Black Lagoon : The Second Barrage ( Black Lagoon Second Season ) Episode 3
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( 銃声 )
( 銃声 )
( グレー テル Ⅱ ) 15 万 ドル な の に ?
( レヴィ ) 構わ ねえ
そい つ ら ぶ っ 殺し たら 地面 の 札 も 忘れ ず 拾え よ エダ !
( エダ ) あっ ああ
動く な ! て め えら
( グレー テル Ⅱ ) 交渉 … 決裂 ね
( 銃声 )
て め え
( 男性 ) い た ぞ !
( 銃声 )
( ホド ロフ スキ ) こちら ホド ロフ スキ
ポイント ・ ブス コフ にて 接 敵
( バラライカ ) 了解
( エダ ) あの 野郎 ( レヴィ ) よし な エダ
ホテル ・ モスクワ だ
( ヘンゼル Ⅱ ) 出 て き た よ 姉 様 ロシア 人 だ
ええ
ねえ 姉 様
ロシア 人 たち を 混乱 さ せる ん だ
適当 に 散らせ ば あいつ ら 本陣 に 戻る はず だ
分かった わ 兄 様
分かれ て ロシア 人 たち を 追い詰め ま しょ う
では 首尾よく 姉 様
ええ 兄 様
( ヘンゼル Ⅱ ) 愛し て いる よ
( グレー テル Ⅱ ) ええ 愛し て いる わ
( ボリス ) 交戦 中 標的 を ロスト
しかし 敵 に こちら の 姿 は はっきり さらし た
敵 は 食らいつ い た もの と し て 行動 を 続行 せよ
はっ
各 班 所定 を 続行
( ホド ロフ スキ ) ラボチェク 班 ―
ロボ ロフ スキ 班 は 第 2 弾 の 所定 を 完結
最終 地点 へ 移動 せよ
( ホド ロフ スキ ) 撤退 する ホド ロフ スキ の 後方 に ―
標的 2 を 発見
標的 の 数 を 確認 せよ 至急 !
( ボラン スキー ) ボラン スキー より オク チャ ブリー アジン
捕 捉 し た の は 標的 2 のみ 繰り返す
( ボラン スキー ) 標的 2 のみ
( エー ジン ) こちら エー ジン 兵 長
ホド ロフ スキ を 追う 標的 を 確認 こちら から も 1 体 しか 見え ない
( 男性 ) 標的 2 は 確実 に ―
ホド ロフ スキ の しっぽ を くわえ 込 ん で い ます
( ホド ロフ スキ ) このまま 所定 へ と 引きずり込み ます
乗って き た の は 標的 2 のみ か
( ホド ロフ スキ ) そう です
まあ いい 1 匹 だけ でも 追い込め
( バラライカ ) 気取ら れる な よ 奴 ら は 勘 が 鋭い ぞ
奴 の 側 が 優勢 だ と 信じ込ま せろ
その 上 で 次 の 段階 へ 向かえ 混乱 を 装え
( ホド ロフ スキ ) 部下 に は マフィア 流 を 徹底 さ せ ます
大丈夫 です よ
まもなく 公園 正面 です 予定 どおり そこ で 一撃 を 加え ます
( バラライカ ) かく乱 し 血 を 上ら せる こと に 全力 を 注げ
血 が 上れ ば 勘 も 鈍る そこ が 展開 点 だ
( ホド ロフ スキ ) 了解
( バラライカ ) 軍曹 時刻 だ 最終 班 の 指揮 を 執れ
はっ
( ボリス ) で は 大尉 ご 武運 を
( バラライカ ) ああ 貴 様 も 十分 気 を つけろ
さて
この くだら ん 乱 痴気 騒ぎ も ―
おしまい に しよ う じゃ ない か
( レヴィ ) チッ ( エダ ) どの ツラ 下げ て ―
教会 帰れ って ん だ よ
だから 取引 に 乗っか っと き ゃ よかった ん だ
いら ねえ 欲 かき や がって よ
て め え
て め え が ホテル ・ モスクワ に タマ もが れ ん の ―
止め て やった の は 誰 だ と 思って や がん だ よ ああ ?
タマ な ん ざ 生まれ た 時 から ね え ん だ よ
この サル 野郎 バーカ
上等 だ クソ 尼 抜けよ
面白 え レヴィ
お前 の ケツ に 穴 が 増えりゃ もっと 面白 え や
( レヴィ ) って も なあ
何 か もう いい や
ああ 一 銭 に も なら なかった
( レヴィ ) 事務 所 帰る わ 何 か あったら 電話 くれ
ええ ? お … おい あたし は よ ?
何 が よ ?
だって や だ ぜ 1 人 で ドンパチ の 中 車 取り に 行く なんて
付き合え よ レヴィ ダチ だ ろ
1 人 で 行き な よ ん な もん ガキ じゃ ねえ ん だ から
( エダ ) な っ …
この 薄情 もん が あ !
( 撃 鉄 を 起こす 音 ) ( エダ ) ん ?
ハーイ お 姉さん
( エダ ) いつ から そこ に いやがった ?
( グレー テル Ⅱ ) 1 人 に なる の を 待って た の よ
1 人 で 2 人 は 相手 に し たく ない もの
私 ね お 姉さん に 手伝って ほしい こと が ある の
兄 様 が ロシア 女 を 殺し たら 高飛び し ない と いけ ない の よ
ん ?
でも 手引き 役 の ヴェロッキオ たち は 先 に 殺し て しまった わ
バカ が そこ まで 分かって て 親 を 殺し た の か
第 一 もう バラライカ を 殺 ( や ) る 義理 が ねえ
なぜ 続ける ? どう し て だ ?
( グレー テル Ⅱ ) フフフ … ハハハハ …
どう し て ? どう し て です って ? そんな こと ?
アハハッ お っか しい
そう し たい から よ 他 に は 何にも ない の
そう し たい から そう する の
そんな こと は どう で も いい わ
教え て 欲しい の は 逃がし 屋
仕事 を 真 面 目 に する 人 が いい わ
ねえ 教え て よ お 姉さん
隠れる こと ない わ 出 て らっしゃい な
フフフ 気づ い て た ん だ
さすが だ ね おばさん
部下 だって 優秀 な わけ だ
追いかけ っこ し て た 割 に は 1 人 も 殺 せ なかった よ
さて どう しよ う か おばさん
せっかく だ から 何 か お 話 でも する ?
僕ら が ―
殺し た あの 男 の 話 と か
普通 なら 死 ん でる ところ だ けど ―
あの 男 は 随分 もって たね
最後 まで 叫 ん で た よ “ 大尉 ! 大尉 ! ” って
血 の あぶく を 吐き な がら ず う っと ね
( バラライカ ) ふう ん そう
冷たい なあ おばさん
でも ね おばさん も じき に ―
あの 男 の よう に なる よ
時間 が あまり ない の が 残念 だ けど
本当 に 残念 だ わ
坊や に は 悪い けど ―
あなた ここ で おしまい な の よ
でも その 前 に ―
お イタ の こと は 謝って もらわ ない と
ねえ 坊や
とりあえず そこ に ひざまずき なさい な
フフ そんな こと 言って …
ひざまずけ
( 銃声 )
( ヘンゼル Ⅱ ) ウッ ウウ …
( 銃声 )
( バラライカ ) おしまい な ん だ よ 坊や
もう 少し 理性 が 働け ば 気づ い た はず だ
自分 が 餌 場 に 飛び込 ん だ こと を
結局 お前 は どう しよう も なく 壊れ た クソ ガキ の まま ―
ここ で 死ぬ ん だ よ
フフッ
ウフフ … おかしい や 何 言って る の ?
僕 は 死な ない 死な ない ん だ
だって こんなに も 人 を 殺し て き た ん だ
いっぱい いっぱい いっぱい いっぱい …
殺し て き てる
僕ら は それ だけ 生きる こと が できる の よ
命 を … 命 を 増や せる の
私 たち は ネバー ダイ
そう 永遠 な の よ
それ が お前 の 宗教 か 素晴らしい 考え 方 だ
だが 正解 は 歌 に も ある とおり ―
ノー ワン ・ リブズ ・ フォーエバー そう いう こと だ
さて 私 は お前 を ひどく 責め 抜 い て 殺し て も いい
部下 の こと を 考え れ ば 釣り の 上 に 特典 が 付く
だが ―
あいにく 私 は お前 の よう に 下品 で は ない
だから 私 は お前 が 死ぬ の を ただ 眺める こと に する
その 銃 創 で は もって 10 分 だ
お前 が この 世 を 去る 数 分 を ―
サハロフ メニショフ 両 名 へ の 鎮魂 に 当てる
お前 に は ―
理解 でき ん だ ろ う な
泣く な この バカ もん
大尉
( バラライカ ) 軍曹
( バラライカ ) こちら は 片付 い た
いけ ませ ん よ 大尉
肝 が 冷え っぱなし だった
( バラライカ ) すま ん
( バラライカ ) 私 の わがまま に 付き合わ せ て しまった な
( ボリス ) 大尉
( バラライカ ) 年 かな
少し ―
少し 疲れ た
( グレー テル Ⅱ の 歌声 )
( ダッチ ) いい 歌声 だ な
イカ れ た 殺人 鬼 と は 思え ねえ 歌声 だ
( ベニー ) うん
( ダッチ ) 声 だけ は 天使 の それ だ
しかし おかしな こと に な っち まっ た もの さ
( ベニー ) まったく だ
ロア ナプラ の “ 恐怖 の 一夜 ” を 演出 し た 殺人 鬼 が ―
依頼 者 に なる と は ね
ふん まあ いい さ 依頼 に は 変わり ねえ
で レヴィ は ?
( ベニー ) あの 子 の こと で は 散々 ゴネ て た けど ―
今 は キャビン の 外 で 見張り を し てる よ
ロック の 万一 に 備え て ね
( ロック ) きれい な 歌 だ ね どこ で 覚え た の ?
ウフフ テレビ で 見 た の
私 この 歌 が 大好き な の よ
でも ね 兄 様 以外 に この 歌 を 聞か せ た の は ―
お 兄さん が 初めて な の
ウフ フッ
おい
お 兄さん は 何だか 違う 気 が する わ
( ロック ) え ? ( グレー テル Ⅱ ) 別 の 所 …
別 の 世界 に いる みたい
うーん まだ なじ め て ない の かも ね この 仕事 に
ウフフ お 兄さん は いい 人 ね
私 いい 人 を 見 分ける の も うまい の よ
( 無線 の 通知 音 )
俺 だ バラライカ か ?
( バラライカ ) 何 の 用 か は 分かる わ ね
( ダッチ ) ああ
( ダッチ ) この 電話 も 遅い と 思った くらい だ
ねえ ダッチ あなた 何 を し てる の か 分かって る の ?
( ダッチ ) もちろん
それ 込み の 値段 は もらった 上 で の 仕事 だ
義理 や 情 で は ない わ ね
( ダッチ ) 博愛 主義 者 に 見える か ね ?
( バラライカ ) 一応 ね
私 の 立ち 位置 も それ で 変わる から
お互い やら なきゃ いか ん こと を やる だけ だ
違う か ? バラライカ
ダッチ 進路 が 南 に …
( バラライカ ) そう ね ダッチ
私 は もう いく つ か の 手 を 打って いる わ
ああ それ らしい 連中 も 見つけ た よ
後悔 も 後 腐れ も なし で は 健闘 を
( ダッチ ) 了解 大尉 殿
( バラライカ ) 軍曹 ( ボリス ) はっ
トラブル ・ リスト の E ファイル を
E ?
利 の いい 保険 だ よ
( ベニー ) ベトナム 海軍 だ な
ご 名答 大した もん さ
ホテル ・ モスクワ の 力 は
やり合う の かい ?
( ダッチ ) バカ 言え
こっち は 魚雷 艇 相手 は ミサイル 艦 だ
しゃく な 話 だ が これ で 海南 島 ルート は おじ ゃん だ
( ベニー ) ブルネイ メロディー ・ リー の 所 は ?
( ダッチ ) ダメ だ な 間 が 厄介 だ
( ベニー ) じゃあ この 船 で 行け る 範囲 だ と ―
パン カルピ ナン の エルロイ だけ だ
ビッグホーン ・ エルロイ か ?
オーケー そ いつ で 行 こ う
連絡 つけ て くる
( グレー テル Ⅱ ) あー あ 海
せっかく 海 に 来 てる のに ち っと も 見る こと が でき ない わ
残念
ごめん ね
( グレー テル Ⅱ ) いい わ 慣れ てる もの
海 は 見 た こと ない の かい ?
シチリア に い た 時 も その 前 の 孤児院 でも ―
見 て た の は いつも 灰色 の 壁 ばっかり
生まれ た の は カルパチア の 岩山 の 中
いつも 曇って ばかり
( ロック ) と ある 独裁 者 が 国民 に 妊娠 中絶 を 禁じ た
貧しい 祖国 に 労働 力 を 作り出す ため だった が ―
貧し けれ ば 育て られる わけ が ない
大量 の 捨て 子 たち は 国営 孤児院 に 収容 さ れ ―
秘密 警察 の 要員 供給 源 に なった
独裁 者 は 殺さ れ ―
あと に は 愛 を 欠 い た 孤児 たち が 残さ れ た
シチリア に 引き取ら れ て から は ず う っと 血 と 闇 の 中
死ぬ ほど 蹴ら れ て ―
真っ赤 な おし っこ が 止まら ない 夜 も あった わ
兄 様 と は よく 話し て た わ
どう し て 神様 は 私 たち に こんなに も つらく 当たる ん だ ろ う
でも ね 私 も 兄 様 も 気づ い た の
他 の 子 が 私 たち の 前 に 連れ て こ られ て ―
泣 い て いる その 子 を バット で 繰り返し 叩 い た その 時 に ね
大人 たち 笑って た
私 も 兄 様 も 笑った
笑い ながら 思った の これ は 仕組み な ん だ って
そう 誰 か を 殺す こと で ―
世界 が 回り 続け て いる の なら ―
私 たち が ここ に いる 理由 も また それ だけ な の
殺し 殺さ れ また 殺し て ―
そう やって 世界 は リング を 紡ぐ の よ
その ため に ―
お 兄さん が 死 ん で 悲しく は ない の かい ?
ん ?
( ヘンゼル ) 何 言って る の ?
僕 は ちゃんと ここ に いる
いつ だって 姉 様 と 一緒に いる ん だ
だって 僕ら は 永遠 に 死な ない
ずっと 続く リング の 上 で 僕ら は ずっと 殺し ―
これ から も 殺す ため に 世界 が あり ―
みんな が い て 僕ら が いる だ から ―
僕ら もう 悲しく ない ん だ よ
血 の におい も 悲鳴 も 臓物 の 温か さ も ―
今 は 大好き で い られる
( ロック ) 違う
違う よ 世界 は 本当 は …
君 を 幸せ に する ため に ある ん だ よ
いい かい 血 と 闇 なんか 世界 の ほん の 欠 片 で しか ない ん だ
すべて なんか じゃ ない ん だ
( グレー テル Ⅱ ) ねえ
泣か ない で お 兄さん
あなた の よう な 優しい 人 は 初めて よ だ から …
ねっ お 礼
( ベニー ) ん ? ロック ? ( レヴィ ) ベニー
様子 を 見 て やって くれ
ガキ は あたし が 面倒 見る
( ベニー ) 分かった
お前 み たい の でも 血 は 赤い ん だ な
おい クソ ガキ 姉 御 だけ じゃ ねえ
お め え が くたばら なかった の が 残念 だ よ
フフフ あなた は ね
同じ に おい が する わ
血 と ドブ の 腐敗 し た におい
私 と あなた は 同じ もの よ
( レヴィ ) ん な こ た あ どう で も いい
もう 一 度 あいつ を からかったら 殺す
それ から あたし に 不愉快 な こと を 抜かし て も 同じく 殺す
( ロック ) ちき しょ う ! クソッ なんて … なんて こと な ん だ
みんな が 寄ってたかって あの 子 を 虎 に 仕立て た ん だ
人食い 虎 に し ち まった ん だ ちき しょ う !
( ベニー ) ロック ああ いう もの を まっすぐ 見る な
ここ は そう いう 場所 で それ が 一 番 だ
俺 が … 俺 が !
あの 子 を 養う か ? 無理 だ
あの 子 は 殺し を やめ られ ない よ
誰 か が ほんの 少し 優 しけれ ば ―
あの 子 たち は 学校 に 通い 友達 を 作って 幸せ に 暮らし た だ ろ う
でも そう なら なかった ん だ よ ロック
だから この 話 は ここ で おしまい な ん だ よ
ロック
( エルロイ ) ダッチ 久しぶり だ な
ああ しばらく だ
( エルロイ ) それ が 今回 の 荷 か ね ?
( ダッチ ) ああ 急場 で すま ない が 旅券 は 用意 でき た か ?
( エルロイ ) 何とか 整 え た さ いつも の こと だ
お 兄さん また いつか また いつか 会い ま しょ う ね
今度 は 2 人 で ランチ バスケット を 持って
ああ そい つ は ステキ だ な 本当 に ステキ だ
( 銃声 )
( グレー テル Ⅱ ) きれい だ わ 空
( エルロイ ) ホテル ・ モスクワ だ よ ダッチ
それ 以外 に 何 が ある ?
( ダッチ ) 逃がし 屋 と し ちゃ 終わり だ ぞ
ああ 終わり だ
南 アフリカ に 息子 が いる ん だ
その 嫁 から 手紙 が 来 て な
まだ 34 だって の に がん を 患 っち まっ て よ
どの 道 綱渡り も もう しんどく なった さ
こいつ が 俺 の 最後 の 仕事 だ
ホテル ・ モスクワ から は そう 悪く ない 額 を もらって る
じゃ あば よ
今 わ の 際 が “ お 空 が きれい ” だ と よ
しまら ねえ
( ダッチ ) ロック
カンバス 持ってこい 死体 に かけ なきゃ な
( ロック ) いら ない よ
( ベニー ) え ?
( ロック ) ダッチ
いい ん だ このまま で
青い 空 を 仰 い で ―
海 を 眺め て 眠る ん だ よ
♪ ~
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( ジェーン ) 私 が この 仕事 を 引き受け た の は ―
“ 完璧 な 偽札 ” を 作 れる って 話 だった から よ
( 銃声 )