Bokurano Episode 17
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~♪
( 山本 ) 午後 11 時 異常 なし ( 車 の 音 )
( 山本 ) うん ?
何 だ ? 警報 を 鳴らせ ! ( 警備 員 ) はい !
( 記者 ) 古 茂 田 ( こも だ ) 議員 被害 は どの 程度 です か ?
( 古 茂 田 ) 玄関 の 一部 が 燃え た だけ で 大した こと は あり ませ ん
( 記者 ) ご 家族 は ? ( 古 茂 田 ) 無事 です
( 記者 ) 襲撃 犯 に 心当たり は あり ます か ?
全く あり ませ ん
( 記者 ) ジアース リポート が でっちあげ だった と いう 件 と ―
関係 ある の でしょ う か ?
( 古 茂 田 ) ジアース リポート は でっちあげ で は あり ませ ん
名乗り出 た 男 を 私 は 知ら ない
( 記者 ) 今回 の 事件 が 今後 の 政治 活動 に 影響 を 及ぼす 可能 性 は ?
断じて あり ませ ん
私 に は 有権者 に 対 する 責任 が ある
この よう な 卑劣 な 行為 に は 決して 屈 し ませ ん
( アンコ ) こんな ひどい こと 誰 が
( 往住 ( とこ すみ ) ) 世の中 に は ―
堂々 と ホント の こと を 言う 人間 を 嫌う ヤツ も いる の さ
( アンコ ) だ から って こんな こと まで し なく て も
大丈夫 これ で 負ける 古 茂 田 さん じゃ ない
( 圭子 ( けいこ ) ) パパ も 負け ない で ね ( 往住 ) ああ
♪ ( 番組 ジングル ) ( アンコ ) うん ?
あっ … これ パパ が やる 特集 ?
ジアース の 話題 で 「 ニュース クレバー 」 は ―
すごい 視聴 率 な ん だ
この 番組 で 事実 を ありのまま に 報道 すれ ば ―
ジアース リポート が 偽物 だって 言った って 帳消し に できる よ
( アンコ ) うん !
( 圭子 ) 頑張って ね
( 往住 ) それ じゃ 行って くる
いって らっしゃい パパ
( ドア の 開く 音 )
( 美 純 ( みす み ) ) 何でも いい の
犯人 の 様子 で 覚え て いる こと は ない ?
( 山本 ) 何 しろ あっという間 で 距離 も 遠かった し
( 山本 ) 申し訳 あり ませ ん 私 が 至らない ばかり に …
気 に する こと は ない
ケガ も なく 無事 で い て くれ て 何より だ
戻って いい よ ( 山本 ) はい 失礼 し ます
彼 は ここ が 長い から 責任 を 感じ て いる ん です
( 保 ( た もつ ) ) でも 先生 警備 さん たち に は ―
くれ ぐれ も ムリ し ない よう に おっしゃって ください
その つもり です
一見 荒っぽい やり口 の よう に 見え ます が ―
やけに 迷い が ない と 申し ます か
( 美 純 ) 慣れ た 連中 の 犯行 って こと ね
それ だけ なら い い ん です が ねえ …
門 から 堂々 と 入って き て ―
玄関 先 に 火 を つけ て 迷わ ず 出 て いって る
こいつ は 挨拶 代わり って こと です 必ず また 来 ます
ジアース リポート を 書 い た と 芝居 を 打った あの 男 と いい ―
私 の 証言 に ここ まで 露骨 な 反応 が 返って くる と は …
まさか 政府 の 手 が 回って いる と は 思い たく ない が …
私 の 提案 の せい で 古 茂 田 さん に は 迷惑 を かけ て しまって …
自分 の 判断 で し た まで の こと です
それ に ここ で 引き下がる わけ に は いか なく なり まし た
今後 は 私 たち も ここ を 警護 し ます
軍 も 子供 たち の 警護 に は 人 を 出す と 言って い ます し
( 警備 員 ) 議員 中学生 くらい の 男の子 が 訪ね て 来 てる ん です が
誰 ? ( 保 ) さあ ?
連れ てき て もらえ ます ? ( 警備 員 ) はい
( 美 純 ) どうして ここ に ?
( ウシロ ) これ 保 さん に 頼ま れ て
ああ そう か そう か ! すっかり 忘れ て た !
いや ね 腹 も 減る ん じゃ ない か と 思って
これ 差し入れ です
うん ? ( 古 茂 田 ) ほう 何 です か ?
板 かまぼこ ( 美 純 ) かまぼこ ?
( 保 ) これ が うまい ん です よ あと 縁起物 ( もん ) です
“ 仕事 が 早く 板 に つく ” なんて 申し まし て ね
ハァ … N ( 古 茂 田 ) これ は これ は
結構 な お 心遣い 感謝 し ます
早速 お茶 でも 入れ ま しょ う 皆さん 上がって ください
( 保 ) その 前 に 先生 今後 の 警備 に あたり まし て ―
お 屋敷 の 中 を うかがって おき たい の です が
( 古 茂 田 ) 案内 し ます ( 美 純 ) なら 私 も
いえいえ 姐 ( ねえ ) さん は 宇 白 ( うしろ ) 君 と 中 で かまぼこ 食べ て て ください
こんな とき に そんな わけ に は いか ない でしょ う
こんな とき だ から こそ !
俺 用 済 ん だ し 帰る よ
えっ … そう ?
あっ じゃ 宇 白 君 を 門 まで 送って …
( 美 純 ) あっ …
( 保 ) 広い 屋敷 だ から 迷 っち まう さあ さあ 2 人 一緒 に ねっ !
最近 急に 寒く なった わ ね
ああ …
宇 白 君 Tシャツ で 寒く ない の ?
( ウシロ ) 別に
冬物 持って ない の か な ?
そんな こと ない けど
必要 なら 買って あげよ う か ?
なんで あんた が ?
そ っか …
カナ に も 同じ こと 言わ れ た ( 美 純 ) えっ ?
“ 寒く ない の か ” って … N 自分 だって 薄着 の くせ に
生意気 な ん だ よ
そう
うん ?
何だか んだ 言って あなた は 可奈 ( かな ) ちゃん の こと 気遣って る ん だ ね
俺 は ただ 生意気 だって …
そこ で テレ る か ら
じゃ 金 は あと で 返す よ
( 美 純 ) えっ ?
服 買って くれる ん だ ろ う ? 今 カンジ に 借り て 金 が ない ん だ
あと カナ の 服 も 気 に なって た ん だ 俺 女 物 分から ない し
うん 分かった 今度 買い に 行 こ う
ゲーム ? そう 言わ れ た の かい ?
御 友 島 ( み と も じ ま ) の 洞窟 に い た ココ ペリ と いう 男 から
( カンジ ) あっ … えっ と …
( コモ ) はい 巨大 ロボット で 敵 を 倒す ゲーム と 説明 さ れ まし た
( 往住 ) その とき は 本物 の ロボット に 乗る と は 思わ なかった ん だ ね ?
( コモ ) はい 洞窟 の 中 に は パソコン が 並 ん で い た ので ―
コンピューター ゲーム の よう な 物 を 想像 し た ん です
( 往住 ) ココ ペリ と は ほか に 何 を 話し た の か な ?
ゲーム に 参加 する ため の 契約 を 結 ぼ う って 勧め られ まし た
ハァ … N ( アンコ ) アガ って た ?
当たり前 だ ろ う
かわいい とこ ある ん だ カンジ に も
( カンジ ) な っ … こいつ ! ( アンコ の 悲鳴 )
襲撃 事件 の こと その後 何 か 分かった かい ?
いえ … N ( モデル ) 往住 さん
( 2 人 ) あっ …
( モデル ) 先 に 行って て よろしい です か ?
ああ … いや もう 終わった から
愛子 ( あいこ ) パパ は 仕事 が ある から また な
そう …
( 往住 ) 君 たち 今日 は ありがとう
あの 人 確か モデル さん よ
雑誌 で 見 た こ と ある
へえ …
( コエムシ ) つくづく 懲り ねえ 猿 ども だ よ な
つまら ねえ 悪あがき し や がって よ
( コエムシ ) ああ ? また 情 が 湧 い た の か ?
勘弁 しろ よ もう 大詰め な ん だ ぜ
( 女性 ) 何 か 言った かい ?
( マチ ) う うん 何にも
( 女性 ) は ぁ ?
( マチ ) 何にも 言って ない よ ( 女性 ) ああ そう かい
( マチ ) 大 詰め って … もう 選 ん だ の ?
( コエムシ ) ああ 吉川 ( よし か わ ) だ な あいつ は なかなか 見込み が ある ぜ
( マチ ) それ じゃ 順番 も ?
( コエムシ ) 往住 の 次 が 古 茂 田 宇 白 と 来 て ―
関 ( せき ) か 田中 ( た なか ) で この 地球 で の 戦い は 終わり だ
… で 吉川 に 最後 の 仕事 を し て もらう と
( マチ ) カナ ちゃん は 選ば ない の ね
( コエムシ ) まだ ガキ だ から な
ああいう の が ギャーギャー 泣き叫 ん で ―
死 ん で く の も 面白 そう だ けど な
( マチ ) そんな 言い 方 やめ て よ
お 兄ちゃん …
( 吉川 ) インタビュー は どう だった ?
緊張 し た けど なんとか …
そう うまく いく と いい わ ね
( カンジ ) 本気 で そう 思って る の ?
( 吉川 ) 思って る わ よ
そう いえ ば 古 茂 田 さん の 娘 さん と 一緒 だった の よ ね ?
ああ ( 吉川 ) 昨日 の こと 何 か 言って た ?
( カンジ ) 少し だけ … N “ 犯人 を 早く 捕まえ て ほしい ” と か
( 吉川 ) 犯人 が 捕まった ところ で しょうがない のに
( カンジ ) どういう 意味 ?
黒幕 は 隠れ た まま って こと よ
えっ ? ( 吉川 ) 古 茂 田 さん も ―
発言 に は 注意 し た ほう が いい わ
いろいろ 知って いる ん だ ね
お 母さん の 頭 の 中 に は ―
研究 の こと しか ない の か と 思って た よ
( 吉川 ) 関係ない 話 じゃ ない わ 研究 を 続ける に は 必要 な こと よ
すぐ 終わる わ
( アナウンス ) まもなく 2 番 線 に 各駅 停車 …
私 の 軽率 な 行動 から 関係 者 の 皆さま に ―
多大 な ご 迷惑 を お かけ した こと を おわび いたし ます
ジアース 特番 は 中止 だ と ?
また やら れ た ! ( 受話器 を 置く 音 )
( 電話 の 着信 音 )
( 家政 婦 ) はい … N 今 家 の 者 は 誰 も おり ませ ん ので
はい … N ( 受話器 を 置く 音 )
( 電話 の 着信 音 )
( 電話 に 出る 音 )
( 家政 婦 ) はい 今 家 の 者 は 誰 も おり ませ ん
( 家政 婦 ) それ は 私 に は 分かり ませ ん はい
もう 出 なく て いい よ 切 っと い て
( 家政 婦 ) あっ はい …
( 圭子 ) ウ ~ ン … N ( リポーター ) 往住 さん と は ―
一体 どの よう な 関係 と 考え れ ば よろしい の でしょう か ?
もちろん 仕事 を 通し て 尊敬 は し て おり ます が ―
往住 さん と は それ 以上 の 関係 は …
( テレビ を 消す 音 )
( 圭子 ) 情けない わ … N ( アンコ ) ママ
( 圭子 ) あんな 女 に たらし 込ま れる なんて
男 って 結局 若い 女 の 体 が 欲しい の ね
あっ …
( 記者 ) あっ 娘 だ ぞ ( 記者 ) 娘 じゃ ない ?
( 記者 ) ちょっと お 話 いい です か ?
( 記者 ) お 父さん 今 どこ に いる か 分かり ます か ?
あっ …
( 記者 ) 率直 な ところ 聞か せ て もらい たい ん だ けど
( 記者 ) お互い ちゃん と 話し し た ん でしょ う ?
( 記者 ) お 父さん の スキャンダル どう 思って ん の ?
( 騒ぎ 声 )
( アンコ ) すいません 通し て ください !
通し て ください !
( カンジ ) どけよ ! ( アンコ ) あっ …
( 記者 ) お 父さん どう して る ? 中 に いる ん だ ろ う ?
( 記者 ) あっ … N ( 記者 ) ちょっと !
( 記者 ) 蛙 ( かえる ) の 子 は 蛙 か
( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ ハァ …
( アンコ ) ハァ ハァ …
関 さん の 車 が すぐ そこ だ
あっ …
( アンコ ) ママ が … ママ が … N ママ じゃ なく なっちゃ っ た
もう ヤダ よ
( 泣き声 )
ハッ …
( カンジ ) 親 の こと なんか 忘れろ よ 俺 が 一緒 に い て やる から
よう ! お 嬢ちゃん 大丈夫 かい ?
( カナ ) あの … どうぞ
ありがとう
( 関 ) 大変 だった な
あいつ ら どうせ くだらない 質問 しか し ない ん だ ろ う
確かに パパ は いけない こと し ちゃ った かも しれ ない けど ―
あれ ぐらい パパ だけ じゃ ない でしょ う ?
ありがとう
どうして 私 たち が こんな 目 に 遭わ なきゃ いけない の か な ?
寄ってたかって ひどく ない ?
そう だ よ な
パパ は ずっと 頑張って き た ん だ よ
いつも 弱い 人 の 味方 だった し 私 たち の こと だって …
それ を みんな し て いじめる みたい に
う ~ ん … N まあ そう かも しれ ねえ けど な
でも 嬢 ちゃん の 親父 ( おやじ ) さん は ―
テレビ に 出 てる すごい 人 な ん だ ろ う ?
そういう 人 は 力 を 持った 分 ―
責任 を し ょわ なきゃ なら ねえ の かも しれ ねえ よ
( アンコ ) 責任 ?
( 保 ) それ が 人 の 上 に 立つ 者 が 守ら なきゃ なら ねえ ―
“ 掟 ( おきて ) ” って もん な の さ
嬢 ちゃん の 親父 さん は しっかり その 掟 を 守って ―
嬢 ちゃん や 嬢 ちゃん の おふくろ さん の こと も
守ら なきゃ いけなかった ん じゃ ねえ かな
( アンコ ) 関 さん パパ は 今 どこ に いる ん です か ?
( アンコ ) パパ …
( 往住 ) 愛子 すま なかった な 本当 に すまない
( アンコ ) パパ は もう ママ の こと 愛し て ない の ?
( 往住 ) そんな こと は ない !
ただ ちょっと 魔 が 差し た だけ だ
( アンコ ) だったら パパ 早く お家 ( うち ) に 帰って あげて !
えっ ? ( アンコ ) ママ が 今 大変 な の
お 願い そば に い て あげて
しかし 家 は マスコミ に 囲ま れ て いる し
圭子 だって もう 少し 落ち着 い た あ と の ほう が …
( アンコ ) パパ 今 じゃ ない と ダメ よ
えっ … N ( アンコ ) パパ は ママ を ―
守ら なきゃ いけない ん だ から ママ の ため に 戦って
私 は 地球 の ため に 戦う から
( 機械 音 )
( コエムシ ) こりゃ 苦戦 だ な
( 貫通 音 )
( 一同 ) ウワッ …
距離 を 取れ !
( コモ ) あれ で この コックピット を ひと 突き さ れ たら おしまい …
待って い れ ば 時間切れ だ
近づか なけ れ ば 倒せ ない よ
ンッ …
でも それ じゃ 敵 の 思う ツボ だ
傷 が 浅い うち に 仕掛け ない と ―
チャンス が あって も とどめ を 刺せ ない
みんな イチ か バチ か やって みる よ
アンコ !
大丈夫 か ?
カンジ
1 人 で 戦え る から 見 て て
うん
( 貫通 音 ) ( コモ ) アッ …
( アンコ ) 地球 を 守って 死ぬ なんて そんな 責任 持ち たく なかった
パパ と ママ が 助け て くれる って ―
心 の どこ か で ずっと 思って た けれど …
もう 1 人 で 戦う しか ない ん だ
( 貫通 音 )
負け て 死に たく ない !
( 突き刺す 音 ) 届 い た ! いける ぞ !
ンッ …
( 突き刺す 音 )
( 停止 音 )
( 関 ) アンコ ちゃん よく やった ぞ
( マチ ) あっ … N ( カンジ ) アンコ !
アンコ !
アンコ …
ありがとう
カンジ が い て くれ た から 私 戦え た よ
( カンジ ) アンコ …
あっ …
( カンジ ) アンコ !
誰 だ ? こいつ ら 支配 者 か ?
遠く て 大き すぎる
ヤツ ら に は 勝て ない
( コエムシ ) あ ~ あ … つま ん ねえ の
往住 なら 鼻水 垂らし て 泣き叫ぶ と 思った のに よ
( カンジ ) ふざけ ん な よ おい ( コエムシ ) ああ ?
さんざん 偉 そう な 口利き や が って !
て め え は 所詮 支配 者 の イヌ だ ろ う が !
( コエムシ ) 言って いい こと と 悪い こと が あん ぜ 吉川
我慢強い 俺 さま も さすが に 今 の は カチン と 来 た ぜ
次 は て め え が 死に や がれ !
クッ …
( コモ ) えっ ?
私 ?
( コエムシ ) アハッ … 外れ た
♪~
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( コモ ) 父 の 発言 を 巡る 波紋 は 取り返し の つか ない 事態 を 招き ―
残り 少ない 私 たち みんな が 悲しみ の ふち へ 立た さ れる
次回 「 ぼくら の 」 “ 現実 ”