Goblin Slayer Episode 3
( ナレーション ) 昔 々 今 より も 星 の 明かり が ずっと 少なかった ころ ―
光 と 秩序 と 宿命 の 神々 と 闇 と 混とん と 偶然 の 神々 は ―
どちら が 世界 を 支配 する か
サイコロ 勝負 で 決める こと に し まし た
神々 は 何度 も 何度 も 何度 も ―
気 が 遠く なる ほど サイコロ を 振り まし た
♪~
~♪
( 新米 戦士 ) おい 見ろ よ ! す っ げ ー 美人
( 見習 聖 女 ) ちょっと
( 新米 戦士 ) ああ ごめん ごめん
( 軽 剣士 ) あれ は 上 ( かみ ) の エルフ
本物 の 妖精 の 末 えい です よ
( 巫術 士 ) 確かに 耳 が 長い です ね ほか の エルフ より も
( 妖精 弓 手 ) オルク ボルグ よ
( 受付 嬢 ) オーク … です か ?
( 妖精 弓 手 ) 違う わ “ オルク ” オルク ボルグ
ここ に いる と 聞い た の だ けれど
冒険 者 の 方 でしょう か ?
( 鉱 人 道 士 ) バカ め ここ は “ ヒューム ” の 領域 じゃ い
耳 長 言葉 が 通じる わけ が ある まい て
なら なんと 呼べ ば いい の かしら ?
“ かみ きり 丸 ” に 決まって おろ う !
あの そういう 名前 の 方 は …
お らん の か ?
やはり ドワーフ は ダメ ね
頑固 で 偏屈 自分 ばかり 正しい と 思って いる
った く エルフ と き たら ―
金 床 ( かな とこ ) に ふさわしい 心 の 狭 さ だ から のう
な っ ! ? それ を 言ったら ドワーフ の 女子 なんて 樽 ( たる ) じゃ ない !
( 鉱 人 道 士 ) ありゃ 豊 満 と いう ん じゃ !
えー っと あの … N あ !
( 蜥蜴 僧侶 ) すま ぬ が 2 人 と も
ケンカ なら ば 拙僧 に 見え ぬ 所 で やって くれ
拙僧 の 連れ が 騒ぎ を 起こし て すま ぬ な
あ … いえ 慣れ て ます !
( 受付 嬢 ) でも 珍しい 取り合わせ
ハイ エルフ と 種族 的 に 仲 の 悪い ドワーフ
めったに 見 ない リザード マン
しかも 3 人 と も 銀 等級
( 蜥蜴 僧侶 ) つまり オルク ボルグ かみ きり 丸 と は その 者 の 字 名 で な
拙僧 も 人 族 の 言葉 に 明るい わけ で は ない の だ が ―
小 鬼殺し と いう 意味 だ
( 受付 嬢 ) ああ ゴブリン !
( 2 人 ) ん ? ( ドア が 閉まる 音 )
( 足音 )
あ … ち ょ あんた !
( ゴブリン スレイヤー ) 終わった
お かえり なさい ゴブリン スレイヤー さん !
( 一同 ) あ !
( 女 神官 ) ただ今 帰って き まし た
( 受付 嬢 ) ご 無事 で 何より です
( 女 神官 ) はい なんとか
( ゴブリン スレイヤー ) 今 ゴブリン と 言った な どこ だ ?
それ は … どうぞ
( ゴブリン スレイヤー ) ゴブリン か ?
違う わ よ
あなた が オルク ボルグ ? そう は 見え ない けど
( ゴブリン スレイヤー ) 当然 だ 俺 は そう 呼ば れ た こと は ない
( 蜥蜴 僧侶 ) 拙僧 ら は 小 鬼殺し 殿 に 用事 が ある の だ
時間 を もらえ る か な ?
( ゴブリン スレイヤー ) かまわ ん
でし たら 2 階 に 応接 室 が ある ので よろし けれ ば
( ゴブリン スレイヤー ) で は 行 こ う
( 女 神官 ) あ … あの わ … 私 は …
( ゴブリン スレイヤー ) 休 ん で いろ
( 女 神官 ) ん …
( 妖精 弓 手 ) じゃ ちょっと 借りる わ ね
ハァ …
( 新米 戦士 ) なあ ちょっと ( 女 神官 ) あ !
はい !
君 同じ 白磁 だ ろ ?
よかったら 俺 ら と 一緒 に 行か ない か ?
あ … いえ せっかく です けれど 私 は もう ほか の 方 と …
あの いつも カブト かぶって る ヤツ でしょ ?
分かって る よ でも おかしい じゃ ん か
あいつ 銀 等級 の くせ に ゴブリン 退治 ばっ か やって て
普通 もっと 大物 を 狙う はず だ ろ
( 見習 聖 女 ) 新人 引き回し て ―
おとり に してん じゃ ない か って 話 も 聞 くわ よ
そんな こと は …
( 魔女 ) ほら
( 新米 戦士 ) わ っ ! ( 魔女 ) やぼ は ダメ … よ
( 新米 戦士 ) やぼ って そんな 俺 ら は …
( 魔女 ) いい から あと は 私 に 任せ て … ね
( 魔女 ) それ … で ?
彼 と 一緒 に いる 子 で いい の よ ね ?
あ … はい ご 一緒 さ せ て もらって ます
( 魔女 ) ウフッ
“ ご 一緒 ” ね
彼 大変 でしょ ?
鈍い もの … ね
インフラマラエ
真に 力 の ある 言葉 呪文 の ムダ づ かい … ね
私 も ね 前 に 変 な 依頼 請け た こと ある の 彼 から
えっ ?
ウフッ 変な こと 想像 し た でしょ ?
い … いえ
スクロール に ちょ こ ちょこっと お 手伝い
大変 … よ ね 彼 と “ ご 一緒 ” する の
( 女 神官 ) 私 なんか じゃ ついていく だけ で 精一杯 で
迷惑 かけ て ばっかり で
それ に 彼 かなり き てる も の … ね
( せき込み )
そりゃ あ ね
ゴブリン 退治 だけ と いった って 何 年 も ほぼ 休み なし … だ も の
それ 自体 は 世の中 の ため に なる し … ね
ヘタ な 怪物 退治 より よっぽど
( くしゃみ )
だからといって
ゴブリン だけ やっつけ て れ ば いい わけ じゃ ない けど
都 で は デーモン が いっぱい
世の中 に は 怪物 が たくさん ね
人 を 助ける なら
さっき の 子 たち と 一緒 でも できる でしょ ?
それ は ! そう です けど …
ごめんなさい ね ウフッ
道 は いっぱい … ね
正解 なんて ない の
難しい から
せめて “ ご 一緒 ” する なら
きちんと 自分 で 決め なさい な
自分 で 決める …
( 妖精 弓 手 ) あなた 本当 に 銀 等級 な の ?
( ゴブリン スレイヤー ) ギルド は 認め た
信じ られ ない わ
だって 見るからに 弱 そう な ん だ も の
バカ を 言う もん じゃ ない ぞ 耳 長 の
見 た とこ 革 鎧 ( かわ よろい ) は 動き やす さ 重視
鎖 帷子 ( くさり かた びら ) は 短 剣 で の 不意打ち 防止
カブト も そう だ の
剣 と 盾 は 小 っこ い が ―
狭 っ 苦しい 所 で ぶん 回す の を 考え て と 見 た
せめて もっと キレイ に する べき じゃ ない かしら ?
( ゴブリン スレイヤー ) 金 臭 さ を 消す ため に 必要 な 処置 だ
ヤツ ら は 鼻 が いい から な
ハイ エルフ と いえ ど 退屈 に 飽き て
森 を 飛び出し た ばかり の 若 輩者 で は なあ
これ を 機 に 年長 者 を ち っと は 見習わ ん か
私 は 2000 歳 あなた お いく つ ?
( 鉱 人 道 士 ) 100 と 7 つ
あら あら 随分 と 老け て いる こと !
確かに 見た目 だけ は 年長 者 だ わ !
年齢 の 話 は よせ
定 命 の 拙僧 ら は 肩身 が 狭い
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 に なんの 用 だ ?
都 の ほう で
デーモン が 増え て いる の は 知って る と 思う けど
( ゴブリン スレイヤー ) 知ら ん
その 原因 は 魔 神 王 の 復活 な の
ヤツ は 軍勢 を 率い て 世界 を 滅ぼ そう と して いる わ
( ゴブリン スレイヤー ) そう か
私 たち は それ で あなた に 協力 を …
( ゴブリン スレイヤー ) ほか を 当たれ
ゴブリン 以外 に 用 は ない
えっ ! ? 分かって いる の ?
悪魔 の 軍勢 が 押し寄せ て くる の よ !
世界 の 命運 が かかって いる って 理解 し て いる ?
( ゴブリン スレイヤー ) 理解 は できる
だが 世界 が 滅びる 前 に ゴブリン は 村 を 滅ぼす
世界 の 危機 は ゴブリン を 見逃す 理由 に なら ん
あなた ねえ !
待て 待て 耳 長 の ! わし ら とて
混とん を なんとか さ せ に 来 た わけ じゃ なか ろ う !
小 鬼殺し 殿 拙僧 ら は 小 鬼 退治 の 依頼 を し に 来 た の だ
( ゴブリン スレイヤー ) そう か ならば 請けよ う
どこ だ ? 数 は ? 巣 の 規模 は ?
シャーマン や ホブ は 確認 し て いる か ?
何 こいつ
( 鉱 人 道 士 ) ハッハッハッ …
連れ が 述べ た とおり ―
今 悪魔 の 軍勢 が 侵攻 しよ う と して いる
それ で 拙僧 ら の 族長 人 族 の 諸 王
エルフ と ドワーフ の 長 ( お さ ) が 集まって 会議 を 開く の だ が な
( 鉱 人 道 士 ) わし ら は その 使い っ 走り と して 雇わ れ た ―
冒険 者 じゃ
いずれ 大きな 戦 に なる と 思う わ
あんた は 興味 ない ん でしょ う けれど
問題 は 近頃 エルフ の 土地 で
あの 性 悪 な 小 鬼 ども の 動き が 活発 に なって おる と いう こと だ
( ゴブリン スレイヤー ) チャンピオン か ―
ロード でも 生まれ た か
チャンピオン ? ロード ?
( ゴブリン スレイヤー ) ゴブリン ども の 英雄 や 王
連中 に とって の 白金 等級 と いう ところ だ
拙僧 ら が 調べ た ところ 大きな 巣 穴 が 1 つ 見つかった の だ が
( ゴブリン スレイヤー ) ゴブリン 相手 に 軍 は 動かせ ない
いつも の こ と か
ヒューム の 王 は 私 たち を 同胞 と は 認め ない もの
勝手 に 兵士 を 動かし たら 難癖 を つけ られ て しまう わ
故に 冒険 者 を 送り込む
なれ ど 拙僧 ら だけ で は ヒューム の 顔 も 立た ん
で オルク ボルグ あなた に 白羽 の 矢 が 立った わけ
( ゴブリン スレイヤー ) 地図 は ある の か ?
( 蜥蜴 僧侶 ) これ に
( ゴブリン スレイヤー ) 遺跡 か
( 蜥蜴 僧侶 ) 恐らく
( ゴブリン スレイヤー ) 数 ( 蜥蜴 僧侶 ) 大規模 と しか
( ゴブリン スレイヤー ) すぐに 出る ( 妖精 弓 手 ) えっ ?
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 に 払う 報酬 は 好き に 決め て おけ
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 に 払う 報酬 は 好き に 決め て おけ
( ドア が 開く 音 )
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 に 払う 報酬 は 好き に 決め て おけ
あいつ 1 人 で 行く つもり ?
( 槍 ( やり ) 使い ) ん ~
( 槍 使い ) 受付 さ ー ん ! あ … N ( ゴブリン スレイヤー ) ゴブリン だ
あら ゴブリン スレイヤー さん
やっぱり よそ から の 依頼 だった ん です ね
( ゴブリン スレイヤー ) あの リザード マン が ―
依頼 を 持って くる
俺 は 出立 する 前回 の 分 の 報酬 を くれ
( 受付 嬢 ) 報告 は まだ です けど …
まあ ゴブリン スレイヤー さん なら いい です よ ね !
( 槍 使い ) なんで え あいつ 気取って や がる
ほら すね ない の
( ゴブリン スレイヤー ) 残り は あいつ に 渡し て おい て くれ
あれ ? お 1 人 です か ? 彼女 は …
( ゴブリン スレイヤー ) 休ま せる
( ゴブリン スレイヤー ) 休ま せる
( 駆け寄る 足音 )
( 駆け寄る 足音 )
( 女 神官 ) ゴブリン スレイヤー さん !
( 駆け寄る 足音 )
( 受付 嬢 ) あ …
あ … あの 依頼 です よ ね ?
( ゴブリン スレイヤー ) ああ ゴブリン 退治 だ
( 女 神官 ) なら すぐに 準備 を … N ( ゴブリン スレイヤー ) いや
俺 1 人 で 行く
あ …
( 女 神官 ) そんな !
せめて 決める 前 に 相談 と か …
( ゴブリン スレイヤー ) し て いる だ ろ う
へ ?
あ … これ 相談 な ん です ね
( ゴブリン スレイヤー ) その つもり だ が
( 女 神官 ) ハァ …
選択肢 が ある よう で ない の は 相談 と は 言い ませ ん よ
( ゴブリン スレイヤー ) そう な の か
一緒 に 行き ます
放っておけ ませ ん から あなた
( ゴブリン スレイヤー ) 好き に しろ
はい 好き に し ます
( 鉱 人 道 士 ) わし ら だって ―
ああ 分かり づらい 性格 は し とら ん のう
見応え の ある 若 造 じゃ
( 蜥蜴 僧侶 ) 依頼 を 出し て ついていか ぬ で は ―
拙僧 も 先祖 に 顔 向け でき ませ ぬ な
( 妖精 弓 手 ) 理解 でき ない 未知 の 存在 … ね
それ を 見 たく て 森 を 出 た の よ
まったく ! 年 長者 に 敬意 を 払う べき だ と 思わ ない ?
( 妖精 弓 手 ) みんな どうして 冒険 者 に なった の ?
( 鉱 人 道 士 ) そりゃ あ うまい もん 食う ため に 決 まっ とろう が
( 蜥蜴 僧侶 ) 焼け まし た ぞ
( 鉱 人 道 士 ) 耳 長 は どう だ ?
私 は 外 の 世界 に 憧れ て …
( 鉱 人 道 士 ) こりゃ うまい !
聞き なさい よ !
( 蜥蜴 僧侶 ) おお 口 に 合った よう で 何より
( 鉱 人 道 士 ) なん じゃ い な この 肉 は ?
沼地 の 獣 の 肉 です ぞ
( 妖精 弓 手 ) 沼地 ~ ?
( 鉱 人 道 士 ) 野菜 しか 食え ん ウサギ も どき に ゃ ―
この うま さ は 分から ん よ !
おお うまい うまい !
よかったら スープ 食べ ます ?
( 妖精 弓 手 ) 頂く わ
ん ー 優しい 味 ね
拙僧 は 異端 を 殺し て 位 階 を 高め 竜 と なる ため
( 女 神官 ) は ?
( 蜥蜴 僧侶 ) 冒険 者 に なった 理由 です
は … は あ ん ?
( 一同 ) ん ?
( ゴブリン スレイヤー ) ゴブリン を …
( 妖精 弓 手 ) あんた の は なんとなく 分かる から いい わ
これ は 私 も お返し を し ない と いけない わ ね
エルフ の 保存 食
人 に あげて は いけない の だ けど 今回 は 特別
おいしい !
そう よかった
と なる と わし も 対抗 せ ね ば なら ん のう
( 妖精 弓 手 ) ん ?
フフンッ
ドワーフ の 穴 蔵 で 造ら れ た 秘蔵 の 火 酒 よ !
火 の お 酒 ?
まさか 耳 長 の 酒 も 飲 ん だ こと ない なん ざ
わら しみ たい な こ と は 言わ ん よ な ?
バ … バカ に し ない で よ ! ある わ よ
ぐ っ …
( 妖精 弓 手 の せき込み ) ( 女 神官 ) だ … 大丈夫 です か ?
お 水 を …
ハーッ ハッハッ ほれ かみ きり 丸 お前 さん も 飲め
( 鉱 人 道 士 ) ほう いける のう
( 妖精 弓 手 ) む ~
なんで 食べ てる とき も カブト 脱 が ない わけ ~ ?
( ゴブリン スレイヤー ) 不意打ち で 頭 を 殴ら れ れ ば ―
意識 が 飛ぶ から な
おう 目 が 据わ っと る わ い
( 妖精 弓 手 ) む ~
食べ て ばっかり い ない で あなた も 何 か 出し なさい よ
む ~ ん ~
( 女 神官 ) あれ は 考え込 ん で ます ね
( 鉱 人 道 士 ) 分かる の か ?
( ゴブリン スレイヤー ) これ で いい か ?
( 蜥蜴 僧侶 ) なん です か な これ は ?
( ゴブリン スレイヤー ) チーズ だ
牛 や 羊 の 乳 を 発酵 さ せ 固める
鱗 ( うろこ ) の お前 さん チーズ を 知ら ん の か ?
拙僧 ら に とって 獣 と は 狩る もの
育む もの で は あり ませ ぬ
( 妖精 弓 手 ) フ …
貸し て ! 切って あげる
( 鉱 人 道 士 ) ほお ! こりゃ 上等 な チーズ だ わ い
( 蜥蜴 僧侶 ) ん ん
ん っ !
う お ー ! 甘露 ! 甘露 ! 甘露 !
ハァ … N おうおう 酒 に 合う のう
( 妖精 弓 手 ) ん ~ ! 甘い バナナ の 実 み たい ね !
これ って あの 牧場 の です か ?
( ゴブリン スレイヤー ) そうだ ( 女 神官 ) おいしい です ね !
( ゴブリン スレイヤー ) そう か ( 妖精 弓 手 ) ん ふ ~
そ ー っ …
( ゴブリン スレイヤー ) 触る な ( 妖精 弓 手 ) あ !
( ゴブリン スレイヤー ) 危険 だ
み … 見よ う と し た だけ
( ゴブリン スレイヤー ) 見る な 危ない
( 妖精 弓 手 ) それ って スクロール でしょ う ?
私 初めて 見 た ん だ も の
失わ れ た 古代 の 術 法 に より 魔法 を 封じ た 巻物
一 度 ひもとけ ば
たとえ 赤子 で あれ ど 呪文 を 行使 できる と いう
おう よ だ が 書か れ て いる 呪文 は 千差万別 な うえ に 使い捨て
大抵 は 骨とう 品 と して
好 事 家 や 研究 者 に 高値 で 売り払う の が 使い道 じゃ が
( 魔女 ) スクロール に ちょ こ ちょこっと お 手伝い
あ …
じゃあ さ せめて なんの 呪文 か くらい 教え て よ
( ゴブリン スレイヤー ) ダメ だ お前 が 捕まって ―
ゴブリン に 漏れ で も し たら どう する
あなた 私 の こと 嫌い でしょ ?
( ゴブリン スレイヤー ) えり好み は し ない
耳 長 の ムダ じゃ ムダ じゃ
そや つ わし ら より 偏屈 だ も の
かみ きり 丸 だ から の ( 蜥蜴 僧侶 ) 小 鬼殺し です から な
( 妖精 弓 手 ) オルク ボルグ だ もの ね
かみ きり 丸 だ から の ( 蜥蜴 僧侶 ) 小 鬼殺し です から な
( 鉱 人 道 士 と 蜥蜴 僧侶 の 笑い声 ) ( 妖精 弓 手 ) や だ もう
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 は ゴブリン スレイヤー だ
( 女 神官 ) フフッ
( 一同 の 話し声 )
( 蜥蜴 僧侶 ) 1 つ 気 に なって おった の だ が
小 鬼 ども は どこ から くる の だ ろ う
拙僧 は 地 の 底 に 王国 が ある と 教わった が
私 たち は 誰 か が 何 か 失敗 する と 1 匹 湧 い て 出る と 聞い て ます
何 それ ?
しつけ の ため の 言い伝え です
失敗 する と ゴブリン が 来る よ って いう
大変 じゃ ぞ ! そこ の 耳 長 娘 を 放っておけ ば
うじゃうじゃ 増える と いう こと で は ない か !
まあ 失礼 し ちゃ う !
明日 に は 私 の 弓 の 腕 を ハッキリ 見せ て あげる ん だ から !
おう 怖 や 怖 や
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 は … N ( 一同 ) ん ?
( ゴブリン スレイヤー ) 俺 は 月 から 来 た と 聞い た
月 ? あの 空 に 浮かぶ 2 つ の ?
( ゴブリン スレイヤー ) そうだ
緑 の ほう だ
あの 緑 の 岩 で 出来 た 場所 から ゴブリン は 来る
( 妖精 弓 手 ) それ じゃあ 流れ星 は 小 鬼 な わけ ?
( ゴブリン スレイヤー ) 知ら ん
だが 月 に は 草 も 木 も 水 も ない
岩 だけ の さみしい 場所 だ
ヤツ ら は そう で ない もの が 欲しく 羨ま しく 妬ま し い
だから やって くる
だから 誰 か を 妬む と ゴブリン の よう に なる
( 女 神官 ) どなた から 教わった の です か ?
( ゴブリン スレイヤー ) 姉 だ
( 女 神官 ) お 姉さん が いらっしゃる の です か
( ゴブリン スレイヤー ) ああ い た
( 妖精 弓 手 ) じゃあ あなた は ―
月 から ゴブリン が 来る って 信じ てる わけ ね
( ゴブリン スレイヤー ) 少なくとも ―
姉 は 何 か を 失敗 した こと は なかった はず だ
( 妖精 弓 手 ) あ …
寝 ちゃ った わ
ホッ 火 酒 が 効 い た か の
( 女 神官 ) ガブガブ 飲 ん で まし た もの ね そう いえ ば
拙僧 ら も 休 も う
しっかり 眠ら ね ば それ こそ 失敗 し て しまう
見張り は 取り決め とおり に
( 牛 の 鳴き声 )
( 牛 飼 娘 ) さあ 入って お うち だ よ 帰 ろ う
( 牛 飼 娘 ) 今日 も か …
( ゴブリン ) グル ルル …
( ゴブリン の 話し声 )
( あくび )
( 鉱 人 道 士 ) 頼む から 外 さん で くれよ
( 妖精 弓 手 ) 黙って
どこ に 撃 っと る !
( ゴブリン の うめき声 )
( オオカミ の うめき声 )
( ゴブリン スレイヤー ) 行く ぞ
♪~
~♪