×

Utilizziamo i cookies per contribuire a migliorare LingQ. Visitando il sito, acconsenti alla nostra politica dei cookie.

Saldi di Capodanno Fino al 50% di sconto
image

江戸小話, 金のとりい

金のとりい

金 の とりい

金蔵 ( か ねぞう ) さん の ところ の おかみ さん が 、 大変な 難産 ( なんざん → 出産 が 大変な 事 ) でした 。 そこ で 近所 の 人 たち が 、 医者 よ 産婆 ( さんば → 出産 を 助け 、 産 婦 や 生 児 の 世話 を する 女性 。 助産婦 の 旧 称 。 ) よ と 、 大騒ぎ を して いる と 、 たまりかねた 金蔵 さん が いきなり 井戸ばた へ 飛び出す と 、 頭から 水 を かぶり 始め ました 。 「 神さま 。 どうか 安産 ( あんざん → 無事に 子ども が 産まれる 事 ) する 様 に お 願い し ます 。 お礼 に 、 きっと きっと 、 金 の 大 とりい を 差し上げ ます ので 」 それ を 聞いた おかみ さん は 、 慌てて 金蔵 さん に 言い ました 。 「 お前 さん 、 そんな 馬鹿な 事 を 言う もん じゃ ない よ 。 わたし が 安産 した から って 、 どう やって 金 の とりい なんか こしらえる の さ 」 する と 、 金蔵 さん が 言い ました 。 「 やかましい 、 わし が 神さま を 騙して いる うち に 、 早く 産んで しまえ 」

とにかく 、 赤ちゃん は 無事に 産まれた そうです 。

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )

Learn languages from TV shows, movies, news, articles and more! Try LingQ for FREE