 言わ れ た
相 田 さん
川口 たろう って 知って ます よ ね ?
( 相田 ) 当たり前 だ ろ 「 超 ( ちょう ) ヒーロー 伝説 ( でんせつ ) 」 の 一 発 屋
( 服部 ) その 一 発 で 終わり たく なく て ネーム を 描き 続け
過労 で 亡くなった ん です
( 相田 ) それ は うわさ だ ろ
( 服部 ) いや うわさ じゃ なかった って こと です よ
( 相田 ) ええ ?
川口 たろう 本名 真 城 信弘 ( のぶ ひろ )
真 城 君 の 叔父さん に あたる 人 です
なるほど それ じゃあ しかたない
( 服部 雄二郎 ( ゆうじ ろう ) ) ひ っ ど い 話 だ な ( 服部 ) 雄二郎 さん
川口 たろう の 身内 だ から 4 月 まで 描か せ ない って ―
そりゃ ない だ ろ う !
僕 も そう 思い ます
真 城 君
いえ 亜 城木 夢 叶 の 気持ち を 無視 し て い ます
( 最高 ) も し 川口 たろう が 僕 の 叔父さん じゃ なかったら ―
こんな こと に は なって ない そう です よ ね ?
そう だ な
ひで え
( 福田 ) うん ?
あ ?
何 です か ? その 大人 の 事情
話 に なら ん
平丸 君 どこ へ 行く ん だ
( 平丸 ) どこ って ―
部屋 に 帰って マンガ 描く しか 僕 の やる べき こと は ない
平丸 先生 の 言う とおり だ 話 に なら ねえ
港 浦 さん あんた も あんた だ
上司 の 言いなり 立派 だ よ
港 浦 に 責任 は ない
逆 に 最後 まで 反対 し た
これ は 私 が 決定 し た こと だ
( 福田 ) 4 月 まで 休 載 なんて 俺 は 絶対 認め ねえ
また な 亜城 木 君
( 最高 ・ 秋 人 ) ああ …
もう 一 度 言う
描 い て も 4 月 まで は 掲載 し ない
だが 健康 を 取り戻し 高校 を 卒業 すれ ば ―
連載 の 再開 は 約束 する
港 浦 私 は 帰る が
残り ます
そう か
( 秋 人 ) クッソ
4 月 まで って 何 だ よ
( 港 浦 ) すま ん 高木 君 真 城 君 この とおり だ
僕 に は 力 が ない どう に も でき なかった
港 浦 さん
( 最高 ) 謝ら なけ れ ば いけ ない の は 僕 の ほう です
あ …
秋 人 ( シュー ジン ) 港 浦 さん 亜豆 さん も
僕 が 病気 に なら なけ れ ば …
ごめん
最高 ( サイコー ) の せい じゃ ない って 編集 長 の 判断 が !
ああ それ と 僕 の 無力 さ
( 亜豆 ) 私 に 謝る こと ない
( 最高 ) うん ?
中学 の 卒業 式 の 日
言った 言葉 は 永遠 だ から
ゆっくり 体 を 治し て
卒業 式 の 日 言った こと って ?
( 最高 ) う っ !
… って 聞い て も 言う わけ ない か
ずっと 待って る って 言った
亜豆 ! … さん
( 秋 人 の 声 ) やっぱり 最高 ( サイコー ) の 体 が 心配 な ん だ な
ずっと 待って る … か
( 新妻 エイジ ) うーん 確か に
亜 城木 先生 を そんな 目 に 遭わ せる と は ―
編集 長 許 せ ませ ん ね
( 福田 ) だ ろ ? ( エイジ ) はい 不条理 です
( 福田 ) 俺 は 編集 長 が 撤回 する まで ―
「 ジャック 」 に 描か ない
( エイジ ) おお ! ( 福田 ) しか し ―
俺 1 人 が それ を やって も 大した 打撃 に なら ない
( エイジ ) 分かり まし た
TRAP を 休ま せる なら 僕 も 休み ます
あれ ? でも それ って 亜 城木 先生 は 責任 感じ ませ ん か ?
だから 亜城 木 君 たち に は バレ ない よう に 動 い て ―
編集 長 が 撤回 し たら 教える ん だ
( エイジ ) なるほど
中井 蒼樹 組 は 俺 が 説得 する
( エイジ ) おお ! 福田 組 全員 ボイコット すごい です
フン それ だけ じゃ ねえ
え ?
( 平丸 ) ボイコット
すばらしい 何 か 楽しく 明日 が 明るく なって き た
( 編集 者 ) いくら 何でも 4 月 まで は ない なあ
( 瓶子 ( へいし ) ) しかたない だ ろ
人 の 命 より 重い もん は ない ん だ ぞ !
( 雄二郎 ) だ から 昨日 の 会議 の 話 を もっと 詳しく 聞か せ て ほしい ん です
( 編集 者 ) おい 雄二郎 やめろ って
( 編集 者 ) なんで 止める ん です か 僕 も 今回 の こと は 納得 いき ませ ん !
( 編集 者 ) そう だ よ 亜 城木 君 が かわいそう だ
( 内田 ( うち だ ) 太 樹 ) 編集 長 が 戻って き まし た
( 編集 者 たち の 慌てる 声 )
( 中井 ) ボ … ボイコット ?
( 福田 ) 「 KIYOSHI 」 「 CROW ( クロウ ) 」 「 ラッコ 」 は ―
撤回 さ れる まで 描か ない
( 平丸 ) 意義 なし
( エイジ ) もし 撤回 さ れ なかったら 亜 城木 先生 復活 する まで ―
他 誌 で 描き ます
( 中井 ) そこ まで する の か
でも 契約 ある から それ は 無理 じゃ …
契約 金 返し て 描き ます いざ と なれ ば 亜 城木 先生
よけ れ ば 皆さん の 分 も 払って 民族 大 移動 です !
マンガ は 描 い て い たい です し
いや … でも …
( 蒼樹 紅 ( こう ) ) こう いう 時 中井 さん は 男らしく ない です よ ね
ええ !
編集 長 の 措置 は おかしい と 思い ます
闘う べき です
う お ! 蒼樹 嬢 初めて 意見 が 合った な
( 蒼樹 ) ボイコット する なら 1 人 でも 多い ほう が 効果 的 です
( 中井 ) え ? ( 福田 ) 今日 の 蒼樹 嬢 は ステキ だ
僕 も 蒼樹 さん が 好き です
( 中井 ) ちょ ちょっと 平丸 君
どさくさ に 紛れ て 何 を !
( 平丸 ) 失礼 し た どう も 美しい 女性 に 弱く て
( 中井 ) 分かった やる よ
僕 だって 亜城 木 君 心配 だ 参加 する
あ ?
戻り まし た
( 佐々木 ) ああ お 疲れ
( ドア が 閉まる 音 )
お 疲れ
( 港 浦 ) 何 か 妙に 静か です ね
聞い た よ 亜城 木 君 の こと
( 港 浦 ) ハア ( 服部 ) ひどい な
おとなしく 聞い てる こと ない ぞ
何なら 一緒に 抗議 し て やる
( 相田 ) おい 編集 長 外 に いる ん だ ぞ
で かい 声 で 話す な
それ に 抗議 し た ところ で ―
編集 長 が 一 度 決め た こと を 変える わけない だ ろ
( 着信 音 )
福田 君 ?
( 相田 ) ボイコット ?
ボイコット って いったい …
TRAP の 早期 復帰 を 約束 し ない と 自分 ら も 休 載 する と
( 3 人 ) な っ !
自分 … ら ?
「 KIYOSHI 騎士 」 「 CROW 」 「 ラッコ 11 号 」
( 服部 ) ラッコ も ? ( 雄二郎 ) それ に ―
「 hideout door ( ハイド アウトドア ) 」
ハイ ドア も ?
みんな 直接 電話 に 出 て 宣言 し まし た
( 相田 ) TRAP 入れ て 5 作品
全部 休 ん だ ら 一大事 だ ぞ
… って どこ 行く 気 だ ?
せっかく ボイコット する って 言って ん だ から 編集 長 に …
( 相田 ) バカ ! やめろ !
作家 に マンガ 描か す の が 編集 の 仕事 だ !
素直 に 認める やつ が ある か !
雄二郎 さん
みんな 自分 で 電話 に 出 た ん です よ ね ?
( 雄二郎 ) ああ
じゃあ 同じ 場所 に 集まって る って こと に なる
僕 が 行き ます
どこ に いる の か だけ 聞き出し て ください
俺 も 行く
福田 君 と 新妻 君 は 俺 の 担当 だ
TRAP を めぐる 問題 な ん です から 僕 も
俺 も 行く
いい か 編集 部 を 出る 時 は 自然 に バラバラ に … だ
( 雄二郎 ) ああ そこ から 一 番 近い ファミレス か どこ か で
こっち も 5 人 だ
各 担当 と 服部 さん が 編集 長 に 内緒 で 来る って よ
受けて立つ !
マンガ 家 と 編集 の 決闘 だ !
( エイジ ) おお ! エキサイティーング !
♪ ~
~ ♪
( 福田 ) 亜 城木 君 たち の 休 載 が 撤回 さ れる まで ボイコット だ !
( 蒼樹 ) 前代未聞 の 事態 が 起こり そう です ね
( 福田 ) 俺 と 蒼樹 嬢 の 意見 が 合う の も 前代未聞 だ !
次回 バクマン 「 リコール と コール 」
夢 を 潰す よう な やつ は 許さ ねえ