Youjo Senki (TheSagaofTanyatheEvil) Episode 7
(アンソン )分かって くれ メアリー
都市 部 に まで 戦火 が 及ぶ の も 時間 の 問題 だ
今 の うち に 国 外 へ 避難 し た ほうが いい
(メアリー )お 父さん は ?
( アン ソン ) すま ん
私 は いい 父親 で は なかった な
う うん いい お 父さん だ よ
あっ でも お ヒゲ は そって
ああ そう だ な
メアリー お 母さん を 助けて あげなさい
体 に は 気 を つける ん だ ぞ
うん
すまない な
(アンソン の 妻 )ご 武運 を
(メアリー )お 父さん !
少し 早い けど クリスマス プレゼント 大切 に し て ね
(グンナー )スー 大佐
(アンソン )グンナー 少佐
(グンナー )娘 さん から です
( アン ソン ) これ は … N ( グンナー ) 新型 の 短 機関 銃 です ね
どうして 娘 が こんな 物 を …
祖国 の ため に 戦う 父親 を 支え たい …Nそう 思って いた の で は ?
“ アン ソン ・ スー ”
大佐 殿 の イニシャル です ね
♪ ~
~ ♪
(ターニャ )故 に 戦線 を 意図的 に 後退 させ しめ ―
北方 軍 に おける 兵站 ( へ い た ん ) の 距離 的 な 負担 を 軽減
結果 として 春季 以降 の 攻勢 計画 を 容易 たらしめる と 確信 し ます
(シュライゼ )うーん …
(ルーデルドルフ )やはり 実際 の 現場 で 働く 士官 の 提言 は
なかなか 斬新 です なあ
それ で ?北方 方面 軍 として の 見解 は
デグレチャフ 少佐 …だった か
(ターニャ )はい
(シュライゼ )貴 官 は 越冬 を 想定 し て いる よう だ が ―
これ 以上 の 長期 戦 は 望ましく ない
早期 解決 こそ が 当面 の 課題 だ
しかし 攻勢 に 出た ところ で 物資 が 枯渇 し
程なく 攻勢 限界 に 直面 し ます
物資 と 兵員 を 浪費 し 敵 を 喜ばせる 義理 も ありませ ん
少なくとも 3 週間 の 攻勢 は 可能 だ
正面 戦力 さえ 撃破 し え れば よい
共和国 や 連合王国 の 介入 に より 敵 の 抵抗 は 頑強 です
とても 短 期間 で 打破 し うる と は 思え ません
もう よい !
小 官 の 義務 と して 断固 異議 を 申し立てます
このまま で は 現場 の 部隊 に 甚大 な 負担 を 及ぼす ばかり か と
そこ まで だ !我々 が 現場 を 軽視 し て いる と でも 言う つもり か !
軽率 な 発言 は 控え たまえ !
失礼 しました
西方 で は 友軍 が 泥 を すすって 飢え に 苦しんで おり まし た が
ここ 北方 の 司令部 は 随分 と 恵まれ て いる よう で した ので つい …
(シュライゼ )き …貴様 !そこ まで 言う なら 西方 に 帰れ !
臆病 者 は 無用 だ !
それ が 北方 方面 軍 の 総意 で あり ましょうか ?
(シュライゼ )くどい !(ターニャ )で は …
失礼 いたし ます
う ぐ ぅ …
(ドア の 開閉 音 )
(ターニャ )なぜ お 止め に ならない の です か
現状 で の 全面 攻勢 など 無謀 破たん は 目 に 見え て おり ます が
少佐 私 は 本音 で 話し て ほしい
形式 的 な 意見 具申 の 姿勢 は 必要 な い
(ターニャ )閣下 謹んで 申し上げます が ―
小 官 は 参謀 将校 です
せっかく の ご 諮問 で は あり ます が ―
先達 に 対 する 形式的 儀礼 上 沈黙 すべき と 愚考 いたします が
フッ なかなか 辛辣 ( しんらつ ) な 意見 表明 だ な
よろしい で は 本題 に 入ろう
仮に だ 方面 軍 の 言う 攻勢 計画 を 遂行 する と したら ―
どの よう な 意味 を 見いだす ?
(ターニャ )西方 ライン 戦線 の 助攻 と して は
多少 の 意味 を 持つ でしょ う
共和国 へ の 攻撃 準備 が ごまかせる 可能性 が あり ます
うまく すれ ば 西方 の 負担 を 軽く する こと も あり うる ので は ?
お 言葉 で は あり ます が 厳しい か と
ライン 戦線 に 影響 する ほど の 増援 を 共和国 が 送り込む とは 思えません
(ルーデルドルフ )うむ …
その ような 観点 から する と ―
全面 攻勢 は あくまで ―
協商 連合 に 対 する 陽動 作戦 と 見る べき でしょ う
前線 へ の 攻勢 を 陽動 と 見る ならば ―
その 真意 は 敵 の 後方 を 抑える こと に ある か と … ん っ
後方 ?
後方 …後ろ ?背後 …
どう し た の か ね 少佐
つまり 今回 の 攻勢 計画 は
上陸 の ため の かく乱 が 目的 ?
(レル ゲン )どこ で 耳 に し た
はっ …何 が でしょう か ?
上陸 作戦 の こと だ ゼートゥーア 閣下 から 聞い た の か !
信じ られ ん …
(ルーデルドルフ )驚き だ な
一部 の 将校 しか 知ら ない 作戦 を 言い当てる と は
目下 の 情勢 から 一案 として 有効 だ と 判断 し た まで で あり ます
ふむ …やはり 貴様 を 使う こと に しよう
二〇三 大隊 は 上陸 作戦 に 先立ち 全軍 の 先鋒 ( せ ん ぽ う ) だ
はっ!拝命いたしました
(ルーデルドルフ )言う まで も なく 本 作戦 は 戦略 上 の 奇襲 に 近い
よって 攻撃 目標 に つい て も
敵 の 想定 を 超えた 地域 で なければならん
と 言う と …
オース ・ フィヨルド だ
絶景 だ な
入り組んだ 狭い フィヨルド に 多くの 岬 と 島々
岸壁 も 高く 点在 する 20 門 の 砲台 で どこ から でも 狙え る
列 強国 の いかなる 艦隊 だろう と この 海 は 破れ まい よ
まさに 天然 の 要塞 です ね
我々 が 防衛 に 当たる 必要 も ない の で は ?
と は 言え 守備 隊 は 必要 だろう
増 派 さ れた の が 我々 1 個 大隊 のみ と は
ちと 気 に 入らん
しかたない でしょう
前線 で は 帝国 軍 の 冬季 攻勢 が 開始 さ れ た そう です
上層 部 も 手 いっぱい と いう わけ か
(部隊長 )諸君 !祖国 の ため に よくぞ 立ち上がって くれた !
若き 諸君 ら の 力 が あれ ば 勝利 は 確実 で ある !
既に 栄誉 は 約束 さ れ て いる !
死 を も 恐れ ぬ 奮戦 を 期待 する !(学徒 兵 たち )は っ !
( アン ソン ) もはや 我が国 は ―
若者 に “死んで くれ ”と しか 言えぬ 状況 だ
なれ ば こそ ―
大人 の 我々 も 戦い 続け ね ば なる まい
(ターニャ )やれ なく は ない …か
(パイロット )目標 地点 接近
エンジン カット 滑空 態勢 に 入ります
総員 !降下 用意 だ !(隊員 たち )は っ !
繰り返し に なる が 本 作戦 は 奇襲 性 を 重んじる
フィヨルド 制圧 の タイム リミット は 30 分 だ
セレブリャコーフ 少尉 貴 様 も 予備 指揮 官 だ
私 と 各 中尉 の シグナル を ロスト し た 場合 撤退 を 指揮 しろ
(ヴィー シャ )撤退 …で あり ます か
私 と 中尉 連中 を ロスト する 時点 で
作戦 は 失敗 だろう
そこ まで 重 装備 の 敵 が 出 て くれ ば 成算 は ない
まったく …N鉱山 の カナリア の 気分 だ な
( ヴァイス ) で は せいぜい 可憐 ( かれん ) に 鳴 い て みせる と し ま しょ う
(ケーニッヒ )はて …どう 鳴け ば よい の やら
(ノイマン )ピヨピヨ です か ねえ ?
貴様 ら の 鳴き声 など 聞き たく も ない さっさと 行動 に 備えろ
(ターニャ )さて 諸君
航空 魔 導師 として の 本領 を 発揮 する 時 だ
(ターニャ )準備 は よい な !(隊員 たち )は っ !
よろしい …降下 !
(通信 機 の ノイズ 音 )
(アンソン )どういう こと だ !(通信兵 )分かりません
なぜ か 哨戒 船 から の 定時 連絡 が 途絶え て おり まし て …
機材 の 故障 か ?
哨戒 ライン の 他 の 船 は どう だ ?
(ノイズ の 音 )
(通信兵 )同じ です 3 隻 とも 反応 が ありませ ん
何 だ と ?
(爆撃 音 )
何 だ と ?
(爆撃 音 )
(アン ソン )な っ …
(爆撃 音 )
(アン ソン )な っ …
今 の は !?
(爆撃 音 )
次 だ !急げ !
(ケーニッヒ )砲撃 術 式 用意 !
撃て ー !
(発射 準備 を する 音 )
( 協商 連合 兵士 ) ハァ … う う …
(協商 連合 兵士 )敵 襲 …敵 襲 !
どっどこ から 現れ た ! ?
空挺 ( くう て い ) 降下 だ
(グンナー )クソッ とにかく 出撃 だ !
(協商 連合 兵士 )湾岸 部 の 各 砲台 が 交戦 中 !
(グンナー )増援 の 要請 だ !すぐに 鉄道 で 送らせろ !
なぜ 砲台 だけ を …
(ヴィー シャ )大 隊長 !敵 の 増援 です !
大隊 規模 の 魔導 部隊 が 急速 接近中 !
対応 が 早い な 第 1 中隊 !迎撃 準備 だ !
(ヴァイス )少佐 殿 !1 個 中隊 で は 危険 すぎます !
こちら は こちら で 何とか する !
貴様 は さっさと 砲台 を 黙らせろ !
う …了解 です !
(ターニャ )第 1 中 隊 続け !
(ターニャ )気乗り は し ない が ―
部下 が やら れ て 敵 に 頭 を 抑えられる より は マシ だ
(協商 連合 魔 導師 )迎撃 上がって きます !
敵 およそ 中隊 規模 !
中隊 規模 だ と ?ケッ なめられた もの です ね !
切り込む ぞ !接近 戦 だ !
( レル ゲン ) 既に 北洋 艦隊 は 敵 の 哨戒 ライン を 越え た はず です が ―
もし 30 分 で 砲台 を 制圧 でき なけれ ば ―
艦隊 は 引き返す しか …
(ルーデルドルフ )その 場合 は 極めて 実戦 的 な ―
史上 最大 の 上陸 演習 作戦 だ な
我々 の 面目 も 丸つぶれ だ
頭 を 抑えろ !
頭 を 抑え られる な !
高度 を 落とす な !蹴散らせ !
(ターニャ )砲台 の 無力化 は まだ か !
(ヴァイス )残り は !(グランツ )まだ です !
(協商 連合 兵士 )来た ぞ !撃て ー !
(グランツ )敵 魔 導師 を 確認 !このまま で は 時間 が …
とにかく 撃て !手 を 動かせ !
(協商 連合 兵士 たち の 叫び声 )
脱落 者 多数 ! 押さ れ て い ます !
増援 が 来る まで 持ちこたえろ !
しかし !このまま …
な っ …
グンナー 少佐 !
あ あっ !
オーバーワーク も 甚だしい が
契約 が 違う と 飛び去る わけ に も いかん し なあ
( アン ソン ) 神 よ …
なぜ です か …
なぜ … なぜ ヤツ が ここ に ! ?
う お ぉ ー !
邪魔 だ !
あ あっ !
ハァ …
逃げ たら キャリア が 消える し なあ
(通信 機 から の 音声 )あっ
(アンソン )何 !?(ターニャ )すばらしい !
定時 帰宅 だ
(ヴァイス )繰り返す
各 中隊 砲台 の 無力化 に 成功 !
( アン ソン ) ああ …
(大隊長 )状況 を 通達 !現在 友軍 の 守備隊 は 劣勢 !
至急 沿岸 部 に 向かい 支援 任務 に 当たる
よって … N (爆撃 音 )
任務 は 終了 だ !総員 撤収 !
く …くう ぅ …
まだ だ !
まだ 終われ は し ない !
追撃 です !1 体 来ます !
チッ 狂信 的 な 愛国者 め !
あの 速度 なら 相当 な 運動 エネルギー だ な
主 よ 父 と 子 の 名 の 下 に 裁き の 雷 ( いか ず ち ) を 落とし たまえ
神 よ 願わくば ―
我 に あの 悪魔 を 討ち 滅ぼす 力 を 与え たまえ !
祖国 よ !なんじ を 決して 滅ぼす もの か !
ぐ えっ …ぐ あ あっ
ん ?この 顔 は どこ か で …
ハァ …う っ …あ …
フゥ …まあ いい か
メ … メアリー …
フゥ …ん ?
ふむ 少し 早い が
自分 へ の クリスマス プレゼント に ちょうど いい な
(帝国 兵士 たち の 雄 たけび )
( 隊長 ) 鉄道 を 押さえろ ー ! 物資 も だ !
(隊員 たち )かんぱ ~い !
(隊員 たち の 話し声 )
絶景 だ な
( カゾール ) まだ … N まだ 敗北 が 確定 し た わけ で は …
う っ …
(レル ゲン )北洋 艦隊 は 揚陸 に 成功
既に オース 市 の 鉄道 を 制圧 し た そう です
これ で 敵 の 鉄道 を 使って 物資 の 補給 も できる
(ゼートゥーア )相変わらず 大胆 な こと だ
敵 の 尻 を 後ろ から 蹴り 飛ばす と は な
今後 は 前方 と 後方 から の 挟撃 も 可能 と なる
長引 い て い た 戦線 の 処理 も 確実 だろう
少し 気 は 早い が まさに ―
“決定 的 な 一撃 ”という わけ だ
♪ ~
~ ♪
(ラジオ 音声 )続いて は 世界 情勢
DC放送 発表 ノル デン 地方 の 戦況 報告 です
昨年 12 月 帝国 軍 は 協商 連合 北部 ―
オース ・ フィヨルド へ の 上陸 侵攻 を 決行
沿岸 部 の 守備隊 は 壊滅 し 多く の 死傷者 が 出た もよう です
オース 市 を 制圧 後 は ―
北部 南部 から の 大規模 攻勢 に より ―
同国 首都 を 事実上 の 占領下 に おい た と の こと です
協商 連合 の 降伏 が 行わ れ る の も 時間 の 問題 と 見られ て おり ―
今後 も 情勢 が 注目 さ れ て い ます