×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

進撃の巨人 4 The Final Season, Shingeki no Kyojin Season 4 (Attack on Titan Season 4) Episode 06

Shingeki no Kyojin Season 4 (Attack on Titan Season 4) Episode 06

( ヴィリー ) じゃあ お 父さん 行って くる から な

お 姉ちゃん の 言う こと を よく 聞いて いい 子 で いる んだ ぞ

( 子供 たち ) お 父さん どこ 行く の ? お土産 は ?

私 も 行き たい 僕 も 一緒に 行く !

ねえ いい でしょ ? いい でしょ お 父さん

( ヴィリー ) ごめん な

今日 は ダメな んだ

( 子供 たち ) え 〜 なんで ? ずるい ずるい

( フィーネ ) ほら あんた たち わがまま 言わ ない の

お 父さん 困っちゃ う でしょ

( ヴィリー ) フィーネ

兄弟 みんな 仲良く な

うん お 仕事 頑張って ね

( ヴィリー ) ああ

それ じゃ 行って くる よ

( フィーネ ) いって らし ゃい

( 妻 ) あなた …

( ヴィリー ) すまない

子供 たち を 頼んだ よ

( ヴィリー ) 行く ぞ

( ヴィリー ) やはり 狙わ れる と したら 演説 の 最中 だろう か

( マガト ) 断言 でき ませ ん が その 可能 性 が 最も 高い でしょう

マーレ 軍 幹部 が 公 の 場 で 一堂 に 会する の は

その とき だけ です

次点 で 幹部 の 移動 時 です が

直前 まで 移動 経路 を 決め ない 習わし が 防衛 策 と して あり

馬車 も さまざまな 要人 が 利用 し ます

ならば 軍 幹部 は 端 の 特等 席 へ

できる だけ ひと 区画 に まとめて おく ように

本当に よろしい のです か ?

タイバー 家 も ただ 遊んで いた わけで は ない

先代 に 比べて は な

かねて より 世界 の 上層 階級 と 交流 を 深めて は

エルディア 人 の 地位 向上 に 努め

パラディ 島 の 動き に 目 を 光らせて いた

だが 見る べき は 足元 だった

気付いた とき に は 敵 は 海 を 渡り 我々 の 首 元 まで 迫って いた

もはや いつ 喉 を 切り裂か れて も おかしく ない

危惧 す べき は パラディ 島 勢力 の 協力 者 の 影 だ が

依然 その 実体 が つかめ ない まま で いる

ご存じ の とおり 我が国 マーレ は 敵 が 多 すぎる

軍 の 内部 も 例外 で は ない

敵 を あぶり出す ため なら ケツ に 火 を つけて やる

敵 の 襲撃 計画 を 甘んじて 受け それ を 最大 限 に 利用 する

代案 で も ある なら 聞く なければ 計画 どおり に

しかし 敵 を 釣る に して も あまりに 餌 が 大きい

無能な 幹部 など くれて やれば いい

敵 の 目的 が マーレ 軍 に 損害 を 加える こと なら

まさに 好都合じゃ ない か

新たな 軍 の 再建 も

あなた の 人選 どおり に 党 は 判 を 押す 手筈 ( てはず ) だ

しかし 大勢 死に ます

その 大半 は エルディア 人 だ

悪魔 の 末 裔 ( まつ えい ) なんだ ろ ?

今更 じゃ ない か マガト 隊長

あなた も 今 まで は 大勢 の エルディア 人 を

機関 銃 の 前 に 地雷 原 の 中 に 送り込んだ はずだ

軍服 を 着て よう が 着て まい が 同じ 命 だ ろ ?

あなた が 今 まで やって いた こと を やれば いい

( マガト ) 先 に 申し上げて おき ます

これ は 戦争 で は あり ませ ん

敵 の 正体 や 目的 攻撃 手段 が 不明な まま

現場 は 不 特定 多数 の 群衆 に 囲ま れて い ます

タイ バー 公

私 は 恐らく あなた を 守る こと が でき ない

このまま で は あなた は 死に ます

あなた は 餌 に して は 大き すぎる

当然 覚悟 の うえ だ

私 が 表 に 立た なければ 世界 は 目 を 向けて くれ ない

軍 も 記者 も 国々 の 大使 も 一同 に して 集う こと は ない

何より 私 を 含め

レベリオ 収容 区 の エルディア 人 は 哀れな 被害 者 で なくて は なら ない

予期 せ ぬ 襲撃 の 被害 者 だ

私 だけ そこ から 逃れて いて は

世界 を 味方 に つける どころ で は なく なる

エルディア 人 は 悪魔 の 末 裔 に 違い あり ませ ん

そして 私 たち は

悪魔 に 違いない

( エレン ) アアアア 〜!

( 衝撃 音 )

♪〜

〜♪

( 人々 の 悲鳴 )

( コルト ) 起きろ ! ガビ ! ウド !

早く 立つ んだ ! 早く !

( ガビ ) ゾフィア ?

( ウド ) ゾフィア 大丈夫 か ? ( コルト ) ダメだ ウド !

( コルト ) ウド こっち に … ( ウド ) ゾフィア !

( ウド ) 早く これ を ど かさ ない と

( コルト ) ウド !

( 人々 の 悲鳴 )

( ガビ ) ああ あ ああ 〜!

( ヴィリー の 妹 ) 兄さん …

タイバー 家 の 務め ご 立派でした

( エレン ) ウオオオ 〜!

( コスロ ) マガト 隊長 ! 戦 鎚 ( せ ん つい ) の 巨人 が やられて しまい ます

( マーレ 兵 ) 隊長 ! 戦士 隊 が 見つかり ませ ん

( マーレ 兵 ) カルヴィ 元帥 ら 軍 幹部 は 全滅 した ようです

( マーレ 兵 ) 指示 して ください ! ( コスロ ) 隊長 !

( 銃声 )

隊長 ?

豆 鉄砲 だ が

マーレ 軍 反撃 の 口火 は 今 を もって 切ら れた

まさか ここ まで 派手に 登場 する と は

それ も あの 特徴 から して

“ 始祖 の 巨人 ” 簒奪 者 ( さん だつ しゃ )

進撃 の 巨人 エレン ・ イェーガー ご 本人 が お 越し だ

島 まで 行く 手間 が 省けた

総員 持ち場 へ ! 戦闘 用意 !

( 一同 ) 了解 !

( 人々 の 悲鳴 )

( おじさん ) おいおい どう なって んだ こりゃ あ

( おばさん ) 何 やって ん だい さっさと 逃げる …

全員 覚えて おけよ 一 番 槍 ( やり ) を 入れた の は この 私 だ と

( 人々 が 苦しむ 声 )

クソ な ん なんだ なんで いきなり 戦争 なんだ

コルト … ウド は ?

( コルト ) とにかく 急いで 病院 に 行か ない と

ウド … そんな …

クソ …

ファルコ 〜! どこ だ 〜!

( 震動 音 )

( ポルコ ) 外 で 一体 何 が ?

( ピーク ) この 地響き … 巨人 同士 が 戦って る みたいだ ね

そんな わけ が …

私 たち が ここ に 拘束 さ れて いる こと が 答え でしょ

早く ここ から 出 ない と

どう やって ?

( 隊員 ) う お っ ! ( 隊員 ) なんだ こりゃ

遅い よ !

( カルロ ) ピーク さん ! ( 隊員 ) ご 無事です か ?

( ピーク ) 早く ロープ を 持ってきて !

( カルロ ) 了解 です !

パンツァー 隊 か ? どうして ここ が ?

あの 顎 ヒゲ が 怪しかった から 手 を 打って おいた の

( ポルコ ) あの とき か !

あの 兵士 が 怪しい 私 たち を 尾行 して

( 隊員 ) 演説 中 の 広場 が 巨人 に 襲わ れ ました

( ポルコ ) なんだ と ?

( 隊員 ) 現在 戦 鎚 の 巨人 が 応戦 して いる ようです

( ピーク ) 車力 の 兵 装 車両 は ?

( 隊員 ) 本部 に あり ます 15 分 で 換装 ( かんそう ) でき ます

( ピーク )10 分 で やる よ ( 一同 ) 了解 です !

先 に 行 っと く ぞ

( ピーク ) 待って ポルコ 少し 様子 を 見て から …

はっ … なんだ ?

まさか そんな わけ が …

( エレン ) ウウウ …

( 戦 鎚 の 巨人 ) ウオオオ 〜!

( 砲撃 音 )

( エレン ) ウウ …

( マーレ 兵 たち ) やった ぞ ! 効いて る !

対 巨人 野戦 砲 すごい 威力 だ !

( コスロ ) マガト 隊長

このまま エレン ・ イェーガー を 仕留 ( しと ) め ましょう !

ここ で 始祖 が 散れば 敵 勢力 は おしまい です

( マガト ) ダメだ ( コスロ ) え ?

始祖 を 殺せば 問題 を 先 送り に する だけ だ

なんと して でも ここ で 戦 鎚 に 食わせる

我々 は その 補助 に 徹する のみ だ

しっ しかし 隊長

戦 鎚 は 始祖 を 食う つもり は ない ようです が …

( ざわめき )

( マーレ 兵 ) 戦 鎚 … なんて 威力

( マーレ 兵 ) 進撃 を もの と も し ない

( マーレ 兵 ) 戦 鎚 の 勝利 だ !

ヤツ が エレン ・ イェーガー か

あっ

本当に 仕留める 気 だ

( 戦 鎚 の 巨人 ) 簒奪 者 エレン ・ イェーガー

最期 に 言い残す こと は あり ます か ?

今 だ ミカサ

( ミカサ ) う っ う う っ !

( 爆発 音 )

な っ …

( マーレ 兵 たち ) うわ 〜!

( 銃声 )

( エレン ) みんな 来て くれた んだ な

( ミカサ ) エレン お 願い

帰って きて

( マガト ) 指揮 系統 が 崩壊 した 今 こそ 我が マーレ 軍 の 力 が 試さ れる とき だ

特別 警戒 訓練 中 の 陸軍 一 個 師団 全て 山 から 降ろせ

沖 の 艦隊 も だ

西 と 東 から 3万 の 兵力 を ここ に 集結 さ せろ

レベリオ 収容 区 を 封鎖 する

始祖 を 含め 島 の 悪魔 ども を 1 匹 たり と も 逃がして は なら ん !

( マガト ) 今 の うち に 暴れて ろ もう お前たち に 未来 は ない

この 虐殺 事件 を 受け

式 に 参加 した 要人 ら 主要 国家 は 当事 者 と なった

ヴィリー ・ タイ バー の 思惑 どおり

世界 に エルディア 帝国 の 脅威 が 知れ渡った のだ

世界 は お前 ら を 生かして おけ なく なった

しかし ヤツ ら とて そんな こと は 承知 の はず

だ と する と …

( マーレ 兵 ) あっ ( マガト ) くっ …

( 爆発 音 ) ( マーレ 兵 たち ) うわ 〜!

( マーレ 兵 ) 悪魔 ども め !

( マーレ 兵 ) 撃ち落とせ !

ああ 〜!

( 爆発 音 )

( ジャン ) あいつ ら …

おい ! 収容 区 ごと 燃やす つもり か ?

民間 人 へ の 被害 は 最小 限 に 抑えろ

分かって ん の か フロック !

( フロック ) ここ に いる の は 敵 と 敵 の 住む 建物 だけ だ

俺 たち 壁 内 人類 が

どれ だけ 壁 の 外 の ヤツ ら に 殺さ れて きた か 忘れた か ?

食い 殺さ れた んだ ぞ !

まだまだ こんな もん じゃ 済まさ れ ねえ よ !

お前 まだ そんな こと 言って ん の か

( フロック ) 見ろ ( ジャン ) あ ?

エレン は 示した 戦え って な

俺 たち は ただ 壁 の 中 で 死 を 待つ だけ じゃ ない

俺 たち に は あの 悪魔 が 必要だ

エレン あなた は …

自分 が 何 を やった か 分かって る の ?

あなた は 民間 人 を 殺した

子供 も 殺した …

もう 取り返し が つか ない

( エレン ) ミカサ まだ 終わって ない

( ミカサ ) は っ …

そんな はず は ない

うなじ を 完全に 吹き飛ばした

俺 も うなじ を 念入りに 潰した

だが ヤツ は 死んで ない

あっ

( エレン ) そう か

戦 鎚 の 巨人 …

硬質 化 で なんでも 器用に 作 っち ま うって わけ か

分かって きた ぞ

いくら うなじ を 潰して も 死な ねえ わけだ

ミカサ ヤツ の 注意 を 引いて くれ

うまく いけば 戦 鎚 の 巨人 を 食える

( 医者 ) ダメダメ !

ベッド は 満杯 だ その 子 も とっくに 死んで る よ

そんな ! ちゃんと 診て ください よ

( 医者 ) 君 こそ この 状況 を 見ろ 戦士 候補 生 だ ろ

( 看護 師 ) 先生 お 願い し ます !

( 医者 ) 分かった すぐ 行く !

くっ …

( コルト ) ガビ お前 は 家族 と 一緒に いろ

どこ が 安全 かも 分から ない 状況 だ が

広場 から できる だけ 離れて いる んだ

俺 は ファルコ を 捜し に 戻る

( ガビ ) 私 も 戻る

ん ?

ウド と ゾフィア が なんで 殺さ れた の か

分から ない から

待て ガビ ! 行く な !

ハアハア ハアハア …

( 門 兵 A ) おい 止まれ !

こっか ら 先 は 戦場 だ ぞ !

( 門 兵 B ) ガビ ?

( 門 兵 A ) こんな とこ で 何 して んだ ?

( ガビ ) 門 兵 の おじさん

私 も 戦う から 通して !

バカ 言って んじゃ ねえ ぞ ガキ ! お前 は 家 に 帰って …

( 爆発 音 ) な っ …

( マーレ 兵 たち ) なんだ ? 敵 の 攻撃 か ?

どこ から だ ? うわ 〜!

( 門 兵 B ) 上 だ ! ( 門 兵 A ) クソ !

( 門 兵 A ) ガビ ! 逃げろ !

( 門 兵 B ) ぐ っ …

( 門 兵 A ) おい ! だいじょう …

おじさん …

あ …

( コニー ) この 道 も 塞いだ

行く ぞ サシャ

( サシャ ) コニー 明かり を 灯 ( と も ) す こと を お 忘れ です か ?

( コニー ) ああ そう だった

ぐ …

( コニー ) ジャン 増 援 は しばらく 来 ない ぞ

明かり の 設置 は ?

( サシャ ) 全て 仕掛け ました

( コニー ) 作戦 は 順調 か ?

( ジャン ) 今 の ところ は な

( ジャン ) 時間 まで に あいつ さえ 無力 化 できれば …

だが 分から ねえ

何 が 起きた って おかしく ねえ よ

う っ !

この 戦い の 先 に 何 が ある の か それ を 見極める ため に は

生き残ら ねえ と

( ミカサ ) ぐ っ !

( 爆発 音 )

( エレン ) 違和感 の 正体 が 分かった

戦 鎚 の 巨人 が 現れた とき に 感じた 違和感 だ

こいつ は 足元 から 体 が 出来て いった

うなじ から で は なく

ステージ 中央 の 地面 から だ

戦 鎚 の 本体 は …

ん ?

くっ … マズ い

戦 鎚 の 巨人 が 食わ れる

この 瞬間 を 待って いた !

始祖 を 奪還 する !

エレン !

( ポルコ ) なんだ ?

噛 ( か ) み切れ ねえ

今 の は こいつ が ?

まさか … アッカーマン ?

( ポルコ ) くっ … ここ は マズ い

( ポルコ ) ぐ … バカな

俺 は 巨人 だ ぞ

人間 の 姿 の まま

俺 を 殺す 気 か ?

これ が …

パラディ 島 の 悪魔 !

♪〜

〜♪

( ナレーション ) パラディ 島 の 悪魔

自在に 空 ( くう ) を 飛び 襲い くる 兵士 たち に

立ち向かう 戦士 たち

ガビ と ファルコ の 叫び は ライナー に 届く の か

次回 「 強襲 」


Shingeki no Kyojin Season 4 (Attack on Titan Season 4) Episode 06 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode Shingeki no Kyojin Season 4 (Attack on Titan Season 4) Episode 06

( ヴィリー ) じゃあ お 父さん 行って くる から な |||とうさん|おこなって|||

お 姉ちゃん の 言う こと を よく 聞いて いい 子 で いる んだ ぞ |ねえちゃん||いう||||きいて||こ||||

( 子供 たち ) お 父さん どこ 行く の ? お土産 は ? こども|||とうさん||いく||おみやげ|

私 も 行き たい 僕 も 一緒に 行く ! わたくし||いき||ぼく||いっしょに|いく

ねえ いい でしょ ? いい でしょ お 父さん ||||||とうさん

( ヴィリー ) ごめん な

今日 は ダメな んだ きょう||だめな|

( 子供 たち ) え 〜 なんで ? ずるい ずるい こども|||||

( フィーネ ) ほら あんた たち わがまま 言わ ない の |||||いわ||

お 父さん 困っちゃ う でしょ |とうさん|こまっちゃ||

( ヴィリー ) フィーネ

兄弟 みんな 仲良く な きょうだい||なかよく|

うん   お 仕事 頑張って ね ||しごと|がんばって|

( ヴィリー ) ああ

それ じゃ 行って くる よ ||おこなって||

( フィーネ ) いって らし ゃい

( 妻 ) あなた … つま|

( ヴィリー ) すまない

子供 たち を 頼んだ よ こども|||たのんだ|

( ヴィリー ) 行く ぞ |いく|

( ヴィリー ) やはり 狙わ れる と したら 演説 の 最中 だろう か ||ねらわ||||えんぜつ||さい なか||

( マガト ) 断言 でき ませ ん が その 可能 性 が 最も 高い でしょう |だんげん||||||かのう|せい||もっとも|たかい|

マーレ 軍 幹部 が 公 の 場 で 一堂 に 会する の は |ぐん|かんぶ||おおやけ||じょう||いちどう||かいする||

その とき だけ です

次点 で 幹部 の 移動 時 です が じてん||かんぶ||いどう|じ||

直前 まで 移動 経路 を 決め ない 習わし が 防衛 策 と して あり ちょくぜん||いどう|けいろ||きめ||ならわし||ぼうえい|さく|||

馬車 も さまざまな 要人 が 利用 し ます ばしゃ|||ようじん||りよう||

ならば 軍 幹部 は 端 の 特等 席 へ |ぐん|かんぶ||はし||とくとう|せき|

できる だけ ひと 区画 に まとめて おく ように |||くかく||||

本当に よろしい のです か ? ほんとうに|||

タイバー 家 も ただ 遊んで いた わけで は ない たい ばー|いえ|||あそんで||||

先代 に 比べて は な せんだい||くらべて||

かねて より 世界 の 上層 階級 と 交流 を 深めて は ||せかい||じょうそう|かいきゅう||こうりゅう||ふかめて|

エルディア 人 の 地位 向上 に 努め |じん||ちい|こうじょう||つとめ

パラディ 島 の 動き に 目 を 光らせて いた |しま||うごき||め||ひからせて|

だが 見る べき は 足元 だった |みる|||あしもと|

気付いた とき に は 敵 は 海 を 渡り 我々 の 首 元 まで 迫って いた きづいた||||てき||うみ||わたり|われわれ||くび|もと||せまって|

もはや いつ 喉 を 切り裂か れて も おかしく ない ||のど||きりさか||||

危惧 す べき は パラディ 島 勢力 の 協力 者 の 影 だ が きぐ|||||しま|せいりょく||きょうりょく|もの||かげ||

依然 その 実体 が つかめ ない まま で いる いぜん||じったい||||||

ご存じ の とおり 我が国 マーレ は 敵 が 多 すぎる ごぞんじ|||わがくに|||てき||おお|

軍 の 内部 も 例外 で は ない ぐん||ないぶ||れいがい|||

敵 を あぶり出す ため なら ケツ に 火 を つけて やる てき||あぶりだす|||||ひ|||

敵 の 襲撃 計画 を 甘んじて 受け それ を 最大 限 に 利用 する てき||しゅうげき|けいかく||あまんじて|うけ|||さいだい|げん||りよう|

代案 で も ある なら 聞く なければ 計画 どおり に だいあん|||||きく||けいかく||

しかし 敵 を 釣る に して も あまりに 餌 が 大きい |てき||つる|||||えさ||おおきい

無能な 幹部 など くれて やれば いい むのうな|かんぶ||||

敵 の 目的 が マーレ 軍 に 損害 を 加える こと なら てき||もくてき|||ぐん||そんがい||くわえる||

まさに 好都合じゃ ない か |こうつごうじゃ||

新たな 軍 の 再建 も あらたな|ぐん||さいけん|

あなた の 人選 どおり に 党 は 判 を 押す 手筈 ( てはず ) だ ||じんせん|||とう||はん||おす|てはず||

しかし 大勢 死に ます |おおぜい|しに|

その 大半 は エルディア 人 だ |たいはん|||じん|

悪魔 の 末 裔 ( まつ えい ) なんだ ろ ? あくま||すえ|えい||||

今更 じゃ ない か マガト 隊長 いまさら|||||たいちょう

あなた も 今 まで は 大勢 の エルディア 人 を ||いま|||おおぜい|||じん|

機関 銃 の 前 に 地雷 原 の 中 に 送り込んだ はずだ きかん|じゅう||ぜん||じらい|はら||なか||おくりこんだ|

軍服 を 着て よう が 着て まい が 同じ 命 だ ろ ? ぐんぷく||きて|||きて|||おなじ|いのち||

あなた が 今 まで やって いた こと を やれば いい ||いま|||||||

( マガト ) 先 に 申し上げて おき ます |さき||もうしあげて||

これ は 戦争 で は あり ませ ん ||せんそう|||||

敵 の 正体 や 目的 攻撃 手段 が 不明な まま てき||しょうたい||もくてき|こうげき|しゅだん||ふめいな|

現場 は 不 特定 多数 の 群衆 に 囲ま れて い ます げんば||ふ|とくてい|たすう||ぐんしゅう||かこま|||

タイ バー 公 たい|ばー|おおやけ

私 は 恐らく あなた を 守る こと が でき ない わたくし||おそらく|||まもる||||

このまま で は あなた は 死に ます |||||しに|

あなた は 餌 に して は 大き すぎる ||えさ||||おおき|

当然 覚悟 の うえ だ とうぜん|かくご|||

私 が 表 に 立た なければ 世界 は 目 を 向けて くれ ない わたくし||ひょう||たた||せかい||め||むけて||

軍 も 記者 も 国々 の 大使 も 一同 に して 集う こと は ない ぐん||きしゃ||くにぐに||たいし||いちどう|||つどう|||

何より 私 を 含め なにより|わたくし||ふくめ

レベリオ 収容 区 の エルディア 人 は 哀れな 被害 者 で なくて は なら ない |しゅうよう|く|||じん||あわれな|ひがい|もの|||||

予期 せ ぬ 襲撃 の 被害 者 だ よき|||しゅうげき||ひがい|もの|

私 だけ そこ から 逃れて いて は わたくし||||のがれて||

世界 を 味方 に つける どころ で は なく なる せかい||みかた|||||||

エルディア 人 は 悪魔 の 末 裔 に 違い あり ませ ん |じん||あくま||すえ|えい||ちがい|||

そして 私 たち は |わたくし||

悪魔 に 違いない あくま||ちがいない

( エレン ) アアアア 〜!

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

♪〜

〜♪

( 人々 の 悲鳴 ) ひとびと||ひめい

( コルト ) 起きろ !  ガビ !  ウド ! |おきろ||うど

早く 立つ んだ !  早く ! はやく|たつ||はやく

( ガビ ) ゾフィア ?

( ウド ) ゾフィア 大丈夫 か ? ( コルト ) ダメだ ウド ! うど||だいじょうぶ|||だめだ|うど

( コルト ) ウド こっち に … ( ウド ) ゾフィア ! |うど|||うど|

( ウド ) 早く これ を ど かさ ない と うど|はやく||||||

( コルト ) ウド ! |うど

( 人々 の 悲鳴 ) ひとびと||ひめい

( ガビ ) ああ あ ああ 〜!

( ヴィリー の 妹 ) 兄さん … ||いもうと|にいさん

タイバー 家 の 務め ご 立派でした たい ばー|いえ||つとめ||りっぱでした

( エレン ) ウオオオ 〜!

( コスロ ) マガト 隊長 ! 戦 鎚 ( せ ん つい ) の 巨人 が やられて しまい ます ||たいちょう|いくさ|つち|||||きょじん||||

( マーレ 兵 ) 隊長 !  戦士 隊 が 見つかり ませ ん |つわもの|たいちょう|せんし|たい||みつかり||

( マーレ 兵 ) カルヴィ 元帥 ら 軍 幹部 は 全滅 した ようです |つわもの||げんすい||ぐん|かんぶ||ぜんめつ||

( マーレ 兵 ) 指示 して ください ! ( コスロ ) 隊長 ! |つわもの|しじ||||たいちょう

( 銃声 ) じゅうせい

隊長 ? たいちょう

豆 鉄砲 だ が まめ|てっぽう||

マーレ 軍 反撃 の 口火 は 今 を もって 切ら れた |ぐん|はんげき||くちび||いま|||きら|

まさか ここ まで 派手に 登場 する と は |||はでに|とうじょう|||

それ も あの 特徴 から して |||とくちょう||

“ 始祖 の 巨人 ” 簒奪 者 ( さん だつ しゃ ) しそ||きょじん|さんだつ|もの|||

進撃 の 巨人 エレン ・ イェーガー ご 本人 が お 越し だ しんげき||きょじん||||ほんにん|||こし|

島 まで 行く 手間 が 省けた しま||いく|てま||はぶけた

総員 持ち場 へ !  戦闘 用意 ! そういん|もちば||せんとう|ようい

( 一同 ) 了解 ! いちどう|りょうかい

( 人々 の 悲鳴 ) ひとびと||ひめい

( おじさん ) おいおい どう なって んだ こりゃ あ

( おばさん ) 何 やって ん だい さっさと 逃げる … |なん|||||にげる

全員 覚えて おけよ 一 番 槍 ( やり ) を 入れた の は この 私 だ と ぜんいん|おぼえて||ひと|ばん|やり|||いれた||||わたくし||

( 人々 が 苦しむ 声 ) ひとびと||くるしむ|こえ

クソ な ん なんだ なんで いきなり 戦争 なんだ くそ||||||せんそう|

コルト … ウド は ? |うど|

( コルト ) とにかく 急いで 病院 に 行か ない と ||いそいで|びょういん||いか||

ウド … そんな … うど|

クソ … くそ

ファルコ 〜!  どこ だ 〜!

( 震動 音 ) しんどう|おと

( ポルコ ) 外 で 一体 何 が ? |がい||いったい|なん|

( ピーク ) この 地響き … 巨人 同士 が 戦って る みたいだ ね ぴーく||じひびき|きょじん|どうし||たたかって|||

そんな わけ が …

私 たち が ここ に 拘束 さ れて いる こと が 答え でしょ わたくし|||||こうそく||||||こたえ|

早く ここ から 出 ない と はやく|||だ||

どう やって ?

( 隊員 ) う お っ ! ( 隊員 ) なんだ こりゃ たいいん||||たいいん||

遅い よ ! おそい|

( カルロ ) ピーク さん ! ( 隊員 ) ご 無事です か ? |ぴーく||たいいん||ぶじです|

( ピーク ) 早く ロープ を 持ってきて ! ぴーく|はやく|ろーぷ||もってきて

( カルロ ) 了解 です ! |りょうかい|

パンツァー 隊 か ? どうして ここ が ? |たい||||

あの 顎 ヒゲ が 怪しかった から 手 を 打って おいた の |あご|ひげ||あやしかった||て||うって||

( ポルコ ) あの とき か !

あの 兵士 が 怪しい 私 たち を 尾行 して |へいし||あやしい|わたくし|||びこう|

( 隊員 ) 演説 中 の 広場 が 巨人 に 襲わ れ ました たいいん|えんぜつ|なか||ひろば||きょじん||おそわ||

( ポルコ ) なんだ と ?

( 隊員 ) 現在 戦 鎚 の 巨人 が 応戦 して いる ようです たいいん|げんざい|いくさ|つち||きょじん||おうせん|||

( ピーク ) 車力 の 兵 装 車両 は ? ぴーく|しゃりき||つわもの|そう|しゃりょう|

( 隊員 ) 本部 に あり ます 15 分 で 換装 ( かんそう ) でき ます たいいん|ほんぶ||||ぶん||かんそう|||

( ピーク )10 分 で やる よ ( 一同 ) 了解 です ! ぴーく|ぶん||||いちどう|りょうかい|

先 に 行 っと く ぞ さき||ぎょう|||

( ピーク ) 待って ポルコ 少し 様子 を 見て から … ぴーく|まって||すこし|ようす||みて|

はっ … なんだ ?

まさか そんな わけ が …

( エレン ) ウウウ …

( 戦 鎚 の 巨人 ) ウオオオ 〜! いくさ|つち||きょじん|

( 砲撃 音 ) ほうげき|おと

( エレン ) ウウ …

( マーレ 兵 たち ) やった ぞ !  効いて る ! |つわもの||||きいて|

対 巨人 野戦 砲 すごい 威力 だ ! たい|きょじん|やせん|ほう||いりょく|

( コスロ ) マガト 隊長 ||たいちょう

このまま エレン ・ イェーガー を 仕留 ( しと ) め ましょう ! ||||しりゅう|||

ここ で 始祖 が 散れば 敵 勢力 は おしまい です ||しそ||ちれば|てき|せいりょく|||

( マガト ) ダメだ ( コスロ ) え ? |だめだ||

始祖 を 殺せば 問題 を 先 送り に する だけ だ しそ||ころせば|もんだい||さき|おくり||||

なんと して でも ここ で 戦 鎚 に 食わせる |||||いくさ|つち||くわせる

我々 は その 補助 に 徹する のみ だ われわれ|||ほじょ||てっする||

しっ しかし 隊長 ||たいちょう

戦 鎚 は 始祖 を 食う つもり は ない ようです が … いくさ|つち||しそ||くう|||||

( ざわめき )

( マーレ 兵 ) 戦 鎚 … なんて 威力 |つわもの|いくさ|つち||いりょく

( マーレ 兵 ) 進撃 を もの と も し ない |つわもの|しんげき||||||

( マーレ 兵 ) 戦 鎚 の 勝利 だ ! |つわもの|いくさ|つち||しょうり|

ヤツ が エレン ・ イェーガー か やつ||||

あっ

本当に 仕留める 気 だ ほんとうに|しとめる|き|

( 戦 鎚 の 巨人 ) 簒奪 者 エレン ・ イェーガー いくさ|つち||きょじん|さんだつ|もの||

最期 に 言い残す こと は あり ます か ? さいご||いいのこす|||||

今 だ ミカサ いま||

( ミカサ ) う っ う う っ !

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

な っ …

( マーレ 兵 たち ) うわ 〜! |つわもの||

( 銃声 ) じゅうせい

( エレン ) みんな 来て くれた んだ な ||きて|||

( ミカサ ) エレン お 願い |||ねがい

帰って きて かえって|

( マガト ) 指揮 系統 が 崩壊 した 今 こそ 我が マーレ 軍 の 力 が 試さ れる とき だ |しき|けいとう||ほうかい||いま||わが||ぐん||ちから||ためさ|||

特別 警戒 訓練 中 の 陸軍 一 個 師団 全て 山 から 降ろせ とくべつ|けいかい|くんれん|なか||りくぐん|ひと|こ|しだん|すべて|やま||おろせ

沖 の 艦隊 も だ おき||かんたい||

西 と 東 から 3万 の 兵力 を ここ に 集結 さ せろ にし||ひがし||よろず||へいりょく||||しゅうけつ||

レベリオ 収容 区 を 封鎖 する |しゅうよう|く||ふうさ|

始祖 を 含め 島 の 悪魔 ども を 1 匹 たり と も 逃がして は なら ん ! しそ||ふくめ|しま||あくま|||ひき||||にがして|||

( マガト ) 今 の うち に 暴れて ろ もう お前たち に 未来 は ない |いま||||あばれて|||おまえたち||みらい||

この 虐殺 事件 を 受け |ぎゃくさつ|じけん||うけ

式 に 参加 した 要人 ら 主要 国家 は 当事 者 と なった しき||さんか||ようじん||しゅよう|こっか||とうじ|もの||

ヴィリー ・ タイ バー の 思惑 どおり |たい|ばー||おもわく|

世界 に エルディア 帝国 の 脅威 が 知れ渡った のだ せかい|||ていこく||きょうい||しれわたった|

世界 は お前 ら を 生かして おけ なく なった せかい||おまえ|||いかして|||

しかし ヤツ ら とて そんな こと は 承知 の はず |やつ||||||しょうち||

だ と する と …

( マーレ 兵 ) あっ ( マガト ) くっ … |つわもの|||

( 爆発 音 ) ( マーレ 兵 たち ) うわ 〜! ばくはつ|おと||つわもの||

( マーレ 兵 ) 悪魔 ども め ! |つわもの|あくま||

( マーレ 兵 ) 撃ち落とせ ! |つわもの|うちおとせ

ああ 〜!

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

( ジャン ) あいつ ら …

おい ! 収容 区 ごと 燃やす つもり か ? |しゅうよう|く||もやす||

民間 人 へ の 被害 は 最小 限 に 抑えろ みんかん|じん|||ひがい||さいしょう|げん||おさえろ

分かって ん の か フロック ! わかって||||

( フロック ) ここ に いる の は 敵 と 敵 の 住む 建物 だけ だ ||||||てき||てき||すむ|たてもの||

俺 たち 壁 内 人類 が おれ||かべ|うち|じんるい|

どれ だけ 壁 の 外 の ヤツ ら に 殺さ れて きた か 忘れた か ? ||かべ||がい||やつ|||ころさ||||わすれた|

食い 殺さ れた んだ ぞ ! くい|ころさ|||

まだまだ こんな もん じゃ 済まさ れ ねえ よ ! ||||すまさ|||

お前 まだ そんな こと 言って ん の か おまえ||||いって|||

( フロック ) 見ろ ( ジャン ) あ ? |みろ||

エレン は 示した 戦え って な ||しめした|たたかえ||

俺 たち は ただ 壁 の 中 で 死 を 待つ だけ じゃ ない おれ||||かべ||なか||し||まつ|||

俺 たち に は あの 悪魔 が 必要だ おれ|||||あくま||ひつようだ

エレン あなた は …

自分 が 何 を やった か 分かって る の ? じぶん||なん||||わかって||

あなた は 民間 人 を 殺した ||みんかん|じん||ころした

子供 も 殺した … こども||ころした

もう 取り返し が つか ない |とりかえし|||

( エレン ) ミカサ まだ 終わって ない |||おわって|

( ミカサ ) は っ …

そんな はず は ない

うなじ を 完全に 吹き飛ばした ||かんぜんに|ふきとばした

俺 も うなじ を 念入りに 潰した おれ||||ねんいりに|つぶした

だが ヤツ は 死んで ない |やつ||しんで|

あっ

( エレン ) そう か

戦 鎚 の 巨人 … いくさ|つち||きょじん

硬質 化 で なんでも 器用に 作 っち ま うって わけ か こえしつ|か|||きように|さく|||||

分かって きた ぞ わかって||

いくら うなじ を 潰して も 死な ねえ わけだ |||つぶして||しな||

ミカサ ヤツ の 注意 を 引いて くれ |やつ||ちゅうい||ひいて|

うまく いけば 戦 鎚 の 巨人 を 食える ||いくさ|つち||きょじん||くえる

( 医者 ) ダメダメ ! いしゃ|

ベッド は 満杯 だ その 子 も とっくに 死んで る よ べっど||まんぱい|||こ|||しんで||

そんな !  ちゃんと 診て ください よ ||みて||

( 医者 ) 君 こそ この 状況 を 見ろ 戦士 候補 生 だ ろ いしゃ|きみ|||じょうきょう||みろ|せんし|こうほ|せい||

( 看護 師 ) 先生 お 願い し ます ! かんご|し|せんせい||ねがい||

( 医者 ) 分かった すぐ 行く ! いしゃ|わかった||いく

くっ …

( コルト ) ガビ お前 は 家族 と 一緒に いろ ||おまえ||かぞく||いっしょに|

どこ が 安全 かも 分から ない 状況 だ が ||あんぜん||わから||じょうきょう||

広場 から できる だけ 離れて いる んだ ひろば||||はなれて||

俺 は ファルコ を 捜し に 戻る おれ||||さがし||もどる

( ガビ ) 私 も 戻る |わたくし||もどる

ん ?

ウド と ゾフィア が なんで 殺さ れた の か うど|||||ころさ|||

分から ない から わから||

待て ガビ !  行く な ! まて||いく|

ハアハア ハアハア … はあはあ|はあはあ

( 門 兵 A ) おい 止まれ ! もん|つわもの|a||とどまれ

こっか ら 先 は 戦場 だ ぞ ! ||さき||せんじょう||

( 門 兵 B ) ガビ ? もん|つわもの|b|

( 門 兵 A ) こんな とこ で 何 して んだ ? もん|つわもの|a||||なん||

( ガビ ) 門 兵 の おじさん |もん|つわもの||

私 も 戦う から 通して ! わたくし||たたかう||とおして

バカ 言って んじゃ ねえ ぞ ガキ ! お前 は 家 に 帰って … ばか|いって||||がき|おまえ||いえ||かえって

( 爆発 音 ) な っ … ばくはつ|おと||

( マーレ 兵 たち ) なんだ ?  敵 の 攻撃 か ? |つわもの|||てき||こうげき|

どこ から だ ?  うわ 〜!

( 門 兵 B ) 上 だ ! ( 門 兵 A ) クソ ! もん|つわもの|b|うえ||もん|つわもの|a|くそ

( 門 兵 A ) ガビ !  逃げろ ! もん|つわもの|a||にげろ

( 門 兵 B ) ぐ っ … もん|つわもの|b||

( 門 兵 A ) おい !  だいじょう … もん|つわもの|a||

おじさん …

あ …

( コニー ) この 道 も 塞いだ ||どう||ふさいだ

行く ぞ サシャ いく||

( サシャ ) コニー 明かり を 灯 ( と も ) す こと を お 忘れ です か ? ||あかり||とう|||||||わすれ||

( コニー ) ああ そう だった

ぐ …

( コニー ) ジャン 増 援 は しばらく 来 ない ぞ ||ぞう|えん|||らい||

明かり の 設置 は ? あかり||せっち|

( サシャ ) 全て 仕掛け ました |すべて|しかけ|

( コニー ) 作戦 は 順調 か ? |さくせん||じゅんちょう|

( ジャン ) 今 の ところ は な |いま||||

( ジャン ) 時間 まで に あいつ さえ 無力 化 できれば … |じかん|||||むりょく|か|

だが 分から ねえ |わから|

何 が 起きた って おかしく ねえ よ なん||おきた||||

う っ !

この 戦い の 先 に 何 が ある の か それ を 見極める ため に は |たたかい||さき||なん|||||||みきわめる|||

生き残ら ねえ と いきのこら||

( ミカサ ) ぐ っ !

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

( エレン ) 違和感 の 正体 が 分かった |いわかん||しょうたい||わかった

戦 鎚 の 巨人 が 現れた とき に 感じた 違和感 だ いくさ|つち||きょじん||あらわれた|||かんじた|いわかん|

こいつ は 足元 から 体 が 出来て いった ||あしもと||からだ||できて|

うなじ から で は なく

ステージ 中央 の 地面 から だ すてーじ|ちゅうおう||じめん||

戦 鎚 の 本体 は … いくさ|つち||ほんたい|

ん ?

くっ … マズ い

戦 鎚 の 巨人 が 食わ れる いくさ|つち||きょじん||くわ|

この 瞬間 を 待って いた ! |しゅんかん||まって|

始祖 を 奪還 する ! しそ||だっかん|

エレン !

( ポルコ ) なんだ ?

噛 ( か ) み切れ ねえ か||みきれ|

今 の は こいつ が ? いま||||

まさか … アッカーマン ?

( ポルコ ) くっ … ここ は マズ い

( ポルコ ) ぐ … バカな ||ばかな

俺 は 巨人 だ ぞ おれ||きょじん||

人間 の 姿 の まま にんげん||すがた||

俺 を 殺す 気 か ? おれ||ころす|き|

これ が …

パラディ 島 の 悪魔 ! |しま||あくま

♪〜

〜♪

( ナレーション ) パラディ 島 の 悪魔 なれーしょん||しま||あくま

自在に 空 ( くう ) を 飛び 襲い くる 兵士 たち に じざいに|から|||とび|おそい||へいし||

立ち向かう 戦士 たち たちむかう|せんし|

ガビ と ファルコ の 叫び は ライナー に 届く の か ||||さけび||らいなー||とどく||

次回 「 強襲 」 じかい|きょうしゅう