Shoujo Shuumatsu Ryokou (Girls'LastTour) Episode 12
(ユーリ )よく 分からない 機械 は ともかく ―
こういう 所 は 結構 きれい だ ね
(チト )ずっと 閉じ て た から な
(チト )こんな 場所 なら 何 か 昔 の こと でも ―
分かったり する の か な と 思った けど
(ユーリ )昔 の こと って …たとえば ?
昔 の 人々 が どんな 暮らし を し て い た の か …と か
服 とか 言葉 とか さ
何で そんな こと 知り たい の ~ ?
(チト )何で かな ?
そう いえ ば ヌコ が いない ね
(チト )あ ~たまに どっか 行く よ ね
また 爆弾 か 何 か 食べてる の か な
(チト )ん ん …うん ?
気 に なる ?
(ユーリ )たまに さ ―
誰 か と 会って 3 人 に なったり する じゃん
イシイ と か カナザワ に 会ったり ?
(ユーリ )ヌコ も そう だ けど …
少し 違う 雰囲気 に なる な ~ と 思って
にぎやか という か
2 人 だけ だ と さみしい ?
ち ー ちゃん は さみしい ?
(チト )ふっ !ん …まあ 少し は
でも …
お っ
( チト ) うっう わ ~っ! イテッ !
お ~この 入れ物 の 感じ は まさか …
(チト )イテテテテ …
(ユーリ )クンクン …
あれ の に おい が する
(チト )“あれ ”?
ほ い
大丈夫 かな …何 か 黒い けど
食べ られる 物 は …
あ ~食べ られる ん っ !
(チト )ん …
ん ~う っ !
う っ …
うまい っ !
あっ… うっうまい …
( ユーリ ) これって あの 味 だ よ ね チョコ の 味
あまい
(チト )あ 確かに …
食べ物 の こと は よく 覚え て いる ん だ な
もし かして これ が チョコ な の かも しれない
(ユーリ )いや …チョコ 味 の 何か でしょ
(チト )だ よ ね
(チト と ユーリ の 食べる 音 )
(チト )でも …ある 意味 それ も 昔 の こと な の か な
(ユーリ )何 が ?
(チト )味 も 情報 だ な と 思って
まっ 記録 でき ない けど
(ユーリ )ふ ~ん
(チト )はい チー …
(チト )はい チー …N(電子 音 )
(チト )あれ ?
(ユーリ )どう した の ?
(チト )何か カメラ に 文字 が …
(ユーリ )ん ?
(ヌコ )セツゾクデキル
( 2人 ) んっ
あっ ヌコ
どういう こと ?
(電子 音 )
( ユーリ ・ チト ) ん ?
あっ!
ああ …
( ユーリ ) ち ー ちゃん これ 私 たち が 撮った 写真 だ よ
カメラ の 中身 を 映し て いる の か
空中 に ?
そんな 機能 が …
あっ 見 て ~!懐かしい
(チト )懐かしい って 言う ほど 前 じゃ ない だろ
(ヌコ )ヌイ ~
(ユーリ )ん ?
これ は 何 だ ろ ?
あっ!
この 写真 …
私 たち が 撮った やつ じゃ ない ね ~
あっこれ(ユーリ)ん?
あっ 地図 の 人 …
(チト )カナザワ な
(ユーリ )…と 隣 に いる 女 の 人 は ?
(チト )さあ ?
(ユーリ )この へん の 写真 カナザワ が 撮った の か な ~
私 たち と 会った 時 は 1 人 だった けど
(ヌコ )フォルダ …タクサン アル
(ヌコ )フォルダ …タクサン アル
( ユーリ ・ チト ) ん ?
(ヌコ )フォルダ …タクサン アル
(チト )フォルダ ?
(ヌコ )ヌイ ~
全部 見よ う !
(ヌコ )ゼンブ ヒラケル
(チト )えっ ちょっと …
(ヌコ )ヌイ ~
あっうわ~!(ユーリ)おお~
(ヌコ )ヌイ ~
(ヌコ )ヌイ ~
( チト ) あっ( ユーリ ) あ …
すごい !人 が いっぱい いる
これ …全部 カメラ の 中 に 入ってた の ?
(ヌコ )ソウ
あっ…
ん …
(女子 学生 )え ~それでは …
( ユーリ ・ チト ) あっ!
動 い た !しゃべった !
ど …動画 って いう やつ かな ?
(女子 学生 )機械 進化 論 研究 会 ―
第 12 回 報告 を 始め ます
撮れ てる ?
(女子 学生 )オッケー オッケー
( 女子 学生 ) え ~
今回 の サンプル は この 小型 機械 です
私 たち は この 機械 ―
“17 番 乙種 ”と 名付け まし た
この 種 は 生産 設備 に 対 し ―
ある プログラム を 注入 する こと に より ―
強制 的 に みずから を 増殖 し ます
私 たち と 同じ くらい の 年 の 女の子 だ …
私 たち と 同じ くらい の 年 の 女の子 だ …
(女子 学生 )この ような 複雑 な プロセス が ―
変異 と 淘汰 ( とうた ) で 生まれる こと は ―
うん
変異 と 淘汰 ( とうた ) で 生まれる こと は ―
考え づらく …
えっ ちょっと 待って
ん ?
(女子 学生 )そこ は “進化 で いい よ ね ”って こと に なった じゃん ?
人 の 設計 に し て は 利己的 すぎる って
(女子 学生 )あ ~れ そうだ っけ ?
そこ 大事 な とこ じゃ ~ん
ねえ (チト )ん ?
何で ち ー ちゃん が 昔 の こと 知り た がる の か ―
少し 分かった か も
(女子 学生 )あの …私 …おなか すいた
(女子 学生 たち )今 !?
(ユーリ )私 たち ずっと 2 人 きり だ けど さ …
(ユーリ )こうして 人々 が ―
暮らし て た ん だ なって こと が 分かる と …
(父親 )ほ ~ら みどり パパ だ ぞ
あっ…
あっ…
(みどり の 泣き声 )
(みどり の 泣き声 )
(みどり の 泣き声 )
(母親 )パパ の こと 嫌い って 言ってる よ
(歓声 と 声援 )
(参列者 たち の 泣き声 )
(観客 たち の 歓声 )
(観客 たち の 歓声 )
(議員 )あんた って 何 だ ね あんた
(議員 )何 だね その 口 の きき 方 は
(議員 )この 野郎 !
(議員 )やめ なさい って !
( 若者 たち ) ♪ フニクリフニクラ フニクリフニクラ
(女の子 )ポチ ~おいで ~N(ポチ の 鳴き声 )
(アナウンサー )本日 隣国 に 宣戦 布告 し …
じゃあ もう 一 度 意見 調整 し て から ―
報告 する と いう こと で
(人々 の 悲鳴 )
(父親 )言って ない だ ろ そんな こと
(アナウンサー )大規模 な 空襲 が …
(女の子 )アハハ ハハ …
(母親 )ほ ~ら パパ の せい だ よ
ヘヘッ ヘヘ …
ヘヘッ ヘヘ …
(アナウンサー )我が 軍 は 大 勝利 を 収め ―
隣国 の 死者 は 5 億 人 を 超え …
(女子 学生 )という わけ で … N ポテト を 買って きました ~
あ …
(女子 学生 )あんた って さ …
(女子 学生 )意外 と 食い意地 …
(アナウンサー )電磁 波 爆弾 の 使用 を 通告
すべて の 電子 機器 は その 機能 が 失わ れ …
(女性 )1 着 は ミキ ちゃ ~ん
( 歓声 )
(原住民 たち )ほっ ほっ ほっ ほっ …
(シャッター 音 )
(一同 )♪ハッピー バースデー トゥー ユー
(シャッター 音 )
(一同 )♪ハッピー バースデー トゥー ユー
♪ ハッピーバ …
( チト ) あ …
(アナウンサー )各 都市 各 階層 と の 通信 が 途絶 し …
(神父 )主 よ
あなた の もと に 召さ れた 兄弟 と ともに ―
永久 ( とわ ) の 喜び を 分かち合えます よう に
(ユーリ )少し だけ さみしく ない 気 が する ね
(チト )そうだね
♪~
(おじいさん )廃管 置き場 を 抜け られる の は ―
お前 たち ぐらい だ ろう
上 に 登り なさい
2 人 なら 少ない 食料 で 長く 生き られる
(ユーリ )おじいさん は ?
(おじいさん )早く 行きなさい
(ユーリ )あ …
(銃撃 音 )
( 銃声 )
( 寝息 )
(ユーリ )ん ?
( あくび )
ヌコ は また い ない な
あれ は どういう 生き物 な ん だろう
扉 を 開けた り 機械 を 操作 し たり …
( あくび )
受信 機 を 通し て 会話 する し …
まあ どう で も いい か ~
お っ あい たい た
ねえ どこ に …う っ …
何 か デカ くない ?
(ヌコ )デカイ
あれ ?ヌコ …
( あくび )
(チト )ん ?
あ …
(チト )ユー !
あ …ああ …ああ …
ああ …
どう しよ う …
ああ …
ん っ …Nお …追いかけ なきゃ !
ん っ !
あっ!
お前 も 私 を 食べる の か ?
あの 受信機 が ない と しゃべれない の か …
ん っ …
う … う うっん んっ…
お前 は あの デカイ やつ と 会話 でき ない の か ?
あいつ に ユー を 吐き出し て くれ って 頼め ない か な
私 の 言ってる こと 分かる ?
ハァ ハァ …
お前 は まだ 小さい だけ で ―
ホント は 人間 の 敵 な の かも しれない
敵 ?
ハァ ハァ ハァ …
敵 って 何 だ ?
ハァ ハァ ハァ …
ふん っ !
う わ っ !
あ あっ …
う うっ …
くっ …ユー
(チト と ユーリ の 話し声 )
(チト の 泣き声 )
ユー
うっ… う うっ…
う うっ !
ハァ ハァ ハァ …
今 行く から !
(チト と ユーリ の 話し声 )
ハァッ …う う っ !
(チト と ユーリ の 話し声 )
ユー が い なく なったら 私 は …
( ユーリ ) ち ー ちゃん ?
ち ー ちゃん !
ち ー ちゃん …
(チト )私 は …
ハァ …は あっ !う っ !
ああ ?
ハァ ハァ ハァ ハァ …
ふ っ !ん !
ハァ ハァ ハァ ハァ …
くっ ハァッ …
う っ …ふ っ …
あ あっ ハァッ !
ハァ ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ ハァ ハァ …
あ …
ああ …
(ユーリ )あ …
(チト )あ あっ …
はっちーちゃん!
お っ (チト )ユー !
(ユーリ )おわ ~っ !
(チト )う わっ !(ユーリ )うっ …
( チト ・ ユーリ ) う うっ…
う うっ …
大丈夫 ?食べ られ た のに
何 か 頑張ったら 出 れた
頑張った って …
( チト ・ ユーリ ) あ …
(チト )う っ …
(エリンギ )我々 は ―
生き て いる 人間 を 食べ たり は し ない
この 声 …
こいつ が しゃべって いる の か ?
(エリンギ )我々 は 発声 器官 を 持たない が ―
音波 を 言語 と して 解読 する こと が できる
だから この 船 の 設備 を 利用 し て いる
(ヌコ )ヌイ ~
( ユーリ ・ チト ) あ …
( ヌコ ) ヌ …
(エリンギ )幼体 は 通信 範囲 が 狭い せい で ―
まれ に そういう こと が 起きる
( 音楽 )
この 歌 …
( エリンギ ) これ は 我々 の 通信 シグナル の 一部 を ―
機械 が 受信 し た もの だ
(チト )お前たち は 一体 何 なん だ ?
どうして ユー を 飲み込んだ の ?
(エリンギ )我々 が 飲んだ の は ―
その 人間 が 持って い た 小型 機械 だ
あっ ホント だ
(エリンギ )古代 の 機械 に は ―
小型 でも 高 エネルギー を 持って いる もの が ある
我々 は 熱 的 に 不安定 な 物質 を 取り込み ―
体内 で 分解 し て より 静的 な 状態 に 安定 させる
(2人 )は あ …
あ …
(ヌコ )ヌイ ~
( ヌコ ) ヌ …
ん ?
(エリンギ )この 処理 が 終わった 時 ―
地球 は 生命 の 長い 営み を 終え て 再び 眠り に つく だろう
その 時 我々 も 眠る
この 都市 で の 活動 は ほとんど 終え た
(チト )都市 の 武器 を 全部 ?
(エリンギ )やがて 都市 は ゆっくり と 停止 し て ゆく だろう
停止 って ?
(エリンギ )我々 は 最上層 以外 ―
ほとんど の 場所 を 観測 し て いる が ―
現在 生き て いる 人間 は 君たち 2 人 しか 知ら ない
( 2人 ) あっああ …
(エリンギ )その 子 を 届けて くれて ありがとう
(ヌコ )ヌイ ?(2 人 )あ …
(エリンギ )私たち は 群れ で 行動 する 必要 が ある
(ヌコ )ヌッ
あ …お よ ?
(ヌコ )ヌイ ~
何で ヌコ が ビビってる の さ
(ヌコ )ニョ ~
ヌイ …
(ユーリ )あ …
お っ
( ヌコ ) ヌ …
フッ …お前 は いい な
仲間 が たくさん い て
サヨナラ
(エリンギ の 音楽 )
♪ ~
( 2人 ) ああ …
ねえ ち ー ちゃん ?
地球 終わる ん だ って
(チト )うん
でも …
世界 が 終わろう と ―
どうでも いい こと だ ろ
私 と ユー が いれ ば ―
それ で いい
(ユーリ )フフッ
ん ?何 ?
別に
この 歌声 あいつ ら の もの だった ん だ ね
ああ
(ユーリ )きっと 絶望 と 仲よく なった ん だ よ
だから 悲しげ な ん だ
終わり の 歌 だ から
(チト )そう かも ね
♪~
(ユーリ の 鼻歌 )
( チト ・ ユーリ ) せ ~ の !
食堂 に 缶詰 が あって よかった ね ちーちゃん
ああ そう だ な
(ユーリ )ん っ
ん ?何 ?
また 2 人 だ ね
これ まで も これ から も …
2 人 だ けど さみしい ?
ち ー ちゃん が さみしい ん でしょ う ?
な っ …私 は ユー が さみしい か と 思って
またまた ~N素直 じゃ ない ん だ から ~
(チト )私 は !ふん っ !
私 は さみしく ない よ
ち ー ちゃん が いる から
あ あっ …
ハァ …
私 も だ
(ユーリ )え ?
(チト )何でもない
行く ぞ 早く 乗れ
(ユーリ )あ ~い ん しょっ
(エンジン 音 )
(ユーリ )で どこ へ 行く の ?
一番 上 に 決まってる だろ
そう だ ね
上 に 何 が あろう と も
何も ない かも しれ ない けど な
( ユーリ ) そこ に 階層 が ある から 登る の だ
(チト )何 言って ん だ ?
さて どっち から 行く かな …
(ユーリ )ちょっと 待って
ん しょ
あ ~ん っ !
う ~ん …こっち !
風 の 吹く まま …
それ も 悪く ない な
そう だ ち ー ちゃん
一 番 上 に 行ったら さ
そ したら その 次 は 月 に 行こ う よ ~月 に !
月 ?
(ユーリ )行こう って 言った の ちーちゃん じゃ ~ん
(チト )そうだ っけ ?
でも 月 か …それ も いい か !
(ユーリ )約束 だ よ (チト )ああ
(チト と ユーリ の 笑い声 )
(チト と ユーリ の 歌声 )
♪ ~