JoJonoKimyounaBouken(TV)(JoJo'sBizarreAdventure)Episode10
我々 は この 老人 を 知って いる
いや この 眼差し と この 顔 の 傷 を 知って いる
お久しぶりです スピードワゴン さん
アメリカ に 渡り 石油 で 大成功 なされた とか
いや 大した ことは
ストレイツォ さん は 相変わらず 若々しい
とても 同い年 とは 思えません なぁ
波紋 法 は 生命 の エネルギー いや 羨ましい です
ジョナサン の 死 から 49 年後
時 は 移り 世代 も 変わる
老師 トンペティ の 後継者 ストレイツォ と その 一派
石油王 となった スピードワゴン
彼ら は これから メキシコ に ある もの を 見 に 行く
スピードワゴン が 設立 した 財団 の 遺跡 発掘隊 によって 発見 された ある もの
未だ 世間 には 公表 されて いない
彼ら しか 知らない ある もの を
これから あなた が 目撃 する もの は
それ を 見た 瞬間 たぶん
いや 絶対 に あなた の 背筋 に 身の毛のよだつ ような 恐怖 の うずき を 味わわせる こと でしょう
50 年前 ディオ との 戦い で 体験 した あの どす黒い 気分 以上 の 疼き を
遺跡 の 奥 に こんな 大広間 が
あなた を 呼んだ 理由 は これ です
こ …これ は 石 仮面
それ も こんなに たくさん
あれ は 1938 年 の 秋
俺 が いつものように 獲物 を 狙って いる 時 の ことだった
な ー ん だって
おたく この 飲み物 を 知らねぇ だ と
兄ちゃん その アクセント だ と イギリス 人 っぽい ね
旅行者 かい
何 引っ越して きた ばかりだ と
ともあれ だ 飲む んなら 金 を 払い な
この 国 の 掟 は 金 よ
イギリス の 兄ちゃん あんた の 財布 だ
追っかけ な よ
間抜け が ちょろい もんよ
よ ー スモーキー とうとう 捕まえた ぜ
現行犯 だ
この ゴミクズ 野郎 が
この 罪 だけで 20 年 は 出らねえ ように し てやる ぜ
許して おいら …財布 を 取った だけだ
この とんちき が
俺 は てめぇら が でぇー 嫌い な んだ
だが な 俺 は いい やつ な んだ
これから 毎週 20 ドル ずつ 俺 の ところ に 持って来い
それから 盗んだ 物 の 半分 も だ
あの う
何だ 財布 取られた 間抜け か
財布 は 証拠 として 俺 が 預かっとく ぜ
いえ なんて 言う か
あの です ね
その 財布 は 私 が 彼 に あげた 物 です よ お巡りさん
何と その 195 センチ は あろうか という イギリス人 は
この 俺 を 庇った んだ
だから その
財布 も 彼 も 放して もらわん と 困る
何だ と
確かに あげた んです よ
友人 な んっす よ 彼 は
放して やって ください
友人 だ と
それじゃ 友人 の 名 を 言って みろ
嘘 つく んじゃねえ おめぇ も 豚箱 に 入りてぇ のか
ウスノロ よ
聞いて いい か
分からん のだ 何だって こんな こと を する ?
この 行為 に どんな 意味 が ある って 言う んだ
意味 なんて ね ぇ ー
すかっと する からしてる だけ な んだ よ この ボケー
右 の ほう に 鼻くそ つけられたら 左 の ほう にも …
図 に 乗る んじゃない この ポリ公 が
こいつ 抵抗 する 気 か
撃って みろ
だが 覚悟 が 要る ぜ
撃鉄 を 起した 瞬間 てめぇ の 指 を 圧し折る
マッチ みたい に なぁ
この 距離 で か
脳天 ぶっ飛ばして やる ぜ
その時 俺 には 彼 の 体 が 少し 光った ように見えた
どんな マジック を 使った の か
##ぶっ飛んだ 栓 は 圧倒的 パワー で ポリ公 の 指 を 完全 に 圧し折り
肉 を 弾き飛ばした
思わず カッとなって また やっちまった
ま … まいった な エ … エリナ 婆ちゃん に 叱られる ぜ
なんて やつ だ
警官 を こんな 目 に あわせた のに
何と こいつ は
エリナ 婆ちゃん とかいう 人 に 叱られる こと だけを 恐れて いる
おい そこ の ひったくり
早い とこ ずらかろう ぜ
どうやって コーラ の 栓 を 飛ばした か を 聞いた が
知らない ということだった
子供 の 頃 から 自然 に できる と言って い た
何でも 若くして 死んだ 彼 の 祖父 が 同じ こと を できた らしい
パイロット で 戦死 した 父親 は できなかった とも 言って い た
母親 も いない らしかった
借り を 作っちまった なぁ
俺 の 名 は スモーキー
名前 を 聞かせて くれよ
ジョースター
ジョセフ ?ジョースター
「ジョジョ 」って 呼んで くれ
これは この 柱 に 彫られて いる この 男 は いったい
彫刻 ではない
こいつ には アミノ酸 が ある 細胞 が ある
微妙 ながら 体温 が ある 脈拍 が ある
生きて いる んじゃ こいつ は
ストレイツォ さん
こいつ が どんな 生命体 な のか
何 千年 前 から いる のか
石仮面 を 作った 目的 は 何 なのか
なぜ ここ に いる の か
そんな 謎 は どうでもいい
あなた を 呼んだ 理由 は ただ 一つ
こいつ が 眠って いる うちに
こいつ を 波紋 法 で 完全 に 破壊 し て いただきたい
ただ それだけ です じゃ
ジョセフ ?ジョースター は ?
ジョセフ ?ジョースター は 元気 か ね
彼 は 以前 波紋 で あなた を 助けた こと が ある とか
なぜ 今 ジョジョ の 話 を
聞いた のは ジョジョ が 13 歳 の 頃 の 話 だった が
そう 確か 身代金 目的 で 君 の 飛行機 が ハイジャック された 時 の エピソード
おい 小僧 こんな 後 に いる んじゃねぇ
前 へ 行け
ハイジャック された のは スピード ワゴン の じいさん だろう
一緒に いただけ の 僕 には 関係ない ね
ここで 漫画 読んで っから いいから 気にせず 勝手に やって くれ
生 言う んじゃねぇ ガキ が
ジョジョ
ま …まずい
ジョジョ は 殴られた こと よりも
エリナ さん に 買って もらった 服 が 血 で 汚れた こと を 怒る タイプ
落ち着く んじゃ ジョジョ
お前ら 飛行機 を 乗っ取った からには
墜落 する の も 覚悟 して の 行動 な んだろう なぁ
今 の は 波紋
この 小僧 むちゃくちゃ だ 墜落 させる 気 か
誰 か 操縦 しろ
誰 も できねえ
じいさん シート で 包まって 飛び降りる ぜ
後先 考えずに 無茶 する やつ よ
考えて いる よ
少なくとも
エリナ 婆ちゃん と あんた の 命 だけは 守れる 範囲内 で
僕 の たった 二人 の 家族 だもん な
ジョナサン と 顔 は そっくり だが
性格 は 紳士 という には ほど遠い やつ
あの時 初めて わし は ジョジョ が 波紋 法 を 使える こと を 知った
祖父 ジョナサン から 受け継いで
生まれつき 波紋 呼吸 法 を 身に付けて いる というわけだ
ええ
しかし なぜ 今 その 話 を
何 を
この者 たち は 今 私 が 殺した
そして 君 が 死んだ ら
当然 ジョナサン の 孫 は 悲しみ 怒り この 私 に 恨み を 抱く だろう が
ス …スト レイ …
スト レイ …ツォ
ち …血迷った か
いや 至って 冷静 だ よ スピード ワゴン
私 は 肉体 を 鍛錬 する ために 波紋 法 の 道 へ 入った
だが 修行 すれば する ほど
自分 の 老いて いく 肉体 が はっきり 分かる
情けない ほどに な
普通 の 人間 より ほんの ちょっぴり 優れて いる という だけ な のだ
波紋 法 でさえ この 老い は 止められん
私 は 五十 年 前 の 戦い の 時
密か に ディオ に 憧れた
あの 強さ に 美しさ に 不老不死 に
私 も 石仮面 の 力 が ほしい と思った
他人 を 犠牲 にしても な
捻じ曲がった か ストレイツォ
私 は これから 貴様 の 血 で 不死 を 手に入れる
そうすれば この世 で この 仮面 の こと を 知る のは
エリナ ?ジョースター と その 孫 ジョセフ のみ
二人 を 抹殺 した 後
私 は ゆっくり と ディオ 以上 に 石仮面 の 謎 を 極められる
や …やめろ
石仮面 には まだ 解いて いない 恐るべき 謎 が …
エリナ さん …ジョジョ …
ほら ー ッ どこ 目 つけて ぶらついた んだ よ すかたん
てめぇ の ケツ 犬 に でも キス させてろ
早く 退け この …
もしも ー し ああ 何だって
ゆっくり と もう 一遍 言って みろ
通訳 なし でも 分かる ように な
場合 によっちゃ ぶっ飛ばす
ジョジョ 何 を している のです ?
エ …エリナ 婆ちゃん
その人 に 何 を している のです ?
ああ …
え ー と
その です ね
タクシー
タクシー です よ エリナ お 婆ちゃん
ジョジョ それは 気 が 利く わね
スモーキー さん あなた も 行きましょう
お婆ちゃん と 孫 の たった 二人 だけ の 一族 ジョースター 家
おいら が 少しずつ 知った 二人 の 過去 は …
なあ お婆ちゃん
スピード ワゴン は よ
俺たち に ニューヨーク に 来い って 言って おいて よ
どっか 旅行 し てる んだって
いい加減 な やつ だ なぁ
石油 の 仕事 で きっと 忙しい の でしょう
ねぇ お婆ちゃん
本当 に さ スピード ワゴン は おじいちゃん の 親友 だった の
ただ それだけ 本当 に
どういう こと です ?
だって さ あの じじい は 独身 だ よ
お婆ちゃん も ずっと 未亡人
本当 に それだけ の 仲 な のか なぁ と思ったり して
無礼 者 が
分かった 痛 っ もう 言わない
お婆ちゃん 許して
知って る よ スピード ワゴン の 義理堅さ は
ジョースター 家 は 代々 短命 な 一族
エリナ お婆ちゃん は 若い 時
夫 を 船 の 事故 で 失い
その時 身ごもって いた 男の子 と
その 事故 の 時 一緒に 助かった 女 の 赤ちゃん が
大人 になって 結婚 して
それ が ジョジョ の 両親
この後 両親 も 戦死 と 病気 で 亡くなった のだ そうだ
エリナ お婆ちゃん は 限りなく 優しい
チンピラ の おいら にも 誰 に対して も
それ は その 人生 の 寂しさ の せい な の だろうか
ジョジョ も 同じ だ
そして その 親切 さ が その日 に トラブル の もと になった
おいら の せいで
おい waiter waiter
はい
この 店 は あんな 臭せぇ 豚 野郎 入れて ん の か
あいつ の 匂い が 料理 に 移って 混じった よ
ああいう の を 入れて んじゃねぇ
お 客 様
この 店 では いかなる お客様 でも
料金 さえ 払って いただければ 料理 を お 出し いたします
何だ と
この 店 は 豚 が 豚 を 食って も いい のか
お …俺 先に 帰る よ
ジョジョ
お婆ちゃん まさか 止め んじゃない でしょうね
いいえ 個人 の 主義 や 主張 は 勝手
許せない のは 私 ども の 友人 を 公然 と 侮辱 した こと
ほか の お客 に 迷惑 を かけず きちっと やっつけ なさい
そう 来 なくっちゃ なぁ
やる って の か 兄ちゃん よ
おっさん メリケンサック を 探して いる の なら
あんた の 上着 の ポケット には ない ぜ
ズボン の 後 ポケット に 入って いる
まさか
お前 は 次 に
「 何で メリケン の こと 分かった んだ この 野郎 」 と言う
何で メリケン の こと 分かった んだ この 野郎
お前 の 利き腕 の 指 の 擦り剥け を 見れば
それ は メリケンサック を 嵌めて 喧嘩 した もの と 分かる
そして お前 の シャツ に 付いて いる のは 血
それ も 返り血
さっき 人 を 殴って 来た ばかり だ な
そして 血 が 上着 ではなくて シャツ に 付いて いる ということは
上着 を 脱いで 喧嘩 してきた という こと
つまり メリケンサック を 指 から 外した 時
上着 は 着てない から
ズボン の ポケット に しまった こと は 当然 の 結果 だ
次 の 台詞 は
「 分かった から どうだって んだ よ この くそガキ が 」 だ
分かった から どうだって んだ よ この くそガキ が
当った
ざまみろ かっこうつけ んじゃねぇ
いや 違う ね
一体 どこ 殴って んだ よ
おめぇ が 楽しそうに 殴ってた のは 俺 じゃない ぜ
おめぇ のような 単純 脳みそ の やる パターン は 全て 読まれてる ってこと
分かんねぇ の か この うすばか が
いや 子分 の 無礼 を 許して ください
マダム あなた は エリナ ?ジョースター さん でしょう
私 は スピード ワゴン さん に 大変 世話 になって やして ね
あんた の こと も 以前 ロンドン で 教えられて 知って る んです よ
会え てよかった
実は さっき 知った 裏 の 情報 で
まだ この 国 の 新聞屋 とか に は 知られて ねえ んだ が
スピードワゴン さん が 殺されました ぜ
何 …だ と
噂 では やった のは チベット から 来た 修行僧
修行 僧
ストレイツォ か
メキシコ 奥地 の 川 で 流れ着いた
スピードワゴン と その 一行 らしい 死体 を 発見 した 者 の 話 だ
どこ で なぜ 殺された の かも
修行僧 が どこ へ 行った かも 誰 も 知らない
分かる ような 気がする
きっと たぶん スピードワゴン さん が かつて 話して くれた
石仮面 と ディオ …それ に纏わる こと の ような 気がする
ジョジョ この 男 は マフィア だ ぜ
信用 し ちゃいけねぇ
きっと 集ろう と してる んだ
そう 思う のは 勝手 よ
おっさん ライター なら 胸ポケット に 入ってる ぜ
スモーキー 忠告 は ありがてぇ が
俺 は こいつ の 言う こと を 信用 する
こいつら は 銭金 のみ で 動く 連中
そいつ が 恩 を 売ろう として 流す マフィア の 情報 だからこそ 真実味 が ある
だが
いくら 真実 とはいえ
そんな 最悪 の 情報 を エリナ お婆ちゃん に いきなり 聞かせた のは 許せねえ
怯え させて 悲しませ ちまった じゃねぇか
この 馬鹿たれ が
五十 年前 の こと が 未だに 続いている なんて
怖い のか お婆ちゃん 俺 が 守って やる
違う ジョセフ お前 の ことだ よ
お前 が 巻き込まれて いく 運命 の こと が 怖い のです
大丈夫 だ よ
それ が 運命 なら それ に従う ぜ
おいら には 何が何だか 分からない けど
この 二人 は 途轍もない 過去 を 背負って いる んだ
おい スモーキー
うん ?今日 は 冷える なぁ
この 雑誌 ここ 見ろ よ
何だ よ
これ もしかすると ここ 盛り上げる やつ か よ
なに なに
A A カップ が C になる
騙される ぜ 気 を 付けよう ぜ なぁ
おや
ペア で 1 ドル 25 セント だって よ
えっ え ー と
はて どこ か で 見た こと が ある ような ない ような
あんた 以前 どっか で 会った こと ない かな
ねぇ 何で こんなに 寒い のに
白い 息 が 出ない んだ
そして
あんた 今 ちらっと 口 の 中 に 牙 が 見えた ような 見えない ような
とぼけん な この 野郎
街中 だろう が 構わん
ジョジョ お前 の 命 を もらう
才能 が 目覚めぬ うちに な
そう かい
無茶 な やつ とは 分かって いた が
これほど とは
街中 で いきなり
どこ から 手 に 入れた のか
トンプソン 機関銃 を
ぶっ放した
ストレイツォ 来る の を 待って た ぜ
この 程度 で 貴様 が 死ぬ とは 思わねえ が
スピードワゴン 爺さん の 仇
宣戦 布告 だ ぜ
これ が 吸血鬼
解体 して やる ストレイツォ
我が ドイツ の 医学 薬学 は 世界一
君 は なにも わかっちゃいない のだ
地獄 で 詫びろ
第 十 一 話 「ゲーム の 達人 」