Bakuman . Season 2 Episode 15
( 真 城 最高 ( ま しろ もり たか ) ) あ … 亜豆 ( あずき ) に フラ れ た か も
( 高木 秋 人 ( た かぎ あき と ) ) え えー っ !
叔父さん と 亜豆 の お 母 さん の こと ―
隠し て た の も バレ てる し
真 城 君 信用 でき ない って
マ … マズ い な
亜豆 み たい な タイプ は ―
見 吉 ( みよし ) なんか より 浮気 許さ ない と 思う
俺 浮気 し て ねえ じゃ ん !
そ … そう だ けど マズ い って
そう だ な とりあえず 謝 っと こ う
うん
( 着信 音 )
( 最高 ) も … もしも し 真 城 です
( 亜豆 美保 ( みほ ) ) はい
( 最高 ) さっき は ごめんなさい
でも 悪い こと は し て ない ので 信じ て ください
信じ てる よ だ から ちゃんと 話し て
あっ いや だ から …
信じ て くれる なら 話さ なく て も …
( 亜豆 ) 悪い こと し て ない なら 話せる はず じゃ ない
ああ …
( 亜豆 ) 高木 君 を かばって 隠し てる と しか 思え ない
亜豆 さん だって
写真 集 出す か 悩 ん で た 時 ―
言わ ず に 隠し て まし た
あ …
心配 かけ ない よう に 黙って る の と 悪い こと し て ―
黙って る の は 違う と 思う
( 最高 ) だ から 悪い こと し て ない って 言って る じゃ ん
なんで 決めつける ん です か
( 亜豆 ) 悪い こと し て ない なら 言 える はず だ から
僕 を 信じ て くれ ない ん だ
私 を 信じ て 話し て くれる ん じゃ ない ん だ
( 最高 ) もう いい です !
( 亜豆 ) こっち の セリフ
( 最高 ) ダメ だ なんか 頭 き た !
結局 亜豆 も 見 吉 も 俺 たち を 信じ て ない ん だ よ
何 も 悪い こと し て ね えっ つう の !
( 秋 人 の 声 ) 俺 の せい で 最高 ( サイコー ) たち が
別れる なんて こと に なったら …
ああ …
♪ ~
~ ♪
ん ん っ
ダメ だ やっぱり 全部 話 そ う !
全部 って 蒼樹 ( あおき ) さん の こと も ?
それ 見 吉 が 認める か ?
まず 蒼樹 さん と の 意見 交換 を やめる
やめ て から 全部 話し て もう し ませ ん って 言う
岩瀬 ( いわ せ ) の こと だって 誤解 な ん だ し
隠し事 が なくなれ ば 最高 ( サイコー ) と 亜豆 は 仲直り できる だ ろ ?
う うん …
蒼樹 さん に 頼 ん で みる
( 着信 音 ) ( 蒼樹 紅 ( こう ) ) あ …
ハッ
は いっ 蒼樹 です
こ … こんにちは
今日 は ずいぶん 明るい です ね
( 蒼樹 ) えっ ああ ごめんなさい
私 今 高木 さん だけ が 唯一 信頼 できる 男性 で
正直 電話 で 話す の が うれしい ん です
うれしい ?
僕 と 話す の が ?
( 蒼樹 ) はい
( 最高 ) う う … ( 秋 人 ) おお …
( 蒼樹 ) 私 初めて な ん です
こんなに 何でも 話せ て 自分 を 素直 に 出 せる 男性 って
いつも ありがとう
これ から も 同じ マンガ 家 と し て ―
時 に は ライバル と し て ―
よろしく お 願い し ます
す … すま ん
もう 話す の やめ ま しょ う って 言 え なかった
( 最高 ) い … いや 蒼樹 さん は 何 も 悪く ない ん だ し …
もう 亜豆 に だけ でも 本当 の こと を 話す か
見 吉 に 伝わる だ ろ
… て か 黙って て くれ なんて 言ったら ―
もっと 怒り そう
… だ な
( 最高 ・ 秋 人 ) ハア …
いい よ もう
しばらく 放ってお い て 様子 見よ う ぜ
( 秋 人 ) けど 最高 ( サイコー ) たち に 迷惑 かけ てる の は …
( 最高 ) 向こう が 謝って き たら ―
こっち も 全部 話す くらい の ほう が いい よ
将来 尻 に 敷か れ ない ため に も
さあ !
タント が 1 位 取った 時 の ため に 連載 ネーム !
お … おお
( 秋 人 の 声 ) 向こう が 謝って き たら って
マズ い な …
こう なる と 最高 ( サイコー ) って 頑固 だ から な
( 見 吉 香 耶 ( かや ) ) ええ !
電話 し た ?
高木 君 も 真 城 君 も ダメ
2 人 と も 何 か 隠し てる
( 見 吉 ) 2 人 と もって
真 城 と も 話し た の ?
( 亜豆 ) うん ケンカ し ちゃ った
( 見 吉 の 声 ) あっ ケンカ ? 美保 と 真 城 が …
( 亜豆 ) 隠し事 する なんて 信じ られ ない 許 せ ない よ ね
( 見 吉 ) えっ うん …
( 見 吉 の 声 ) ヤバ … 私 たち の せい で
どう しよ う こう なる と 美 保って 頑固 だ から
ああ 真 城 も だ …
あ …
( 秋 人 の 声 ) いつも なら 発売 日 に は 届く よ な
亜豆 の 感想 メール
( 最高 ) あと は …
( 秋 人 ) なあ
意地 張って ない で 亜豆 に 全部 話せ って
いい って しつこい なあ
こっち から は 絶対 折れ ない
それ より 仕事場 行 こ う ぜ
お … おお
( 秋 人 ) ハア …
「 NEXT ( ネクスト ) ! 」 って 本 ( ほん ) ちゃん 出る まで 長い ん だ よ な
速報 も 知らせ て もら える よう に 頼め ば よかった かな
タント 1 位 取れる よ な
“ よ な ” じゃ なく て 絶対 取る だ ろ !
( 最高 ) 小さい 子 たち に は ウケ る と 思う けど
「 NEXT ! 」 って 本誌 より 年齢 層 高い みたい だ し
( 秋 人 ) やっぱり 最高 ( サイコー )
亜豆 の 面白かった よ メール が ない と ダメ な ん じゃ ね ?
( 最高 ) ん な こと ねえ よ !
( 亜豆 ) 下 で 待って る ね
( 見 吉 ) うん
うん ?
ああ …
( 着信 音 )
来 た !
( 港 浦 吾郎 ( み うら ご ろう ) ) タント 本 ちゃん 1 位 だ ー !
( 秋 人 ・ 最高 ) やった ー !
1 位 初めて です ! 超 うれしい です !
( 港 浦 ) バカ 野郎
俺 も 担当 作品 が 1 位 取った の 初めて だ !
この 勢い で 次 の 連載 会議 に 回す ぞ !
( 秋 人 ) はい 頑張り ます !
フフッ ウッフフフフ
やった な
本 ちゃん で 1 位 って こんな うれしい もん な ん だ な
今度 は 本誌 で 取 ろ う ぜ !
( 最高 ) うん
どう し た ん だ よ 最高 ( サイコー )
亜豆 に 報告 し て みる
おお !
( 港 浦 ) フン ああ 山 久 ( やま ひさ ) 君
「 青葉 ( あおば ) の 頃 ( ころ ) 」 2 位
亜城 木 ( あ しろ ぎ ) 君 相手 に よく やった と 思う よ
( 山 久 雅和 ( まさか ず ) ) 2 位 なら 十 分 連載 狙 え ます よ
こっち は 巻頭 カラー じゃ なかった ん だ し
( 港 浦 ) それ だけ か なあ アッハハ
( 吉田 幸司 ( よし だ こうじ ) ) 山 久
はい
「 青葉 の 頃 」 高 年齢 層 の 男女 両方 に 指示 さ れ てる な
( 山 久 ) 一応 狙い どおり で は あった ん です けど
( 吉田 ) こんな 恋愛 もの は 久しぶり だ
い ける ぞ
ホント です か ?
ああ 絵 さえ 何とか なれ ば な
( 山 久 ) やっぱり そこ です か
気 に は し て い た ん です けど
蒼樹 さん に キャラ の 顔 だけ 作って もらって
原作 蒼樹 紅
マンガ 中井 巧 朗 ( なか い たく ろう ) なら もう 一 度 試す 価値 は ある
今度 は 本誌 で だ
あっ
分かり まし た
もう 一 度 中井 さん と 組ま せる 方向 で 進め て み ます
このまま タント に なんか 負け て られ ませ ん
( 吉田 ) 頼む ぞ うまく やって ドラマ 化 だ !
( 秋 人 ) おめでとう くらい 言って き て も いい のに
こんな 時間 まで 仕事 な の か な …
謝ら なきゃ 返事 も し ない 気 かな
いくら 何でも ひどく ね ?
( 秋 人 ) うん …
( 着信 音 )
あれ ? 俺 の ほう に …
( 蒼樹 ) 1 位 おめでとう ございます
( 秋 人 ) あ あっ ありがとう ございます
私 は 2 位 で し た
2 位 ? いい じゃ ない です か !
おめでとう って 言って いい です よ ね ?
( 蒼樹 ) 悔し さ は あり ます でも …
協力 し あった 亜 城木 さん が 1 位 で よかった って 思い ます
これ から も お互い 頑張り ま しょ う
( 秋 人 ) はい ありがとう ございます
それ じゃあ
( 蒼樹 の 声 ) 私 は 2 位 だった の に なんで こんなに うれしい の ?
私 高木 さん の こと …
ダメ 好き に なって は
高木 さん に は 彼女 が …
( 着信 音 ) ( 蒼樹 ) あっ
( 山 久 ) 「 ジャック 」 の 山 久 です
( 蒼樹 ) あっ どう も
( 山 久 ) いきなり な ん です が 「 青葉 の 頃 」
本誌 の 読み切り で 試 そ う って こと に
( 蒼樹 ) 本当 です か ?
はい
また 中井 さん に 作画 し て もらって
( 蒼樹 ) あ …
( 山 久 ) 編集 部 でも その ほう が いい だ ろ う って 意見 が 多く て
( 蒼樹 の 声 ) 中井 さん が 一緒に アシスタント し てる 女性 と ?
( 秋 人 の 声 ) はい だ から もう 心配 し なく て 大丈夫 です
( 蒼樹 の 声 ) 今 の 私 に
中井 さん を 責める 資格 なんて …
( 山 久 ) 蒼樹 さん ?
( 蒼樹 ) 分かり まし た
それ で 作 品 が よく なる なら 信じ て やって み たい です
( 山 久 ) そう です か !
じゃあ 早速 中井 さん に 話し て み ます
( 蒼樹 ) いえ ( 山 久 ) お …
私 から 直接 お 話し し ます
( 中井 ) お 待た せ し まし た
あ … あの 話 って 何 でしょ う か
( 蒼樹 ) あ …
うん ?
また 中井 さん に 絵 を 描 い て いただけ ない か と
あ …
「 ジャック NEXT ! 」 で 掲載 し た 「 青葉 の 頃 」
今度 は 本誌 で 読み切り で 試 そ う って こと に なって
( 中井 の 声 ) まさか と 思って た けど
「 青葉 の 頃 」 に 描か れ て た こと って …
モテ る 男 は つらい な
担当 の 方 が ―
“ それ なら 絵 は また 中井 さん で いこ う ” と
( 中井 ) 僕 仕事 抜け出し て き た ので 簡潔 に お 話し し ます
あ … はい
実は 今 ―
アシスタント し てる ところ の 加藤 奈津 実 ( かとうな つみ ) さん って 子 と ―
仲良く なって い て 仕事 も 楽しい
迷っちゃ う ん です よ ね
加藤 さん か 蒼樹 さん か
よく 意味 が …
僕 と 組み たい なら 正式 に つきあって ください
それ が 一緒に やる 条件 です
ハッ
あ …
( 蒼樹 ) 中井 さん
はい ?
ブッ グアッ …
( 客 ) 何 すげ え こう いう の って ホント に ある ん だ
あなた 最低 です !
仕事 の パートナー に なる 条件 が つきあう こと ?
男性 と し て 人 と し て 最低 です !
ああ …
ん っ
そう です か よかった
あ …
( 中井 ) そこ まで 言って もら える と もう 迷い は あり ませ ん
じゃ 奈津 実 ちゃん が 待って る ので
さよなら
ああ …
( 秋 人 ) 1 話 目 は
“ カッコいい こと ばかり 言う ガム ” と ―
“ 倍 返し パンチ ギプス ” で 決まり と し て
2 話 目 以降 の 発明 品 どれ が いい と 思う ?
( 秋 人 の 声 ) あれ から 亜豆 と メール し て ない もん な
相当 き てる な …
( 最高 の 声 ) 連載 が 決まった と し て
それ が 大 ヒット し て アニメ 化
ハア …
それ まで メール も でき ない って こと か …
… て いう か
アニメ 化 し たら 結婚 の 約束 って まだ 生き てん だ よ な
( 秋 人 ) 聞い て ん の か よ 最高 ( サイコー )
え … 何 ?
今日 は もう 帰って 家 で 考える
これ 発明 品 の リスト
( 最高 ) ああ
気 に 入った 順 に 番 号 でも 振 っと い て
( 最高 ) うん
( 秋 人 の 声 ) あんな ん じゃ 作品 に 影響 する
もう 意地 張って る 場合 じゃ ない
( 亜豆 美雪 ( みゆき ) ) どう し た の ? せっかく 泊まり に 来 てる のに ―
ずっと 元気な い じゃ ない ?
( 見 吉 ) すみません 長々 と お邪魔 し ちゃ って
いい の よ 娘 が 増え た み たい で 楽しい から
私 友達 と ケンカ し ちゃ った ん です
( 美雪 ) 友達 って 男の子 ?
( 見 吉 ) えっ まあ …
ねえ 美保 と 真 城 君 って どう なって る の ?
え ?
( 美雪 ) あの 子 そう いう 話 し ない から ―
仕事 から 帰って くる 前 に 詳しく
く … 詳しく です か ?
( 美雪 ) うん
( 受信 音 ) ( 見 吉 ・ 美雪 ) あ …
( 見 吉 ) ちょっと すいません
( 見 吉 の 声 ) 助かった あ
あっ
( 見 吉 の 声 ) 高木 !
何 これ …
なんで こんな 偉 そう な の よ
( 美雪 ) お 友達 ?
あっ あ … はい ちょっと 電話 し て き ます
いって ら っ しゃ ー い
( 見 吉 の 声 ) 30 分 も 待って らん ない わ よ !
( 呼び出し 音 )
( 秋 人 ) おお 見 吉 早い な
何 が “ おお ” よ !
あんた たち バッカ じゃ ない の ?
何 よ あの マンガ
えっ ? タント 面白く なかった ?
一応 アンケート 1 位 な ん だ けど
( 見 吉 ) 違う わ よ !
美保 たち の 恋愛 例 に 出し てる マンガ
何 勝手 に 人 に 話し てん の よ !
あ … ああ そっち か
“ そっち ” って !
岩瀬 と も あの 女 作家 と も ぺ ちゃく ちゃ 話し てる の バレバレ
何 ? 毎日 男 2 人 女 2 人 で 合 コン し てる わけ ?
楽しい でしょ う よ
私 と なんか まとも な デート なんて 全然 し て ない くせ に
きれい な 子 と は そう やって 仲良く やって
そう いう こと は ―
ちゃんと 私 と 別れ て から …
うる せ え ちょっと 黙れ !
え えっ
( 秋 人 ) いい から 戻って こい
俺 たち の せい で ―
最高 ( サイコー ) と 亜豆 が あんな に なって る の は 我慢 でき ない
( 見 吉 ) それ は 私 も そう だ けど
でも “ 私 たち の ” じゃ なく て 高木 の せい だ から ね
ん ん …
分かった よ
とにかく 説明 する から 落ち着 い て 聞け
( 蒼樹 ) もう 中井 さん に 描 い て もらう こと は …
どう すれ ば …
( 秋 人 ) だ から 誤解 だって 言って ん だ ろ
( 見 吉 ) ん ん …
岩瀬 に は 岩瀬 の 千 倍 見 吉 が 好き って 言った
これ マジ !
じゃあ 蒼樹 の 何 倍 よ
( 秋 人 ) うーん …
3 倍
何 そこ リアル に 言って ん の
バッカ じゃ ない の
でも まあ …
リアル だ から 私 が 好き って の は 信じ て あげる
( 秋 人 ) おお っ 世界 中 で 見 吉 が 一 番 好き だ
( 見 吉 ) そこ まで 言う なら 私 と も 動物 園 デート し て よ
( 秋 人 ) えっ 何 それ
( 話し 中 の 音 )
( 蒼樹 ) ああ …
分かった 動物 園 で ちゃんと 説明 し て やる
( 見 吉 ) へえ
ちゃんと 仲直り し て 楽しい デート できる ん だ
納得 でき なかったら 本気 で ボコ る から
う っ
それ は お前 しだい
ホント に 俺 は 世界 一 お前 を 好き だ から な !
うん …
分かった わ よ 今 から 行く わ
( 秋 人 ) おお 3 時 に 猿 山 な
( 通話 が 切れる 音 )
( 見 吉 ) なんで 猿 山 ?
( 秋 人 ) え えっ と 猿 山 猿 山 っと
猿 と 見 吉 見分け つけ ば いい けど …
えっ ! 蒼樹 さん ?
あっ 高木 さん
( 秋 人 の 声 ) ど … どう し て
まさか 見 吉 が 手回し を …
あっ いや そんな こと が できる やつ じゃ …
また 偶然 に …
こんな 時 に 会え る なんて
えっ こんな 時 ?
( 蒼樹 ) 私 どう し たら いい の か
ど … どう し た ん です か !
( 蒼樹 ) う う っ
( 秋 人 の 声 ) ハッ いい 匂い … って 待て !
何 か 忘れ てる よう な …
( 見 吉 ) あ ああ …
( 秋 人 ) 見 吉 !
あっ あ …
そこ まで 見せつけ られ たら 納得 する わ !
( 秋 人 ) ま … 待て 違う !
あっ
( 秋 人 ) つ … つきあって る 彼女 です
( 蒼樹 ) えっ 大変 !
待って くださ ー い !
わ … 私 は 怪しい 者 で は あり ませ ー ん !
( 秋 人 の 声 ) “ 怪しい 者 で は ” って …
めちゃくちゃ 怪しい わ よ !
抱きつき ながら 何 言って ん の この 泥棒 猫 !
( 秋 人 ) 抱き つい て ない だ ろ 肩 に 手 置 い て た だけ だ !
どうせ なら チュー でも し てれ ば よかった のに
見せ たかった でしょ
待て って !
( 見 吉 ) 2 人 で お 幸せ に !
高木 さん !
( 秋 人 ) 見 吉 !
( 見 吉 ) うるさい ! しつこい !
俺 と 結婚 し て くれ !
あ あっ
世界 中 で お前 を 一 番 愛し てる !
結婚 し て くれ
( 見 吉 ) バッカ じゃ ない の
そう やって 真 城 の まね し て ―
私 を つなぎ止めよ う と か 思って ん だ
まね じゃ ない 今 すぐ だ !
今 すぐ 結婚 し て くれ
い … 今 すぐ って 私 19
あんた なんて まだ 18 じゃ ん
( 秋 人 ) 法的 に も 結婚 できる 年 だ
まだ 学生 じゃ ん
( 蒼樹 ) 学生 結婚 ステキ だ と 思い ます
( 見 吉 ・ 秋 人 ) おお っ
( 見 吉 ) “ ステキ だ と 思い ます ” って …
大体 あんた 何 な の ?
岩瀬 と 浮気 し てる と 思った のに
あ …
青木 優 梨 子 ( あおき ゆ りこ ) です
「 少年 ジャック 」 で は ―
蒼樹 紅 と いう ペンネーム で 連載 し て まし た
それ は 知って る けど
さっき 抱き つい て たし
あんな マンガ 描 い た ん だ から 高木 と 仲 も いい ん でしょ ?
( 秋 人 ) あっ いや あれ は …
( 蒼樹 ) それ は 否定 し ませ ん
ええ !
( 見 吉 ) ああ やっぱり !
( 秋 人 ) えっ いや マンガ の 話し て た だけ で …
( 見 吉 ) 抱きしめ ながら ?
( 秋 人 ) あれ に は 深い 訳 が ある ん です よ ね ?
( 蒼樹 ) いえ
高木 さん に 抱き つい て いい 正当 な 理由 は …
( 秋 人 ・ 見 吉 ) ない ん だ …
( 見 吉 ) だいたい の 話 は 分かった けど
マンガ じゃ ある まい し 偶然 に 2 度 も 動物 園 で 会う か な
しかも 蒼樹 さん が 悩 ん でる 時 に 限って
会った ん だ から しかたない だ ろ
本当 に ごめんなさい
もう 電話 も 偶然 会って も 話し た り し ませ ん
ああ …
なんか ごめんなさい …
( 蒼樹 ) だ から 高木 さん を 信用 し て 結婚 し て あげ て
どうせ 私 を 引き止める ため に 勢い で 言った だけ だ し
いや 見 吉 が し て くれる なら する
いつも 一緒に いれ ば こんな 誤解 も 生まれ ない だ ろ
本当 は ―
人気 マンガ 家 に なって から って 思って た けど
一緒に 苦労 し て いい なら
苦労 を 共に し て 固く 結ば れる ほう が ―
ステキ だ と 思い ます
( 見 吉 の 声 ) 2 人 と も いい こと 言う じゃ ん
( 見 吉 ) で … でも さ
結婚 式 と か 親 の 許し と か 大変 だ よ
( 秋 人 ) ああ そう か
香 耶 さん を 僕 に 下さい と か …
許し 出 っか な …
ああ いや 俺 頑張る
うん …
じゃあ 連載 に なったら 結婚 する
( 見 吉 ) 決まり ( 秋 人 ) お … お お っ
おめでとう ござい ます !
でも 連載 に なったら 忙しい ん だ から ―
籍 入れる だけ で
式 は できる 時 に
はい !
その 時 は 私 も 呼 ん で ください
あ …
ごめんなさい
私 は 陰ながら 祝福 さ せ て もらい ます
高木 さん と は 話 も し ない って 言って おき ながら
つい …
でも 蒼樹 さん 信頼 し て 相談 できる 男性 って ―
高木 しか い なかった ん です よ ね ?
私 …
高木 さん み たい に 気 の 合う 人 今 まで い なく て …
ごめんなさい
好き に なり かけ て た と 思い ます
え えー !
なんで そこ まで 正直 に 言う の ?
そこ は あくまで ―
“ マンガ 家 同士 の 話 ” で 押し通さ ない と
だ よ な …
あ …
ああ …
( 見 吉 ) で も 高木 も 中井 さん も バッカ よ ねえ
あ …
私 が 男 だったら 絶対 蒼樹 さん に する のに
( 秋 人 ) アッハハハ まだ 間に合う ?
( 蒼樹 ) 高木 さん !
今 プロポーズ し た 人 に 何 言って る ん です か !
軽蔑 し ます !
( 見 吉 ) え … ( 秋 人 ) ああ …
いや … 今 の は 高木 の 冗談 だ から
( 蒼樹 ) えっ
は … はい ごめんなさい
フッ
蒼樹 さん これ から も 高木 と 話し て あげ て
( 蒼樹 ) え ? ( 秋 人 ) お ?
その 代わり 私 と も 友達 に なって ください
あ …
す … すごく うれしい です
ありがとう
ん … 何 ?
ああ いや
これ で 亜豆 も 納得 し て くれる か な あって
( 見 吉 ) うん 多分 ね
高木 は 信用 でき ない けど 蒼樹 さん は 信用 できる から
何 だ よ それ
そ … それ も 冗談 です よ ね ?
( 見 吉 ) それ は どう か なあ
( 秋 人 ) 見 吉 ! ( 蒼樹 ) 見 吉 さん ?
ん ん ー !
( 最高 の 声 ) こっち から 謝ら ない と
このまま 終わって しまう って こと も …
でも 亜豆 だって もっと 僕 を 信用 し て くれ て も …
ん あ あー !
ダメ だ !
全然 はかどら ない …
( 受信 音 ) ( 最高 ) うん ?
( 最高 の 声 ) 亜豆 !
やっ べ ー ! さよなら メール かも …
こんな こと なら もっと 早く …
え ?
何 だ これ …
( 見 吉 ) はた から 見 たら 高木 何 様 よ ねえ
美女 3 人 も 引き連れ て
美女 は 2 人 な
美保 言わ れ てる よ
( 亜豆 ・ 蒼樹 ) ウフフ
( 受信 音 ) ( 見 吉 ) あっ
真 城 から の 返信 ?
( 秋 人 ) 何 だって ?
フフ
“ はて な ? よく 意味 が … ” だって
( 見 吉 ) ハハハッ ( 秋 人 ) アッハハ だ ろ う な
( 亜豆 ) 今 4 人 で お茶 し てる って 返し とく ね
( 見 吉 ) ますます 混乱 し そう
( 秋 人 ) だ な
は あ ? 4 人 って … ハッ
そう か 秋 人 ( シュー ジン ) が …
今日 は 帰る って 言って おい て
( 秋 人 ) おお 最高 ( サイコー )
( 最高 ) “ おお ” じゃ ねえ よ
俺 だけ のけ者 に し て 何 やって ん だ よ !
悪 ( わり ) い … で も メール 再開 でき た ろ ?
( 最高 ) あ … ああ
( 秋 人 ) 感謝 しろ よ
おかげ で こっち は ―
連載 取ったら すぐ 見 吉 と 結婚 する はめ に なっちゃ っ た ん だ から
ええ ! け … 結婚 ?
( 見 吉 ) “ はめ ” って 何 よ “ はめ ” って
( 秋 人 ) 痛い !
( 蒼樹 ) 見 吉 さん !
( 亜豆 ) フッ フフ で も 香 耶 うれし そう
( 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン ) … ( 秋 人 ) お ?
絶対 連載 取って 人気 マンガ に しよ う ぜ !
( 秋 人 ) ああ ! アニメ 化 し て 最高 ( サイコー ) たち も 結婚 な !
( 最高 ) おお っ !
♪ ~
~ ♪
( 蒼樹 ) 連載 目指し て 頑張り ます
( 見 吉 ) 私 結婚 する こと に し た よ !
( 蒼樹 ) で も うまく いく か どう か ( 見 吉 ) 何とか なる なる
( 蒼樹 ) 次回 バクマン 「 王子 と 救世 主 」
私 の 夢 に 手 を ―
差し伸べ て くれる 人 は いる の でしょ う か