Trigun Episode 20
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( 風 の 音 )
( ラジオ の 音声 ) タイフーン は 現在 ニュー オレゴン の 東南 … 付近 を 通過 中 です
厳重 なる 警戒 を 呼びかけ て …
( メリル ・ ストラ イフ ) これ が タイフーン
こんなに すごい なんて …
は ちゃめ ちゃ ビュービュー です ね
名前 は ジャクリーン さん て いう … お っ ?
( 2 人 ) う わ あ あ !
( ノック する 音 )
( メリル ) ヴァッシュ さん
すいません が 少し こちら に お邪魔 さ せ て …
あら ?
( ヴァッシュ ・ ザ ・ スタンピード ) “ 捜さ ない で ください ヴァッシュ ”
やら れ まし た わ
この 状況 で 出かける 神経 が 信じ られ ない と いう か …
( ミリィ ) 大丈夫 です 先輩 !
中 に これ を 仕込 ん ど い た ん です
発信 器 !
そんな 気 の 利 い た もの よく 会社 が 渡し て くれ まし た わ ね
部長 が せん別 に
大きい 声 で 言う こと じゃ なく って よ
( 発信 器 の 音 )
( ミリィ ) ほら ほら 近く です よ
近い ! これ なら すぐ 追いかけ られ ます
もう すぐ です よ もう すぐ
( 猫 の 鳴き声 )
なんと ! 猫 に 変身 !
違う !
( ミリオンズ ・ ナイヴズ ) ヴァッシュ
ヴァッシュ !
立てる か ? ヴァッシュ
ほら
( ヴァッシュ ) くっ ! ( ナイヴズ ) おっと
何 だ よ
僕 たち は たった 2 人 っきり の 兄弟 みたい な もの だ ろ ?
すべて お前 の せい だ !
お前 が 殺し た ん だ !
ああ とても 晴れやか だ すばらしい
あの 中 の 数 % の こと 以外 は ね
( ヴァッシュ ) ナイヴズ …
人間 じゃ ない !
( ヴァッシュ ) う っ ! ( ナイヴズ ) 当たり前 だ !
( ナイヴズ ) あんな 不完全 な もの と 一緒に する な !
( 何度 も 殴る 音 ) ( ナイヴズ ) 一緒に する な
( ナイヴズ ) 一緒に する な !
( ヴァッシュ ) う あっ …
( ナイヴズ ) 見 て ろ よ ゴミ ども
すべて 消し て やる
この 星 に 我々 以外 は 残さ ない
レム …
( レム ・ セイブ レム ) ヴァッシュ !
ナイヴズ を …
分かって る よ レム
俺 は やつ と 会わ なけ れ ば なら ない
そして やつ を …
東南 の 岩場 の すぐ 脇 を 通過 する はず じゃ
信じる ぜ ジイ さん
間違って たら 化け て 出る よ ~
おお っ !
ぐ わ あ ああ !
ん っ ぐ ぐ ぐ っ !
しかし 何度 やって も 心臓 に 悪い よ
ほら まだ バクバク 言って る し
( ニコラス ・ D ・ ウルフ ウッド ) 自殺 する 気 か 思 たで
自殺 ? それ は 俺 が 一 番 嫌い な 言葉 … ん ?
なんで 君 が いる の ? ここ に
今度 は 好き勝手 に 動き回り や がって
お前 の 目的 は 何 な ん や ?
里帰り
あ ? 何 や て ?
里帰り !
ハハハハ ハハッ 空 に 家 でも 建 っと る 言う ん か ?
お前 の ウソ は 聞き 飽き た わ !
な っ 何 や ? これ …
( ヴァッシュ ) 見 た まん ま さ
130 年 前 に 地上 に 落ち 損ね た シップ だ よ
( ウルフ ウッド ) 信じ られ へん な
ロスト テクノロジー が こ ない な 形 で 残 っと る と は
お前 里帰り 言う たな ?
ちゅう こと は あそこ に 人 が おる ん か ?
20 年 ぶり の お 客 さん だ と 思う よ 君 は
( レオノフ ・ ザ ・ パペット マスター ) レ … レガート 様
あの 男 が 動きだし まし た
黒 服 に 身 を 包 ん だ 牧師 と 行動 し て い ます
もしや あの 男 は …
( レガート ・ ブルー サマーズ ) そう だ と し て も 君 たち が やる べき 行動 は 変わら ない よ
( レオノフ ) は っ ? あっ … かしこまり まし た
( レガート ) なんて 君 は 愚か な ん だ
動 か なけ れ ば 破滅 の とき まで 生き て い られ た と いう のに
でも 僕 は うれしい よ
だって あの 方 の 願い が また 1 つ 成就 さ れる の だ から
フフフ フフ フフ フフッ
( キーボード を 打つ 音 )
( ブラド ) 先生 大変 だ ぜ !
( 先生 ) おお 外 から 人 が やって き た ん じゃ ろ
( ブラド ) え えっ ? あ … ああ
彼 だ よ 彼 が 帰って き た ん だ よ
お前 会う の は 初めて か ?
い … いや 6 歳 の とき 1 度
ハハハハッ
ならば 伝説 を 目の当たり に する の は ほぼ 最初 だ な
つい て き なさい
帰って き た の か … あの 男 が
この ドア を 開ける の も 何 年 ぶり かのう
( ブラド ) う っ う う …
( ブラド ) いる の か ? あそこ に
( ヴァッシュ ) う ぎ ゃ あ ああ
痛い ! ギブ ギブ スーパー ギブ !
中 に 入れ られ へん ちゅう の は どう いう こっちゃ !
よう 先生 !
は はっ … は
あれ が そう な の か ? そう な の か !
フフッ 変わ っと ら ん の 安心 し た わ い
( ウルフ ウッド ) へえ えー
君 が ブラド だ ね 大きく なった な
どころ で 誰 な ん だ よ ? あいつ は
ん ー それ が よく 分か ん ない ん だ よ ね
よそ もん まで 連れ て くる ん じゃ ねえ よ !
そんな つれない こと 言う な て
お っ !
ん ?
( 母親 ) ダメ よ 早く !
( ブラド ) そう いう こと だ
分かった おとなしく し とる わ
( ジェシカ ) ヴァッシュ !
ヴァッシュ
ヴァッシュ
ヴァッシュ !
( ヴァッシュ ) ナハッ ハハハッ ! お嬢さん ずいぶん いきなり です ね
さすが の 私 も 心 の 準備 が …
あっ … ああ ?
ジェシカ !
そう よ ウフフッ 覚え て て くれ た ん だ
チョー 感激 みたい な 感じ ! ウフ フッ
( ブラド ) この ! ( ヴァッシュ ) ん ? エヘヘ ヘヘ
こんな カワイイ 彼女 が おった と は 憎い やっちゃ な この !
シー ! シー !
何 や それ ? 自慢 し とる ん か ?
ごめん ! ちょっと 先生 と 話 が ある から さ
えー っ ! そんな あ
ジェシカ !
ん ん ー !
あと で 来 て よ ね きっと ね すぐ ね !
来 ない と 恨む
わ … 分かった から
ちょっと 待って て くれ
( 先生 ) マックス の やつ は 元気 に し とる か ね ?
( ヴァッシュ ) ええ もう ピンピン ずっと 予報 図 と にらめっこ です よ
( ウルフ ウッド ) ん ?
自己 紹介 し て へん かった な わ い の 名 は … あ ?
当然 だ
ここ の 住民 たち は アウター で ドンパチ やって る や つら と は 違う
火薬 の に おい を プンプン さ せ や がって
あの 男 が 戻って くる まで じっと し て ろ ! いい な !
( ウルフ ウッド ) 茶 ぐらい 出さ ん かい ! まったく
( メリル ) まったく
早速 出し抜 い て くれ まし た わ ね あの 人 は
( ミリィ ) 先輩 ダメ です って 危険 です よ !
仕事 を 放棄 する わけ に は いか なく って よ
( 2 人 ) う わ ああ あー っ !
( ウルフ ウッド ) ロスト テクノロジー に 囲ま れ た 町 か
少しずつ 読め て き た で トンガリ
( 子ども ) こっか ら 出 て け !
あっ ごめんなさい
ええ て
( 母親 ) でも 私 も この 子 と 気持ち は 同じ です
お 願い です から 早く ここ から 立ち去って ください
そん で 自分 ら は ぬくぬく と 暮らし ます っ ちゅう わけ や
( 母親 ) え ?
ここ に ある プラント かて 無限 や ない
いつ 壊れる かも しれ へん の ん や
何 か に すがった まま 生き 続け られる わけ ちゃ うで
( 市民 A ) 何 を 言って る !
我々 が どれ だけ 苦労 し て いる か 知り も し ない くせ に !
( 市民 B ) アウター に 降りる より マシ だ !
何 と も 思って い ない そう じゃ ない か !
( 市民 D ) そう だ そう だ !
( 市民 たち ) あっ ああ …
イヤ でも 何でも 必ず 来る ん や !
生活 し て いか な あか ん とき が な !
( ヴァッシュ ) 何 か 変わった こと は あり まし た か ?
( 先生 ) 相変わらず だ 時間 を 止め て 眠り 続け とる
そ っか あ
( 先生 ) みんな 心配 し とった ん じゃ
5 年 近く 連絡 が つか なかった から の
すいません
5 年 なんて 一瞬 の こと かも しれ ねえ が な
( 先生 ) やめ ん か ブラド ! 彼 は そんな 人間 じゃ ない
人間 ? フッ !
人間 ね
( 先生 ) だ が ここ に 来 た と いう こと は まだ 決着 が つい とら ん よう だ な
フィフス ムーン 事件 の とき やつ と 接触 し た の か ?
直接 じゃ ない けど 関与 は し て いる と 思う
僕 の 記憶 が ジュライ の とき と 同じ ように ぶ っ 切れ てる し ね
( 先生 ) あれ を 撃った の か ?
おい ! おいおい
じゃあ ホント に 疫病 神 な の は お前 の ほう じゃ ねえ の か !
( 先生 ) やめろ ! ブラド
どう な ん だ よ !
( 先生 ) ブラド !
ああ そう かも しれ ない
冗談 じゃ ねえ 冗談 じゃ ねえ ぞ !
誰 が そんな リスキー な 話 を !
そんな こと は 分 か っと る
この 優 男 ( や さお とこ ) だけ な の じゃ よ
( ブラド ) ん ん !
僕 を 信じ て くれ ない か ?
頼む
( ブラド ) チッ !
( ドア の 開閉 音 )
( 先生 ) すま ん
いや
そりゃ そう だ よ
普通 の 人 間 から 見 れ ば 僕 は 化け物 だ
ん まっ ! それ も 半分 じゃ
あいつ ジェシカ に ホレ よって な
この あいだ 告白 し た らしい
ジェシカ !
ごめん な さ ー い 私 …
( ブラド ) か っ …
( ジェシカ ) ヴァッシュ の お 嫁 さん に なる の な る の ー な る の ー !
それ が 残り の 半分 じゃ エヘヘヘヘッ
これ は !
こいつ が 欲しかった ん じゃ ろ ?
( ジェシカ の 鼻歌 )
( ジェシカ ) フフ フフッ
( ジェシカ ) せっかく 戻って き た って のに ヴァッシュ ったら
でも 変わって なかった 全然 変わって なかった !
ヴァッシュー !
待って よ ー 待って !
ああ あー
な ー ん て ね なんて ね エヘッ うぶ だ ね 私 も アハハ ハッ !
ウハハハハハッ
ど いつ も こいつ も 根性 腐り おって から に !
牧師 の 言う こと が 聞 けん ちゅう の か !
( 市民 の 叫び声 )
ど ない し た ? おい コラ !
( 銃声 と 市民 の 悲鳴 )
( ウルフ ウッド ) わけ 分から ん ドア 作る な !
( 市民 A ) あ あっ !
あっ ああ … あんた !
( 市民 B ) な … 何 してん だ よ !
( ウルフ ウッド ) わ い と ちゃ うで
来 た とき に は こんな 状況 に な っと っ た ん や
おい ! 話 聞 け や !
( ブラド ) 何 が あった !
ブ … ブラド ! テリー と ナシュア が …
( ブラド ) あっ ! あ … ああ
貴 様 ! 貴 様 !
わ いや あら へん
僕 を 信じ て くれ ない か
根拠 が ねえ だ ろ う が !
いい ねえ 今 まで より スムーズ だ よ
さっ ! 急が ない と かなり 遅く なって しまった
ジェシカ の やつ むくれ とる ぞ
はて ? どこ に 行った の やら
おお ー それ あの 子 の プレゼント だ
お前 が 帰って くる の を 楽しみ に ずーっと 待って おった
( ヴァッシュ ) 先生 … ( 先生 ) ん ?
( 先生 ) は っ ! なに !
もう いっぺん 言う で わ いや あら へん
黙れ ! 人殺し の アウター 野郎 が !
( ウルフ ウッド ) マジ や な ?
マジ で わ い と やる っ ちゅう ん や な ?
おい 何 を する !
( ブラド ) ジョセフ ! ( ウルフ ウッド ) あっ !
どかん かい !
あっ !
て め え の 仕業 か !
顔 出 す な アホ !
お前 ごとき が 相手 に なる よう な やつ や ない で !
( ブラド ) ああ …
レオノフ や な ?
( レオノフ の 声 ) ほう 私 の 名前 を 存じ て もら え て いる と は 光栄 だ ね
あなた と は 初めて 会う が その うわさ は 聞い て いる よ
弔い の 黒き 鐘 を 鳴らす 男
その 名 は チャペル …
( ウルフ ウッド ) 言う な ! 人形 風情 が !
( ブラド ) すげ え !
( ウルフ ウッド ) 小手調べ や
こっち も 向こう も な
( レオノフ の 声 ) その とおり だ
それでは 刺激 が 足り なく て い け ない
こう いう の は いかが かな ?
ジェシカ !
( レオノフ の 声 ) この 子 の 目 を 通し て ずーっと 見 て い た よ
君 が この 女性 に 好意 を 抱 い て いる こと も ね
何 を 言い たい か 分かる だ ろ う ?
( 銃 の トリガー を 引く 音 )
平和 ぼけ の ドアホ が ! ワナ っ ちゅう こと も 分から ん の か
分かって る よ
( ウルフ ウッド ) ほ なら 獲物 下ろせ や
ほか に …
ほか に どう しよう も ねえ じゃ ねえ か !
( ウルフ ウッド ) 方法 は ある で
あの お 嬢ちゃん を 見捨て たら 少なくとも 2 人 は 助かる
なん だ と !
わ い は それ が 最善 や と 思う
2 人 だけ でも 確実 に 生き残る 方法 や
言う な !
泣き ながら 全員 を 助けよ う と する やつ が おる ねん
体 じゅう 傷 だらけ に し ながら それ でも 立ち上がる 男 が な
そこ に な !
( 銃声 )
( ブラド ) あっ !
( 発砲 音 )
( ジェシカ の おびえる 声 )
( ブラド ) ジェシカ !
大丈夫 か ? ケガ は … ケガ は ない か !
待た せ すぎ や で
( ヴァッシュ ) 花 … 赤い 花
( レム ) キレイ でしょ ? ゼラニウム って いう の よ
地球 で は もっと たくさん の 種類 の 花 が 咲 い て い て ね
人 に とって とても 身近 な もの な の
食べ られる の ?
ウフッ そう いう の も ある けど ね
( ヴァッシュ ) レム は 花 が 好き ?
大好き よ
赤い 花 は よく 愛情 に 例え られる わ
大輪 じゃ なく て も 自然 に 強く 咲く 花 は ステキ よ
でも ね
ゼラニウム の 赤い 花 に は 別 の 意味 も ある の
お前 ! その 赤い コート
ヴァッシュ ・ ザ …
スタンピード !
( ジェシカ ) あー ん
ヴァッシュ ヴァッシュ ヴァッシュ !
私 怖かった よ ー
( ヴァッシュ ) ちょっと ちょっと
お 怒り です か あ ?
( レオノフ の 声 ) フッフッ フッフッ フッ
まるで 大 団 円 だ
まだ 私 の 子ども たち は 残って いる と いう のに
誰 が 言った かな ?
なん だ と !
( ヴァッシュ ) 3 人 ?
( レオノフ ) そう だ 3 人 の 魔 神 が ここ に 来 て いる の だ よ
( レオノフ の 声 ) 君 の 復帰 祝い だ よ
ヴァッシュ ・ ザ ・ スタンピード
( メリル と ミリィ ) ぎ ゃ ああ あー !
イヤ アア アー !
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( ヴァッシュ ) 譲 れ ない もの が ある 守り たい もの が ある
立ち上がら なけ れ ば なら ない とき が ある
赤い コート を まとった 男 は 再び 銃 を 手 に し た
これ 以上 悲し み を 増やさ ない ため に
これ 以上 憎しみ を 増やさ ない ため に
揺るぎない 決意 を 胸 に 秘め て