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屍鬼, Shiki Episode 5

Shiki Episode 5

( 夏野 ) いる わけ が ない … 。 あいつ は 死 ん だ ん だ !

( 正雄 ) やっぱり 俺 いい わ 。 ( 徹 ) 夏野 。

( 沙 子 ) 死 は 平等 な の 。 特別 に ひどい 死 は ない 。

( 静 信 ) これ で 12 人 … 。

( 敏夫 ) おそらく 伝染 病 だ と 思って 間違い ない 。

( 恵 ) フフフ 。

あっ … ! ( 恵 ) 結城 く ー ん 。

フフッ 。 《 清水 … ! ! 》

あたし ぃ こいつ 嫌い な の ぉ 。

だって ぇ あたし より 結城 君 と 仲良し だ から 。

だから … 。

《 やめろ ! 》

《 やめろ ! ! やめろ ー ! ! 》

あ ~ ! ! ハッ 。

徹 ちゃん ! 大丈夫 か 徹 ちゃん !

ふ ぅ … 。 ん ー ?

夢 か … ! バカバカしい !

お やすみ っ ! ああ … お やすみ 。

愛し ‥ 愛し 合う の さ もっと

激しい 渇き に 狂い そう

目 を 閉じ て 罪深き くちづけ

お前 の 匂い 狂わせる

真 夜中 に 目覚め て 狂気 愛 飲み干す

おい で この 腕 の 中 " あっ ち の 闇 は 苦い ぞ "

君 は 惑い 揺らめく

やがて 永遠 に なる " こっち の 闇 は 甘い ぞ "

僕 は 深く 突き刺す

おい で この 腕 の 中 " あっ ち の 闇 は 苦い よ "

君 は 惑い 揺らめく

( 静 信 ) 《 村人 たち が 次々 と 死 ん で ゆく 》 →

《 外 場 村 を むしばむ 病 と は 何 な の か … 》 →

《 ご 遺族 に は 申し訳ない けど その とき 彼ら が →

どんな 様子 だった の か 尋ね て みよ う 》

《 何 か 手掛かり に なれ ば … 》

( 静 信 ) 大将 。 お 久しぶり です 。

( 雅司 ) これ は 若 御 院 。

先日 隆司 さん が 亡くなら れ た と 聞き まし た 。

ご 焼香 だけ でも と 思い まし て 。

( 静 信 ) 《 一人一人 訪ね 何 か 手掛かり を 見つけ たい 》

( 雅司 ) 春 の 健康 診断 じゃ 何 の 問題 も ない って →

言って た ん です よ 。 それ が いきなり の 心 不全 です から ね 。

( 静 信 ) 急に 具合 が ? ( 雅司 ) いや よく 分から ん の です 。

( 雅司 ) ただ あいつ その 日 に 退職 届 を 出し た らしく て 。

退職 届 を … 。

ええ 。 すぐ 辞め させろ だ の と 大騒ぎ を し て →

その 直後 に 倒れ た そう です 。

やはり 体調 を 崩さ れ て い た の でしょう か ?

どう です か … 。 病気 なら 電話 で 休む と いえ ば 済む こと です から →

何 を 考え て た ん だ か … 。

( 静 信 ) 《 8 月 11 日 。 中 外 場 の 広沢 高 俊 》

( 静 信 ) 亡くなら れ た 広沢 さん は うち の 檀 家 で は あり ませ ん し →

中 外 場 世話 役 の 小池 老 なら 何 か ご存じ か と 思い まし て 。

( 小池 ) いや 。 昔 なら どこ の 誰 それ と 言わ れ れ ば →

親戚 の よう に 分かった が ね 。 ( 静 信 ) で は … 。

( 小池 ) 葬儀 で 初めて 知った よ 広沢 の 高 俊 君 … 。 →

親 が 言う に は 溝辺 町 の パチンコ 店 で 倒れ て →

そのまま だった らしい 。 ( 静 信 ) で は 病気 だった わけ で は ?

( 小池 ) パチンコ 店 だ から ね 。 →

ただ 驚 い た の は その 3 日 前 に 会社 を 辞め て い た らしい 。

会社 を … 。

これ は 親 も 知ら なかった って いう ん だ から 時代 か ねぇ 。

《 退職 … 》

( 静 信 ) 《 広沢 高 俊 。 清水 隆司 … 》

( 宗 秀 ) 太田 健治 さん 。 亡くなる 直前 に →

教職 を 退か れる つもり だった みたい です な 。 →

学年 途中 だった ので 慰留 さ れ た らしい が … 。 →

あぁ そう いえ ば →

うち の 近所 の 佐伯 明 も 辞職 し まし た な 直前 に 。

( 静 信 ) ご 病気 だった 様子 と か は ? ( 宗 秀 ) いや 。

( 静 信 ) で は 最近 亡くなった … 。

高嶋 靖夫 も 辞職 し た と 聞き まし た 。 →

何で すか ? これ は 。 →

この 商店 街 で は 引っ越し が 2 件 あり まし た し →

えらく 葬式 も 多い 。

何だか 村 が 見捨て られ て いく み たい な 気 が し ます よ 。 →

孫 たち が 大きく なる ころ まで … 。

《 もう 清水 の 気配 は 感じ なく なった 》

( 静 信 ) 《 大川 の 大将 は 亡くなった 大川 義 五郎 さん の 親戚 だ 》

( 篤 ) ぐ は っ ! !

( 急 ブレーキ の 音 )

( 富雄 ) さっさと 済ませ とけ と 言った ろ う !

( 富雄 ) 松 ! お前 今 何 時 だ と 思って や がる ! !

何 ぃ ! ? 娘 ? 康代 ちゃん が どう し た って ?

( 松村 ) それ が あの … N 亡くなり まし て … 。

死 ん だ … ! ? いつ ?

( 松村 ) けさ 方 具合 を 悪く し て 救急 車 呼 ん だ ん です けど →

つい 先ほど … 。

わたしゃ もう どうして いい か … 。

バカヤロー ! こんな とき こそ お前 さん が →

しっかり せん で どう する ! ? 今 病院 だ な ?

すぐ 行って やる から 歯 ぁ 食いしばって 待って ろ ! !

もったい ねえ 。

( 富雄 ) あっ 。 若 御 院 。 ( 静 信 ) 大将 。 康代 さん が ?

( 富雄 ) そう な んで さ 。 ちょっくら 行って やり ます 。

( 静 信 ) 《 大川 酒店 の 向かい に 図書 館 が ある 》 →

《 司書 の 柚木 さん に も 聞い て みよ う 》

( 保育 士 ) あぁ 若 御 院 。 ごめんなさい 。

柚木 さん 突然 辞職 し ちゃ った の よ 。

えっ ! まさか お 亡くなり に ! ?

えっ ? いえいえ お 辞め に なった の 。 →

だから わたし が 隣 の 保育 園 と 掛け持ち し てる ん です よ 。 →

柚木 さん 子供 に 大 人気 だった から 突然 で みんな びっくり し ちゃ って 。

( 保育 士 ) ここ が 気 に 入って た みたい な のに ねぇ 。 →

どこ か 行く の かしら ?

( 静 信 ) 《 清水 隆司 。 広沢 高 俊 》 →

《 太田 健治 。 佐伯 明 》 →

《 高嶋 靖夫 … 》

《 突然 の 辞職 … 》

( 保育 士 ) 《 柚木 さん 突然 辞職 し ちゃ った の よ 》

葵 。 ( 葵 ) あっ 夏 ちゃん 。

( 葵 ) 何 ? 徹 ちゃん 今日 も 休み ?

( 葵 ) うん 。 ずる 休み 。 えっ ?

新しい ゲーム 買った ばっかり だ から ずーっと やって る 。 →

ぼ ー っと 寝 ながら 。 そう 。

( 徹 ) 《 週 末 ドライブ に 誘い たい の だ が →

勇気 が 出 ん の よ 》

( 葵 ) 今日 寄って く ? いや 。 あした 早め に 行く よ 。

( 自転車 の ベル )

《 あれ は 尾崎 医院 の … 》 ( 葵 ) 先生 ! →

お 父さん 。 若 先生 来 た !

( 武藤 ) 先生 ! ( 静子 ) 若 先生 !

武藤 さん 。 これ は … 。

ねえ 。 お 兄ちゃん どう し た の ? 具合 … 悪い の ?

( 武藤 ) う っ … 。 お 兄ちゃん は →

徹 は … 死 ん でる 。

えっ !

《 あっ … 清水 が ! 》

( ノック )

( 梓 ) 夏野 。 そろそろ お 通夜 に 行く わ よ 。

先 行って て 。

分かった わ 。

あぁ はがき が 来 て た の 。 残暑 見舞い だ けど 。

あっ !

清水 さん て 先月 亡くなら れ た あの 清水 さん よ ね 。

今ごろ はがき が 届く なんて 。

配達 が 遅れ た だけ さ 。 気 に する こと じゃ ない よ 。

《 徹 ちゃん … 》

( 宗 貴 ) 親父 ! 博巳 が ! ( 宗 秀 ) 何 だ どう し た ! ?

( 宗 貴 ) 様子 が 変 な ん だ 。 尾崎 の 所 に 行って くる !

何 ! ? そんなに 悪い の か 。 風邪 でも こじら せ た の か ? →

熱 は ? ( 宗 貴 ) ない 。

なのに これ は … 。 博巳 ? 博巳 ! お じいちゃん だ ぞ 聞こえ ん の か ?

( 宗 貴 ) 親父 。 出す ぞ ! ( 宗 秀 ) 待て 。 わし も 一緒 に 行く ぞ 。

( 正雄 ) 《 大事 に さ れ てる な 博巳 》

( 宗 秀 ) 正雄 。 い た の か 。 留守 を 頼む ぞ 。

( 正雄 ) 《 俺 が 風邪 の とき 「 寝 てりゃ 治る 」 だった よ な 》

( 宗 貴 ) 俺 が 運 ぼ う か 。 ( 智 寿 子 ) 大丈夫 。 →

わたし が 寝かせ て くる 。

検査 が こんなに かかる なんて よっぽど 悪い ん じゃ ろ か 。

親父 。 難しい 貧血 かも しれ ない と は 言って た けど →

また 具合 が 悪く なったら 夜中 でも 来い って →

若 先生 が 言って くれ た じゃ ない か 。 ( 宗 秀 ) しか し … 。

( 正雄 ) 姉さん の 方 が 顔 真っ青 じゃ ない 。

博巳 本当 に 具合 悪かった ん だ 。 心配 だ よ ね →

最近 葬式 ばっかり だ し 。 ( 宗 秀 ) 縁起 で も ない こと 言う な !

( 正雄 ) しょうがない よ 事実 じゃ ない 。

うち だけ は 特別 だ なんて 思わ ない 方 が いい ん じゃ ない か ?

正雄 ! ( 宗 貴 ) もう よせ ! 博巳 は … 。

だから さ 気 を 付け た 方 が いい ん じゃ ない ?

若い やつ だって 死ぬ ん だ もの 。 つまり 確率 の 問題 だ ろ って さ 。

( 宗 秀 ) お前 に は 情 と いう もの が ない の か !

あー いや ! 俺 じゃ なく て →

そんな こと を 言う やつ も いる って いう … 。 う っ !

正雄 ! お前 は … !

( 正雄 の 泣き声 )

《 父さん が 俺 を ぶつ だ なんて ! ! 》 →

《 宗 貴 兄さん が あんなに 怒る なんて ! ! 》 →

《 博巳 が 智香 が い なけ れ ば →

俺 は こんな 目 に 遭わ なかった ん だ ! ! 》

( 正雄 の 泣き声 )

徹 ちゃん … 。

《 保 … 。 葵 ちゃん … 》

( 正雄 ) あの … 。

う っ 。 お … 俺 … あの … 。

俺 びっくり し て … 徹 ちゃん が … 。

《 駄目 だ 。 何て 言え ば いい ん だ ? 》

徹 ちゃん は ?

顔 見 て も いい です か ? ( 武藤 ) ああ 。

徹 ちゃん の 抜け殻 だ 。

徹 ちゃん どこ へ 行っちゃ っ た ん だ ろ う 。

捜す 方法 が あれ ば いい のに ね 。

( 武藤 ) まったく だ 。 お悔やみ を 言い ます 。

俺 こういう とき に 言う 言葉 って 分から ない けど →

残念 です すごく 。

そう な ん だ よ 。 とても … N 自分 が 情けなく て 悔しく て ね 。

俺 も です 。

( 正雄 ) う わ あ ああ ああ ! 徹 ちゃ ー ん ! ! →

うえ え えー ん ! !

( 正雄 ) ホント 徹 ちゃん は 優しかった よ なぁ 。 →

酒屋 の 庭 に ボール が 入った とき あの お っか ない 親父 さん に →

怒ら れる の 覚悟 で 取り に 行って くれ た よ なぁ 保 。

そう そう ! みんな で 釣り に 行った とき も … 。

( 正雄 ) お前 泣き も し ない の な 。

徹 ちゃん が 死 ん だ ん だ ぞ ! 仏頂面 し や が って !

お前 やっぱり 冷たい よ ね 。 情 って もん が ない の か ?

絡む な 。

くっ ! 俺 が いつ 絡 ん だ ! ! え えっ ! !

ケンカ し たい って ん なら 別 の 機会 に して やる 。

でも 今 は 駄目 だ 。 ここ に いる 時間 ぐらい 我慢 しろ 。

お前 ! どっち が 年上 だ と 思って ん だ !

あんた だ 。

だから 俺 に できる こと ぐらい や れる よ な ?

くっ … ! 何 だ その 言 い草 は ! !

( 葵 ) いいかげん に し て ! ! ( 正雄 ) えっ ?

ケンカ なら 外 で やって よ ! !

( 正雄 ) 何 だ よ 。 葵 ちゃん は 腹 立た ない の か よ 。 →

こいつ 全然 冷たい だ ろ 。

( 葵 ) 冷たい の は あんた の 方 よ ! ! ( 正雄 ) 俺 が 冷たい ? どこ が だ よ ! ?

( 正雄 ) 俺 徹 ちゃん が 死 ん で すごく 悲しい よ 。 →

さっき から そう 言って る じゃ ない か !

わたし たち は それ 以上 よ ! うち の 兄貴 な の よ !

( 正雄 ) 《 俺 に とって 徹 ちゃん は 兄貴 だ よ 》 →

《 実の 兄 ちゃん より 優しかった 》

自分 は 悲しい 自分 が 正しい って 。

結局 みんな に どう 答え て もらい たい の ! ?

あんた わたし たち を 慰め に 来 た の ! ?

それとも 慰め て もらい に 来 た の ! ?

あんな やつ ら 二 度 と 知る もん か !

くそ っ ! 閉め て ん じゃ ねえ よ ! ! →

裏口 まで 回る の 面倒 くせ ぇ ん だ ぞ ! →

何 だ よ … 。 ど いつ も こいつ も まったく !

( 正雄 ) だいたい 友達 が 死 ん で 気落ち し てる 人間 を … 。 →

うん ?

何 だ ? 今 の 。

あれ ? うち に 入った 。

今 入って っ た よ な 。

( ドア の 開く 音 ) よかった 。

うん ? えっ ? えっ ?

《 この 人 誰 だ っけ ? 》

( 正雄 ) いっ ! ? う あー !

《 ああ … 図書 館 の 人 だ 》

大きな 夢 目指し 歩 い て い た

迷い 迷って 終わり の ない 旅

あの 時 は 雪 混じり の 雨 で

涙 か どう か わから なかった

さよなら もう 二 度 と 会え ない

私 が 、 選 ん だ 未来 へ また 一 歩 踏み出す よ

大きな 壁 を 超え て

好き だった のに どうして ?

「 最期 だ 」 なんて 言った の ?

今 で は ちゃんと わかる

だから ねぇ " walk " 強く . . .

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