十七 : 秋田 で 生まれ育って 今 やりたい 「町 おこし 」|佐々木 智浩 [2]
じゅうしち|あきた||うまれそだって|いま|やり たい|まち||ささき|ともひろ
17 : Ich bin in Akita geboren und aufgewachsen, und jetzt möchte ich "Machi Okoshi" machen.
17 : I was born and raised in Akita and now want to do ``town revitalization''|Tomohiro Sasaki [2]
17 : Nací y crecí en Akita y ahora quiero hacer "Machi Okoshi".
17 : Je suis née et j'ai grandi à Akita et maintenant je veux faire "Machi Okoshi".
열일곱 : 아키타에서 태어나고 자라서 지금 하고 싶은 「마을 만들기」|사사키 토모히로 [2]
17 : Ik ben geboren en getogen in Akita en nu wil ik "Machi Okoshi" doen.
17 : Nascido e criado em Akita, quero fazer o que quero fazer agora: "Machi Okoshi".
17: Я родилась и выросла в Аките, и теперь я хочу заниматься "Мачи Окоси".
17 : Jag är född och uppvuxen i Akita och nu vill jag göra "Machi Okoshi".
17:在秋田出生长大,现在想做``城镇振兴''|佐佐木智博 [2]
17 : 我生在秋田,长在秋田,现在我想做 "Machi Okoshi"。
夏美 :すっごい 道路 きれい と 思って
なつみ|す っご い|どうろ|||おもって
夏美 :日本って やっぱ 半端 ない 凄い な と 思って
なつみ|にっぽん って|や っぱ|はんぱ||すごい|||おもって
Natsumi : I think Japan is just amazing.
智浩 :備えて る よ ね すごい なんで だろう ね 夏美 :設備 は ホント すごい と 思って
ともひろ|そなえて||||||||なつみ|せつび||ほんと|||おもって
Natsumi: I thought the facilities were really great.
智浩 :やっぱ さすが に 生活 困る から じゃ ない たぶん
ともひろ|や っぱ|||せいかつ|こまる||||
Tomohiro: Maybe it's because we're having trouble making a living.
智浩 :広く ない から 迂回 が でき ない し 夏美 :たしかに
ともひろ|ひろく|||うかい|||||なつみ|
Tomohiro: It's not wide enough to make a detour.
智浩 :他 に 道 が ない から 多分 本当 そこ を きれいに する しか
ともひろ|た||どう||||たぶん|ほんとう|||||
Tomohiro: Since there's no other way, maybe we should just clean it up.
智浩 :移動 が でき ない んじゃ ない か な と 思う し
ともひろ|いどう|||||||||おもう|
Tomohiro: I don't think he can move.
智浩 :多分 や ん なかった 時 の 県民 から の クレーム が 半端 ない と
ともひろ|たぶん||||じ||けんみん|||くれーむ||はんぱ||
Tomohiro: Probably, there were no odd complaints from the citizens of the prefecture when it didn't work.
夏美 :確かに
なつみ|たしかに
夏美 :なるほど ね 生活 が できません みたいな
なつみ|||せいかつ||でき ませ ん|
智浩 :経済 まわりません みたいに なる んじゃ ない か な
ともひろ|けいざい|まわり ませ ん||||||
Tomohiro: I think it will become like the economy doesn't turn around.
夏美 :でも 秋田 で ずっと いる と
なつみ||あきた||||
夏美 :他の 東北 の 県 と かも よく 行ったり する もん な んです か?
なつみ|たの|とうほく||けん||||おこなったり|||||
Natsumi: Do you often visit other Tohoku prefectures?
夏美 :宮城 と か
なつみ|みやぎ||
智浩 :ああ どう な んだろう ね
ともひろ|||||
智浩 :でも ね 今回 帰省 して 気づいた の は
ともひろ|||こんかい|きせい||きづいた||
Tomohiro: But you know what I realized when I came home this time?
智浩 :結構 やっぱ みんな 保守 的な 人 たち もやっぱ 多かった し
ともひろ|けっこう|や っぱ||ほしゅ|てきな|じん||もや っぱ|おおかった|
智浩 :その 東京 の 情報 が やっぱね
ともひろ||とうきょう||じょうほう||やっ ぱね
Tomohiro: I guess that Tokyo information is still...
智浩 :感覚 的に は 1ヶ月 ぐらい 遅れて 届いて る なって いう 感覚 も あって
ともひろ|かんかく|てきに||かげつ||おくれて|とどいて||||かんかく||
Tomohiro: I also had the feeling that it arrived about a month late.
夏美 :すごい な 智浩 :もう 大丈夫 でしょ って 若干 こう 思い 始めて いる
なつみ|||ともひろ||だいじょうぶ|||じゃっかん||おもい|はじめて|
Natsumi: That's amazing Tomohiro: I'm starting to think that it's okay now.
智浩 :東京 の 感覚 で やっぱ 帰っちゃ う と
ともひろ|とうきょう||かんかく||や っぱ|かえっちゃ||
Tomohiro: After all, I want to go home with the feeling of Tokyo.
智浩 :あれ ?そう そう そう 夏美 :コロナ 対して?
ともひろ|||||なつみ||たいして
Tomohiro: Huh? Natsumi: Corona, versus?
智浩 :コロナ に 対して 帰っちゃ う と
ともひろ|||たいして|かえっちゃ||
Tomohiro: He said he's going back to Corona.
智浩 :もう すぐ 噂 が 広がる
ともひろ|||うわさ||ひろがる
Tomohiro : Rumors will spread soon
智浩 :何 何 さん の 息子 さん 帰って きて いる んでしょう ?東京 から みたいな
ともひろ|なん|なん|||むすこ||かえって||||とうきょう||
Tomohiro: I wonder if Mr. What's his son back home? He's back from Tokyo.
夏美 :あ そんなに 智浩 :だ から
なつみ|||ともひろ||
Natsumi :Oh, so much Tomohiro :Da
智浩 :あっ 生活 し づら って 思ったり して
ともひろ||せいかつ||||おもったり|
Tomohiro: Oh, I thought life was hard.
夏美 :やっぱ そういう の ある んだ
なつみ|や っぱ||||
Natsumi: I knew you had something like that.
夏美 :なんか 私 と か 何も あんまり 気 に せ ず
なつみ||わたくし|||なにも||き|||
Natsumi: Don't worry about me or anything.
夏美 :国 内 ワーケーションガンガン 行き まくって る から
なつみ|くに|うち||いき|||
Natsumi: Because I keep going to work in Japan.
夏美 :その コロナ と か そういう の は やっぱ 気 に して
なつみ||||||||や っぱ|き||
Natsumi: After all, I'm worried about that corona and that sort of thing.
夏美 :抗体 検査 して なって ないって いう の は 自分 で 分かって て も
なつみ|こうたい|けんさ|||ない って||||じぶん||わかって||
Natsumi : Even though I know that I haven't had an antibody test .
夏美 :ワクチン も して て
なつみ|わくちん|||
夏美 :でも 思う 人 は やっぱり 怖いって いう 風 に まあ 思って る んです ね
なつみ||おもう|じん|||こわい って||かぜ|||おもって|||
Natsumi: But the people who think about it are, after all, thinking it's scary.
智浩 :そう な の よ もう 夏美 :申し訳ない
ともひろ||||||なつみ|もうしわけない
Tomohiro: That's right. Natsumi: I'm sorry.
智浩 :いい の よだって 大丈夫だ もん って 思っちゃ う から
ともひろ||||だいじょうぶだ|||おもっちゃ||
Tomohiro: It's okay, because I think it will be fine.
智浩 :大丈夫だ と 思う し
ともひろ|だいじょうぶだ||おもう|
Tomohiro: I think I'll be fine.
智浩 :でも やっぱ そういう 考えて る 人 達って やっぱそ の
ともひろ||や っぱ||かんがえて||じん|さとる って|やっ ぱそ|
Tomohiro: But I think that people who think like that
智浩 :70と か 80と か の お じいちゃん おばあ ちゃん から よく こう つつかれて た から
ともひろ|||||||||||||つつか れて||
Tomohiro: My 70-80 year old grandfather and grandmother used to pinch me like this.
智浩 :俺 が
ともひろ|おれ|
智浩 :でも この 人 たち の 80年間 培った 価値 観 を…
ともひろ|||じん|||ねんかん|つちかった|かち|かん|
Tomohiro: But I'd like to take a look at the values that these people have cultivated over the past 80 years...
智浩 :30年 そこそこ の 俺 が 変える の は 無理だ な と 思った から
ともひろ|とし|||おれ||かえる|||むりだ|||おもった|
Tomohiro: I thought it would be impossible for me, who has been here for 30 years or so, to change things.
智浩 :そうだ よ ね そう だ よ ねって 言って 流して た けど
ともひろ|そう だ|||||||いって|ながして||
Tomohiro: I just said that's right, that's right, and let it slide.
夏美 :でも 秋田 も 結構 高齢 社会 な んです か 今
なつみ||あきた||けっこう|こうれい|しゃかい||||いま
Natsumi: But Akita is also an aging society, isn't it?
智浩 :めちゃくちゃ 高齢 社会 です ね
ともひろ||こうれい|しゃかい||
夏美 :みんな 基本 的に 智 さん の 友達 と か みんな もう 外出 ちゃって
なつみ||きほん|てきに|さとし|||ともだち|||||がいしゅつ|ちゃ って
Natsumi: Everyone is basically Satoshi's friends and everyone has already gone out.
夏美 :秋田 出る って いう 人 が 大半 な んです か?
なつみ|あきた|でる|||じん||たいはん|||
Natsumi:Are most people from Akita?
智浩 :そう ね U ターン が 多い かも ね
ともひろ|||u|たーん||おおい||
Tomohiro: Yeah, there might be a lot of U-turns.
智浩 :一瞬 出て やっぱり 秋田 でって いう 人 たち は やっぱ 多い みたい
ともひろ|いっしゅん|でて||あきた|で って||じん|||や っぱ|おおい|
Tomohiro: There seem to be a lot of people who go out for a moment and say Akita after all.
夏美 :うん 智浩 :そう なんだ って なる けど
なつみ||ともひろ|||||
Natsumi: Yeah, Tomohiro.
夏美 :いやで も だって
なつみ|||
夏美 :次の 世代 が 引き継いで って 発信 じゃ ない けど
なつみ|つぎの|せだい||ひきついで||はっしん|||
Natsumi : It's not a message that the next generation will take over.
夏美 :新しい こと を やっていか なきゃ いけない から
なつみ|あたらしい||||||
Natsumi : Because we have to do new things
夏美 :でも 逆に その 千葉 の なんだろう
なつみ||ぎゃくに||ちば||
Natsumi: But on the contrary, what is it about Chiba?
夏美 :メイン を 回して る 人 達 が やっぱり
なつみ|||まわして||じん|さとる||
夏美 :保守 的な 昔 の 人って 言ったら あれ だ けど そういう 感じ だ と
なつみ|ほしゅ|てきな|むかし||じん って|いったら|||||かんじ||
Natsumi: If you say you're a conservative old-fashioned person, that's what it feels like.
夏美 :やっぱり いろいろ 新しい こと を やって く と か
なつみ|||あたらしい||||||
Natsumi: I think it's about trying new things.
夏美 :システム で 入れて いく と か じゃあ こういう の やって みよう と か
なつみ|しすてむ||いれて||||||||||
Natsumi: We'll put it in the system, then let's try something like this.
夏美 :そういう の も なんか ま ぁ 大変 そうだ なって
なつみ|||||||たいへん|そう だ|
Natsumi: I thought that kind of thing must be really difficult.
智浩 :そう ね 大変 そう でも なんか そう 気づいた んだ けど
ともひろ|||たいへん|||||きづいた||
Tomohiro: Well, that's a big deal, yes, but I kind of noticed that...
智浩 :あの 単純に 真っ正面 から 今 の 現状 で ぶつかったら
ともひろ||たんじゅんに|まっしょうめん||いま||げんじょう||
Tomohiro: If you simply face the current situation head-on,
智浩 :ただただ 平行 線 だ なって やっぱ 気づいて
ともひろ||へいこう|せん|||や っぱ|きづいて
Tomohiro: I realized that it was just parallel lines.
智浩 :どっち か が 折れ なきゃ いけないって 思った 時 に
ともひろ||||おれ||いけない って|おもった|じ|
Tomohiro: When I felt that one of us had to break down...
智浩 :やっぱそ の なんで そういう 考え 方 に なっちゃった んだろうって
ともひろ|やっ ぱそ||||かんがえ|かた||なっちゃ った|んだろう って
Tomohiro: I wonder why I ended up thinking that way.
智浩 :やっぱ 歴史 を 知って いく と じゃあ しょうがない なって なった
ともひろ|や っぱ|れきし||しって||||||
Tomohiro: As I learned more about the history, I realized that I had no choice.
夏美 :え その 歴史 は 智浩 :そう なっちゃ うね 〜って
なつみ|||れきし||ともひろ||||
Natsumi: Well, that history is... Tomohiro: I guess so...
智浩 :実家 の 話 に なる と
ともひろ|じっか||はなし|||
Tomohiro: When we talk about my parents' house...
智浩 :僕 は 母方 が 農業 やって る んです けど まさしく
ともひろ|ぼく||ははかた||のうぎょう|||||
Tomohiro: My mother's side of the family is in agriculture.
智浩 :お 米 作って る んだ けども 夏美 :あき たこ まち
ともひろ||べい|つくって||||なつみ|||
智浩 :そう まさしく あき たこ まち 作って て
ともひろ||||||つくって|
智宏:对,做一个秋小町吧。
智浩 :全部 その 農協 JAって 言われて る
ともひろ|ぜんぶ||のうきょう|ja って|いわ れて|
Tomohiro: It's all called that agricultural cooperative JA.
智浩 :その 農協 が 全部 こう手 とり 足 とり いろいろ やって くれて たん だって やっぱり 今 まで
ともひろ||のうきょう||ぜんぶ|こうしゅ||あし||||||||いま|
Tomohiro: That agricultural cooperative has been doing everything, hand in hand, in various ways, so far.
智浩 :お 米 は この ぐらい 作って ください
ともひろ||べい||||つくって|
Tomohiro: Please make this much rice.
智浩 :この ぐらい 作ったら この ぐらい で 買います よ
ともひろ|||つくったら||||かい ます|
Tomohiro: If you make this much, I'll buy it at this price.
智浩 :農薬 は これ を 使って ください と かって
ともひろ|のうやく||||つかって|||
Tomohiro: When he asked me to use this for pesticides
智浩 :やって くれて た から そう
ともひろ|||||
智浩 :農家 さん は 米作 って 納めて
ともひろ|のうか|||べいさく||おさめて
Tomohiro: Farmers grow rice and pay for it.
智浩 :あの 何 だっけ 通帳 見てれば いい だけ みたい な
ともひろ||なん|だ っけ|つうちょう|みて れば||||
Tomohiro: What was that? Just looking at the bank book is all I need to do.
智浩 :はい 今年 は この くらい 収入 が ありました
ともひろ||ことし||||しゅうにゅう||あり ました
Tomohiro: Yes, this is how much I earned this year.
智浩 :来年 も 頑張ろう みたいな 感じ だった んだ けど
ともひろ|らいねん||がんばろう||かんじ|||
Tomohiro: He was like, "Let's work hard next year.
夏美 :マニュアル が ある みたいな 智浩 :そう もう なんか
なつみ|まにゅある||||ともひろ|||
Natsumi: Like there's a manual.
智浩 :それ さえ やって れば 良かった んだ けど
ともひろ|||||よかった||
Tomohiro: I wish I had done even that.
智浩 :今 ほら あの もう 今 お 米 は 自由に 売って いい です よって いう
ともひろ|いま||||いま||べい||じゆうに|うって||||
Tomohiro: Now, look, now, you can sell rice freely.
智浩 :法律 が 変わって そういう 風 に なった から
ともひろ|ほうりつ||かわって||かぜ|||
Tomohiro: Because the law changed and it became like that
智浩 :昔 は 駄目 だったん だけど
ともひろ|むかし||だめ|だった ん|
Tomohiro: In the past it was useless, but
智浩 :そう 変わって から もう どんどん こう
ともひろ||かわって||||
Tomohiro: Since the change, it's been getting more and more like this.
智浩 :自分 で 販路 を 拡大 して 売って いける みたいな 時代 に なった んだ けど
ともひろ|じぶん||はんろ||かくだい||うって|||じだい||||
Tomohiro: The time has come when you can expand your own sales channels and sell your products.
智浩 :今 まで そう やって 甘やかされて きたって 言ったら あれ だ けど
ともひろ|いま||||あまやかさ れて|きた って|いったら|||
Tomohiro: I know it's not fair to say that I've been spoiled like that until now, but...
智浩 :そういう 状況 に なって 70 80に なって から
ともひろ||じょうきょう|||||
Tomohiro: Since that situation came about and I turned 70 80...
智浩 :じゃあ 販路 拡大 って 言わ れたって もう どう する こと も でき ない と
ともひろ||はんろ|かくだい||いわ|れた って||||||||
Tomohiro: Then what can we do if we are told to expand sales channels?
夏美 :たしかに
なつみ|
智浩 :JA さん も 今 お 金 の 値段 が どんどん 下がって て
ともひろ|ja|||いま||きむ||ねだん|||さがって|
Tomohiro: JA-san, the price of money is going down and down and down.
智浩 :農地 は どんどん 米 が 売れ ない 売れた と して も 安い みたいな 状況 を
ともひろ|のうち|||べい||うれ||うれた||||やすい||じょうきょう|
Tomohiro: Farmland is getting more and more rice is not selling, and even if it does sell, it's cheap.
智浩 :打開 でき ない みたいに なって
ともひろ|だかい||||
Tomohiro: I feel like I can't break through
智浩 :もう どう する こと も ねえ じゃ ねえ かって なって
ともひろ||||||||||
Tomohiro: I'll never be able to do anything about it now.
智浩 :こう 結構 どんどん どんどん それ で 考え 方 が
ともひろ||けっこう|||||かんがえ|かた|
Tomohiro: Well, well, well, well...
智浩 :ネガティブ に なってっちゃった んだろう なって いう ところ を 紐解いて 聞いたら
ともひろ|ねがてぃぶ||なって っちゃ った||||||ひもといて|きいたら
Tomohiro: When I unraveled the part where I wondered if I had become negative and asked
智浩 :あ じゃあ しょうがない かって なった
ともひろ|||||
夏美 :農業 に おいて 日本 の JA の 存在 って まあ めちゃくちゃ でっかい です もん ね
なつみ|のうぎょう|||にっぽん||ja||そんざい||||でっか い|||
Natsumi: In terms of agriculture, the presence of JA in Japan is huge.
智浩 :そう デカい …デカい なぁ と 思った 夏美 :でも なんか
ともひろ||デカ い|デカ い|||おもった|なつみ||
Tomohiro: Yeah, it's huge... it's huge, I thought. Natsumi: But I don't know...
夏美 :最近 それ こそ 何 だ ろ その 農家 直送 と か なんか そういう ネット を 介して
なつみ|さいきん|||なん||||のうか|ちょくそう|||||ねっと||かいして
Natsumi: That's what you've been doing lately, sending your products directly from farmers or whatever it's called via the Internet.
夏美 :そういう 農作物 を あなた の ところ に 届けます みたいな そういう サービス と か
なつみ||のうさくぶつ||||||とどけ ます|||さーびす||
Natsumi: I would like to offer such a service that delivers farm products to your place.
夏美 :スタート アップ と か 結構 増えて きて は います よ ね
なつみ|すたーと|あっぷ|||けっこう|ふえて|||い ます||
Natsumi: There have been quite a few start-ups.
智浩 :いる いる 農業 法人 と か 増えて きて る みたい 秋田 でも
ともひろ|||のうぎょう|ほうじん|||ふえて||||あきた|
Tomohiro: There are more and more agricultural corporations in Akita.
智浩 :まだ 微力 だ けど 増えて る みたいです
ともひろ||びりょく|||ふえて||
Tomohiro: It's still a small effort, but it seems to be increasing.
夏美 :でも やっぱり ああいう の も その 2代 目 じゃ ない けど
なつみ|||||||だい|め|||
Natsumi: But that's not the second generation, after all.
夏美 :誰 か が やら ない と やっぱり
なつみ|だれ||||||
Natsumi: Someone has to do it.
夏美 :だって 60と か 70と か ネット と 共に 生きて きた 成長 して きて ない 世代 に
なつみ||||||ねっと||ともに|いきて||せいちょう||||せだい|
Natsumi: Because it's for the 60's, 70's, generations that haven't grown up living with the internet.
夏美 :いきなり その 新しい もの を 全部 理解 して やれ って 言わ れたら
なつみ|||あたらしい|||ぜんぶ|りかい||||いわ|
Natsumi : If you were suddenly told to understand all that new stuff,
夏美 :まあ 結構 辛い …智浩 :辛い 辛い で すよ
なつみ||けっこう|からい|ともひろ|からい|からい||
Natsumi: Well, it's pretty hot... Tomohiro: It's hot, it's hot.
智浩 :辛い 辛 いって なっちゃったら そう 夏美 :たしかに たしかに
ともひろ|からい|しん||なっちゃ ったら||なつみ||
Tomohiro: If it becomes too painful, then that's it. Natsumi: Indeed, yes.
智浩 :農業 1本 じゃ もう 食べて いけ なく なっちゃって る んだ けど って いう 時 に ね
ともひろ|のうぎょう|ほん|||たべて|||なっちゃ って||||||じ||
Tomohiro: When you say that you can't eat on just one crop anymore.
智浩 :他の 働く 地 今 から 探せって かって いう 話 に なっちゃって る みたいで
ともひろ|たの|はたらく|ち|いま||さがせ って|||はなし||なっちゃ って||
Tomohiro: It seems like we're talking about looking for another place to work now.
夏美 :なるほど まあ でも
なつみ|||
夏美 :なんか 私 と か は めちゃくちゃ あの ー
なつみ||わたくし||||||-
Natsumi: I think I'm a bit of a mess.
夏美 :IT スタート アップ 出身 って 感じ の 人間 に なんで
なつみ|it|すたーと|あっぷ|しゅっしん||かんじ||にんげん||
Natsumi : Why do you feel like you're from an IT startup?
夏美 :逆に なんか そういう 新しい もの を
なつみ|ぎゃくに|||あたらしい||
Natsumi: On the contrary, I'm trying to find something new like that.
夏美 :取り入れて いく こと で もっと 良く して こう みたいな
なつみ|とりいれて|||||よく|||
Natsumi : I want to make it better by incorporating it.
夏美 :基本 的な マインド だ から
なつみ|きほん|てきな|まいんど||
Natsumi: Because it's a basic mindset.
夏美 :逆に その JA と か
なつみ|ぎゃくに||ja||
夏美 :日本 全部 の 農業 を ゆうじ って る ところ の 本体 が 揺らが ない と
なつみ|にっぽん|ぜんぶ||のうぎょう|||||||ほんたい||ゆらが||
Natsumi: The main body of the company that oversees all of Japan's agriculture is unshakable.
夏美 :農家 さん に 直接 コンタクト でき ない と か
なつみ|のうか|||ちょくせつ|こんたくと||||
夏美 :新しい 技術 を そっち に 持ってって もらえ ない と かって いう ので
なつみ|あたらしい|ぎじゅつ||||もって って||||||
Natsumi: They said they couldn't bring the new technology over there.
夏美 :すごい 邪魔な 存在 だ な みたいな 風 に 思ったり は 結構 して た んで
なつみ||じゃまな|そんざい||||かぜ||おもったり||けっこう|||
Natsumi: I used to think that I was a real nuisance.
夏美 :逆に …でも
なつみ|ぎゃくに|
夏美 :でも その コネクション を やっぱり 持って る の は JA だ から なんか その
なつみ||||||もって||||ja||||
Natsumi: But JA is the one who has that connection, so...
夏美 :コネクション と 信頼 性 と か なんか 今 まで 培って きた もの を
なつみ|||しんらい|せい||||いま||つちかって|||
Natsumi: Connections and reliability, things that I've cultivated up until now
夏美 :じゃあ いきなり こっち が できる かって 言わ れたら
なつみ|||||||いわ|
Natsumi: Then if you were suddenly asked if you could do this
夏美 :なかなか でき ない から
なつみ||||
夏美 :なんか そういう の を 一緒に 助けて やって くれたら 1番 いい のに な と か 思う けど
なつみ|||||いっしょに|たすけて|||ばん||||||おもう|
Natsumi: I think it would be great if you could help me with something like that.
夏美 :ビジネス って そう 簡単に は いか ない から
なつみ|びじねす|||かんたんに||||
Natsumi: Business is not that easy.
智浩 :ほん ま や で まあ 逆に ね 燃える けど ね
ともひろ||||||ぎゃくに||もえる||
Tomohiro: It's true, and it's kind of exciting, but...
智浩 :よ ー し やって やろう って なる けど
ともひろ||-||||||
Tomohiro: I'm ready to do it, but...
智浩 :ここ に なっちゃ ん 夏美 さん と の 繋がり も そう だ し
ともひろ|||||なつみ||||つながり||||
Tomohiro: So is the connection with Natchan Natsumi here.
智浩 :なんか なんか いける 気 が するって いう
ともひろ||||き||する って|
智浩 :変な 安心 感 は なんとなく こっち で 東京 で 生まれる
ともひろ|へんな|あんしん|かん|||||とうきょう||うまれる
Tomohiro: A strange sense of security is somehow born here in Tokyo
智浩 :作って きた か なって いう 感じ だ から
ともひろ|つくって|||||かんじ||
Tomohiro: Because it feels like I've made it
夏美 :なんか ゴリゴリ やりたい の が あったら ガンガン やっちゃ えば
なつみ|||やり たい||||||
Natsumi: If there's something you really want to do, just do it hard.
夏美 :なる ように なる と 思います
なつみ|||||おもい ます
智浩 :ありがとう ございます 頼もしい です 夏美 :サラッ と…
ともひろ|||たのもしい||なつみ||
Tomohiro: Thank you very much.
智浩 :力 貸して 夏美 :是非 是非
ともひろ|ちから|かして|なつみ|ぜひ|ぜひ
夏美 :でも これ から じゃあ なんか その 東京 秋田 で
なつみ|||||||とうきょう|あきた|
夏美 :なんか どんな こと を やっていく と か
なつみ|||||||
Natsumi: What kind of things are you going to do?
夏美 :こんな こと を 考えて る んだ な と か なんか ある んです か?
なつみ||||かんがえて|||||||||
智浩 :やっぱり 若者 の 手 が もう 全然 足りて ない から 秋田 は
ともひろ||わかもの||て|||ぜんぜん|たりて|||あきた|
智浩 :今 も 目標 は その 地元 秋田 県 横手 市 に
ともひろ|いま||もくひょう|||じもと|あきた|けん|よこて|し|
Tomohiro: My target is still in my hometown, Yokote City, Akita Prefecture.
智浩 :若者 100人 連れて いったら どう なる だろうって いう の は やっぱ やって み たくて
ともひろ|わかもの|じん|つれて||||だろう って||||や っぱ|||
Tomohiro: After all, I wanted to try what would happen if I took 100 young people.
智浩 :100って いう 数字 何でも いい わ
ともひろ|||すうじ|なんでも||
Tomohiro: Any number like 100 is fine.
智浩 :まず 100って いう 数字 達成 して みたいなって いう 本当…
ともひろ||||すうじ|たっせい||みたい なって||ほんとう
Tomohiro: First of all, I really want to achieve the number 100...
智浩 :何 か 背景 も 何も ない んだ けど
ともひろ|なん||はいけい||なにも|||
Tomohiro: There's no background or anything.
智浩 :それ やって みたいなって 単純に 思って いる ところ …で すね
ともひろ|||みたい なって|たんじゅんに|おもって||||
夏美 :なるほど
なつみ|
智浩 :それ で 1人 でも 住んで も いい かもって 思って くれたら
ともひろ|||じん||すんで|||かも って|おもって|
Tomohiro: So if you think it's okay to live alone
智浩 :俺 は 大 成功 だ なって 思う し
ともひろ|おれ||だい|せいこう|||おもう|
夏美 :なんか イベント みたいな 感じ で やったら 全然 智浩 :めちゃくちゃ 仕事 ある そう!
なつみ||いべんと||かんじ|||ぜんぜん|ともひろ||しごと||
夏美 :旅行 代理 店 に スポンサー して もらって バス でも 出して もらって
なつみ|りょこう|だいり|てん||すぽんさー|||ばす||だして|
Natsumi : Get sponsored by a travel agency and take the bus.
夏美 :なんか 全然 いけ そうな
なつみ||ぜんぜん||そう な
夏美 :そう な の なんか 色々 ちょこちょこ ね 何て 言う の
なつみ|||||いろいろ|||なんて|いう|
Natsumi: That's right.
智浩 :ご 先祖 様 って いう か 先代 と いう か
ともひろ||せんぞ|さま||||せんだい|||
智浩 :先 に そういう 事例 を 作って くださった 方々 が 結構 いて
ともひろ|さき|||じれい||つくって||ほうぼう||けっこう|
智浩 :あ そういう の やって た んです ね みたいな と か あった んで
ともひろ||||||||||||
智浩 :そう 雪かき ツアー 夏美 :どう よ 雪かき ツアー へ ぇ
ともひろ||ゆきかき|つあー|なつみ|||ゆきかき|つあー||
智浩 :秋田 に 雪かき し に 行きません かって 夏美 :たしかに
ともひろ|あきた||ゆきかき|||いき ませ ん||なつみ|
Tomohiro: Would you like to go to Akita to shovel snow? Natsumi: Certainly.
夏美 :だって 都 内 に 住んで たら 雪かき なんて そんなに し ない 全く し ない し
なつみ||と|うち||すんで||ゆきかき|||||まったく|||
Natsumi : Because if you live in Tokyo, you don't shovel snow that much, or at all.
智浩 :そう
ともひろ|
智浩 :雪 かける ほど 降ら ない し たぶん
ともひろ|ゆき|||ふら|||
夏美 :もう なんか 雪 が 降ったら わ ー 雪 降った ー ♪って テンション 上がる の が 東京
なつみ|||ゆき||ふったら||-|ゆき|ふった|-||てんしょん|あがる|||とうきょう
智浩 :そうだ よ ね そう だ よ ね
ともひろ|そう だ||||||
夏美 :思わず ストリー 乗せちゃ うって いう
なつみ|おもわず||のせちゃ||
智浩 :みんな 雪だるま 作って る わ と 思って た けど
ともひろ||ゆきだるま|つくって||||おもって||
夏美 :多分 秋田 の 人 から したら いや また 雪 降って る よ みたいな
なつみ|たぶん|あきた||じん|||||ゆき|ふって|||
智浩 :本当 ね なんで 東京 まで 雪見 なあ かんねん って なった もん 俺
ともひろ|ほんとう|||とうきょう||ゆきみ||||||おれ
Tomohiro: Really, why did I go to Tokyo to see Yukimi?
智浩 :そう 夏美 :でも ま ぁ 全然 出身 が 違う 人 だ と すごい
ともひろ||なつみ||||ぜんぜん|しゅっしん||ちがう|じん|||
夏美 :全て が 初 体験 だ から そういう の は すごい 色々 面白 そう
なつみ|すべて||はつ|たいけん|||||||いろいろ|おもしろ|
智浩 :なんか 向こう から して も えー やって もらって いい です か って なる だろう し
ともひろ||むこう|||||||||||||
Tomohiro: Somehow, even from the other side, they would probably ask me if I could do it.
智浩 :えっお 金 払って まで 来た の ?みたいな
ともひろ|えっ お|きむ|はらって||きた||
智浩 :感じ に なる んじゃ ない か なって 思って る
ともひろ|かんじ|||||||おもって|
Tomohiro: I think it's going to be like that.
智浩 :なれば いい なって 夏美 :普通に あの ー
ともひろ||||なつみ|ふつうに||-
Tomohiro: I hope so.
夏美 :田んぼ ?の 体験 と かして みたい 智浩 :あー やろ やろ
なつみ|たんぼ||たいけん||||ともひろ|||
智浩 :是非 来て ください 助かる 夏美 :稲 稲 を 植える やつ
ともひろ|ぜひ|きて||たすかる|なつみ|いね|いね||うえる|
智浩 :あぁ 田植え 田植え な
ともひろ||たうえ|たうえ|
智浩 :稲 は もう 実 が なっちゃって る から
ともひろ|いね|||み||なっちゃ って||
智浩 :稲 は もう …夏美 :あぁ は いはい
ともひろ|いね|||なつみ|||
夏美 :1番 最初 あれ は どう やって 育てる の?
なつみ|ばん|さいしょ|||||そだてる|
Natsumi: First of all, how do you raise them?
夏美 :なんか 違う プレート で 種まき して ?智浩 :そう そう そう
なつみ||ちがう|ぷれーと||たねまき||ともひろ|||
Natsumi: Did you plant the seeds with a different plate? Tomohiro: Yes Yes Yes
智浩 :種まき して ある 程度 まで 育って から 植える
ともひろ|たねまき|||ていど||そだって||うえる
Tomohiro: Sow seeds, grow to a certain level, and then plant them.
智浩 :そう
ともひろ|
夏美 :いや なんか そういう 農業 体験 と か
なつみ||||のうぎょう|たいけん||
夏美 :絶対 楽しい と 思う
なつみ|ぜったい|たのしい||おもう
智浩 :今 近所 の なんか その 品川 区 で やって る
ともひろ|いま|きんじょ||||しなかわ|く|||
智浩 :その 田んぼ 何 メートル 何 メートル を お 貸し します よって いう の も
ともひろ||たんぼ|なん|めーとる|なん|めーとる|||かし|し ます||||
Tomohiro: That's why I'll lend you meter after meter of that rice field.
智浩 :やっぱり ただしたら やっぱ やって て 家庭 菜園 レベル だ けど
ともひろ|||や っぱ|||かてい|さいえん|れべる||
Tomohiro: After all, I'm still doing it, but it's at the level of a home vegetable garden.
智浩 :そういう の も みんな 結構 抽選 な んだ けど
ともひろ|||||けっこう|ちゅうせん|||
智浩 :倍率 が やっぱ すごい みたいで
ともひろ|ばいりつ||や っぱ||
智浩 :友達 と 10人 ぐらい で わ あって やった んだ けど
ともひろ|ともだち||じん|||||||
智浩 :1人 ぐらい しか 受か ん なかった ね 抽選 通ら なかった わ
ともひろ|じん|||うか||||ちゅうせん|とおら||
Tomohiro: Only about one person passed the lottery.
夏美 :あっそんなに 智浩 :うん
なつみ|あっ そんなに|ともひろ|
智浩 :結構 みんな やりたい んだって 思っちゃった 夏美 :なかなか な 倍率
ともひろ|けっこう||やり たい|ん だって|おもっちゃ った|なつみ|||ばいりつ
Tomohiro: I thought everyone wanted to do it. Natsumi: The ratio is quite high.
夏美 :え でも それ で 例えば なんか 無料 で 参加
なつみ|||||たとえば||むりょう||さんか
Natsumi: Yes, but then, for example, you can participate for free.
夏美 :参加 したら その後 お 米 もらえます と か 言わ れたら
なつみ|さんか||そのご||べい|もらえ ます|||いわ|
Natsumi: If you were told that you would receive rice after participating,
夏美 :お 米 結構 欲しい 人 多い ん じゃない ?あき たこ まち だ し
なつみ||べい|けっこう|ほしい|じん|おおい||じゃ ない|||||
Natsumi: Isn't there a lot of people who want rice? Akitako Town
智浩 :そうだ よ ね
ともひろ|そう だ||
智浩 :だし 自分 が 植えた お 米 だったら なおさら だ と 思う よね
ともひろ||じぶん||うえた||べい|||||おもう|
Tomohiro: I think it would be even better if it was the rice I planted myself.