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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を!あぁ、駄女神さま … – Text to read

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を!あぁ、駄女神さま (7)

Avanzato 2 di giapponese lesson to practice reading

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この 素晴らしい 世界 に 祝福を !あぁ 、駄女神さま (7)

アクア の 話 で は 、クエスト は 四 人 から 六 人 で パーティー を 組んで 行う もの らしい 。

な ので 、普通の 冒険者 の 相場 だ と 、一日 から 二日 を かけて 命懸け で 戦い 、カエル 五 匹 の 取引 と 報酬 、合わせて 十二万五千 円 。 五 人 パーティー だった と して 、一人 当たり の 取り分 が 二万五千 円 。

……割に 合わね ー 。

クエスト が 一日 で 済めば 日当 二万五千 円 。

これ だけ 見れば 一般 人 に しては いい 稼ぎ に 思える かも しれない が 、命懸け の 仕事 に しては 割に 合っていない 気 が する 。

事実 、今日 なんて カエル が もう 一匹 湧いて たら 俺 も 食わ れて 、誰 も 助ける こと が できず 、あっさり 全滅 して いた だろう 。

考えた だけ でも ゾッと する 。

一応 ほか の クエスト に も 目 を 通す と 、そこ に 並んで いた クエスト は ……。

『──森 に 悪影響 を 与える エギル の 木 の 伐採 、報酬 は でき 高 制 ──

──迷子 に なった ペット の ホワイトウルフ を 探して 欲しい ──

──息子 に 剣術 を 教えて 欲しい ──※要 、ルーンナイト か ソードマスター の 方 に 限る 。

──魔法 実験 の 練習 台 探して ます ──※要 、強靭な 体力 か 強い 魔法 抵抗力 …………』

うん 。

この 世界 で 生きて いく の は 甘く ない 。

冒険 開始 二 日 目 に して 、もう 日本 に 帰り たく なって 来た 。

「……すま ない 、ちょっと いい だろう か ……?」

近く の 椅子 に 座り 、俺 は 軽い ホームシック に なっている と 、背後 から ボソリ と 声 が かけられた 。

異世界 の 現実 を 見せつけられ 、なんだか ぐったり して いた 俺 は 虚ろ な 目 で 振り向いた 。

「なんで しょ …………うか …………」

そして 、俺 は 声 の 主 を 見て 絶句 した 。

女 騎士 。

それ も 、とびきり 美人 の 。

パッと 見た 感じ 、クールな 印象 を 受ける その 美女 は 、無表情に こちら を 見て いた 。

身長 は 俺 より 若干 高い 。

俺 の 身長 が 165 センチ 。

それ より 少し 高い と なる と 170ぐらいだろうか。

頑丈 そうな 金属 鎧 に 身 を 包んだ 、金髪 碧眼 の 美女 だった 。

俺 より も 一 つ 二 つ 年上 だろう か 。

鎧 の せい で その 体型 は 分からない が 、その 美女 は 、何だか とても 色気 が あった 。

クール な 顔立ち な のに 、何 だろう 、被虐心 を 煽る と言うか …… 。

……っと 、いかん 、見惚れて どう する 。

「あ 、えーっと 、何 で しょうか ?」

同い年 みたいな アクア や 年下 なめ ぐみん と 違い 、年上 の 美人 相手 という 事 で 緊張 し 、若干 上擦った 声 に なって しまう 。

長い 引き篭もり 生活 の 弊害 だ 。

「 うむ ……。 この 募集 は 、あなた の パーティー の 募集 だろう ? もう 人 の 募集 は して いない の だろう か 」

その 女 騎士 が 見せて きた の は 一 枚 の 紙 。

そう 言えば 、めぐみ ん を パーティー に 入れて から 、募集 の 紙 を まだ 剝がして いなかった 。

「あー 、まだ パーティー メンバー は 募集 してます よ 。 と 言って も 、あまり オススメ は しない です けど ……」

「ぜひ 私 を ! ぜひ 、この 私 を パーティー に !」

やんわり 断ろう と した 俺 の 手 を 、突然 、女 騎士 が ガッ と 摑んだ 。

…… えっ。

「 い 、 いやいや 、 ち ょっ、 待って 待って 、 色々 と 問題 が ある パーティー な ん です よ 、 仲間 二人 は ポンコツ だ し 、 俺 なんて 最 弱 職 で 、 さっき だって 仲間 二人 が 粘液 まみれ 、 いだ だ だ だっ! 」

粘液 まみれ と 言った 瞬間 に 、俺 の 手 を 握る 女 騎士 が その 手 に 力 を 込めた 。

「やはり 、先ほど の 粘液 まみれ の 二人 は あなた の 仲間 だった の か ! 一体 何 が あったら あんな 目 に …… ! わ 、私 も ……! 私 も あんな 風 に ……!」

「えっ !?」

今 この お姉さん は なん つった ?

「いや 違う 。 あんな 年 端 も いか ない 二人 の 少女 、それ が あんな 目 に 遭う だ なんて 騎士 として 見過ごせ ない 。 どう だろう 、この 私 は クルセイダー と いう ナイト の 上級 職 だ 。 募集 要項 に も 当てはまる と 思う の だ が 」

なんだろう 、この 女 騎士 、目 が やばい 。 落ち着いた 雰囲気 の お姉さん だ と 思って いた のに !

そして 、俺 の 危機 感知 センサー が 反応 している 。

こいつ は アクア やめ ぐみん に 通じる 何 か が ある タイプ だ と 。

……美人 だ が 仕方ない 。

「 いや ー 、 先ほど 言い かけました が オススメ は しない です よ 。 仲間 の 一人 は 何の 役 に 立つ の か 良く 分からない ですし 、もう 一人 は 一日 一発 しか 魔法 が 撃てない そうです 。 そして 俺 は 最 弱 職 。 ポンコツ パーティー なんで 、他の 所 を オススメ しま ……っ !? 」

さらに 女 騎士 の 手 に 力 が 込められる 。

「なら 尚更 都合 が 良い ! いや 実は 、ちょっと 言い辛かった のだが 、私 は 力 と 耐久力 に は 自信 が ある のだが 不器用で …… 。 その ……、攻撃 が 全く 当たら ない のだ ……」

やはり 俺 の センサー は 正しかった らしい 。

「と いう 訳 で 、上級 職 だが 気 を 遣わなくて いい 。 ガンガン 前 に 出る ので 、盾 代わり に こき使って 欲しい 」

女 騎士 が 、椅子 に 座る 俺 に 端整 な 顔 を ズイ と 寄せて くる 。

顔 が 近い !

俺 は 座って いる ため 相手 から 見下ろされる 体勢 なのだが 、女 騎士 の サラサラ の 金髪 が 俺 の 頰 に 当たって ドキドキ する 。

こんな 所 でも 長期 の 引き篭もり に よる 弊害 が ……!

いや 違う 、単に 思春期 の 童貞 に は 刺激 が 強過ぎて 、ドギマギ している だけ だ 。

落ち着け 、色香 に 惑わ される な !

「いや 、女性 が 盾 代わり だ なんて 、ウチ の パーティー は 貧弱 な んで 本当に あなた に 攻撃 が 回ってきます って 。 それ こそ 毎回 モンスター に 袋叩き に さ れる かも 知れ ません よ !?」

「望む 所 だ 」

「いや 、アレ です よ 。 今日 なんて 仲間 二人 が カエル に 捕食 されて 粘液 まみれ に された んです よ !?それ が 毎日 続く かも 」

「むしろ 望む 所 だっ !」

…………ああ 、分かった 。

頰 を 紅潮 させて 俺 の 手 を 強く 握る 女 騎士 。

それ を 見て 、俺 は 悟った 。

……こいつ も 、性能 だけ でなく 中身 まで ダメな 系 だ 。

1.

「 なあ 。 聞き たい んだ が スキル の 習得 って どう やる んだ ?」

カエル 討伐 の 翌日 の 事 。

俺達 は ギルド 内 の 酒場 で 、遅め の 昼食 を とって いた 。

俺 の 目の前 で は 、金 が なく 、俺達 に 会う まで は ろくな 物 を 食べられなかった らしい めぐみん が 、一心不乱 に 定食 を 喰らい 、アクア は 手近な 店員 を 捕まえて おかわり を 注文している 。

とても 年頃 の 女 と は 思え ない 旺盛な 食欲 だ 。

……一応 女 二人 に 男 一人 の ハーレム パーティー なのに 、色気 の 欠片 も 無え な ……。

めぐみ ん が 、フォーク を 握り締めた まま 顔 を 上げる と 。

「スキル の 習得 です か ? そんな もの 、カード に 出て いる 、現在 習得 可能な スキル って ところ から ……。 ああ 、カズマ の 職業 は 冒険者 でした ね 。 初期 職業 と 言われている 冒険者 は 、誰 か に スキル を 教えて もらう のです 。 まず は 目 で 見て 、そして スキル の 使用 方法 を 教えて もらう のです 。 すると 、カード に 習得 可能 スキル と いう 項目 が 現れる ので 、ポイント を 使って それ を 選べば 習得 完了 なのです 」

なるほど 。

確か 受付 の お姉さん が 、初期 職業 の 冒険者 は 全て の スキル が 習得 可能 だ と 言っていた 。

と いう 事 は ……。

「……つまり めぐみ ん に 教えて もらえば 、俺 でも 爆裂 魔法 が 使える ように なる って 事 か ?」

「その 通り です !」

「う おっ!」

俺 の 何気ない 一言 に 、意外な 食いつき を 見せる めぐみん 。

「その 通り です よ カズマ ! まあ 、習得 に 必要 な ポイント は バカ みたいに 食い ます が 、冒険者 は 、アークウィザード 以外 で 唯一 爆裂 魔法 が 使える 職業 です 。 爆裂 魔法 を 覚え たい なら 幾ら でも 教えて あげ ましょう 。 と いう か 、それ 以外 に 覚える 価値 の ある スキル なんて あり ます か ? いいえ 、あり ません とも ! さあ 、私 と 一緒に 爆裂 道 を 歩もう じゃないですか !」

顔 が 近い !

「ちょ 、落ち 、落ち着け ロリ っ子 ! つ ー か 、 スキルポイントって の は 今 3 ポイント しか ない ん だ が 、 これ で 習得 できる もの な の か ? 」

「ロ 、ロリ っ子 ……!?」

滚る めぐみ んで は 話 に ならない ため 、アクア に 尋ねる 。

「冒険者 が 爆裂 魔法 を 習得 しよう と 思う なら 、スキルポイント の 10 や 20 じゃ きかない わ よ 。 十 年 ぐらい かけて レベル を 上げ 続けて 一切 ポイント を 使わ ず 貯めれば 、もしかしたら 習得 できる かも ね 」

「待てる か そんな もん 」

「ふ ……、この 我 が ロリっ子 …………」

俺 の 一言 に ショック を 受けた らしい めぐみん は 、しょんぼり と 項垂れ ながら 再び 定食 を モソモソ と 食べ だした 。

しかし 、俺 の 就いている 職業 、冒険者 は 、全 スキル を 習得 可能 って 所 が 唯一 の 利点 な のだ から 、せっかく なら 多彩な スキル を 覚えて いきたい 。

「なあ アクア 。 お前 なら 便利 な スキル たくさん 持って る んじゃないか ? 何か 、お手軽な スキル を 教えて くれよ 。 習得 に あまり ポイント を 使わ ないで 、それでいて お得な 感じ の 」

俺 の 言葉 に 、アクア は 水 の 入った コップ を 握り 、しばらく 考え 込む 。

「…… しょう が ない わ ね ー 。 言 っと く けど 、私 の スキル は 半端な いわ よ ? 本来 なら 、誰 に でも ホイホイ と 教える ような スキル じゃない んだ から ね ?」

やたら 勿体 を 付ける アクア だが 、教えて もらう 立場 な ので ここ は じっと 我慢 だ 。

俺 は 神妙 に 頷き ながら 、アクア が スキル を 使う 所 を 観察 する 。

「じゃあ 、まずは この コップ を 見て て ね 。 この 水 の 入った コップ を 自分 の 頭 の 上 に 落ち ない ように 載せる 。 ほら 、やって みて ?」

ちょっと 人目 が 気 に なる が 、俺 は アクア に 続いて 同じ ように 自分 の 頭 に コップ を 載せた 。

すると 、アクア は どこ から 取り出した の か 、一粒 の 何か の 種 を テーブル に 置く 。

「さあ 、この 種 を 指 で 弾いて コップ に 一発 で 入れる の よ 。 すると 、あら 不思議 ! この コップ の 水 を 吸い上げた 種 は にょきにょき と ……」

「誰 が 宴会 芸 スキル 教えろ っ つった この 駄 女神 !」

「ええ ──────!?」

なぜ か ショック を 受けた らしい アクア も 、めぐみん に 続いて しょぼん と しながら テーブル の 上 の 種 を 指 で 弾いて 転がし 始める 。

何 を 落ち込んで いる の か は 知らない が 、目立つ から 頭 の 上 の コップ を 下ろして 欲しい 。

「 あっはっは ! 面白い ね キミ ! ねえ 、キミ が ダクネス が 入りたがってる パーティー の 人 ? 有用な スキル が 欲しい んだろ ? 盗賊 スキル なんて どう かな ?」

それ は 、横 から の 突然の 声 。

見れば 隣 の テーブル に は 二人 の 女性 が いた 。

俺 に 声 を かけて きた の は 革 の 鎧 を 着た 、身軽な 格好 を した 女の子 。

頰 に 小さな 刀傷 が あり 、ちょっと スレた 感じ だが サバサバ と した 明るい 雰囲気 の 銀髪 の 美少女 だ 。

その 隣 に は 、ガチガチ の フルプレートメイル を 着込んだ 金髪 ロング の 美女 。

冷たく 、とっつき にくい クール な 印象 の ……。

そう 、先日 、パーティー に 入り たい と 言ってきた あの 女 騎士 だった 。

盗賊 の 子 は 俺 より 一 つ 二 つ 年下 だろう か 。

「えっ と 、盗賊 スキル ? どんな の が ある んでしょう ?」

俺 の 質問 に 、盗賊 風 の 女の子 は 上機嫌 で 。

「よく ぞ 聞いて くれ ました 。 盗賊 スキル は 使える よ ー 。 罠 の 解除 に 敵 感知 、潜伏 に 窃盗 。 持って る だけ で お得な スキル が 盛りだくさん だ よ 。 キミ 、初期 職業 の 冒険者 なんだろ ? 盗賊 の スキル は 習得 に かかる ポイント も 少ない し お得 だ よ ? どう だい ? 今 なら 、クリムゾンビア 一 杯 で いい よ ?」

安い な !

と 思った が 、よく 考えれば スキル を 教えた 所 で この 子 に は リスク なんて ない 。

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