×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

Japanese LingQ 2.0 Podcast, 十四: 会社員 を 辞めたら 人生 楽しく なった|狩野 朱音 [2]

十四: 会社員 を 辞めたら 人生 楽しく なった|狩野 朱音 [2]

朱 音 :そう な んだ 夏美 :全員 女子 で めっちゃ 厳しい みたいな

夏美 :部員 中学 だけ で 100人 ぐらい みたいな 感じ の

夏美 :規模 の チーム に 入った 経験 は ある んだ けど

夏美 :なんか その 私 の 多分 中学 時代 の 経験 と

夏美 :大学 時代 の 経験 って 全然 違う と 思う んだ けど

夏美 :私 の イメージ だ と 大学 も 本当に なんか 上下 関係 が めっちゃ 厳しく て

夏美 :なんか 女子 の 戦い みたい な の が 大学 で も ある の か な と 思って

夏美 :実際 は どんな 感じ だった?

朱 音 :ぶっちゃけ そう いう 大学 が たくさん ある と は 思う ん だけど

朱 音 :うち の 大学 は 全然 そう いう の なくて

朱 音 :あの 逆 年功 序列 の 部活 だった の よ

朱 音 :そう 凄い 珍しい んだ けど

朱 音 :同じ 4年生 と 1年生 が 同じ うまさ だったら 絶対 1年生 使う みたい な

朱 音 :なんか なぜなら その 1年生 は 2年生 も 3年生 も 4年生 も

朱 音 :試合 に 出て いく 必要 が ある と いう か

朱 音 :なんか その 経験 を 積む ため に

朱 音 :あの 1年生 に 経験 させた 方 が いいって いう ふうに 言って て

朱 音 :だ から その そう だ ね

朱 音 :あんまり マジ で 実力 主義 みたいな の が 大学 の 部活 で それ も えっと

朱 音 :ヘッドコーチ がえっと 日本 代表 の ヘッドコーチ だった から

朱 音 :なんか そういう なんか そう そう そう そう だ から

朱 音 :体育 会 …なんか その ザ ・日本 の “部活 ”みたいな 感じ じゃ なくて

朱 音 :もっと その 強い チーム を 作る に は

朱 音 :どう すれば いい かって いう の を すごく 考えられてる 方 で

朱 音 :うんだ から もう 本当に めっちゃ 仲良く て

朱 音 :先輩 と かも すごい 仲良く って あんまり ね なんか 年功…

朱 音 :まあ 確かに 荷物 持ったり と か その 準備 したり と か は

朱 音 :もちろん 1年生 2年生 が 率先 して やるって いう の は

朱 音 :まあ 当たり前 だけど 4年生 も 普通に やる こと を やってた し

朱 音 :そう なんか すごい ね 良い 部活 だった 今 考える と

夏美 :なるほど ね あ そういう 感じ だった んだ

夏美 :でも やっぱ その なんだろう なんか 私 は 結構 海外 が 長かった から

夏美 :その 初めて 中学 で 日本 に 帰って きた 時 の

夏美 :その 日本 の あの 年功 序列 の 格差 みたいな のに

夏美 :すごい 逆 カルチャー ショック を 受けちゃって

朱 音 :いや 間違い ない

夏美 :その 先輩 荷物 持ちます と か なんか 分かる んだ けど

夏美 :その なんか 私 4月 生まれ だから 日本って まあ 4月 に 入学 して

夏美 :まあ 3月 に 卒業 式って いう ので

夏美 :まあ 3月 生まれ の 先輩 も いれば って いう レベル じゃ ん

夏美 :だ から 私 4月 生まれ で 1ヶ月 しか 誕生日 違わ ない 人 に

夏美 :何で こんなに 怒ら れ なきゃ いけない んだろう みたいな の を

夏美 :思った の を 凄い 覚えて る

朱 音 :確かに ね い や 本当に それ は 思う よね

夏美 :でも まあ 朱音 :私 も 高校 時代

朱 音 :そう いう 感じ の 部活 入ってた から 凄い 気持ち は めっちゃ わかる

夏美 :でも まあ なん なんだろう ね アジア 特有 の なんか その やっぱさ

夏美 :日本 も そう だけど 韓国 と かも

夏美 :やっぱ その 目上 の 方 を 尊重 するって いう の が 凄い カルチャー と して すごく めちゃくちゃ…

夏美 :何 だろう …重要 だから

夏美 :日本 の 全体 の 社会 全体 と して も やっぱり そういう の は 凄い ある よ ね

朱 音 :やっぱ そう な んだ なんか 私 は あんまり 海外 と か に 行って ない から

朱 音 :なんか それ が こう 普通 だった から

朱 音 :なんか あんまり 確かに 疑問 に 思った こと が なかった けど

朱 音 :今 は それ こそ 会社 辞めて から それ を 凄く 痛感 する よう なった と いう か…

朱 音 :なんか やっぱ 経営 者 で 自分 の 会社 を やって くって なった 時 に

朱 音 :その 誰 が 年上 と か まあ 経営 の 世界 って ない から

夏美 :ない よね 朱 音 :なんか それ は なんか すごい

朱 音 :フラット に なって 良かった なって いう の と

朱 音 :あと は 結構 私 も ずっと スポーツ やってきた から

朱 音 :どっち かって 言う と なんか それ が 当たり前 でしょ みたいな

朱 音 :感じ で 生きて きた から

朱 音 :なんか そう だ ね あんまり 疑問 に 思った こと は なかった かな

朱 音 :まあ でも そういう 人 たち が ね

朱 音 :今 なんか こう 老害 みたいな 感じ で

朱 音 :言われちゃったり と か ね してる から ね

朱 音 :やっぱり 日本 も ね 変わって いか なきゃ なって いう 風 に 凄い 思う なあ

夏美 :いや でも 本当に 何 か そういう 風 に 思って るって だけ でも

夏美 :やっぱ 凄い 良い な と 思う な

夏美 :なんか…

夏美 :でも やっぱり その やっぱ

夏美 :自分 で やっぱり 何 か を 始めて くって なる と 凄い

夏美 :大変な こと も 色々 ある と 思う し

夏美 :まあ だ から それ だ から こそ その 何 だろう…

夏美 :年齢 が ちょっと 上 だ から

夏美 :まあ フラットな 関係 で と か 色々 ある と は 思う けど

夏美 :なんだろう 会社 で 働いて て そこ から 独立 してって いう ので

夏美 :何 が 1番 大変だった?

夏美 :なんか メリット と デメリット と か もし あれば

朱 音 :私 の 場合 は まあ 大変だった こと は うんと

朱 音 :価値 観 も やっぱり 入れ替える の が すごく 最初…

朱 音 :今 でも やっぱり まだ 変えれて ない なって 部分 は ある んだ けど

夏美 :自分 の?

朱 音 :サラーリマン って あ そう そう そう そう そう

朱 音 :なんか その 当時

朱 音 :自分 で 事業 を 立ち上げて いきたい なって 思った 社会 人 2年 目 の 頃 は

朱 音 :その 前職 が その 食品 メーカー の あの 小麦粉 の メーカー で 働いて て

朱 音 :その 小麦粉 の メーカー と かって

朱 音 :インフラ 食 の インフラ だ と 思って て 小麦粉 って

朱 音 :まあ なくなら ない 絶対 に 夏美 :まあ そう だ ね

朱 音 :だ から もう すごく 安定 企業 と いう か

朱 音 :だ から なんか 私 が その 企業 して いきたい なって 思った 時 に

朱 音 :まず 会社 と 自分 が 行きたい 方向 性 で まず ギャップ が すごく あった から

朱 音 :えっと その 自分 で 事業 を して いきたい なって 思った 時 に

朱 音 :その 会社 が 凄く 窮屈 に なった と いう か

朱 音 :なんか あの 本当に 無駄な 会議 と か が めちゃくちゃ 多い 会社 だった から

夏美 :間違い ない 朱 音 :もう この 時間 に …そう

夏美 :この 時間 に 本当に なんか もっと 私 なんか 飲み に 行って 友達 作りたい わ みたいな

朱 音 :なんか 思ったり と かもして

朱 音 :でも なんか それ を 生産 性 が ない から やめません か と か は

朱 音 :いや でも いつも やって る から みたいな ルーティン だ からって いう 風 に 言われて

朱 音 :本当 辞めたい な と か 思い つつ

朱 音 :でも やっぱ お 給料 を 貰って るって 凄い 効力 だ なって いう 風 に 思って いて

朱 音 :なんか やっぱり その お 金 もらって る から

朱 音 :やっぱ 会社 の ため に 働か なきゃ いけない し なって いう 最初 は あって

朱 音 :でも まあ 会社 辞めたら

朱 音 :逆に なんか 当たり前の ように 貰って た お 給料 が なくなった から

朱 音 :勿論 その 自分 で その 新規 開拓 で

朱 音 :営業 で どんどん どんどん 案件 もらって と か を して た けど

朱 音 :そういう 案件 が 突然 あの なんだろう な

朱 音 :あの 同じ 時期 に 打ち切り に なった 時 と か

朱 音 :私 明日 から どう やって 生きて いけば いい んだろう みたいな の を 思ったり

朱 音 :でも まあ…

朱 音 :だ から タフ に なった と いう か 今 は なんか 何 が どんな トラブル が あって も

朱 音 :ま 笑って まっ死に は し な いっしょって なんか 言える けど

朱 音 :最初 は 本当に 死ぬ と 思った から

夏美 :そうだ よね 朱 音 :なんか そういう なんか うん

朱 音 :トラブル の …何て 言う の か な

朱 音 :まあ 保証 が ないって いう の が やっぱ 1番 の デメリット

夏美 :まあ そう だ よ ね

朱 音 :で まあ メリット は やっぱ 自由に できる から 自分 で 選択 できる

朱 音 :自分 の 生きたい ように 生き れる し

朱 音 :お 金 欲しい なって 思ったら

朱 音 :それ ぐらい 稼ぐ ため の 案件 を 取れば いい だけ だ から

朱 音 :自分 の 管理 下 に ある と いう か

朱 音 :やっぱ 管理 下 に ある 選択肢 が 増えたって いう 意味 で は すごく メリット かな

夏美 :いや それ は 本当に 私 も そう 思います

夏美 :私 も 自分 で やって る 派 だ から 朱 音 :いや そう だ よ ね

夏美 :でも なんか 本当に 何 だろう 私 は 結構 本当に

夏美 :色 んな 日本 以外 の 人 と も しゃべったり と か

夏美 :その他 の 違う エコ システム の ところ を 見たり と かって いう の も 結構 して る 方 だ から

夏美 :それ と 比較 を する と

夏美 :いつも 日本 の その 日本って 国 と して あの …まあ 豊かだ し

夏美 :なんか 死に は し ない しってい う そう なんか

夏美 :競争 率 が やっぱり そんなに 高く ない からって いう ので

夏美 :その 起業 したい と か 起業 家 精神 が めちゃくちゃ 高い みたいな 若者 が

夏美 :世界 と やっぱり 比較 しちゃ う と すごく 低い から

夏美 :まあ でも 絶対 確実に なんか 私 の 同い年 と か 多分 年下 と かも

夏美 :結構 やっぱり そういう の を 始めて きて る 人 は 凄く 増えて きて る から

夏美 :それ は 本当に 日本 に とって も いい こと だ な と 思う から

夏美 :凄い 素晴らしい と 思います


十四: 会社員 を 辞めたら 人生 楽しく なった|狩野 朱音 [2] じゅうよん|かいしゃ いん||やめたら|じんせい|たのしく||かの|しゆ おと 14: Mein Leben hat Spaß gemacht, nachdem ich meinen Job als Büroangestellte gekündigt habe 14: When I quit being an office worker, my life became more enjoyable | Akane Kano (2) 14: Mi vida se volvió divertida después de dejar mi trabajo de oficinista 14 : Ma vie est devenue amusante après avoir quitté mon emploi de bureau 14: La mia vita è diventata divertente dopo aver lasciato il lavoro d'ufficio 십사: 회사원을 그만두니 인생이 즐거워졌다|가노 주온 [2]. 14: Mijn leven werd leuk nadat ik mijn baan als kantoormedewerker opzegde 14: A minha vida tornou-se divertida depois de ter deixado o meu emprego como empregada de escritório 14: Mitt liv blev roligare efter att jag slutade mitt jobb som kontorsarbetare 14: Моє життя стало приємнішим, коли я залишив роботу в компанії|Акане Кано [2] 14:辞去办公室职员的工作后,我的生活变得有趣了 14:辞去办公室职员的工作后,我的生活变得有趣了

朱 音 :そう な んだ 夏美 :全員 女子 で めっちゃ 厳しい みたいな しゅ|おと||||なつみ|ぜんいん|じょし||め っちゃ|きびしい| Akane: That's right Natsumi: It's like all girls are really tough

夏美 :部員 中学 だけ で 100人 ぐらい みたいな 感じ の なつみ|ぶいん|ちゅうがく|||じん|||かんじ| Natsumi: There are about 100 members in the junior high school alone.

夏美 :規模 の チーム に 入った 経験 は ある んだ けど なつみ|きぼ||ちーむ||はいった|けいけん|||| Natsumi: I've been a member of a large team before.

夏美 :なんか その 私 の 多分 中学 時代 の 経験 と なつみ|||わたくし||たぶん|ちゅうがく|じだい||けいけん|

夏美 :大学 時代 の 経験 って 全然 違う と 思う んだ けど なつみ|だいがく|じだい||けいけん||ぜんぜん|ちがう||おもう|| Natsumi: I think your experience in college is totally different.

夏美 :私 の イメージ だ と 大学 も 本当に なんか 上下 関係 が めっちゃ 厳しく て なつみ|わたくし||いめーじ|||だいがく||ほんとうに||じょうげ|かんけい||め っちゃ|きびしく| Natsumi: My image of the university is that there is a really strict hierarchy.

夏美 :なんか 女子 の 戦い みたい な の が 大学 で も ある の か な と 思って なつみ||じょし||たたかい|||||だいがく||||||||おもって Natsumi: I was wondering if there is some kind of girl's war or something like that in college.

夏美 :実際 は どんな 感じ だった? なつみ|じっさい|||かんじ|

朱 音 :ぶっちゃけ そう いう 大学 が たくさん ある と は 思う ん だけど しゅ|おと|ぶっちゃ け|||だいがく||||||おもう||

朱 音 :うち の 大学 は 全然 そう いう の なくて しゅ|おと|||だいがく||ぜんぜん|||| A: We don't have anything like that at our university at all.

朱 音 :あの 逆 年功 序列 の 部活 だった の よ しゅ|おと||ぎゃく|ねんこう|じょれつ||ぶかつ||| Aka: It was a club with that reverse seniority system.

朱 音 :そう 凄い 珍しい んだ けど しゅ|おと||すごい|めずらしい||

朱 音 :同じ 4年生 と 1年生 が 同じ うまさ だったら 絶対 1年生 使う みたい な しゅ|おと|おなじ|ねんせい||ねんせい||おなじ|うま さ||ぜったい|ねんせい|つかう|| A: If a 4th grader and a 1st grader were equally good, he would definitely use a 1st grader.

朱 音 :なんか なぜなら その 1年生 は 2年生 も 3年生 も 4年生 も しゅ|おと||||ねんせい||ねんせい||ねんせい||ねんせい|

朱 音 :試合 に 出て いく 必要 が ある と いう か しゅ|おと|しあい||でて||ひつよう||||| A: I need to go out and compete.

朱 音 :なんか その 経験 を 積む ため に しゅ|おと|||けいけん||つむ||

朱 音 :あの 1年生 に 経験 させた 方 が いいって いう ふうに 言って て しゅ|おと||ねんせい||けいけん|さ せた|かた||い いって|||いって| Aumoto: She said that it would be better to let the first-year students experience it.

朱 音 :だ から その そう だ ね しゅ|おと||||||

朱 音 :あんまり マジ で 実力 主義 みたいな の が 大学 の 部活 で それ も えっと しゅ|おと||||じつりょく|しゅぎ||||だいがく||ぶかつ||||えっ と A: I don't think that the university's club activities are too seriously based on merit, but that's just, um...

朱 音 :ヘッドコーチ がえっと 日本 代表 の ヘッドコーチ だった から しゅ|おと||が えっ と|にっぽん|だいひょう|||| AZUMI: Because the head coach was the head coach of the Japan national team.

朱 音 :なんか そういう なんか そう そう そう そう だ から しゅ|おと||||||||| Akaon: Because it's just so, so, so, so...

朱 音 :体育 会 …なんか その ザ ・日本 の “部活 ”みたいな 感じ じゃ なくて しゅ|おと|たいいく|かい||||にっぽん||ぶかつ||かんじ|| Akebono: The sports club...it doesn't have that Japanese "club activity" feel to it.

朱 音 :もっと その 強い チーム を 作る に は しゅ|おと|||つよい|ちーむ||つくる|| A: To build that stronger team, we need to

朱 音 :どう すれば いい かって いう の を すごく 考えられてる 方 で しゅ|おと|||||||||かんがえ られて る|かた| Akebono: You are a person who thinks a lot about what to do.

朱 音 :うんだ から もう 本当に めっちゃ 仲良く て しゅ|おと||||ほんとうに|め っちゃ|なかよく| Aka: So we're really, really close.

朱 音 :先輩 と かも すごい 仲良く って あんまり ね なんか 年功… しゅ|おと|せんぱい||||なかよく|||||ねんこう Aka: I don't really get along with my seniors or anything...

朱 音 :まあ 確かに 荷物 持ったり と か その 準備 したり と か は しゅ|おと||たしかに|にもつ|もったり||||じゅんび||||

朱 音 :もちろん 1年生 2年生 が 率先 して やるって いう の は しゅ|おと||ねんせい|ねんせい||そっせん||やる って|||

朱 音 :まあ 当たり前 だけど 4年生 も 普通に やる こと を やってた し しゅ|おと||あたりまえ||ねんせい||ふつうに||||やって た| Aka: Well, it's no surprise, but the fourth graders were doing what they normally do.

朱 音 :そう なんか すごい ね 良い 部活 だった 今 考える と しゅ|おと|||||よい|ぶかつ||いま|かんがえる| A: Yeah, it was a great club activity, now that I think about it.

夏美 :なるほど ね あ そういう 感じ だった んだ なつみ|||||かんじ|| Natsumi: I see. So that's how you felt.

夏美 :でも やっぱ その なんだろう なんか 私 は 結構 海外 が 長かった から なつみ||や っぱ||||わたくし||けっこう|かいがい||ながかった| Natsumi: But, you know, I've been overseas for quite a long time, so...

夏美 :その 初めて 中学 で 日本 に 帰って きた 時 の なつみ||はじめて|ちゅうがく||にっぽん||かえって||じ| Natsumi: The first time I went back to Japan for junior high school.

夏美 :その 日本 の あの 年功 序列 の 格差 みたいな のに なつみ||にっぽん|||ねんこう|じょれつ||かくさ|| Natsumi: Well, you know, in Japan, with that seniority system, with the disparity in seniority...

夏美 :すごい 逆 カルチャー ショック を 受けちゃって なつみ||ぎゃく|かるちゃー|しょっく||うけちゃ って Natsumi: I got a huge reverse culture shock.

朱 音 :いや 間違い ない しゅ|おと||まちがい|

夏美 :その 先輩 荷物 持ちます と か なんか 分かる んだ けど なつみ||せんぱい|にもつ|もち ます||||わかる|| Natsumi: I understand if you want me to carry your luggage or whatever, but...

夏美 :その なんか 私 4月 生まれ だから 日本って まあ 4月 に 入学 して なつみ|||わたくし|つき|うまれ||にっぽん って||つき||にゅうがく| Natsumi: Well, I was born in April, so I entered Japan in April.

夏美 :まあ 3月 に 卒業 式って いう ので なつみ||つき||そつぎょう|しき って|| Natsumi: Well, the graduation ceremony is in March.

夏美 :まあ 3月 生まれ の 先輩 も いれば って いう レベル じゃ ん なつみ||つき|うまれ||せんぱい|||||れべる|| Natsumi: Well, if there are seniors who were born in March, that's all that matters.

夏美 :だ から 私 4月 生まれ で 1ヶ月 しか 誕生日 違わ ない 人 に なつみ|||わたくし|つき|うまれ||かげつ||たんじょうび|ちがわ||じん| Natsumi: So, for someone whose birthday is only a month apart from mine who was born in April...

夏美 :何で こんなに 怒ら れ なきゃ いけない んだろう みたいな の を なつみ|なんで||いから||||||| Natsumi: I wonder why I have to get so angry.

夏美 :思った の を 凄い 覚えて る なつみ|おもった|||すごい|おぼえて| Natsumi: I remember thinking that I was so excited.

朱 音 :確かに ね い や 本当に それ は 思う よね しゅ|おと|たしかに||||ほんとうに|||おもう| Aka: I really do think that's true.

夏美 :でも まあ 朱音 :私 も 高校 時代 なつみ|||しゆ おと|わたくし||こうこう|じだい Natsumi: But, well, Akaon: I was in high school too.

朱 音 :そう いう 感じ の 部活 入ってた から 凄い 気持ち は めっちゃ わかる しゅ|おと|||かんじ||ぶかつ|はいって た||すごい|きもち||め っちゃ| A: I used to be in a club that felt like that, so I totally understand how you feel.

夏美 :でも まあ なん なんだろう ね アジア 特有 の なんか その やっぱさ なつみ||||||あじあ|とくゆう||||やっ ぱさ Natsumi: But what is it, I don't know... something specific to Asia, you know...

夏美 :日本 も そう だけど 韓国 と かも なつみ|にっぽん||||かんこく||

夏美 :やっぱ その 目上 の 方 を 尊重 するって いう の が 凄い カルチャー と して すごく めちゃくちゃ… なつみ|や っぱ||めうえ||かた||そんちょう|する って||||すごい|かるちゃー|||| Natsumi: I think that respecting your superiors is a huge part of our culture.

夏美 :何 だろう …重要 だから なつみ|なん||じゅうよう|

夏美 :日本 の 全体 の 社会 全体 と して も やっぱり そういう の は 凄い ある よ ね なつみ|にっぽん||ぜんたい||しゃかい|ぜんたい||||||||すごい||| Natsumi: I think that the Japanese society as a whole has a great deal to do with that kind of thing.

朱 音 :やっぱ そう な んだ なんか 私 は あんまり 海外 と か に 行って ない から しゅ|おと|や っぱ|||||わたくし|||かいがい||||おこなって|| Akane: That's right, because I don't go abroad so much.

朱 音 :なんか それ が こう 普通 だった から しゅ|おと|||||ふつう|| A: Because that's how it was usually done.

朱 音 :なんか あんまり 確かに 疑問 に 思った こと が なかった けど しゅ|おと|||たしかに|ぎもん||おもった|||| Aka: I never really thought of it as a question, but...

朱 音 :今 は それ こそ 会社 辞めて から それ を 凄く 痛感 する よう なった と いう か… しゅ|おと|いま||||かいしゃ|やめて||||すごく|つうかん|||||| Aum: That's exactly what I've come to feel keenly since I quit the company...

朱 音 :なんか やっぱ 経営 者 で 自分 の 会社 を やって くって なった 時 に しゅ|おと||や っぱ|けいえい|もの||じぶん||かいしゃ|||||じ| Aka: When I became a manager and decided to run my own company...

朱 音 :その 誰 が 年上 と か まあ 経営 の 世界 って ない から しゅ|おと||だれ||としうえ||||けいえい||せかい||| Akane: That's because no one is older or well in the world of management.

夏美 :ない よね 朱 音 :なんか それ は なんか すごい なつみ|||しゅ|おと||||| Natsumi: I don't think so. Akaon: That's kind of amazing.

朱 音 :フラット に なって 良かった なって いう の と しゅ|おと|ふらっと|||よかった||||

朱 音 :あと は 結構 私 も ずっと スポーツ やってきた から しゅ|おと|||けっこう|わたくし|||すぽーつ|| Aka: Also, I've been doing sports for a long time, so...

朱 音 :どっち かって 言う と なんか それ が 当たり前 でしょ みたいな しゅ|おと|||いう|||||あたりまえ|| A: A: I don't know which way to look at it, but that's the way it's supposed to be.

朱 音 :感じ で 生きて きた から しゅ|おと|かんじ||いきて|| AZUONO: Because I've lived my life with a feeling.

朱 音 :なんか そう だ ね あんまり 疑問 に 思った こと は なかった かな しゅ|おと||||||ぎもん||おもった|||| Aka: I guess you're right, I never really questioned it.

朱 音 :まあ でも そういう 人 たち が ね しゅ|おと||||じん||| Akebono: Well, but those are the people, you know.

朱 音 :今 なんか こう 老害 みたいな 感じ で しゅ|おと|いま|||ろう がい||かんじ|

朱 音 :言われちゃったり と か ね してる から ね しゅ|おと|いわ れちゃ ったり||||して る||

朱 音 :やっぱり 日本 も ね 変わって いか なきゃ なって いう 風 に 凄い 思う なあ しゅ|おと||にっぽん|||かわって|||||かぜ||すごい|おもう| A: I really think that Japan needs to change as well.

夏美 :いや でも 本当に 何 か そういう 風 に 思って るって だけ でも なつみ|||ほんとうに|なん|||かぜ||おもって|る って||

夏美 :やっぱ 凄い 良い な と 思う な なつみ|や っぱ|すごい|よい|||おもう|

夏美 :なんか… なつみ|

夏美 :でも やっぱり その やっぱ なつみ||||や っぱ

夏美 :自分 で やっぱり 何 か を 始めて くって なる と 凄い なつみ|じぶん|||なん|||はじめて||||すごい

夏美 :大変な こと も 色々 ある と 思う し なつみ|たいへんな|||いろいろ|||おもう|

夏美 :まあ だ から それ だ から こそ その 何 だろう… なつみ|||||||||なん| Natsumi: Well, that's why you're here.

夏美 :年齢 が ちょっと 上 だ から なつみ|ねんれい|||うえ||

夏美 :まあ フラットな 関係 で と か 色々 ある と は 思う けど なつみ||ふらっとな|かんけい||||いろいろ||||おもう| Natsumi: Well, I think there's a lot to be said for a flat relationship.

夏美 :なんだろう 会社 で 働いて て そこ から 独立 してって いう ので なつみ||かいしゃ||はたらいて||||どくりつ|して って|| Natsumi: I don't know, I worked for a company and then went out on my own, so...

夏美 :何 が 1番 大変だった? なつみ|なん||ばん|たいへんだった Natsumi: What was the hardest part?

夏美 :なんか メリット と デメリット と か もし あれば なつみ||めりっと||でめりっと||||

朱 音 :私 の 場合 は まあ 大変だった こと は うんと しゅ|おと|わたくし||ばあい|||たいへんだった||| A: In my case, well, the hardest thing was that I was not able to get a job.

朱 音 :価値 観 も やっぱり 入れ替える の が すごく 最初… しゅ|おと|かち|かん|||いれかえる||||さいしょ AZUONO: I think it's really important to change our values at first...

朱 音 :今 でも やっぱり まだ 変えれて ない なって 部分 は ある んだ けど しゅ|おと|いま||||かえ れて|||ぶぶん||||

夏美 :自分 の? なつみ|じぶん|

朱 音 :サラーリマン って あ そう そう そう そう そう しゅ|おと||||||||

朱 音 :なんか その 当時 しゅ|おと|||とうじ

朱 音 :自分 で 事業 を 立ち上げて いきたい なって 思った 社会 人 2年 目 の 頃 は しゅ|おと|じぶん||じぎょう||たちあげて|いき たい||おもった|しゃかい|じん|とし|め||ころ| Aka: When I was in my second year in the workforce, I thought I wanted to start my own business.

朱 音 :その 前職 が その 食品 メーカー の あの 小麦粉 の メーカー で 働いて て しゅ|おと||ぜんしょく|||しょくひん|めーかー|||こむぎこ||めーかー||はたらいて| A: Well, I used to work for that food manufacturer, that flour manufacturer.

朱 音 :その 小麦粉 の メーカー と かって しゅ|おと||こむぎこ||めーかー||

朱 音 :インフラ 食 の インフラ だ と 思って て 小麦粉 って しゅ|おと|いんふら|しょく||いんふら|||おもって||こむぎこ|

朱 音 :まあ なくなら ない 絶対 に 夏美 :まあ そう だ ね しゅ|おと||||ぜったい||なつみ||||

朱 音 :だ から もう すごく 安定 企業 と いう か しゅ|おと|||||あんてい|きぎょう||| Aka: That's why it's already a very stable company.

朱 音 :だ から なんか 私 が その 企業 して いきたい なって 思った 時 に しゅ|おと||||わたくし|||きぎょう||いき たい||おもった|じ| A: So, when I thought that I wanted to be a part of this company.......

朱 音 :まず 会社 と 自分 が 行きたい 方向 性 で まず ギャップ が すごく あった から しゅ|おと||かいしゃ||じぶん||いき たい|ほうこう|せい|||ぎゃっぷ|||| Aka: First of all, there was a huge gap between the company and the direction I wanted to go.

朱 音 :えっと その 自分 で 事業 を して いきたい なって 思った 時 に しゅ|おと|えっ と||じぶん||じぎょう|||いき たい||おもった|じ| A: Well, when I thought that I wanted to do business on my own, I thought that I would like to do it.

朱 音 :その 会社 が 凄く 窮屈 に なった と いう か しゅ|おと||かいしゃ||すごく|きゅうくつ||||| R: Es más bien que la empresa se ha vuelto extremadamente estrecha.

朱 音 :なんか あの 本当に 無駄な 会議 と か が めちゃくちゃ 多い 会社 だった から しゅ|おと|||ほんとうに|むだな|かいぎ|||||おおい|かいしゃ|| Aka: Well, the company had a lot of really useless meetings and stuff like that.

夏美 :間違い ない 朱 音 :もう この 時間 に …そう なつみ|まちがい||しゅ|おと|||じかん||

夏美 :この 時間 に 本当に なんか もっと 私 なんか 飲み に 行って 友達 作りたい わ みたいな なつみ||じかん||ほんとうに|||わたくし||のみ||おこなって|ともだち|つくりたい|| Natsumi: At this time, I really want to go out for drinks and make friends.

朱 音 :なんか 思ったり と かもして しゅ|おと||おもったり||

朱 音 :でも なんか それ を 生産 性 が ない から やめません か と か は しゅ|おと|||||せいさん|せい||||やめ ませ ん||||

朱 音 :いや でも いつも やって る から みたいな ルーティン だ からって いう 風 に 言われて しゅ|おと||||||||||から って||かぜ||いわ れて

朱 音 :本当 辞めたい な と か 思い つつ しゅ|おと|ほんとう|やめ たい||||おもい|

朱 音 :でも やっぱ お 給料 を 貰って るって 凄い 効力 だ なって いう 風 に 思って いて しゅ|おと||||きゅうりょう||もらって|る って|すごい|こうりょく||||かぜ||おもって| A: But I still think it's a great thing to be paid a salary.

朱 音 :なんか やっぱり その お 金 もらって る から しゅ|おと|||||きむ|||

朱 音 :やっぱ 会社 の ため に 働か なきゃ いけない し なって いう 最初 は あって しゅ|おと|や っぱ|かいしゃ||||はたらか||||||さいしょ|| A: At first I thought that I had to work for the company.

朱 音 :でも まあ 会社 辞めたら しゅ|おと|||かいしゃ|やめたら

朱 音 :逆に なんか 当たり前の ように 貰って た お 給料 が なくなった から しゅ|おと|ぎゃくに||あたりまえの||もらって|||きゅうりょう||| Akebono: On the contrary, I lost the salary that I took for granted.

朱 音 :勿論 その 自分 で その 新規 開拓 で しゅ|おと|もちろん||じぶん|||しんき|かいたく| Aka: Of course, you're the one who's pioneering this new business.

朱 音 :営業 で どんどん どんどん 案件 もらって と か を して た けど しゅ|おと|えいぎょう||||あんけん||||||| A: I was doing sales work, getting more and more deals.

朱 音 :そういう 案件 が 突然 あの なんだろう な しゅ|おと||あんけん||とつぜん||| Akebono: I wonder what such a matter is all of a sudden.

朱 音 :あの 同じ 時期 に 打ち切り に なった 時 と か しゅ|おと||おなじ|じき||うちきり|||じ|| Akebono: Like that time when it was cancelled at the same time.

朱 音 :私 明日 から どう やって 生きて いけば いい んだろう みたいな の を 思ったり しゅ|おと|わたくし|あした||||いきて|||||||おもったり Aka: I've been thinking about how I'm going to live my life from tomorrow onwards.

朱 音 :でも まあ… しゅ|おと||

朱 音 :だ から タフ に なった と いう か 今 は なんか 何 が どんな トラブル が あって も しゅ|おと|||たふ||||||いま|||なん|||とらぶる||| Aka: That's why I've become tougher, or rather, no matter what kind of trouble I'm in now, I'll always be there to help you.

朱 音 :ま 笑って まっ死に は し な いっしょって なんか 言える けど しゅ|おと||わらって|まっ しに||||いっしょ って||いえる|

朱 音 :最初 は 本当に 死ぬ と 思った から しゅ|おと|さいしょ||ほんとうに|しぬ||おもった| Akaon: At first I really thought I was going to die.

夏美 :そうだ よね 朱 音 :なんか そういう なんか うん なつみ|そう だ||しゅ|おと||||

朱 音 :トラブル の …何て 言う の か な しゅ|おと|とらぶる||なんて|いう|||

朱 音 :まあ 保証 が ないって いう の が やっぱ 1番 の デメリット しゅ|おと||ほしょう||ない って||||や っぱ|ばん||でめりっと A: Well, the biggest disadvantage is that there is no guarantee.

夏美 :まあ そう だ よ ね なつみ|||||

朱 音 :で まあ メリット は やっぱ 自由に できる から 自分 で 選択 できる しゅ|おと|||めりっと||や っぱ|じゆうに|||じぶん||せんたく|

朱 音 :自分 の 生きたい ように 生き れる し しゅ|おと|じぶん||いき たい||いき||

朱 音 :お 金 欲しい なって 思ったら しゅ|おと||きむ|ほしい||おもったら

朱 音 :それ ぐらい 稼ぐ ため の 案件 を 取れば いい だけ だ から しゅ|おと|||かせぐ|||あんけん||とれば||||

朱 音 :自分 の 管理 下 に ある と いう か しゅ|おと|じぶん||かんり|した|||||

朱 音 :やっぱ 管理 下 に ある 選択肢 が 増えたって いう 意味 で は すごく メリット かな しゅ|おと|や っぱ|かんり|した|||せんたくし||ふえた って||いみ||||めりっと|

夏美 :いや それ は 本当に 私 も そう 思います なつみ||||ほんとうに|わたくし|||おもい ます

夏美 :私 も 自分 で やって る 派 だ から 朱 音 :いや そう だ よ ね なつみ|わたくし||じぶん||||は|||しゅ|おと||||| Natsumi: I'm also a do-it-yourselfer. Aka: No, you're right.

夏美 :でも なんか 本当に 何 だろう 私 は 結構 本当に なつみ|||ほんとうに|なん||わたくし||けっこう|ほんとうに

夏美 :色 んな 日本 以外 の 人 と も しゃべったり と か なつみ|いろ||にっぽん|いがい||じん|||||

夏美 :その他 の 違う エコ システム の ところ を 見たり と かって いう の も 結構 して る 方 だ から なつみ|そのほか||ちがう|えこ|しすてむ||||みたり||||||けっこう|||かた||

夏美 :それ と 比較 を する と なつみ|||ひかく|||

夏美 :いつも 日本 の その 日本って 国 と して あの …まあ 豊かだ し なつみ||にっぽん|||にっぽん って|くに|||||ゆたかだ|

夏美 :なんか 死に は し ない しってい う そう なんか なつみ||しに|||||||

夏美 :競争 率 が やっぱり そんなに 高く ない からって いう ので なつみ|きょうそう|りつ||||たかく||から って||

夏美 :その 起業 したい と か 起業 家 精神 が めちゃくちゃ 高い みたいな 若者 が なつみ||きぎょう|し たい|||きぎょう|いえ|せいしん|||たかい||わかもの|

夏美 :世界 と やっぱり 比較 しちゃ う と すごく 低い から なつみ|せかい|||ひかく|||||ひくい|

夏美 :まあ でも 絶対 確実に なんか 私 の 同い年 と か 多分 年下 と かも なつみ|||ぜったい|かくじつに||わたくし||おないどし|||たぶん|としした||

夏美 :結構 やっぱり そういう の を 始めて きて る 人 は 凄く 増えて きて る から なつみ|けっこう|||||はじめて|||じん||すごく|ふえて|||

夏美 :それ は 本当に 日本 に とって も いい こと だ な と 思う から なつみ|||ほんとうに|にっぽん|||||||||おもう|

夏美 :凄い 素晴らしい と 思います なつみ|すごい|すばらしい||おもい ます