Shingetsutan Tsukihime Episode 11
先輩
シエル
それ が 貴方 の 本性 です
アル クエイド =ブリュンスタッド
離れ なさい 、 アル クエイド
貴方 は 遠野 君 の 側 に いる 資格 は あり ません
処断 し ます
止めろ
何故 庇う んです
彼女 は 貴方 の 血 を 吸おう と したんです よ
違う
何か の 間違い だ
こいつ は 血 を 吸わ ない って 言って た
血 なんか 嫌い だって
アルクエイド
お前 、まさか
御免なさい
待って よ
アル クエイド
遠野 君は 、彼女の 真実の 姿を 知らない んです
真祖は 死徒より も 遥かに 業が 深い のです
彼女は 真祖です
その 吸 血 衝動 は 貴方 が 考え て い うる ほど 簡単 な もの で は ない の です
彼女 は 今 まで 衝動 を 自身 が あらゆる 力 を 使って 抑え 込んで き た の です
嘘 だ
嘘 では ありません
そんな 事 信じ られる か
先輩 は もともと ロア だ
ですが 今 の 彼女 に は 、もう 自分 を 抑える 力 は 残って いない の です
器 の 大きさ と いう もの は
最初 から 決まって いる の です
長い 時間 の 中 で
やがて 満たされ 、溢れ出し て ゆく
でも その 器 に ひび が 入れば
まさか
俺 の せいで
彼女 は もう 限界 な の です
そんな
昔々
月の 民 と 呼ばれる 、人 では ない 者達 が おり ました
その 中に 、白い 姫 と 呼ばれる 、誇り高い お姫様 が おり ました
彼女 は 白い まま 目覚め 、白い まま 眠りに つく
穢れ と いう もの を 知ら ない
真 祖 の 姫君
その こと が 悲劇 に なり まし た
悲劇 ?
お姫様 に 恋 し た 蛇 が 囁き まし た
お姫様 、これ お飲み ください
さすれば たち所 に 乾き は 潤せる でしょ
でも それは 猛毒 でした
蛇は お姫様が 欲しかった んです
蛇 の 名 は ロア
そして 白い 姫 は 落ちて ゆきました
逆効果 だった みたいです ね
その後 彼女 は 自らを 封印し
贖罪 に 生きる 存在 と なり まし た
贖罪 ?
この 八百 年間
ロア の 影 を 追って
眠り から 覚め
処刑 して は 、眠り に つく と いう 繰り返し を
誰 とも 触れ合う こと なく
ただ ひたすら 機械 の よう に
デート してくれたら 、許してあげる わ
いいでしょ ?
何でも いい の
私 、志貴 と いろんな 話してみたい
志貴 が 隣 に い た から 楽しかった の かも ね
アル クエイド
若し も 、私 が 吸血鬼 じゃ なかったら
私 と 志貴 って 、どう なって た かな
アル クエイド
あいつ
秋葉
やっと 見つけ まし た
俺 を 探し て くれ て た の か
勘違い し ない で ください
私 は
秋葉
秋葉
おい ~しっかり しろ う
兄さん
傷 に 呼ばれた か
久しぶり だ な
志 貴
やっぱり 、俺 の こと 知って た か
薄情 な 奴 だ な
昔 は 一緒に よく 遊んだ ろう
お前
四季
四季
そんな 、馬鹿な
漸く 思い出した か
お前は 、俺が
何を 言ってる んだ
秋葉 ?
何 の つもり だ ?
兄さん に 手出し は させ ませ ん
何故 偽者 を 庇う
私 の 兄さん 、貴方 じゃない
何 を 言って る
俺 を あの 暗い 地下 牢 から 出し て くれた の は 、お前 じゃない か
秋葉
お 願い だ よ
こっか ら 出し て くれよ
お 願い だ
お 兄ちゃん
その せいで 、貴方は 、お父様は
俺の 意志 じゃない
誰かが 命令する んだ
殺せ 、殺せ 、殺せ って な
貴方 は 狂って る
秋葉
止めろ
兄さん
やはり 遠野 の 血 を 選んだ の です ね
ミハイル = ロア = バルダムヨォン
貴様 、何故 邪魔 を する ?
俺 と お前 は 、同じ もの だろう
私 は 自分 の 罪 を 悔い って います
貴方 と 一緒 に しない で ください
先輩
暫く の 間 生かし て おい て やる
だが 次 は 必ず し 止める
先輩
先輩
これ が 私 の 真実 です
じゃ 、全部 知って た ん だ な
はい
そうか
兄さん に だけ は 、知られたく なかった の です
側に いて 欲しかった から
秋葉
御免なさい
兄さんを 欺いて ばかりで
それ は ?
お父様 の 日記 です
これ に 、真実 が 書いて あります
二月 一日 、かねてから の 計画 を 実行に 移す
夜半 過ぎ 襲撃
七夜 の 郷 を ほぼ 潰滅 させる
生き残り の 子供 を 発見 した
名 は 志貴
息子 と 同じ 名前 に 興味 を 引かれ
彼 を 養子 に 迎える こと に する
七夜 は 退魔 の 一族 だ
遠野 の 血 を 抑える 為
彼 の 存在 が 役に立てば よい が
息子 の 四季 に 異変 が 起こる
お兄ちゃん
妹 の 秋葉 に 刃 を 向けた
志貴 、その 場 に 居合わせた 養子 を 殺害
殺さ れ た の は ?
四季 は 完全に 理性 を 失った
よって 処罰 する しか ない と 判断 し た
四季 を 殺し きれ なかった
事件 は 隠蔽 し た が
息子 は もう 人 では なく なった
秋葉 が 、養子 に 命 を 分け 与える
四季 と 養子 の 立場 を 入れ替える こと に し た
まさか こんな 結果 に なる とは
私 の 兄さん は 、貴方 じゃ ない
俺 の 意志 じゃ ない
誰かが 命令する んだ
殺せ 、殺せ 、殺せ って な
いつか 本当に 守りたい ものが できた 時
必ず 必要に なる から
志貴 さん
私達
秋葉 の こと 、頼んだ よ
アルクエイド
来ちゃ 駄目
私 は 、志貴 の 側 に いる 資格 なんて なかった の
先の 事 は 、気 に する な
お前 は 、疲れ てる だけ なんだ
今 だって
志貴 の 血 が 吸い たくて たまらない んだ から
アル クエイド
大丈夫 よ
今まで だって 一人 って やってきた んだ から
今の お前に 、そんな 力 ない だろう
これ以上 、志貴と 一緒に いる のは 辛い の
悲しかった
あの 時 、 私 を 見た 志 貴 の 目 が
他の 人間 に そういう 目 で 見られる の は 平気 だ けど
志 貴 に だけ は 、そんな 目 で 見られたく なかった
あんな 目 で 見られる の は 、耐えられない
御免 な
辛い 思い を させて
頼む から 、一人で やる なんて 言う な よ
やっと 生きてる って 事 が
楽しい って 思え た んだろう
でも
もう 、お前 一人 に やらせる わけにはいかない んだ
俺 も 、決着 を つけなきゃならない
決着
二人で やろう 、アル クエイド
志貴
迷惑 か ?
ね 、志貴
何 だ ?
私 が 貴方 を 待って た 時 の 事
覚え てる ?
忘れる わけない だろう
自分 が 殺し た 相手 が 、笑って 待って たん だ
あの 時 ね
私 、貴方 の 事 が 凄く 憎かった
きっと これ が 最後 だ っと 思って
覚悟 して ロア を 追いかけて って
でも 、突然 見ず知らず の 誰 か に 殺さ れて
だから 、絶対 同じ 目 に あわせて やろう って 、思ってた
アル クエイド
でも ね
その 時 、凄く 幸せ だった 気 が する
あんなに 一 人 の 事 思って 待って る 時間 は
初めて だった から
そう か
若し も 、志貴 が 私 を 殺し て なかったら
どう なって た の か な
また 仮定 な 話 か
同じ だ よ
きっと
アル クエイド
志 貴
バイバイ
引き裂かれた 蛇 の 血 に
月 が 朱色 に 染まる とき
白き 姫 が
永遠 の 安らぎ に 旅立つ
最終 回 真 月 譚 月 姫
月 世界
私 、もう 約束 守って もらった から