サル が にる
サル が にる
ある ところ に 、 サル に そっくりな 顔 の 殿さま が い ました 。 ある 時 、 殿さま が 家来 に 尋ね ました 。 「 おい 、 三 太夫 ( さん だ ゆう )。 わし が 歩いて いる と 、 見る 人 、 見る 人 が 、 わし の 事 を 『 サル じゃ 、 サル じゃ 』 と 言う が 、 わし の 顔 は 、 そんなに サル に 似て おる の か ? 」 する と 三 太夫 は 、 言葉 を 選び ながら 言い ました 。 「 それ は 、 とんでもない 事 で ござ り ま する 。 どうして 殿さま の お 顔 が 、 サル に 似て おり ましょう 。 実は サル め が 、 殿さま の お 顔 を 真似 して いる ので ございます 」 する と 殿さま 、 満足 そうに 言い ました 。 「 うむ 、 そう であろう 、 そう であろう 」
♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )