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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン19 - 412 - ネジの判断

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 412 - ネジ の 判断

( マツリ ) これ を 差し上げ ます 。 力 を 貸して ください 。

( ネジ ) そんな もの は いい ! それ より 案内 を 頼める か ?

はい !

あちら です 。

白 眼 !

とらえた !

( リ ー ) どう する つもりです ? 無視 は でき ない 。

( テンテン ) でも 中 忍 試験 を 降りる こと に なっちゃ う かも 。

す すみ ませ ん 。

お前 の せい で は ない 。 俺 自身 の 判断 で 行動 して いる 。

あっ はい 。

テンテン の 言う とおり →

今回 の 中 忍 試験 を 棒 に 振る こと に なる かも しれ ない 。

だが こういう とき アイツ なら →

ナルト だったら 迷わ ず こう する だろう 。

ええ ! きっと ね 。 そうです ね 。

目の前 の 困って る 人 を 放っておいて →

二 次 試験 を 通過 した と したら ナルト 君 に 叱ら れて しまい ます 。

ナルト も 我 愛 羅 も 運命 に 挑み →

困難 を 乗り越えた 者 同士 だ 。

けして ひと 事 だ と 片づけたり は し ない 。

♪♪( 琵琶 )

( 我 愛 羅 ) った く 来る な と 言った はずだ 。

( フウ ) だ から って 放って おけ ない っす 。

アンタ の 友達 が ここ に いたら きっと 助け に 来た に 違いない っす 。

友達 …。

ああ アイツ は バカ だ から な 。

う お っ !

ぐ あっ !

( うめき声 )

う ぅ …。

う ぅ …。

あっ ! う …。

あぁ …。

う ぅ …。

忍法 コク ー ン 。

♪♪~

《 ホウイチ : 何 だ ? あれ は 》

これ は …。 アッシ の 力 じゃ →

この チャクラ の 鎖 を ぶ っ ちぎる の は ムリ っす 。

だから せめて 時間 を 引き延ばして みる っす 。

♪♪( 琵琶 )

《 これ は …。

チャクラ の 鎖 の 動き が 鈍く なって きた 。

あの 繭 に は チャクラ の 吸収 を 抑える 力 が ある と いう の か ?》

何 を した ? チャクラ の 糸 で 繭 を 作った っす 。

アッシ の 繭 は メッチャ 細い チャクラ の 糸 が 複雑に 絡み合って る っす 。

思った とおり 吸収 する 力 が 弱まった っす 。

止まった わけで は ない 。

確かに チャクラ の 吸収 スピ ー ド が 遅く なった 分 →

体 は 楽に なった が →

このまま で は いずれ 尾 獣 を 抜か れ →

死ぬ 。

マイナス 思考 は ダメ っす 。

今に きっと 誰 か が 助け に 来て くれる っす よ 。

お前 こそ なぜ そこ まで プラス 思考 に なれる んだ 。

生まれつき おめでたい って 褒めて くれた 人 が いる っす 。

誰 も 助け に は こ ない だろう 。

そんな こと ない っす 。

お ~ い ! 誰 か いる っす か ?

繭 が ある 分 声 は 通ら ない 。

う っ … しまった 。

こう なったら 力ずく でも 抜いて み せる っす !!

は ~ っ ! この … くっ …。

よっ … よっ … あれ ?

やっぱり 救援 を 待つ っす 。

いくら 待って も 砂 隠れ の 援軍 は 来 ない 。

またまた … マイナス 思考 。

俺 たち を 襲って いる の が 砂 隠れ の 人間 だ と 言って も か ?

マジ っす か !?

《 フン … ムダ な こと を 。

むしろ それ で 逃げ場 を なくして る だけ だ 。

いつまで 閉じこもって い られる か 》

♪♪( 琵琶 )

かつて 俺 に とって 他者 と の 関係 と は →

憎しみ と 殺意 で しか なかった 。

だから 俺 が 風 影 に なった こと を →

いまだに 恐怖 に よる 支配 だ と 感じ →

亡き 者 に しよう と する 者 が いて も それ は それ で しかたがない 。

( 我 愛 羅 ) 否 も 応 も ない 。

自ら が 招いた こと だ から な 。

ただ 一 つ 心残り が ある と したら →

今 の 俺 が 変わろう と して いる こと を →

知って ほしかった と いう こと くらい だ 。

苦しみ や 悲しみ 喜び を 他者 と 分かち 合える って →

あの 友達 から 教えて もらった っす ね 。

ああ そう だ 。

しかし 人 柱 力 に とって それ は 難しい こと だ 。

そんな こと ない ! きっと 大丈夫 っす よ 。

人 柱 力 だって きっと 100 人 の 友 が できる っす 。

里 長 が そう 言って たっす よ 。

《 似て いる な やっぱり 》

( ガイ ) 砂 隠れ の 慌て ぶり を 見る と →

やはり 我 愛 羅 は 彼ら の 庇護 下 に は ない と 思う べきだ な 。

( 紅 ) ええ 恐れて いた とおり の 事態 に 。

( アスマ ) 自ら を オトリ に して ク ー デタ ー 派 を あぶりだそう と して いる の か …。

( ガイ ) ヘタ を する と すでに 暗殺 さ れて いる 可能 性 も ある な 。

彼 は 木 ノ 葉 と も 友好 的だ けど →

そんな こと に なったら 今後 の 関係 に も 影響 が 出る かも 。

暗殺 など さ せる もの か 。

でも 誰 が ク ー デタ ー 派 か 定かで は ない 以上 →

砂 隠れ に 協力 は 求め られ ない わ ね 。

我々 だけ でも なんとか する ぞ 。

とはいえ どこ に 消えた か 何の 手がかり も ない から な 。

あれ は !

( ガイ ) うむ 砂 隠れ の 下 忍 だ 。

♪♪( 琵琶 )

あの 琵琶 の 音 !

♪♪( 琵琶 )

あっ !

♪♪( 琵琶 )

♪♪~

何で すか あれ は !

なんだか 大きな 繭 みたい 。

それ に あの 男 は 何者 でしょう ?

あなた たち は 滝 隠れ の 受験 者 です ね 。

( ケゴン ) ああ 。 はぐれた フウ を 捜し に 来た 。

はぐれた ?

《 ネジ : なに !? 我 愛 羅 と フウ から チャクラ が 抜か れて いる 》

どうした の ? ネジ 。

あの 繭 の 中 に は 何 が !?

2 人 の 人 柱 力 だ 。

1 人 は 我 愛 羅 様 だ けど もう 1 人 は いったい …。

滝 隠れ の … お前たち の 仲間 だ な 。

いい の か 今 の まま で は あの 2 人 は 死ぬ ぞ 。

あの 琵琶 法師 の 封印 術 だろう 。

2 人 の 尾 獣 チャクラ は 吸収 さ れ →

いずれ その 本体 まで 抜か れて しまう 。

えっ 尾 獣 を 抜か れたら 我 愛 羅 様 の お 命 が 。

お 願い し ます 助けて ください 。

お前たち は どう する つもりだ 。

仲間 を 見捨てる 気 ?

ここ は いったん 休戦 して ともに 戦おう で は あり ませ ん か 。

今 なら まだ 助け られる 。

頼む …。 ( ヨウロウ ) フウ を 助けて やって くれ 。

ああ 。

そう か 。

( ネジ ) 確認 した ところ ヤツ の 背後 は 見通し が よ さ そうだ 。

そこ で 作戦 を 考えて みた 。

俺 たち は 攻撃 チ ー ム と 救出 チ ー ム の 二手 に わかれる 。

攻撃 チ ー ム は ヤツ の 背後 から 静かに 近づき →

攻撃 を 仕掛けて その 隙 に 救出 チ ー ム が 2 人 を 助ける 。

リ ー と マツリ 滝 隠れ の 2 人 は あの 琵琶 法師 を 。

( ヨウロウ / ケゴン ) わかった 。 ( リ ー ) はい 僕 に 任せて ください !

私 も 救出 チ ー ム に …。

いや 救出 チ ー ム に は テンテン が 必要だ 。

2 人 で 救出 に 向かう 。 オ ー ケ ー 。

( ネジ ) 散 !

《 手 裏 剣 影 分身 》

《 水 遁 水 手 裏 剣 》

《 必殺 宝 具 流星 》

木 ノ 葉 旋風 !

法 力 結 界 チャバシラ !

なんだ あれ は ? 防御 の 術 か ?

いえ それ だけ と は 思え ませ ん 。

気 を つけて ください 。 えっ !?

♪♪~

テンテン チャクラ 刀 を 頼む 。

了解 !

ハッ !

《 繭 の 一 点 を 狙って !》

ここ だ !

ハッ !

クソッ ! ヤツ に は 近づけ ん 。

強力な 結 界 だ 。

これ で は 我 愛 羅 様 の ため に →

何の お 役 に も 立って い ない 。

いえ これ で いい んです 。 え ?

敵 の 気 を 引きつけ ネジ の 仕事 を やり やすく する の が →

僕たち の 役目 な んです 。

ネジ 大丈夫 ?

2 人 と も 大丈夫 か ?

やっぱり 救援 が 来て くれた っす !

他言 は 固く 禁じて あった のだ が …。

部下 を 叱る な よ 。

お前 の こと を 心から 心配 して の こと だ 。

( ネジ ) やはり な 。 この 鎖 は 点 穴 を 正確に 貫いて いる 。

経 絡 系 へ の 直接 的 ダメ ー ジ に 加え →

点 穴 に より チャクラ の 流れ を コントロ ー ル し →

お前たち の 中 の 尾 獣 チャクラ を 吸い取って いる んだ 。

ああ 。 いずれ 尾 獣 チャクラ が 弱まれば →

その 本体 まで も が 抜か れて しまう だろう 。

なんとか して ほしい っす 。

尾 獣 チャクラ と は いえ チャクラ は チャクラ 。

鎖 に 尾 獣 チャクラ を 吸い取ら れて いる 点 穴 を 突く こと で →

その 流れ を 止める こと が できる かも しれ ない 。

できる か ?

ああ 。 確信 は ない が やって みる 価値 は ある だろう 。

頼む 。

ここ だ 。

柔 拳 点 穴 針 !

どうした ?

あぁ … 尾 獣 チャクラ の 勢い が 強 すぎて →

弾き 返さ れた 。

尾 獣 チャクラ が これほど の 力 を 持つ もの と は な 。

《 ネジ : あの とき ナルト の 中 の 九 尾 チャクラ の 凄ま じさ に →

驚いた もの だ が …。

我 愛 羅 と フウ の 尾 獣 チャクラ も →

ナルト の 九 尾 チャクラ に 勝る と も 劣ら ない …。

と いう わけ か 》

頑張って ほしい っす 。

頼り に して る っす よ 。 あぁ わかった 。

もう 一 度 …。

は ぁ ~ っ !

よし 止まった ぞ 。 あぁ 。

次 は お前 だ フウ 。 うん !

( ネジ ) は ぁ ~ っ !

♪♪( 琵琶 )

《 なに !?

尾 獣 チャクラ の 流れ が 止まった 。

なぜ だ ? 尾 獣 チャクラ が 流れて こ ない 》

琵琶 法師 の 様子 が …。 え ぇ 。

何 か 起こった んでしょう か 。

あの 木 ノ 葉 の 白 眼 何 か やった の か ?

うむ … 明らかに 敵 の 様子 が おかしい 。

♪♪~

これ は いったい …。

まるで 生きて いる ような …。 不気味な …。

気 を つけて ください ! う っ …。

《 このまま で は この 鎖 は 吸収 する べき 尾 獣 チャクラ を 探し →

すでに 俺 の 体 内 に 溜め込んだ 尾 獣 チャクラ を 狙い →

奪い合い を 始め 崩壊 する 》

♪♪~

結 界 が 破ら れた !?

う っ …。

ぐ わ ~ っ !

彼 を 殺して は なら ない 。 頼める か ?

ああ わかった 。

う う …。

ネジ 。

( ネジ ) なるほど 先ほど と 理屈 は 同じだ な 。

点 穴 が ふさが れて いる 。 こちら は 数 が 多い が な 。

皆 少し 離れて いて くれ 。

まだ 助かる 。 医療 班 に 連れて いこう 。

はい わかり ました !

礼 を 言う 。 ネジ お前 に 助け られる と は 。

フン 。 皆さん は 大丈夫です か ?

ああ もう 平気 っす よ 。

我 愛 羅 様 ご 無事で 何より です !

マツリ の ヤツ も 立派に 働いた 。 うん 。

( 紅 ) あそこ に …。

どうやら 我々 が 手 を 貸す まで も ない ようだ な 。

ああ ひと 足 遅かった ようだ 。

( フウ ) 滝 隠れ の フウ っす !

アッシ 百 人 の 友 を 作って る っす 。

だから フウ の 友達 に なって ほしい っす !

わかった わかった 。 わかった から この 手 を 離せ 。

ハハハ ! ネジ よかった です ね !

( フウ ) ヤッホ ヤッホホ ー ! 友達 友達 !

( 松丸 ) オ ー プニング は 旅立ち の 時 から 今年 で 30 年 と なった →

坂本 九 さん の 名曲 から スタ ー ト し ましょう 。

( 宮本 ) 菅原 洋一 さん あおい 輝彦 さん →

氷 川 きよし さん に 歌って いただき ます 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 412 - ネジ の 判断 ||しっぷう|つたい|しーずん|ねじ||はんだん Naruto Shippuden - Season 19 - 412 - Screw Judgment

( マツリ ) これ を 差し上げ ます 。 力 を 貸して ください 。 |||さしあげ||ちから||かして|

( ネジ ) そんな もの は いい ! それ より 案内 を 頼める か ? |||||||あんない||たのめる|

はい !

あちら です 。

白 眼 ! しろ|がん

とらえた !

( リ ー ) どう する つもりです ? 無視 は でき ない 。 ||||つもり です|むし|||

( テンテン ) でも 中 忍 試験 を 降りる こと に なっちゃ う かも 。 ||なか|おし|しけん||おりる|||||

す すみ ませ ん 。

お前 の せい で は ない 。 俺 自身 の 判断 で 行動 して いる 。 おまえ||||||おれ|じしん||はんだん||こうどう||

あっ はい 。

テンテン の 言う とおり → ||いう|

今回 の 中 忍 試験 を 棒 に 振る こと に なる かも しれ ない 。 こんかい||なか|おし|しけん||ぼう||ふる||||||

だが こういう とき アイツ なら →

ナルト だったら 迷わ ず こう する だろう 。 ||まよわ||||

ええ ! きっと ね 。 そうです ね 。 |||そう です|

目の前 の 困って る 人 を 放っておいて → めのまえ||こまって||じん||ほうっておいて

二 次 試験 を 通過 した と したら ナルト 君 に 叱ら れて しまい ます 。 ふた|つぎ|しけん||つうか|||||きみ||しから|||

ナルト も 我 愛 羅 も 運命 に 挑み → ||われ|あい|ら||うんめい||いどみ

困難 を 乗り越えた 者 同士 だ 。 こんなん||のりこえた|もの|どうし|

けして ひと 事 だ と 片づけたり は し ない 。 ||こと|||かたづけたり|||

♪♪( 琵琶 ) びわ

( 我 愛 羅 ) った く 来る な と 言った はずだ 。 われ|あい|ら|||くる|||いった|

( フウ ) だ から って 放って おけ ない っす 。 ||||はなって|||

アンタ の 友達 が ここ に いたら きっと 助け に 来た に 違いない っす 。 ||ともだち||||||たすけ||きた||ちがいない|

友達 …。 ともだち

ああ アイツ は バカ だ から な 。

う お っ !

ぐ あっ !

( うめき声 ) うめきごえ

う ぅ …。

う ぅ …。

あっ ! う …。

あぁ …。

う ぅ …。

忍法 コク ー ン 。 にんぽう|||

♪♪~

《 ホウイチ : 何 だ ? あれ は 》 |なん|||

これ は …。 アッシ の 力 じゃ → ||||ちから|

この チャクラ の 鎖 を ぶ っ ちぎる の は ムリ っす 。 |||くさり||||||||

だから せめて 時間 を 引き延ばして みる っす 。 ||じかん||ひきのばして||

♪♪( 琵琶 ) びわ

《 これ は …。

チャクラ の 鎖 の 動き が 鈍く なって きた 。 ||くさり||うごき||にぶく||

あの 繭 に は チャクラ の 吸収 を 抑える 力 が ある と いう の か ?》 |まゆ|||||きゅうしゅう||おさえる|ちから||||||

何 を した ? チャクラ の 糸 で 繭 を 作った っす 。 なん|||||いと||まゆ||つくった|

アッシ の 繭 は メッチャ 細い チャクラ の 糸 が 複雑に 絡み合って る っす 。 ||まゆ|||ほそい|||いと||ふくざつに|からみあって||

思った とおり 吸収 する 力 が 弱まった っす 。 おもった||きゅうしゅう||ちから||よわまった|

止まった わけで は ない 。 とまった|||

確かに チャクラ の 吸収 スピ ー ド が 遅く なった 分 → たしかに|||きゅうしゅう|||||おそく||ぶん

体 は 楽に なった が → からだ||らくに||

このまま で は いずれ 尾 獣 を 抜か れ → ||||お|けだもの||ぬか|

死ぬ 。 しぬ

マイナス 思考 は ダメ っす 。 |しこう|||

今に きっと 誰 か が 助け に 来て くれる っす よ 。 いまに||だれ|||たすけ||きて|||

お前 こそ なぜ そこ まで プラス 思考 に なれる んだ 。 おまえ||||||しこう|||

生まれつき おめでたい って 褒めて くれた 人 が いる っす 。 うまれつき|||ほめて||じん|||

誰 も 助け に は こ ない だろう 。 だれ||たすけ|||||

そんな こと ない っす 。

お ~ い ! 誰 か いる っす か ? ||だれ||||

繭 が ある 分 声 は 通ら ない 。 まゆ|||ぶん|こえ||とおら|

う っ … しまった 。

こう なったら 力ずく でも 抜いて み せる っす !! ||ちからずく||ぬいて|||

は ~ っ ! この … くっ …。

よっ … よっ … あれ ?

やっぱり 救援 を 待つ っす 。 |きゅうえん||まつ|

いくら 待って も 砂 隠れ の 援軍 は 来 ない 。 |まって||すな|かくれ||えんぐん||らい|

またまた … マイナス 思考 。 ||しこう

俺 たち を 襲って いる の が 砂 隠れ の 人間 だ と 言って も か ? おれ|||おそって||||すな|かくれ||にんげん|||いって||

マジ っす か !?

《 フン … ムダ な こと を 。

むしろ それ で 逃げ場 を なくして る だけ だ 。 |||にげば|||||

いつまで 閉じこもって い られる か 》 |とじこもって|||

♪♪( 琵琶 ) びわ

かつて 俺 に とって 他者 と の 関係 と は → |おれ|||たしゃ|||かんけい||

憎しみ と 殺意 で しか なかった 。 にくしみ||さつい|||

だから 俺 が 風 影 に なった こと を → |おれ||かぜ|かげ||||

いまだに 恐怖 に よる 支配 だ と 感じ → |きょうふ|||しはい|||かんじ

亡き 者 に しよう と する 者 が いて も それ は それ で しかたがない 。 なき|もの|||||もの||||||||しかたが ない

( 我 愛 羅 ) 否 も 応 も ない 。 われ|あい|ら|いな||おう||

自ら が 招いた こと だ から な 。 おのずから||まねいた||||

ただ 一 つ 心残り が ある と したら → |ひと||こころのこり||||

今 の 俺 が 変わろう と して いる こと を → いま||おれ||かわろう|||||

知って ほしかった と いう こと くらい だ 。 しって||||||

苦しみ や 悲しみ 喜び を 他者 と 分かち 合える って → くるしみ||かなしみ|よろこび||たしゃ||わかち|あえる|

あの 友達 から 教えて もらった っす ね 。 |ともだち||おしえて|||

ああ そう だ 。

しかし 人 柱 力 に とって それ は 難しい こと だ 。 |じん|ちゅう|ちから|||||むずかしい||

そんな こと ない ! きっと 大丈夫 っす よ 。 ||||だいじょうぶ||

人 柱 力 だって きっと 100 人 の 友 が できる っす 。 じん|ちゅう|ちから|||じん||とも|||

里 長 が そう 言って たっす よ 。 さと|ちょう|||いって||

《 似て いる な やっぱり 》 にて|||

( ガイ ) 砂 隠れ の 慌て ぶり を 見る と → |すな|かくれ||あわて|||みる|

やはり 我 愛 羅 は 彼ら の 庇護 下 に は ない と 思う べきだ な 。 |われ|あい|ら||かれら||ひご|した|||||おもう||

( 紅 ) ええ 恐れて いた とおり の 事態 に 。 くれない||おそれて||||じたい|

( アスマ ) 自ら を オトリ に して ク ー デタ ー 派 を あぶりだそう と して いる の か …。 |おのずから|||||||||は|||||||

( ガイ ) ヘタ を する と すでに 暗殺 さ れて いる 可能 性 も ある な 。 ||||||あんさつ||||かのう|せい|||

彼 は 木 ノ 葉 と も 友好 的だ けど → かれ||き||は|||ゆうこう|てきだ|

そんな こと に なったら 今後 の 関係 に も 影響 が 出る かも 。 ||||こんご||かんけい|||えいきょう||でる|

暗殺 など さ せる もの か 。 あんさつ|||||

でも 誰 が ク ー デタ ー 派 か 定かで は ない 以上 → |だれ||||||は||さだかで|||いじょう

砂 隠れ に 協力 は 求め られ ない わ ね 。 すな|かくれ||きょうりょく||もとめ||||

我々 だけ でも なんとか する ぞ 。 われわれ|||||

とはいえ どこ に 消えた か 何の 手がかり も ない から な 。 |||きえた||なんの|てがかり||||

あれ は !

( ガイ ) うむ 砂 隠れ の 下 忍 だ 。 ||すな|かくれ||した|おし|

♪♪( 琵琶 ) びわ

あの 琵琶 の 音 ! |びわ||おと

♪♪( 琵琶 ) びわ

あっ !

♪♪( 琵琶 ) びわ

♪♪~

何で すか あれ は ! なんで|||

なんだか 大きな 繭 みたい 。 |おおきな|まゆ|

それ に あの 男 は 何者 でしょう ? |||おとこ||なにもの|

あなた たち は 滝 隠れ の 受験 者 です ね 。 |||たき|かくれ||じゅけん|もの||

( ケゴン ) ああ 。 はぐれた フウ を 捜し に 来た 。 |||||さがし||きた

はぐれた ?

《 ネジ : なに !? 我 愛 羅 と フウ から チャクラ が 抜か れて いる 》 ||われ|あい|ら||||||ぬか||

どうした の ? ネジ 。

あの 繭 の 中 に は 何 が !? |まゆ||なか|||なん|

2 人 の 人 柱 力 だ 。 じん||じん|ちゅう|ちから|

1 人 は 我 愛 羅 様 だ けど もう 1 人 は いったい …。 じん||われ|あい|ら|さま||||じん||

滝 隠れ の … お前たち の 仲間 だ な 。 たき|かくれ||おまえたち||なかま||

いい の か 今 の まま で は あの 2 人 は 死ぬ ぞ 。 |||いま||||||じん||しぬ|

あの 琵琶 法師 の 封印 術 だろう 。 |びわ|ほうし||ふういん|じゅつ|

2 人 の 尾 獣 チャクラ は 吸収 さ れ → じん||お|けだもの|||きゅうしゅう||

いずれ その 本体 まで 抜か れて しまう 。 ||ほんたい||ぬか||

えっ 尾 獣 を 抜か れたら 我 愛 羅 様 の お 命 が 。 |お|けだもの||ぬか||われ|あい|ら|さま|||いのち|

お 願い し ます 助けて ください 。 |ねがい|||たすけて|

お前たち は どう する つもりだ 。 おまえたち||||

仲間 を 見捨てる 気 ? なかま||みすてる|き

ここ は いったん 休戦 して ともに 戦おう で は あり ませ ん か 。 |||きゅうせん|||たたかおう||||||

今 なら まだ 助け られる 。 いま|||たすけ|

頼む …。 ( ヨウロウ ) フウ を 助けて やって くれ 。 たのむ||||たすけて||

ああ 。

そう か 。

( ネジ ) 確認 した ところ ヤツ の 背後 は 見通し が よ さ そうだ 。 |かくにん|||||はいご||みとおし||||そう だ

そこ で 作戦 を 考えて みた 。 ||さくせん||かんがえて|

俺 たち は 攻撃 チ ー ム と 救出 チ ー ム の 二手 に わかれる 。 おれ|||こうげき|||||きゅうしゅつ|||||ふたて||

攻撃 チ ー ム は ヤツ の 背後 から 静かに 近づき → こうげき|||||||はいご||しずかに|ちかづき

攻撃 を 仕掛けて その 隙 に 救出 チ ー ム が 2 人 を 助ける 。 こうげき||しかけて||すき||きゅうしゅつ|||||じん||たすける

リ ー と マツリ 滝 隠れ の 2 人 は あの 琵琶 法師 を 。 ||||たき|かくれ||じん|||びわ|ほうし|

( ヨウロウ / ケゴン ) わかった 。 ( リ ー ) はい 僕 に 任せて ください ! ||||||ぼく||まかせて|

私 も 救出 チ ー ム に …。 わたくし||きゅうしゅつ||||

いや 救出 チ ー ム に は テンテン が 必要だ 。 |きゅうしゅつ||||||||ひつようだ

2 人 で 救出 に 向かう 。 オ ー ケ ー 。 じん||きゅうしゅつ||むかう||||

( ネジ ) 散 ! |ち

《 手 裏 剣 影 分身 》 て|うら|けん|かげ|ぶんしん

《 水 遁 水 手 裏 剣 》 すい|とん|すい|て|うら|けん

《 必殺 宝 具 流星 》 ひっさつ|たから|つぶさ|りゅうせい

木 ノ 葉 旋風 ! き||は|せんぷう

法 力 結 界 チャバシラ ! ほう|ちから|けつ|かい|

なんだ あれ は ? 防御 の 術 か ? |||ぼうぎょ||じゅつ|

いえ それ だけ と は 思え ませ ん 。 |||||おもえ||

気 を つけて ください 。 えっ !? き||||

♪♪~

テンテン チャクラ 刀 を 頼む 。 ||かたな||たのむ

了解 ! りょうかい

ハッ !

《 繭 の 一 点 を 狙って !》 まゆ||ひと|てん||ねらって

ここ だ !

ハッ !

クソッ ! ヤツ に は 近づけ ん 。 ||||ちかづけ|

強力な 結 界 だ 。 きょうりょくな|けつ|かい|

これ で は 我 愛 羅 様 の ため に → |||われ|あい|ら|さま|||

何の お 役 に も 立って い ない 。 なんの||やく|||たって||

いえ これ で いい んです 。 え ? ||||ん です|

敵 の 気 を 引きつけ ネジ の 仕事 を やり やすく する の が → てき||き||ひきつけ|||しごと||||||

僕たち の 役目 な んです 。 ぼくたち||やくめ||ん です

ネジ 大丈夫 ? |だいじょうぶ

2 人 と も 大丈夫 か ? じん|||だいじょうぶ|

やっぱり 救援 が 来て くれた っす ! |きゅうえん||きて||

他言 は 固く 禁じて あった のだ が …。 たごん||かたく|きんじて|||

部下 を 叱る な よ 。 ぶか||しかる||

お前 の こと を 心から 心配 して の こと だ 。 おまえ||||こころから|しんぱい||||

( ネジ ) やはり な 。 この 鎖 は 点 穴 を 正確に 貫いて いる 。 ||||くさり||てん|あな||せいかくに|つらぬいて|

経 絡 系 へ の 直接 的 ダメ ー ジ に 加え → へ|から|けい|||ちょくせつ|てき|||||くわえ

点 穴 に より チャクラ の 流れ を コントロ ー ル し → てん|あな|||||ながれ|||||

お前たち の 中 の 尾 獣 チャクラ を 吸い取って いる んだ 。 おまえたち||なか||お|けだもの|||すいとって||

ああ 。 いずれ 尾 獣 チャクラ が 弱まれば → ||お|けだもの|||よわまれば

その 本体 まで も が 抜か れて しまう だろう 。 |ほんたい||||ぬか|||

なんとか して ほしい っす 。

尾 獣 チャクラ と は いえ チャクラ は チャクラ 。 お|けだもの|||||||

鎖 に 尾 獣 チャクラ を 吸い取ら れて いる 点 穴 を 突く こと で → くさり||お|けだもの|||すいとら|||てん|あな||つく||

その 流れ を 止める こと が できる かも しれ ない 。 |ながれ||とどめる||||||

できる か ?

ああ 。 確信 は ない が やって みる 価値 は ある だろう 。 |かくしん||||||かち|||

頼む 。 たのむ

ここ だ 。

柔 拳 点 穴 針 ! じゅう|けん|てん|あな|はり

どうした ?

あぁ … 尾 獣 チャクラ の 勢い が 強 すぎて → |お|けだもの|||いきおい||つよ|

弾き 返さ れた 。 はじき|かえさ|

尾 獣 チャクラ が これほど の 力 を 持つ もの と は な 。 お|けだもの|||||ちから||もつ||||

《 ネジ : あの とき ナルト の 中 の 九 尾 チャクラ の 凄ま じさ に → |||||なか||ここの|お|||すごま||

驚いた もの だ が …。 おどろいた|||

我 愛 羅 と フウ の 尾 獣 チャクラ も → われ|あい|ら||||お|けだもの||

ナルト の 九 尾 チャクラ に 勝る と も 劣ら ない …。 ||ここの|お|||まさる|||おとら|

と いう わけ か 》

頑張って ほしい っす 。 がんばって||

頼り に して る っす よ 。 あぁ わかった 。 たより|||||||

もう 一 度 …。 |ひと|たび

は ぁ ~ っ !

よし 止まった ぞ 。 あぁ 。 |とまった||

次 は お前 だ フウ 。 うん ! つぎ||おまえ|||

( ネジ ) は ぁ ~ っ !

♪♪( 琵琶 ) びわ

《 なに !?

尾 獣 チャクラ の 流れ が 止まった 。 お|けだもの|||ながれ||とまった

なぜ だ ? 尾 獣 チャクラ が 流れて こ ない 》 ||お|けだもの|||ながれて||

琵琶 法師 の 様子 が …。 え ぇ 。 びわ|ほうし||ようす|||

何 か 起こった んでしょう か 。 なん||おこった||

あの 木 ノ 葉 の 白 眼 何 か やった の か ? |き||は||しろ|がん|なん||||

うむ … 明らかに 敵 の 様子 が おかしい 。 |あきらかに|てき||ようす||

♪♪~

これ は いったい …。

まるで 生きて いる ような …。 不気味な …。 |いきて|||ぶきみな

気 を つけて ください ! う っ …。 き|||||

《 このまま で は この 鎖 は 吸収 する べき 尾 獣 チャクラ を 探し → ||||くさり||きゅうしゅう|||お|けだもの|||さがし

すでに 俺 の 体 内 に 溜め込んだ 尾 獣 チャクラ を 狙い → |おれ||からだ|うち||ためこんだ|お|けだもの|||ねらい

奪い合い を 始め 崩壊 する 》 うばいあい||はじめ|ほうかい|

♪♪~

結 界 が 破ら れた !? けつ|かい||やぶら|

う っ …。

ぐ わ ~ っ !

彼 を 殺して は なら ない 。 頼める か ? かれ||ころして||||たのめる|

ああ わかった 。

う う …。

ネジ 。

( ネジ ) なるほど 先ほど と 理屈 は 同じだ な 。 ||さきほど||りくつ||おなじだ|

点 穴 が ふさが れて いる 。 こちら は 数 が 多い が な 。 てん|あな||ふさ が|||||すう||おおい||

皆 少し 離れて いて くれ 。 みな|すこし|はなれて||

まだ 助かる 。 医療 班 に 連れて いこう 。 |たすかる|いりょう|はん||つれて|

はい わかり ました !

礼 を 言う 。 ネジ お前 に 助け られる と は 。 れい||いう||おまえ||たすけ|||

フン 。 皆さん は 大丈夫です か ? |みなさん||だいじょうぶ です|

ああ もう 平気 っす よ 。 ||へいき||

我 愛 羅 様 ご 無事で 何より です ! われ|あい|ら|さま||ぶじで|なにより|

マツリ の ヤツ も 立派に 働いた 。 うん 。 ||||りっぱに|はたらいた|

( 紅 ) あそこ に …。 くれない||

どうやら 我々 が 手 を 貸す まで も ない ようだ な 。 |われわれ||て||かす|||||

ああ ひと 足 遅かった ようだ 。 ||あし|おそかった|

( フウ ) 滝 隠れ の フウ っす ! |たき|かくれ|||

アッシ 百 人 の 友 を 作って る っす 。 |ひゃく|じん||とも||つくって||

だから フウ の 友達 に なって ほしい っす ! |||ともだち||||

わかった わかった 。 わかった から この 手 を 離せ 。 |||||て||はなせ

ハハハ ! ネジ よかった です ね !

( フウ ) ヤッホ ヤッホホ ー ! 友達 友達 ! ||||ともだち|ともだち

( 松丸 ) オ ー プニング は 旅立ち の 時 から 今年 で 30 年 と なった → まつまる|||||たびだち||じ||ことし||とし||

坂本 九 さん の 名曲 から スタ ー ト し ましょう 。 さかもと|ここの|||めいきょく||||||

( 宮本 ) 菅原 洋一 さん あおい 輝彦 さん → みやもと|すがはら|ひろかず|||てるひこ|

氷 川 きよし さん に 歌って いただき ます 。 こおり|かわ||||うたって||