イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #1 (3)
しかし 大きく なった なあ 琴子 ちゃん も
(琴子 )ん ?私 お 会い した こと ある んです か ?
まだ ほんの 赤ん坊 の ころ だ けど ね
お 店 で 見かけた こと ある よ
( 琴子 ) お 父さん の 店 いら した こと ある ん です か ?
うん
もちろん だ よ 俺 と イリ ちゃん は ―
地元 九州 の 幼稚園 時代 から の 大 親友 だ よ
うん うち の 家 は 共働き だった から ね ―
それ で アイ ちゃん ち に 入り浸って は ―
いっつも 夕飯 を ごちそう に なって た んだ よ ―
で 大学 の とき は 貧乏 学生 だった から ね
もう 板前 の アイ ちゃん に
いっつも ご飯 食べ させて もらって ね
いや ー 本当 アイ ちゃん に は
もう お 世話 に なり っぱなし やった のう
(重雄 )何 言う とう ?俺 が 店 出す とき ―
たくさん お客さん 紹介 して くれた の は
イリ ちゃん やろう も
いや いや いや いや
東大 の 同級生 取引先 の 社長 さん
今 でも おつきあい の ある お客さん たくさん おる と ぞ
今 の 俺 が ある の は イリ ちゃん の おかげっ たい !
な~ん …ハッハッハッ
お互い 家庭 を 持って 子供 を 持って
仕事 も 忙しく なって ちょっと 疎遠 に は なっ とった けど ね
はぁ あの ニュース 見て から びっくり して ね
まあ あんな 目 に 遭った の は 災難 やった けど
こう やって また ね アイ ちゃん と ご縁 が できた の は
もう 本当 うれしいっ たい ね !
そう です よ
琴子 ちゃん も 自分 の おうち だ と 思って
遠慮 なく 過ごして ね
はい !ありがとう ございます
(紀子 )琴子 ちゃん と も
不思議 な 縁 が ある みたいだ し ねえ
ん ?
♪~
うわさ を すれば 何と やら
お 兄ちゃん が 帰って きた みたいだ わ ウフフ
お 兄ちゃん ?
わあ !ああ !ああ …
わあ !ああ !ああ …
どうした ?琴子
どうした ?琴子
どうした ?琴子
(重樹 )元気 だ なあ 琴子 ちゃん は
(重樹 )元気 だ なあ 琴子 ちゃん は
( 直樹 ) ご挨拶 が 遅く なりました 長男 の 直樹 です
どうぞ よろしく お 願い いたし ます
( 紀子 ) 聞いた わ よ
琴子 ちゃん と お兄ちゃん って 同じ 高校 に 通ってる んでしょう ?
(重雄 )ああ そう だった んです か
これ は どうも お 坊ちゃん お世話に なり ます ―
ほら 琴子 挨拶 して
どうした ?琴子
へ っ ?
ん ?
だって あまりに も びっくり して
イリ ちゃん さん と 入江 君 全然 似て ない んだ もん
こら 失礼だ ろ
ハッハッハッ …
ハッハッハッ …
(紀子 )フフッ
(紀子 )フフッ
(紀子 )フフッ
いや いや いや うち の 息子 たち は ね
いや いや いや うち の 息子 たち は ね
どっち も 母親 似 だ から
ラッキー だろ !ハッハッハッ …
ラッキー だろ !ハッハッハッ …
もう パパ ったら
さあ お 兄ちゃん も 座って ほら
(紀子 の 重樹 の 笑い声 )
♪~
(重樹 )いやあ しかし 2 人 とも 無事 で よかった のう
( 重雄 ) う ~ ん
(重樹 )家 に は おらん やった と ?
(重雄 )う~ん 琴子 が 呼びとめ なかったら ―
もう 本当 家 入っ とった わ
(重樹 )間一髪 や が あ
( 重雄 ) うん
(重樹 )危なかった のう ―
で その 隕石 は どれ ぐらい の 大きさ よ ?
( 重雄 ) これ ぐらい … こんな ちっちゃな もん だった よ
(重樹 )さ …3 センチ ぐらい ?
( 重雄 ) う ~ ん
( 重樹 ) そげ ん と で 家 が 一 軒 壊れる と かい な
でも よかった わあ
琴子 ちゃん も お兄ちゃん の こと 知ってた の ね
もし かして 同じ クラス と か ?
(琴子 )フフフ …
クラス は 随分 離れて る んだ けど
ひょんな こと から 最近 知り合って ね
ねえ 琴子 さん
うん まあ …
それ は よかった わ
これ から ますます 親しく なれる わ ね ―
お 兄ちゃん って ちょっと 変わった ところ ある でしょ ?
どうか 仲良く して あげて ね
フッ …
(紀子 )ウフフ
お 兄ちゃん 僕 もう 今日 の 宿題 終わった よ
そう 偉い な
でも ね 1つ だけ 読み 方 が 分かんない 漢字 が あった んだ
今日 は お 兄ちゃん じゃなくて 琴子 お 姉さん に 聞いて みよう かな
そう したら ?
琴子 お 姉さん 漢字 の 読み方 を 教えて もらえ ません か ?
う …うん いい よ
(琴子 )小学 3 年生 だ もん 大丈夫 だ よ ね …
ん ?どうした ?
(琴子 )ああ …
アハハ 裕樹 君 すごい ねえ
小 3 な のに こんな 難しい 漢字 お 勉強 して …
あっ で 分からない の どれ かな ?
(裕樹 )これ
アハハ これ は ねえ …
これ … これ は …
“ウサギ に ツノ ”って 読む の ―
ウサギ に ツノ !
フッ ばっか じゃない の ?
これ は “トニカク ”って 読む んだ よ
高校生 な のに こんな の も 読め ない の か よ
(紀子 )こら !裕樹 何て こと 言う の
お姉さん に 謝り なさい !
フッ とにかく お前 なんて 嫌い だ
( 重樹 ) こら ! 裕樹
べーっ だ
( 重樹 ) こら !
(紀子 )ごめんなさい ね あの 子 ったら
あ …いえ 答え られ なかった の は 私 なんで …
いや いや いや …
年頃 の 女の子 に 慣れて ない から 照れて る んだ ろ
気 に しないで くれ よ 琴子 ちゃん
さっ 気 を 取り直して
ねえ 琴子 ちゃん の お部屋 を 見て ちょうだい
ああ それ が いい !
ああ それ が いい !
おばさん 張り切った んだ から あ ―
おばさん 張り切った んだ から あ ―
こっち よ ウフフ
( 重樹 ) ハハハ …
( 重雄 ・ 重樹 ) ふう …
た …食べん ね アイ ちゃん
( 重雄 ) これ うま か ね ー
(重樹 )ん ?マカロン うま か ろ ん ?―
だじゃれ じゃない ば よ これ
(重雄 と 重樹 の 笑い声 )
じゃ~ん !どう かしら !ウフフ …
駄目 ?気 に 入ら なかった ?―
あ …張り切り すぎ ちゃった かしら
うち って 男の子 しか い ない でしょ ?
でも 私 ―
女の子 が 欲しくて 欲しくて たまらなかった から ―
こういう の に 憧れて た の よ ね ―
フリフリ の お部屋 と か ぬいぐるみ と か
とっても うれしい です …
ウフフ …はぁ …
私 早く に お母さん 亡くし ちゃった から
子供 の ころ から こういう 女の子 らしい もの に 縁 が なくて …
ほら お 父さん ああいう 感じ でしょ ?
だから 服 とか 丈夫 なら そんな ん で い いって いう 感じ で …
フリフリ の 洋服 着てる 友達 とか 羨ましかった な
何 か その ころ の 夢 が かなった みたいで …
だから …
(紀子 )私 も ―
娘 と ショッピング したり 映画 を 見たり
お 洋服 を 交換 したり とか する の が 夢 だった の よ !
これ から も ずーっと 仲良く し ましょう ね !
琴子 ちゃん !
い !!
(直樹 )この 部屋 裕樹 の 部屋 だった んだ よ ね
え ?
おかげ で 俺 の 部屋 に 子供 机 が 運ばれて きて
狭い の なんの って
もう せっかく いい 雰囲気 だった のに
余計 な こと 言わ ないで よね !お 兄ちゃん
(琴子 )だ から さっき …
フッ とにかく お前 なんて 嫌い だ
べーっ だ
琴子 ちゃん は 何にも 気に しなくて いい の よ
自分 の おうち だ と 思って ねっ !
は …はい
ウフフ
ん ー じゃあ お 兄ちゃん ―
琴子 ちゃん の 荷物 の 整理 を 手伝って あげて ちょうだい
お 母さん は 夕食 の 準備 を し なくっちゃ !―
今夜 は すき焼き よ
琴子 ちゃん すき焼き 好き ?
好き です
わあ よかった わ !じゃあ また 後 ほど ね
はい !
あの …
さて と …何 から お 手伝い し ましょう か
いい です 自分 で やり ます
あー そう だった よ な
俺 なんか が あんた を 世話 する 理由 何も ない もん な
あんた が いて も いなくて も 俺 に は 関係ない から
俺 の 生活 の 邪魔 は し ないで くれ
♪ ~
べ ー !
(琴子 )人 が 流れ星 に 打たれる 可能性 は 百億 分 の 一 ―
高校生 の 女の子 が ―
振られた ばかり の 男の子 と 同居 する 可能性 は ―
何 億 分 の 一 だろう ?―
それ って 特別 に 素敵 な こと の 始まり な の ?―
それ とも …
おっこれよし
♪~
ふう …
お 待たせ ~ !はい おかわり どうぞ
あっ ありがとう ございます
相原 さん も いかが です か ?
相原 さん も いかが です か ?
はい いただき ます
はい いただき ます
はい いただき ます
(重樹 )どんどん 食べて
(重樹 )どんどん 食べて
そう いえば アイ ちゃん は 朝 パン で よかった かい な ?
米 の 方が よかった ろ か ?
米 の 方が よかった ろ か ?
あ ~いやいや 新鮮 で ええ よ
あ ~いやいや 新鮮 で ええ よ
あ ~いやいや 新鮮 で ええ よ
本当 ?
本当 ?
本当 ?
うん
(重樹 )食って 食って
(重雄 )何か 海外 旅行 に 来た 気分 や ね
(重樹 たち の 笑い声 )
( 重樹 ) モナコ みたい やろ モナコ
(重樹 )モナコ みたい やろ モナコ
(重雄 )モナカ ?
(重樹 )モナカ や なか よ …
(琴子 )私 あの 入江 君 と ―
朝 御飯 食べて る んだ あ
んっ 熱い !
だっさ
(紀子 )こら 裕樹
ごちそうさま でした
(紀子 )あら もう そんな 時間 ?
琴子 ちゃん あなた も 一緒に 行ったら ?
同じ 学校 な んだ から
はい ―
はい お 父さん 食べて !
はい お 父さん 食べて !
(重雄 )ん ?ああ
(重雄 )ん ?ああ
(琴子 )ごちそうさま でした いってきまーす
(紀子 たち )いってらっしゃーい
あの さ
はい
俺 から 離れ 歩いて くれる ?
何で ?
パン くず 付けて る 女 と 一緒に 歩き たく ない
(直樹 )最低 でも 2 メートル 離れて
学校 まで の コース は 俺 の 後ろ に ついて 一度 で 覚えろ ―
当然 一緒に 住んで る なんて 誰 に も 言う な よ
学校 でも 一切 話しかけ ん な
そこ まで 言わなく った って
これ 以上 くだらない うわさ に 巻き込まれ たく ない
くだらない って !
俺 頭 の 悪い 女 は 嫌い な んだ よ
♪~
(琴子 )悔しい ~!―
こんな やつ に 一目 惚れ して 2 年 も 片思い してた なんて ―
絶対 に 彼 を 見返して やろう と 決意 する 私 な の でした
♪ ~
天才 に も 弱み って ある んだ ―
期末 テスト まで 一週間 私 に 勉強 教えて
お前 みたいな ばか を 100 番 以内 に する なんて ―
無理 に 決まって んだ ろ
(金之助 )あいつ 新しい 家 に 引っ越して から 何か おかしい と 思わ へん か ?
え ~ !!
( 渡辺 ( わた なべ )) もう 別 の 男 と いちゃ ついてる よ
(紀子 )あの 子 このまま じゃ ―
何か 大切 な もの を ―
なく して しまう ん じゃない か って 気 に なる の よ ねえ
相原 !
(金之助 )入江 の 野郎 気 が 変わって ―
琴子 に つきあい たい と か 言い出す ん ちゃう か
入江 君 ありがとう