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屍鬼, Shiki Episode 12

Shiki Episode 12

( 夏野 ) この 村 の 思い出 に は 全部 徹 ちゃん が い た 。

( 辰巳 ) あなた は 僕たち を 狩 ろ う と して いる 。

( 敏夫 ) 連中 が 死ぬ の は ひどく て 人 が 死ぬ の は ひどく ない の か ! ?

( 沙 子 ) 屍 鬼 … 。 いい わ 。 とても いい 響き 。 気 に 入っちゃ っ た 。

( 敏夫 ) 桐 敷 さん は 間違い なく 生き て いる よ 。

( 田中 ) 《 昼間 役場 に 勤める 人間 が →

わたし しか い なく なって しまった 》 →

《 保険 係 の 石田 さん は 失踪 。 ほか は 退職 し 転居 し た 》 →

《 所長 も 体調 を 崩し て 欠勤 が 続 い て いる 》 →

《 加速 し て 増え 続ける 死亡 届 》 →

《 逆 に 引っ越し が 多い 割に 転居 届 は ほとんど こ ない 》

《 このまま で は 村 から 人 が い なく なって しまう ん じゃ ない か 》

どうも !

( 田中 ) 《 欠員 を 埋める べく 臨時 雇用 で 入った 2 人 》

《 彼ら は なぜ か 夜 に しか 現れ ない 》

朝 の 光 を 手放し た 花

注が れ ない 雨 を 求め

覚め ない 眠り に つく

誰 か を そっと 呼ぶ 声

闇 の 楽園 は

嘘 か 夢 か

失う の は 身体 と

自分 と いう 心

その 対価 を 差し出し

何 を 得 られる の だ ろ う

この 涙 で 奪え る 程 に

命 は 脆く て 儚く て

全て に 訪れる

終わり を

「 恐怖 」 と 嘆く の か

終演 を 歌う 金 盞花

静か に 咲き誇る

憎しみ も

悲しみ も

その 根 で た くり 寄せ て

終焉 を 歌う 金 盞花

寂し さ を 潤す

注が れ ない 雨 を 求め て

覚め ない 眠り に つく

( 昭 ) 兄 ちゃ ー ん !

( 昭 ) 昨日 は 連絡 が つか なかった から 心配 し た ぜ !

電話 し て き て くれ て 安心 し た よ 。

( かおり ) 何 か あった の ? ( 夏野 ) いや 。 そっち は ?

こっち は 大 あり だ よ 。 俺 今日 ついに さ … 。

《 みんな 聞い て くれ ! 村 で 死人 が 出 まくって る こと だ けど 》

《 例の 起き上がり の こと ? 》 ( 昭 ) 《 えっ ! ? 》

《 ああ 水口 の キモ ババア が 兼 正 に 乗り込 ん だ ら な … 》

《 兼 正 は 起き上がり じゃ 。 退散 ! ! 》 ( 女子 生徒 たち ) 《 ハハハハ ! 》

( 男子 生徒 ) 《 でも 結局 兼 正 の 家族 に 怒ら れ て 帰った ん だ ろ ? 》

( 男子 生徒 ) 《 自分 が 退散 ! 》 ( 一同 ) 《 アハ ハハ ! 》

( 昭 ) 俺 それ 以上 何も 言え なく な っち まっ て … 。

結城 さん 。 兼 正 の 人 たち は 起き上がり じゃ なかった の か な ?

お前 たち 村 を 出ろ 。

今 すぐ 村 から 逃げろ 。

どういう こと ?

結城 さん … 。 ( 昭 ) 兄ちゃん … 。 嘘 だ ろ ?

やつ ら ここ を 起き上がり の 村 に する つもり な の かも しれ ない 。

夏 から 続く 死者 の 数 は もう 分から ない 。

引っ越し た や つら だって もう 生き て は い ない だ ろ う 。

そうして 死 ん だ や つら が 起き上がる 。

もともと この 外 場 村 は 外 から 閉ざさ れ て い た 。

よそ の 人間 は 人 と 起き上がり が 入れ替わって も 気付か ない だ ろ う 。

そんな 村 だ から あいつ ら に 選ば れ た 。

お前 たち も 例外 じゃ ない 。

俺 が 襲わ れ た って こと は →

お前 たち も 今日 すぐ 襲わ れ た って 不思議 じゃ ない って こと だ 。

だから 逃げろ 。

そんな … 。 嫌 だ よ 。 ( かおり ) わたし も 。

迷って る 時間 は たぶん もう ない 。

( 昭 ) 兄ちゃん は どう な ん だ よ ?

俺 は まだ やる こと が ある 。

手伝う よ ! 俺 に できる こと なら 何 だって やる !

無理 だ 。 お前 たち に は 危険 過ぎる 。

逃げ た から って どう なる わけ じゃ ない よ !

ここ に いる より は まし だ 。 でも 嫌 だ ! →

こんな 兄ちゃん 残し て ど っか よそ へ なんか 行ける か よ !

俺 たち は 逃げ ない ! !

後悔 する ぞ 。

逃げ て 後悔 する より ここ に 残って 後悔 し た 方 が いい よ !

分かった 。 ただし 俺 に は 二 度 と 近づく な 。

( 昭 ) えっ ? ( かおり ) 結城 さん ?

次に 会う とき は 俺 は もう 俺 じゃ ない かも しれ ない 。

分かった な ?

《 徹 ちゃん が 来 た の が おととい 》

《 もし 昨日 も 来 られ て い たら こんなに は 動け なかった だ ろ う 》

《 貧血 が これほど きつい もの と は 思わ なかった 》

《 なぜ 来 なかった ん だ ろ う ? 罪 の 意識 から か ? 》

《 不思議 な もの だ な … 》

《 徹 ちゃん が 死 ん で 棺 に 入って い た とき は →

徹 ちゃん で ない もの の よう に 見え た 》

《 でも 今 目の前 に いる これ … 》

《 俺 を 襲う こと を ちゅうちょ し て いる これ は →

俺 の 記憶 に ある 徹 ちゃん そのまま だ 》

俺 は ここ だ よ 。

( 徹 ) あぁ … ! 効く ん だ こういう の 。

何 だ よ 。 こんな もの が 怖い の か よ !

これ を 見る と どんな 気分 な わけ ?

それとも 生き てる ころ から 怖かった の か ?

夏野 … 。

下 の 名前 で 呼ぶ な って ! !

う わ っ !

共存 は でき ない わけ ? どうして も 人 を 襲わ ない と 駄目 な の か ?

無理 だ 。

きちんと 理由 を 説明 し たら →

血 を 分け て くれる 人 だって いる はず だ !

ちょっと 待て ば 血 なんて 元 の 量 に 戻る ん だ から !

何も 殺す こと は ない だ ろ う ! !

お前 に は 分から ない よ !

そんな こと で 解決 できる なら 最初 から 人 を 襲ったり し ない !

初め は みんな 嫌がる ん だ 。

人 を あやめ た 罪 を 恐れる やつ 。 人 を あやめ た 罰 を 恐れる やつ 。 →

でも 人 を あやめ て も 罰 なんか 下され ない と 分かる と →

罪 に は すぐ 慣れる ん だ よ 。

人 を 餌 と 思う 罪 に 。

人 は 生き てる 豚 の 肉 を 少しずつ 削って 食べ た り なんか し ない 。

違う か ?

十字架 が 効く なら これ だって いける よ な ?

や … やめ て くれ !

夏野 … 。

汚 ねえ よ !

もっと 吸 血 鬼 らしく しろ よ !

そんな 生き てる ころ の まん ま で さ !

夏野 … ?

腹 が すい たら 俺 の 血 を 吸え ば いい 。

2 人 で 何 か いい 方法 を 考える ん だ 。

それ まで ほか を 殺す くらい なら 俺 の 血 を 吸え 。

そして 村 を 出よ う ! 辰巳 たち の 目 の 届か ない 場所 へ !

くっ … 。

無理 だ ! 辰巳 から 逃げる なんて … 。

だから 吸って くれ 徹 ちゃん ! ! く ぅ … 。

徹 ちゃん ! !

う ぅ … う わ ぁ ぁぁ ぁ !

( 沙 子 ) わたし たち 屍 鬼 と は →

人 を 狩る もの 人 と 敵対 する もの 。 →

仕方ない の よ 。 人 を 襲わ なけ れ ば 死 ん で しまう ん だ もの 。

( 千鶴 ) 屍 鬼 ねぇ … 。

人 を 襲わ ず に 済め ば どんなに いい だ ろ う 。 →

誰 も 好き で こんな 生き物 に なった わけ じゃ ない わ 。

う ぐ っ … う ぅ … 。

う ぅ ぅ … !

徹 ちゃん 。

( 沙 子 ) でも ね →

ものすごく おなか が すく の よ 。 →

それ は とても とても 空虚 な 空腹 だ わ 。

( 沙 子 ) 誰 も 耐え られ ない 。

( 沙 子 ) 人殺し なんて どう で も いい と 思える ほど に … 。

( 恵 ) 《 超 が 付く ほど の 田舎 で ある 外 場 村 でも →

さらに ダサ い 外れ に ある ここ 山 入 》 →

《 この 夏 で 住人 は 全滅 》 →

《 こんな 場所 もう とっくに 忘れ られ ちゃ って る 》 →

《 辰巳 さん が 入り口 の 道路 を ダイナマイト で 爆破 し ちゃ った から →

なおさら 陸 の 孤島 だ し 》

( 恵 ) うつ だ わ ー 。 わたし どんどん 田舎 の 方 へ 追いやら れ てる 。

山奥 の 吸 血 鬼 の 村 なんて … 。

( 辰巳 ) 屍 鬼 と いう ん だ そう だ 。 →

桐 敷 家 は 吸 血 鬼 と いう 呼び名 が 嫌い な ん だ よ 。

どう だい ? 結城 夏野 君 を 襲う こと は あきらめ が つい た ?

もう いい わ 。

ところで 君 は 今 空 い て い た ね 。 ( 恵 ) ええ 。 誰 か を 襲う の ?

( 辰巳 ) 君 の 友達 の 田中 かおり 。 ( 恵 ) かおり を ?

… の 父親 を 。 ( 恵 ) かおり の お 父さん 。

かおり 君 は 最近 結城 夏野 君 と 仲良し の よう で ね 。

かおり が 結城 君 と ! ?

( 辰巳 ) 秘密 を 分かち合って →

手 に 手 を 取って われわれ に 対抗 し て いる 。 →

友達 の 家族 を 襲う の は 気 が 引ける なら ほか に 頼む が … 。

やり ます !

わたし が やり ます 。

( 結城 ) 夏野 。 医者 に 行か なく て 大丈夫 な の か ?

大丈夫 だ よ 。 ただ の 寝不足 だ から さ 。

( 結城 ) しか し … 。 平気 だって 。

色々 あった から さ 疲れ て た ん だ よ 。

( 結城 ) なら いい が … 。

( 結城 ) 梓 。 ( 梓 ) 何 ?

( 結城 ) その … 。 村 で は 新種 の 伝染 病 が はやって る と か →

そういう 噂 が ある ん だ が … 。 ( 梓 ) それ で ?

( 結城 ) ひょっとしたら 夏野 は その … 。

( 梓 ) ねえ 。 →

よく 考え て み て 。 新種 の 伝染 病 なんて →

世界 規模 で 考え て も そう そう ある もの じゃ ない わ 。 →

なのに 今 この 広い 世界 の この 日本 の この 村 で →

それ が 発生 し た なんて 非 科学 的 な こと を 信じ てる の ?

いや … 。 尾崎 君 が そう 言って た から 。

( 梓 ) あの 人 だって しょせん は 田舎 の お 医者 さま な の よ 。 →

都会 の 研究 機関 の 発表 なら ともかく … 。

( 結城 ) ああ … 。 もう いい 。

《 だが もし 本当 に そう だったら … 》

( 正 志郎 ) おや ? あなた は 確か 工房 の … 。 →

こんにちは 。 ( 結城 ) あっ … 。

この 間 うち の 前 に おら れ まし た よ ね ?

いや … 。 あの とき は 災難 で し た ね 。

ハハハハ ! さすが に 死体 扱い さ れる と は 思い ませ ん でし た よ 。

結城 さん も 都会 から 越し て こ られ た ん です よ ね ?

それ なら わたし の 気持ち も 分かって いただける でしょ う ?

( 結城 ) は あ … 。 ( 正 志郎 ) この ところ 死人 が 多い →

理由 が 伝染 病 かも って こと に なり まし た が →

わたし は 正直 それ も どう か と 思って まし た よ 。

と いう と ? ( 正 志郎 ) 新種 の 伝染 病 … 。

何だか 映画 で しか 聞か ない 話 です よ ね ?

妄想 に 近い と 思い ませ ん か ? →

田舎 の 迷信 に 近い と 言った 方 が いい かも しれ ない 。

まさか あなた は そんな 話 を 真に 受け て おら れ ませ ん よ ね ?

え … ええ 。

( 正 志郎 ) いや よかった ! さすが 都会 の 方 は 理性 的 だ 。

安心 し まし た よ あなた の よう な 方 が この 村 に い らし て 。

では 。

( 昭 ・ かおり ) すい ませ ー ん !

《 また 子供 か … 》

( かおり ・ 昭 ) すい ませ ー ん ! ( 結城 ) 何 か 用 かな ?

あの 兄ちゃん … 。 いや 夏野 さん は い ます か ?

君 たち は 誰 だい ?

田中 って いい ます 。 兄ちゃん の 友達 です 。

聞い た こと が ない な 。

( かおり ) あ … あの 昨日 から 夏野 さん →

具合 が 悪 そう だった から お 見舞い に … 。

今日 は ずる 休み する って 起き て も こ ない よ 。

だから また 後日 。 ( かおり ・ 昭 ) あっ !

父さん !

入れ て やって くれ 。

( 昭 ) お邪魔 し ま ー す !

なぜ 来 た ? ( 昭 ) だって ほっと ける か よ !

( かおり ) これ 見 て 。 →

起き上がり に 効果 が ある か 分から ない けど … 。 ( かおり ) これ 見 て 。 →

起き上がり に 効果 が ある か 分から ない けど … 。

効く と … わたし は 思う の 。 お 部屋 に たくさん 付け て おく ね 。

俺 だって 死ぬ つもり は ない 。 絶対 に この 村 から 出 て やる ん だ 。

ずっと そう 考え て い た 。

都会 に 戻る ため に 大学 受験 の 準備 も し て いる 。

( 昭 ) そうだ よ 。 出よ う 兄ちゃん ! ! 辛抱強く 粘って チャンス を 待 と う ! →

いつか 突破 口 が 見つかる はず だ よ !

な … ! 何 だ これ は !

夏野 。 また お前 が … 。

いや あの 子 たち だ !

夏野 の 具合 が こんな こと で 良く なる と 思って いる の か ?

田舎 ならでは の 迷信 深 さ 。 →

起き上がり 。 伝染 病 。 たたり 。

もう ごめん だ !

( 昭 ) すい ませ ー ん ! 昨日 も 来 た 田中 です けど 。

( かおり ) すい ませ ー ん !

はい ?

あの … また お 見舞い に 来 た ん です けど … 。

どうぞ 。 ( 昭 ) お邪魔 し ます 。

何 か 兄ちゃん の 母ちゃん 暗い 感じ だ な 。

こら !

兄ちゃん 具合 どう ? えっ ! ?

( 昭 ) 兄ちゃん !

悪く なって る 。 恵 ちゃん の とき と 似 てる わ 。

縁起 で も ない こと 言う な よ 。 ( かおり ) だって … 。

( 結城 ) 帰って もらえ ない か 。

見 て の とおり 夏野 は 君 たち の 相手 を し て いる 状態 に は ない 。 →

これ は 返し て おく 。 妙 な もの を 持ち込む の は やめ て ほしい !

あの … その … 。

か … 看病 さ せ て ほしい ん です !

今晩 そば に 付い て て あげ たら いけ ませ ん か ?

ご 迷惑 は 掛け ませ ん ! お 願い し ます ! !

お … お 願い し ます !

看病 なら 家族 で ある わたし たち が し て いる 。 →

非常識 な こ と 言って ない で 帰って くれ !

( 昭 ) 嫌 だ … 。

絶対 に 嫌 だ ! !

( かおり ) 昭 ! ( 昭 ) 俺 帰ら ない ! !

駄目 よ 。 お 父さん と ケンカ なんて 。 ( 昭 ) だって !

( かおり ) 家 の 中 が 駄目 なら 外 から 見張れ ば いい わ 。

外 って … 夜中 に ! ? ( かおり ) 怖い ?

分かった よ ! もう お前 に は 頼ま ない ! !

けど これ だけ は 覚え て おけ よ ! →

助ける 方法 を 知って いる の は 俺 たち だけ だ ! →

このまま 放っと い たら 兄ちゃん は 殺さ れる 。

殺さ れる ? ( 昭 ) 起き上がり な ん だ よ ! !

( かおり ) 昭 ! ( 昭 ) な のに 邪魔 ばっかり し て 。

まるで お前 が 兄ちゃん を 殺 そ う と し てる みたい じゃ ねえ か ! !

( かおり ) ほら !

兄ちゃん は 絶対 に 助ける から な ! ! ( かおり ) お邪魔 し まし た 。

起き上がり … 。 仕方ない か 田舎 の 迷信 深い 子供 たち だ 。

わたし も 大人げなかった な 。

( 昭 ) 武装 だ ! こう なりゃ 武装 し て 徹底 抗戦 だ ! !

俺 は 釘 バット 持って くる ! ! ( かおり ) わたし は フライパン 。

待って くれ !

何 だ よ ?

( 結城 ) さっき は すま なかった 。 ( 昭 ・ かおり ) えっ ?

君 たち が あまり に も 真剣 だった から わたし も 少し 考え て み た ん だ 。

もしかしたら 君 たち の 方 が 正しい ん じゃ ない か と ね 。 →

兼 正 が 起き上がり だ と すれ ば 全て の つじつま が 合う ん だ よ 。

じゃあ 信じ て くれる の ?

( 結城 ) ああ 。 だから 今夜 は 夏野 の そば を 離れ ず →

見張って いよ う と 思う ん だ 。 ( 昭 ) ホント に ?

約束 する ! 家族 を 守る の は 父親 の 務め だ 。

だから 夏野 の こと は わたし に 任せ て くれ 。

きっと 起き上がり から 守って み せる 。

分かった よ 。 あんた の 子供 だ あんた が 守れ 。 これ 置 い て く から 。

( 昭 ) 起き上がり は こういう 神聖 な もの に 弱い と 思う ん だ 。

それ は 心強い 。

何 か あったら 田中 良和 の 所 に 電話 し て 。

電話 帳 に 載って っ から !

分かった 。 ありがとう 。 ( 昭 ) 行 こ う かおり 。

フゥ ~ 。

( 田中 ) しかし 何 だって みんな 夜 に しか 働か ない ん だ ?

お っ ?

ああ 恵 ちゃん か 。 こんな 時間 に お 出掛け かい ?

こんばん は おじ さま 。 ちょっと ジュース を 買い に 。

暗い から 足元 に 気 を 付ける ん だ よ 。 ( 恵 ) は ー い 。

うん ? 何 だ ろ う … 。

何 か おかしい 。

そう だ 。 あの 子 は 死 ん だ 。

おじ さま も 気 を 付け て 。

( 結城 ) 寒く ない の か ?

うん 。 この 方 が いい や 。 何だか 息苦しく て さ … 。

夏野 。 あまり 具合 が 良く ない よう なら →

あした 大きい 病院 に 行か ない か ? 精神 的 な もの かも しれ ない 。

薬 か 何 か くれる だ ろ う 。

父さん の ホワイト ホース で も いい けど 。

調子 に 乗る な 。

じゃあ 時々 見 に 来る から な 。

ああ 。

( ドア の 閉まる 音 )

闇 に 紛れ て

息 を 殺す

闇 を まとって

ふっと 微笑む

気のせい さ

お前 など 誰 も 知る はず ない

月 だけ が

見つめ て いる

ああ 終わり の 無い 夜 彷徨う

ああ あなた の 夢 ただ 夢見 て

ああ 終わり の 無い 夜 彷徨う

ああ あなた の 夢 ただ 夢見 て

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