この 素晴らしい 世界 に 祝福 を !2 (01)
( サトウ カズマ ) 俺 の 名 は サトウ カズマ
魔王 と 戦う 宿命 を 背負った 異邦人 (エトランゼ )
運命 の 女神 に 導かれ 異世界 へ の 転生 を 果たし た
破壊 と 混とん が 渦巻く 見知らぬ 世界
強い 絆 で 結ばれた 仲間 たち
最強 の 魔法使い 気高く 美しい 騎士
そして 自ら 進んで 仲間 と なった ―
かれん な 女神
運命 の 歯車 は 加速 する
この すばらしい 世界 を 救う ため ―
俺 たち の 冒険 が また 始まる !
( セナ ) 確保 ーっ!
( カズマ ) …って 違 ー うっ! !
帰り たい …
もう 日本 に 帰り たい
(セナ )私 は 王国 検察官 の セナ
冒険 者 サトウ カズマ ―
貴 様 に は 現在 国家 転覆 罪 の 容疑 が かけられ て いる
(アクア )ちょっと カズマ また 一体 何 を やら かし た の ?
ほら 謝って !
私 も 一緒 に ごめんなさい し て あげる から
ほら 早く 謝って !
また って 何 だ ?
何も し て い ない の は 知って る だ ろ
貴様 の 指示 で 転送 され た コロナ タイト が ―
領主 殿 の 屋敷 を 爆破 し た の だ
( アクア ・ カズマ ) なっ! ?
幸い 死人 は 出 なかった ものの 貴様 は テロリスト ―
もしくは 魔王 軍 の 手先 で は ない か と 疑わ れて いる
( カズマ ・ アクア ) あ … あ …
もしくは 魔王 軍 の 手先 で は ない か と 疑われている
( カズマ ・ アクア ) あ … あ …
(めぐみ ん )ちょっと 待って ください
デストロイヤー 戦 に おい て カズマ の 機転 が なかったら ―
もっと 被害 が 出て いた かも しれません
めぐみ ん …
せいぜい カズマ は セクハラ と か ―
小さい 犯罪 を やらかす くらい です
(ダクネス )検察官 殿 何か の 間違い だ
(カズマ )ダクネス …
この 男 に そんな 度胸 は ない
屋敷 で 薄着 の 私 を ―
あんな 獣 の 様 な 目 で 見て おきながら (カズマ )なっ !
(ダクネス )夜 ばい の ひとつ も かけられない ヘタレ だ ぞ こいつ は !
べ べ べ …別に 見て ね ー し ?
お前 ちょっと エロい 体 してる から って ―
図 に 乗る な よ
こっち に だって 選ぶ 権利 ぐらい ある ん だ ぞ
き …貴 様
風呂 場 で は 私 に あんな こと まで さ せ て おい て
あの 時 は サキュバス に 操られ て いた から な
お前 こそ 雰囲気 に 流さ れ て 俺 の 背中 流し てた くせに !
どん だけ チョ ロイ ん だ よ !
お … お前 やっぱり ―
記憶 が ある じゃない か
記憶 が ある じゃない か
( カズマ ) さ ー あ ?
( カズマ ) さ ー あ ?
それ に エリス 様 に 仕える 身 で ある クルセイダー の 私 は ―
( カズマ ) さ ー あ ?
それ に エリス 様 に 仕える 身 で ある クルセイダー の 私 は ―
まだ 清い 体 の まま だ !
(カズマ )え ~ ?
まだ 清い 体 の まま だ !
(カズマ )え ~ ?
それ を チョロイ だ と ?
(カズマ )え ~?
それ を チョロイ だ と ?
(カズマ )はい !
それ を チョロイ だ と ?
(カズマ )はい !
(カズマ )はい !
ぶっ 殺し て やる !!
ぶっ 殺し て やる !!
ぶっ 殺し て やる !!
(カズマ )ぶっ 殺し て みろ よ
(カズマ )ぶっ 殺し て みろ よ
(ダスト )そうだ !カズマ は 冒険者 で あっても ―
(カズマ )ぶっ 殺し て みろ よ
(ダスト )そうだ !カズマ は 冒険者 で あって も ―
犯罪 者 なんか じゃ ねえ
(冒険者 1 )国家 権力 の 横暴 だ !
( 冒険者 2 ) 冒険者 は 自由 な ん だ よ !
( 冒険者 たち ) NG ・ U ! G ・ U ! G ・ U !
( 冒険者 たち ) G ・ U ! NG ・ U ! G ・ U !
(セナ )国家 転覆 罪 は ―
( 冒険者 たち ) G ・ U ! NG ・ U ! G ・ U !
主犯 以外 の 者 に も 適応 される 場合 が ある
( 冒険者 たち ) G ・ U ! NG ・ U ! G ・ U !
この 男 と 共に ろう 獄 に 入り たい なら ―
止め は し ない が
( アクア ・ めぐみ ん ) んっ
おいおい ふざけ ん な
もっと 頑張れ よ もっと 抗議 しろ よ
確か あの 時 カズマ は こう 言った はず よ ね
“大丈夫 全 責任 は 俺 が 取る ”
“ こう 見え て 俺 は 運 が いい らしい ぞ ! ”って
おい まさか …
も … N ( カズマ ) も ?
もし 私 が その 場 に いれ ば ―
ああ きっと カズマ を 止め られ た はず な のに …
しかし その 場 に い なかった もの は 仕方 あり ませ ん
ええ 仕方 あり ませ ん ね
お前 ら …
待て !そ …そうだ
主犯 は 私 だ 私 が 指示 し た
だから ぜひ その ろう 獄 プレー …じゃ ない ―
激しい 責め を 負わせる が いい !
はい ?あなた は 肉 の 壁 に なって い たらしい で は ない です か
に くっ !!…ああ
(ダクネス の 荒い 息 )
(カズマ )わ ぁ !久しぶり
(ダクネス の 荒い 息 )
(ウィズ )あ あの … N テレポート を 使った の は …
(アクア )ダメ よ ウィズ !
犠牲 が 1 人 で 済む なら それ に 越し た こと は ない わ
つらい でしょ う けど 我慢 し て
ここ は グッと 我慢 し て !(ウィズ )ん ~ !
カズマ が 無事 お 勤め を 終える まで ―
私 たち は 待って い て あげ ましょう
お 勤め 確定 み たく 言う ん じゃ ねえ よ
…って か お前 ら が 味方 し て くれ なく たって ―
俺 に は ギルド の みんな が ついてる から な !
え ?あっ
( 冒険者 たち ) はっ…
(カズマ )えっ …おいおい
(ルナ )えっ !あ …えと …
あっ ほこり が …
は あ …あ …
確保 ーっ!
ちく しょ う
何 が 駆け出し 冒険者 の 街 だ
ゲーム だったら ここ で ―
よく ある 反乱 軍 とか が 助け に 来て くれる のに
(爆発 音 )
何 だ ?
( アクア ) カズマ カズマ ( カズマ ) おっ
アクア !
お前 何 し に 来た ん だ よ
(アクア )助け に 来た に 決まってる でしょ ?
大切 な 仲間 な ん だ から
だったら ちゃんと かばえ よ な
今 めぐみ ん が 街 の すぐ 近く で 爆裂 魔法 を 放った から ―
おかげ で 署員 たち は 驚い て 飛び出して いった わ
今頃 は ダク ネス が 魔力 を 使い果たし た めぐみん を 抱え て ―
その 場 を あと に し ている ころ ね
でも 逃げ たら それ こそ 状況 悪く なったり し ない か ?
国家 転覆 罪 って の は 最悪 死刑 らし いわ よ
身元 の 怪しい 冒険者 なんて ―
事実 を ねじ曲げ られ て 殺さ れ ちゃう わ よ
(カズマ )さすが は 文明 レベル が 中世 時代 の 異世界 だ
でも どう やって ここ から 出る ん だ ?
(針金 を 投げる 音 )
(針金 を 投げる 音 )
お っ
お っ
おお ?
まずは その 針金 で ろう屋 の 鍵 を 開け なさい
(カズマ )は ぁ … N (アクア )その あと は ―
カズマ の 潜伏 スキル を 使って 署 内 から 脱出 する の
そして 屋敷 に 帰ったら 急いで 夜逃げ の 準備 よ
それ じゃあ 私 は 建物 の 前 で 待ってる から ね
( アクア ) う わ ぁ ぁ ! !
(踏み台 が 崩れる 音 )
(踏み台 が 崩れる 音 )
(カズマ )は ぁ …
(カズマ )ダイヤル 式 じゃ ねえ か
(針金 を 投げる 音 )
(カズマ )それ !
寝る か
(アクア )ひ っく しょ い !
(爆発 音 )
(アクア )カズマ
ねぇ カズマ ! 起き て ( カズマ ) ん …
お前 また 来た の か
昨日 は どう なった ん だ ?
みんな 大丈夫 だった の か ?
2 人 とも 誰 に も 見 られ ず に 帰って きた のに ―
なぜ か あっさり 爆発 の 犯人 と して 特定 さ れた わ
(カズマ )そりゃ ね (アクア )この 世界 の 捜査 力 も ―
侮れ ない わ ね
( カズマ ) いやいや いや … N ( アクア ) でも 大丈夫
(カズマ )何 が ?(アクア )今日 は 嫌がる 2 人 に ―
無理やり 覆面 かぶらせた から 足 は つかない はず よ
(カズマ )爆裂 魔法 を 使う から だ ろ
(アクア )それ より 昨日 は ずっと 待って た のに ―
どうして 脱出 し なかった の よ
頭 に 雪 が 積もる し ―
何度 も 職 質 受ける し で さんざん だった んです けど
(カズマ )ダイヤル 式 な ん だ よ
(アクア )ん っ …やる わ ね
ここ まで 完璧 な 脱獄 対策 が さ れ てる だ なんて ―
予想外 だった わ
でも 今日 こそ は 完璧 よ
(カズマ )糸 のこぎり …
まさか それ で ?
よく 分かった わ ね
時間 が ない から 2 人 で やる わ よ
急 いで ちょうだい !
急 いで ちょうだい !
(カズマ )うん …
そもそも 届か ない ん だ けど
大丈夫 よ 私 だって バカ じゃ ない わ
カズマ の 分 の 踏み台 も 持って きた から
(カズマ )なるほど
(カズマ )で どう やって 中 に 入れる ん だ ?
( アクア ) あ …
ちょっと 待って て ね
(カズマ の ため 息 )
(アクア )違う ん です !これ は その …―
カズマ に 必要 な もの で 差し入れ に …
(看守 )踏み台 の 差し入れ なんて 聞い た こ と ない です よ
…と いう か こんな 時間 に 何 です か ?
昨日 も この 辺 うろつ い て …
あの バカ の こういう 前向き さ は ―
見習う べき かも しれ ない な ハハ …
それ !
寝る か
これ が 何 か 知って いる か ?
ウソ を 看破 する 魔 導 具 ( ま どう ぐ ) だ
では まず 出身 地 と ―
冒険者 に なる 前 は 何 を し て い た の か を 聞こ う か
( カズマ ) いきなり ハードル の 高い 質問 が 来 た
(カズマ )出身 地 は 日本 です
そこ で 学生 を し て いまし た
(ベル の 音 )
何で 鳴る ん だ !?
(セナ )出身地 と 経歴 詐称 …と
(息 を のむ 音 )
待って くれ !別に ウソ は つい て ない はず だ
(ベル の 音 )
待って くれ !別に ウソ は つい て ない はず だ
(ベル の 音 )
(ベル の 音 )
あ …
出身 地 は 日本 です
毎日 家 に 引きこもって 自堕落 な 生活 を 送って いまし た
(セナ )ん …
どうして 学生 など と 見え を 張った ?
見え を 張った わけ じゃ …―
う う っ …もう いい です
(カズマ )ちくしょ う この 魔導具 嫌い だ !
ニホン という 名 の 地名 は 聞い た こと が ない な
では 冒険者 に なった 動機 は ?
魔王 軍 に 苦しめ られ て いる 人々 を 助ける ため …
魔王 軍 に 苦しめられ て いる 人々 を 助ける ため …
(ベル の 音 )
(ベル の 音 )
冒険 者 って 何 か 格好 よ さそう だ し ―
楽 し て 大金 稼いで 美少女 に チヤホヤ さ れたい な と 思いました
う …
よ …よし で は 次 だ
領主 殿 に 恨み は ?
借金 を 背負った 際 に ―
いろいろな 所 で 愚痴って い た と 聞い た が
デュラ ハン 討伐 で もらった 賞金 は ―
街 の 修繕 費 と の 差し引き で 借金 に なった わけ で ―
街 を 守る ため と は いえ ―
その 街 を 壊し まし た で は 意味 が ない と 納得 し て い ます
(ベル の 音 )
その 街 を 壊し まし た で は 意味 が ない と 納得 し て い ます
( ため息 )
(カズマ )はい ―
正直 そんな 感じ の 言い訳 で 憤る 仲間 を 説得 は し まし た が ―
本音 を 言え ば ―
街 を 救った 英雄 に この 仕打ち か よ ―
ぶっ 殺し て やり たい と 思い ました
(セナ )あ …そ そう か
では 次
( カズマ ) あの ちょっと いい です か ね ?
いっそのこと ストレート に 聞い て くれ ませ ん か ?
何度 も 言って ます が ―
あれ を 指示 し た の は 街 を 救う ため で し た から
( セナ ) ん …
( ため息 )
(セナ )どうやら 自分 が 間違って い た よう です ね
あなた に 関して は 悪い うわさ しか 聞か なかった もの で …
申し訳 あり ませ ん で し た
(カズマ )おっ ?優しい
今 まで の 厳しい 口調 は 犯罪者 用 だった の か
まったく うわさ を うのみ に し て 人 を 疑う だ なんて ―
検察 官 失格 じゃあ ない です か ね
す … すみません
俺 の 実績 を 知って ます ?
デュラ ハン 討伐 の 際 に は 最も 貢献 !
デストロイヤー 戦 に おい て は すばらしい 指揮 を 執り 撃破 !
そんな 俺 に 感謝 の 言葉 も なく 責め立てる だけ なんて ね !
(イス の きしむ 音 )
そんな 俺 に 感謝 の 言葉 も なく 責め立てる だけ なんて ね !
す …すみません これ が 仕事 な もの で
もちろん サトウ さん の 実績 は 知って い ます
しかし …
しかし ? しかし 何 です か ね ! ?
と いう か 容疑 が 晴れた に も かかわらず ―
お茶 も 出 ない ん です か ね ここ の 署 は !
何 なら カツ丼 でも いい ん だ けども ね
か …カツ 丼 ?
すみません その よう な もの は …
お茶 なら すぐ お 持ち し ます ので
ぬるい !(セナ )ひっ !
ここ の 検察官 は お茶 の ひとつ も いれられない の か !
す … すみません
その キツ そう な 態度 と 相まって ―
どうせ 彼 氏 の 1 人 も い ない ん じゃ ない の か ね ?
聞い て みよ う か
男 っ 気 の ひと つ ぐらい は ある の か ね ?
あり ませ ん
(カズマ )あ …
ええ この 性格 が 災い し て この 年 に も かかわらず ―
男 っ 気 なんて あり ませ ん と も
これ で 満足 です か ?
あまり 調子 に 乗ら ない で ください ね
ごめんなさい
あなた は ちまた で 何 と 呼ばれ て いる か 知って います か ?
(カズマ )いえ
カスマ だ とか クズマ だ とか
ひ …ひどい !
どこ の ど いつ だ ?そんな あだ名 を つけ やがった の は !
( ため息 )
念のため もう 一 度 聞きます が ―
あなた は 本当 に 魔王軍 の 関係者 で は ない の です ね ?
魔王 の 幹部 と 交流 が ある だ とか そんな こと は …
ない です って そんな もの !
俺 が …
(ベル の 音 )
(セナ )あっ !
そんな 大層 な 男 に …N見え …ます か ?
(カズマ )しまった ウィズ は 魔 王 軍 幹部 だった
(ろう屋 が 閉まる 音 )
(カラス の 鳴き声 )
(カズマ )ああ …あ ああ …
(木づち の 音 )
(裁判長 )これ より 被告人 サトウ カズマ の 裁判 を 執り行う
(荒い 息 )
(カズマ )オエエッ !
エエウ …
緊張 し てる ん です ね
大丈夫 あの 検察 官 が 涙 目 に なる ぐらい ―
論破 し て やり ます よ
安心 しろ カズマ
今回 の 件 に 関して は お前 は 何も 悪く ない
(カズマ )頼もしい
とても 頼もしい …の だ が
ま ぁ この 私 に ドンと 任せれ ば いい と 思う の
(カズマ )こいつ が 問題 だ
(アルダープ の 咳払い )
(アルダープ )ふん …
ねえ ねえ 何 か 超 こっち 見てる んですけど
( ダク ネス ) あれ が 領主 の アルダープ だ
(裁判長 )で は 検察官 は 前 へ !
ん …うん っ !
(セナ )領主 と いう 地位 の 人間 の 命 を 脅かし た こと は ―
国家 を 揺るがし かね ない 事件 です
よって 被告人 サトウ カズマ に ―
国家 転覆 罪 の 適用 を 求め ます
証人 を ここ へ !
(カズマ たち )あ !
( カズマ ・ ダク ネス ) クリス !
(クリス )あ は は …N何 か 呼び出さ れちゃった
と いう こと で ―
クリス さん は 公衆 の 面前 で スティール を 使わ れ ―
下着 を はがれ た と …
間違い ない です ね ?
えっ と …間違い で は ない けど でも あれ は …
(魔法使い )私 見 た ん です !
(魔法使い )私 見 た ん です !
(カズマ )ひ っ !
(魔法使い )路地 で パンツ を 振り回し て いる ところ を …
その 男 と は ?
う … う う …
ヒュー ! !
(セナ )事実 だった という 確定 が 取れ た だけ で 結構 です
ありがとう ございます !
(セナ )ミツルギキョウヤ さん ―
あなた は 被告人 に 魔剣 を 奪われ 売り払われ た と
(ミツルギ )ま …まあ その とおり です
でも あれ は もと は と 言え ば 僕 から 挑 ん だ …
(セナ )ありがとう ございます !(ミツルギ )あの もう ちょっと しゃ …
(セナ )そして そちら の 2 人 は 魔剣 を 取り返そう と した 際 に ―
公衆 の 面前 で 下着 を はぐ ぞ と 脅さ れた の です ね ?
(フィオ )そう そう 脅さ れ た ん です
“俺 は 真 の 男女 平等 主義者 だ から ―”
“女の子 相手 でも ドロップ キック を 食らわ せ られる ”とか !
この ひきょう 者 !
(クレメア )そう なん です
“この 公衆 の 面前 で 俺 の スティール が さく裂 する ぞ ”とか !
(男性 1 )見 まし た !
確かに 怪しい 手 の 動き で …―
あれ は 怪しい 手 の 動き で し た !
ありがとう ございます !
(男性 2 )変態 だ (女性 )ひどい
(男性 3 )クズ だ …
(カズマ )マズ い !
いよいよ もって これ は マズ い ぞ …!
もう いい だ ろう さっさと 極刑 に しろ
(めぐみ ん )異議 あり !
カズマ の 性格 が 曲がって いる の は 認め ます
ですが こんな 証言 など 証拠 に も なり ません よ !
(カズマ )めぐみ ん !
カズマ が テロリスト だ と 言う なら ―
もっと まし な 根拠 を 持って きて ください
そう それ 根拠 よ !
根拠 ?よろしい でしょ う
1 つ !
デュラ ハン を 倒し た とは いえ ―
街 に 洪水 に よる 多大 な 被害 を 負わ せ
はっ!
2 つ !
街 の 近く で 爆裂 魔法 を 放ち 地形 や 生態系 を 変え ―
あま つ さえ この 数 日 に おい て は 深夜 に 騒音 騒ぎ を 起こし
はっ!
(カズマ )ダメ だ この 弁護人 たち
そして 3 つ !
被告人 は アン デッド に しか 使え ない スキル ―
“ドレイン タッチ ”を 使った と いう 目撃 情報 が あり ます !
(カズマ )は っ !
黙秘 だ !黙秘 権 を 行使 する の だ !
耳 を 塞いで も なかった こと に は できません よ !
最も 大きな 根拠 として ―
あなた に 魔王軍 の 者 と の 交流 は ない か と 尋ねました
その 際 魔 導具 が ウソ を 感知 し た の です
これ こそ が 証拠 で は ない でしょう か !?
もう ダメ !もう ダメ よ
カズマ さん 犯罪 者 だ よ !
神 よ !一体 どう し たら …
もう いい だ ろう
そい つ は 間違い なく 魔王 軍 の 関係者 だ
(カズマ )は っ !
でか した オッサン これ は チャンス だ !
わし の 屋敷 に 爆発物 を 送りつけた んだ ぞ
すぐに 死刑 に しろ !
違う !
俺 は 魔王軍 の 関係者 なんか じゃ ない !
テロリスト で も ない !
何 を いまさら
あなた の 証言 が ウソ で ある こと 確認 し て いる !
いい か しっかり 見 とけ よ !
言う ぞ 俺 は ―
魔王 軍 の 手先 でも テロリスト でも 何でもない !
そんな …
裁判 長 !
これ で は 検察官 の 主張 は 証拠 と 認める わけに は いきません ね
あ …
( ため息 )
(裁判 長 )ふむ …
よって 被告人 サトウ カズマ ―
あなた へ の 嫌疑 は 不十分 と 見なし 無罪 と …
(アルダープ )ダメ だ 裁判 長
(裁判 長 )アルダープ 殿 ?
わし に 恥 を かかせる 気 か
ん ー ?
あ …ああ …
何 だ よ それ 汚い だ ろ !
ふん !冒険者 風情 が !
(カズマ )これ だ から 中世 は …!
被告人 は 有罪 よって 判決 は ―
死刑 に …
おかしい だ ろ ぉ ー っ !
(ダクネス )裁判 長
私 の 話 を 聞い て もらえ ない だろう か
ダク ネス
(裁判 長 )それ は ―
ダスティ ネス 家 の 紋章 !
チッ !
ダスティ ネス 家 って …
国王 の 懐刀 と いわ れる 名家 です よ
(荒 くれ 者 )あの お嬢さん ―
最初 から 何 か ある と 思って い た が
まさか な
せっかく 黙って て やった のに
ヤツ は こう かつ だ
こう で も しない と 死刑 に さ れ て い た ぞ
(カズマ )ん …
(ダクネス )この 裁判 私 に 預からせて は くれない だろうか
う ぬ ぬ …
なかった こと に し て くれ と 言って いる の で は ない
時間 を もらえれば この 男 の 潔白 を 必ず 証明 し て みせる
いくら ダスティ ネス 家 の 威光 が あろう と …
これ は 私 から あなた へ の 借り に なる
だから 私 に できる こと なら 何でも 1 つ 言う こと を 聞こ う
う お ー っ
う へ ぇ …何でも ?
(ダクネス )そう 何でも だ
(冒険者 1 )ダクネス さん (冒険者 2 )ダクネス …
(セドル )そ …そうだ !カズマ は 悪く ない
(ガリル )割引 券 も くれたし な
裁判 なんて クソ くら え だ
カズマ ! カズマ !
( 冒険者 たち ) カズマ ! カズマ ! カズマ ! カズマ ! カズマ …
静粛 に !静粛 に !
う ~…
( めぐみ ん ・ アクア ) う わ ぁ …
静粛 に !
静粛 に って 言って ん だろう が ボケーッ ! !
(ダスト の 叫び声 )
(裁判 長 の 咳払い )
ほかなら ぬ ダスティ ネス 家 の ご 令嬢 の 頼み
あなた の 言葉 を 信じ ましょう
(裁判長 )被告人 サトウ カズマ の 判決 を 保留 と する
(観衆 )おお ~!(カズマ )は ~っ
やった わ ね !カズマ
よく 分かん ない けど ―
死刑 じゃ ない って こと は めでたい って こと よ ね
ヨッ!祝いの花鳥風月~
フッ !私 の 頭脳 と 弁護 が ―
功 を 奏し まし た ね
お前 ら は 早々 に 諦めて た だろ
(カズマ )今日 ばかり は 礼 を 言わない と な …へ へっ
まだ 油断 は でき ない
だが アルダープ の こと は ―
任せ て おけ
(カズマ )大丈夫 か よ ?
あの オッサン お前 を 見る 目 が ヤバかった ぞ
すごい こと 要求 さ れ ちゃ うん じゃない の か ?
おおっ! す … すごい こと !
(荒い 息 )
(カズマ )俺 の 心配 を 返せよ
(ダクネス )あ …いや 大丈夫 だ
では 行って くる
(カズマ )ララ ティーナ
(ダクネス )その 名 で 呼ぶ な !
何 なん だ …もう ぶ …ぶっ 殺し て やる
(カズマ )フッ …
(カズマ )俺 に 課せられた 使命 は 2 つ
1つ は 俺 が 魔王軍 の 手の者 で はない と ―
証明 する こと
そして 2 つ 目 は 領主 の 屋敷 の 弁償 だ
理不尽 な 要求 だ けど ―
かばって くれ た ダク ネス の ため に も ―
やる しか ない
ここ から 俺 の 冒険 の ―
第 2 章 の 始まり だ !
( 足音 )
( 足音 )
(カズマ )う わっ !
( 兵士 ) 裁判 所 の 命 ( めい ) に より ―
被告人 の 借金 を 私財 より 差し押さえ と する こと と なった !
( 泣き声 )
(カズマ )俺 の 冒険 の ―
第 2 章 の …始まり だ
♪~
~ ♪