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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま… – Text to read

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (3)

Avanzato 2 di giapponese lesson to practice reading

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この 素晴らしい 世界 に 祝福を !あぁ 、駄女神さま (3)

他 が 空いてる のに 、わざわざ 行列 に 並ぶ 俺達 を 、他の 受付 の 人 が チラチラ 見ている が ここ は 無視 だ 。

やがて 俺 達 の 番 が やって来る 。

「はい 、今日 は どう されましたか ?」

受付 の 女 の 人 は おっとり した 感じ の 美人 だ 。

ウェーブ の かかった 髪 と 巨乳 が 大人 の 女性 の 雰囲気 を かもしだして いた 。

「えっと 、冒険者 に なりたい んです が 、田舎 から 来た ばかりで 何も 分からなくて ……」

田舎 から 来た とか 遠い 外国 から 来た とか 言って おけば 、受付 が 勝手に 色々 教えて くれる 。

「そう です か 。 えっと 、では 登録 手数料 が 掛かります が 大丈夫です か ?」

そう 、それ が チュートリアル の 基本 だ 。

後 は 受付 の 人 の 言う 事 に 従って いけば ……。

…………登録 手数料 ?

「……おい アクア 、金 って 持ってる ?」

「あんな 状況 で いきなり 連れて こられて 、持ってる 訳無い でしょ ?」

……なんて こった 、こういう 時 って 、最初の お金 は 貸して くれたり 後払い に できない の か ? 一旦 受付 から 離れ 、アクア と 作戦 会議 を する 。

「……おい 、どう しようか 。 いきなり つまずいた 。 ゲーム だ と 、普通 は 最低限 の 装備 が 手に入ったり 、生活費 だって どうにか 手に入る もの なんだ けど 」

「いきなり 頼り がい が 無くなった けど 、まあ しょうがない わ ね 。 引き篭もり なんだ し 。 いい わ 、次 は 私 の 番 ね 、まあ ちょっと 見て なさい な 。 女神 の 本気 を 見せて あげる わ 」

神官衣 とでも 言う のだろう か 。 野暮ったい 、ダラッと した 服 を 着た 、プリースト が 座っている 。

アクア は 、自信 たっぷり に その 男 に 近づいて 行き 、

「そこ の プリースト よ 、宗派 を 言いなさい ! 私 は アクア 。 そう 、アクシズ 教団 の 崇める ご 神体 、女神 アクア よ ! 汝 、もし 私 の 信者 ならば ……! ……お 金 を 貸して くれる と 助かります 」

上 から な の か 下 から な の か 、よく 分からない 態度 で 金 を せびった 。 「…………エリス 教徒 な んです が 」

「あ 、そう でした か 、すいません …… 」

よく 分からない が 、違う 宗派 だった らしい 。

アクア が 寂しそうに トボトボと 帰ろう と する と 、その プリースト が 呼び止めた 。

「あー ……。 お嬢さん 、アクシズ 教徒 な の か 。 お伽話 に なる が 、女神 アクア と 女神 エリス は 先輩 後輩 の 間柄 らしい 。 これ も 何か の 縁 だ 、さっき から 見てた が 、手数料 が 無い んだ ろ ? それ ぐらい なら 持って行き な 。 エリス 様 の 御 加護 って やつ だ 。 でも 、いくら 熱心な 信者 でも 女神 を 名乗っちゃ いけない よ 」

「 あ ……。 はい 、すいません …… 。 ありがとう ございます …… 」

お 金 を 貰い 、死んだ 魚 の ような 目 を した アクア が 帰ってきた 。

「あ は は ……女神 だって 信じて もらえなかった んです けど 。 ……ついでに 言う と 、エリス は 私 の 後輩 の 女神 なんです けど 。 ……私 、後輩 女神 の 信者 の 人 に 、同情されて お金 貰っちゃった んです けど ……」

「ま 、まあ 結果 オーライ って 事 で いい じゃないか 。 ほら 、女神って 信じられたら 、それは それで 困った 事に なる だろう し !」

何か 大切な 物を 失った 様な 顔で 帰ってきた アクアを 、俺は 適当に 励ます と 。

「ええっと ……。 登録料 持って 来ました 」 「 は …… は あ ……。 登録 料 は お 一人 千 エリス に なります ……」

アクア が プリースト から 貰った 金 が 三千 エリス 。 アクア の 話 で は 、 一 エリス 一 円 換算 らしい ので 、 三千 円 相当 を 貰って きた 訳 だ 。

俺達 の 騒ぎ に 全く 干渉 し ない どころか 、俺 や アクア と あまり 目 を 合わせ たがらない 受付 の お姉さん 。

どうやら 、俺 は スタート 地点 で この お姉さん と の フラグ を へし折って しまった 様 だ 。

「では 。 冒険者 に なりたい と 仰る のです から 、お二人 とも ある程度 理解 している とは 思います が 、改めて 簡単な 説明 を 。 ……まず 、冒険者 とは 街 の 外 に 生息 する モンスター ……。 人に 害 を 与える モノ の 討伐 を 請け負う 人 の 事 です 。 とはいえ 、基本 は 何でも屋 みたい な もの です 。 ……冒険者 とは それら の 仕事 を 生業 に している 人達 の 総称 。 そして 、冒険者 に は 、各 職業 と いう もの が ございます 」

きた きた 、そう だ よ これ だ よ 。

冒険者 と いえば これ だ 。 職業 、ジョブ 、クラス でも 、呼び名 は 何でも いい けれど 、ここ で の 戦闘 スタイル を 選ぶ 訳 だ 。

戦士 だの と いった 地味 そうな ヤツ より 、魔法使い みたいな 派手な の が いい よ な 。

受付 の お姉さん が 、俺 と アクア の 前 に それぞれ カード を 差し出した 。

免許 証 ぐらい の 大きさ の それ は 、見た 感じ 身分 証 みたいに 見える 。

「こちら に 、レベル と いう 項目 が あります ね ? ご存知 の 通り 、この世 の あらゆる モノ は 、魂 を 体 の 内 に 秘めて います 。 どの 様 な 存在 も 、生き物 を 食べたり 、もしくは 殺したり 。 他の 何 か の 生命活動 に とどめを 刺す 事 で 、その 存在 の 魂 の 記憶 の 一部 を 吸収 できます 。 通称 、経験値 、と 呼ばれる もの です ね 。 それ ら は 普通 、目 で 見る 事 など は できません 。 しかし ……」

お姉さん が 、カード の 一部 を 指差した 。

「この カード を 持って いる と 、冒険者 が 吸収 した 経験値 が 表示 されます 。 それ に 応じて 、レベル と いう もの も 同じく 表示 されます 。 これ が 冒険者 の 強さ の 目安 に なり 、 どれ だけ の 討伐 を 行った かも ここ に 記録 されます 。 経験 値 を 貯めて いく と 、あらゆる 生物 は ある 日 突然 、急激に 成長 します 。 俗に 、 レベル アップ だの 壁 を 越える だの と 呼ばれて います が ……。 まあ 要約 する と 、この レベル が 上がる と 新 スキル を 覚える ための ポイント など 、様々な 特典 が 与えられる ので 、是非 頑張って レベル 上げ を して 下さい ね 」その 言葉 に 、俺 は アクア の 言っていた 事 を 思い出す 。 「あなた 、ゲーム は 好き でしょ ? 」 と 。

なるほど な 。 今まで の 説明 を 聞く 限り 、まんま ゲーム だ 。

「まず は お二人 とも 、こちら の 書類 に 身長 、体重 、年齢 、身体的 特徴 等 の 記入 を 願います 」

受付 の お姉さん が 差し出した 書類 に 、俺 は 自分 の 特徴 を 書いて いく 。 身長 165 センチ 、体重 55 キロ 。 年 は 16 、茶髪 に 茶色 目 ……。

「はい 、結構 です 。 えっと 、では お 二人 とも 、こちら の カード に 触れて ください 。 それ で あなた 方 の ステータス が 分かります ので 、その 数値 に 応じて なりたい 職業 を 選んで ください ね 。 経験 を 積む 事 に より 、選んだ 職業 によって 様々な 専用 スキル を 習得 できる 様 に なります ので 、その 辺り も 踏まえて 職業 を 選んで ください 」

おっと 、早速 きたな 。 ここ で 俺 の 凄まじい 潜在 能力 が 発揮 されて 、ギルド 内 が 騒ぎ に なったり する 訳 だ 。 俺 は 内心 緊張 し ながら 、淡い 期待 を 込めて カード に 触れた 。

「……はい 、ありがとう ございます 。 サトウカズマ さん 、です ね 。 ええ と ……。 筋力 、生命力 、魔力 に 器用度 、敏捷性 ……、どれも 普通 です ね 。 知力 が そこそこ 高い 以外 は ……、あれ ? 幸運 が 非常に 高い です ね 。 まあ 、冒険者 に 幸運 って あんまり 必要 ない 数値 なんです が ……。 でも どう しましょう 、 これ だ と 選択 できる 職業 は 基本 職 である 《 冒険者 》 しか ない で すよ ? これ だけ の 幸運 が ある なら 、冒険者 稼業 は やめて 、商売人 とか に なる 事 を オススメ します が …… 。 よろしい の です か ?」

おい 、いきなり 冒険者 人生 否定 さ れた ぞ 、どう なって ん の 。

隣 で ニマニマ と 笑み を 浮かべて いる アクア を 引っ叩き たい 。 俺 が 弱い と 、お前 だって 困る んだ ぞ 。

「え 、ええと 、その 、冒険者 で お願いします …… 」

お姉さん が 心配 そうな 顔 で 。 「ま 、まあ 、レベル を 上げて ステータス が 上昇 すれば 転職 が 可能 です し ! それ に 、この 冒険者 という 職業 は 、冒険者 という 総称 が 指す 様 に 、あらゆる 職業 を まとめた と 言います か …… 。 ええ 、 初期 の 職業 だ からって 悪い 事 は 無い で すよ ? なにせ 、全て の 職業 の スキル を 習得 し 、使う 事 が できます から ! 」

「その 代わり 、スキル 習得 に は 大量 の ポイント が 必要に なる し 、職業 の 補正 も 無い から 同じ スキル 使って も 本職 に は 及ばない んだ けど ね 。 器用 貧乏 みたいな 」

フォロー を 入れる お姉さん の 言葉 に 二 秒 で 水 を 差す アクア 。

こいつ 、本当に どっか に 捨てて こよう か 。 どうやら 、俺 は 基本 職 と いう か 、初期 クラス と いう か 。

ともかく 、最 弱 職 に 就いた らしい 。

それ でも 、 これ で 俺 は ゲーム の 世界 に 出てくる 様な 冒険者 だ 。

ちょっと 感慨 深く 、 俺 の 名前 と 共に 、 職業 《 冒険者 》 と 記された カード を 手 に 取る と ……。

「はっ !?はあ ああ あっ !?何 です 、この 数値 !?知力 が 平均 より 低い の と 、幸運 が 最低 レベル な 事 以外 は 、残り 全て の ステータス が 大幅に 平均 値 を 超えてます よ !?特に 魔力 が 尋常 じゃない ん です が 、あなた 何者 な ん です か ……っ !?」

アクア の 触った カード を 見た お姉さん が 、大声 を 上げて いた 。 施設 内 が 途端 に ざわめく 。

……あれ 、そういう のって 普通 は 俺 の イベント じゃ ね ? 「 え 、 そ 、 そう ? なに なに 、私 が 凄いって 事 ? いやー 、まあ 私 くらい に なれば そりゃ あね ?」

さすが 腐って も 一応 は 女神 って こと か 。 だが 、調子に 乗って 照れて いる アクア が 憎たらしい 。

「す 、凄い なんて もの じゃ ない です よ !?高い 知力 を 必要 と される 魔法使い 職 は 無理 です が ……。 それ 以外 なら なん だって なれます よ ? 最高の 防御 力 を 誇る 聖 騎士 《 クルセイダー 》。 最高の 攻撃 力 を 誇る 剣士 《 ソードマスター 》。 僧侶 の 上級 職 である 《 アークプリースト 》 など ……、 最初 から ほとんど の 上級 職 に ……!」

お姉さん の 質問 に アクア は ちょっと 悩み 。

「そう ね 、女神 って 職業 が 無い の が 残念だ けれど ……。 私 の 場合 アークプリースト かしら 」

「アークプリースト です ね ! あらゆる 回復 魔法 と 支援 魔法 を 使いこなし 、前衛 に 出て も 問題 ない 強さ を 誇る 万能 職 です よ ! で は 、アークプリースト ……っと 。 冒険 者 ギルド へ ようこそ アクア 様 。 スタッフ 一同 、今後 の 活躍 を 期待 して います ! 」

お姉さん は そう 言って 、にこやかな 笑み を 浮かべた 。

……あれ 、何 だ コレ 。

こういった イベント は 俺 の 方 に 起こる ん じゃあ …… 。

まあ 、何にせよ 。

こうして 、異世界 で の 冒険者 生活 が 始まった 。

2 .

「 お ー し 、 ご 苦労 さ ー ん ! 今日 は これ で 上がって いい ぞ ! ほら 、今日 の 日当 だ 」

「どうも です 。 お疲れっした ー !」

「した ー ! 」

親方 の 仕事 の 終了 の 声 で 、俺 と アクア は 日当 を 受け取る と 挨拶 と 共に 頭 を 下げる 。

「じゃあ 、皆さん お先 でーす ! 」

「でーす ! 」

「おーう 、お疲れ ! また 明日 も 頼む な !」

俺 が 先輩 達 に 挨拶 する と 、アクア も 俺 に 続いて 挨拶 する 。

先輩 の 声 を 聞きながら 、俺 と アクア は 現場 を 後 に した 。

ああ 、今日 も 一日 働いた 。

俺 が 引き篭もり だった なんて 自分 でも 信じられない 話 だ 。 俺 と アクア は その 日 の 日当 を 握り締め 、街 の 大衆 浴場 に 向かう 。

大衆 浴場 は 日本 の 銭湯 と ほぼ 変わり は 無い 。

日本 に 比べれば 、一般 の 人 の 平均 賃金 に 換算 する と 入浴 料 は 割高 だが 、仕事 終わり の 風呂 は ちょっと 高くて も やめられない 。 「あー ……。 生き返る わー ………… 」

熱い 湯船 に 肩 まで 浸かり 、仕事 の 疲れ を ゆっくり 癒やす 。

中世っぽい 所 だし 、異世界 では 風呂 なんて 贅沢品 だ と 思って いた が 、俺 の 勝手な 思い込み だった 様 だ 。 あり が て え あり が て え ……!

風呂 から 上がる と 、アクア が 浴場 の 入り口 で 待って いて くれた 。

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