Trigun Episode 22
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( ヴァッシュ ・ ザ ・ スタンピード ) ガハッ ゴホッ ゴホッ
( ニコラス ・ D ・ ウルフ ウッド ) 強 ない くせ に 無理 す ん な
そ ない な 飲み 方 し と ったら 酒 が かわいそう や ん か
か あっ 結構 効く なあ これ
ん っ ?
ふう … わ いら は できる だけ の こと は やった
それ で ああ なった いう ん やったら それ は 運命 いう もん や で
( ヴァッシュ ) そんな 簡単 な 言葉 で 片づけ ない で くれ
何 人 も 死 ん で …
もう 戻って こ ない
僕 に は …
重 すぎる
( 銃声 )
( ヴァッシュ ) 僕 が … ブラド を
( ジェシカ ) う うん そんな こと ない
そんな こと ない けど …
ごめんなさい
( ヴァッシュ ) 僕 に 関わる と 人 が 死ぬ
そ や けど お前 に は 行か な あか ん 所 が ある
止ま れ へん わけ が ある
ちゃ う の ん か ?
ああ そう だ
俺 は やつ に 会わ なけ れ ば なら ない
( ウルフ ウッド ) ああ 見え て き た で
やっと 着き よった な
( ミリィ ・ トンプソン ) は い は ー い
プリン アラモード と モカ フロス ティー で ー す
すなわち 腹 が 減 っと る っ ちゅう こと や な
すごい … どう し て 分かる ん です か あ ?
( ウルフ ウッド ) あんた の こと や ったら 何でも 分かる で ! マイハニー
( ミリィ ) ヤダ よ
6 つ 子 産む の は 大変 な ん です よ あなた
( ウルフ ウッド ) ええ リアクション や あ
( ミリィ ) ウフ フフッ ( ウルフ ウッド ) アッハッハッハ
( メリル ・ ストラ イフ ) あっ … あの お
なん だい ?
あっ いえ その …
( ウルフ ウッド ) お ー い 誰 か おら ん の か ?
お ー い
( 監視 ) 誰 だ !
砂漠 を さす ろ う とる 難儀 な 旅人 や
すみません が 中 に 入れ て もら え ませ ん か ?
( 監視 ) 30 万 ダブ ドル 払ったら 入れ て やる
そんな 大金 ( たいきん ) …
ねえ の が 分かって る から 言って る の さ
つまり ここ に は 入る な って こと だ
ん っ な ん や いきなり 物騒 や ん か
怪しい 者 で は あり ませ ん
私 は ベルナル デリ 保険 協会 の …
( 銃声 ) ( メリル ) う わ あっ
ダメ な もん は ダメ だ !
一方的 すぎる で
( ヴァッシュ ) 行 こ う ( ウルフ ウッド ) なん や て ?
そう し なけ れ ば なら ない 事 情 が ある ん だ
まだ 引き ずっと る ん か あの アホ は …
あっ
なんか 用 かい ?
( ビート ) あっ はっ …
はっ ああ … う う う
( ヴァッシュ ) あっ 大丈夫 か ?
あっ !
お 兄ちゃん に ありがとう は ?
( ビート ) う う あ あっ あっ …
ありがとう は ?
あ … ありがとう
はい よく でき まし た あれ …
( ヴァッシュ ) おい そっち は 砂漠 だ ぞ !
ちょっと 寄り道 しよ う や ない か
( ヴァッシュ ) え ?
さあ 行き ます わ よ
ちょ っ ちょっと
( ノック する 音 )
( ウルフ ウッド ) 邪魔 する で え
う わ っ う っ な ん や ! う あ ああ
( リッチー ) 出 て け ここ から 出 て いけ !
待て 待て って … 別に 怒 っと る わけ や ない
わ いら も あの 町 から 追い出さ れ た クチ や
ちょ っ ちょっと の あいだ で ええ さかい 泊め て え な
タダ と は 言わ ん !
これ で どう や
( 子ども たち ) ああ …
う わ あ !
( ウルフ ウッド ) フフン 商談 成立 や なあ
ウルフ ウッド さん これ は 非常 用 の …
今 が 非常 事態 やろ
あ …
( ヴァッシュ ) アハハ ハッ 確か に 非常 事態 だ な
は あ … まったく なんて 出たとこ勝負 な 人 たち でしょ フッ
( ミリィ ) わ ー い わ ー い フハハッ
ミリィ 何 やって る ん です の ?
先輩 も どう です ? おいしい です よ
アハハ …
( ヴァッシュ ) そう か あの 子 たち は 全員 孤児 な の か
( リッチー ) うん 本当 に 偶然 な ん だ けど
僕 たち この 3 か月 ぐらい の あいだ に ここ に 集まった ん です
ある ん や なあ そう いう こと が
でも 本当 に 助かり まし た 食べ物 少なく なって た から
困った とき は お互い様 や
しかし どう し て 町 に 入れ て もら え ない ん だい ?
よそ者 は たとえ 子ども でも 入れ て くれ ませ ん
町 の 人 たち は おびえ て いる ん です
( ウルフ ウッド ) なんで や ?
( リッチー ) 分かり ませ ん
あそこ の キー バス 以外 人 が い ない ん です
僕 の 町 も そう で し た
みんな 町 の 外 に 向かって 歩き 出し た ん です
( リッチー ) 荷物 も 持た ず に … 口 も 利か ない で
( リッチー ) あっ
父さん ! 父さん どう し た の ?
何 が あった の ? 答え て よ ハッ !
何 してん の みんな 父さん
あっ えっ ?
母 さん …
母 さ ー ん 父 さ ー ん
父さん たち は 町 から 出 て いき まし た
ここ に いる みんな も 同じ 経験 を し て い ます
( ヴァッシュ ) 1 つ 教え て くれ
君 は 見 なかった か 町 の 人 以外 の 誰 か を
う うん
ただ … 声 が 聞こえ た
声 ?
“ ぐずぐず し て いる から こう いう こと に なる ん だ よ ” って
( ヴァッシュ ) あの 男 か …
( ウルフ ウッド ) 次 から 次 へ と よう やって くれる わ まったく …
ど ない す ん ねん ? 行く ん か ?
( ビート と マイク ) よい しょ よい しょ
よい しょ よい しょ
おお ?
( ヴァッシュ ) ハハッ
( 2 人 ) ああ …
ありゃ あ
子ども が なつく わけ あら へん
おら 貸し て み い わ い が 持った る さかい
( ビート と マイク ) 行 こ 行 こ ( ウルフ ウッド ) あら ?
子ども が なん だって ?
う … うるさい なあ ちょっと シャイ な だけ や ん か
( 拍手 ) ( 2 人 ) ああ ん ?
( ミリィ ) えらい えらい ちゃん と お 手伝い できる ん だ
( ビート と マイク ) ヒャハハハッ ヘヘヘッ
意外に 長持ち する ん です の よ
( キャロル と クリス ) へえ !
女 は 偉大 や
だ な
ねえ ねえ 何 作って ん の ?
( メリル ) 夜 まで ないしょ で すわ
( キャロル と クリス ) ねえ !
( ヴァッシュ ) つれない ぞ 君 たち
ホンマ 手間 の かかる やっちゃ で
( ヴァッシュ たち の 笑い声 )
( メリル ) はい どうぞ
( ミリィ ) おいしい
( ビート ) ほら こぼし てる ぞ
( ヴァッシュ ) 最高 !
( ウルフ ウッド ) うまい な これ も
( マイク の 寝言 )
ぐっすり 眠って る なあ
張り詰め とった もん が 取れ た ん やろ
ええ 寝顔 や
( ビート ) う っ う っ …
お 母 さん お 父さん
( ヴァッシュ ) ぐずぐず し てる と また や つら が 動きだす
だけど …
ほっと け ない よ な
暗い 顔 す ん な 一 杯 やろ う や ない か
あっ ?
おい ! 何 を し て いる
う お っ
( 銃声 ) ( 監視 ) う わ あー っ
( 住民 A ) なん だ ? 銃声 が し た ぞ ( 住民 B ) どっち だ
( 住民 C ) おい 行って みよ う ぜ
( 近づく トマ の 足音 )
( 発砲 音 )
( 子ども たち の 悲鳴 )
みんな 窓 から 離れ て
何 な ん です か ? 先輩
窓 から 離れる ん です の よ !
みんな 無事 か ?
( ウルフ ウッド ) 伏 せんかい
ひ っ ひ っ う わ ああ
( 住民 A ) 出 て こい
お前 ら が そこ に いる の は 分かって ん だ
10 数える あいだ に 出 て こ なけ れ ば こっち から 行く ぞ
( 住民 A ) 10 9 … ( ウルフ ウッド ) ど ない する ?
誤解 を 解く に は 話し合う 以外 ない でしょ
あ ない に ヒート し てる 連中 に か ?
もっと ええ 方法 ない ん か ?
いい よ 僕 1 人 で 行く から
( 住民 A ) 3 2 1
あ あっ
事情 を 説明 し て くん ない ?
ガキ ども に 優しい ふり し て カモフラージュ か
この クズ ども !
あっ !
アハッ 何 の こと か 分か ん ない ん す けど …
( 打撃 音 ) ( ヴァッシュ ) だ あ あっ
( 住民 B ) しら ばっ くれ ん な
町 の 近く に いる の は お め えら しか い ねえ ん だ よ
ちょっと 待て や お前 ら
う っ あ あっ う あ あっ
お … 俺 たち は 何 も し て い ない
( 住民 A ) 善人 面 ( づら ) する ん じゃ ねえ
殺さ れ た ジェフリー は 俺 の 親友 だった ん だ ぞ !
ぐ あ ああ が っ …
( ウルフ ウッド ) こ … この 勘違い だらけ の ヘタレ ども が !
( ヴァッシュ ) よせ !
くっ お人よし も 大概 に せい ぐ あ あっ
( 2 人 ) ヒイイッ
頼む 話 を …
けっ この クソ 野郎 が
( ミリィ ) ハアッ ( ヴァッシュ ) 話 を …
( 地響き ) ( 住民 たち ) な っ なんだ
どう し た ? なん だ よ
う わ ああ あっ
( ヴァッシュ ) あっ ( ミリィ ) ハッ
( 住民 A ) な … なんで ワムズ が こんな 所 に
う わ っ !
う あ あっ
あ … あんた
この 辺 は 岩盤 厚い ん や なかった ん か あ ?
( ヴァッシュ ) その はず さ だ から 家 が 建って る
( ウルフ ウッド ) ほん なら なんで あいつ ら ここ に おん ねん
分から ない …
いずれ に して も ここ も 安全 じゃ ない
僕 たち が おとり に なる 子ども たち を !
分かり まし た わ
町 に 入れ て もら え ます わ ね ?
あっ … ああ
そう と 決まれ ば
やる しか ない わな
( ビート ) 頑張って ね ( ヴァッシュ ) ああ
( ウルフ ウッド ) わ あー っ ( ヴァッシュ ) こっち こっち
( ヴァッシュ ) わ あ ああ ( ウルフ ウッド ) ああ 助け て
( ヴァッシュ ) いい 子 だ
( ウルフ ウッド ) 追いつか れ とる が な アホ
あ … あれ も 殺さ へん の か ?
当然 です
つきあわ な あか ん の か
( ヴァッシュ と ウルフ ウッド ) ぎ ゃ あ う わ あ ああ
おい な ん や こいつ ら 変 に まと まっ とら へん か ?
確か に !
あいつ ら 使 ( つ こ ) て 高み の 見物 し とる ど 腐れ が
まさか !
( メリル ) どう し て 町 に まで ワムズ が …
( 子ども たち ) う わ あっ
( 発砲 音 )
( 発砲 音 )
( 爆発 音 )
( ヴァッシュ ) 建物 に 上れ ! ( ミリィ と メリル ) えっ ?
高い 場所 なら 攻撃 も 届か ない はず だ
( メリル ) は … はい !
( 子ども たち の 逃げ惑う 声 )
どう し た の ? ケガ し た の ?
( マイク ) う う う っ …
( ミリィ ) あら ら …
あっ 待って
( ヴァッシュ ) あっ … ( ウルフ ウッド ) 任せ え !
なんて こった
俺 たち の 町 が …
あっ … ミリィ たち は ?
大丈夫 さ あいつ が つい てる
そう で すわ ね
( ヴァッシュ ) しか し なんだ
さっき から 体 に 感じる この 奇妙 な 違和感 は …
( 衝撃 音 )
( 発砲 音 )
( 発砲 音 )
クソ 数 が 多 すぎる
( 銃声 )
あっ !
( 住民 A ) う わ あ ああ ( ヴァッシュ ) あっ !
( ミリィ ) 待って !
( ミリィ ) はい 捕まえ た ( マイク ) うわ ー ん
( ミリィ ) 大丈夫 恥ずかしく なんか ない ん だ から ね
( ウルフ ウッド ) フッ
( 住民 A ) う わ ああ
( メリル ) う わ っ
弾 ( たま ) 切れ
そう か
( 銃声 )
( ミリィ ) は う っ ( マイク ) う う う っ
( ミリィ ) は あっ
( 2 人 ) ああ …
なん や ?
高 周波 で 操って い た の か
なぜ だ ? なぜ 君 が こんな こと を する ?
ガンホー ガンズ だ から さ !
あっ !
ガンホー ガンズ の 4 ( フォー ) ザジ ・ ザ ・ ビースト
えっ ウソ …
( キャロル の 泣き声 ) ( ザジ ) 泣く な !
フンッ うっとうしい 僕 は 子ども が 嫌い だ
すぐ 泣く 落ち込む
歯 を 磨け と 言わ れ れ ば その とおり に しか 行動 し ない
自由 意志 が 欠落 し て いる !
( 銃声 )
理解 でき ない だ ろ う ねえ
やめろ !
( ザジ ) フッ
( リッチー ) ビート !
ザジ だ よ ザジ ・ ザ ・ ビースト だ
君 は 無理 を し て いる よ
ああ ?
昨日 の 晩 泣 い て た よ ね ?
( 銃声 ) ( ヴァッシュ ) ぐ っ う う っ
さっき 僕 を 励まし て くれ た じゃ ない か
魔 人 なら 意識 や 記憶 を 封鎖 する こと も できる ん だ よ
( ヴァッシュ ) 信じ ない よ
君 は 無理 を し て いる ん だ そう だ ろ ?
どう しよう も ない お人よし の バカ だ
なら その 独りよがり な 考え を 抱き ながら 死に な よ
やめ て ビート
う っ う う う …
ぐ う っ
( 銃声 )
あっ !
あ あっ !
あっ …
あなた は !
なぜ だ …
なぜ 撃った
あいつ も 魔 人 や いう や ん か
ああ なった ん は お前 の ほう や で
違う …
あの 子 に 撃つ 気 は なかった
自分勝手 な キレイ 事 ほ ざ く な !
君 は …
間違って る
( 殴る 音 ) ( ヴァッシュ ) ぐ はっ あっ
ほか に 方法 が ない やろ が …
争い も なく 奪う こと も なく
人 が 人 と し て 生き られる 場所 を
こ ない な …
こ ない な 場所 で 理想 なんか 語る な !
ああ …
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( ヴァッシュ ) 間違い に 気づく こと ウソ を つか ない こと
相手 を 慈しむ こと 人 を 殺さ ない こと
とても 簡単 な こと だ
でも 時代 が それ を 許さ ない この 星 に は 緑 が ない
僕 たち は あの 場所 を 求め て いる のに
こんなに も 求め て いる のに
そこ で は 穏やか な 日常 が 続き 争い も なく 奪う こと も なく
人 が 人 と し て 生き られる 聖地
そう そこ は …
その 場所 の 名 は …