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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 158 - 信じる力

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 8 - 158 - 信じる 力

( ホムラ ) いったい 何の 騒ぎ だ ?

( ダンゾウ ) 暁 の 攻撃 が 始まった んだ 。 ( ホムラ ) ダンゾウ 。

( コハル ) 暁 の 攻撃 と は 本当な の か ?

( ダンゾウ ) ああ 攻め込んで きた の は ➡

自 来 也 を 倒した 暁 の リ ー ダ ー ペイン 。

自 来 也 を 亡き 者 に した うえ で ➡

すぐさま 木 ノ 葉 に 自ら 乗り込んで きた と いう の か ?

ああ ヤツ ら は ➡

尾 獣 を 集める ため に 人 柱 力 を 狩って いる 。

砂 の 一 尾 を 含め すでに 大半 の 人 柱 力 が ➡

ヤツ ら の 手 に 落ちた と 思わ れる 。

( コハル ) それでは ヤツ の 目的 は ?

四 代 目 火影 の 遺産 うずまき ナルト 。

しかし 五 代 目 は この 危機 に ➡

さらに ナルト を 里 に 呼び戻そう と して いる 。

そんな こと を したら ➡

まさに 火 に 油 を 注ぐ ような もの で は ない か 。

そう だ このまま 五 代 目 の 言う こと を 聞いて いたら ➡

木 ノ 葉 は 滅びる 。

( みんな ) うわ ぁ ~!

( 紅 ) なに ?

( シカマル ) ダメ です 外 に 出ちゃ 。

シカマル これ は いったい ?

暁 が のりこんで きた 。

チッ 。

紅 先生 ちょっと 下がって いて もらえ ます か 。

くたばれ 。

伏せろ !

あなた 大丈夫 ?

オレ は 大丈夫だ 。

それ より 先生 は 地下 通路 を 通って 避難 所 へ 。

オレ が 途中 まで 警護 する 。

先生 と その お腹 の 子 に 何 か あったら ➡

オレ は アスマ に 顔 向け でき ねえ 。

シカマル 。

( ガマ 吉 ) あれ ? ナルト は ?

( フカサク ) わから ん か ? ( ガマ 吉 ) えっ ?

よく 見ろ 。

ナルト !

まったく わから ん かった 。

やり おる わ い ! あそこ まで ➡

自然 と 一体 化 する こと が できる ように なった 。

( ナルト ) とりあえず この 修業 は 終わり かな 。

オレ ちょっと 用 足して くる から さ 。

危ない フカサク 様 !

イテッ !

イテテテ … 大丈夫です か ? フカサク 様 。

《 自 来 也 ちゃん の 目 は 間違い なかった のう 。

あの 子 は 自 来 也 ちゃん 以上 に 強く なる 子 じゃ !》

コレッ ! は よど かんか ! 重た いわい !

ナルト の アホ !

( サクラ ) チョウジ !

( チョウジ ) 丸薬 を 持ってきた ! あぁ ありがとう 。

これ って …。

イテェ よ …。 オレ の 足 が …。

( サクラ ) な んな の ? これ 。 サクラ さん ! ちょうど よかった !

ここ の 陣頭 指揮 を お 願い し ます !

え ? シズネ さん は ? シズネ さん は いま せ ん 。

そう だった … まだ 検死 中 よ ね 。

あまりに も 人数 が 多くて 医療 忍者 たち も 混乱 気味で 。

誰 か 現場 を まとめて 指示 し ない と …。

指示 って …。

♪♪~

《 サクラ : こんなに たくさんの 命 を 預かる なんて …。

こんな とき 綱 手 様 なら …》

ほら これ 食べて がんばれば 。

それ は 私 じゃ なくて ケガ 人 に 使う もの よ 。

歩ける 人 は ? 自分 で 歩いて 避難 所 の ほう へ 移動 して ください 。

まもなく ここ に は もっと 多く の ケガ 人 が やってき ます 。

すぐに 治療 が 必要な 重傷 者 は 赤 。

少し なら 治療 を 待てる 人 は 黄色 。

軽症 の 人 は 緑 の リボン を つけて 振り分けて ください 。

は はい ! さすが だ ね 。

ボク も 戻る 。 ここ は 任せた よ 。

うん !

大丈夫です か ? 呼吸 は でき ます か ?

わかった ! ほん で は ナルト を 呼び に 帰る 。

( 綱 手 ) 頼んだ ぞ 。 ( ドア が 開く 音 )

( コハル ) ダメ じゃ ! ナルト は 妙 木山 に 置いて おけ 。

なんだ !?

( ホムラ ) 今 里 に 攻め 入って いる の は 暁 の リ ー ダ ー だ と 聞いた 。

どうして それ を ?

ダンゾウ から 聞いた のじゃ 。

しかも 人 柱 力 の ナルト を 狙って いる と いう で は ない か 。

それ が どうした ?

前回 は 大 目 に 見た が 今回 ばかり は 話 が 別じゃ 。

ナルト は まだ 子供 。

侵入 者 は 自 来 也 を 倒した と いう で は ない か 。

ナルト が やられ 九 尾 が ヤツ ら の 手 に 渡れば それ こそ …。

う ぅ … 何 を する !

(( 綱 手 : 私 を かばう な ! ナルト ! もう やめろ !

死んだら 何もかも 夢 も 何も ない んだ よ !

ヘッ ! 大丈夫 だって ば よ !

もう いい から どけ ! 逃げろ !

オレ は 火影 に なる まで ぜ って ぇ …。

死な ねえ から よ !

エロ 仙人 の 敵 は オレ が 討つ 。

じっと なんて して らん ねえ んだ よ 。

しんみり する の は ち と 違う のう 。

わし ら の 役目 は 次の 世代 の ため に 手本 と なり 手助け を する こと 。

その ため なら 笑って 命 を かける 。

( フカサク ) あの 子 が 自 来 也 ちゃん を まっすぐに 慕 っと った の が ➡

よう わかった 。

予言 の 子 は あの 子 であって ほしい と ➡

そう 願わ ず に は おれ ん のう 。

自 来 也 ちゃん は すべて を あの 子 に 託した んじゃ から な ))

こ これ ! 離さ ぬ か 綱 手 。

お前 わし ら 相談 役 に 向かって 何 様 の つもり じゃ !

アンタ ら こそ 何 様 だ !

いつまでも アイツ を 子供 扱い しや が って !

木 ノ 葉 の 意志 は 受け継が れ そして 育って いる 。

ナルト は 今 自 来 也 を 越えよう と して いる 。

アイツ は 木 ノ 葉 の 隠し持つ ➡

戦争 抑止 の 道具 なんか じゃ ない 。

木 ノ 葉 を 守る 一 人 の 忍 ➡

うずまき ナルト だ !

自 来 也 そして 猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡

アンタ たち に ない もの …。

それ が 何だか わかる か ?

(( 今日 は キミ ら に わし の 作った 詞 を ➡

朗読 して 聞か せよう 。

ぜひ 覚えて 帰って もらい たい 。

ブ ~ ブ ~! そんな の ノ ー サンキュ ー !

覚え らん ねえ し !

アハハッ いえて る !

( イルカ ) こら っ ナルト !

ゲッ … イルカ 先生 !

ハハハ … もう よい イルカ 。

こや つら の 言う こと も もっともじゃ 。

アハッ … す すみません 。

そう じゃ のう 。 今 は まだ すべて を 覚えろ と も ➡

意味 を 理解 しろ と も 言わ ん 。

ただ キミ ら が 大きく なった とき ➡

あの じ じい が こんな こと 言って いた と 思い出して ほしい 。

キミ ら の 将来 きっと 役 に 立つ 考え かた の 一 つ ➡

火 の 意思 に ついて じゃ 。

木 ノ 葉 舞う ところ に 火 は 燃 ゆる 。

火 の 影 は 里 を 照らし ➡

また 木 ノ 葉 は 芽吹く 。

( チヨ ) くだら ぬ 年寄り ども が 作った この 忍 の 世界 に ➡

お前 の ような ヤツ が 現れて くれて うれしい 。

かつて わし の して きた こと は ➡

間違い ばかり じゃ った 。

しかし 最後 の 最後に なって ➡

正しい こと が やっと でき そうじゃ 。

砂 と 木 ノ 葉 …。

これ から の 未来 は ➡

わし ら の とき と は 違った もの に なろう 。

カカシ の 言って いた お前 の 不思議な 力 。

その 力 が 未来 を 大きく 変える じゃ ろう 。

今 まで に ない 火影 に なって な …))

猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡

アンタ たち に ない も の それ は …。

信じる 力 だ !

♪♪~

私 の 祖父 初代 火影 が アンタ たち を 信じ ➡

木 ノ 葉 を 託した ように 。

( 綱 手 ) 今度 は アンタ たち が 子供 を 信じ 託す 番 だ !

♪♪~

好きに せい 。

( シズネ ) 綱 手 様 !

何 か わかった の か ? はい 。

これ です 。 何 だ ?

チャクラ の 信号 を 受け取る 受信 機 の ような もの です 。

ペイン の 検 死体 の あちこち に 刺さって い ました 。

受信 機 ? フカサク 様 の お 話 から する と ➡

ペイン 6 人 全員 の 体 や 顔 に ➡

これ と 同じ もの が 刺さって いた こと に なり ます 。

つまり 6 人 と も ➡

何かしら の チャクラ の 信号 を 全身 で 受け取り ➡

行動 して いる と いう こと か 。

まだ そこ まで ハッキリ して ませ ん 。

受信 機 それとも 互いに チャクラ を 送信 し 合う ➡

無線 の ような もの か 。

そして これ が 今 まさに 反応 して いて …。

それ が ペイン の 強 さ の 秘密に つながって いる はずです 。

尋問 班 から の 情報 と 合わせて 早急に 解明 し ます 。

情報 部 から の 連絡 に よる と 敵 は ナルト を 捜して いる 。

この 里 に 侵入 して きた 敵 は まず 間違い なく ペイン だ 。

ペイン が ?

すべて を フカサク 様 に も 連絡 して おいた ほう が いい な 。

連絡 蛙 よ ナルト を 呼ぶ ついで に ➡

この こと も 伝えて くれ 。 わかった !

シズネ は 検死 の 情報 を もって 尋問 班 と 接触 し ➡

ペイン が 何者 か 解明 しろ ! はい !

暗部 ろ 班 は シズネ の 護衛 。

その ついで に 尋問 部隊 の ガ ー ド に 回れ 。

ヤツ ら を 近づける な ! はっ !

私 は 屋上 で 情報 を 待ち つつ ➡

カツユ を 通じて 全 ケガ 人 の 治療 を 行う 。

里 を 全力 で 守る !

いく ぞ !

よし オレ も さっそく フカサク 様 の とこ に 行か なくちゃ !

まったく 役 に 立た ぬ ヤツ ら だ 。

ムダ に 歳 だけ とり おって 。

逆に 綱 手 に 丸め込ま れる と は な 。

だが これ で 九 尾 は 閉じ込めて おける 。

ハァッ ハァッ ハァッ …。

( 小南 ) もう 一 度 聞く 。 うずまき ナルト は どこ に いる ?

くたばれ 。

言え うずまき ナルト は この 里 に いる の か い ない の か 。

どっち だ ? し 知ら ない 。

コイツ 術 を 吸い取り や がる 。

ならば 直接 攻撃 しか ない な 。

口 寄せ の 術 !

これ から 木 ノ 葉 に いる 忍 や ➡

一般 の 者 たち も 含めて 全員 に つけ !

私 の チャクラ を 受け取り 全員 の ケガ を 治療 しろ !

( カツユ ) どうやら 里 の ピンチ みたいです ね 。

いい から さっさと しろ 。

わかり ました 。

何がなんでも この 里 は 守る !

( 綱 手 ) 火影 の 名 に かけて !

大丈夫です か ?

九 尾 の 人 柱 力 の 居場所 を 吐け 。

でなければ 殺す 。

《 この 紋 そう か コイツ が 暁 !》

さあ 言え 。

《 ナルト !》

お前 の ような ヤツ に 何も 話す つもり は ない 。

そう か 。 なら 用 は ない 。

( カカシ ) 派手に 暴れて 注意 を 引いて ➡

かたや 陰 で 捜索 か 。

カカシ さん !

そこ の 負傷 者 を 連れて 退いて ください 。

ここ は オレ に 任せて 。

わ わかり ました 。

《 お 願い し ます カカシ さん 》

これ で サシ だ 。

ならば お前 に 聞く 。

九 尾 は どこ だ ?

お前 の やって いる こと は まったく の ムダ だ よ 。

ここ の 人間 は そこら の 里 と は 違う 。

例え 自分 の 命 を 落とす こと に なって も ➡

仲間 を 売る ヤツ は …。

一 人 も い ない 。

( ブレイン 二 世 ) 無限 時計 は 我ら が 手中 に あり 。

振幅 制限 器 も 残り わずか 。

( ジャックポット ) もう さっさと 片づけちゃ い ましょう よ 。 ニョホホホ 。

( レ ー サ ー ) 更 なる 破壊 と 終末 。 フフフ 。

( コブラ ) この 世界 に 終末 を もたらす に は ➡

まだ 足り ん もの が ある 。

( グリムリ ー パ ー ) 風 が 弱い 。 破壊 の 淵 から の 風 が …。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 8 - 158 - 信じる 力 ||しっぷう|つたい|しーずん|しんじる|ちから Naruto Shippuden - Season 8 - 158 - Power of Belief

( ホムラ ) いったい 何の 騒ぎ だ ? ||なんの|さわぎ|

( ダンゾウ ) 暁 の 攻撃 が 始まった んだ 。 ( ホムラ ) ダンゾウ 。 |あかつき||こうげき||はじまった|||

( コハル ) 暁 の 攻撃 と は 本当な の か ? |あかつき||こうげき|||ほんとうな||

( ダンゾウ ) ああ 攻め込んで きた の は ➡ ||せめこんで|||

自 来 也 を 倒した 暁 の リ ー ダ ー ペイン 。 じ|らい|や||たおした|あかつき||||||

自 来 也 を 亡き 者 に した うえ で ➡ じ|らい|や||なき|もの||||

すぐさま 木 ノ 葉 に 自ら 乗り込んで きた と いう の か ? |き||は||おのずから|のりこんで|||||

ああ ヤツ ら は ➡

尾 獣 を 集める ため に 人 柱 力 を 狩って いる 。 お|けだもの||あつめる|||じん|ちゅう|ちから||かって|

砂 の 一 尾 を 含め すでに 大半 の 人 柱 力 が ➡ すな||ひと|お||ふくめ||たいはん||じん|ちゅう|ちから|

ヤツ ら の 手 に 落ちた と 思わ れる 。 |||て||おちた||おもわ|

( コハル ) それでは ヤツ の 目的 は ? ||||もくてき|

四 代 目 火影 の 遺産 うずまき ナルト 。 よっ|だい|め|ほかげ||いさん||

しかし 五 代 目 は この 危機 に ➡ |いつ|だい|め|||きき|

さらに ナルト を 里 に 呼び戻そう と して いる 。 |||さと||よびもどそう|||

そんな こと を したら ➡

まさに 火 に 油 を 注ぐ ような もの で は ない か 。 |ひ||あぶら||そそぐ||||||

そう だ このまま 五 代 目 の 言う こと を 聞いて いたら ➡ |||いつ|だい|め||いう|||きいて|

木 ノ 葉 は 滅びる 。 き||は||ほろびる

( みんな ) うわ ぁ ~!

( 紅 ) なに ? くれない|

( シカマル ) ダメ です 外 に 出ちゃ 。 |||がい||でちゃ

シカマル これ は いったい ?

暁 が のりこんで きた 。 あかつき|||

チッ 。

紅 先生 ちょっと 下がって いて もらえ ます か 。 くれない|せんせい||さがって||||

くたばれ 。

伏せろ ! ふせろ

あなた 大丈夫 ? |だいじょうぶ

オレ は 大丈夫だ 。 ||だいじょうぶだ

それ より 先生 は 地下 通路 を 通って 避難 所 へ 。 ||せんせい||ちか|つうろ||かよって|ひなん|しょ|

オレ が 途中 まで 警護 する 。 ||とちゅう||けいご|

先生 と その お腹 の 子 に 何 か あったら ➡ せんせい|||おなか||こ||なん||

オレ は アスマ に 顔 向け でき ねえ 。 ||||かお|むけ||

シカマル 。

( ガマ 吉 ) あれ ? ナルト は ? |きち|||

( フカサク ) わから ん か ? ( ガマ 吉 ) えっ ? |||||きち|

よく 見ろ 。 |みろ

ナルト !

まったく わから ん かった 。

やり おる わ い ! あそこ まで ➡

自然 と 一体 化 する こと が できる ように なった 。 しぜん||いったい|か|||||よう に|

( ナルト ) とりあえず この 修業 は 終わり かな 。 |||しゅぎょう||おわり|

オレ ちょっと 用 足して くる から さ 。 ||よう|たして|||

危ない フカサク 様 ! あぶない||さま

イテッ !

イテテテ … 大丈夫です か ? フカサク 様 。 |だいじょうぶ です|||さま

《 自 来 也 ちゃん の 目 は 間違い なかった のう 。 じ|らい|や|||め||まちがい||

あの 子 は 自 来 也 ちゃん 以上 に 強く なる 子 じゃ !》 |こ||じ|らい|や||いじょう||つよく||こ|

コレッ ! は よど かんか ! 重た いわい ! ||||おもた|

ナルト の アホ !

( サクラ ) チョウジ !

( チョウジ ) 丸薬 を 持ってきた ! あぁ ありがとう 。 |がんやく||もってきた||

これ って …。

イテェ よ …。 オレ の 足 が …。 ||||あし|

( サクラ ) な んな の ? これ 。 サクラ さん ! ちょうど よかった !

ここ の 陣頭 指揮 を お 願い し ます ! ||じんとう|しき|||ねがい||

え ? シズネ さん は ? シズネ さん は いま せ ん 。

そう だった … まだ 検死 中 よ ね 。 |||けんし|なか||

あまりに も 人数 が 多くて 医療 忍者 たち も 混乱 気味で 。 ||にんずう||おおくて|いりょう|にんじゃ|||こんらん|ぎみで

誰 か 現場 を まとめて 指示 し ない と …。 だれ||げんば|||しじ|||

指示 って …。 しじ|

♪♪~

《 サクラ : こんなに たくさんの 命 を 預かる なんて …。 |||いのち||あずかる|

こんな とき 綱 手 様 なら …》 ||つな|て|さま|

ほら これ 食べて がんばれば 。 ||たべて|

それ は 私 じゃ なくて ケガ 人 に 使う もの よ 。 ||わたくし||||じん||つかう||

歩ける 人 は ? 自分 で 歩いて 避難 所 の ほう へ 移動 して ください 。 あるける|じん||じぶん||あるいて|ひなん|しょ||||いどう||

まもなく ここ に は もっと 多く の ケガ 人 が やってき ます 。 |||||おおく|||じん|||

すぐに 治療 が 必要な 重傷 者 は 赤 。 |ちりょう||ひつような|じゅうしょう|もの||あか

少し なら 治療 を 待てる 人 は 黄色 。 すこし||ちりょう||まてる|じん||きいろ

軽症 の 人 は 緑 の リボン を つけて 振り分けて ください 。 けいしょう||じん||みどり|||||ふり わけて|

は はい ! さすが だ ね 。

ボク も 戻る 。 ここ は 任せた よ 。 ||もどる|||まかせた|

うん !

大丈夫です か ? 呼吸 は でき ます か ? だいじょうぶ です||こきゅう||||

わかった ! ほん で は ナルト を 呼び に 帰る 。 ||||||よび||かえる

( 綱 手 ) 頼んだ ぞ 。 ( ドア が 開く 音 ) つな|て|たのんだ||||あく|おと

( コハル ) ダメ じゃ ! ナルト は 妙 木山 に 置いて おけ 。 |||||たえ|きやま||おいて|

なんだ !?

( ホムラ ) 今 里 に 攻め 入って いる の は 暁 の リ ー ダ ー だ と 聞いた 。 |いま|さと||せめ|はいって||||あかつき||||||||きいた

どうして それ を ?

ダンゾウ から 聞いた のじゃ 。 ||きいた|

しかも 人 柱 力 の ナルト を 狙って いる と いう で は ない か 。 |じん|ちゅう|ちから||||ねらって|||||||

それ が どうした ?

前回 は 大 目 に 見た が 今回 ばかり は 話 が 別じゃ 。 ぜんかい||だい|め||みた||こんかい|||はなし||べつじゃ

ナルト は まだ 子供 。 |||こども

侵入 者 は 自 来 也 を 倒した と いう で は ない か 。 しんにゅう|もの||じ|らい|や||たおした||||||

ナルト が やられ 九 尾 が ヤツ ら の 手 に 渡れば それ こそ …。 |||ここの|お|||||て||わたれば||

う ぅ … 何 を する ! ||なん||

(( 綱 手 : 私 を かばう な ! ナルト ! もう やめろ ! つな|て|わたくし||||||

死んだら 何もかも 夢 も 何も ない んだ よ ! しんだら|なにもかも|ゆめ||なにも|||

ヘッ ! 大丈夫 だって ば よ ! |だいじょうぶ|||

もう いい から どけ ! 逃げろ ! ||||にげろ

オレ は 火影 に なる まで ぜ って ぇ …。 ||ほかげ||||||

死な ねえ から よ ! しな|||

エロ 仙人 の 敵 は オレ が 討つ 。 |せんにん||てき||||うつ

じっと なんて して らん ねえ んだ よ 。

しんみり する の は ち と 違う のう 。 ||||||ちがう|

わし ら の 役目 は 次の 世代 の ため に 手本 と なり 手助け を する こと 。 |||やくめ||つぎの|せだい||||てほん|||てだすけ|||

その ため なら 笑って 命 を かける 。 |||わらって|いのち||

( フカサク ) あの 子 が 自 来 也 ちゃん を まっすぐに 慕 っと った の が ➡ ||こ||じ|らい|や||||した||||

よう わかった 。

予言 の 子 は あの 子 であって ほしい と ➡ よげん||こ|||こ|||

そう 願わ ず に は おれ ん のう 。 |ねがわ||||||

自 来 也 ちゃん は すべて を あの 子 に 託した んじゃ から な )) じ|らい|や||||||こ||たくした|||

こ これ ! 離さ ぬ か 綱 手 。 ||はなさ|||つな|て

お前 わし ら 相談 役 に 向かって 何 様 の つもり じゃ ! おまえ|||そうだん|やく||むかって|なん|さま|||

アンタ ら こそ 何 様 だ ! |||なん|さま|

いつまでも アイツ を 子供 扱い しや が って ! |||こども|あつかい|||

木 ノ 葉 の 意志 は 受け継が れ そして 育って いる 。 き||は||いし||うけつが|||そだって|

ナルト は 今 自 来 也 を 越えよう と して いる 。 ||いま|じ|らい|や||こえよう|||

アイツ は 木 ノ 葉 の 隠し持つ ➡ ||き||は||かくしもつ

戦争 抑止 の 道具 なんか じゃ ない 。 せんそう|よくし||どうぐ|||

木 ノ 葉 を 守る 一 人 の 忍 ➡ き||は||まもる|ひと|じん||おし

うずまき ナルト だ !

自 来 也 そして 猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡ じ|らい|や||さる|と|せんせい||すな|||さま||

アンタ たち に ない もの …。

それ が 何だか わかる か ? ||なんだか||

(( 今日 は キミ ら に わし の 作った 詞 を ➡ きょう|||||||つくった|し|

朗読 して 聞か せよう 。 ろうどく||きか|

ぜひ 覚えて 帰って もらい たい 。 |おぼえて|かえって||

ブ ~ ブ ~! そんな の ノ ー サンキュ ー !

覚え らん ねえ し ! おぼえ|||

アハハッ いえて る !

( イルカ ) こら っ ナルト !

ゲッ … イルカ 先生 ! ||せんせい

ハハハ … もう よい イルカ 。

こや つら の 言う こと も もっともじゃ 。 |||いう|||

アハッ … す すみません 。

そう じゃ のう 。 今 は まだ すべて を 覚えろ と も ➡ |||いま|||||おぼえろ||

意味 を 理解 しろ と も 言わ ん 。 いみ||りかい||||いわ|

ただ キミ ら が 大きく なった とき ➡ ||||おおきく||

あの じ じい が こんな こと 言って いた と 思い出して ほしい 。 ||||||いって|||おもいだして|

キミ ら の 将来 きっと 役 に 立つ 考え かた の 一 つ ➡ |||しょうらい||やく||たつ|かんがえ|||ひと|

火 の 意思 に ついて じゃ 。 ひ||いし|||

木 ノ 葉 舞う ところ に 火 は 燃 ゆる 。 き||は|まう|||ひ||も|

火 の 影 は 里 を 照らし ➡ ひ||かげ||さと||てらし

また 木 ノ 葉 は 芽吹く 。 |き||は||めぶく

( チヨ ) くだら ぬ 年寄り ども が 作った この 忍 の 世界 に ➡ |||としより|||つくった||おし||せかい|

お前 の ような ヤツ が 現れて くれて うれしい 。 おまえ|||||あらわれて||

かつて わし の して きた こと は ➡

間違い ばかり じゃ った 。 まちがい|||

しかし 最後 の 最後に なって ➡ |さいご||さいごに|

正しい こと が やっと でき そうじゃ 。 ただしい|||||そう じゃ

砂 と 木 ノ 葉 …。 すな||き||は

これ から の 未来 は ➡ |||みらい|

わし ら の とき と は 違った もの に なろう 。 ||||||ちがった|||

カカシ の 言って いた お前 の 不思議な 力 。 ||いって||おまえ||ふしぎな|ちから

その 力 が 未来 を 大きく 変える じゃ ろう 。 |ちから||みらい||おおきく|かえる||

今 まで に ない 火影 に なって な …)) いま||||ほかげ|||

猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡ さる|と|せんせい||すな|||さま||

アンタ たち に ない も の それ は …。

信じる 力 だ ! しんじる|ちから|

♪♪~

私 の 祖父 初代 火影 が アンタ たち を 信じ ➡ わたくし||そふ|しょだい|ほかげ|||||しんじ

木 ノ 葉 を 託した ように 。 き||は||たくした|よう に

( 綱 手 ) 今度 は アンタ たち が 子供 を 信じ 託す 番 だ ! つな|て|こんど|||||こども||しんじ|たくす|ばん|

♪♪~

好きに せい 。 すきに|

( シズネ ) 綱 手 様 ! |つな|て|さま

何 か わかった の か ? はい 。 なん|||||

これ です 。 何 だ ? ||なん|

チャクラ の 信号 を 受け取る 受信 機 の ような もの です 。 ||しんごう||うけとる|じゅしん|き||||

ペイン の 検 死体 の あちこち に 刺さって い ました 。 ||けん|したい||||ささって||

受信 機 ? フカサク 様 の お 話 から する と ➡ じゅしん|き||さま|||はなし|||

ペイン 6 人 全員 の 体 や 顔 に ➡ |じん|ぜんいん||からだ||かお|

これ と 同じ もの が 刺さって いた こと に なり ます 。 ||おなじ|||ささって|||||

つまり 6 人 と も ➡ |じん||

何かしら の チャクラ の 信号 を 全身 で 受け取り ➡ なにかしら||||しんごう||ぜんしん||うけとり

行動 して いる と いう こと か 。 こうどう||||||

まだ そこ まで ハッキリ して ませ ん 。

受信 機 それとも 互いに チャクラ を 送信 し 合う ➡ じゅしん|き||たがいに|||そうしん||あう

無線 の ような もの か 。 むせん||||

そして これ が 今 まさに 反応 して いて …。 |||いま||はんのう||

それ が ペイン の 強 さ の 秘密に つながって いる はずです 。 ||||つよ|||ひみつに|||はず です

尋問 班 から の 情報 と 合わせて 早急に 解明 し ます 。 じんもん|はん|||じょうほう||あわせて|そうきゅうに|かいめい||

情報 部 から の 連絡 に よる と 敵 は ナルト を 捜して いる 。 じょうほう|ぶ|||れんらく||||てき||||さがして|

この 里 に 侵入 して きた 敵 は まず 間違い なく ペイン だ 。 |さと||しんにゅう|||てき|||まちがい|||

ペイン が ?

すべて を フカサク 様 に も 連絡 して おいた ほう が いい な 。 |||さま|||れんらく||||||

連絡 蛙 よ ナルト を 呼ぶ ついで に ➡ れんらく|かえる||||よぶ||

この こと も 伝えて くれ 。 わかった ! |||つたえて||

シズネ は 検死 の 情報 を もって 尋問 班 と 接触 し ➡ ||けんし||じょうほう|||じんもん|はん||せっしょく|

ペイン が 何者 か 解明 しろ ! はい ! ||なにもの||かいめい||

暗部 ろ 班 は シズネ の 護衛 。 あんぶ||はん||||ごえい

その ついで に 尋問 部隊 の ガ ー ド に 回れ 。 |||じんもん|ぶたい||||||まわれ

ヤツ ら を 近づける な ! はっ ! |||ちかづける||

私 は 屋上 で 情報 を 待ち つつ ➡ わたくし||おくじょう||じょうほう||まち|

カツユ を 通じて 全 ケガ 人 の 治療 を 行う 。 ||つうじて|ぜん||じん||ちりょう||おこなう

里 を 全力 で 守る ! さと||ぜんりょく||まもる

いく ぞ !

よし オレ も さっそく フカサク 様 の とこ に 行か なくちゃ ! |||||さま||||いか|

まったく 役 に 立た ぬ ヤツ ら だ 。 |やく||たた||||

ムダ に 歳 だけ とり おって 。 ||さい|||

逆に 綱 手 に 丸め込ま れる と は な 。 ぎゃくに|つな|て||まるめこま||||

だが これ で 九 尾 は 閉じ込めて おける 。 |||ここの|お||とじこめて|

ハァッ ハァッ ハァッ …。

( 小南 ) もう 一 度 聞く 。 うずまき ナルト は どこ に いる ? こみなみ||ひと|たび|きく||||||

くたばれ 。

言え うずまき ナルト は この 里 に いる の か い ない の か 。 いえ|||||さと||||||||

どっち だ ? し 知ら ない 。 |||しら|

コイツ 術 を 吸い取り や がる 。 |じゅつ||すいとり||

ならば 直接 攻撃 しか ない な 。 |ちょくせつ|こうげき|||

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

これ から 木 ノ 葉 に いる 忍 や ➡ ||き||は|||おし|

一般 の 者 たち も 含めて 全員 に つけ ! いっぱん||もの|||ふくめて|ぜんいん||

私 の チャクラ を 受け取り 全員 の ケガ を 治療 しろ ! わたくし||||うけとり|ぜんいん||||ちりょう|

( カツユ ) どうやら 里 の ピンチ みたいです ね 。 ||さと|||みたい です|

いい から さっさと しろ 。

わかり ました 。

何がなんでも この 里 は 守る ! なにがなんでも||さと||まもる

( 綱 手 ) 火影 の 名 に かけて ! つな|て|ほかげ||な||

大丈夫です か ? だいじょうぶ です|

九 尾 の 人 柱 力 の 居場所 を 吐け 。 ここの|お||じん|ちゅう|ちから||いばしょ||はけ

でなければ 殺す 。 |ころす

《 この 紋 そう か コイツ が 暁 !》 |もん|||||あかつき

さあ 言え 。 |いえ

《 ナルト !》

お前 の ような ヤツ に 何も 話す つもり は ない 。 おまえ|||||なにも|はなす|||

そう か 。 なら 用 は ない 。 |||よう||

( カカシ ) 派手に 暴れて 注意 を 引いて ➡ |はでに|あばれて|ちゅうい||ひいて

かたや 陰 で 捜索 か 。 |かげ||そうさく|

カカシ さん !

そこ の 負傷 者 を 連れて 退いて ください 。 ||ふしょう|もの||つれて|しりぞいて|

ここ は オレ に 任せて 。 ||||まかせて

わ わかり ました 。

《 お 願い し ます カカシ さん 》 |ねがい||||

これ で サシ だ 。

ならば お前 に 聞く 。 |おまえ||きく

九 尾 は どこ だ ? ここの|お|||

お前 の やって いる こと は まったく の ムダ だ よ 。 おまえ||||||||||

ここ の 人間 は そこら の 里 と は 違う 。 ||にんげん||||さと|||ちがう

例え 自分 の 命 を 落とす こと に なって も ➡ たとえ|じぶん||いのち||おとす||||

仲間 を 売る ヤツ は …。 なかま||うる||

一 人 も い ない 。 ひと|じん|||

( ブレイン 二 世 ) 無限 時計 は 我ら が 手中 に あり 。 |ふた|よ|むげん|とけい||われら||しゅちゅう||

振幅 制限 器 も 残り わずか 。 しんぷく|せいげん|うつわ||のこり|

( ジャックポット ) もう さっさと 片づけちゃ い ましょう よ 。 ニョホホホ 。 |||かたづけちゃ||||

( レ ー サ ー ) 更 なる 破壊 と 終末 。 フフフ 。 ||||こう||はかい||しゅうまつ|

( コブラ ) この 世界 に 終末 を もたらす に は ➡ ||せかい||しゅうまつ||||

まだ 足り ん もの が ある 。 |たり||||

( グリムリ ー パ ー ) 風 が 弱い 。 破壊 の 淵 から の 風 が …。 ||||かぜ||よわい|はかい||ふち|||かぜ|