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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 192 - ネジ外伝

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 192 - ネジ 外伝

ありがとう ございます ヒナタ 様 。

申し訳 あり ませ ん 。

ヒナタ 様 こそ お ケガ を さ れて いる のに …。

( ヒナタ ) 大丈夫 。 私 なら ちゃんと 治療 して もらった から 。

今 は 里 の 人手 が 足りない とき 。

サクラ さん も 忙し そうだ し この くらい は 私 が 。

( 木 ノ 葉 丸 ) ネジ の 兄ちゃん 。

( ウドン ) あの ね … 僕たち の 取材 に 協力 して ほしい んだ 。

( ネジ ) 取材 ?

( モエギ ) ほら この 戦い で ナルト 兄ちゃん が →

すごく 活躍 した でしょう ?

( 木 ノ 葉 丸 ) アカデミー の 後輩 たち に 頼ま れちゃ って さ 。

ナルト 兄ちゃん の 活躍 を まとめた →

学級 新聞 を 作る こと に なった んだ 。

で みんな に インタビュー して る って わけ 。

悪い が 他 を 当たって くれ 。

え ~ っ … 冷たい よ ネジ さん 。

そう よ 。 かわいい 後輩 たち が 楽しみに して る んだ から !

頼む ぞ これ !

なあ この とおり !

しかたない 。 で は とっておき の 話 を して やろう 。

あれ は 約 3 年 前 →

中 忍 試験 本選 の 日 の こと だ 。

俺 たち が 初めて 参加 した あの 年 の 中 忍 試験 は →

いわくつき だった 。

各国 の 大名 など 多く の 他国 の 人々 が →

中 忍 試験 を 見る ため 木 ノ 葉 に 入り込んで いる 中 …。

< ネジ : 木 ノ 葉 に 恨み を 持つ 抜け 忍 大 蛇 丸 が →

サスケ を 狙って いる と の 情報 が あり →

不測 の 事態 に 備えて 里 の 各所 に は 厳重な 警備 網 が 敷か れて いた 。

本選 の 途中 で 砂 と 音 に よる →

木 ノ 葉 崩し が 起こる こと に なる が →

この 時点 で それ を 予測 できる 者 など →

いる はず も なく →

各国 から 集まった 観客 が 熱狂 的に 見守る 中 →

試合 は 進め られて いた >

< その頃 第 1 試合 で ナルト に 敗北 した 俺 は 医務 室 に いた >

( テンテン ) 様子 を 見 に きた わ よ 。 具合 は どう ?

ああ 問題 ない 。

気 を 落とす こと ない わ 。 ナルト が 勝つ なんて まぐれ だ もん 。

次 は 絶対 …。 いや それ は いい んだ 。

えっ …。

少し 前 に ヒアシ 様 が いら した 。

俺 たち 分家 は 命 が 尽き →

この 呪 印 が 白 眼 の 能力 を 封印 して 消える とき まで →

自由に なる もの など ない 。

そう 思って きた 。

だが 父 は 違った ようだ 。

あがいて も 変わら ない もの は 確かに ある 。

しかし 俺 は すべて を →

決めつけ すぎて いた の かも しれ ない な 。

ネジ …。

ねぇ 会場 に 戻ら ない ? ガイ 先生 と リー も 来た し →

うち は の 試合 すごく おもしろ そう よ 。

そう だ な 。

< ちょうど その とき の こと だ >

< 大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し が 始まった のだ >

何 な の ? あれ …。

気づいた か ? 会場 から の 歓声 が 途絶えて いる 。

ええ 空気 が 変わった みたい 。

白 眼 !

< 大 蛇 丸 率いる 音 そして 同盟 国 砂 の 裏切り に より →

里 は あっという間 に 混乱 の 坩堝 と 化した >

なんて こと だ …。

里 中 の いたるところ で 戦闘 が 起きて いる 。

砂 と 音 の 忍 たち が 木 ノ 葉 に 対して …。

それ じゃ まるで !

ああ 戦争 だ !

< 俺 たち は 詳しい 状況 を 把握 する ため 会場 へ と 走った 。

だが この とき すでに 事件 は 始まって いた のだ >

あれ は !

長老 様 ! う っ …。

ちょっと 大丈夫 !?

( キバ ) 俺 は …。

< あと で 聞いた 話 だ が キバ は この 少し 前 →

中 忍 試験 の 後遺症 で 倒れた ヒナタ 様 を 介抱 して いる 際 →

暗部 に 化けた 敵 に 倒さ れた らしい >

おい … 何 な んだ よ これ !?

( テンテン ) どうやら アンタ は 無事 みたい ね 。

( ネジ ) こっち も 致命 傷 は 避けて いる 。

いったい 何 が あった んです !?

やられた … ヒナタ を 連れ 去ら れた 。

あっ ! なんで すって !?

さらった の は 観戦 に 来て いた 雲隠れ の 忍 2 人 。

この 騒ぎ に 乗じれば →

白 眼 を 里 の 外 に 持ち出せる と 踏んだ のだろう 。

止めよう と した んじゃ が …。

ネジ よ … 白 眼 は お前 の 父 も 命 を かけた 重大な 秘密 。

奪わ れる こと など あって は なら ぬ !

追え ! 命 に かえて も 奪還 せい !

わかり ました 。

待って ネジ 。 私 も 行く 。

これ は 日向 の 仕事 だ 。

だから って 1 人 じゃ 無理 よ 。

俺 も 行く ぜ 。 ヒナタ は 大事な 仲間 だ !

それ に アンタ は ヒナタ を よく 思って ねえ 。

そんな ヤツ が 本気で 助けよう と する わけ ねえ から よ 。

アンタ ね !

ならば 一緒に 来い 。 お前 は 鼻 が 利く 。

( テンテン ) 確かに 追跡 は スリーマンセル の ほう が やり やすい か 。

いや 違う 。 赤 丸 も 入れて フォーマンセル 。 基本 小 隊 だ 。

アン !

行く ぞ !

( 木 ノ 葉 丸 ) そんな 動き が あった なんて …。

会場 の 上 忍 たち は 気づか なかった の か な ?

さあ な 。 しかし こちら に 人員 を 出す 余裕 は →

なかった だろう 。

なにせ 下 忍 の ナルト たち を →

A ランク 任務 に 出さ ざる を 得 ない ような 状況 だった から な 。

♪♪~

驚いた ぜ 。 いきなり 戦争 が 始まる と は な 。

もともと 忍 の 同盟 なん ぞ あって ない ような もん だ 。

こんな チャンス 逃す 手 も ある まい 。

門外 不出 の 名高き 血 継 限界 。

木 ノ 葉 の 白 眼 か 。

敵 は 2 人 。 まっすぐ 森 を 抜ける 気 だ な 。

この先 に ある の は 田 の 国 と の 国境 か 。

最短 距離 で 雲隠れ を 目指す 気 ね 。

火 の 国 内 なら 土地 勘 が ある が →

国境 を 越え られたら アウト だ ぜ 。

それ まで に けり を つけ ねえ と 。

キューン …。

どうした ?

赤 丸 は チャクラ を 嗅いだ だけ で 相手 の 力量 が わか っち まう 。

敵 は かなり の 手 練れ だ そうだ 。

おそらくは 中 忍 以上 。 勝ち目 は な さ そうだ な 。

やり よう は ある だ ろ ! 回り込んで 待ち 伏せる と か 。

アン ! ( キバ ) おい とまれ !

どうした の ? ( ネジ ) トラップ か ?

( キバ ) 敵 の におい で いっぱいだ ぜ 。

げ …。

何 これ 気持 悪い 。

どうやら 追跡 者 の チャクラ に 反応 して 作動 する 仕掛け の ようだ 。

来る ぞ !

これ じゃあ キリ が ない わ よ 。

まずい な 。 トラップ が 発動 した こと で →

敵 は 俺 たち の 追尾 に 気づいた 可能 性 が ある 。

クソ ! 時間 が ねえ って のに 。

だったら とれる 手段 は ひと つ ね 。

爆龍 撃 !

行って ! ここ は 私 が やる 。 だ だが …。

私 なら しばらく コイツ ら を とめ られる 。

あの 子 を 取り戻す んでしょ ?

早く ! わかった 。

さ ~ て …。

どの 武器 が お好み かしら ?

かかって らっしゃい !

ムチャ よ ! たった 1 人 で 。

そう だ な 。 だが テンテン は →

中 ・ 遠距離 の 攻撃 範囲 を 持つ 優秀な 武器 使い だ 。

敵 を 食い止め →

かつ 自身 も 逃げ切る 可能 性 が いちばん 高かった 。

時間 が 差し迫る 中 →

俺 たち は 信じて 託す しか なかった 。

雲 の ヤツ ら 面倒な もの 残し や が って 。

だが あれ を 仕掛ける の に は それなり の 時間 が かかった はずだ 。

ああ トラップ の におい は まだ 新しかった 。

ヤツ ら そう 遠く に は 行って ない はずだ 。

白 眼 !

( ネジ ) 見つけた 。

よし 奇襲 を かけて ヒナタ を 取り戻す ぜ 。

やめて おけ 。 そんな 方法 じゃ 無理だ 。

じゃあ どう する って んだ !

とめて も ムダ だ 。 俺 は 行く ぜ 。

トラップ を 発動 さ せた ヤツ が いる な 。

追っ手 か ? たぶん な 。 急ごう 。

国境 は すぐ 先 だ 。 ああ 。

掌 底 !

あなた たち の 思いどおりに は なり ませ ん 。

ムダ な 抵抗 は よせ 。

俺 たち は 急いで いる 。

ゴホッ ゴホッ 。

本家 の 白 眼 なら 持ち主 の 生死 は 関係ない んだ ろ ?

この ガキ 。 いっそ 首 から 上 だけ 連れ帰る か 。

通 牙 !

なんとか 間に合った な 。 キバ 君 。

ヒナタ 逃げ ん ぞ !

追っ手 か 。 あの ガキ 。

絶対 ぶ っ 殺す !

そんな 逃げ 切れる わけない よ 。

その とおり 。 当時 の 俺 たち で は 実力 が まるで 違う から な 。

下 忍 ごとき が ムダ な あがき だ 。

茶 番 に つき合って る 暇 は ねえ んだ よ 。

柔 拳法 。

八 卦 六十四 掌 。

八 卦 ニ 掌 。

四 掌 ! 八 掌 !

十六 掌 ! 三十二 掌 !

六十四 掌 !

なるほど 。

そう か お前 。

中 忍 試験 に 出て いた 日向 の 小僧 か 。

あの 野郎 。

かっこ つけ や が って 。

フン 俺 たち は ダミー を 追跡 さ せ られた わけだ 。

どけ 。 死 と ともに その 力 を 失う ような 分家 の 眼 に 用 は ない 。

この先 に は 行か せ ん 。

土 遁 土 流 波 !

柔 拳 使い 相手 に 間合い を 詰める つもり は ない 。

♪♪~

しまった !

土 遁影 分身 。

《 誘い込ま れた か …》

終わり だ 。

手足 を 封じた 体 術 使い など 。

籠 の 中 の 鳥 も 同然 よ 。

あれほど 憎んで いた と いう のに 。

結局 宗 家 の 犠牲 に なら ねば なら ん と は 。

お前 も 哀れな 運命 の 持ち主 だ な 。

俺 は そんな もの に 殉 じたん じゃ ない 。

少なくとも 今 は 自分 の 意志 で ここ に いる 。

どの 道 結果 は 変わら ない 。

お前 は 今 ここ で 死ぬ んだ !

裂 土 転 針 !

回 天 !

遅く なった な 。 ヒアシ 様 !

《 ヒアシ !? 日向 の 宗 家 か !》

八 卦空 掌 !

雑魚 め が …。

ヒアシ 様 なぜ ここ に !?

ヒナタ 様 は ?

長老 から 事 の 次第 は 聞いた 。

ヒナタ なら 今 は コウ が そば に ついて いる はずだ 。

途中 で 拾った お前 の 仲間 と 一緒に な 。

そう です か 。

しかし この 戦 の 折 宗 家 自ら こんな 場所 まで …。

ヒナタ は 私 の 大切な 娘 。

そして お前 は 大切な 弟 の 忘れ形見 だ から な 。

よかった わ ね お互い 無事で 。

あのよ … ネジ 。

その … いろいろ 悪かった な 。

その後 ヒナタ 様 誘拐 を 企てた 雲 忍 たち は 拘束 さ れた 。

しかし 最後に 雲 の 関与 が なかった こと から →

国際 問題 に は 発展 せ ず 事件 は 内々 に 処理 さ れた と いう わけだ 。

木 ノ 葉 崩し の 陰 で そんな 事件 が あった なんて …。

私 知ら なかった 。

僕 なんか 感動 しちゃ った よ 。

それ は 結構 。 こちら も 話した かい が ある と いう もの だ 。

ん ? ちょっと 待つ ぞ これ !

話 って まさか これ で 全部 ?

ナルト 兄ちゃん 全然 関係ない ぞ これ !

何 を 言って る ?

《 俺 に とって …》

ご … ごめんなさい ネジ 兄さん 。

わ … 私 の せい で …。

顔 を 上げて ください ヒナタ 様 。

ヒナタ 様 が 謝る こと は 何ひとつ あり ませ ん 。

俺 は 真実 を 知ら さ れ ず 勝手に 宗 家 に 対し 逆恨み を した うえ で →

すべて を わかった ような 気 に なって いた 。

運命 な のだ と 何もかも 決めつけ →

自分 だけ が 苦しんで いる と そう 思いこんで い ました 。

しかし 俺 と の 戦い のな か あの 男 は 言い ました 。

ヒナタ 様 も 同じ ように 苦しんで いる んだ と 。

認め られ ない 自分 を どうにか 変えよう と →

戦って いる のだ と 。

考えた こと も あり ませ ん でした 。

俺 は 自分 の 視野 の 狭 さ を はっきり と 教え られた んです 。

ナルト 君 が ?

うずまき ナルト … おもしろい 男 です ね 。

はい !

ちゃんと 肝心な ところ に 絡んで る から 大丈夫だ 。

(3 人 ) え ~ っ !?

お前たち の 新聞 楽しみに して る ぞ 。

ちょっと 兄 ちゃん それ は ない ぞ これ !

せめて どこ が 肝心な ところ か 教えて くれよ !

( ネジ ) 全部 だ よ 全部 。

アイツ が い なけりゃ この 話 も でき なかった かも しれ ない から な 。

( モエギ ) ナルト 兄ちゃん が 活躍 する 話 が 聞き たかった のに !

( ネジ ) ハハハ ! 俺 に 聞いた の が 間違い だ な 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 192 - ネジ 外伝 ||しっぷう|つたい|しーずん|ねじ|がいでん Naruto Shippuden - Season 9 - 192 - Neji Gaiden

ありがとう ございます   ヒナタ 様 。 |||さま

申し訳 あり ませ ん 。 もうし わけ|||

ヒナタ 様 こそ お ケガ を さ れて いる のに …。 |さま|||けが|||||

( ヒナタ ) 大丈夫 。  私 なら ちゃんと 治療 して もらった から 。 |だいじょうぶ|わたくし|||ちりょう|||

今 は   里 の 人手 が 足りない とき 。 いま||さと||ひとで||たりない|

サクラ さん も 忙し そうだ し この くらい は   私 が 。 さくら|||いそがし|そう だ|||||わたくし|

( 木 ノ 葉 丸 ) ネジ の 兄ちゃん 。 き||は|まる|ねじ||にいちゃん

( ウドン ) あの ね …  僕たち の 取材 に 協力 して ほしい んだ 。 |||ぼくたち||しゅざい||きょうりょく|||

( ネジ ) 取材 ? ねじ|しゅざい

( モエギ ) ほら この 戦い で   ナルト 兄ちゃん が → |||たたかい|||にいちゃん|

すごく 活躍 した でしょう ? |かつやく||

( 木 ノ 葉 丸 ) アカデミー の 後輩 たち に 頼ま れちゃ って さ 。 き||は|まる|あかでみー||こうはい|||たのま|||

ナルト 兄ちゃん の 活躍 を まとめた → |にいちゃん||かつやく||

学級 新聞 を 作る こと に なった んだ 。 がっきゅう|しんぶん||つくる||||

で   みんな に インタビュー して る って わけ 。 |||いんたびゅー||||

悪い が   他 を 当たって くれ 。 わるい||た||あたって|

え ~ っ …  冷たい よ   ネジ さん 。 ||つめたい||ねじ|

そう よ 。  かわいい 後輩 たち が 楽しみに して る んだ から ! |||こうはい|||たのしみに||||

頼む ぞ   これ ! たのむ||

なあ   この とおり !

しかたない 。  で は とっておき の 話 を して やろう 。 |||||はなし|||

あれ は 約 3 年 前 → ||やく|とし|ぜん

中 忍 試験   本選 の 日 の こと だ 。 なか|おし|しけん|ほんせん||ひ|||

俺 たち が 初めて 参加 した あの 年 の 中 忍 試験 は → おれ|||はじめて|さんか|||とし||なか|おし|しけん|

いわくつき だった 。

各国 の 大名 など 多く の 他国 の 人々 が → かっこく||だいみょう||おおく||たこく||ひとびと|

中 忍 試験 を 見る ため 木 ノ 葉 に 入り込んで いる 中 …。 なか|おし|しけん||みる||き||は||はいりこんで||なか

< ネジ : 木 ノ 葉 に 恨み を 持つ 抜け 忍   大 蛇 丸 が → ねじ|き||は||うらみ||もつ|ぬけ|おし|だい|へび|まる|

サスケ を 狙って いる と の 情報 が あり → さすけ||ねらって||||じょうほう||

不測 の 事態 に 備えて   里 の 各所 に は 厳重な 警備 網 が 敷か れて いた 。 ふそく||じたい||そなえて|さと||かくしょ|||げんじゅうな|けいび|あみ||しか||

本選 の 途中 で   砂 と 音 に よる → ほんせん||とちゅう||すな||おと||

木 ノ 葉 崩し が 起こる こと に なる が → き||は|くずし||おこる||||

この 時点 で それ を 予測 できる 者 など → |じてん||||よそく||もの|

いる はず も なく →

各国 から 集まった 観客 が 熱狂 的に 見守る 中 → かっこく||あつまった|かんきゃく||ねっきょう|てきに|みまもる|なか

試合 は 進め られて いた > しあい||すすめ||

<  その頃   第 1 試合 で ナルト に 敗北 した 俺 は 医務 室 に いた > そのころ|だい|しあい||||はいぼく||おれ||いむ|しつ||

( テンテン ) 様子 を 見 に きた わ よ 。 具合 は   どう ? |ようす||み|||||ぐあい||

ああ   問題 ない 。 |もんだい|

気 を 落とす こと ない わ 。 ナルト が 勝つ なんて   まぐれ だ もん 。 き||おとす||||||かつ||||

次 は   絶対 …。 いや   それ は   いい んだ 。 つぎ||ぜったい|||||

えっ …。

少し 前 に   ヒアシ 様 が いら した 。 すこし|ぜん|||さま|||

俺 たち 分家 は   命 が 尽き → おれ||ぶんけ||いのち||つき

この 呪 印 が   白 眼 の 能力 を 封印 して 消える とき まで → |まじない|いん||しろ|がん||のうりょく||ふういん||きえる||

自由に なる もの など ない 。 じゆうに||||

そう 思って きた 。 |おもって|

だが   父 は 違った ようだ 。 |ちち||ちがった|

あがいて も 変わら ない もの は   確かに ある 。 ||かわら||||たしかに|

しかし   俺 は   すべて を → |おれ|||

決めつけ すぎて いた の かも しれ ない な 。 きめつけ|||||||

ネジ …。 ねじ

ねぇ   会場 に 戻ら ない ? ガイ 先生 と リー も 来た し → |かいじょう||もどら|||せんせい||||きた|

うち は の 試合 すごく   おもしろ そう よ 。 |||しあい||||

そう だ な 。

<  ちょうど   その とき の こと だ >

< 大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し が 始まった のだ > だい|へび|まる||き||は|くずし||はじまった|

何 な の ?  あれ …。 なん|||

気づいた か ?  会場 から の 歓声 が 途絶えて いる 。 きづいた||かいじょう|||かんせい||とだえて|

ええ   空気 が 変わった みたい 。 |くうき||かわった|

白 眼 ! しろ|がん

< 大 蛇 丸 率いる 音 そして 同盟 国   砂 の 裏切り に より → だい|へび|まる|ひきいる|おと||どうめい|くに|すな||うらぎり||

里 は   あっという間 に 混乱 の 坩堝 と 化した > さと||あっというま||こんらん||るつぼ||かした

なんて こと だ …。

里 中 の いたるところ で 戦闘 が 起きて いる 。 さと|なか||||せんとう||おきて|

砂 と 音 の 忍 たち が 木 ノ 葉 に 対して …。 すな||おと||おし|||き||は||たいして

それ じゃ   まるで !

ああ   戦争 だ ! |せんそう|

< 俺 たち は   詳しい 状況 を 把握 する ため 会場 へ と 走った 。 おれ|||くわしい|じょうきょう||はあく|||かいじょう|||はしった

だが   この とき すでに 事件 は 始まって いた のだ > ||||じけん||はじまって||

あれ は !

長老 様 ! う っ …。 ちょうろう|さま||

ちょっと 大丈夫 !? |だいじょうぶ

( キバ ) 俺 は …。 |おれ|

<  あと で 聞いた 話 だ が キバ は   この 少し 前 → ||きいた|はなし||||||すこし|ぜん

中 忍 試験 の 後遺症 で 倒れた ヒナタ 様 を 介抱 して いる 際 → なか|おし|しけん||こういしょう||たおれた||さま||かいほう|||さい

暗部 に 化けた 敵 に 倒さ れた らしい > あんぶ||ばけた|てき||たおさ||

おい …  何 な んだ よ   これ !? |なん||||

( テンテン ) どうやら アンタ は 無事 みたい ね 。 ||||ぶじ||

( ネジ ) こっち も 致命 傷 は 避けて いる 。 ねじ|||ちめい|きず||さけて|

いったい 何 が あった んです !? |なん|||ん です

やられた …  ヒナタ を 連れ 去ら れた 。 |||つれ|さら|

あっ ! なんで すって !?

さらった の は   観戦 に 来て いた 雲隠れ の 忍  2 人 。 |||かんせん||きて||くもがくれ||おし|じん

この 騒ぎ に 乗じれば → |さわぎ||じょうじれば

白 眼 を 里 の 外 に 持ち出せる と 踏んだ のだろう 。 しろ|がん||さと||がい||もちだせる||ふんだ|

止めよう と した んじゃ が …。 とどめよう||||

ネジ よ …  白 眼 は   お前 の 父 も 命 を かけた 重大な 秘密 。 ねじ||しろ|がん||おまえ||ちち||いのち|||じゅうだいな|ひみつ

奪わ れる こと など あって は なら ぬ ! うばわ|||||||

追え !  命 に かえて も 奪還 せい ! おえ|いのち||||だっかん|

わかり ました 。

待って   ネジ 。  私 も 行く 。 まって|ねじ|わたくし||いく

これ は   日向 の 仕事 だ 。 ||ひゅうが||しごと|

だから って  1 人 じゃ 無理 よ 。 ||じん||むり|

俺 も 行く ぜ 。  ヒナタ は 大事な 仲間 だ ! おれ||いく||||だいじな|なかま|

それ に アンタ は   ヒナタ を よく 思って ねえ 。 |||||||おもって|

そんな ヤツ が 本気で 助けよう と する わけ ねえ から よ 。 |やつ||ほんきで|たすけよう||||||

アンタ ね !

ならば 一緒に 来い 。 お前 は 鼻 が 利く 。 |いっしょに|こい|おまえ||はな||きく

( テンテン ) 確かに 追跡 は スリーマンセル の ほう が やり やすい か 。 |たしかに|ついせき||||||||

いや   違う 。  赤 丸 も 入れて フォーマンセル 。 基本 小 隊 だ 。 |ちがう|あか|まる||いれて||きほん|しょう|たい|

アン !

行く ぞ ! いく|

( 木 ノ 葉 丸 ) そんな 動き が あった なんて …。 き||は|まる||うごき|||

会場 の 上 忍 たち は 気づか なかった の か な ? かいじょう||うえ|おし|||きづか||||

さあ な 。  しかし こちら に 人員 を 出す 余裕 は → |||||じんいん||だす|よゆう|

なかった だろう 。

なにせ   下 忍 の ナルト たち を → |した|おし||||

A ランク 任務 に 出さ ざる を 得 ない ような 状況 だった から な 。 |らんく|にんむ||ださ|||とく|||じょうきょう|||

♪♪~

驚いた ぜ 。 いきなり 戦争 が 始まる と は な 。 おどろいた|||せんそう||はじまる|||

もともと 忍 の 同盟 なん ぞ あって ない ような もん だ 。 |おし||どうめい|||||||

こんな チャンス 逃す 手 も ある まい 。 |ちゃんす|のがす|て|||

門外 不出 の 名高き 血 継 限界 。 もんがい|ふしゅつ||なだかき|ち|つ|げんかい

木 ノ 葉 の 白 眼 か 。 き||は||しろ|がん|

敵 は 2 人 。 まっすぐ 森 を 抜ける 気 だ な 。 てき||じん||しげる||ぬける|き||

この先 に ある の は 田 の 国 と の 国境 か 。 このさき|||||た||くに|||くにざかい|

最短 距離 で 雲隠れ を 目指す 気 ね 。 さいたん|きょり||くもがくれ||めざす|き|

火 の 国 内 なら 土地 勘 が ある が → ひ||くに|うち||とち|かん|||

国境 を 越え られたら アウト だ ぜ 。 くにざかい||こえ||あうと||

それ まで に   けり を つけ ねえ と 。

キューン …。

どうした ?

赤 丸 は   チャクラ を 嗅いだ だけ で 相手 の 力量 が わか っち まう 。 あか|まる||||かいだ|||あいて||りきりょう||||

敵 は   かなり の 手 練れ だ そうだ 。 てき||||て|ねれ||そう だ

おそらくは   中 忍 以上 。 勝ち目 は な さ そうだ な 。 |なか|おし|いじょう|かちめ||||そう だ|

やり よう は ある だ ろ ! 回り込んで 待ち 伏せる と か 。 ||||||まわりこんで|まち|ふせる||

アン ! ( キバ ) おい   とまれ !

どうした の ? ( ネジ ) トラップ か ? ||ねじ||

( キバ ) 敵 の におい で   いっぱいだ ぜ 。 |てき|||||

げ …。

何 これ   気持 悪い 。 なん||きもち|わるい

どうやら   追跡 者 の チャクラ に 反応 して 作動 する 仕掛け の ようだ 。 |ついせき|もの||||はんのう||さどう||しかけ||

来る ぞ ! くる|

これ じゃあ   キリ が ない わ よ 。 ||きり||||

まずい な 。 トラップ が 発動 した こと で → ||||はつどう|||

敵 は   俺 たち の 追尾 に 気づいた 可能 性 が ある 。 てき||おれ|||ついび||きづいた|かのう|せい||

クソ !  時間 が ねえ って のに 。 くそ|じかん||||

だったら   とれる 手段 は ひと つ ね 。 ||しゅだん||||

爆龍 撃 ! ばくりゅう|う

行って !  ここ は 私 が やる 。 だ   だが …。 おこなって|||わたくし||||

私 なら しばらく コイツ ら を とめ られる 。 わたくし|||||||

あの 子 を 取り戻す んでしょ ? |こ||とりもどす|

早く ! わかった 。 はやく|

さ ~ て …。

どの 武器 が お好み かしら ? |ぶき||おこのみ|

かかって らっしゃい !

ムチャ よ !  たった 1 人 で 。 |||じん|

そう だ な 。 だが   テンテン は →

中 ・ 遠距離 の 攻撃 範囲 を 持つ 優秀な 武器 使い だ 。 なか|えんきょり||こうげき|はんい||もつ|ゆうしゅうな|ぶき|つかい|

敵 を 食い止め → てき||くいとめ

かつ   自身 も 逃げ切る 可能 性 が いちばん 高かった 。 |じしん||にげきる|かのう|せい|||たかかった

時間 が 差し迫る 中 → じかん||さしせまる|なか

俺 たち は 信じて 託す しか なかった 。 おれ|||しんじて|たくす||

雲 の ヤツ ら 面倒な もの 残し や が って 。 くも||やつ||めんどうな||のこし|||

だが   あれ を 仕掛ける の に は それなり の 時間 が かかった はずだ 。 |||しかける||||||じかん|||

ああ トラップ の におい は   まだ 新しかった 。 ||||||あたらしかった

ヤツ ら   そう 遠く に は 行って ない はずだ 。 やつ|||とおく|||おこなって||

白 眼 ! しろ|がん

( ネジ ) 見つけた 。 ねじ|みつけた

よし   奇襲 を かけて ヒナタ を 取り戻す ぜ 。 |きしゅう|||||とりもどす|

やめて おけ 。 そんな 方法 じゃ 無理だ 。 |||ほうほう||むりだ

じゃあ   どう する って んだ !

とめて も ムダ だ 。  俺 は 行く ぜ 。 ||むだ||おれ||いく|

トラップ を 発動 さ せた ヤツ が いる な 。 ||はつどう|||やつ|||

追っ手 か ? たぶん な 。  急ごう 。 おって||||いそごう

国境 は   すぐ 先 だ 。 ああ 。 くにざかい|||さき||

掌 底 ! てのひら|そこ

あなた たち の 思いどおりに は なり ませ ん 。 |||おもいどおりに||||

ムダ な 抵抗 は よせ 。 むだ||ていこう||

俺 たち は 急いで いる 。 おれ|||いそいで|

ゴホッ   ゴホッ 。

本家 の 白 眼 なら 持ち主 の 生死 は 関係ない んだ ろ ? ほんけ||しろ|がん||もちぬし||せいし||かんけいない||

この ガキ 。  いっそ 首 から 上 だけ 連れ帰る か 。 |がき||くび||うえ||つれかえる|

通 牙 ! つう|きば

なんとか 間に合った な 。 キバ 君 。 |まにあった|||きみ

ヒナタ   逃げ ん ぞ ! |にげ||

追っ手 か 。 あの ガキ 。 おって|||がき

絶対   ぶ っ 殺す ! ぜったい|||ころす

そんな 逃げ 切れる わけない よ 。 |にげ|きれる||

その とおり 。  当時 の 俺 たち で は 実力 が まるで 違う から な 。 ||とうじ||おれ||||じつりょく|||ちがう||

下 忍 ごとき が   ムダ な あがき だ 。 した|おし|||むだ|||

茶 番 に つき合って る 暇 は ねえ んだ よ 。 ちゃ|ばん||つきあって||いとま||||

柔 拳法 。 じゅう|けんぽう

八 卦 六十四 掌 。 やっ|け|ろくじゅうし|てのひら

八 卦 ニ 掌 。 やっ|け||てのひら

四 掌 !  八 掌 ! よっ|てのひら|やっ|てのひら

十六 掌 !  三十二 掌 ! じゅうろく|てのひら|さんじゅうに|てのひら

六十四 掌 ! ろくじゅうし|てのひら

なるほど 。

そう か   お前 。 ||おまえ

中 忍 試験 に 出て いた 日向 の 小僧 か 。 なか|おし|しけん||でて||ひゅうが||こぞう|

あの 野郎 。 |やろう

かっこ つけ や が って 。

フン   俺 たち は ダミー を 追跡 さ せ られた わけだ 。 ふん|おれ|||だみー||ついせき||||

どけ 。  死 と ともに その 力 を 失う ような 分家 の 眼 に 用 は ない 。 |し||||ちから||うしなう||ぶんけ||がん||よう||

この先 に は 行か せ ん 。 このさき|||いか||

土 遁   土 流 波 ! つち|とん|つち|りゅう|なみ

柔 拳 使い 相手 に 間合い を 詰める つもり は ない 。 じゅう|けん|つかい|あいて||まあい||つめる|||

♪♪~

しまった !

土 遁影 分身 。 つち|とんかげ|ぶんしん

《 誘い込ま れた か …》 さそいこま||

終わり だ 。 おわり|

手足 を 封じた 体 術 使い など 。 てあし||ほうじた|からだ|じゅつ|つかい|

籠 の 中 の 鳥 も 同然 よ 。 かご||なか||ちょう||どうぜん|

あれほど 憎んで いた と いう のに 。 |にくんで||||

結局   宗 家 の 犠牲 に なら ねば なら ん と は 。 けっきょく|はじめ|いえ||ぎせい|||||||

お前 も 哀れな 運命 の 持ち主 だ な 。 おまえ||あわれな|うんめい||もちぬし||

俺 は そんな もの に 殉 じたん じゃ ない 。 おれ|||||じゅん|||

少なくとも 今 は 自分 の 意志 で ここ に いる 。 すくなくとも|いま||じぶん||いし||||

どの 道   結果 は 変わら ない 。 |どう|けっか||かわら|

お前 は   今   ここ で 死ぬ んだ ! おまえ||いま|||しぬ|

裂 土 転 針 ! さ|つち|てん|はり

回 天 ! かい|てん

遅く なった な 。 ヒアシ 様 ! おそく||||さま

《 ヒアシ !?  日向 の 宗 家 か !》 |ひゅうが||はじめ|いえ|

八 卦空 掌 ! やっ|けそら|てのひら

雑魚 め が …。 ざこ||

ヒアシ 様   なぜ   ここ に !? |さま|||

ヒナタ 様 は ? |さま|

長老 から   事 の 次第 は 聞いた 。 ちょうろう||こと||しだい||きいた

ヒナタ なら   今 は コウ が   そば に ついて いる はずだ 。 ||いま||||||||

途中 で 拾った お前 の 仲間 と 一緒に な 。 とちゅう||ひろった|おまえ||なかま||いっしょに|

そう です か 。

しかし   この 戦 の 折 宗 家   自ら   こんな 場所 まで …。 ||いくさ||お|はじめ|いえ|おのずから||ばしょ|

ヒナタ は   私 の 大切な 娘 。 ||わたくし||たいせつな|むすめ

そして   お前 は 大切な 弟 の 忘れ形見 だ から な 。 |おまえ||たいせつな|おとうと||わすれがたみ|||

よかった わ ね   お互い   無事で 。 |||おたがい|ぶじで

あのよ …  ネジ 。 |ねじ

その …  いろいろ   悪かった な 。 ||わるかった|

その後   ヒナタ 様 誘拐 を 企てた 雲 忍 たち は 拘束 さ れた 。 そのご||さま|ゆうかい||くわだてた|くも|おし|||こうそく||

しかし   最後に 雲 の 関与 が なかった こと から → |さいごに|くも||かんよ||||

国際 問題 に は 発展 せ ず   事件 は 内々 に 処理 さ れた と いう わけだ 。 こくさい|もんだい|||はってん|||じけん||ないない||しょり|||||

木 ノ 葉 崩し の 陰 で そんな 事件 が あった なんて …。 き||は|くずし||かげ|||じけん|||

私   知ら なかった 。 わたくし|しら|

僕   なんか   感動 しちゃ った よ 。 ぼく||かんどう|||

それ は   結構 。  こちら も 話した かい が ある と いう もの だ 。 ||けっこう|||はなした|||||||

ん ?  ちょっと 待つ ぞ   これ ! ||まつ||

話 って   まさか   これ で 全部 ? はなし|||||ぜんぶ

ナルト 兄ちゃん 全然   関係ない ぞ   これ ! |にいちゃん|ぜんぜん|かんけいない||

何 を 言って る ? なん||いって|

《 俺 に とって …》 おれ||

ご …  ごめんなさい   ネジ 兄さん 。 ||ねじ|にいさん

わ …  私 の せい で …。 |わたくし|||

顔 を 上げて ください   ヒナタ 様 。 かお||あげて|||さま

ヒナタ 様 が 謝る こと は 何ひとつ   あり ませ ん 。 |さま||あやまる|||なにひとつ|||

俺 は 真実 を 知ら さ れ ず   勝手に 宗 家 に 対し   逆恨み を した うえ で → おれ||しんじつ||しら||||かってに|はじめ|いえ||たいし|さかうらみ||||

すべて を わかった ような 気 に なって いた 。 ||||き|||

運命 な のだ と   何もかも 決めつけ → うんめい||||なにもかも|きめつけ

自分 だけ が 苦しんで いる と そう   思いこんで い ました 。 じぶん|||くるしんで||||おもいこんで||

しかし   俺 と の 戦い のな か あの 男 は 言い ました 。 |おれ|||たたかい||||おとこ||いい|

ヒナタ 様 も 同じ ように 苦しんで いる んだ と 。 |さま||おなじ|よう に|くるしんで|||

認め られ ない 自分 を どうにか 変えよう と → みとめ|||じぶん|||かえよう|

戦って いる のだ と 。 たたかって|||

考えた こと も あり ませ ん でした 。 かんがえた||||||

俺 は   自分 の 視野 の 狭 さ を はっきり と 教え られた んです 。 おれ||じぶん||しや||せま|||||おしえ||ん です

ナルト 君 が ? |きみ|

うずまき ナルト … おもしろい 男 です ね 。 |||おとこ||

はい !

ちゃんと   肝心な ところ に 絡んで る から   大丈夫だ 。 |かんじんな|||からんで|||だいじょうぶだ

(3 人 ) え ~ っ !? じん||

お前たち の 新聞 楽しみに して る ぞ 。 おまえたち||しんぶん|たのしみに|||

ちょっと   兄 ちゃん それ は   ない ぞ   これ ! |あに||||||

せめて   どこ が 肝心な ところ か   教えて くれよ ! |||かんじんな|||おしえて|

( ネジ ) 全部 だ よ   全部 。 ねじ|ぜんぶ|||ぜんぶ

アイツ が い なけりゃ   この 話 も でき なかった かも しれ ない から な 。 |||||はなし||||||||

( モエギ ) ナルト 兄ちゃん が 活躍 する 話 が 聞き たかった のに ! ||にいちゃん||かつやく||はなし||きき||

( ネジ ) ハハハ ! 俺 に 聞いた の が   間違い だ な 。 ねじ||おれ||きいた|||まちがい||