Gosick Episode 6
♪ ~
~ ♪
( アブリル ) それ で ね 図書 館 の 植物 園 に は ―
灰色 狼 ( は い いろ おおかみ ) が いる ん です って
( 一弥 ( かず や ) ) えっ 灰色 狼 ?
金色 の 妖精 じゃ なく て ?
その 怪談 は もう 古い の
人間 の 言葉 を しゃべる とても 頭 の いい 狼 らしい わ
何でも キラキラ し た もの が 好き みたい な の
僕 の 知って いる 灰色 狼 は お 菓子 の 方 が 好き な ん だ けど
( アブリル ) さあ 久 城 ( くじょう ) 君 ! ( 一弥 ) わ っ
灰色 狼 を おびき寄せる キラキラ を 探す の よ !
は ぁ …
( 一弥 ) アブリル は 学園 に も この 街 に も すっかり な じん で ―
いつの間にか 僕 より も いっぱい 学園 の 秘密 を 知って ―
僕 より も 全然 友達 を …
でも ヴィクトリカ の こと は 僕 しか 知ら ない ん だ から
あら ? あれ 何かしら ?
( 一弥 ) ん ? ( アブリル ) ほら
( 少年 ) わ あ …
( ロスコー ) ふ っ
ん ~
ん ~
ん ~
はっ !
( 観客 ) おお ~ !
ああ ?
うん ? あっ う っ …
ハハ …
何 だ つま ん ない の 行 こ う
待って アブリル
ん ? あ あっ
ぼ … 僕 の 教科 書 !
わ っ !
ん ?
えっ … えっ ?
あの … わ っ !
( ロスコー ) フッ
すごい
でも 僕 の 教科 書 …
( アブリル ) 久 城 君 ?
あっ ちょ っ ちょっと 待って !
何 ? その 帽子
ちょっと ね
アブリル 後 で 教科 書 写さ せ て もら える ?
えっ ?
( ミルドレッド ) あんた たち ( 2 人 ) ん ?
( ミルドレッド ) 見 て いき な よ
( アブリル ) まあ ( ミルドレッド ) フフン さあ さあ
( アブリル ) わ あ
( 一弥 ) 何だか お 酒 くさい
( アブリル ) わ あ
あっ … ああ !
なんて すてき な お 皿 !
この ドレスデン 皿 は ―
信者 の 奥さん が 持って き た ん だ けど ―
相当 な 歴史 が ある らしい よ
( 一弥 ) ん …
すごく 高 そう だ なあ
なら こいつ は どう だい ?
あっ オルゴール ?
うん
フフッ
( アブリル ) キャッ ! う っ … ( 一弥 ) あっ
ま … また ハト ?
( 人々 の どよめき )
( ミルドレッド ) う わ あっ ! ( アブリル ・ 一弥 ) あっ !
( 一弥 ) ハァ ハァ ハァ …
ヴィクトリ カー
ヴィクトリ カー !
あ あっ !
もう ヴィクトリカ こんなに 散らかし て
( ヴィクトリカ ) ん … ん ?
ああ … だらしない ん だ から
ちゃんと 自分 で 片づけ て よ
これ は 帽子 か ?
へんてこ な 形状 を し て いる
ああ それ は 君 へ の お みや …
あっ !
飽き た
あの ね 君
帽子 は 遊ぶ もの じゃ なく て かぶる もの な ん だ よ
かぶる 前 に 飽き ない で よ
あっ そう だ
この 帽子 を 手 に 入れ た のみ の 市 で ね ―
おかしな 盗難 事件 が 起こった ん だ
盗難 事件 ?
( 一弥 ) それ で ね オルゴール が 破裂 し た と 思ったら ―
ハト が 飛び出し て
今日 は ハト に 縁 が ある 1 日 …
いや そんな こと より 皿 !
騒ぎ の 中 で ドレスデン 皿 が 消え た ん だ よ
( あくび )
なんと 単純 な 欠 片 ( かけら ) だ
こんな もの は 混沌 ( カオス ) など と は 呼 べ ない
ウソ
( ヴィクトリカ ) ああ 退屈 だ 死ぬ かも しれ ない
それ ぐらい ひどく 退屈 だ
じゃあ その 帽子 でも かぶれ ば ?
( ヴィクトリカ ) ふむ
( エレベーター の 作動 音 ) ( 一弥 ) ん ?
( エレベーター の 到着 音 )
( グレ ヴィール ) や あ 子 リス よ !
今日 の 毛並み の 調子 は …
お っ … ん ん ?
う う っ !
くっ … コル デリア ・ ギャロ !
ぐ っ … どう し て 貴 様 が ここ に !
コル デリア ?
違う 私 だ
むっ ! な … 何 だ 紛らわしい
ねえ コル デリア ・ ギャロ って ?
( ヴィクトリカ ) 君 も おおかた 同じ 用件 だ ろ う
グレ ヴィール
( グレ ヴィール ) ふん
皿 を 盗 ん だ 犯人 は シスター 以外 に は あり え ない
久 城 君 の 話 を 聞く かぎり で は ね
( 一弥 ) えっ ? ( ヴィクトリカ ) オルゴール に は ―
手 に 取った とたん 破裂 する 仕掛け が し て あった の だ
更に 人々 の 目 を 引きつける ため ―
スカート から ハト を 出し た
ス … スカート ?
( ヴィクトリカ ) 慎み深い はず の シスター が ―
まるで 男 の よう に 両足 を 広げ て 座って い た
それ は 足 と 足 と の 間 に ハト を 隠し て い た から だ ろ う
人々 が 驚 い て ハト を 見上げ て いる 間 に ―
スカート の 中 に 今度 は 皿 を 隠す
それ から 叫ぶ “ 皿 が なくなった ” と
( グレ ヴィール ) まいった な ( 一弥 ) えっ ?
あっ いや …
おや どこ か で ワライカワセミ が 鳴 い て いる
失礼 する よ
( エレベーター の 作動 音 )
もう … 何 な ん だ よ
あっ そう だ ねえ ヴィクトリカ
さっき の コル デリア って …
もう
( 一弥 ) “ ブロワ 名 警部 脱帽 ”
“ 消え た ドレスデン 皿 行方 分から ず ” か
お っか しい な
いつも なら すぐ に 犯人 を 捕まえ て ―
お 手柄 だ の 何 だの って 書きたて られる のに
ん ? 何 だ ろ この 記事
“ 灰色 狼 の 末 えい に 告 ぐ ”
“ 近く 夏至 祭 我ら は 子孫 を 歓迎 する ”
( 一弥 ) 灰色 狼 の 村 だって
ホロヴィッツ って 町 から 行く らしく て
ほら 簡単 な 地図 も ある よ
狼 の 村 なんて ミステリアス だ ろ ?
狼 の 村 なんて ミステリアス だ ろ ?
( ヴィクトリカ ) は っ …
これ なら 君 いろいろ 想像 も できる し ―
退屈 しのぎ に なる かな って
えっ ? あ …
わ っ !
( ヴィクトリカ ) ぷ ぎ ゅっ !
( 一弥 ) えっ えー と … ヴィクトリカ ?
( ヴィクトリカ ) 痛い
だ よ ね す っ ごい 音 し た もん
痛い ったら 痛い の だ ー ! ( 一弥 ) う わ っ
そう 言わ れ て も …
わ あっ !
もう … お 菓子 を 床 に 直接 置く から
( ヴィクトリカ ) 君 が 責任 を もって 食べ た まえ
え えっ ?
ああ …
う う …
( ヴィクトリカ ) 食べ た まえ ! ( 一弥 ) えっ !
食べ ます
( ヴィクトリカ ) 食べ 終え たら 8 階 の 7 番 目 の 書棚 ―
上 から 3 段 目 右 から 31 冊 目 の 本 を 取って こい
( 一弥 ) 分かり まし た
( ヴィクトリカ ) ソヴュール で は 昔 から ―
山奥 に 入れ ば 入る ほど ―
1 つ の 怪談 が 幅 を 利かせ て いる
それ が この “ 灰色 狼 ” だ
多く は いかに も 作り 物 めい た 伝説 だ が ―
16 世紀 に 書か れ た ―
と ある イギリス 人 旅行 者 の 日記 に よる と ―
( 一弥 ) 大げさ だ なあ
( 一弥 ) 大げさ だ なあ
彼 は 人間 の 言葉 を 語る と いう 狼 と 出会う
彼 は 人間 の 言葉 を 語る と いう 狼 と 出会う
彼 は 人間 の 言葉 を 語る と いう 狼 と 出会う
いつ まで も あんな に さすっちゃ っ て
その 狼 は 聡明 で 慎み深い …
ヴィクトリカ って 痛い の が 苦手 な の か な
しかし 彼ら は 狼 と いう 名 で 呼ば れ て は いる が …
( 一弥 ) ヴィクトリカ ( ヴィクトリカ ) ん ?
あっ
( 一弥 ) え いっ ( ヴィクトリカ ) う っ …
アハハ ハハッ ビックリ し … た ?
( 一弥 ) えっ ? ( ヴィクトリカ ) う う …
う う … う っ …
軽く はじ い た だけ な の に ホント 大げさ だ なあ 君
( ヴィクトリカ ) ん ん っ ! ( 一弥 ) えっ
( ヴィクトリカ ) ん っ ( 一弥 ) あ …
う う っ … う う …
あの ヴィクトリカ ?
( ヴィクトリカ ) 久 城 …
君 が そんな 男 だ と は 思わ なかった
ご … ごめん そんなに 痛かった ? いや ちょっと …
( ヴィクトリカ ) ん っ ( 一弥 ) ああ ごめん
むっ …
君 と は 一生 口 を 利か ない !
絶交 だ !
え えっ 絶交 ! ? そんな ヴィクトリカ
軽く 小突 い た ぐらい で 絶交 だ なんて
むっ …
そう か 僕 より 本 の ほう が 好き な ん だ よ な 君 は !
( ヴィクトリカ ) ん っ …
分かった よ もう 来 ない !
( 息 を 吸う 音 ) ( 一弥 ) ん っ
本当 に もう 絶対 君 の 所 に なんて 来 ない ぞ !
ヴィクトリカ の …
うーん …
ヴィクトリカ の 痛 がり !
ふん っ
( 一弥 ) 絶交 だ なんて 言って も ―
あした お 菓子 を 持って け ば すぐ に 機嫌 は 直る だ ろ う けど さ
あー あ
いつ に なったら 教科 書 写し 終わる ん だ ろ う … ん ?
ん ?
あ … トランク が 動 い てる !
( ヴィクトリカ ) ん っ
( 一弥 ) 君 一体 何 し てる の さ ?
( ヴィクトリカ ) ん … ふん
君 学園 から 勝手 に 出 られ ない ん だ ろ う ?
それ に もう 正門 に は 鍵 が 掛かって る よ
しゃべ れ ない の ?
あっ 虫歯 だ
( ヴィクトリカ ) むっ …
寝 た まま お 菓子 食べ てる から ほっぺた 膨れ てる よ
右 あっ 左 も
あっ どんどん ひどく なる ( ヴィクトリカ ) むっ …
でも 歯 医者 に 行く なら こんな 大 荷物 いら ない よ
わ っ 何 だ よ この 荷物
着替え に 洗面 道具
お茶 セット に お 皿
人形 に 花瓶
何 ?
これ 簡易 ベッド ?
ちょっと 待って て 財布 持って くる よ
抜け道 を 教え て あげる
って 僕 も アブリル から 教え て もらった ん だ けど ね
歯 医者 に ついていって あげる から !
( ヴィクトリカ ) む う ー っ
( 一弥 ) で どう し て 僕 ―
機関 車 に なんて 乗って る ん だ ろ う ?
( 汽笛 )
ねえ ヴィクトリカ
( ヴィクトリカ ) ふん ( 一弥 ) あ …
( 一弥 ) 歯 医者 だ と ばかり 思って い た ヴィクトリカ が ―
示し た 行き先 は …
( ヴィクトリカ ) ホロヴィッツ まで
( 一弥 ) え ?
( 一弥 ) ホロヴィッツ って ―
あの 三 行 広告 に 出 て た 町 の 名前 だ よ な 確か
( ドア が 開く 音 ) ( 一弥 ) ねえ ヴィクトリカ … ん ?
( ミルドレッド ) ご 一緒 し て いい かい ?
どうぞ … あっ
おや あんた …
( ミルドレッド ) 何 だ 行き先 は 一緒 じゃ ない か
私 も ホロヴィッツ だ よ
へえ ホロヴィッツ に ?
あっ えー と …
ミルドレッド だ よ
私 は その …
育った 町 な ん だ よ だ から さ
そう だ あれ から どう なった ん です か ?
盗ま れ た 皿 は
( ミルドレッド ) チッ … さあ ね あれ きり さ
怒ら れ ち まって まいった よ
ああ ほら そろそろ 着く よ
( 汽笛 ) ( 一弥 ) ん ?
( 宿屋 の 主人 ) 今夜 は 荒れる な
こんな 夜 は 狼 が 出る
狼 ?
( 宿屋 の 主人 ) 灰色 狼 だ よ
この 辺り の 山奥 に 灰色 狼 の 村 が ある ん だ
風 の 強い 晩 に は 山 から 下り て き て ―
人 を 手 に かける
う っ あ …
あの 鳥 の 死骸 も ―
灰色 狼 が 入って こ ない よう に つるし てる ん だ
あんた ら も あの 三 行 広告 を 見 て 来 た の かい ?
じゃあ 他 に も ?
( 宿屋 の 主人 ) ああ 自動車 で 山 を 登る って 張り切って い た けど ね
勾配 が 急 すぎ て とても 無理 だ
灰色 狼 の 怒り に 触れ ない よう せいぜい 気 を つける こと だ
あの 村 で 狼 を 飼って る ん です か ?
( 宿屋 の 主人 ) いや ヤツ ら は 人間 さ
えっ ?
( 宿屋 の 主人 ) 波打つ 金色 の 髪 に バラ 色 の 頬 小さな 体
全員 判 で 押し た よう に 同じ よう な 容姿
う っ ああ …
そう こんな …
こんな 様子 な ん だ
恐るべき 静か なる 灰色 狼 たち は
えっ ヴィクトリカ ?
( ミルドレッド ) ねえ 毛布 が もう 1 枚 欲しい ん だ けど
あっ ああ
この 町 は 夜 に なる と ぐっと 冷え込む から な
( ミルドレッド ) そう み たい ね
ねえ 電話 を 貸し て もら え ない ?
ああ
( 一弥 ) あれ ? この 町 の 人 って 言って た のに
知り合い じゃ ない の か な ?
ああ 荷物 なら 持って あげる から
( ヴィクトリカ ) ん ー っ ! ふん
( 一弥 ) あっ ああ …
( ヴィクトリカ ) ん ん っ ん っ ふう …
う ~ ん …
( 風 の 音 )
あ …
う ~ ん …
( 狼 の 遠ぼえ )
( 狼 の 遠ぼえ )
はっ あっ う っ …
狼 ?
( 一弥 ) ん …
( ドア が 開く 音 ) ( 一弥 ) ん ? あっ
ヴィクトリカ
君 も あの 声 を ?
君 帽子 入れ の 中 から リス が 出 て き た よ
えっ どう いう こと ?
( ヴィクトリカ ) リス に 聞い て み れ ば よい の だ
リス 語 で な
寝ぼけ てる ?
いや 僕 と しゃべって くれる よう に なった の は うれしい けど さ
( ヴィクトリカ ) ん …
ん ?
( ヴィクトリカ ) ん ? はっ う っ あ …
あっ
う っ う う …
( 一弥 ) あっ ヴィクトリカ
わ あっ !
ど … あ あっ ! よっ
あ あっ ぐ っ
おわ っ ちょ っ ちょっと
落ち着 い て ヴィクトリカ
1 つ だけ 聞か せ て よ
君 が どう し て ここ に 来 た の か を
はっ …
ん ん っ …
学園 から 出 ちゃ いけ ない ん だ って 自分 で 言って た のに ―
それ を 破って まで ここ に 来 た
何 か ある ん だ よ ね ?
( ヴィクトリカ ) ん …
話し て くれ ない の ? そんなに 僕 の こと 嫌って る ?
君 いつか 僕 に 言った じゃ ない か
自分 の こと を 僕 の 数 少ない 友達 だって
( 雷鳴 )
( 一弥 ) 窓 開けっ放し だ と 濡れ ちゃ う よ
中 に 入る よ
窓 を 閉める だけ だ から
( ヴィクトリカ ) ある 人 の … ( 一弥 ) あっ
( ヴィクトリカ ) ある 人 の 無実 を 晴らし に 来 た の だ
えっ ?
あっ ヴィクトリカ !
( 一弥 ) 何 し … ( ヴィクトリカ ) 待て
ちょ っ ちょっと … ちょ っ
( ヴィクトリカ ) 待て 待て
( ヴィクトリカ ) 待 ー て ! ( 一弥 ) う わ あっ
う っ … 犬 じゃ ない ん だ から さ
( ヴィクトリカ ) ん っ
あっ
これ あの …
君 な の ?
コル デリア ・ ギャロ
私 の 母 だ
えっ ! ?
( ヴィクトリカ ) 母 は 踊り子 だった
ラシャ の 衣装 に 異国 風 の 化粧
そして 灰色 狼 の 村 の 出身 だった
ブロワ 侯爵 は 灰色 狼 の 特殊 な 力 を 一族 の 血 に 入れ たい と 願い ―
そして コル デリア を 自分 の もの に し ―
間もなく 私 が 生まれ た
しかし ―
ブロワ 侯爵 は 母 の 秘密 を 知って しまった
秘密 って ?
母 は 罪人 ( つみ び と ) だった の だ よ
罪人 ?
( ヴィクトリカ ) 母 は ―
灰色 狼 の 村 で メイド と し て 働 い て い た が ―
ある 夜 恐ろしい 罪 を 犯し た と さ れ ―
村 を 追放 さ れ た
その 事実 を 知った ブロワ 侯爵 は ―
呪わ しい 血 を 一族 に 取り入れ た こと を 後悔 し た
母 は 逃げ ―
やがて 始まった 世界 大戦 の 戦火 に 身 を 投じ た
そして 私 は 塔 に 閉じ込め られ て 育った
( 一弥 ) あっ …
全て の 元凶 は 母 が 恐ろしい 罪 を 犯し た と いう 夜 に 戻る
それ さえ なけ れ ば 母 は 村 を 追わ れる こと は なかった
私 と いう 存在 も 生まれる こと は なかった の だ
えっ それ は 困る よ !
な っ あ …
あっ ごめん … つい
でも …
( ヴィクトリカ ) ん ?
フフフ …
な … 何 だ よ !
( ヴィクトリカ ) 君 は 愉快 な 男 だ 久 城
( 一弥 ) 悪かった ね
額 を 出し て みろ
えっ ?
う わ っ た あっ ! くっ … く …
( ヴィクトリカ ) 私 は ―
コル デリア が 罪 を 犯し た と は 考え て い ない
これ は 戦い な の だ
灰色 狼 の 村 と 彼女 の
( 一弥 ) あっ
私 は コル デリア ・ ギャロ が 勝つ まで 帰ら ない
( アラン ) よろしく 俺 は アラン
こっち は ラウール と ―
デリク だ ( デリク ) うん
ど … どう も
( ラウール ) なあ ホント に こんな 山道 の 先 に ―
村 が ある の か ?
( デリク ) これ ぞ 秘境 って こと だ ろ
( アラン たち の 笑い声 )
( 一弥 ) ああ …
( ラウール ・ デリク ) ああ … ( アラン ) こいつ は すげ え や
( 御者 ) 明日 の 晩 に は この 場所 まで 迎え に 来る
それ じゃあ な
( 一弥 ) あっ ちょっと 待って …
( 一弥 ) あっ ( ミルドレッド ) あ …
( 2 人 ) はっ
( ラウール ) お … おい ( アラン ) う う っ
ちょっと 何 だい ? いきなり ご挨拶 じゃ ない か
( 村人 ) コル デリア の 娘 だ
( 村人 ) そっくり だ 見ろ あの 顔 を !
( 村人 ) 不吉 な
( アラン たち ) ああ … ( 一弥 ) ん っ …
( セルジウス ) 待て
( 村人 ) 長老 !
我ら の メッセージ を 読 ん で やって き た 子孫 だ
追い出す こと は ある まい
共に 夏至 祭 を 祝 お う で は ない か
たとえ この 娘 の 母 コル デリア が ―
人殺し で あ ろ う と も な ( ヴィクトリカ ) は っ …
♪ ~
~ ♪
( ヴィクトリカ ) 私 は ―
コル デリア の 無実 を 証明 する ため ここ に 来 た
( 一弥 ) 僕 は ただ ―
流さ れ て ここ に 来 た