Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 71
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( ナレーション ) 四 次元 屋敷 ( よ じげん や しき ) で 幽助 ( ゆう すけ ) たち に
奇妙 な 戦い を 挑 ん だ 海 藤 ( かいとう ) 城戸 ( きど ) 柳沢 ( やなぎ さわ )
不思議 な 能力 を 持つ この 3 人 の 若者 を
陰 で 操って い た の は
意外に も 幻 海 ( げんかい ) 師範 で あった
困惑 する 一同 に 幻 海 が 語った 事実 と は …
( 幻 海 ) 魔 界 の 穴 の 影響 さ
( 幽助 ) 魔 界 の 穴 ?
人間 界 と 魔 界 を つなげる
亜 空間 の 境界 トンネル の こと だ よ
( 蔵 馬 ( くらま ) ) それにしても 信じ がたい
全く の 異 次元 で ある 魔 界 と
人間 界 の はざま の 巨大 な 亜 空間 に
穴 を 開ける ほど の 力 が 存在 する と いう の か
( 飛 影 ( ひえ い ) ) フン そんな こと が できる なら
俺 は とっくに 魔 界 に 帰って る ぜ
百聞 は 一見 に しか ず どう だ 見 に 行く かい ?
そい つ は どこ に ある ん だ ?
蟲 寄 ( むし より ) 市
( 幽助 ) な っ … 蟲 寄 市 ? 目 と 鼻 の 先 じゃ ねえ か
( あやめ ) まさか こんな こと が …
( コエンマ ) バカ な ! あり え ん
よしんば 万が一 偶然 に 本当 に 確実 に
人間 界 と 魔 界 を 通じる 穴 が 開 い て い た と し て も だ
それ は その 土地 が 一時的 に 魔 を 呼び寄せ た に すぎ ん
( ジョルジュ 早乙女 ( さおとめ ) ) コエンマ 様 の その 顔 嫌い だ な ~
黙れ ジョルジュ !
( あやめ ) いいえ 日本 が 暗黒 期 の ピーク に 達する の は
まだ 何 百 年 か 先
まして 自然 に あれ だけ の 穴 が 生じる こと は 考え られ ませ ん
これ は 明らか に 人為 的 な 力 です
では 一体 誰 が …
( 着信 音 )
( ぼたん ) コエンマ 様 だ わ
( コエンマ ) ぼたん 幽助 は いる か ? 非常 事態 だ
みんな いる よ 境界 トンネル の こと だ な
( コエンマ ) おお 幻 海 か その とおり だ
もう 既に 人間 界 に 影響 が 出 始め て いる
突然 奇妙 な 能力 に 目覚め た 人間 たち が
この ひと 月 の 間 に 既に 30 人 も 出 て き て
私 の 所 に 助け を 求め て 相談 に 来 た
こいつ ら も そう だ
この 特殊 な 能力 に 目覚め た の は 全て
蟲 寄 市 に 住 ん で いる 者 たち だ
( コエンマ ) うーん
蟲 寄 市 だけ に 影響 が とどまって いる の は
不幸 中 の 幸い だ が …
もう 第 2 段階 に 入った か …
( 幽助 ) 第 2 段階 ? どう いう こと だ ?
お前 たち に どこ まで 話す べき か …
何しろ 霊 界 の トップ シークレット 事項 も
その 中 に 含ま れ て いる の だ から な …
もったい つけ ねえ で さっさと 言え !
わかった で は 話 そ う
境界 トンネル が 完全 に 開く まで に は
4 段階 ある の だ
まず 第 1 段階
人間 界 に 瘴気 ( しょうき ) が 濃く なる
魔 界 の 下等 生物 が 増大 する
第 2 段階
人間 の 中 に 特殊 な 能力 を 持つ 者 が 現れ だす
さらに 第 3 段階
D 級 以下 の 妖怪 が 人間 界 でも ぞろぞろ と 生まれ だす
知性 の 乏しい 凶暴 な ヤツ ら が …
そして 第 4 段階
穴 が 直径 2 キロ メートル を 超え た とき 最終 段階 に 達する
( ぼたん ) 最終 段階 ? ( 幽助 ) 一体 どう なる ん だ ?
C 級 妖怪 と B 級 妖怪 が
人間 界 を 自由 に 出 はいり できる よう に なる
それ は …
霊 界 で は 妖怪 を その 妖力 の 強 さ で
ランク 付け し て いる の だ
B 級 妖怪 と は
戸 愚 呂 ( とぐろ ) クラス の 妖怪 だ と 思って 間違い ない
戸 愚 呂 が B 級 だ ?
( 戸 愚 呂 弟 の 叫び声 )
あんな すげ え ヤツ が B 級 だって の かよ
魔 界 は 果てしなく 深く 広い
霊 界 が 管理 し て いる の は 魔 界 の ごく 一部 に すぎ ん の だ
な … 初めて 聞い た
( コエンマ ) 魔 界 は とてつもなく 広く て 深い 地下 の ビル だ と 考え て もらえ ば いい
我々 が 管理 でき て いる の は 地下 1 階 の わずか 半分 だけ な の だ
たった それ だけ か よ
ここ から 先 は 危険 すぎ て 踏み込 めん
長い 年月 を かけ て 少しずつ 陣地 を 広げる しか ない の だ
そして 魔 界 の 奥底 に は
A 級 妖怪 と 超 A 級 と いわ れる NS 級 妖怪 が いる
S 級 妖怪 は 霊 界 で すら 手 が 出 せ ん
コエンマ 霊 界 は こんな 事態 に 対し て
今 まで 何の 備え も し て こ なかった と 言う の かい ?
( コエンマ ) いや
魔 界 と 人間 界 の 境 で ある 亜 空間 は
強力 な 結 界 で 封じ て いる
な ~ んだ それ なら 安心 ね やれやれ
だったら どう し て 妖怪 が 出 はいり できる の ?
だが その 結 界 は A 級 と S 級 妖怪 を 外 に 出さ ない ため な の だ
あまり に も 巨大 な 結 界 の ため に
B 級 以下 の 妖怪 は その 隙間 を 通り抜け て しまう
結 界 の 隙間 ?
( コエンマ ) しか し A 級 と S 級 妖怪 は
1 匹 たり と も 侵入 さ せ て は なら ん の だ
そ … そんなに ヤバ い って の か よ
B 級 妖怪 全て より A 級 以上 の 妖怪 1 匹 が そんなに ?
( コエンマ ) も し 1 匹 でも S 級 妖怪 の 侵入 を 許し たら
その とき 人間 界 は …
( 人々 の 叫び声 )
( 妖怪 たち の 鳴き声 )
( 桑原 ( くわばら ) ) 何 な ん だ よ その A 級 と か オバ Q と かって の は !
霊 力 が 戻って ねえ から 俺 に は 画面 も 見え ねえ し
コエンマ の 声 だって な ~ ん に も 聞こえ て ねえ ん だ ぞ
ちゃんと 説明 し や がれ !
何 が … あった ん だ 一体 …
( 戸 愚 呂 兄 ) トンネル の ほう は 順調 です か ?
そう です か そい つ は よかった フフ フフ
だが 必ず 邪魔 が 入り ます よ
いまいましい ヤツ ら が い まし て ね
お 願い です よ
敵 ( かたき ) を 取って ください よ
仙水 ( せんすい ) さん
あなた なら でき ます よ
( 仙水 ) お前 の 指図 は 受け ない
( 仙水 ) だ が こんな 楽しい こと は 誰 に も 邪魔 は さ せ ない さ
( 戸 愚 呂 兄 ) お 願い し ます よ フフ フフ …
( 仙水 ) 果てしない 残忍 な 欲望 で 腹 を 満たし
それ でも 足り ず に 何でも 食らい 何でも 壊す 人間 ども
お前 たち が 裁か れる 時 が 来 た の だ
何 ? 魔 界 と 人間 界 を つなぐ 穴 から
戸 愚 呂 クラス の 妖怪 が わんさ か 踊り ながら 出 て くる だ と !
しかも そい つ ら が B 級 で
でも って さらに その 上 に は A 級 と S 級 妖怪 が いる って の か
霊 界 で さえ 手 が 出 せ ねえ ヤバ すぎる ヤツ ら が !
どう しよ う って ん だ よ どう しよう も ねえ じゃ ねえ かよ
( 幻 海 ) 落ち着け
詳しい 話 は 海 藤 の 魂 を 戻し て から だ
ああ い た な そんな ヤツ ポックリ 忘れ て た
ホッ タッ !
ダアー !
( 海 藤 ) う う … あっ
どうやら 幻 海 さん の 計画 どおり に 事 は 運 ん だ みたい です ね
( 蔵 馬 ) 事情 は 大体 聞い た
かなり インパクト の 強い 自己 紹介 だった な
いや 正直 言う と 俺 は 本気 で やらし て もらった よ
一 度 君 に 勝って み たかった から ね
でも 完敗 だった
( 幽助 ) けど よ 自分 で 魂 戻 せ ない ん じゃ
ばあさん が い なかったら 一体 どう なって た ん だ よ
もちろん お っ 死 ( ち ) ん でる さ
( 桑原 ) えっ ?
こいつ ら が あたし の 所 に 来 た 理由 が それ さ
“ 魂 が 戻ら なく なって しまった 助け て くれ ” って
魂 だけ の 状態 って の は いちばん 無防備 な ん だ
丸 一 日 ほっとけ ば あの世 行き さ
( 蔵 馬 ) ハァ … お前 の こと だ 自分 で 試し て み た な
( 海 藤 ) ああ 自分 で 禁句 ( タブー ) を 言ったら どう なる か
どう し て も 知り たく て ね
改めて 自己 紹介 する よ
海 藤 優 ( ゆう ) 能力 は 禁句
( 城戸 ) 城戸 亜沙 斗 ( あさ と ) 能力 は 影 ( シャドー )
( 柳沢 ) 柳沢 光成 ( みつ なり ) 能力 は 模写 ( コピー )
こいつ ら は 皆 蟲 寄 市 の 住人 だ
不思議 な 能力 に 気付 い た の は 1 か月 ほど 前 だ そう だ
武術 会 が 終わって 間 も ない ころ だ な
それ が トンネル の 第 2 段階 だ と する と …
トンネル が 広がり 始め た の は 武術 会 終了 直後 か
( 着信 音 ) あっ
また コエンマ 様 から だ わ
魔 界 へ 続く 穴 は
すさまじい スピード で 広がって いる ぞ
このまま 進め ば 最終 段階 まで 遅く と も あと 3 週間 だ
3 週間 ?
3 週間 後 に は 戸 愚 呂 クラス の B 級 妖怪 まで が 全て
人間 界 を 自由 に 出 はいり できる よう に なって しまう
止める 方法 は ねえ の か ! 穴 を 塞ぐ 方法 は ?
方法 は … 術 者 を 倒す しか ない
これ が 蟲 寄 市 だ
空間 の ゆがみ は 現在 1,3 キロ メートル
これ が 2 キロ メートル に なり 穴 が 広がり きって しまえ ば もう …
塞ぐ こと は でき ん
穴 の 中心 に 空間 を ゆがめ
魔 界 へ の 穴 を 広げ て いる 術 者 が いる はず だ
穴 の 中心 か 場所 が わかりゃ こっち の もん だ
今 すぐ 行って 穴 開け てる ヤツ ら を ぶち の めし て や ん ぜ
ちょっと 待て 幽助
お め えら 案内 しろ ! 地元 なら 詳しい だ ろ
あ …
クッ … か ー っ て え … 何 し や がん だ ばば あ !
お前 の 頭 は 反省 って 言葉 を 知ら ん の か !
一 度 脳みそ を クリーニング に 出し て こい
敵 ( てき ) の 能力 も わから ず に 向かって いって
今回 と 同じ ヘマ を やら かす 気 か ?
何 の ため に こんな 芝居 を やって 見せ た と 思って る ん だ ボケ
( 幽助 ) けど もたもた し て たら 穴 は 広がる 一方 な ん だ ぜ
( 桑原 ) ああ 浦 飯 ( うらめし ) の 言う とおり だ
まだ 3 週間 ある
敵 は 何 人 か ボス は 誰 か
どんな 能力 か この 3 つ
これ を 知る の は 何より も 必要 な こと な の だ
( 飛 影 ) コエンマ 俺 も 貴 様 に 聞き たい こと が ある
( 飛 影 ) 今 の 俺 は 何 級 だ ? ( 蔵 馬 ) 飛 影 !
答えろ 霊 界 で は 俺 を 何 級 の 妖怪 に ランク し て いる ?
今 の お前 は B 級 の 中位 妖怪 に ランク さ れ て いる
戸 愚 呂 弟 は B 級 の 上位 妖怪 だった
チッ 見くびら れ た もの だ な
断って おく が お前 が 幽助 と 戦った とき は
D 級 の 上位 に しか ランク さ れ て い なかった
それ が わずか 半年 足らず
お前 の 格闘 センス に は 驚か さ れる ばかり だ
フン それ で おだて た つもり か
飛 影 !
人間 界 が どう な ろ う と 俺 の 知った こと じゃ ない
( 桑原 ) おう 待て よ 飛 影
あと は 勝手 に やれ ば いい さ
お前 ら の 邪魔 を する 気 は ない が 助ける つもり も ない
て め え … それ 本気 で 言って ん の か ?
ああ 俺 は 魔 界 に 帰る ぜ
クソ ! 俺 は 見損なった なんて 思っちゃ い ねえ ぞ !
もともと ああ いう ヤツ な ん だ あいつ は よ
来 て くれる さ 俺 たち だけ じゃ どう に も なら なく なったら な
彼 も 戸惑って いる ん です よ
魔 界 が 近く なった 影響 は 人間 だけ に 起き て いる わけ じゃ ない
う ~ ん B の 中 の 上 に し とく べき だった かな …
いや 特上 の ほう が よかった かも しれ ん
( ジョルジュ 早乙女 ) うなぎ の 注文 じゃ ない ん だ から
( 桑原 ) で どう す ん だ よ これ から
( 幻 海 ) 行動 に 入る の は 夜 が 明け て から
こいつ ら の 協力 も 必要 だ
( 幽助 ) やって くれる の か ?
もちろん だ
自分 たち の 街 が おぞましい 姿 に 変わって いく の を 見過ご せる か
この 能力 を 持って しまった 以上
魔 界 側 に 利用 さ れる か 人間 界 を 守る か どちら か だ と 思う
それ なら 俺 たち は 人間 界 を 守る 側 に つく
よし とりあえず 今日 は ぐっすり 寝る こと だ な
明朝 二手 に 分かれ て 街 の 様子 を 探る
とにかく 1 人 で の 軽率 な 行動 は 避けろ
( 桑原 ) ん ん ? みんな で ここ に 泊ま ん の か ?
でも よ 俺 デリケート だ から 枕 変わる と 眠 れ ねえ ん だ よ な
一緒に 絡み合って 寝 ま しょ う か ぼたん ちゃん
( ぼたん ) この バカ も ~ ん ! ( たたく 音 )
( 桑原 ) あ あー !
( 仙水 ) 樹 ( いつき ) …
( 樹 ) 仙水 か
1 つ 障害 が ある
( 仙水 ) 障害 ?
( 樹 ) 魔 界 と 人間 界 の 境 で ある 亜 空間 に 強力 な 結 界 が 張って ある
私 の 能力 なら 次元 の 扉 を 開ける こと は できる
だが 結 界 は 外 せ ない
亜 空間 に 張ら れ た 結 界 を
切り裂く こと の できる 能力 者 が 必要 だ
次 元 を 切る 能力 者 か よか ろ う 俺 が 必ず 見つけ出す
邪魔者 を 始末 する ついでに な
( 螢子 ( けいこ ) ) ハッ
( 荒い 息づかい )
あっ … プー ちゃん
( プー ) プー
どう し た の ? プー ちゃん
( プー の 鳴き声 )
( プー の 鳴き声 )
( 静 流 ( し ずる ) ) あれ は プー じゃ ない か ん ?
螢子 ちゃん !
( 螢子 ) 静 流 さん 幽助 ったら 昨日 は ウチ に 帰って ない って いう し
プー が ひどく 震え てる の
和 ( かず ) の ヤツ も 帰ら なかった よ
行って みる かい 螢子 ちゃん
もしかしたら 幽助 君 たち の 居場所 知って いる の かも しれ ない
( 螢子 ) ええ
( 静 流 ) あっ
( 螢子 ) どう し た の ? 静 流 さん
( 静 流 ) 嫌 な 予感 だ
何 か とてつもなく 恐ろしい こと が 待ち受け て いる よう な 気 が する
( 螢子 ) え ?
( 螢子 ) 幽助 …
( 幽助 ) 魔 界 の 穴 が 現れ ち まった 影響 で
街 じゅう に 特殊 な 能力 を 持った ヤツ ら が
ボコボコ 出 て き や がった
クソ ! これ じゃ ど いつ が 敵 で ど いつ が 味方 な の か
サッパリ わから ねえ じゃ ねえ か
とにかく 早い とこ 穴 塞が ねえ と 化け物 ( もん ) だらけ に な っち まう ぜ
次回 「 魔 界 の 使者 ! 七 人 の 敵 」
伊達 ( だて ) に あの世 は 見 て ねえ ぜ !
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