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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン19 - 413 - 未来に託す思い

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 413 - 未来 に 託す 思い

北 ル ー ト 内 に は おら れ ませ ん 。

南 ル ー ト 西 ル ー ト に も 。

いったい 我 愛 羅 様 は どこ へ ?

( 足音 )

( 我 愛 羅 ) 大 砂 嵐 は 去った ようだ な 。

我 愛 羅 様 !

何 を 騒いで いる 。

速やかに 二 次 試験 を 再開 する のだ 。

は … はい !

二 次 試験 の 再開 準備 を 急げ 。

《 フギ : ホウイチ から の 連絡 が 途絶えて 久しい 。

失敗 だった の か ?》

( 砂 の 音 )

我 愛 羅 様 。

フギ 一 度 ゆっくり 話 が し たかった 。

して … 私 に お 話 と は ?

俺 は お前 を 砂 隠れ の 大事な 同胞 の 1 人 だ と 考えて いる 。

むろん 今 でも な 。

恐れ入り ます 。

( 我 愛 羅 ) かつて 俺 に とって 同胞 と か 友 と か いう 言葉 は →

何の 意味 も 持た ない 単なる 単語 に すぎ なかった 。

生まれて から 長い 間 言葉 と して は 知っていて も →

実際 に は 存在 し ない もの だった 。

( フギ ) ほう いつ その 真 の 意味 を お 知り に なら れた のです ?

( 我 愛 羅 ) 崩す ため に 入り込んだ 木 ノ 葉 の 里 で →

初めて 友 と 言える 人間 と 出会った 。

皮肉に も それ は 敵 である はずの 木 ノ 葉 の 人間 だった 。

ソイツ は 俺 と 同じ 境遇 で あり ながら →

他人 の 痛 み を 自分 の もの と して 感じ →

ともに 喜び ともに 泣き →

俺 は その 男 と 出会って 気づか さ れた 。

友 と いう 言葉 の 大切 さ 。 重 さ を 知る こと が できた 。

そして アイツ の ように →

誰 か に 必要 と さ れる 人間 に なり たい と 思う ように なった 。

我 愛 羅 様 は 今 まで も そして これ から も →

砂 隠れ の 里 に は なくて は なら ない お方 で ございます 。

今 まで 俺 は 恐るべき 兵器 と して 必要 と さ れて きた 。

それ は 砂 隠れ の 民 に も 恐怖 を 与え 続けて きた こと を 意味 する 。

そのような ! わかって いる 。

そう で なければ 父 様 から →

六 度 も 命 を 狙わ れる こと は なかった だろう 。

風 影 へ の 推挙 を 受けた とき →

里 の 中 に 根強い 反対 が あった こと も 知っている 。

受ける べき か 受け ざる べき か …。

俺 なり に 悩んだ が 木 ノ 葉 の 忍 から →

友 の 意味 を 教え られて から 考え 直した 。

皆 に つけて しまった 心 の 傷 を 癒 や そう と 。

しかし その 思い は 砂 の 民 に は なかなか 通じる こと は なかった 。

俺 が つけて しまった 傷 は →

もう 治ら ない の か と 諦め かけた とき も あった 。

いっそ 恐怖 と ともに →

その 砂 隠れ から 消えた ほう が いい の かも しれ ない と 。

だが 砂 隠れ に も 何の 先入観 も なく →

俺 の 思い を 受け止めて くれる 者 たち が いた 。

(( お前 は 自分 自身 に 怯えて いる 。

武具 を 扱う とき は 己 の 心 を 抑え 無心に なれ 。

( マツリ ) は … はい !))

(( 俺 は 以前 木 ノ 葉 で →

お前 と 同じ ような 者 と 出会った こと が ある 。

その者 は 絶え間 ぬ 努力 で 立派な 忍 と なって いる 。

シラ お前 なら その者 に も 劣ら ぬ 忍 と なろう ))

その者 たち は 俺 を …。

そして 俺 の 教え を 必要 と して 受け取り →

育んで くれて いる 。

( ミコシ ) もう 少し で 着く ぞ 。

( ユカタ ) でも まだ 巻物 揃って ない んだ よ ?

( ミコシ ) ま ぁ いろいろ あった から な 。

今回 は 諦めて 中 忍 試験 合格 は 次回 に 回そう 。

だったら … 巻物 を 手 に 入れる こと が →

できる か どう か は わから ない けど →

一 度 手 合わせ し たい 相手 が いる 。

( ユカタ / ミコシ ) えっ ?

その 人 も 私 も 我 愛 羅 様 の 教え を 受けて →

忍 と して 成長 できた 。

同じ 教え を 受けた 2 人 で 戦い →

確かめ たい こと が ある の 。

( ヨメ ) あ ~ っ ! やった !! 着いた 着いた !

( シラ ) だが 俺 たち は まだ 天 の 巻物 しか 持って い ない 。

( セン ) しかたない よ 。 もう 体力 的 限界 。

俺 が 途中 で 個人 的な 戦い に …。

そんな こと ない よ 。

そう だ よ 。 これ が 今 の 実力 よ 。

きっと また の 機会 が ある さ 。 ありがとう 。

( 物音 )

なん な の ?

シラ 私 と 戦って ほしい 。

もし 敗れたら これ を 譲る 。

( シラ ) 砂 隠れ 同士 で 戦って も しかたがない 。

俺 たち は もう 諦めた 。

あれ ?

これ は 必要 ない もの だ 。 くれて やる 。

( ユカタ ) あ … そう です か ! 助かっちゃ う な 。

ダメ でしょ 。 えっ ?

え ~ っ ?

本当 は 巻物 なんか いら ない 。

この 機会 に シラ と 戦って み たかった 。

俺 と ?

あなた も 私 も 我 愛 羅 様 の 教え を 受けた 者 だ から 。

私 たち が 風 影 … 我 愛 羅 様 の 思い を 受け継いで →

砂 隠れ の 里 を 支えて いく 。

その 資格 が ある の か 確かめ たい 。

わかった 。 受けよう 。

いい な ? シラ が 望む なら 。

う … うん 。

ありがとう シラ 。

その者 たち と は ?

それ は 砂 隠れ の 未来 を 支えて くれる 若い 力 だ 。

俺 は その 若者 たち を 信じ 期待 し たい のだ 。

俺 の 命 を 狙う 者 は 狙う が いい 。

しかし あの 若い 者 たち を 巻き込んで は なら ない 。

憎しみ や 復讐 の 色 に 染め ないで ほしい 。

来い ! マツリ !

はい !

自分 は 風 影 に ふさわしく ない の かも しれ ない →

と 思う とき も あった 。

しかし 彼ら と ふれあって から →

自分 の ような 者 でも 何 か できる こと が ある ので は と →

思う ように なった 。

そして 砂 隠れ の 里 から 憎しみ を 取り除き →

同じ 痛み を 理解 し 合う 友 と 呼べる 者 たち を →

つくる ように し たい のだ 。

もし 異議 が ある の なら この 首 を とれ 。

あの 者 たち を 巻き込む な 。

あっ !

さ ぁ 。

ありがとう ございました 。

これ を 。

( セン / ヨメ ) えっ !?

ダメ だ こりゃ 。 アハハハハ !

( 笑い声 )

《 我 愛 羅 様 は 成長 さ れた 。

我ら 老 兵 が →

余計な 心配 を する まで も なかった の かも しれ ぬ 。

おぞましい 記憶 は 過去 の 闇 の 中 に 消し去り →

あと は 次の 時代 を つくる 世代 に 任せる 》

《 すべて は わし 一 人 の 責任 》

( リ ー ) これ で なんとか して ほしい んです が 。

2 本 と も 天 の 巻物 で は ダメ です 。

え ~ っ そんな !

ダメ ダメダメダメ !

詳しく は 言え ませ ん が 我々 に は 巻物 を 集め られ ない →

重要な 事情 が 。 風 影 様 に 聞いて ください !

どんな 事情 が あって も ダメ な のです 。

ケチ ! ( テンテン ) ま ぁま ぁ 。

( ネジ ) 諦めろ 。 だって …。

諦めきれ ませ ん !

( テマリ ) 三 次 試験 を 中止 ?

すま ぬ 。 詳しく 語る わけに は いか ない が →

砂 隠れ 内部 の 事情 だ 。

( シカマル ) じゃあ 中 忍 昇進 は ?

二 次 試験 に おける 各 班 の 活躍 を 詳細な レポ ー ト に して ある 。

中 忍 に 昇進 さ せる べき か どう か は おのおの の 里 で 決めて ほしい 。

ま ぁ もともと 中 忍 と して の 任務 を →

遂行 し うる 力 が ある か どう か 確かめる ため の 試験 。

( カンクロウ ) そういう こと なら しかたない じゃ ん 。

( ガイ ) しかし 魔 の 砂漠 を 命懸け で 渡った 受験 者 が →

納得 する か どう か 。

わかって いる 。

第 三 次 試験 は 中止 らしい な 。

えっ 中 忍 試験 は どう なる んです か ?

なんだか や な 予感 は して た の よ ね 。

( キバ ) った く あの 苦労 の 日々 は ムダ だった の か よ 。

( シノ ) 我々 は 最後 まで 無事 たどり着いた のだ から 問題 ない 。

問題 は 途中 で 脱落 した ヤツ ら の ほう だ 。

( ヒナタ ) なんだか かわいそう 。

( チョウジ ) 腹 減り 損 の くたびれ 儲け って こと かな 。

( いの ) 何にも 儲けて ない でしょ !

( サクラ ) でも 自信 だけ は ついた かも 。

( 拍子木 )

受験 者 諸君 ご 苦労だった 。

時 は 流れ 忍 の 世界 に も →

新たな 定 め に よる 秩序 が 必要に なった 。

今 まで 忍 は 掟 の ため なら 仲間 の 命 すら →

犠牲 に せ ねば なら ない と 言わ れて いた 。

しかし 我々 は 今 →

規則 より 大事な もの が ある こと を 知った 。

それ は 友 であり 同じ 里 の 仲間 であり →

痛み を 分かち 合える 者 同士 の 絆 である 。

今 ここ に 立つ 諸君 は →

すでに その こと を 十分 知っている 者 たち である と →

理解 して いる 。

よって 第 三 次 試験 の 必要 は なく 免除 と し →

更に 第 二 次 試験 に おける 一部 条件 を 解除 する 。

それ って どういう こと ?

今 ここ に 並ぶ 諸君 の 第 二 次 試験 の 内容 は →

詳細な レポ ー ト と して おのおの の 里 へ 送ら れる 。

諸君 の 昇進 は 里 の 影 たち に 判断 して もらい →

決める こと と する 。

え ~ お預け かよ !

でも 僕たち に も まだ 可能 性 が 残って る って こと です ね 。

♪♪~

北 の 国境 に 行ったら 体 気 を つけろ よ !

ありがとう 。

ヨメ 向こう へ 行って も 仲よく な !

えっ !? え ? え ?

ただ 偶然 任務 地 が 同じに なった だけ で …。

いい から いい から !

頑張れよ !

え ~! えっ えっ えっ ? え ~!

( シラ ) ヨメ 行く ぞ ! えっ !?

あっ ちょっと 待って ~!

大丈夫 か ? あれ で …。

♪♪~

( 小南 ) 砂 隠れ より の レポ ー ト を 検証 した 結果 →

お前たち の 中 忍 昇進 を 認める 。

( アジサイ ) ありがとう ございます 。

( 小南 ) 早速 だ が →

お前たち に S 級 任務 を 命じる もの と する 。

( リュウスイ ) 今日 の 死体 は 軽い な 。

( ユウダチ ) 長年 の 勘 で わかる 。 こりゃ 女 だ 。

俺 たち が いつも 死体 を 運ぶ →

この 里 で いちばん 高い 塔 …。

あそこ が 何 か 知って る か ?

だいたい この 里 で は →

塔 って の は 骨 を 安置 する ため の もん だ ろ 。

もともと は 死者 の 供養 や 報恩 の ため に 築か れた 建造 物 だ 。

なら なんで 死者 の 身内 まで 立ち入り 禁止 に なって る ?

さ ぁな 知る か よ 。

実は な あそこ に ペイン 様 が いらっしゃる んじゃ ない か と …。

へ ぇ ~ そりゃ すげ ぇ 。 って そんな わけ ねえ だ ろ 。

噂 だ 噂 。

( リュウスイ ) そんな こと より 確認 する ぞ 。

お前 の 言う とおり だった な 女 だ 。

( ユウダチ ) 中 忍 の アジサイ …。

こない だ 試験 に 合格 した ばかりだ って のに …。

中 忍 に なって 最初の 任務 で 殉職 と は …。

ご苦労さま 。 あぁ 天使 様 。

早く 次 を 運んで き なさい 。

( ケゴン ) ヨウロウ 。 ( ヨウロウ ) あぁ さっき から だ 。

フウ いったん あの 岩場 へ 。

( フウ ) え ? しようがない なぁ 。

どこ の どなた か 存ぜ ぬ が とっくに 気づいて る ぞ !

( 飛 段 ) 俺 は やめよう って 言った んだ ぜ 。

殺せ ねえ の は 面倒 くせ ぇし さ 。

ねぇ そっち の おじさん ひょっとして 元 滝 隠れ ?

( 角 都 ) うむ …。 なに !?

アッシ 知って る っす 。 火影 暗殺 に 失敗 して →

上役 の 心臓 奪って 里 抜け した 角 都 先輩 っ しょ ?

角 都 !?

そんな 歳 いく つ だ ?

アッシ 角 都 先輩 に 会えたら 友達 に なって ほしかった っす !

角 都 … アイツ バカ か !

さあ ? 里 を 抜けた の は 昔 の 話 だ から な 。

最初 は お茶 飲み 友達 くらい から お 願い し ます !

今日 ここ に 現れた の は 友達 に なる ため じゃ ない 。

それ は 残念 っす 。

( 綱 手 ) 諸君 の 二 次 試験 の レポ ー ト は 精査 さ せて もらった 。

その 結果 ヒナタ シノ キバ チョウジ い の サクラ →

この 6 人 は 問題 なく 中 忍 昇格 !

( 歓声 )

《 やはり 二 本 の 巻物 が 揃って ませ ん でした から ね 》

コムギ 源 内 イナホ 。

お前たち は 次の 機会 に 譲る こと と する 。

あと 2 本 の 巻物 こそ 揃って い なかった もの の →

その 目覚しい 働き に より →

十分に 力量 あり と 認め られる ため →

リ ー と テンテン は 中 忍 昇格 ! ( テンテン / リ ー ) ハハッ … あっ ?

綱 手 様 ! 我々 ガイ 班 は 常に 三 人 で 一 つ 。

ネジ の 名前 が ない の は 。 最後 まで 聞け !

日向 ネジ は 二 階級 特進 の 上 忍 昇格 。

風 影 から 「 ネジ の 働き は 特に 目覚しく →

特別に 配慮 さ れた し 」 と の こと だ 。

もともと ネジ は 中 忍 扱い だった しな 。

やり ました ね ネジ ! おめでとう !

ありがとう ございます 。

2 人 と も ありがとう ございました 。

僕 が 中 忍 に なれた の も ガイ 班 の チ ー ムワ ー ク が あれば こそ です 。

私 たち の スリ ー マンセル は 永遠 よ ね 。

ああ そう だ と いい な 。

ついに ナルト を 追い抜いた ぜ !

アイツ 中 忍 試験 受け られ なかった こと →

くやしがる だろう な 。

ナルト 君 今頃 どんな 修業 して る の か な ?

《 自 来 也 : そろそろ 修業 を 終えて 木 ノ 葉 の 里 に 帰る 頃 だ のう 》

イテッ ! イテテ …。

( ナルト ) ああ まだ 胸 の 傷 が 痛む んだ ろ ?

エロ 仙人 は 休んで れば いい って ば よ 。

俺 は 修業 を 続ける ぜ !

美 空 ひばり さん の 『 真 赤 な 太陽 』。

大月 みやこ さん 坂本 冬 美 さん です 。


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北 ル ー ト 内 に は おら れ ませ ん 。 きた||||うち|||||| They are not located in the North Route.

南 ル ー ト 西 ル ー ト に も 。 みなみ||||にし|||||

いったい 我 愛 羅 様 は どこ へ ? |われ|あい|ら|さま|||

( 足音 ) あしおと

( 我 愛 羅 ) 大 砂 嵐 は 去った ようだ な 。 われ|あい|ら|だい|すな|あらし||さった||

我 愛 羅 様 ! われ|あい|ら|さま

何 を 騒いで いる 。 なん||さわいで|

速やかに 二 次 試験 を 再開 する のだ 。 すみやかに|ふた|つぎ|しけん||さいかい||

は … はい !

二 次 試験 の 再開 準備 を 急げ 。 ふた|つぎ|しけん||さいかい|じゅんび||いそげ

《 フギ : ホウイチ から の 連絡 が 途絶えて 久しい 。 ||||れんらく||とだえて|ひさしい

失敗 だった の か ?》 しっぱい|||

( 砂 の 音 ) すな||おと

我 愛 羅 様 。 われ|あい|ら|さま

フギ 一 度 ゆっくり 話 が し たかった 。 |ひと|たび||はなし|||

して … 私 に お 話 と は ? |わたくし|||はなし||

俺 は お前 を 砂 隠れ の 大事な 同胞 の 1 人 だ と 考えて いる 。 おれ||おまえ||すな|かくれ||だいじな|どうほう||じん|||かんがえて|

むろん 今 でも な 。 |いま||

恐れ入り ます 。 おそれいり|

( 我 愛 羅 ) かつて 俺 に とって 同胞 と か 友 と か いう 言葉 は → われ|あい|ら||おれ|||どうほう|||とも||||ことば|

何の 意味 も 持た ない 単なる 単語 に すぎ なかった 。 なんの|いみ||もた||たんなる|たんご|||

生まれて から 長い 間 言葉 と して は 知っていて も → うまれて||ながい|あいだ|ことば||||しっていて|

実際 に は 存在 し ない もの だった 。 じっさい|||そんざい||||

( フギ ) ほう いつ その 真 の 意味 を お 知り に なら れた のです ? ||||まこと||いみ|||しり||||

( 我 愛 羅 ) 崩す ため に 入り込んだ 木 ノ 葉 の 里 で → われ|あい|ら|くずす|||はいりこんだ|き||は||さと|

初めて 友 と 言える 人間 と 出会った 。 はじめて|とも||いえる|にんげん||であった

皮肉に も それ は 敵 である はずの 木 ノ 葉 の 人間 だった 。 ひにくに||||てき|||き||は||にんげん|

ソイツ は 俺 と 同じ 境遇 で あり ながら → ||おれ||おなじ|きょうぐう|||

他人 の 痛 み を 自分 の もの と して 感じ → たにん||つう|||じぶん|||||かんじ

ともに 喜び ともに 泣き → |よろこび||なき

俺 は その 男 と 出会って 気づか さ れた 。 おれ|||おとこ||であって|きづか||

友 と いう 言葉 の 大切 さ 。 重 さ を 知る こと が できた 。 とも|||ことば||たいせつ||おも|||しる|||

そして アイツ の ように →

誰 か に 必要 と さ れる 人間 に なり たい と 思う ように なった 。 だれ|||ひつよう||||にんげん|||||おもう||

我 愛 羅 様 は 今 まで も そして これ から も → われ|あい|ら|さま||いま||||||

砂 隠れ の 里 に は なくて は なら ない お方 で ございます 。 すな|かくれ||さと|||||||おかた||

今 まで 俺 は 恐るべき 兵器 と して 必要 と さ れて きた 。 いま||おれ||おそるべき|へいき|||ひつよう||||

それ は 砂 隠れ の 民 に も 恐怖 を 与え 続けて きた こと を 意味 する 。 ||すな|かくれ||たみ|||きょうふ||あたえ|つづけて||||いみ|

そのような ! わかって いる 。

そう で なければ 父 様 から → |||ちち|さま|

六 度 も 命 を 狙わ れる こと は なかった だろう 。 むっ|たび||いのち||ねらわ|||||

風 影 へ の 推挙 を 受けた とき → かぜ|かげ|||すいきょ||うけた|

里 の 中 に 根強い 反対 が あった こと も 知っている 。 さと||なか||ねづよい|はんたい|||||しっている

受ける べき か 受け ざる べき か …。 うける|||うけ|||

俺 なり に 悩んだ が 木 ノ 葉 の 忍 から → おれ|||なやんだ||き||は||おし|

友 の 意味 を 教え られて から 考え 直した 。 とも||いみ||おしえ|||かんがえ|なおした

皆 に つけて しまった 心 の 傷 を 癒 や そう と 。 みな||||こころ||きず||いや|||

しかし その 思い は 砂 の 民 に は なかなか 通じる こと は なかった 。 ||おもい||すな||たみ||||つうじる|||

俺 が つけて しまった 傷 は → おれ||||きず|

もう 治ら ない の か と 諦め かけた とき も あった 。 |なおら|||||あきらめ||||

いっそ 恐怖 と ともに → |きょうふ||

その 砂 隠れ から 消えた ほう が いい の かも しれ ない と 。 |すな|かくれ||きえた||||||||

だが 砂 隠れ に も 何の 先入観 も なく → |すな|かくれ|||なんの|せんにゅうかん||

俺 の 思い を 受け止めて くれる 者 たち が いた 。 おれ||おもい||うけとめて||もの|||

(( お前 は 自分 自身 に 怯えて いる 。 おまえ||じぶん|じしん||おびえて|

武具 を 扱う とき は 己 の 心 を 抑え 無心に なれ 。 ぶぐ||あつかう|||おのれ||こころ||おさえ|むしんに|

( マツリ ) は … はい !))

(( 俺 は 以前 木 ノ 葉 で → おれ||いぜん|き||は|

お前 と 同じ ような 者 と 出会った こと が ある 。 おまえ||おなじ||もの||であった|||

その者 は 絶え間 ぬ 努力 で 立派な 忍 と なって いる 。 そのもの||たえま||どりょく||りっぱな|おし|||

シラ お前 なら その者 に も 劣ら ぬ 忍 と なろう )) |おまえ||そのもの|||おとら||おし||

その者 たち は 俺 を …。 そのもの|||おれ|

そして 俺 の 教え を 必要 と して 受け取り → |おれ||おしえ||ひつよう|||うけとり

育んで くれて いる 。 はぐくんで||

( ミコシ ) もう 少し で 着く ぞ 。 ||すこし||つく|

( ユカタ ) でも まだ 巻物 揃って ない んだ よ ? |||まきもの|そろって|||

( ミコシ ) ま ぁ いろいろ あった から な 。

今回 は 諦めて 中 忍 試験 合格 は 次回 に 回そう 。 こんかい||あきらめて|なか|おし|しけん|ごうかく||じかい||まわそう

だったら … 巻物 を 手 に 入れる こと が → |まきもの||て||いれる||

できる か どう か は わから ない けど →

一 度 手 合わせ し たい 相手 が いる 。 ひと|たび|て|あわせ|||あいて||

( ユカタ / ミコシ ) えっ ?

その 人 も 私 も 我 愛 羅 様 の 教え を 受けて → |じん||わたくし||われ|あい|ら|さま||おしえ||うけて

忍 と して 成長 できた 。 おし|||せいちょう|

同じ 教え を 受けた 2 人 で 戦い → おなじ|おしえ||うけた|じん||たたかい

確かめ たい こと が ある の 。 たしかめ|||||

( ヨメ ) あ ~ っ ! やった !! 着いた 着いた ! ||||ついた|ついた

( シラ ) だが 俺 たち は まだ 天 の 巻物 しか 持って い ない 。 ||おれ||||てん||まきもの||もって||

( セン ) しかたない よ 。 もう 体力 的 限界 。 ||||たいりょく|てき|げんかい

俺 が 途中 で 個人 的な 戦い に …。 おれ||とちゅう||こじん|てきな|たたかい|

そんな こと ない よ 。

そう だ よ 。 これ が 今 の 実力 よ 。 |||||いま||じつりょく|

きっと また の 機会 が ある さ 。 ありがとう 。 |||きかい||||

( 物音 ) ものおと

なん な の ?

シラ 私 と 戦って ほしい 。 |わたくし||たたかって|

もし 敗れたら これ を 譲る 。 |やぶれたら|||ゆずる

( シラ ) 砂 隠れ 同士 で 戦って も しかたがない 。 |すな|かくれ|どうし||たたかって||

俺 たち は もう 諦めた 。 おれ||||あきらめた

あれ ?

これ は 必要 ない もの だ 。 くれて やる 。 ||ひつよう|||||

( ユカタ ) あ … そう です か ! 助かっちゃ う な 。 |||||たすかっちゃ||

ダメ でしょ 。 えっ ?

え ~ っ ?

本当 は 巻物 なんか いら ない 。 ほんとう||まきもの|||

この 機会 に シラ と 戦って み たかった 。 |きかい||||たたかって||

俺 と ? おれ|

あなた も 私 も 我 愛 羅 様 の 教え を 受けた 者 だ から 。 ||わたくし||われ|あい|ら|さま||おしえ||うけた|もの||

私 たち が 風 影 … 我 愛 羅 様 の 思い を 受け継いで → わたくし|||かぜ|かげ|われ|あい|ら|さま||おもい||うけついで

砂 隠れ の 里 を 支えて いく 。 すな|かくれ||さと||ささえて|

その 資格 が ある の か 確かめ たい 。 |しかく|||||たしかめ|

わかった 。 受けよう 。 |うけよう

いい な ? シラ が 望む なら 。 ||||のぞむ|

う … うん 。

ありがとう シラ 。

その者 たち と は ? そのもの|||

それ は 砂 隠れ の 未来 を 支えて くれる 若い 力 だ 。 ||すな|かくれ||みらい||ささえて||わかい|ちから|

俺 は その 若者 たち を 信じ 期待 し たい のだ 。 おれ|||わかもの|||しんじ|きたい|||

俺 の 命 を 狙う 者 は 狙う が いい 。 おれ||いのち||ねらう|もの||ねらう||

しかし あの 若い 者 たち を 巻き込んで は なら ない 。 ||わかい|もの|||まきこんで|||

憎しみ や 復讐 の 色 に 染め ないで ほしい 。 にくしみ||ふくしゅう||いろ||しめ||

来い ! マツリ ! こい|

はい !

自分 は 風 影 に ふさわしく ない の かも しれ ない → じぶん||かぜ|かげ|||||||

と 思う とき も あった 。 |おもう|||

しかし 彼ら と ふれあって から → |かれら|||

自分 の ような 者 でも 何 か できる こと が ある ので は と → じぶん|||もの||なん||||||||

思う ように なった 。 おもう||

そして 砂 隠れ の 里 から 憎しみ を 取り除き → |すな|かくれ||さと||にくしみ||とりのぞき

同じ 痛み を 理解 し 合う 友 と 呼べる 者 たち を → おなじ|いたみ||りかい||あう|とも||よべる|もの||

つくる ように し たい のだ 。

もし 異議 が ある の なら この 首 を とれ 。 |いぎ||||||くび||

あの 者 たち を 巻き込む な 。 |もの|||まきこむ|

あっ !

さ ぁ 。

ありがとう ございました 。

これ を 。

( セン / ヨメ ) えっ !?

ダメ だ こりゃ 。 アハハハハ !

( 笑い声 ) わらいごえ

《 我 愛 羅 様 は 成長 さ れた 。 われ|あい|ら|さま||せいちょう||

我ら 老 兵 が → われら|ろう|つわもの|

余計な 心配 を する まで も なかった の かも しれ ぬ 。 よけいな|しんぱい|||||||||

おぞましい 記憶 は 過去 の 闇 の 中 に 消し去り → |きおく||かこ||やみ||なか||けしさり

あと は 次の 時代 を つくる 世代 に 任せる 》 ||つぎの|じだい|||せだい||まかせる

《 すべて は わし 一 人 の 責任 》 |||ひと|じん||せきにん

( リ ー ) これ で なんとか して ほしい んです が 。

2 本 と も 天 の 巻物 で は ダメ です 。 ほん|||てん||まきもの||||

え ~ っ そんな !

ダメ ダメダメダメ !

詳しく は 言え ませ ん が 我々 に は 巻物 を 集め られ ない → くわしく||いえ||||われわれ|||まきもの||あつめ||

重要な 事情 が 。 風 影 様 に 聞いて ください ! じゅうような|じじょう||かぜ|かげ|さま||きいて|

どんな 事情 が あって も ダメ な のです 。 |じじょう||||||

ケチ ! ( テンテン ) ま ぁま ぁ 。

( ネジ ) 諦めろ 。 だって …。 |あきらめろ|

諦めきれ ませ ん ! あきらめきれ||

( テマリ ) 三 次 試験 を 中止 ? |みっ|つぎ|しけん||ちゅうし

すま ぬ 。 詳しく 語る わけに は いか ない が → ||くわしく|かたる|||||

砂 隠れ 内部 の 事情 だ 。 すな|かくれ|ないぶ||じじょう|

( シカマル ) じゃあ 中 忍 昇進 は ? ||なか|おし|しょうしん|

二 次 試験 に おける 各 班 の 活躍 を 詳細な レポ ー ト に して ある 。 ふた|つぎ|しけん|||かく|はん||かつやく||しょうさいな||||||

中 忍 に 昇進 さ せる べき か どう か は おのおの の 里 で 決めて ほしい 。 なか|おし||しょうしん||||||||||さと||きめて|

ま ぁ もともと 中 忍 と して の 任務 を → |||なか|おし||||にんむ|

遂行 し うる 力 が ある か どう か 確かめる ため の 試験 。 すいこう|||ちから||||||たしかめる|||しけん

( カンクロウ ) そういう こと なら しかたない じゃ ん 。

( ガイ ) しかし 魔 の 砂漠 を 命懸け で 渡った 受験 者 が → ||ま||さばく||いのちがけ||わたった|じゅけん|もの|

納得 する か どう か 。 なっとく||||

わかって いる 。

第 三 次 試験 は 中止 らしい な 。 だい|みっ|つぎ|しけん||ちゅうし||

えっ 中 忍 試験 は どう なる んです か ? |なか|おし|しけん|||||

なんだか や な 予感 は して た の よ ね 。 |||よかん||||||

( キバ ) った く あの 苦労 の 日々 は ムダ だった の か よ 。 ||||くろう||ひび||||||

( シノ ) 我々 は 最後 まで 無事 たどり着いた のだ から 問題 ない 。 |われわれ||さいご||ぶじ|たどりついた|||もんだい|

問題 は 途中 で 脱落 した ヤツ ら の ほう だ 。 もんだい||とちゅう||だつらく||||||

( ヒナタ ) なんだか かわいそう 。

( チョウジ ) 腹 減り 損 の くたびれ 儲け って こと かな 。 |はら|へり|そん|||もうけ|||

( いの ) 何にも 儲けて ない でしょ ! |なんにも|もうけて||

( サクラ ) でも 自信 だけ は ついた かも 。 ||じしん||||

( 拍子木 ) ひょうしぎ

受験 者 諸君 ご 苦労だった 。 じゅけん|もの|しょくん||くろうだった

時 は 流れ 忍 の 世界 に も → じ||ながれ|おし||せかい||

新たな 定 め に よる 秩序 が 必要に なった 。 あらたな|てい||||ちつじょ||ひつように|

今 まで 忍 は 掟 の ため なら 仲間 の 命 すら → いま||おし||おきて||||なかま||いのち|

犠牲 に せ ねば なら ない と 言わ れて いた 。 ぎせい|||||||いわ||

しかし 我々 は 今 → |われわれ||いま

規則 より 大事な もの が ある こと を 知った 。 きそく||だいじな||||||しった

それ は 友 であり 同じ 里 の 仲間 であり → ||とも||おなじ|さと||なかま|

痛み を 分かち 合える 者 同士 の 絆 である 。 いたみ||わかち|あえる|もの|どうし||きずな|

今 ここ に 立つ 諸君 は → いま|||たつ|しょくん|

すでに その こと を 十分 知っている 者 たち である と → ||||じゅうぶん|しっている|もの|||

理解 して いる 。 りかい||

よって 第 三 次 試験 の 必要 は なく 免除 と し → |だい|みっ|つぎ|しけん||ひつよう|||めんじょ||

更に 第 二 次 試験 に おける 一部 条件 を 解除 する 。 さらに|だい|ふた|つぎ|しけん|||いちぶ|じょうけん||かいじょ|

それ って どういう こと ?

今 ここ に 並ぶ 諸君 の 第 二 次 試験 の 内容 は → いま|||ならぶ|しょくん||だい|ふた|つぎ|しけん||ないよう|

詳細な レポ ー ト と して おのおの の 里 へ 送ら れる 。 しょうさいな||||||||さと||おくら|

諸君 の 昇進 は 里 の 影 たち に 判断 して もらい → しょくん||しょうしん||さと||かげ|||はんだん||

決める こと と する 。 きめる|||

え ~ お預け かよ ! |おあずけ|

でも 僕たち に も まだ 可能 性 が 残って る って こと です ね 。 |ぼくたち||||かのう|せい||のこって|||||

♪♪~

北 の 国境 に 行ったら 体 気 を つけろ よ ! きた||くにざかい||おこなったら|からだ|き|||

ありがとう 。

ヨメ 向こう へ 行って も 仲よく な ! |むこう||おこなって||なかよく|

えっ !? え ? え ?

ただ 偶然 任務 地 が 同じに なった だけ で …。 |ぐうぜん|にんむ|ち||どうじに|||

いい から いい から !

頑張れよ ! がんばれよ

え ~! えっ えっ えっ ? え ~!

( シラ ) ヨメ 行く ぞ ! えっ !? ||いく||

あっ ちょっと 待って ~! ||まって

大丈夫 か ? あれ で …。 だいじょうぶ|||

♪♪~

( 小南 ) 砂 隠れ より の レポ ー ト を 検証 した 結果 → こみなみ|すな|かくれ|||||||けんしょう||けっか

お前たち の 中 忍 昇進 を 認める 。 おまえたち||なか|おし|しょうしん||みとめる

( アジサイ ) ありがとう ございます 。

( 小南 ) 早速 だ が → こみなみ|さっそく||

お前たち に S 級 任務 を 命じる もの と する 。 おまえたち||s|きゅう|にんむ||めいじる|||

( リュウスイ ) 今日 の 死体 は 軽い な 。 |きょう||したい||かるい|

( ユウダチ ) 長年 の 勘 で わかる 。 こりゃ 女 だ 。 |ながねん||かん||||おんな|

俺 たち が いつも 死体 を 運ぶ → おれ||||したい||はこぶ

この 里 で いちばん 高い 塔 …。 |さと|||たかい|とう

あそこ が 何 か 知って る か ? ||なん||しって||

だいたい この 里 で は → ||さと||

塔 って の は 骨 を 安置 する ため の もん だ ろ 。 とう||||こつ||あんち||||||

もともと は 死者 の 供養 や 報恩 の ため に 築か れた 建造 物 だ 。 ||ししゃ||くよう||ほうおん||||きずか||けんぞう|ぶつ|

なら なんで 死者 の 身内 まで 立ち入り 禁止 に なって る ? ||ししゃ||みうち||たちいり|きんし|||

さ ぁな 知る か よ 。 ||しる||

実は な あそこ に ペイン 様 が いらっしゃる んじゃ ない か と …。 じつは|||||さま||||||

へ ぇ ~ そりゃ すげ ぇ 。 って そんな わけ ねえ だ ろ 。

噂 だ 噂 。 うわさ||うわさ

( リュウスイ ) そんな こと より 確認 する ぞ 。 ||||かくにん||

お前 の 言う とおり だった な 女 だ 。 おまえ||いう||||おんな|

( ユウダチ ) 中 忍 の アジサイ …。 |なか|おし||

こない だ 試験 に 合格 した ばかりだ って のに …。 ||しけん||ごうかく||||

中 忍 に なって 最初の 任務 で 殉職 と は …。 なか|おし|||さいしょの|にんむ||じゅんしょく||

ご苦労さま 。 あぁ 天使 様 。 ごくろうさま||てんし|さま

早く 次 を 運んで き なさい 。 はやく|つぎ||はこんで||

( ケゴン ) ヨウロウ 。 ( ヨウロウ ) あぁ さっき から だ 。

フウ いったん あの 岩場 へ 。 |||いわば|

( フウ ) え ? しようがない なぁ 。

どこ の どなた か 存ぜ ぬ が とっくに 気づいて る ぞ ! ||||ぞんぜ||||きづいて||

( 飛 段 ) 俺 は やめよう って 言った んだ ぜ 。 と|だん|おれ||||いった||

殺せ ねえ の は 面倒 くせ ぇし さ 。 ころせ||||めんどう|||

ねぇ そっち の おじさん ひょっとして 元 滝 隠れ ? |||||もと|たき|かくれ

( 角 都 ) うむ …。 なに !? かど|と||

アッシ 知って る っす 。 火影 暗殺 に 失敗 して → |しって|||ほかげ|あんさつ||しっぱい|

上役 の 心臓 奪って 里 抜け した 角 都 先輩 っ しょ ? うわやく||しんぞう|うばって|さと|ぬけ||かど|と|せんぱい||

角 都 !? かど|と

そんな 歳 いく つ だ ? |さい|||

アッシ 角 都 先輩 に 会えたら 友達 に なって ほしかった っす ! |かど|と|せんぱい||あえたら|ともだち||||

角 都 … アイツ バカ か ! かど|と|||

さあ ? 里 を 抜けた の は 昔 の 話 だ から な 。 |さと||ぬけた|||むかし||はなし|||

最初 は お茶 飲み 友達 くらい から お 願い し ます ! さいしょ||おちゃ|のみ|ともだち||||ねがい||

今日 ここ に 現れた の は 友達 に なる ため じゃ ない 。 きょう|||あらわれた|||ともだち|||||

それ は 残念 っす 。 ||ざんねん|

( 綱 手 ) 諸君 の 二 次 試験 の レポ ー ト は 精査 さ せて もらった 。 つな|て|しょくん||ふた|つぎ|しけん||||||せいさ|||

その 結果 ヒナタ シノ キバ チョウジ い の サクラ → |けっか|||||||

この 6 人 は 問題 なく 中 忍 昇格 ! |じん||もんだい||なか|おし|しょうかく

( 歓声 ) かんせい

《 やはり 二 本 の 巻物 が 揃って ませ ん でした から ね 》 |ふた|ほん||まきもの||そろって|||||

コムギ 源 内 イナホ 。 |げん|うち|

お前たち は 次の 機会 に 譲る こと と する 。 おまえたち||つぎの|きかい||ゆずる|||

あと 2 本 の 巻物 こそ 揃って い なかった もの の → |ほん||まきもの||そろって||||

その 目覚しい 働き に より → |めざましい|はたらき||

十分に 力量 あり と 認め られる ため → じゅうぶんに|りきりょう|||みとめ||

リ ー と テンテン は 中 忍 昇格 ! ( テンテン / リ ー ) ハハッ … あっ ? |||||なか|おし|しょうかく|||||

綱 手 様 ! 我々 ガイ 班 は 常に 三 人 で 一 つ 。 つな|て|さま|われわれ||はん||とわに|みっ|じん||ひと|

ネジ の 名前 が ない の は 。 最後 まで 聞け ! ||なまえ|||||さいご||きけ

日向 ネジ は 二 階級 特進 の 上 忍 昇格 。 ひゅうが|||ふた|かいきゅう|とくしん||うえ|おし|しょうかく

風 影 から 「 ネジ の 働き は 特に 目覚しく → かぜ|かげ||||はたらき||とくに|めざましく

特別に 配慮 さ れた し 」 と の こと だ 。 とくべつに|はいりょ|||||||

もともと ネジ は 中 忍 扱い だった しな 。 |||なか|おし|あつかい||

やり ました ね ネジ ! おめでとう !

ありがとう ございます 。

2 人 と も ありがとう ございました 。 じん||||

僕 が 中 忍 に なれた の も ガイ 班 の チ ー ムワ ー ク が あれば こそ です 。 ぼく||なか|おし||||||はん||||||||||

私 たち の スリ ー マンセル は 永遠 よ ね 。 わたくし|||||||えいえん||

ああ そう だ と いい な 。

ついに ナルト を 追い抜いた ぜ ! |||おいぬいた|

アイツ 中 忍 試験 受け られ なかった こと → |なか|おし|しけん|うけ|||

くやしがる だろう な 。

ナルト 君 今頃 どんな 修業 して る の か な ? |きみ|いまごろ||しゅぎょう|||||

《 自 来 也 : そろそろ 修業 を 終えて 木 ノ 葉 の 里 に 帰る 頃 だ のう 》 じ|らい|や||しゅぎょう||おえて|き||は||さと||かえる|ころ||

イテッ ! イテテ …。

( ナルト ) ああ まだ 胸 の 傷 が 痛む んだ ろ ? |||むね||きず||いたむ||

エロ 仙人 は 休んで れば いい って ば よ 。 |せんにん||やすんで|||||

俺 は 修業 を 続ける ぜ ! おれ||しゅぎょう||つづける|

美 空 ひばり さん の 『 真 赤 な 太陽 』。 び|から||||まこと|あか||たいよう

大月 みやこ さん 坂本 冬 美 さん です 。 おおつき|||さかもと|ふゆ|び||