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文豪ストレイドッグス, Bungou Stray Dogs (Literary Stray Dogs) Episode 9

Bungou Stray Dogs (LiteraryStrayDogs) Episode 9

私 の 名 は 鏡 花 6 ヶ月 で 35 人 殺し た

私 は 鏡 花 35 人 殺し た

もう これ 以上 一 人 だって 殺し たく ない

また 面倒 を 持ち帰った な

あれ は 手遅れ だ

あの 娘 は この 界隈 で は 名 の 通った 暗殺者

その 幼い 容姿 で 油断 さ せて

敵 組織 ごと 鏖殺 する

そして

急速 に 戦果 を 挙げ すぎ た

顔 が 知れ て 捕まる の は 時間 の 問題 だ

そんな …

悪い の は 彼女 の 異能力 を 利用 し てる 奴 な のに

異 能力 が その 当人 を 倖せ に する とは 限らん

お前 なら 知って いる だろう

目覚め た よ

聴取 は でき そう です か

ああ 問題 ない

大丈夫 ?

ええ と ここ は 探偵 社 の 医務 室 だ よ

工 合 は どう

僕 の こと を 覚え てる よ ね

娘 黒幕 の 名 を 吐け

ポート マフィア の 部隊 は 蟒蛇 と 同じ だ

頭 を 潰さ ん 限り 進み 続ける

答えろ お 前 の 上 は 誰 だ

く …国 木田 さん

橘 堂 の 湯豆腐

湯豆腐 ?

おいしい

食わせろ と いう こと か

食べ たら 話す

なん だ

いい よ それ くらい

って お前 …

おかわり

国 木田 さん

俺 は 払わ ん ぞ

お 客 様 は 何 に 致し ましょ う

水 で

それ で

両親 が 死んで 孤児 に なった 私 を ポート マフィア が 拾った

私 の 異能力 「夜叉 白雪 」を 目当て に

夜叉 白雪 は 電話 から の 声 だけ に 従う

この 携帯 電話 だ な

蓄電池 は 抜い て ある

ポート マフィア は お前 の 異能力 を 上手く 利用し て

お前 を 強力 な 暗殺者 に 仕立てた わけ だ

こんな 携帯 電話 なんで 捨て なかった の

逆らえ ば 殺さ れる

それ に

ポート マフィア を 抜けて も 行く 処 が ない

その 電話 で 夜叉 を 操って い た の は 誰 だ

芥川 と いう 男

そう か

俺 は 先 に 社 に 戻って 報告 する

小僧

娘 を 軍 警 に 引き渡せ

でも そんな こと し たら …

35 人殺し なら

先 ず 死罪 だ な

ポート マフィア に 戻って も 裏切り者 として 殺される

でも …

なら お前 が 助ける か

極刑 の 手配 犯 で ポート マフィア の 裏切り者

その 凡 て を 肩代わり する 覚悟 が

お前 に ある の か

それ は …

小僧

不幸 の 淵 に 沈んだ 者 に 心 を 痛める な と は 云わん

だが この 界隈 は あの 手 の 不幸 で 溢れ てる

お前 の 舟 は 一人 乗り だ

救え ぬ 者 を 救って 乗せ れ ば

共に 沈む ぞ

でも …

だ と したら

太宰 さん は 何故 僕 を 助けて くれた んだ

心中 は 一人 じゃ でき ない

でも でも 二人 なら できる ~

君 い た の

ここ に 繋がれた 者 が 如何 な 末路 を 辿る か 知らぬ 貴方 で は ない 筈 だが

懐かしい ね 君 が 新人 の 頃 を 思い出す よ

貴方 の 罪 は 重い

突然 の 任務 放棄 そして 失踪

剰 え 今度 は 敵 と して ポート マフィア に 楯 突く

とても 元 幹部 の 所業 と は 思え ぬ

そして 君 の 元 上司 の 所業 と は かい

貴方 とて 不 損 不滅 で は ない

異 能力 に 頼ら なけれ ば 毀傷 できる

その 気 に なれ ば

いつ でも 殺せ る

そう かい

偉く なった ね

今 だ から 云う けど 君 の 教育 に は 難儀 し た よ

呑み込み は 悪い し 独断 専行 ばかり する し

おまけに あの ポンコツ な 能力 だ

貴方 の 虚勢 も 後 数 日 だ

数 日 の 内 に 探偵社 を 滅ぼし 人虎 を 奪う

貴方 の 処刑 は その後 だ

自分 の 組織 と 部下 が 滅ぶ 報せ を 切歯扼腕 し て 聞く と よい

できる かな 君 に

私 の 新しい 部下 は 君 なんか より よっぽど 優秀 だ よ

食べ すぎ た

そ そうだ ね

足り て よかった

お前 の 舟 は 一人 乗り だ

救え ぬ 者 を 救って 乗せ れ ば

共に 沈む ぞ

軍 警 の 屯所 に 連れ て いけ

娘 に 勘づかれる な よ

行け ば 彼女 は 死罪

行 こ う

どこ へ

どこ へ 行く の

私 を どこ へ 連れ て いく の

ど どこ って

つまり それ は …

え えっ と …

も 勿論 君 が 行き たい 処 だ よ

行き たい 処 とか ない ?

ほら 君 くらい の 女の子 が 好き な 処

例え ば ー

デート 場 みたい な

ほ …ほら 僕 も 今日 は 休み を もらえた し

君 だって これ まで 外 で 遊ぶ こと なんて あんまり なかった でしょ

デート ?

うん

あなた と ?

うん

特に 深い 意味 が ある わけ で は

行 こ う

はい

デカい 野球場 だ ね

横浜 スタジアム

これ が …

地図 で 見 た

横浜 市 開港 記念 館

県立 歴史 博物館

横浜 税関 本 関 庁舎

何でも 知って る ね

地図 と 建物 の 構造 は 全部 頭 の 中 に 入ってる

ここ は 僕 も 知って る

赤 レンガ 倉庫 だ よ ね

ここ の クレープ 屋さん おいしい よ ね

ねぇ 一口 食べ させ て

超 おいしい

評判 らしい よ

おいしい クレープ の 店 だって ナオミ さん が 云ってた

地図 に は 載って ない

食べ たい

で でも 先刻 あれほど 湯豆腐 を …

別 腹

欲しい 縫い包み が 手 に 入った

もう 一 つ だけ 行き たい 処 が ある

は いはい

凄い 行動 力 だ

あそこ

もう 十分 楽しんだ から 本当 は 湯豆腐 だけ の 筈 だった のに

でも 捕まれ ば 君 は …

多分 死罪

35 人 殺し た 私 は 生きている こと が 罪 だ から

それ に ポート マフィア に 戻って も 私 は 処刑 さ れ る

処刑 ?

処刑 など せ ぬ お前 は 任務 を 為 果せ た

おい 何 し てる

「欲しい 縫い包み が 手 に 入った 」

お前 の 体 に は 発信機 が 埋め込んで ある

お前 の 居場所 お前 の 行動 は 凡て 筒抜け だ

帰る ぞ

ここ は …

敦 君 が 拐われ まし た

小僧 が ?

選り に よって 今 か

はい

先刻 入った 省庁 幕僚 の 護衛 依頼 で 社 は 上 を 下 へ の 大騒ぎ だ

捜索 に 割ける 人手 が ない

小僧 の 行先 は 掴めて いる の か

はい

目撃 情報 に 拠 る と 白昼 の 路上 で 襲わ れ て 貨物 自動車 に 押し込まれ

その後 の 行方 は 杳 と して

まずい な

連中 は 独自 の 密輸 ルート を 無数 に 持って いる

人 一 人 ぐらい 誰 の 目 に も 触れ ず に 運ぶ くらい 造作 も ない

なんとか 助け ない と このまま で は …

助ける ?なんで

彼 が 拐われた の は 人虎 とか 懸賞金 とか

つまり 個人 的 な 問題 でしょ

うち は 彼 の 擁護 施設 じゃ ない し

彼 も 護って もらう 為に うち に 入った わけ じゃあ ない

でも 敦 君 は 探偵 社 の 一員 で …

いや 乱 歩 さん の 云う 通り だ

俺 達 が 動く の は 筋 が 違う

国 木田 さん

警察 に 通報 す べき で は

小僧 は 災害 指定 猛獣 と して 手配 中 です

事態 が 露見 すれ ば 探偵 社 も 側杖 を 食い ます

あの …

皆さん の 大好き な 「筋 」とか 「べき 」とか で 議論 し て い たら

百 年 経って も 何も 決まら な そう な の で

この 方 を お呼び し まし た

社長

申し訳 あり ません

業務 が 終了 次第 谷崎 と 情報 を 集めて …

必要な い

全員 聞け

新人 が 拐 か さ れ た 全員 追 躡 に 当たれ

無事 連れ戻す まで 現 業務 は 凍結 と する

凍結 ?

しかし 幕僚 護衛 の 仕事 が …

私 から 連絡 を 入れる

案ずる な

小 役人 を 待たせる 程度 の 貸し は 作って ある

社長 本当 に いい の

何 が だ 乱 歩

何 が って 理屈 で 云え ば …

仲間 が 窮地 助け ね ば なら ん

それ 以上 に 重い 理屈 が この世 に ある の か

国 木田

はっ

三 時間 で 連れ戻せ

はっ

予想 通り なら 今頃 あっ ち も …

頃合い かな

相変わらず の 悪巧み か

その 声 は …

いい ね こりゃ あ 最高 の 眺め だ

百億 の 名画 に も 優る ぜ

え ぇ 太 宰

最悪 う わっ 最悪

いい 反応 し て くれる じゃないか 縊り 殺し たく なる

全然 変わら ない ね 中 也

どういう 意味 だ

前 から 疑問 だった の だけれど その 恥ずかしい 帽子 は どこ で 購う の

云 って ろ よ 放浪 者

いい 年 こい て まだ 自殺 が どう とか 云って ん だろ どうせ

うん

少し は 否定 する 気配 くらい 見せろ よ

だが 今や 手前 は 悲しき 虜 囚

泣ける な 太 宰

いや それ を 通り越し て 少し 怪しい ぜ

丁 稚 の 芥川 は 騙せ て も 俺 は 騙せ ねえ

何 しろ 俺 は 手前 の 元 相棒 だ から な

何 する 心 算 だ

何 って 見 た まま だ よ

捕まって 処刑 待ち

あの 太 宰 が 不運 と 過怠 で 捕まる 筈 が ねえ

そんな 愚 図 なら 俺 が とっくに 殺し てる

考え すぎ だ よ

そもそも 君 何 し に 来た の

嫌がらせ だ よ

あの 頃 の 手前 に は 散々 弄ばれた ん だ

だが …

そういう の は 大抵 後 で 十 倍 で 返さ れる

手前 が 何 を 企んでる か 知らねえ が

俺 と 戦え 太 宰

手前 の 腹 の 計画 ごと 叩き潰して やる

中 也

いつ でも 逃げ られ た って か

君 が 私 の 計画 を 阻止 ?

冗談 だ ろ

いい 展開 に なって きた じゃねえか

市内 の 監視 映像 を 洗え 六 時間 以内 凡て だ

そう だ

商工 会 の 管理 台帳 は ?

ここ に

駄目 だ これ 四 コマ 漫画 載ってない や

賢治 君

はい ?

近所 に いい 感じ の 殺人 事件 ない か 調べて くんない ?

いい です けど

後 で 社長 に 怒られます よ

やっぱ いい

これ だ

誘拐 を 目撃 し た 観光客 から 提供 さ れた もの です

有 触れ た 型 だ

はい 車 台 番号 も 偽造 で し た

しかし 横浜 で この 手 の 偽造 業者 と なる と 限られ ます

心当たり の 修理 業者 に 賢治 が 当った ところ

快く 教え て もらえ まし た

貨物 自動車 の 所有者 は カルマ ・トランジット です

密輸 業者 あがり の 運び屋 で し た

そい つ ら に 聞け ば 輸送 先 が わかる …か

はい

ポート マフィア 以外 で 誘拐 の 全容 を 知る 者 が いる と すれ ば

こい つらし かい ませ ん

現在 谷崎 が 現場 で 待機 中

いつ でも 踏み込め ます

了解 し まし た

これ から 潜入 し ます

様子 は ?

湖 の 底 みたい に 静か です

人 の 気配 が 全く なく

まさか …

やら れ た

先手 を 打たれ まし た

おい どう した

口封じ に

全員 殺さ れ て ます

芥川 だ

どう すん だい 唯一 の 手掛り が お じゃん だ

乱 歩

出番 だ

や ん ない と 駄目 ?

乱 歩 さん ここ は どう か

乱 歩 もし 恙 なく 新人 を 連れ戻せ たら …

特別 賞与 ?昇進 ?

結構 です よ どうせ

褒め て やる

そ …そこ まで 云われちゃ しょうがない なー

よっ と

異 能力

「超 推理 」

なるほど

敦 君 の 居場所 は

ここ だ

速度 は 二十 ノット 公海 に 向けて 進んでいる

死 ん で は いない よ

今 は ね

海 か

輸送 先 は 外国 か

まずい

国 外 に 運ばれたら 手 の 出しようがない

国 木田

使え

港 に ある 社 の 高速 艇 だ

必ず 連れ て 戻れ

わかり まし た

国 木田 これ より 中島 敦 を 救出 に 向かい ます

死ぬ な よ 小僧

僕 が 僕 で い られる 理由 を 探し て い た

あなた の 胸 の 中 で 生きている 僕 が いる の ならば

暗闇 も 長い 坂道 も 越え て 行ける ような 僕 に なれる はず

それぞれ に 今 を 歩いてる 僕ら が 笑える ように

生き て いる 意味 を 確かめ 合い ながら 進める よう に

名前 を 呼ぶ よ あなた の 名前 を

あなた が あなた で いれる ように

悲しみ に 暮れ て あなた の 涙 が こぼれる 時

寂しさ に 溢れ て 心 が しぼんで く 時

名前 を 呼ぶ よ あなた の 名前 を

僕 の 名前 を 呼んで くれた みたい に

どん底 を 知って いる か

そこ は 光 の 差さぬ 無限 の 深淵 だ

人 虎 教え て やる が いい

誰 に も 貢献 せ ず 誰 に も 頼ら れ ず

泥 虫 の よう に 怯え 隠れ て 生きる の が どういう こと か

勝負 だ 芥川

お前 は 許せ ない

僕 とて 同じ こと

次回 「文豪 ストレイ ドッグス 」第 十 話

「羅生門 と 虎 」

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