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【怪談朗読】神社にまつわる怖い話・12話つめあわせ【女性朗読】Ghost stories read aloud, 9.… – Text to read

【怪談朗読】神社にまつわる怖い話・12話つめあわせ【女性朗読】Ghost stories read aloud, 9.神社 に ある 小屋

Intermediate 1 Japanese lesson to practice reading

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9.神社 に ある 小屋

神社 に ある 小屋

これ は 私 の 少年 期 の 体験 です

小学生 の 時 よく 神社 で 遊んで いた 記憶 が ある 神社 は 町 の 高台 に あり 同じ 敷地 内 に 公民 館 や 駐車 場 など 公共 設備 も あった

私 は よく そこ 友人 たち と 遊び場 に して いた ある 日 小学校 から の 帰り道

友人 と 2 人 で 神社 へ 行った ところ 神社 の 建物 の 斜め 向かい

つまり 公民館 の 正面 に プレハブ の 家 が たっていた いつの間に 建築した の か 分からなかった が 結構 立派だった

別に 何 の 気 に も ならず 無視して 友人 と 公民館 の 周り を 駆け回っている と 突然 友人 が 立ち止まり プレハブ の 窓 から 誰か が こっち を 見ている と いった

私 に は 確認できなかった が 確かに ガラス 窓 も カーテン の 隙間 が 開いている 私たち が 騒いでいた から 怒って

睨みつけて る の か な と 思って その 日 は さっさと 友人 と 帰った

それ から しばらく は 神社 に は 近寄らなかった 私たち は 中学生 に なり よく 学校 帰り に 買い食い を する の が 日課 だった

その 日 も 友人 と 駄菓子 屋 で ラムネ など を 買って どこ で 食べよう か 迷って いる と 高台 の 神社 を 思い出し そこ へ 行く こと に した

同行していた 友人 は 私 と ともに 神社 で 遊んだ こと を 思い出した

そう いや あの プレハブ から 誰か が 覗いてた んだ よ な 実は の 時 子供 心 に 少し ビビって 帰っちまった よ な

懐かしい あれ から 何 年 か 経っている の に まだ 小屋 は 健在だった

小屋 の 窓 は カーテン が 開いており ガラス を 通して 中 に 障子 が 見えていた まだ 夕方 なのに 部屋 に は 明かり が 煌々 と 点いている の が 障子 越し に も 分かり

誰か が いる の は 明らかだった 私たち は なんとなく そこ の 住民 が 君 に なって 2 人 で 窓 から 覗こう と 近寄っていた

小屋 の 床 は 地面 から 半メートル 近く 空間 が あり 玄関 に は 階段 が 設置されていて 窓枠 は 私たち の 首 から 上 あたり

少し 高め に 一致していた 奇妙な こと に 窓 ガラス は とても 新しく ツルツル で 中 が 非常に 良く 見えた

障子 の 中 に 人影 は なく ただ 部屋 の 蛍光灯 が ついている だけ の ようだ 特に 面白く も なく 帰ろう と する と

友人 が 窓 ガラス に ペタペタ 指紋 を つけて 遊んで いた 面白 そうだった ので 私 も ペタペタ つけて みた

それ から 3 日 後 友人 が 学校 の 屋上 から 飛び降りた 救急 車 と パトカー が 数 台

クラブ 活動 して いた 私 は 他の 生徒 と ともに 強制 下校 さ せ られた 友人 は 木 の 枝 や 茂み の クッション に より 一命 を 取り留めた ようだった

彼 は 私 の 隣 の クラス であり 私 に 知ら ない 人間 関係 や いじめ に 悩んで いた の かも しれ ない と 私 は 考えた

それ は 学校 中 の 話題 に なり 私 は お 見舞い に 行く の に も 神経 を 使わ なくて は いけなかった 病室 の ドア を 開ける と そこ に は 中年 の 看護 師 さん と 全身 を 包帯 で 巻か れ

眠って いる 友人 の 姿 が あった 看護 師 さん に 聞いた ところ 彼 は 全身 打撲 と 内出血

多数 の 擦り傷 に よって 今 は 安静 が 必要だ と いう 私 は その 顔 まで 包帯 に 覆わ れた 姿 に 恐怖 を 覚えた が

平静 を 装って ベッド 脇 の 椅子 に 座った

みる と 友人 の 両手 が 念入りに 包帯 で 指 の 一 本 一 本 ぐるぐる巻き に さ れて いた

君 に なった 私 が それ を 看護 師 に 尋ねる と 数日前、 彼 は 自分 の 指 の 表面 を グチャグチャ に 食いちぎった のだ と 言う

きっと のえろうぜ なんでしょ と だけ 言って 看護 師 さん は 退出 して いた

する と 友人 が 目 を 開いて こちら を 見た 彼 は 何か しきりに

包帯 で 包ま れた 手 の 指 を 動かして いる ようだった

頼む カーテン 閉めて くれ と 私 に 言った 彼 は 予想 以上 に 落ち着いて いた

安心 した 私 に 彼 は きつ そうに 口 を 開いた 罰 が 当たった んだ きっと

悪く ない 俺 たち は 悪く ない 多分 もう 大丈夫

私 は 結局 その 言葉 の 意味 が 分から ず 彼 は もう学校 に は 来 なかった

それ から 私 たち は 会う こと は なかった

私 は 平凡な 生活 を 送って いた 20歳 を 過ぎて 大学 を 卒業 した 私 は 久しぶりに 実家 に 帰って きた

そして 古い 知人 の 口 から 例の 友人 は 無事に 県 外 の 学校 を 卒業 して 就職 できた ようだ と 聞いて 肩 の 荷 が 下りた ように 感じた

彼 が 無事に 人生 を 送って いる こと は 何より の 朗報 だった

この 話 を する こと に した の は 昨日 久しぶりに バイク で 神社 を 見 に 行った から です 私 の 願い も むなしく 小屋 は あり 窓 に は カーテン が 閉まって い ました

あの 小屋 を 見て 当時 を 思い出す たび 私 は 友人 に 深い 感謝 の 念 を 感じ ます 彼 に 何 が あった の か は わかり ませ ん し

あの 小屋 に 何 が 入る の か も わかり ません ただ 私 に は 友人 に 救わ れた と いう 感覚 のみ が 残り ました

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