Black Lagoon : The Second Barrage ( Black Lagoon Second Season ) Episode 8
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( 銃声 )
( 銃声 )
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( 女性 ) ウフフ … ( 男性 ) なあ 言った ろ …
( 組員 ) 何 じゃ ワレ ( 機銃 音 )
( 女性 ) それ っ ( 女性 ) あ あっ
( 坂東 次男 ( ばん どう つぎ お ) ) すま ねえ な 姉さん
女 の あんた に ゃ 面白く も ねえ 場所 だ ろ う な
( バラライカ ) ( 英語 ) ( ロック ) 別に
だが 私 は うるさい 場所 は あまり 好き で は あり ませ ん
( 坂東 ) 香 砂 ( こうさ ) 会 が 動き 始め とる
六本木 なら 目立た なく て いい ん だ よ
( バラライカ ) ( 英語 )
( ロック ) 我々 は 順調 に 攻略 目標 を クリア し て い ます
しかし 香 砂 会 は 大規模 な 組織 です
締め 上げる に は まだ 足り ない
第 2 段階 へ と 移行 し 攻撃 目標 を 転換 し ます
( 坂東 ) 転換 ? ( バラライカ ) ( 英語 )
( ロック ) そう 転換 です
まず 彼ら の 資金 源 と なる べき ―
店舗 風俗 店 産 廃 屋 に 対する 封じ込め を
( 坂東 ) 連中 も 素人 や ない
ある 程度 やり込め たら さすが に 気づく
( 英語 )
( ロック ) もちろん 揺さぶり に すぎ ませ ん
本 目標 は 別に あり ます
( 坂東 ) どう いう こと や ?
( バラライカ ) ( 英語 )
どこ の 国 でも 通用 する 方法 です よ
( バラライカ ) ( 英語 ) ( ロック ) ハッ
( バラライカ ) ( 英語 )
誘拐 … 誘拐 です よ 坂東 さん
目標 は 香 砂 会 会長 香 砂 政巳 ( まさみ ) の 家族 です
( 吉田 ( よし だ ) ) か … 頭 ( かしら ) !
水 を 差す よう や が それ だけ は あか ん
( 英語 )
( 英語 )
求め とる ん は 香 砂 会 の 圧力 を 緩める よう に する
そう いう ケンカ や
適当 に 暴れ て くれりゃ あ あと は 口 八 丁 で どう と でも なる
余計 な こと し て 話 を こじれ させ ん と い て くれ
( ロック ) ( 英語 )
( バラライカ ) フフ …
ハハハ … 聞い た か ? 軍曹
こいつ ら まるで 分かって ない ぞ
ロック しっかり 訳し て ね いい ?
( 英語 )
( ロック ) 坂東 さん
我々 は 無 条件 の 力 を 行使 し 利潤 を 追求 する
その リスク の 多く は 我々 が 負担 し て いる
つまり すべて の 決定 権 は あなた 方 に で は なく 我々 に ある
フン
( 坂東 ) う … あ …
ちょ ちょっと 待って くれ
( 携帯 電話 の 着信 音 ) ( 組員 ) あ ?
( チャカ ) おう 何 だ ルミ か
かけ て くん な っ つ っ た ぺ よ この 時間
あ ? プラダ ? いら ね ー よ 売る ほど 持って っし
う っせ えよ お め え よ 後 で 歯 2 本 ガッツリ いく かんな
あ ? 入れ歯 に しろ や じゃ 切 っ から
チャカ 坊 て め え 何 やって や がん だ この 野郎
( 組員 ) どう いう 話 して ん の か 分かって ん の か バカ 野郎
( チャカ ) え ? あー 悪い っす あの バカ アマ
( 吉田 ) あっ ち 行 っと け ! アホ ( チャカ ) あー は いはい
( 坂東 ) 吉田 ! ええ わ い
お 騒がせ し て 申し訳ない
( 真希 ( まき ) ) あれ ? 先輩 まだ い た ん です か ?
( 鷲 峰 雪 緒 ( わし みね ゆき お ) ) ああ 真希 ちゃん あら もう こんな 時間
先輩 どんな の 読 ん でる ん です か ? 今 は
( 雪 緒 ) あ … これ
マルティン ・ ハイデッガー
思想 書 な ん だ けど 力強く て 好き な ん だ
( 真希 ) うえ あたし は パス
専門 は 耽美 系 と モダン ホラー です から
( 雪 緒 ) アン ・ ライス なんか 好き って 言って た もん ね
先輩 って 軽 め の は どんな の 読 ん でる ん です か ?
うーん そう ね えー と …
( 真希 ) いやいや いやいや やめ とき ます
でも 多分 今 先輩 が 思い浮かべ て た それ
全然 軽く ない です よ きっと
そう か なあ
どんな 本 でも たゆ とう 海 みたい な 感じ な の が 好き かな
( 真希 ) は あ …
( 雪 緒 ) 知識 も 感情 も 何もかも のみ込 ん で
果てしなく 広がる って いう か
でも どこ か 現実 その もの と は 違って て
そこ が いい の か な
( 真希 ) そう か …
でも 私 難しい の は いい ん です
先輩 キング と か は ?
( 雪 緒 ) 私 は 怖い の は ダメ
へえ 珍しい 先輩 ポー と か 好き そう な の に
うん …
夜 を ね 連想 さ せる よう な の は 嫌い な の
暗く て 寂し くって 切ない
私 ね 夜 は 嫌い な ん だ
この 闇 に 吸い込ま れ そう で すごく 怖い
ロマンチック な ん か じゃ ない わ 全然
( 幹部 ) ああ エラ い こと に な っと る よう や な
( 組員 ) お 歴 々 が お 待ち で
ああ
( ユジン ) 標的 012 確認
( 男性 ) 012 確認
今 の 件 少し 時間 を もら え へん か
( バラライカ ) もちろん 作戦 に 支障 の ない 範囲 で
お 待ち し ます
祝杯 は 互い の ため に あげ られる よう に
( チャカ ) ねえ タカ さん ( タカ ) あ ?
あの 女 何 な ん す か
( タカ ) あ … バカ 野郎 お め え まだ 懲り て ねえ の か
( チャカ ) いやいや そ ー ゆ ー ん じゃ ない っす よ
( タカ ) チッ ありゃ お め え あの と っぽい 通訳 の 用心棒 だ
ロア ナプラ から 来 た
へえ ! 女 な の に や れる ん す か ! マジ す か !
チャカ 坊 バカ 野郎 マジ で やめ と け よ
何 つ って も 客 だ から よ
( チャカ ) あー ヘヘ … 分かって やすよ タカ さん
でも … や っぱ 見 て え じゃ ねえ っす か ね ?
( レヴィ ) まだ 帰 れ ねえ の か ?
( ロック ) ここ から は 社交 の 時間 だって さ
( レヴィ ) フン 時間 の 無駄 だ
( ロック ) ぼやく な よ レヴィ 物事 を 丸く 回し て いく 知恵 な の さ
それ で 片付く なら 安上がり だ
フン 理解 でき ねえ な
クレゾール の カクテル でも 飲ま せ てる ほう が …
( レヴィ ) 話 が 早 え や ( チャカ ) お いたい た
ヒヒヒ …
( レヴィ ) フン
( チャカ ) あの さ 聞 いた ん だ けど 君 ガンマン な ん だ って ?
( 英語 )
( チャカ ) フン
( 英語 )
( 英語 )
( 英語 )
( 英語 )
あの さ 人 撃った こと あん の ?
俺 も ある よ 10 人 と か
( レヴィ ) ロメオ ひと言 言って いい か
( チャカ ) え ? あ ?
( レヴィ ) フー ( チャカ の せき込み )
息 が な くせ え ん だ よ クソ ボケ
香水 ふって て も 分か ん だ よ て め え の 臓物 は 腐って や がる
ん … レヴィ
レヴィ 行 こ う バラライカ さん が 待って る さあ
( チャカ ) あの ね 通訳 さん 見 て 分か ん ね っす か 話し 中
割り込ま ん で ください や
レヴィ 先 に 行け 戻って 坂東 さん か 吉田 …
ハッ ! う …
( チャカ ) おい 何 様 だ て め え そん 態度
何 シカト ぶっこ い てん だ ん な ろ
俺 は 神経 切れ っと わけ 分か ん なく な ん だ よ
おい 聞い て ん の か コラ
コラ ! おい !
なあ 姉ちゃん
やら れ っぱなし で かっこ悪い よ な こいつ
俺 に 乗り換え れ ば ?
こんな 腰抜け の イチ モツ じゃ 君 だって 満足 でき ねえ だ ろ
ああ ? て め え よう
何 か 言 え や コラ !
( 吉田 ) おい ! 何 やっと ん なら チャカ
何 さ らし と ん ね や
場所 と 相手 見 い や この ガキ !
ちょっと ジャレ て た だけ っす よ ヤダ な 吉 田 さん
えらい すま ん なあ 厳しゅう 言う と くさ かい に
( バラライカ ) 無能 な 上官 に 命令 無視 の 兵隊
いよいよ たまら ん な 軍曹
( ボリス ) 戦場 で あれ ば よかった です な
すぐ に 戦死 で 厄介 払い だ
( レヴィ ) すま なかった な ロック
あいつ ずっと 拳銃 に 手 を かけ て た
狙い は 俺 じゃ ない お前 に 抜か せ たかった ん だ
ダイヤ の 魂 が 入って き た な ロック ご 名答 さ
こりゃ カトラス が 入り用 に なる かも な
( ロック ) お … おい レヴィ !
( レヴィ ) あたし から 手 を 出す つもり は ねえ
だが あの 野郎 は ど っか の 段階 で こっち に 銃 を 向け て くる
ケツ と 頭 の 区別 も つか ねえ ノータリン だ か ん な
請け負う ぜ それ まで の 辛抱 だ ロック
そん 時 ゃ ぜ って え 殺し て やる
( 包丁 で 切る 音 )
( 松崎 銀 次 ( まつ ざ き ぎん じ ) ) 頭 …
みそ を 取って い た だけ やす か
( 坂東 ) おう
香 砂 会 を 黙ら す に は 力 が 足り ん
折 が よかった ん や
和平 会 の 決定 ある と 既成 事実 の 前 に は ―
手 打ち 金 で カタ が つく やろ う と
それ が あの ロシア 人 ども …
( 銀 次 ) 頭 みりん を
( 坂東 ) あい よ
正直 えらい こっちゃ や で
( ロック ) 他 に 足り ない 物 は ? ベニー
( ベニー ) ありがとう 助かった よ
バンコク の 泥棒 市場 まで 足 を 延ばす の は ―
( ベニー ) どう に も おっくう で ね ( ロック ) そう だ
( ロック ) レヴィ から の 頼 まれ 物 が ( ベニー ) うん ?
ソード ・ カトラス を 送って くれ と
( ベニー ) 穏やか じゃ ない な
嵐 が 吹き そう か ?
( ロック ) まだ 分から ない
そう で なきゃ いい ん だ けど
( ベニー ) 同感 だ ね 手配 は し とくよ
じゃあ
( 駅員 ) 雪 に よる ポイント 故障 の ため 上下 線 と も …
ああ 参った な 車 を 拾う か
お …
あっ
( ロック ・ 雪 緒 ) この 間 の
( ロック ) うん 寒い の も 久しぶり か な
( 雪 緒 ) ええ 亜熱帯 です もの ね
ご 実家 に は もう 帰ら れ た ん です か ? 岡島 ( お かじ ま ) さん
実家 に は その …
いや 正直 言え ば あんまり 帰り たく ない ん だ
岡島 さん 昔 の 私 みたい です
私 も ね 家 の こと が 嫌い で し た
でも ね そこ は やっぱり 私 の 帰る べき 所 な ん だ って
私 に は 育て て くれ た 家 が ある
その 年 で しっかり し てる ん だ な 君 は
友達 から は おばさん みたい って 言わ れ ます
え ? あ いや ! そう いう 意味 じゃ …
ウフフ 冗談 です よ
僕 に は そう いう の が ない から な
あ …
どう に も 中ぶらりん な 気 が し て
捨てる に は 未練 が あり すぎる し
さらに 踏み込む に は 覚悟 が … ね
人 って ね サイコロ と 同じ だ って ある フランス 人 が 言って る ん です
自分 で ね 自分 を 投げる ん です 自分 で 決め た 方向 に
それ が できる から 人 は 自由 な ん だ って
みんな 境遇 は 違って て …
でも どんな 小さな 選択 でも
自分 を 投げ込む こと だけ は できる ん です
偶然 と か 成り行き なんか じゃ なく 自分 で 選 ん だ その 結果 です よ ね
ああ …
どう でしょ う か ?
厳しい な 君 は ( 携帯 電話 の 着信 音 )
( 雪 緒 ) あっ ちょっと 待って ください ね
はい 雪 緒 です
何 だ 銀 さん か
うん 知って る よ 銀 さん 心配 性 な ん だ から
そう 今 は ―
岡島 さん って 方 と 雪 や ど り です
ほら この 間 の 高市 ( た か まち ) で お 会い し た
( 銀 次 ) お 嬢 …
はい 何 か ?
( 銀 次 ) 今日 は …
( 雪 緒 ) え ? 坂東 さん が いらっしゃって る の ?
じゃあ 早く 帰ら ない と
ええ 分かり まし た ええ
すみません 岡島 さん じゃあ …
雪 緒 ちゃん あの さ
( 雪 緒 ) はい
いや … 君 の 名字 は まだ 聞い て なかった かも ね
え ? はい 鷲 峰 です
何だか いかめしい 名字 でしょ ?
( 銀 次 ) あたし は 反対 だ
お 嬢 に ゃ 関係 ねえ 話 です
( 坂東 ) これ が 和平 会 の 耳 に 入って み い
組 の 再興 どころ か ―
凶 状 つき で 関東 から 追い出さ れる こと ん なる かも しれ ん
( 銀 次 ) お 嬢 ! ( 板東 ) 帰って おら れ た ん で っか
気づき ませ ん で とんだ 失礼 を
坂東 さん 今 の お 話 …
( 坂東 ) それでは お 嬢
( 坂東 ) オヤジ が 忌 ん で 連中 が ―
いの一番 に 吹っかけ て き た ん は 組長 の 不在 です ねん
直系 なら 五 分 盃 で 受けよ う と
アホ め 分 か っと っ て 言う て け つか ん ねん
それ じゃあ …
そう 直系 だ そりゃ お 嬢 しか い ねえ ん です
ど 汚 え 連中 だ !
そう やって じわじわ 首 を 絞め に 来る
( 携帯 電話 の 着信 音 )
( 板東 ) 吉田 か ( 吉田 ) 頭 ! 頭 で っか
( 坂東 ) わし の 身辺 に 行 確 の 目 が つ い とる
( 板東 ) それ も 見 知った 4 課 や ない ( 吉田 ) 頭 !
本庁 特殊 や な
これ見よがし に 威圧 的 や
適当 に まい て 隠れ家 の ほう に 泊まる
( 吉田 ) 頭 ! ロシア の 連中 手 を 止め より ませ ん
今日 も また 出頭 し た 香 砂 の 分家 の 車 を け …
警察 署 の 目 の 前 で 爆破 し よった !
( 坂東 ) ああ
( 吉田 ) ほん ま に ど 外 道 ども め ら が !
( 坂東 ) 分かった また 連絡 する
( 吉田 ) 頭 !
ガサ に 備え て 掃除 し とけ
( バラライカ ) 鷲 峰 組 から は ?
( ボリス ) まだ 何 も
時間 の 無駄 だ な
先ほど 0600 ( まる ろく まるまる ) 時 に
鷲 峰 組 事務 所 に 捜査 課 の 警官 が 事情 聴取 へ
露見 も 時間 の 問題 か
本隊 を マリア ・ ザレスカ 号 に 移動 する よう に
( ボリス ) は っ ラプチェフ 頭 目 に は ?
教える 必要 は ない
( ロック ) あの バラライカ さん
ん ? あら なあ に ?
いや あの …
もし 鷲 峰 組 が 協定 を 破棄 する 場合 …
( バラライカ ) ロック あなた に 何 か 関係 が ?
( ロック ) いえ
そう よ ね いる べき 所 を 間違える の は よく ない わ
姉 御 つれ ねえ 言い 方 じゃ ねえ かよ
別段 秘密 の 話 でも ね え ん だ ろ ? 教え て や ん な よ
えらく 肩 を 持つ じゃ ない トゥー ハンド 沈黙 は 金
そら まあ そう だ けど よ ロック は 身内 だ ろ
互い の 信頼 も 大事 だ ぜ ?
口 が 達者 に なった わ ね ま いい わ
そう いう 寝言 を 言って き たら と いう 仮定 の 話 で 言え ば
目標 に 名前 が 1 つ 増える
仕事 も 何 も 変わり なく 世 は 事 も なし
それ だけ の こと よ
( 女子 学生 ) 雪 ちゃん
( 女子 学生 ) ごめん ね 次 は 私ら も 残って やる から
( 女子 学生 ) それ じゃあ お 先 に
気 に し ない で バイト 頑張って ね
( 真希 ) で ね 先輩 前回 の 期末 め っちゃ くちゃ 悪く て
し たら うち の ママン ったら バイト やめろ って 大騒ぎ し 始め て …
( 雪 緒 ) 銀 さん 関係なく は ない ん です
私 は この 家 に 育った 者
鷲 峰 龍三 ( りゅう ぞう ) の 娘 です
( 真希 ) で ね ママン なんて
バイト やめろ って す っご い しつこい わけ です よ
( 銀 次 ) その 岡島 って 野郎 の こと です が
奴 は この 件 に 絡 ん でる
それ も ロシア 人 の 側 で
( 真希 ) 先輩 先輩 ! ( 雪 緒 ) ハッ
もう ! あたし の 話 聞い て ます ?
あ … ごめん
もう ! 真剣 な 悩み な ん です よ これ でも
あの ね 真希 ちゃん
へ ? 何 です ?
う うん 何でも ない
よく 考え たら 聞い て も どう しよう も ない こと
う わ そんな 言い 方 で フェードアウト は ない でしょ
( 吉田 ) 頭 !
( 坂東 ) 何 や 吉田 か
ただ の 散歩 や お もろい こと ない で
兄貴 ロシア 人 と 会う ん ちゃ い ます か
おん どれ に 兄貴 言わ れ ん の 久しぶり や な
あ … 兄貴 ! 俺 も !
( 坂東 ) 吉田 取 っと け
後 の こと は 銀 公 に 聞け
お前 は 嫌 っと る かも しれ ん が あれ は あれ で ええ 男 や ぞ
( 吉田 ) ク …
ク … う う …
兄貴 !
( 坂東 ) ほ な バイナラ
なんて な
( 吉田 ) ク …
ハァ ハァ …
う う …
( 銀 次 ) 何 時 ( なん どき ) で ? ( 吉田 ) 今 朝方 や
事務 所 ん 前 に トランク が 1 つ おっぽ り 出さ れ て
ちき しょ う ! あの ロシア 人 ども
吉田 誰 が やって も 早晩 ここ に 行き 着 い た
香 砂 の 言いがかり だけ は な どう に か し なきゃ いけ なかった ん だ
頭 は 頭 が 回り すぎ た それ だけ だ
( 吉田 ) わし ら この 先 ど ない す ん ねん ?
暗く て 寂しい
雪 の 夜空
( ロック ) う … お … う う …
( 坂東 ) 待た ん かい ! この 外 道 !
( バラライカ ) ロック 私 の 言葉 を 訳せ
なるべく 強い 日本 語 で だ
( ロック ) し しかし …
( バラライカ ) フン
今夜 は 本当 の こと を 話し て やろ う
私 が 望 ん で いる の は 破壊 と 制圧
他 の 一切 に 興味 は ない
( 坂東 ) う う …
( バラライカ ) どこ まで 地獄 の 底 で 踊 れる の か
それ 以外 に 興味 が ない ん だ よ
それでは また いずれ
( 折れる 音 )
( レヴィ ) ヘイ
ヘイ ロック ! 大丈夫 か ?
ん … あ …
( レヴィ ) ひで え 汗 だ ぜ
寝 て た の か 俺
( レヴィ ) 古い ビュイック の エンジン み て え な 息 し て よ
( レヴィ ) 深 酒 は いけ ねえ な ( ロック ) ああ
これ から 慌ただしく なる ん だ から よ
( レヴィ ) 移動 だ ( ロック ) 移動 ?
ヴィ ソト ニキ は 貨物 船 と ロシア 大使 館 に 分かれる
ほんと に 争い 事 に なる の か
そりゃ なる さ ホテル ・ モスクワ は やる 気 だ
嵐 が 来る ぜ ロック 鉄 と 血 の 嵐 だ
( 雪 緒 ) 銀 さん は 行く つもり な ん でしょ ?
私 だけ が 日 の 当たる 道 を 歩め ば 引き換え に あなた たち が ―
暗い 野辺 を さまよう こと に なる でしょ う
お 嬢 そ いつ は いけ ねえ
私 は そこ から 逃げる わけ に は いか ない ん です
今 銀 さん の 中 に 潜む 夜 を 感じ てる
それ は 寂しい もの だ けど だ から こそ 冷たく は なく
体温 が ある
( 銀 次 ) お 嬢
あっし は … お 嬢 に は 人 の 道 を 歩 ん で
まっとう な 幸せ を つか ん で いただく
その ため だけ に 今日 の 今日 まで 生き て き た ん だ
香 砂 の ドブ ネズミ と ロシア の 悪党 ども
ど いつ も こいつ も が 俺 たち を めちゃくちゃ に しよ う と し や がる
通 せる 筋 は 私 たち だけ でも 通し ま しょ う
私 で あれ ば 対等 の 条件 で と いう の なら 私 が
ねえ 銀 次 さん
雪 の 夜 って きれい
今 初めて そう 思い まし た
銀 次 さん
銀 次 さん は 私 を 守って ください ます か
ハッ
不 肖 鷲 峰 組 若 頭 代行 松崎 銀 次
七 生 を もって 御 身 ご 守護 を ―
務め させ て いただき やす
( ロック ) 人 は サイコロ と 同じ で
自ら を 人生 の 中 へ と 投げ込む
♪ ~
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( 雪 緒 ) 銀 さん
一 番 槍 どう か ご 無事 に お 務め ください ませ
( バラライカ ) 手早く カタ を つけ て しま お う じゃ ない か
( 銃声 )