NARUTO-ナルト -疾風 伝 -シーズン 9 -192 -ネジ 外伝
ありがとう ございます ヒナタ 様 。
申し訳 あり ませ ん 。
ヒナタ 様 こそ お ケガ を さ れて いる のに …。
(ヒナタ )大丈夫 。私 なら ちゃんと 治療 して もらった から 。
今 は 里 の 人手 が 足りない とき 。
サクラ さん も 忙し そうだ し この くらい は 私 が 。
(木 ノ 葉 丸 )ネジ の 兄ちゃん 。
(ウドン )あの ね …僕たち の 取材 に 協力 して ほしい んだ 。
(ネジ )取材 ?
(モエギ )ほら この 戦い で ナルト 兄ちゃん が →
すごく 活躍 した でしょう ?
(木 ノ 葉 丸 )アカデミー の 後輩 たち に 頼まれちゃって さ 。
ナルト 兄ちゃん の 活躍 を まとめた →
学級 新聞 を 作る こと に なった んだ 。
で みんな に インタビュー してる って わけ 。
悪い が 他 を 当たって くれ 。
え ~っ …冷たい よ ネジ さん 。
そう よ 。かわいい 後輩 たち が 楽しみに してる んだ から !
頼む ぞ これ !
なあ この とおり !
しかたない 。で は とっておき の 話 を して やろう 。
あれ は 約 3年前→
中 忍 試験 本選 の 日 の こと だ 。
俺 たち が 初めて 参加 した あの 年 の 中忍 試験 は →
いわくつき だった 。
各国 の 大名 など 多く の 他国 の 人々 が →
中 忍 試験 を 見る ため 木 ノ 葉 に 入り込んでいる 中 …。
<ネジ :木 ノ 葉 に 恨み を 持つ 抜け 忍 大 蛇 丸 が →
サスケ を 狙って いる と の 情報 が あり →
不測 の 事態 に 備えて 里 の 各所 に は 厳重な 警備 網 が 敷かれていた 。
本選 の 途中 で 砂 と 音 に よる →
木 ノ 葉 崩し が 起こる こと に なる が →
この 時点 で それ を 予測 できる 者 など →
いる はず も なく →
各国 から 集まった 観客 が 熱狂的に 見守る 中 →
試合 は 進め られて いた >
<その頃 第 1 試合 で ナルト に 敗北 した 俺 は 医務室 に いた >
( テンテン ) 様子 を 見 に きた わ よ 。 具合 は どう ?
ああ 問題 ない 。
気 を 落とす こと ない わ 。ナルト が 勝つ なんて まぐれ だ もん 。
次 は 絶対 …。いや それ は いい んだ 。
えっ…。
少し 前 に ヒアシ 様 が いらした 。
俺 たち 分家 は 命 が 尽き →
この 呪印 が 白眼 の 能力 を 封印 して 消える とき まで →
自由に なる もの など ない 。
そう 思って きた 。
だが 父 は 違った ようだ 。
あがいて も 変わら ない もの は 確かに ある 。
しかし 俺 は すべて を →
決めつけ すぎて いた の かも しれ ない な 。
ネジ …。
ねぇ 会場 に 戻ら ない ?ガイ 先生 と リー も 来た し →
うち は の 試合 すごく おもしろ そう よ 。
そう だ な 。
<ちょうど その とき の こと だ >
<大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し が 始まった のだ >
何 なの ?あれ …。
気づいた か ?会場 から の 歓声 が 途絶えて いる 。
ええ 空気 が 変わった みたい 。
白 眼 !
<大 蛇 丸 率いる 音 そして 同盟 国 砂 の 裏切り に より →
里 は あっという間 に 混乱 の 坩堝 と 化した >
なんて こと だ …。
里 中 の いたるところ で 戦闘 が 起きている 。
砂 と 音 の 忍 たち が 木 ノ 葉 に 対して …。
それ じゃ まるで !
ああ 戦争 だ !
<俺たち は 詳しい 状況 を 把握 する ため 会場 へ と 走った 。
だが この とき すでに 事件 は 始まって いた のだ >
あれ は !
長老 様 !う っ …。
ちょっと 大丈夫 !?
(キバ )俺 は …。
<あと で 聞いた 話 だが キバ は この 少し 前 →
中 忍 試験 の 後遺症 で 倒れた ヒナタ 様 を 介抱 している 際 →
暗部 に 化けた 敵 に 倒さ れた らしい >
おい …何 なんだ よ これ !?
(テンテン )どうやら アンタ は 無事 みたい ね 。
(ネジ )こっち も 致命 傷 は 避けて いる 。
いったい 何 が あった んです !?
やられた …ヒナタ を 連れ 去られた 。
あっ !なんで すって !?
さらった の は 観戦 に 来て いた 雲隠れ の 忍 2 人 。
この 騒ぎ に 乗じれば →
白 眼 を 里 の 外 に 持ち出せる と 踏んだ のだろう 。
止めよう と した んじゃ が …。
ネジ よ …白 眼 は お前 の 父 も 命 を かけた 重大な 秘密 。
奪わ れる こと など あって は なら ぬ !
追え !命 に かえて も 奪還 せい !
わかり ました 。
待って ネジ 。私 も 行く 。
これ は 日向 の 仕事 だ 。
だから って 1 人 じゃ 無理 よ 。
俺 も 行く ぜ 。ヒナタ は 大事な 仲間 だ !
それ に アンタ は ヒナタ を よく 思って ねえ 。
そんな ヤツ が 本気で 助けよう と する わけ ねえ から よ 。
アンタ ね !
ならば 一緒に 来い 。お前 は 鼻 が 利く 。
(テンテン )確かに 追跡 は スリーマンセル の ほう が やり やすい か 。
いや 違う 。赤 丸 も 入れて フォーマンセル 。基本 小 隊 だ 。
アン !
行く ぞ !
(木 ノ 葉 丸 )そんな 動き が あった なんて …。
会場 の 上 忍 たち は 気づか なかった の か な ?
さあ な 。しかし こちら に 人員 を 出す 余裕 は →
なかった だろう 。
なにせ 下 忍 の ナルト たち を →
A ランク 任務 に 出さ ざる を 得ない ような 状況 だった から な 。
♪♪ ~
驚いた ぜ 。いきなり 戦争 が 始まる と は な 。
もともと 忍 の 同盟 なん ぞ あって ない ような もん だ 。
こんな チャンス 逃す 手 も ある まい 。
門外 不出 の 名高き 血 継 限界 。
木 ノ 葉 の 白 眼 か 。
敵 は 2 人 。まっすぐ 森 を 抜ける 気 だ な 。
この先 に ある の は 田 の 国 と の 国境 か 。
最短 距離 で 雲隠れ を 目指す 気 ね 。
火 の 国 内 なら 土地 勘 が ある が →
国境 を 越え られたら アウト だ ぜ 。
それ まで に けり を つけ ねえ と 。
キューン …。
どうした ?
赤 丸 は チャクラ を 嗅いだ だけ で 相手 の 力量 が わか っち まう 。
敵 は かなり の 手練れ だ そうだ 。
おそらく は 中 忍 以上 。勝ち目 は な さ そうだ な 。
やり よう は ある だ ろ !回り込んで 待ち 伏せる とか 。
アン !(キバ )おい とまれ !
どうした の ?(ネジ )トラップ か ?
(キバ )敵 の におい で いっぱいだ ぜ 。
げ …。
何 これ 気持 悪い 。
どうやら 追跡者 の チャクラ に 反応して 作動する 仕掛け の ようだ 。
来る ぞ !
これ じゃあ キリ が ない わ よ 。
まずい な 。トラップ が 発動 した こと で →
敵 は 俺 たち の 追尾 に 気づいた 可能性 が ある 。
クソ !時間 が ねえ って のに 。
だったら とれる 手段 は ひとつ ね 。
爆龍 撃 !
行って !ここ は 私 が やる 。だ だが …。
私 なら しばらく コイツ ら を とめ られる 。
あの 子 を 取り戻す んでしょ ?
早く !わかった 。
さ ~て …。
どの 武器 が お好み かしら ?
かかって らっしゃい !
ムチャ よ !たった 1 人 で 。
そう だな 。だが テンテン は →
中 ・遠距離 の 攻撃 範囲 を 持つ 優秀な 武器 使い だ 。
敵 を 食い止め →
かつ 自身 も 逃げ切る 可能性 が いちばん 高かった 。
時間 が 差し迫る 中 →
俺 たち は 信じて 託す しか なかった 。
雲 の ヤツ ら 面倒な もの 残し やがって 。
だが あれ を 仕掛ける の に は それなり の 時間 が かかった はずだ 。
ああ トラップ の におい は まだ 新しかった 。
ヤツ ら そう 遠く に は 行って ない はずだ 。
白 眼 !
(ネジ )見つけた 。
よし 奇襲 を かけて ヒナタ を 取り戻す ぜ 。
やめて おけ 。そんな 方法 じゃ 無理 だ 。
じゃあ どう する って んだ !
とめて も ムダ だ 。俺 は 行く ぜ 。
トラップ を 発動 させた ヤツ が いる な 。
追っ手 か ?たぶん な 。急ごう 。
国境 は すぐ 先 だ 。ああ 。
掌 底 !
あなた たち の 思いどおり に は なり ませ ん 。
ムダ な 抵抗 は よせ 。
俺 たち は 急いで いる 。
ゴホッ ゴホッ 。
本家 の 白 眼 なら 持ち主 の 生死 は 関係ない んだ ろ ?
この ガキ 。いっそ 首 から 上 だけ 連れ帰る か 。
通 牙 !
なんとか 間に合った な 。キバ 君 。
ヒナタ 逃げ ん ぞ !
追っ手 か 。あの ガキ 。
絶対 ぶっ 殺す !
そんな 逃げ 切れる わけない よ 。
その とおり 。当時 の 俺たち で は 実力 が まるで 違う から な 。
下 忍 ごとき が ムダ な あがき だ 。
茶 番 に つき合ってる 暇 は ねえ んだ よ 。
柔 拳法 。
八 卦 六十四 掌 。
八 卦 ニ 掌 。
四 掌 !八 掌 !
十六 掌 !三十二 掌 !
六十四 掌 !
なるほど 。
そう か お前 。
中 忍 試験 に 出て いた 日向 の 小僧 か 。
あの 野郎 。
かっこ つけ やがって 。
フン 俺 たち は ダミー を 追跡 させ られた わけだ 。
どけ 。死 と ともに その 力 を 失う ような 分家 の 眼 に 用 は ない 。
この 先 に は 行かせん 。
土 遁 土 流 波 !
柔 拳 使い 相手 に 間合い を 詰める つもり は ない 。
♪♪ ~
しまった !
土 遁影 分身 。
《 誘い込まれた か …》
終わり だ 。
手足 を 封じた 体術 使い など 。
籠 の 中 の 鳥 も 同然 よ 。
あれほど 憎んで いた と いう のに 。
結局 宗 家 の 犠牲 に なら ねば ならん とは 。
お前 も 哀れな 運命 の 持ち主 だ な 。
俺 は そんな もの に 殉じたん じゃ ない 。
少なくとも 今 は 自分 の 意志 で ここ に いる 。
どの 道 結果 は 変わら ない 。
お前 は 今 ここ で 死ぬ んだ !
裂 土 転 針 !
回 天 !
遅く なった な 。ヒアシ 様 !
《 ヒアシ !? 日向 の 宗 家 か !》
八 卦 空 掌 !
雑魚 め が …。
ヒアシ 様 なぜ ここ に !?
ヒナタ 様 は ?
長老 から 事 の 次第 は 聞いた 。
ヒナタ なら 今 は コウ が そば に ついて いる はずだ 。
途中 で 拾った お前 の 仲間 と 一緒に な 。
そう です か 。
しかし この 戦 の 折 宗家 自ら こんな 場所 まで …。
ヒナタ は 私 の 大切な 娘 。
そして お前 は 大切な 弟 の 忘れ形見 だ から な 。
よかった わ ね お互い 無事で 。
あの よ …ネジ 。
その …いろいろ 悪かった な 。
その後 ヒナタ 様 誘拐 を 企てた 雲 忍 たち は 拘束 さ れた 。
しかし 最後 に 雲 の 関与 が なかった こと から →
国際 問題 に は 発展 せ ず 事件 は 内々 に 処理 さ れた と いう わけだ 。
木 ノ 葉 崩し の 陰 で そんな 事件 が あった なんて …。
私 知ら なかった 。
僕 なんか 感動 しちゃった よ 。
それ は 結構 。こちら も 話した かい が ある と いう もの だ 。
ん ?ちょっと 待つ ぞ これ !
話 って まさか これ で 全部 ?
ナルト 兄ちゃん 全然 関係ない ぞ これ !
何 を 言ってる ?
《 俺 に とって …》
ご …ごめんなさい ネジ 兄さん 。
わ …私 の せい で …。
顔 を 上げて ください ヒナタ 様 。
ヒナタ 様 が 謝る こと は 何ひとつ あり ませ ん 。
俺 は 真実 を 知ら さ れ ず 勝手に 宗家 に 対し 逆恨み を した うえ で →
すべて を わかった ような 気 に なって いた 。
運命 な のだ と 何もかも 決めつけ →
自分 だけ が 苦しんで いる と そう 思いこんで い ました 。
しかし 俺 と の 戦い の なか あの 男 は 言い ました 。
ヒナタ 様 も 同じ ように 苦しんで いる んだ と 。
認め られ ない 自分 を どうにか 変えよう と →
戦って いる のだ と 。
考えた こと も あり ませ ん でした 。
俺 は 自分 の 視野 の 狭さ を はっきり と 教えられた んです 。
ナルト 君 が ?
うずまき ナルト …おもしろい 男 です ね 。
はい !
ちゃんと 肝心な ところ に 絡んでる から 大丈夫だ 。
(3人 ) え ~っ!?
お前たち の 新聞 楽しみに して る ぞ 。
ちょっと 兄ちゃん それ は ない ぞ これ !
せめて どこ が 肝心な ところ か 教えて くれよ !
(ネジ )全部 だ よ 全部 。
アイツ が いなけりゃ この 話 も でき なかった かも しれない から な 。
(モエギ )ナルト 兄ちゃん が 活躍 する 話 が 聞きたかった のに !
(ネジ )ハハハ !俺 に 聞いた の が 間違い だ な 。