Zero no Tsukaima (TheFamiliarofZero) Episode 8
(鐘 の 音 )
( 才人 ( さいと ) ) おお やっと 戻って き た
(ルイズ )ぐっ …ちょっと 変 な とこ 触ら ないで よ !
き … 気 に す ん な どうせ 平ら な ん だ し
(ルイズ )ん ん !(才人 )それにしても 静か だ な
(ルイズ )ふっ !(才人 )どわあ !
今 は 夏季 休暇 よ
帰省 し たり 旅行 に 行ったり し てる 人 も 多い の よ
ああ 夏 休み ね
ふん っ !
ん ?
(キュ ルケ )あら ルイズ
(キュルケ )最近 姿 を 見 なかった から ―
とっくに 帰省 し て た の か と 思った
ちょっと 用事 が あって 出掛けてた だけ よ
あんた たち は 帰省 組 ?
(キュルケ )ああ ん ダーリン !(才人 )うわあ !
せっかく 会えた って いう のに また しばらく 会えなく なっちゃう の
こんな 私 を 許し て ね
ん ん っ …(才 人 )いや いや あ …
私 これ から タバサ の 実家 に 遊び に 行く の
(ルイズ )タバサ の ?
それ じゃ ダーリン よい 休暇 を
(御者 )は っ !(馬 の いななき )
(才 人 )アハハ …
よい 旅 を !
( 蹴る 音 ) ( 才人 ) う おっ! あ あっ…
何 が “よい 旅 を ”よ !
♪~
~ ♪
何て いう か のどか ね
ねえ タバサ
せっかく 帰省 する ん だ から もう 少し 楽しそう な 顔 しなさい よ
タバサ が 私 と 同じ 留学 生 だ なんて 知らなかった わ
どう して 留学 してきた の ?
私 は ほとんど 厄介 払い みたい な もの だ けど ね
いろいろ トラブル を 起こし て 前 の 学校 を 辞め させられ て
娘 が ぶらぶら し てる の は 体面 に 関わる とか 言って ―
無理やり 結婚 さ せ られ そう に なって さ
それ が じいさん よ じいさん 冗談 じゃ ない でしょ ?
(馬 の いななき )
あら ?何かしら
( 男性 ) この 先 の ラグ ドリアン の 湖 が あふれ ち まい まし て
高台 の 道 に 迂回 ( うかい ) な すって くだせ え ん な
大雨 で も あった の かしら
せっかく ガリア まで あと 少し だって いう のに
(ルイズ )洗濯 が 終わったら 部屋 の 掃除 !
ぐずぐず し てる と ご飯 抜き !
う お っ !へい へい
(ルイズ )くう …
誰 でも 彼 でも 見境 なし に デレデレ する ん だ から
あっ !なんで 私 が そんな こと で 腹 立て なくちゃ ならない の よ
ああ もう ! いら つ く ー !
ルイズ の 怒鳴り 声 理不尽 な 労働 ああ なのに なぜ だ か ほっと する
(ギー シュ )何 を 言う ん だ
それ は 誤解 だ よ (才 人 )ん っ ?
(モンモランシー )その セリフ は もう 聞き 飽きた わ
いい こと ?ギー シュ
私 は 別に あなた なんか 何 とも 思って ない の
あなた が どう しても って 言う から 付き合って あげてる のに
(ギー シュ )ああ モンモランシー
と … とにかく 落ち着 い て 僕 の 話 を …
ふん っ !(ギー シュ )あっ ああ …
見 て らっしゃい よ こう なったら …
あっ あら ?
ルイズ は 帰った ん じゃ なかった の ?
いる よ (ギー シュ )お 願い だ 待って くれ
つい て こない で !
(ギー シュ )ま …待って モンモランシー
僕 の 話 を 聞い て おくれ モンモランシー
待って くれ モンモランシー !
あいつ ら も 変わら ねえ よ な
ん っ ?
そう だ !
(マルトー )どうせ 捨てよ う と 思って 置いといたん だ
じゃあ もらって いい の ?
ああ 遠慮 なく 持って っ て くん な 我ら の 剣 !
ああ 遠慮 なく 持って っ て くん な 我ら の 剣 !
( 才人 ) おおっ
ああ 遠慮 なく 持って っ て くん な 我ら の 剣 !
そ …その 呼び 方 と この 豪快 な リアクション って ―
何とか な ん ねえ の かな
(才 人 )よい しょ ん っ しょっと この 辺 で いい か
( デルフ リンガー ) 貴族 に 手伝って もら えりゃ 魔法 で あっという間 に 運 べ た ろ う に よ
いい ん だ よ 俺 個人 の こと だ から
(デルフ リンガー )こんな 大釜 で 何 する 気 だ ?
ウフフ 夜 の お楽しみ (デルフ リンガー )は あ ?
( キュ ルケ ) これ じゃ 確か に 通 れない わ ね
家 が 沈んじゃってる じゃない
タバサ の ご 実家 って あと どの くらい な の ?
(タバサ )もう すぐ
あれ ?今 の …
やっぱり
(キュルケ )あの 紋章 ガリア 王家 の …
タバサ あなた って も しか して ガリア 王家 の ?
やっぱり
(ペル スラン )お かえり なさい ませ
お 待ち し て おり まし た シャルロット 様
まず は お 父様 に ごあいさつ し たい わ
(タバサ )ここ で 待って て (キュルケ )あっ うん
(ドア の 開閉 音 )
( 足音 )
( ペル スラン ) 失礼 いたします
オルレアン 家 の 執事 を 務めて おり ます ―
ペルス ラン と 申し ます
私 は ゲル マニア の フォン ・ ツェ ルプ ストー
お世話 に なる わ
シャルロット お 嬢 様 が お 友達 を お 連れ な される など ―
思い も より ませ ん で し た
シャルロット が あの 子 の 本名 な の ね
はっ?
( ノック )
(タバサ の 母 )誰 ?
(タバサ )ただ今 帰り まし た 母 様
(タバサ の 母 )下がりなさい 無礼者 !
( ペル スラン ) お 嬢 様 は タバサ と 名乗って おい で な の です か
どう して 偽名 を 使って 留学 し て きた の ?
あの 子 自分 の こと 何 も 話さ ない の よ
留学 は お嬢様 の 伯父 で ある 国王 の 仰せ です
伯父 ?やっぱり あの 子 は 王族 だった の ね
シャルロット 様 の お 父上 今 は 亡き オルレアン 公 は ―
現 国王 の 弟 君 で ござい まし た
(キュルケ )そう だった の お父様 は お亡くなり に …
殺さ れ た の です (キュ ルケ )えっ !?
お嬢様 が 心許す 方 なら 構い ます まい
ツェ ルプ ストー 様 を 信用 し て お 話し し ましょう
(タバサ の 母 )王家 の 回し者 め !
わたくし の シャルロット を 夫 の ように 亡き 者 に する つもり !?
オルレアン 公 は 王家 の 次男 で あり ながら ―
長男 の ジョゼフ 様 より も 魔法 の 才 に 秀で ―
何より 人望 と 才能 に あふれ て おいで で し た
5 年 前 王 が 崩御 さ れ た 時 ―
どちら が 王 の 座 に ふさわしい か と いう こと で ―
宮廷 が 真っ二つ に 分かれ て しまった の です
継承 争い …か
(ペル スラン )そんな 醜い 争い の 中 …
(刺さる 音 )
(ペル スラン )オルレアン 公 は 謀 殺 されました
あ …
ジョゼフ 様 を 王位 に つけた 連中 は ―
将来 の 禍根 を 絶 とう と 次に お嬢様 を 狙い ました
あっ…
(ペル スラン )ある 晩 の こと
奥様 と お 嬢 様 は 晩餐 会 ( ばん さん かい ) に 招か れ まし た
それ に は 心 を 狂わせる 水 魔法 の 毒 が 仕込まれ て いまし た
事 は 公 に なり その 貴族 は 断罪 さ れ まし た
奥様 は 自ら を 犠牲 に し て お嬢様 を かばった の です
以来 奥様 は …
恐ろし や
“この 子 が いずれ 王家 を 狙う ”など と …
わたくし たち は 静か に 暮らし たい だけ な の です
(金属 音 )(タバサ の 母 )下がりなさい !
誰 に も …誰 に も 渡す もの です か !
この 子 は …シャルロット は わたくし の 大切 な 娘 です
(タバサ )また 会い に 参り ます
母 様 (タバサ の 母 )ウフッ
(ペル スラン )タバサ と いう の は ―
奥様 が お嬢様 に プレゼント さ れ た 人形 の 名前 な の です
(キュルケ )あっ …
その 日 から ―
快活 で 明るかった シャルロット 様 は 別人 の ように おなりになりました
まるで 言葉 と 表情 を 自ら 封印 さ れ て しまった よう な
(ペル スラン )奥様 の こと が あって ―
表立って お 嬢様 を 亡き 者 に しよ う と いう や から は ―
表立って お 嬢様 を 亡き者 に しよう と いう や から は ―
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
い なく なり ました
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
その 代わり ―
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
王家 は お 嬢様 の 魔法 の 力 が 強い こと を 理由 に ―
王家 は お嬢様 の 魔法 の 力 が 強い こと を 理由 に ―
困難 な 生還 不可能 と いわ れる よう な 仕事 を ―
困難 な 生還 不可能 と いわ れる よう な 仕事 を ―
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
( 雷鳴 )
言い付ける よう に なった の です
言い付ける よう に なった の です
(ドラゴン の 鳴き声 )(雷鳴 )
( 鳴き声 )
(風 の 音 )
( 鳴き声 )
(ペル スラン )です が お 嬢様 は ―
この 理不尽 な 命令 を すべて 完遂 さ せ まし た
ご 自分 と 奥様 の 身 を 守る ため に
(タバサ )あっ …
(ペル スラン )命懸け で
( キュ ルケ ) あの 子 が トリ ステイン に 留学 し た 訳 は ?
(ペル スラン )思惑 どおり に いかぬ 王家 は ―
本来 なら 領地 を 下 賜 ( かし ) さ れ て しかるべき 功績 に も 関わら ず ―
シュヴァリエ の 称号 のみ を 与え 厄介 払い の ごとく 外国 へ と
シュヴァリエ の 称号 のみ を 与え 厄介 払い の ごとく 外国 へ と
(キュ ルケ )あっ …
シュヴァリエ の 称号 のみ を 与え 厄介 払い の ごとく 外国 へ と
厄介 払い …か
はっ?
(ドア が 開く 音 )
(キュルケ )もう 遅い じゃ ない タバサ !
とにかく 長旅 の 汗 を 流し たい わ
( 物音 )
でき た わ ウフッ ウフ フフ
(才 人 )う おお 生き返る
やっぱり さ 日本 人 は 風呂 だ よ なあ
日本 人 …か
( シエスタ ) あっんっ? 何 だ ろ う
あっ…
えっ ?あ あっ !(才 人 )ハッ !
(食器 が 割れる 音 )(才 人 )えっ ?
シエスタ ( シエスタ ) 才人 さん ?
ああ いや こ …これ は その …
(シエスタ )ああ …また やっちゃった 怒られちゃう
ああ もう 服 が び しょびしょ
(才 人 )大丈夫 か ?(シエスタ )あっ はい
そこ で 何 を なさって いる ん です か ?
ああ これ ?俺 の 国 の 風呂
…と 言って も だいぶ 昔 の スタイル だ けど な
あっ お 風呂 …です か ?
う っ …捨てて あった の を 見つけて 作って みたんだ
へえ すてき です ね 私 も 入り たい な
(才 人 )じゃ …じゃあ 一緒に 入る ?な あん て
(シエスタ )いい ん です か ?(才 人 )ん っ えっ !?
ちょ …ちょっと ま …まずい よ シエスタ !
誰 も 来ませ ん し 真っ暗 です から 大丈夫 です よ
( 才人 ) あの ー シエスタ さん 俺 一応 男 な ん です けど !
才 人 さん は 変 な こと する 人 じゃ ない って ―
分かって ます から
( 才人 ) そんな 簡単 に 分から れる の も 複雑 な ん です が
(足音 )(モンモランシー )ウフッ
(ギー シュ )や あ 待った かい ?
あっ! あっうっごめん ね 呼び 出し た り し て
あまり に も 月 が きれい な もの だ から
服 も 乾かせる し ちょうど よかった です
( 才人 ) そ … そう
そんなに テレ ない で ください 私 まで 恥ずかしく なっちゃう
あの こっち 向いて も いい です よ 暗く て よく 見えない し
( 笑い声 )
才 人 さん の 国 の お 風呂 って 気持ち いい です
( 才人 ) ここ の 国 の 風呂って 蒸し 風呂 だ ろ ?
やっぱ 俺 は こう じゃない と ね うん うん
才 人 さん の 国 って どんな 所 な ん です か ?
(才 人 )俺 の 国 ?
ええ 聞か せて ください な
そう だ な …月 が 1 つ で 魔法使い も い なく て ―
その 代わり 大抵 の こと は 電気 で 何でも でき て
それ から …
(シエスタ )才 人 さん !(才人 )ん っ ?
月 が 1 つ で 魔法使い が いない なんて ―
村 娘 だ と 思って からかって る ん でしょ !?
う わ っ …か …から かって なんか ない よ
君 の 前 で は あの 2 つ の 月 だって 恥ずかしく て 逃げ出して しまう さ
香水 の モンモランシー
(モンモランシー )どうせ 誰 に でも 同じ こと 言って る ん でしょ
(ギー シュ )ンフッ (モンモランシー )あっ …
待って その 前 に 乾杯 し ましょ
(ギー シュ )ウフッ そう だ ね
( ギー シュ ) あれ ? ( モンモランシー ) はっ!
な …何 ?
( ギー シュ ) あれ は ルイズ じゃない か
(モンモランシー )えっ ?
( ギー シュ ) こんな 時間 に 何 を し て いる ん だ ?
さあ フウ …
まったく いつ まで ほっ つき 歩いてる ん だろう
あの バカ 犬
(才 人 )飛行機 って いう の が あって さ それ で 空 飛べる んだ ぜ
(シエスタ )へえ ウフフ (才 人 )フフフ ハハッ
あっ…
(才 人 )いろいろ ある ん だ フフッ (シエスタ )へ え そう な んですか
(シエスタ )私 の ひいおじいちゃん の 話 みたい です ね
( 才人 ) ひ い お じいちゃん ?
私 が 生まれる 前 に 亡くなっちゃった んです けど ―
“自分 は 遠い 異世界 の 住人 だ ”と か “空 から 落ちてきた ”と か ―
そんな こと ばかり 言って た そう です
異世界 …空 から …
シエスタ それ って …
う わ っ !
そろそろ 戻ら ない と
( 才人 ) そ … そう だ ね
(シエスタ )ありがとう ございました
とても 楽しかった です お 風呂 も すてき だった し
ウフッ ( 才人 ) そ … そりゃ よかった
あの でも …(才 人 )ん っ ?
一番 すてき な の は あなた かも
あっ !(シエスタ )お やすみ なさい
(足音 )(才人 )あっ ああ …
(才 人 )のぼせ た かな ?
な … 何 よ あれ は は … 裸 で 密 会 ! ?
使い 魔 の くせ に 使い 魔 の くせ に ふしだら に も 程 が ある じゃない !
…って
第 一 なんで 私 が こそこそ 逃げ なくちゃ いけない わけ ?
あー ん もう !腹 が 立つ ったら !
ああ 僕 の モンモランシー
慌て ない で 乾杯 が 先 よ (ギー シュ )あっ
アハハ
君 の 前 だ と つい 紳士 で ある こと も 忘れ て しまう よ
(モンモランシー )あっ !裸 の 女性 が 空 飛んでる !
どこ ! ? どこ どこ ! ? ( モンモランシー ) ウフッ
( ギー シュ ) どこ ! ? どこ どこ どこ ! ? どこ だい ! ?
ねえ どこ ! ? どこ ! ? ( 足音 )
あら ?ルイズ じゃ ない あなた さっき から 何 し てる の ?
ほっと い て よ これ もらう わ よ ( モンモランシー ) はっ!
(モンモランシー )の …飲ん じゃった
(ルイズ )ごちそうさま
(モンモランシー )ヤバッ
たっだい ま ー
随分 遅かった わ ね
久しぶり に ちゃんと し た 風呂 に 入った もんで ね
長湯 し ちゃって さ ああ 気持ちよかった
そりゃ あ 気持ちよかった でしょ う ね
ど …どう いう 意味 だ よ
ご 主人 様 の 目 を ごまかせる と 思って …
何 の はな …おい どう した ん だ ?
顔 が 真っ赤 だ ぞ
顔 なんて どう で も いい の
あ …あれ ?ああ …
( 才人 ) おい ルイズ 大丈夫 か ?
才人 才人 … ( 才人 ) 何 ?
( ルイズ ) 才人 ! ( 才人 ) あっ
ん ん っ (才 人 )は っ !?
バカ バカ バカ 才 人 の バカー !
どう して 私 を ほっと い て あんな 子 と 一緒に いる の よ !
才 人 の バカ バカ !
こ …これ って どう いう 冗談 ?
冗談 なんて ひどい わ 私 が こんなに 大好き な のに
( 泣き声 )
(ノック )(才人 )ああ …あっ はい !
( 泣き声 )
あっ あー あ やっぱり (才 人 )やっぱり ?
( 寝息 )
(ペル スラン )国王 の 命令 書 です
勅命 ! ?
いつ 頃 取りかから れ ます か ?
明日 の 晩
(ペル スラン )ご 武運 を お 祈り いたし て おり ます
じゃあ あなた が 帰って きた の は これ の ため ?
(ドア の 開閉 音 )(タバサ )ここ で 待って て
ごめん ね さっき の 人 に 全部 聞い ちゃった の
だから 私 も ついていく わ
危険 ( キュ ルケ ) だ から 一緒 に 行く の
安請け合い した けど こりゃ 大 ごと だ わ
(タバサ )ハア 母 様 …(キュルケ )あっ
ダメ それ を 飲ん じゃ ダメ 母 様
(タバサ の 息遣い )
この 微熱 が 温めて 溶かして あげる
だから 安心 し て おやすみなさい
シャルロット (タバサ )ハア …
♪~
~ ♪
( ルイズ ) 私 私 ね 才人 あなた の こと 大 大 大好き な の !
それなのに どう して そんな 顔 する の ?
もう バカ バカ バカ 才 人 の バカ !