Gosick Episode 5
♪ ~
~ ♪
( 一弥 ( かず や ) ) ちょっと ヴィクトリカ
ん …
(ヴィクトリカ )図書館 に ある もの は 何 だ ?
( 一弥 ) それ は … 本 でしょ ?
(ヴィクトリカ )その 少女 は だ ね
木 の 葉 を 森 に 隠す ため に ―
ここ に 来た の だ よ
( 一弥 ) あ …
(ヴィクトリカ )少女 は 本 を 拾った 時 ―
君 に 見 られ た こと に 気づき ―
そして 隠 そう と思った
それ に は 図書館 が 最適 だ
その 本 が 何 か 知り たい かね ?
(一弥 )で も どう やって 見つける の ?
フッ …
“天国 の 階段 の 13 段目 ”を 知って いる か ね ?
そこ で 足 を 止める と あの世 に 引きずり込まれる って いう
(ヴィクトリカ )この フロア に は 古今 東西 の ―
宗教 学 に 関する 本 が 収められ て いる
そう ここ が 天国 の 棚 そして …
アン ドゥ トロワ
キャトル サンク
(一弥 )ヴィクトリカ ?(ヴィクトリカ )シス セット
ユイット ヌフ ディス オンズ
ドゥーズ トレーズ …
ここ が 天国 の 階段 の 13 段目
立ち止まる 者 は まず い ない だろう
少女 は ここ の 書棚 に 本 を 隠し た
そう 知恵 の 泉 が 私 に 告げている の だ よ
あっ
(一弥 )また 1 つ あっさり 謎 を 解い ちゃった
“ 金色 の 妖精 ” “ 灰色 狼 ( は い いろ おおかみ ) ”
不思議 な ヴィクトリカ
ん ?
「高い 塔 の 金色 の 妖精 」?
(一弥 )金色 の …妖精 (ヴィクトリカ )むっ …
ん っ
ちょっと 速い よ
(ヴィクトリカ )ん っ …むっ
(殴る 音 )
(一弥 )イッタ ~!う う …
何 だ よ !
君 の 頭部 が 邪魔 な の だ
一緒に 読も う って 気 は ない の ?
(ヴィクトリカ )ない が (一弥 )う …む む …
だ よ ね
( 一弥 ) それ は 遠い 異国 の 伝説
森 の 奥 に 立つ 高い 塔
そこ に 1 人 住む 金色 の 妖精
彼女 は この 世 の 全て の 謎 を 知り 悩める 者 に 道 を 示し た
だが その 見返り と し て 魂 を 要求 し ―
そして 食べて しまう の だ と いわれて いた
何だか ヴィクトリカ に 似て いる よう な …
やっぱり “ 図書 館 の 金色 の 妖精 ”って ―
ヴィクトリカ の こと な の か な
(ヴィクトリカ )ん ?(一弥 )どう し た の ?
絵 葉書 だ
“ アブリル ・ ブラッドリー ” アブリル 宛 の 手紙 だ
差出人 は … “ サー ・ ブラッドリー ”
アブリル の おじいさん だ
切手 に 消印 は ない な
じゃあ この 手紙 ―
まだ アブリル の 手 に 渡って いない って こと ?
あ …フフ
さて ね
ヴィクトリカ ?
(ヴィクトリカ )飽き た
君 も 用 は 済んだ ろう ?帰り たまえ
飽き た って …
ん …ねえ ヴィクトリカ
(一弥 )何 考え てん だろう ?ヴィクトリカ って
仲良く なれた と 思った のに
ん ?
警部 どう かし たん です か ?
(グレ ヴィール )ん ?(一弥 )もう 事件 の 謎 は ―
解決 し たん じゃ …
は ぁ ああ
そう な の だ よ
騎士 の ミイラ 事件 が 解決 し た ばかり だ と いう のに ―
今度 は 怪盗 が 村 に 潜入 し た と いう 情報 が 入って ね
捜査 を し て いる の だ
(一弥 )ん ?
(グレ ヴィール )その 名 も 怪盗 クィア ラン
ヨーロッパ を 縦横無尽に 荒らし た 大 泥棒 で ―
ここ 7 ~8 年 は なり を 潜め て い た の だ
引退 し た か 死んだ と うわさ されていた のだが …
最近 その 二 代 目 が 現れ そい つ が この 村 に 向かった と ―
連絡 が あった の だ よ (一弥 )あ …
って いう か 警部
何だか いつも と 雰囲気 が …
(グレ ヴィール )ん ?
ヴィクトリカ と いる 時 は もっと 大げさ と いう か
僕 の こと も ―
“おお !子 リス よ !”
って !
( グレ ヴィール ) うっ…
な …何 を 言ってる の だ 君 は !
とにかく 怪しい 人物 を 見かけ たら すぐ 報告 する よう に
分かった な ?
は あ
(一弥 )まったく 何 なん だ ?
(物音 )(一弥 )ん ?
うーん …
ん ん ?
(殴る 音 )(一弥 )う っ !あ …
( 足音 )
(一弥 )は っ !
ハァ …
イッ !テテ …
(アブリル )気 が つい た ?(一弥 )え …
(アブリル )大丈夫 ?
あ …ああ
大丈夫
( アブリル ) そう 久 城 ( くじょう ) 君 倉庫 の 近く で 倒れ て た の よ
私 が 見つけて 庭師 さん に 運んで もらった の
そう なんだ ありがとう
あ …ん ?ん ?
(一弥 )本 が ない
(アブリル )どう し た の ?
う うん 何でも
(アブリル )よかった
あの 倉庫 女の子 の 幽霊 が 出る って 誰 も 近づかない んです って
久 城 君 幽霊 に 襲わ れた わけ じゃ ない わ よ ね ?
(一弥 )ハハ …ま …まさか
(一弥 )まさか アブリル が 僕 を 襲って ?
(アブリル )本当 に 怪談 が 多い 学園 よ ね
うん
(一弥 )そんな はず ない よ
でも あの 本 を 隠し た の は アブリル だ し …
でも …
(アブリル )図書館 に も ある の よ ね ?確か ―
“金色 の 妖精 ”(一弥 )えっ ?
(アブリル )その 妖精 は ものすごく 頭 が よく って ―
どんな 問題 でも 解決 し て くれる かわりに ―
人間 の 魂 を 奪う って
何だか 妖精 って いう より ―
悪魔 みたい ね
違う よ
図書館 の 一番 上 に いる の は ―
ヴィクトリカ だ よ !
あっ…
ヴィクトリカ ?
授業 サボって 1 人 で 本 を 読んでる んだ
図書館 に いる の は 金色 の 妖精 じゃ ない
金髪 の ちっちゃな 女の子 で ―
要求 する の は 魂 じゃ なく て お 菓子 さ
でも そんな 子 誰 も 見 た こと ない って 言ってた けど ―
本当 に いる の ?
(一弥 )いる よ ヴィクトリカ は 本当 に いる
ふーん そう なんだ
(一弥 )本 …
本 …
本 …ない か
(セシル )あら 久城 君 ?(一弥 )あっ
先生 もう 大丈夫 な ん です か ?
ええ 昨日 は あり が と ね
ねえ ねえ それ より 聞い た ?
あの ミイラ 学園 の 卒業生 だった ん です って
あ あっ 怖い わ ね !
ああ ダメ !
(セシル )思い出し たら …(一弥 )ん ?
(セシル )また あ …ああ …
(一弥 )先生 !
ありがとう
この 本 一体 どこ に あった ん です か ?
(セシル )えっ ?ああ 花壇 の 裏 に 捨てて あった ん だ けど …
捨て て あった ?
(一弥 )アブリル じゃ なかった ん だ
じゃあ 誰 が ?
(物音 )(一弥 )あっ …ん ?
(セシル )ひ いっ !
う う …
う う …
(一弥 )ここ 幽霊 が 出る そう です よ
(セシル )うっ …ええ ?
ん っ …よい しょっと
せ …先生 メガネ 外し た から !
幽霊 と か 出て も 全然 見えない から !
今度 は 大丈夫 だ から !
( 一弥 ) いや … 危ない から かけ て ください
(物音 )(セシル )え えー ?
(セシル )は っ !(一弥 )ん ?
(少女 )助けて …
助け て …
助け て
( 一弥 ) あっああ … ( セシル ) ひ いっ!
(一弥 と セシル の 悲鳴 )
( アブリル ) ん …
女の子 なんて い ない じゃ ない
いる と しても 幽霊 か おじいちゃん か
フフッ それ こそ 金色 の 妖精 か
女の子 の いる 場所 じゃ ない わ ね
あっ…
あった !
フッ
(一弥 )ヴィクトリ カー !
(アブリル )チッ
あっ
(アブリル )ない ?
今 確か ここ に …
( 一弥 ) アブリル ? ( アブリル ) ん …
(一弥 )どう し た の ?
別に 植物 園 を 見 て みたくて ね
( 一弥 ) ん …
じゃあ また
( 一弥 ) お ー い ! ヴィクトリ カー !
い ない の ー ?
どこ に 行った ん だろう
(アブリル )で も そんな 子 ―
誰 も 見た こと ない って 言ってた けど ―
本当 に いる の ?
まさか …
ヴィクトリカ !
ヴィクトリ カー !
は ぁ …
(ヴィクトリカ )騒がしい 男 だ な 君 は
(一弥 )あ …ヴィクトリカ !
退屈 し ない もの は 持って きた ろう な ?
(一弥 )で ね ヴィクトリカ 僕 は 誰 か に 襲わ れ ちゃった し ―
怪盗 クィア ラン の 二 代目 やら 倉庫 の 幽霊 やら ―
とにかく 大変 な ん だ よ
(ヴィクトリカ )甘い に おい が する ぞ
えっ ?そりゃ そう だ よ お菓子 だもん
犬 の ふん みたい な 姿 な の に な !
( 一弥 ) それ は かり ん とう だ よ …
ん …堅い
そんな こと より ヴィクトリカ !
怪 盗 に 倉庫 の 幽霊 に ―
図書館 の 金色 の 妖精 か
あっ
(ヴィクトリカ )ここ は 女の子 の いる 場所 で はない そうだ
いる と し たら 老人 か 幽霊 か 金色 の 妖精 らしい
な …何 の 話 ?
(ヴィクトリカ )あの アブリル と いう ヤツ な
あいつ が 二 代目 クィア ラン だ
えっ ?
え えー っ !
(一弥 )ア …アブリル が 二 代目 クィア ラン ?
本当 に 騒がしい 男 だ な
いや …って どう いう こと ?
しかたが ない
(ヴィクトリカ )私 が 知恵 の 泉 に よって ―
混沌 ( カオス ) の 欠 片 ( かけら ) たち を 再 構成 し た 事実 を 教え て やろ う
初代 クィア ラン の 正体 は ―
マクシム だった の だ よ
えっ マクシム が ?
初代 クィア ラン は 7 ~8 年 前 突然 消え た
マクシム が 殺さ れ た の も 8 年 前
これ は ただ の 偶然 だ ろう か
マクシム いや クィア ラン は ―
恐らく 春 に なる たび に ―
学園 に 盗んだ 品 を 隠し に 来て いた の だ
あの 本 も その 1 つ だ
しかし 隠す 前 に 納骨堂 に 閉じ込められた の だろう
そして アブリル も あの 本 を 捜し て い た
アブリル が …
でも そんな こと って
(ヴィクトリカ )は ぁ …
どう した の ?
また 一瞬 で 終わって しまった
また 退屈 に なって しまった
(一弥 )終わって ない よ !倉庫 の 幽霊 は ?
(ヴィクトリカ )面倒くさい
(一弥 )ヴィクトリカ !
(ヴィクトリカ )幽霊 は 君 たち に 何 か 言って い た そう だ な
(一弥 )えっ うん “助け て ”って
それ は 大変 だ
早く 助け に 行き たまえ
幽霊 を ?
(ヴィクトリカ )倉庫 の 幽霊 彼女 こそ ―
本物 の アブリル ・ ブラッドリー だ
こんな 所 に 連れ て きて 一体 何 の つもり だ ?
って おい !
(一弥 )確か さっき は こっち から 幽霊 の 声 が …
(床 が きしむ 音 )
(床 が きしむ 音 )
(一弥 )うん ?(グレ ヴィール )う おっ
( 一弥 ) ん …
あっ
ん っ …
大丈夫 です か ?
なんと !
(一弥 )君 !君 !
(アブリル )あっ …は …
よかった
(一弥 )ん ?わ あっ !(アブリル )あ あっ
助け て !
う う …
もう 大丈夫
君 アブリル ・ ブラッドリー ?
ええ あの 人 が …
あの 女 の 人 が 私 に なりすまし て
(アブリル )イギリス から ソヴュール に 向かう 列車 で ―
一緒に なった ん です
この 学園 に 私 の おじいちゃん の 遺産 が ある って
あの 人 それ を 狙って …(一弥 )あっ …
(一弥 )警部 アブリル を 頼みます (グレ ヴィール )ん ?なっ …
ど …どこ へ 行く の だ ね ?君 !
(クィア ラン )ない …ない !
クソッ どこ だ !
ん ?
(一弥 )ヴィクトリ カー !(クィア ラン )は っ …
あら 久 城 君
クィア ラン !
ふ ー ん バレ ちゃった の
そう さ 私 が 二 代目 クィア ラン さ !
初代 が ミイラ に なって 出てきた 時 に は 驚いた けど ね
でも おかげ で あの 本 を 見つける こと が できた
あんた あれ を どこ に やった ん だい ?
えっ …僕 を 殴って 本 を 捨てた の は !
もちろん 私 さ
けど あんた 本 しか 持って なかった じゃ ない か
ペニー ・ ブラック
絵 葉書 を どこ に やった か って 聞い てん だ よ !
絵 葉書 ?
(クィア ラン )おや 気づい て なかった の かい 名 探偵 君
“ ペニー ・ ブラック ”
世界 で 最初 の 切手 さ
それ だけ で 結構 なお 宝 の 上 に ―
印刷 ミス で 更に 値 が 上がった やつ が あって ね
それ が あの 絵 葉書 に ?
あっ …そう だ
ヴィクトリ カー !
彼女 を どう し た !
ああ あんた が 言って た 女の子 かい ?
そい つ が 持って いる の か と 思って 捜し に 来 た けど ―
どこ に も いない じゃないか (一弥 )えっ ?
( クィア ラン ) そもそも こんな 所 に人 が いる わけ が ない
あんた 妖精 を 見 た ん じゃ ない の かい ?
図書館 の 金色 の 妖精 を さ
(一弥 )そ …そんな こと …
(クィア ラン )あんた は 独りぼっち の 寂しい 留学 生
“ 黒い 死 神 ” だ
寂しい 子 は 妖精 と 友達 に なる
そして 魂 を 取ら れ て しまう
私 の 田舎 に も そんな 言い伝え が あった よ
違う
あんた が 見た の は 妖精
ヴィクトリカ なんて 子 初め から い ない の さ
(一弥 )ぐっ …違う !
(クィア ラン )ふん …くっ !
(クィア ラン )言い な !(一弥 )ぐっ !
ペニー ・ ブラック を どこ に 隠し た !
妖精 の お 友達 が 持って っ た なんて 言う ん じゃない だろう ね !
よ …妖精 じゃ …ない !
(クィア ラン )ガキ の 空想 に 付き合って る 暇 は ない ん だ よ !
(一弥 )が はっ !ぐ っ うっ …
( クィア ラン ) ほら ! さっさと 返し な !
(一弥 )いる
本当 に …いる ん だ
ヴィクトリカ は 僕 の …(クィア ラン )くっ …
いい から 返せ !
(一弥 )僕 の 友達 な ん だ !
(クィア ラン )友達 なんか い ない くせに !
あんた じゃ なかったら 誰 が 持ってる って いう ん だい !
(ヴィクトリカ )私 が 持って いる の だ よ
ヴィクトリカ !
久 城 から ―
離れ …たまえ !
( クィア ラン ) はっ
う う っ !ぐ っ …
( 一弥 ) あっ
(階段 を 転がり 落ちる 音 )
あ …
その 男 は 私 の ―
下 僕 な の だ よ
フッ
( ノック )
(一弥 )アブリ …ル ?
ああ …あ ?
や … や あ
さっき は ありがとう
( 一弥 ) いや それ より 大丈夫 ?
ええ もう 大丈夫
(一弥 )そ …そう みたい だ ね
(アブリル )フフッ (一弥 )何 ?
(アブリル )ずっと 不安 だった から あなた が 助け に 来て くれた 時 ―
黒 髪 の 王子 様 に 見え ちゃった
えっ !う …
(セシル )クフフッ 王子 様 (一弥 )むっ …
(セシル )久城 君 が ?
あっ そう だ
( 一弥 ) これ ( アブリル ) ん ?
はっ…“この切手をあげるよ”
“君 が 大人 に なったら ―”
“すてき な 女 冒険家 に なる 費用 に する ん だ よ ”
“愛する 孫娘 アブリル へ ”
“おじいちゃん より ”
お じいちゃん …
(鼻 を かむ 音 )
ありがとう
私 と 友達 に なって くれる ?
うん もちろん
ん ?
(セシル )うん うん うん うん
( 一弥 ) あっところで 君 ( アブリル ) ん ?
(一弥 )怪談 って 好き ?
うん 大好き !
(一弥 )は ぁ …
(一弥 )で も どう し て 倉庫 の 幽霊 が ―
本物 の アブリル だって 分かった の ?
二 代目 クィア ラン は 学園 に はびこる 怪談 を 利用 し て い た
本 を 図書館 に 隠して いた の も その ため だ
(一弥 )ああ
(ヴィクトリカ )同じ ように 倉庫 の 怪談 を 利用 し て ―
本物 の アブリル を 隠し て い た の だ よ
なるほど
(ヴィクトリカ )おまけ だ (一弥 )ん ?
(ヴィクトリカ )もう 1 つ 言語 化 し て やろ う
君 が 苦労 する こと に なった 怪談 “春 来たる 死神 ”
この 死神 と は マクシム
初代 クィア ラン の こと だった の だ よ
えっ ?
(ヴィクトリカ )彼 は 春 に なる と 学園 に 戻って い た
その たび に 何 か 不幸 を もたらし て い た の かも しれない
すみれ 色 の 死 を 遂げた ミリィ ・ マール の 一件 も 含めて ね
(グレ ヴィール )ん …
(ヴィクトリカ )彼 が 隠し た 宝 の 数々 も じき に 見つかる だろう
君 って やっぱり すごい なあ
それ に 君 やっぱり いたん だ ね
失敬 な
(一弥 )でも ―
僕 が 駆けつけた 時 も いなかった し
ねえ あの 時 一体 どこ に い た の ?
(ヴィクトリカ )知らない ヤツ だった から な
(一弥 )えっ ?
(ヴィクトリカ )知らない ヤツ が 来た から 隠れた の だ
(一弥 )隠れ た ?どこ に ?
ん ?
ここ に い た の
知らない 人 が 来たら いつも ここ に 隠れる の ?
あっ でも ―
僕 が 初めて 来た 時 は 隠れ て なかった よ ね ?
ねえ なんで ?
あれ ?君 どう かし た の ?
赤く なって る よ
(ヴィクトリカ )赤く ない
( 一弥 ) いや 赤い よ
(ヴィクトリカ )赤く ない !(一弥 )いや でも …
赤く な いったら 赤く ない の だ ーっ !
(一弥 )まあ いい や
(一弥 )金色 の 妖精
彼女 は この 世 の 全て の 謎 を 知り ―
悩める 者 に 道 を 示し た
だが その 見返り と し て 魂 を 要求 し ―
そして 食べて しまう の だ と いわれて いた
本当 に ?
いいえ 本当 は ただ 一緒に いたい だけ
彼女 は 信じている
永遠 に 離れる こと の ない 自分 だけ の 魂 が ある と
そんな 魂 と いつか 出会える と
いつか きっと …
♪~
~ ♪
( 一弥 ) あれ ? ヴィクトリカ
ほっぺた 膨らま せ て どう し た の ?
あっ 中 に マカロン でも ため てる ?
(ヴィクトリカ )うむ 絶交 だ な