鉄びん
ある 家 に 古 道具 屋 が 来て 、 家 の がらくた 道具 を 買って い ました 。 ところが この 道具 屋 、 昼寝 を して いた 親父 さん の はげ 頭 を やかん と 間違えて い い ました 。 「 これ は 良い 色つや の やかん です な 。 きっと 値打ち 物 でしょう 。 ついでに それ も 、 お 売り くだされ 」 する と それ を 聞いた 親父 さん は 目 を 覚ます と 、 「 いくら 、 頭 が まる はげ だ から と いって 、 頭 と やかん と 間違える と は 何事 だ ! 出て 行け ! 」 と 、 古 道具 屋 を 追い返し ました 。 そして 自分 の 頭 に すみ を 塗って 、 「 よし 、 これ で もう 、 やかん と 間違え られる 事 は ない 」 と 、 また 昼寝 を 始め ました 。 する と そこ ヘ 別 の 古 道具 屋 が やって 来て 、 こう 言った のです 。 「 これ は 見事な 鉄びん です な 。 ぜひとも 、 その 鉄びん を お 売り くだされ 」
♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )