Gosick Episode 10
( 一弥 ( かず や ) ) ヴィクトリカ あの ね
大変 な ん だ 落ち着 い て 聞い て くれる ?
実は 君 に …
実は 君 に …
( ヴィクトリカ ) ふぎ っ
ふぎ っ ? ふぎ って 何 だ よ
ふぎ っ ? ふぎ って 何 だ よ
( 馬車 の 走行 音 ) ( ルイジ ) あっ
ヴィクトリカ ふざけ て ない で あっ …
( 馬車 の 走行 音 )
うわ ー !
あっ
12 時 51 分 !
( 電話 の 不通 音 )
♪ ~
~ ♪
( ヴィクトリカ ) 切れ てる
何 な の だ 一体
( 一弥 ) イッテ … あっ あ ?
君 は …
( アナスタシア ) 私 … 私 アナスタシア
ロシア 人 な の ?
( アナスタシア ) うん 私 ソヴレム に 来 た
あの お 店 の 前 で お 洋服 見 て た
( 一弥 ) ん ?
“ 試着 室 に どうぞ ” って 女 の 人 が そ したら …
あっ あ あっ
で ずっと 捕まって た の ? ジャン タン の どこ か に
( アナスタシア ) うん 窓 が あった
ソヴュール の 王宮 が 見え た ( 一弥 ) あっ
頭 が 2 つ ある ワシ が い た 私 一 人 で ―
逃げ出し て
( 一弥 ) あそこ に 隠れ て いた ん だ ね
悪魔 悪魔 が 来る !
お … 落ち着 い て
( アナスタシア ) いけにえ … 私 たち
えっ ?
( アナスタシア ) 悪魔 が 来る
儀式 の 呪文 私 たち を 指し て 呪い を かける
呪い を かけ られ た 子 は 連れ て いか れる
戻って こ ない 二 度 と ( 一弥 ) あっ
( アナスタシア ) お 願い !
( 一弥 ) 本当 だった ん だ アブリル が 言って い た あの 怪談 は
でも どう やって 証明 すれ ば ?
誰 か ずっと ジャン タン を 見張って た 人 でも い ない かぎり …
あっ
( アナスタシア ) う っ
君 は 警察 に 僕 の 名前 を 出し て ブロワ 警部 って 人 を 呼び出す ん だ
でも …
大丈夫 すぐ に 僕 も 追いかける
君 の 友達 は 必ず 助け て み せる
( アナスタシア ) あ …
( ルイジ ) いくら で 買う ?
( 店主 ) うーん … こいつ じゃ 出 せ て せいぜい 3 枚 だ な
( ルイジ ) う っ
ち ぇっ じゃあ この 話 は なし な
( 一弥 ) あっ やっと 見つけ た ( ルイジ ) う っ
( 一弥 ) 君 ~ っ
ハァ ハァ ハァ …
な … 何 の 用 だ よ
あれ ? その 帽子 …
言 っと く けど 俺 は 何 も やましい こと は …
( 一弥 ) 話 が ある ん だ
あ …
ん ん …
( 一弥 ) 君 は 僕 が 落とし た お 金 の 金額 を 言い当て た
たぶん 一瞬 で 全部 の コイン を 数え た ん だ
それ に あの 内装 業者 の 件 …
すごい 記憶 力 だ よ 君 なら ジャン タン に 入った まま ―
出 て こ なかった 人 たち を 覚え て いる かも
( ルイジ ) イヤ だ ね
( 一弥 ) え ?
( ルイジ ) 前 に も お前 み たい な ヤツ が い た
俺 は 警察 に 行って 話し た
けど あいつ ら 全然 信じ や し なかった
俺 み たい に 汚 らしい ガキ の 言う こと なんて ―
誰 も 信じ ちゃ くん ない
誰 も
( 一弥 ) 信じる よ 僕 は ( ルイジ ) あ …
( 一弥 ) 僕 は 知って いる 君 み たい な 子 を
その 子 も 頭 が よく て すごい ん だ
僕 は いつも ―
バカ に さ れ っぱなし な ん だ けど
( ルイジ ) は あ ?
( 一弥 ) そう だ よ
ヴィクトリカ って ば 僕 を バカ 呼ばわり し て
風邪 ひ い た の は 自業自得 じゃ ない か
おまけに こき使う し ―
さっき だって ふざけ て ろくに 相手 し て くれ ない し
さっき だって ふざけ て ろくに 相手 し て くれ ない し
( ため息 )
ホント に 僕 の こと 友達 だ と 思って くれ てる の か な
な っ 何 だ よ
( ルイジ ) 行く ぞ この お人よし 証言 すりゃ い い ん だ ろ
( 一弥 ) え ?
( ルイジ ) その 代わり 後 で ―
また 1 枚 よこ せよ
あっ うん
( セシル ) ん …
セシル ここ 1 週間 分 の ソヴレム の 新聞 を 持って き た まえ
大至急 だ ぐ じゃ っ ぐ じゃ っ
あの ね ヴィクト リカ さん いくら お 注射 を 打った から とい …
( ヴィクトリカ ) 大至急 だ !
あっ はい
( ドア の 開閉 音 )
( ヴィクトリカ ) うーん
( 足音 )
( 一弥 ) お っ 何 ? これ
( ルイジ ) お っ
ファンタスマゴリア だ よ お 前 こう いう の 好き な の か ?
ファン タス … 何 ?
( ルイジ ) うん っ ( 一弥 ) ん ?
( 一弥 ) “ 今 世紀 最大 の 魔術 師 ブライアン ・ ロスコー ” ?
( 馬車 の 走行 音 ) ( 馬 の いななき )
( 一弥 ) この 名前 どこ か で 聞い た 気 が …
( 一弥 ) この 名前 どこ か で 聞い た 気 が …
( 一弥 ) この 名前 どこ か で 聞い た 気 が …
( 人々 の ざわめき )
( 人々 の ざわめき )
( 人々 の ざわめき )
ん ?
( 人々 の ざわめき )
あ … 人形 ?
チェス ドール だ
( 男性 ) おお ロスコー だ
( 女性 ) 瞬間 移動 の ロスコー よ
( 女性 ) ああ あっ ロスコー ! ( 男性 ) おお ー
あっ
あの 時 の …
( ロスコー ) レディー を そっと 運び たまえ よ 君 たち
( 作業 員 ) ん ? ( 作業 員 ) ええ ?
レディー ?
( ロスコー ) 聞い て い た の か ね ?
今朝 突然 レディー は 風邪 を ひ い て しまった ん だ
( 人々 の 笑い声 )
( 人々 の 笑い声 )
( 作業 員 たち ) ふん っ
( 人々 の 笑い声 )
( 女性 の くしゃみ )
( 2 人 ) えっ ?
( ロスコー ) だ から 言った ろ う
でき うる かぎり 優しく そっと 運び たまえ
あ …
あっ
行 こ う ぜ なんか 気味 悪い よ
( 一弥 ) うん
( ルイジ ) 去年 の 冬 2 月 12 日 午後 3 時 5 分
今年 の 春 5 月 3 日 夜 7 時 12 分 ジャン タン に 入った
( 警官 たち ) おお ー
( ルイジ ) それ で 終わり それっきり 出 て こ なかった
次 ! おととし の 夏 8 月 30 日 …
( ルイジ ) 午前 11 時 2 分 終わり だ
( ルイジ ) 午前 11 時 2 分 終わり だ
( フラン ) 彼 が 選 ん だ 写真 は ―
( ルイジ ) 午前 11 時 2 分 終わり だ
( ルイジ ) 午前 11 時 2 分 終わり だ
全て 失踪 届 の 出 て いる 者 たち です
全て 失踪 届 の 出 て いる 者 たち です
行方 不明 と なった 時期 も 目撃 し た 日 時 と 一致 し ます
どう です ?
( グレ ヴィール ) うーん
( グレ ヴィール ) うーん
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
( グレ ヴィール ) ん ? ( フラン ) あっ
( シニョレー ) 彼女 の 事情 聴取 を 終え た
確か に ジャン タン は 怪しい
( 一同 ) う っ
( 一同 ) う っ
( シニョレー ) 1917 年 裕福 な 貴族 の 娘 だった 彼女 は ―
ロシア の 革命 で 国 を 追わ れ た
そして 両親 を 失い 数 少ない 身寄り を 頼って この ソヴュール に
現在 素性 を 確認 中 だ 手応え は ある
だ と する と … その …
悪魔 だの いけにえ だ の の 話 も …
( グレ ヴィール ) ん っ ( 一弥 ) う わ あっ
やむ を 得 ん 君 あれ に 電話 を
は ぁ … ヴィクトリカ です か ?
警部 僕 に 頼る 前 に たま に は 自分 で
( グレ ヴィール ) イヤ だ !
お っ ほん
( グレ ヴィール ) 君 は 何 も 分かって い ない
私 が なぜ こんな ヘア スタイル を し て いる と 思う ?
( 一弥 ) え ? 好き で やって る ん じゃ …
( グレ ヴィール ) は ぁ …
私 は 以前 心ならずも あれ の 力 を 借り た こと が ある
どう し て も 解決 せ ね ば なら ん 事件 が あった の だ
で その 代償 に
まさか ヴィクトリカ が ?
( 一弥 ) う わ っ ( グレ ヴィール ) 久 城 ( くじょう ) 君 !
君 の 受け取って いる 恩恵 は ―
悪徳 高利 貸し から ただ で お 金 を ―
ザクザク もらい 続け て いる よう な ―
奇 特 で 不思議 すぎる もの な の だ よ
( 一弥 ) ん …
( グレ ヴィール ) ふん っ
( 一弥 ) ヴィクトリカ …
フッ
分かり まし た 彼女 に は 僕 から 頼み ます
でも これ っきり です から ね
なるほど フッ なんと たわ い の ない
ぐ じゃ っ ! ぐ じゃ っ !
( セシル ) ヴィクトリカ さ ー ん また お 電話 !
( ヴィクトリカ ) うむ
( セシル の 鼻歌 )
( セシル の 鼻歌 )
( 鼻 を かむ 音 )
( 鼻 を かむ 音 )
( 鼻 を かむ 音 )
( セシル ) ぐ っ
め ー っ !
( ヴィクトリカ ) ん …
( 一弥 ) ヴィクトリカ もしも ー し 聞こえる ?
実は 君 に 相談 が ある ん だ
は ぁ … 久 城
君 は なぜ こう も 私 の 平穏 を 乱す の か ね
君 は なぜ こう も 私 の 平穏 を 乱す の か ね
( 一弥 ) え ?
どうせ また 事件 に 巻き込ま れ 情けなく 音 ( ね ) を 上げ て いる の だ ろ
( 一弥 ) う っ その … いつも 頼っちゃ っ て ごめん
でも 感謝 し てる よ ホント に
君 が 僕 を 助け て くれる の に は
( ため息 )
混沌 ( カオス ) の 欠 片 ( かけら ) は 既に おおむね そろって いる
( 一弥 ) な っ なんで ! ?
( ヴィクトリカ ) 決まって いる だ ろ う
知恵 の 泉 が 私 に 告げる の だ よ
だが いく つ か まだ 欠 片 が 足り ん
話し た まえ 久 城 手短 に な
( 鼻 を かむ 音 ) ( ヴィクトリカ ) ぐ じゃ っ !
( ヴィクトリカ ) で は 再 構成 し て やろ う
久 城 ペーパー ウエイト を 探せ ガラス 製 の だ
持って き た けど
( ヴィクトリカ ) で は 床 に 落とし た まえ
は ?
( ヴィクトリカ ) いい から 言わ れ た とおり に やり たまえ
ぐ じゃ っ !
ぐ じゃ っ !
( 一弥 ) う っ ああ …
割れ た よ で ?
( ヴィクトリカ ) 君 は ―
ジャン タン の 部屋 で ペーパー ウエイト を 落とし た
しかし それ は 割れ なかった なぜ だ と 思う ?
( 一弥 ) なぜ って …
( ヴィクトリカ ) 君 の 落とし た 青い バラ は ―
ガラス 製 で は なかった の だ
( 一弥 ) あ あっ
( ヴィクトリカ ) ブルー ダイヤモンド なら 割れ ない
久 城 君 が その 部屋 で 見 た もの は ペーパー ウエイト で は なく ―
大戦 中 に ソヴュール 王宮 から 盗ま れ た ―
本物 の 青い バラ だった の だ よ
そして 恐らく ジャン タン こそ ―
歴史 の 闇 に 失わ れ た 美術 品 密売 の 舞台 で も ある の だ
( 警官 ) そっち も 確認 しろ ! ( 警官 ) はい !
( 警官 ) こっち か ( 警官 ) こっち は ?
( フラン ) あり まし た 警部 !
( 一同 ) ん っ
( 一弥 ) あ あっ
うん
( 一弥 ) う っ
ガルニエ さん これ が 証拠 です
あなた たち は 消え た 人 たち を ここ で …
( ガルニエ ) そこ は ただ の 倉庫 だ
普段 は あまり 使って い ない が ね
けど ! う わ っ !
久 城 君 よし たまえ ! これ で は 証拠 に なら ない
ただ の 倉庫 だ と 言わ れ て しまえ ば ―
我々 に は どう する こと も でき ん の だ
( 一弥 ) 放し て ください 警部 !
( グレ ヴィール ) ダメ だ ! 落ち着き たまえ 久 城 君
( 一弥 ) イヤ です 間違い ない で す
ここ に 子供 たち が 捕らえ られ て いた ん だ !
( ヴィクトリカ ) 久 城 君 ら が 見つけ ね ば なら ん の は ―
より 具体 的 な 証拠 だ
より 具体 的 な 証拠 だ
( 一弥 ) 警部 ! 放し て ください
( 一弥 ) 警部 ! 放し て ください
( 一弥 ) 警部 ! 放し て ください
( グレ ヴィール ) いいかげん に し た まえ
( グレ ヴィール ) いいかげん に し た まえ
( ヴィクトリカ ) ブルー ジョン を 使え
王宮 から 消え た 美術 品 捕らわれ の 子供 たち
それ ら は 必ず その 建物 の どこ か に …
ぐ じゃ っ !
( ヴィクトリカ ) どこ か に 存在 し て いる の だ
必ずや ブルー ジョン が ―
君 ら を 真実 の 在りか へ と 導 い て くれる だ ろ う
( ガルニエ ) 何 も 見つから ず に ご 苦労 で し た な
お 引き取り 願い ま しょ う か
( 一弥 ) くっ
( ガルニエ ) フンッ
( グレ ヴィール ) フフフ … ( ガルニエ ) ん ?
それ は どう かな
( 一弥 ) うん
ご存知 です か ? ―
“ ブルー ジョン ” と いう 不思議 な 石 を
( ガルニエ ) ん ?
インチキ 霊 媒 師 が 粉末 に し て ―
エクトプラズム の 代わり に よく 使う そう です
なぜ か と いう と …
( 一弥 ) 光る ん です よ 闇 の 中 で 青く
あの 女の子 アナスタシア は 言って い た
“ 閉じ込め られ て い た 部屋 の 窓 から 王宮 が 見え た ” と
だから 僕 たち は 店 内 の そちら 側 の 窓 に 全部 …
けれども 今 1 か所 だけ 目印 の ない 窓 が ある
ガルニエ さん !
あなた 方 が 子供 たち を 閉じ込め て いる ―
隠し 部屋 の 窓 だ から だ !
う う っ
グレ ヴィール ! 5 階 の 7 番 目 の 窓 だ !
5 階 だ ! 5 階 の 部屋 を 捜索 しろ !
( 秘書 ) はっ
( 警官 たち ) ハッ ハッ ハッ
( 秘書 ) はっ はっ ( 警官 たち ) う う っ
はっ
ウ … ウソ …
何 を し て いる 貴 様 ら も 続け !
( 店員 と 警官 が もみ合う 声 )
( 一弥 ) わ っ と っ と っ
ここ から 先 へ は 行か せ ない よ
あっ う う っ
ここ は 任せ た まえ 少年 !
( 一弥 ) よ … よろしく !
うん
( エレベーター の 到着 音 )
( 一弥 ) ん っ う っ
ん ? 見つけ た !
ん っ
( ざわめき )
あっ これ は …
( 客 の ざわめき )
( オークショニア ) で は 3 万 から 始め ます
3 万 5,000
他 は ?
3 万 7,000 … 4 万 …
4 万 2,000 … 5 万 !
5 万 が 出 まし た 他 は ?
さあ お おっと …
( 一弥 ) 悪魔 の 儀式 じゃ ない
( オークショニア ) 6 万 が 出 まし た
これ は 消え た 美術 品 と 子供 たち の オークション
( 客 の どよめき )
警察 だ ! 全員 その 場 を 動く な !
( 客 の 悲鳴 ) ( 警官 の 怒号 )
( シニョレー ) 連れ て いけ
( ため息 )
( 一弥 ) 双 頭 の ワシ … 確か ロマノフ 王朝 の 紋章 だ
あ ?
( 2 人 ) うん
( 床 に 落ち て 転がる 音 )
確か に 本物 だ
ヴィクトリカ
何もかも 君 の 言って い た とおり だった よ
( セシル ) “ ソヴレム きって の 名士 ガルニエ ”
“ その 正体 は 大戦 中 の 混乱 に 紛れ て ― ”
“ ソヴュール 王家 の 宝物 庫 を 襲った 一味 の 一 人 だった ”
“ 彼 は それ を 元手 に ジャン タン を 買い取り ― ”
“ 美術 品 密売 の 場 と し て … ”
( あくび )
( セシル ) 怖い わ ねえ ホント に 都会 って
( グレ ヴィール ) 君 が 言って い た ご 婦人
彼女 も やはり 子供 を さらわ れ た 被害 者 らしい
( 一弥 ) そう です か
( グレ ヴィール ) 消え た 子供 たち の 行方 は ―
警視 総監 自ら 陣頭 に 立って 捜査 中 だ
皆 必ず 見つかる と 信じ たい の だ が
( ジャクリーヌ ) およ よ よ ~ ( グレ ヴィール ・ 一弥 ) あっ
( ジャクリーヌ ) およ よ よ ~ ( グレ ヴィール ・ 一弥 ) あっ
( ルイジ ) アハ ハハ …
( ルイジ ) アハ ハハ …
( ルイジ ) アハ ハハ …
( ジャクリーヌ ) 面白い ? 面白い ?
( ルイジ ) アハ ハハ …
( ルイジ ) アハ ハハ …
ウフフフ … あっ
ありがとう みんな を 助け て くれ て
( 一弥 ) いや 僕 は 別 に … ( アナスタシア ) ウフフ
( グレ ヴィール ) 彼女 の 身寄り と は 連絡 が つい た
じき に ここ へ 引き取り に 現れる そして …
( ルイジ ) チャイニーズ !
( 一弥 ) ん ? え えっ と …
( ルイジ ) 何 だ よ 物覚え が 悪い なあ
証言 し て やった だ ろ 1 枚 よこ せよ
あっ 君 は ! けど その 格好 …
( ルイジ ) 俺 寄宿 学校 に 行く ん だ
あの 人 が ボランティア で 学校 に 通わ せ て くれる ん だ って
( 一弥 ) ん ?
( 一弥 ) ん ?
( ジャクリーヌ ) 久しぶり グレ ヴィール
( ジャクリーヌ ) 久しぶり グレ ヴィール
相変わらず おかしな ヘア スタイル ね
君 の 顔 の 方 が ずっと ずっと 変 だ よ ジャクリーヌ
( 一弥 ) どう いう こと ? あの 二 人 妙に 親し そう だ けど
( ルイジ ) なあ ( 一弥 ) ん ?
俺 ルイジ お前 は ?
あっ そう いや まだ 名乗って なかった ね
一弥 カズヤ ・ クジョウ
( ルイジ ) 変 な 名前 ( 一弥 ) な っ !
失敬 な ! いい かい
これ でも 僕 は 由緒 ある 帝国 軍人 一家 の 三男 で …
君 ~ そんな 難しい 顔 し ない で ほら ~
( アナスタシア の 笑い声 ) ( ルイジ ) 変 な 顔 アハハ …
少々 皮肉 な 巡り合わ せ で は ない か ね
ブロワ 侯爵 の 嫡男 で ある 君 が ―
国王 の ため に 青い バラ を 見つける と は
全て は 過ぎ た こと だ
ありがとう !
元気 で な 一弥 !
ああ 君 たち も !
( 一弥 ) ヴィクトリカ 今頃 どう し てる かな
風邪 治って る と いい けど
( 汽笛 )
( グレ ヴィール ) お前 は 何 も 知ら ない 塔 の 中 の お姫様 だ
( ヴィクトリカ ) あっ ああ …
( グレ ヴィール ) こんな ヘア スタイル など 何でもない
本当 に 私 を 絶望 さ せ たい の なら ―
お前 は 別 の 要求 を す べき だった の だ よ
けど 思い も つか ない の だ ろ う
( ヴィクトリカ ) くっ
( グレ ヴィール ) なぜ なら お前 は 誰 も 愛し た こと が ない から だ
( ヴィクトリカ ) 違う …
( グレ ヴィール ) お前 に は 人 を 絶望 さ せる 力 など ない
灰色 狼 ( は い いろ おおかみ ) に は 誰 か を 愛する こと など …
( ヴィクトリカ ) 違う ! そんな こと は …
そんな こと は ない の だ !
( 一弥 ・ セシル ) う わ っ
はっ
久 城 お前 いつ …
( セシル ) もう ! ヴィクトリカ さん ったら ―
また 寝ぼけ て
その … 具合 大丈夫 ? 君 の おかげ で 無事 解決 し た よ
( ヴィクトリカ ) ん … フンッ それ は よかった な
( 一弥 ) はい これ お土産 だ けど いる ?
いる !
( 一弥 ) ん ? 何 か 気 に 入ら ない 点 でも ?
あっ
久 城 そこ の パイプ を 取れ
( 一弥 ) うん
うん これ で いい
♪ ~
~ ♪
( ヴィクトリカ ) 兄 の 秘密 を 教え て やろ う
あの ドリル に は あめ 玉 が 隠し て ある の だ よ 久 城
( 一弥 ) え えっ ? ウソ ! 何 味 ?