ソードアート ・オンライン 03 赤 鼻 の トナカイ
我ら 月夜 の 黒 猫 団 に 乾杯
乾杯
ん でも って 命 の 恩人 キリト さん に 乾杯
乾杯
か 乾杯
ありがとう
サンキュー
助かった よ
ありがとう
本当に ありがとう
いや そんな
すごい 怖かった から
助け に きて くれた 時 本当に 嬉しかった
あの キリト さん
大変 失礼 だ と 思う んです けど レベル って いくつ くらい な んですか
20 くらい
え 俺 たち と あまり 変わら ない のに
ソロ なんて すごい で すね
ケイタ 敬語 はや めに しよう
ソロ って 言って も 一匹 だけ の 敵 を 狙って ばかり さ
効率 は 良く ない
そう そう か
じゃあ さ キリト
急に こんな こと 言って なんだ けど
よかったら うち の ギルド に 入って くれ ない か
前衛 が できる の は メイス 使い の テツオ だけ で さ
こいつ サチ って いう んだ けど
前衛 が できる 盾 持ち 片手 剣士 に 転向 させよう と 思ってる んだ
でも 勝手 が よく 分から ない みたいで さ
ちょっと コーチ して やって くれ ない か なあ
何 よ 人 を みそ っか す みたいに
だって さ 急に 前 に 出て 接近戦 やれ って 言われて も おっかない よ
盾 の 陰 に 隠れて りゃ いいん だって
まったく お前 は 昔 っ から 怖がり すぎる んだ よ
いや うち の ギルド
リアル で は みんな 同じ 高校 の パソコン 研究 会 の メンバー な んだ よね
あ でも 心配 し なくて いい よ
キリト も すぐ 仲良く なれる よ 絶対
なあ
うん
じゃあ 仲間 に 入れて もらおう かな
よろしく
一緒に 頑張ろう な
サチ 一 度 下がる んだ
テツオ スイッチ
よっ しゃ ー
おめでとう やった な
攻略 組 第 28 層 突破 か
すげ え な
ねえ キリト 攻略 組 と 僕たち は 何 が 違う んだろ
うーん 情報 力 かな
あいつ ら は 効率的 に 経験値 を 稼ぐ 方法 とか 独占してる から さ
そりゃ そういう の も ある だろう けど さ
僕 は 意思 力 だ と 思う んだ よ
意思 力
仲間 を
いや 全 プレイヤー を 守ろう って いう 意思 の 強さ って いう かな
僕ら は 今 は まだ 守って もらう 側 だ けど
気持ち じゃ 負け ない つもりだ よ
もちろん 仲間 の 安全 が 第 一 だ
でも いつか 僕ら も 攻略 組 の 仲間 入り を し たい って 思う んだ
そ っ か そう だ な
リーダー 格好いい
俺 たち が 聖 竜 連合 や 血盟 騎士 団 の 仲間 入り って か
なんだ よ 目標 は 高く 持とう ぜ
まず は 全員 レベル 30 な
無理 だ よ
もし 黒 猫 団 が 急 成長 し 最前線 に 加われば
ケイタ の 理想 は 閉塞的 な 攻略 組 の 空気 を 変える かも しれない
みんな に 報告 が ある
今回 の 狩り で なんと 20万 コル たまりました
そろそろ 俺 たち の 家 を 持つ こと も 夢 じゃない な
ねえ ねえ サチ の 装備 整えたら
そう だ な
う うん 今 の まま で いい よ
遠慮 すんな よ
いつまでも キリト に ばかり 前衛 を やらせる の は 悪い しさ
ごめん ね
俺 は かまわない よ
気 に しな いて いい
悪い な キリト
サチ 転向 が 大変な の は わかる
でも な も うち ょい だ
みんな で 頑張ろう ぜ
うん
クライン
キリト じゃ ねえ か
おい 雑魚 は 任せた ぞ
おお
最近 見かけ ねえ と 思ったら
こんな 夜中 に レベル 上げ かよ
お めえ その マーク
ひょっとして ギルド の
あ ちょっと な
おい 次 狩って いい ぞ
じゃあ な
った く よ
まだ 気 に して ん の か
ケイタ です
サチ が 出て った っきり 帰って こない んだ
僕ら は 迷宮 区 に 行って みる
キリト も なに か わかったら 知らせて ほしい
サチ
サチ
キリト
みんな 心配 し てる よ
ねえ キリト
うん ?
一緒に どっか 逃げよ
逃げる って 何 から
この 街 から
モンスター から
黒 猫 団 の みんな から
ソードアート ·オンライン から
そ それ は 心中
それ も いい かも ね
う うん ごめん 嘘
死ぬ 勇気 が ある なら
安全な 街 中 に なんて 隠れて ない よ ね
ねえ なんで ここ から 出られない の
なんで ゲーム な のに ほんとに 死な なきゃ ならない の
こんな こと に 何の 意味 が ある の
多分 意味 なんて ない と 思う
私 死ぬ の 怖い
死ぬ の が 怖い
怖くて この頃 あまり 眠れ ない の
キミ は 死な ない よ
本当に
なんで そんな こと が 言える の
黒 猫 団 は 充分 強い ギルド だ
安全 マージン も 平均 以上 に 取って いる
それ に 俺 と テツオ が いる んだ し
サチ が 無理に 前衛 に 出る 必要 も ない
ほんとに 私 は 死な ず に 済む の
いつか 現実 に 戻れる の
ああ 君 は 死な ない
いつか きっと この ゲーム が クリア される 時 まで
どうぞ
ごめん ね やっぱり 眠れ なくて
この ギルド に いれば 安全 だ
いつか きっと 現実 世界 に 帰れる
サチ の ように 死 に 怯える プレイヤー は たくさん いる のだろう
それ でも 笑って 泣いて
必死 に この 世界 を 生きて いる
そんな の 考えた こと も なかった
キリト
大丈夫 キミ は 絶対 に 生き延びる
キミ たち は 絶対 に 俺 が 守る から
じゃあ 行って くる
転移 始まり の 街
マイホーム 買う って さ こんなに 感動 する もん だ な
おやじ くせ えん だ よ
なあ ケイタ が 家 を 買い に 行ってる 間に さ 少し 稼ごう よ
あ 家具 を 買う の
じゃあ ちょっと 上 の 迷宮 に 行く か
いつも の 狩り 場 で いい んじゃ ない か な
上 なら 短 時間 で 稼げる よ
俺 たち の レベル なら 安全 だって
言った ろ 俺 たち なら 余裕 だって
もう 少し で 最前線 に 行ける かも な
あっ たぼう よ
隠し 扉 こんな 所 に
トレジャーボックス だ
ま 待て
トラップ だ
みんな 脱出 する んだ
転移 タフト
転移 タフト
クリスタル が 使え ない
クリスタル 無効 化 エリア か
テツオ
畜生
サチ
キリト
サチ
随分 と 無茶 な レベル 上げ を している そう じゃないか
新しい 情報 が 入った の か
金 を 取れる ような もん は ない な
情報 屋 の 名 が 泣く ぜ
ベータテスト に も なかった 初めて の イベント だ
情報 の 取り よう が ね ー よ
クリスマスイブ つまり 今日 の 深夜 に
イベントボス 背 教 者 ニコラス が 出現 する
ある モミ の 木 の 下 に な
有力 ギルド の 連中 も 血眼 で 探して ん ぞ
お前 目星 ついて んだ ろ
さあ な
まじ に ソロ で 挑む 気 か
この 世界 で 死者 の 復活 は ありえない
だが 背 教 者 ニコラス は
プレーヤー の 蘇生 アイテム を ドロップ する と言う 噂 が ある
ソロ で 挑めば おそらく 俺 は
死ぬ
誰 の 目 に も 止まら ない 場所 で
いかなる 意味 も 残さ ず に 死ぬ だろ
ビーター の お前 が 僕達 に 関わる 資格 なんて なかった んだ
そう だ 俺 が
俺 の 思い上がり が
君 達 を 殺した
俺 が 自分 の レベル を 隠して さえ い なければ
もし 俺 が ニコラス を 倒す こと が できれば
サチ も 魂 は 戻り 彼女 の 最後 の 言葉 を 聞く こと が できる
どんな 言葉 で 罵ら れよう と
俺 は それ を 受け入れ なくて は ならない
つけて た の か
まあ な 蘇生 アイテム 狙い か
ああ
ガセネタ かも 知れ ね ーアイテム に 命 かけて ん じゃ ね ー よ
この デスゲーム は マジ な んだ よ
ヒット ポイント が ゼロ に なった 瞬間 現実 世界 の 俺たち の 脳 も ...
黙れ よ
ソロ 攻略 なんて 無 茶 は 止めろ よ
俺 ら と 組む んだ
蘇生 アイテム は ドロップ させた 奴 の 物 で 恨みっこなし
それ で 文句 ね ー だ ろ
それ じゃ 意味 ない んだ よ
俺 一人 で やらなきゃ
オメエ を よ こんな とこ で 死なす わけに は い かねー んだ よ
キリト
お前 も つけ られた な クライン
そう 見て ー だ な
聖 竜 連合 かよ
レアアイテム の ため なら やばい こと も やる 連中 だ ぞ
どう する
俺 は
くそったれ が
行け キリト
クライン
行く んだ ここ は 俺 たち が 食い止める
うる せ ー よ
キリト
それ が 蘇生 アイテム だ
なに なに 対象 の プレーヤー が
十 秒 以内
次に お前 の 目の前 で 死んだ やつ に 使って やって くれ
キリト
キリト よ
オメエ は オメエ は 生きろ よ
最後 まで 生きろ よ 生きて くれ
じゃあ な
サチ
メリークリスマス キリト
君 が これ を 聞いて いる とき 私 は もう 死んでる と 思います
なんて 説明 したら いい の か な
えっ と ね 本当の こと を 言う と
私 始まり の 町 から 出 たく なかった の
でも そんな 気持ち で 戦って たら
きっと いつか 死んで しまう よ ね
それ は 誰 の せい で も ない
私 本人 の 問題 な んです
キリト は あの 夜 から ずっと 毎晩 毎晩
私 に 「絶対 死な ない 」って 言って くれた よ ね
だから もし 私 が 死んだら キリト は すごく 自分 を 責める でしょう
だから これ を 録音 する こと に し ました
それ と 私 本当 は キリト が どれ だけ 強い か 知ってる んです
前 に ね 偶然 覗いちゃった の
キリト が 本当の レベル を 隠して 私 達 と 一緒に 戦って くれる わけ は
一生懸命 考えた んだ けど よく 分かり ませ ん でした
でも ね 私 君 が すっごく 強い んだって 知った 時
嬉しかった すごく 安心 できた の
だから もし 私 が 死んで も
キリト は 頑張って 生きて ね
生きて この 世界 の 最後 を 見届けて
この 世界 が 生まれた 意味 私 みたいな 弱虫 が ここ に 来ちゃった 意味
そして 君 と 私 が 出会った 意味 を 見付けて ください
それ が 私 の 願い です
大分 時間 余っちゃった ね
じゃあ せっかく クリスマス だし 歌 を 歌う ね
じゃあ ね キリト
君 と 会えて 一緒に い られて
本当に よかった
ありがとう
さよなら