Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 74
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( ナレーション ) 蟲 寄 ( むし より ) 市 に 広がり つつ ある 境界 トンネル
そこ が 広がり きる と
凶悪 な 妖怪 たち が 人間 界 に 入り込 ん で くる
それ を 阻止 する ため 幽助 ( ゆう すけ ) たち は 蟲 寄 市 に 乗り込 ん で いった が
逆 に 仙水 ( せんすい ) の 仲間
ドクター の テリトリー に 取り込ま れ て しまった
仲間 が 次々 と 倒さ れ て いく 中 幽助 は ついに ドクター を 追い詰め た
だが 痛 み を 全く 感じ ない ドクター は
幽助 の 霊 丸 ( れい がん ) さえ も 平然 と 耐え て しまう
どう する 幽助 !
( 看護 師 ) ああ … う っ
( 衝撃 音 )
( 神谷 ( かみ や ) ) さすが ダーク エンジェル が
“ 油断 する な ” と 言った だけ の こと は ある
( 神谷 ) が しか し 忘れ た の か ? 俺 の 能力 は 医者 ( ドクター ) だ ぜ
( 幽助 ) あ …
結合 手術 も 思い の まま だ
( 静 流 ( し ずる ) ) 螢子 ( けいこ ) ちゃん 早く ! ( 螢子 ) はい !
( 静 流 ) こっち に も …
( 静 流 ) 螢子 ちゃん エレベーター へ
( 螢子 ) ええ !
( プー ) プー プー !
( 静 流 ) すごい 大群 だ
( 螢子 ) あっ !
( 静 流 ) なんとか 助かった みたい だ ね
( 螢子 ) ええ でも 今頃 幽助 は どう し てる かしら
( 静 流 ) 幽助 君 は 大丈夫 よ きっと
( 螢子 ) 痛 っ …
( 静 流 ) け … 螢子 ちゃん !
( 螢子 ) ああ … さ … 寒い
俺 が 思う に それぞれ の 能力 は
その 人 間 の 好み や 性格 環境 なんか に 深く 関係 し て いる ね
医師 と いう 能力 で あり ながら 俺 が やって いる の は 殺人 だ
が どうやら 本職 の 医者 より こっち の ほう が 向 い て いる よう だ ぜ
同感 だ ぜ て め え 7 人 の うち の 1 人 だ な
な … 何 !
ダーク エンジェル だの ゲート キーパー だ の
ドクター だの いろいろ いる そう じゃ ねえ か
( 神谷 ) 貴 様 そこ まで 知って る の か
( 幽助 ) お互いさま だ
て め えら も 俺 たち の こと を いろいろ 知って る ん だ ろ
( 神谷 ) う …
( 幽助 ) 言え ! ほか の メンバー の 正体 は ?
どこ に 住 ん でる ? アジト は どこ だ !
フン 答え は
これ だ !
( 幽助 ) う !
( 神谷 ) おお !
う お ~ !
( 神谷 ) あ …
( 神谷 ) フッフッフ …
チッ
本当 なら 気絶 する ほど 痛い ん だ ろ う が な
俺 が 自分 で コントロール し た 脳 内 麻薬 の おかげ で
すこぶる 気分 が いい ぜ
テリトリー を 解 い て みんな を 病気 から 解放 しろ
そう すれ ば 殺し は し ねえ
( 神谷 ) だ が 逃がす つもり も ない ん だ ろ う
ああ どっち に しろ て め え は ムショ 入り だ ろ う が な
でき ない 相談 だ
一 度 ウイルス に 感染 すれ ば
俺 の 念 その もの を 消さ ない かぎり 病気 は 進む
ついでに 言う と ムショ も ごめん だ ね フッ
マジ で ぶ っ 殺す ぞ て め え !
できる かい ? ハハハハ …
お前 は 勘違い し て いる ぞ 俺 は 妖怪 じゃ ない 人間 だ ぞ
それ でも 殺 せる の か この 俺 が …
あ …
( 幽助 ) とりゃ !
( 神谷 ) あっ ああ …
あ …
それ しか ねえ なら 喜んで やって やる ぜ クソ 野郎 !
そう かな ? お前 は 迷って いる と 見 た ね
( 幽助 ) クッ …
( 幻 海 ( げんかい ) ) ハアー !
( 幻 海 ) チェッ 切り が ない ね
( エレベーター の 到着 音 )
( 幻 海 ) ん !
し … 静 流 !
ばあちゃん ! よかった … 螢子 ちゃん が
螢子 ちゃん が 大変 な ん だ !
( 幻 海 ) ハアー !
大変 な の は みんな 一緒 さ !
どこ か 安全 な 場所 は ない の か な ?
( 幻 海 ) 強いて 言う なら ここ が いちばん 安全 な ん だ よ
( 静 流 ) そんな …
う う … う う …
( 桑原 ( くわばら ) ) よ ー し 行く ぞ !
( 蔵 馬 ( くらま ) ) 待った
何 だ よ
おかしい 静か すぎる
( ぼたん ) そう いや あ そう だ ね
( 桑原 ) 何 言って ん だ よ
病院 って いう の は 静か に する もん だ ろ う が
( 海 藤 ( かいとう ) ) 全然 わかって ない ん だ な ( 桑原 ) 何 が ?
( ガラス が 割れる 音 )
もし さっき の が 浦 飯 ( うらめし ) さん が 放った 霊 丸 だ と し たら
その 後 の 動き が 全く ない の は おかしい って こと だ よ
( 桑原 ) だ から ?
( 蔵 馬 ) 結論 から 先 に 言う と
病院 の 中 は 誰 か 能力 者 の テリトリー だって こと さ
それ も 間違い なく 敵 の テリトリー だ
俺 たち に くっつ い て い た 尾行 者 が い なく なった こと が
それ を 裏付ける
( ぼたん ) うかつ に 中 に 入る と 危険 だ って こと な ん だ ね
( 蔵 馬 ) そう 特に 桑原 君 は 今 霊 力 が ない から ね
そ … そう 言わ れる と 返す 言葉 も ねえ けど よ ぐ …
( 蔵 馬 ) ともかく みんな は ここ で 待機 し て て くれ
俺 が 様子 を 見 て くる
( 桑原 ) あ … お っ おい !
大丈夫 だ ろ う ね
( 蔵 馬 ) 正面 から 行く の は 危険 すぎる と すれ ば …
ハッ !
あ !
やはり 能力 者 の テリトリー か …
( 刃 霧 ( は ぎり ) ) ヤツ ら ドクター が 張った ワナ を 警戒 し た よう です
( 御手洗 ( み たらい ) ) チッ ヤツ ら 少し は 切れる よう だ な
( 仙水 ) それ で いい
それ で なく て は これ から が 楽し め ない から な
( 刃 霧 ) しかし ドクター 1 人 で は 荷 が 重い の で は ?
( 御手洗 ) 仙水 さん 俺 たち も 行き ま しょ う
( 仙水 ) 必要な い
浦 飯 幽助 と いう 男 を 知る いい 機会 だ
( 御手洗 ) は … はい
ハッハハハ …
あと 10 分 で 俺 の 作った 病原 菌 を 注射 さ れ た ヤツ ら は
みんな 死 ん で しまう だ ろ う
それ を 食い止める に は 俺 の 意識 を 失わ せ
念 を 断ち切ら なけ れ ば なら ない
だが この 俺 は
気絶 を し ない
どう する ? やっぱり 殺す か ?
だが 人間 を 殺し た こと は ない ん だ ろ う ? 浦 飯 幽助
きっと 後味 が 悪い ぜ
ハハハハ …
( 幽助 ) ヘド が 出る ほど や な 野郎 だ な て め え は !
その 褒め 言葉 好き だ ね
( 蛍光 灯 が 割れる 音 )
( 神谷 ) ああ …
お … お前 !
( 幽助 ) 今度 は 外さ ねえ て め え の 頭 を ぶ っ 飛ばし て やる !
( 神谷 ) ほ … 本気 か ?
おお !
( 静 流 ) ばあちゃん どう する ん だい ?
( 幻 海 ) 下 へ 行く の さ
どう も 幽助 たち が 気 に なる
( 幻 海 ) いい かい あたし が 降り たら すぐ に 扉 を 閉める ん だ よ
とりあえず この 中 に いれ ば
あの 虫 たち は 襲って は 来 ない よう だ から ね
( 静 流 ) え … ええ でも … ( 幻 海 ) 心配 する な
能力 者 を 倒せ ば その 病気 は すぐ に 治る
( 幻 海 ) じゃ あな ( 静 流 ) あっ ばあちゃん !
( 幻 海 ) ハアー !
( 静 流 ) フゥ … なんて こった
( プー ) プー プー ! ( 静 流 ) ん ?
( 螢子 ) う …
幽助 …
( 静 流 ) あっ 螢子 ちゃん 大丈夫 だ よ
幽助 君 や ばあちゃん が なんとか し て くれる よ きっと
( 螢子 ) 幽 … 助 …
お … おい よく 考えろ
俺 を 殺し ち まったら て め え は 刑務所 行き な ん だ ぞ
そんな 先 の こと な ん ざ 知った こっちゃ ねえ !
( 神谷 ) わ !
( 幽助 ) 往生 し や がれ !
( 看護 師 ) 助け て …
来る な !
動く な 動く な よ この 女 の 首 を 落とす ぞ
( 幽助 ) クッ …
( 神谷 ) ヘッヘヘヘ 安心 し た だ ろ
これ で 俺 を 殺 せ ない 理由 が 出来 た な
( コエンマ の ため 息 ) ( あやめ ) コエンマ 様
( コエンマ ) お前 か
( あやめ ) どう なさった の です か ?
病院 は 大変 な 状態 に なって いる よう です が …
( コエンマ ) ああ 少し 考え 事 が あって な 何 だ ?
( あやめ ) 例 の 穴 は 確実 に 大きく なって い ます
たぶん 相当 の 術 者 が その 中心 に …
普通 の 術 者 が 何 人 かかって も こんな 大規模 な 穴 は 開け られ ん
だからこそ 左京 ( さ きょう ) は ばく大 な 金 ( か ね ) を かけ て
それ を 成 そ う と し た
そう だ な
( あやめ ) はい 術 者 は 当然
霊 界 の 張った 結 界 の こと も 気付 い て いる はず です
まさか 結 界 の 破壊 も 考え て いる の で は !
そんな こと を 考える 人間 が いる と し たら …
( コエンマ ) 皆 まで 言う な
( 静 流 ) あ …
( プー ) プー
( 螢子 ) し … 静 流 さん あたし を 置 い て 逃げ て
( 静 流 ) 何 言って ん の さ
( 螢子 ) あ … あたし は もう 一 度 刺さ れ てる から …
ここ まで 来 た ん だ とことん つきあわ せ て もらう よ
( 静 流 ) あっ あ …
( 静 流 ) え ? ( プー ) プー
( 静 流 ) 蔵 馬 君 !
この 虫 は 一体 …
ヒッヒッヒ …
て め え 自分 の やって る こと が わかって ん の か ?
て め えら が 開けよ う と し て いる 穴 は 全て を 巻き込む ん だ ぞ
( 神谷 ) ヘッヘヘヘ …
( 幽助 ) 穴 から はい出 た 妖怪 が
お め えら だけ を よけ て 暴れる と でも 思って ん の か
だから ?
て め え が やって ん の は 自殺 行為 だ ぜ !
( 神谷 ) 自殺 行為 か …
その とおり だ
俺 は 自分 の 死に 方 を 決め かね て 今 まで 生き て き た
病気 に 殺さ れる の も 時間 に 殺さ れる の も 真っ 平 だ
だが 妖怪 に なら 殺さ れ て も いい な
( 咆哮 ( ほうこう ) )
( 神谷 ) 全て の 人 間 を 殺し て くれる なら …
数え 切れ ない しかばね の 上 それ が 俺 の 死 に 場所 だ
( 看護 師 ) 1 人 で 死に や がれ !
( 神谷 ) お ?
( 幽助 ) あ !
( 神谷 の うめき声 )
( 神谷 の うめき声 )
( 神谷 ) おのれ !
う わ ~ !
ヤナ !
( 柳沢 ( やなぎ さわ ) ) ヘッ ざま あ 見 や がれ
( 神谷 ) き … 貴 様 も 能力 者 か まだ 動 け た と は … クソ !
悪あがき は やめ とけ !
もう 逃げ られ ん !
( 幽助 ) 最後 の 忠告 だ
みんな を 病気 から 解放 しろ さ も ねえ と
殺す !
わ … わかった 負け た よ
実は 血清 が ある ん だ これ を 注射 すれ ば 助かる
本当 だ ろ う な
誓う ! 誓う よ 俺 だって ホント は 死に たく ねえ
( 神谷 ) これ を 渡す 一瞬 の 隙 で ヤツ を 殺す
( 室田 ( む ろ た ) ) だまさ れる な !
ハッ !
( 室田 ) 野郎 の 心 の 声 を 盗み 聞い た ぜ !
その 中身 は ただ の ブドウ 糖 だ !
( 神谷 ) チッ
ちき しょ う !
( 幽助 ) て め え 救え ねえ よ
( 神谷 ) うる せ え !
この 野郎 !
( 神谷 ) 殴れ 殴れ その 間 に 病人 たち は どんどん 死 ん で いく
くたばり や がれ ! とりゃ ~ !
( 神谷 ) ぐ わ !
ぐ わ !
ああ …
あ あっ あ …
( 神谷 の うめき声 )
あっ 斑点 が 消え た 神谷 が 死 ん だ の か ?
( 人々 の ざわめき )
( 医師 ) 警察 を 早く !
( 看護 師 ) 私 見 まし た 神谷 先生 が 突然 こんな マネ を …
( 幽助 ) クソ … 殺す しか なかった ちくしょう !
あっ ばあさん !
( せきこみ )
安心 しろ 息 を 吹き返し た
電気 ショック の よう な もん さ
こんな ヤツ の 命 を お前 が し ょい 込む こと は ない
( 桑原 ) お ~ い !
( 幽助 ) おお !
( ぼたん ) ここ で 一体 何 が あった ん だい ?
( 幽助 ) もう 話す 気 に も な ん ねえ よ
( 幻 海 ) ぼたん こいつ ら を 見 て やって くれ
かなり 深い 傷 を 受け て い た
はい な !
( プー ) プー
( 幽助 ) あっ プー !
( 蔵 馬 ) や あ 一 件 落着 し た みたい だ ね
( 桑原 ) あら 姉ちゃん い た の ?
( 静 流 ) まあ ね
今度 は どんな 事件 に 巻き込ま れ てん だい ?
( 桑原 ) ああ 話す と 長く なる ん だ な これ が
螢子 まで …
こら プー こい つら を 連れ て き たら ダメ じゃ ねえ か よ !
( プー の 泣き声 )
プー ちゃん を 怒ら ない で よ あたし は 心配 し て 来 て あげ た の よ
( パトカー の サイレン )
( 幻 海 ) さあ 長居 は 無用 だ よ ここ に いる と いろいろ 面倒 だ
俺 は ここ に 残って 城戸 ( きど ) を 入院 さ せ ます
( 幽助 ) おう あと は 頼 ん だ ぜ
( 警官 ) 行け 早く しろ こっち だ 急げ !
( 神谷 ) 刑事 さん 誰 か を 殺し たい と 思った こと あり ませ ん か ?
私 は 誰 か じゃ なく
全員 殺し て やり たい と 思って まし た 人間 全て …
なぜ かって ?
だって こんな 醜い 生き物 は ほか に い ない じゃ あり ませ ん か
人間 って 生き物 は 欲望 が 果てしなく
何でも 食い 何でも 壊す
人間 へ の 嫌悪 が 憎悪 に 変わった
殺意 は あり まし た よ ただし 個人 に で は なく
自分 も 含め た 人間 全て に です けど ね
ほんの 少し 寿命 が 延び た だけ だ 俺 も あんた たち も な
( ナレーション ) 辛く も ドクター を 倒し た 幽助 たち
しかし 敵 は まだ 6 人 いる
そして 境界 トンネル が 通じ て しまう 時 も
刻一刻 と 近づ い て いる の だ
( 幽助 ) やい 桑原 ! て め え 何 考え てん だ
もう すぐ 魔 界 の 穴 が 開 い ち ま う っ つ う のに
何 が ライブ だ ホント に ふざけ た 野郎 だ ぜ
俺 は 知ら ねえ から な
霊 力 の ねえ お め え が 今 敵 に 襲わ れ たら …
ケッ 心配 なんか し て ねえ よ !
次回 「 シーマン ・ 雨 に 潜む 罠 ( わな ) 」
何だか 嫌 な 天気 だ ぜ
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