うどん
これ は 、うどん が まだ 、大変 珍しかった 頃 の お話 です 。
うどん を ごちそう する と 、 和尚 さん や 村人 たち が 、 庄屋 ( しょうや → 村長 ) さん の ところ ヘ 呼ば れ まし した 。 です が 、 みんな は うどん を 食 ベ る の が 初めて で 、 どうして 食 ベ たら いい の か わかりません 。 そこ で 村人 たち は 、和尚さん の まね を する こと に いたし ました 。 みんな が 注目 する 中 、和尚 さん は うどん に 汁 を かけて 、つるつるっと すすり ました 。 (おおっ、ああやって食べるのか)それを見て村人たちも、うどんに汁をかけて、つるつるっとすすりました。 ところが その うち 、 和尚 さん が 、 「 は 、 はっ、 は ー くし ょん ! 」と 、大きな くしゃみ を した のです 。 する と 、どう でしょう 。 うどん が 鼻 の 穴 から 飛び出して 、鼻水 の 様 に ぶらーん と たれ下がり ました 。 それ を 見た 村人 たち も 、 急いで 、 「 は 、 はっ、 は ー くし ょん ! 」と 、やった のです が 、うどん は なかなか 鼻 の 穴 から 出て きません 。 あっち でも 、 「 は 、 はっ、 は ー くし ょん ! 」こっち でも 、「は 、はっ 、はー くしょん ! 」何度 やって も 、うまく 出て こない ので 、「えーい 、めんどうだ 」と 、村人 たち は うどん を 手づかみ に して 、鼻 の 穴 に 無理矢理 ねじ込んだ という こと です 。
おしまい