Grand Blue Episode 6
( 伊 織 ( いおり ) ) 千 紗 ( ちさ ) 頼む
俺 の そば に い て くれ
( 千 紗 ) イヤ
何 か を し て ほしい なんて 言わ ない
ただ そば に い て くれる だけ で 十 分 な ん だ
絶対 に イヤ 諦め て ( 伊 織 ) ああ …
そんな …
隣 で 回答 を 見せ て くれる だけ で いい ん だ !
( 伊 織 の 泣き声 ) ( 千 紗 ) フン …
( 伊 織 ) すま ん カンニング 交渉 は 失敗 だ
( 耕平 ( こうへい ) ) そう か …
( 野島 ( の じ ま ) ) どう す っか このまま だ と 不可 だ
( 山本 ( やま もと ) ) ドイツ 語 の 単位 を 落とす の は 痛い ぞ
しかたがない 自力 で なんとか しよ う
まさか 今 から 勉強 する の か ?
試験 まで 時間 が ない ぞ
ノート の 縮小 コピー の 限界 に 挑戦 する
( 耕平 ) 自力 の カンニング か
( 伊 織 ) これ が 字 の 読める 限界 サイズ だ な
だいぶ 小さく なった な …
隠す 場所 を 考える 必要 が ある な
( 御手洗 ( み たらい ) ) 北原 ( きた はら ) カンニング か ? 俺 も まぜ て くれ
( 藤原 ( ふじ わら ) ) 俺 も 俺 も
なぜ 俺 の 周り に は こんな クズ ばかり が 集まる ん だ ?
( 耕平 ) 類 友 って やつ だ ろ
( 山本 ) んで これ を どう 持ち込む ?
( 伊 織 ) そう だ な …
( 御手洗 ) たとえば 筆箱 の 中
( 山本 ) 飲み物 の ラベル
( 耕平 ) タオル の 内側
うむ … 野島 は どう する ?
俺 は ワンナイ で いく
ワン ナイト … 一夜漬け か ?
( 野島 ) いや 腕 内 だ
( 山本 ) 北原 は どう する ん だ ?
俺 は … うちわ の 裏 かな
( 藤原 ) なら 俺 は 服 に 仕込む か
お前 ら ドイツ 語 の 単位 が 重要 な の は 知って る な ?
( 耕平 ) ああ ! ( 山本 ) もちろん だ と も !
絶対 に 最後 まで 諦め ず みんな で 単位 を 取る ぞ !
( 一同 ) おお ー !
( 講師 ) はい それでは ―
まず 筆箱 は しまい なさい ( 御手洗 ) えっ …
( 山本 ) フフフ … バカ め 予想 でき た こと だ ろ
( 御手洗 ) おい 助け て くれ
( 山本 ) ん ~ どう し よっ かな
( 講師 ) それ と 飲食 は 禁止 です
( 伊 織 ) そんな 目 で こっち を 見 ん な !
( 野島 ) て め え で なんとか しろ !
( 伊 織 ) しかし なぜ ほか の 連中 は 涼しい 顔 を し て られる ん だ ?
( 耕平 ) まさか 自信 が ある と か ?
1 時 開始 です 終わったら 退席 し て かまい ませ ん
では 始め
( 2 人 ) 退席 し ます
( 伊 織 ) 覚悟 を 決め た 笑み だった か …
( 野島 ) う う っ !
( 野島 ) 汗 で に じん で 文字 が 読め ねえ …
( 耕平 ) バカ が
( 伊 織 ) フッ … この 暑 さ で ワンナイ に 頼る から だ
( 耕平 ) そう いえ ば 下川 ( しも かわ ) が い ない な
( 伊 織 ) ああ やつ なら さっき …
( メッセージ の 受信 音 )
( 伊 織 ) ハァ …
さっき なん だ ?
( 伊 織 ) 気 に する な 死人 が 1 人 増え た だけ だ
( 伊 織 ) しか し … カンペ を 見 て も ほとんど 解け ん
( 耕平 ) これ は みんな で 協力 する 必要 が ある な
( 山本 ) チーム プレー だ な
( 藤原 ) 任し とけ !
これ は 何 か ね ?
う う …
みんな で 協力 は ! ?
フゥ … みんな 出来 が 悪い なあ …
問題 が 難し すぎる ん だ よ
しかたがない サービス 問題 を 出 そ う
( 学生 たち ) おお っ !
講義 中 の 話 から 出題 し ます
今 から 言う 単語 を ドイツ 語 に 訳し て 裏面 に 書き なさい
第 1 問 “ 心臓 リウマチ ”
( 伊 織 ) 分かる か ん な もん …
( 耕平 ) サービス の 意味 を 誰 か 教え て やれ !
第 2 問
“ 裸 で バナナ を 持つ 男 ”
( 山本 ) 講義 中 に なんの 話 を し て い た ! ?
( 藤原 ) 本当 に ドイツ 語 の 講義 な の か ! ?
最後 の 1 問
“ ジェームス トーマス ”
( 伊 織 ) 人名 じゃ ねえ か !
( 耕平 ) しか も 明らか に 英語 だ ろ !
( 野島 ) やって ら れっか !
これ は ひどい …
不可 確定 か …
どこ か で 挽回 し ない と
( 講師 ) えー 皆さん 大変 出来 が 悪かった です
な の で 10 点 以上 なら 可 20 点 以上 なら 良 と し ます
( 3 人 ) マジ で ! ?
やった な ! まさか い ける と は !
だ な 助かった !
ああ まったく だ ! ん ?
( 伊 織 ) 再 試 ? チクショー !
( 耕平 ・ 伊 織 ・ 野島 ) あ あ ~
また バカ やって る …
♪ ~
~ ♪
( 寿 ( こと ぶき ) ) で 合 コン は どう だった ん だ ?
さんざん で し た よ 見 て ください ! この 写真
こいつ ら 仮装 し て き や がって
( 愛 菜 ( あい な ) ) 気合い 入れ て あげ た ん だ から 感謝 し なさい よ
( 梓 ( あずさ ) ) 君 ら は 期待 を 裏切ら ない ねえ
ところで お前 うち に 入る って いう けど さ
なんの サークル か 知って る の か ?
ダイビング でしょ ? ちょっと 憧れ て た の よ ね
大人 の 趣味 って 感じ で
海 の 中 も 色とりどり の 魚 に も 興味 が ある し
それはそれは …
南 の 島 の きれい な 海 で 大学 の 仲間 と ダイビング !
まるで ドラマ みたい じゃ ない ?
( 耕平 ・ 伊 織 ) なら この サークル は やめ て おけ
( 愛 菜 ) ここ ダイビング サークル じゃ ない の ?
ハハッ 冗談 だ 冗談
ダイビング を する こと も ない わけ じゃ ない が ―
ない 気 が し なく も ない ぞ
( 時田 ( と き た ) ) お ー い 新 入り !
歓迎 会 始め ん ぞ ! ( 愛 菜 ) あっ はい !
( 寿 ) じゃあ 自己 紹介 だ
青海 ( お うみ ) 女子 1 年 の 吉原 ( よし わら ) 愛 菜 です
( 一同 ) おお ~ !
ダイビング に 興味 は あった の です が やった こと は ない です
( 一同 ) おお ~ !
な の で これ から いろいろ 勉強 を し …
ヒッ ! この サークル おかしく ない ?
( 伊 織 ) ん ? ( 愛 菜 ) いつの間に 脱 い だ の ?
( 伊 織 ) そう 驚か れ て も な
伊豆 ( い ず ) 春 祭 ( は る さい ) で 飲 ん でる とき さんざん 見 た だ ろ
あれ って 学 祭 で テンション 振り切って た から じゃ ない ん だ ?
( 梓 ) どう し た の ? 愛 菜 ( 愛 菜 ) どう し た も 何 も …
( 梓 ) ん ? ( 愛 菜 ) なんでも ない です …
( 愛 菜 ) で でも … 古手 川 ( こて がわ ) さん だけ は 普通 の 人 の はず
( 耕平 ) 頼む ! 古手 川 ! ( 伊 織 ) やっぱり お前 が 合 コン を !
違う ぞ 千 紗 上 に 座って くれ って 意味 じゃ ない
踏め ば よかった ?
でも ない な …
( 奈々 華 ( な なか ) ) 2 人 と も 何 を し てる の ?
( 千 紗 ) 別 に … ( 伊 織 ) 奈々 華 さん
( 奈々 華 ) ほら 千 紗 ちゃん 伊 織 君 から 降り て
よかった ! 普通 の 人 が い て くれ た !
お 疲れ さま です
( 伊 織 ) 奈々 華 さん も 1 杯 どう です か ?
( 奈々 華 ) ありがとう それ じゃ …
これ もらう ね
( 愛 菜 ) えっ それ は 古手 川 さん の 飲み かけ …
( 奈々 華 ) は むっ ( 愛 菜 ) わ っ ! う っ …
( 奈々 華 ) アハッ …
( 愛 菜 ) ねえ … ( 伊 織 ) 何 も 聞く な
お前 は 何 も 見 て い ない いい な ?
( 時田 ) コラァ ! お前 ら ( 伊 織 ) う う …
きちんと 乾杯 し ない と ダメ じゃ ない か !
( 伊 織 ・ 耕平 ) う … う わ あ ! ( 愛 菜 ) あっ ち ょっ …
( 千 紗 ) あの 吉原 さん ( 愛 菜 ) は … はい
( 千 紗 ) ダイビング に 興味 ある の ?
う … うん 一応 それ が 何 か ?
( 千 紗 ) いや 別に なんでもない ん だ けど
うれしい な って …
そう よね
( 梓 ) 素直 に 興味 を 持って 入会 し た の は 愛 菜 だけ だ もん ね
は は あ …
ところで ダイビング って 何 を 用意 し て おい たら い い ん です か ?
う ~ ん そう ねえ
いろいろ ある ん だ けど …
( 梓 ) 最初 は レンタル で いい ん じゃ ない か な
とりあえず は タオル と か 水着 かしら
み … 水着 です か ?
水着 は イヤ ?
イヤ と いう か … 恥ずかしく て
フフッ 大丈夫 よ
( 梓 ) 恥ずかしい こと なんて なん も ない って
それ は 皆さん が ダイビング に 慣れ てる から で ―
普通 の 人 は … ( 梓 ) ん ?
( 部員 たち ) ワッショイ ! ワッショイ !
( 愛 菜 ) 普通 の 人 が どこ に も い ない …
( 奈々 華 ・ 千 紗 ・ 梓 ) ん ? ( 千 紗 ) 大丈夫 ?
( 愛 菜 ) とにかく ! 今日 は 私 の 歓迎 会 な ん だ から ―
みんな 服 を 着 て くださ ~ い !
( 時田 ) ん ~ ? ( 伊 織 ) どう し まし た ?
酒 が 切れ た
( 耕平 ) え えっ ! ? ( 梓 ) 1 本 も ない の ?
数 を 見誤った なあ
( 伊 織 ) そんな 先輩 と も あ ろ う 人 が …
じゃあ 私 買って き ます
重い だ ろ う 俺 たち が 行く ぞ
いい です よ コンビニ 近い です し
あ … じゃあ 私 も
( 愛 菜 ) じゃあ いって き ま ー す ( 梓 ) は い は ー い
ちゃんと 服 着 て て ください ね
はい は ー い
( 伊 織 ) フゥ … あいつ も 早く 慣れ ない と な
( 耕平 ) まったく だ
( 梓 ) 2 人 は 慣れる の 早 すぎ だ けど ね
おいおい 誰 だ よ
きのこ と 間違え て たけのこ を 買った の は
は ? 何 言って る ん だ ?
普通 は きのこ より たけのこ だ ろ
冗談 は よせよ たけのこ なんて 味覚 音痴 の 食べ物 だ ろ う が
いやいや きのこ こそ が バカ 舌 の 食べ物 だ ろ !
おい コラ ! なんて 言った !
クラッカー と クッキー の 味 の 差 も 分から ん 味 音痴 が !
ああ ? 売り上げ 比較 し た こと ねえ の か ?
て め え ! それ を 言ったら もう 戦争 だ ろ う が !
ああ ? や ん の か コラァ !
待て 待て
( 寿 ) ケンカ は いか ん ぞ ケンカ は ( 伊 織 ・ 耕平 ) です が !
こう いう とき は ゲーム で と 前 に 言った だ ろ う が
いい でしょ う
なんの ゲーム で 勝負 し たら い い ん です か ?
( 寿 ) そう だ なあ … ( 時田 ) あみだ で 決める か
じゃあ トッキー と ブッキー は ゲーム の 案 出し て
( 時田 ) よし 選 ん だ な ( 伊 織 ・ 耕平 ) はい
( 寿 ) それ じゃ 結果 はっと …
ポッ チー ゲーム だ な
( 伊 織 ・ 耕平 ) な っ ! なんて もの を !
( 伊 織 ) ちょ っ … ちょっと 待って ください よ
誰 の 案 です か こんな … えっ ?
ク ~ !
梓 さ ~ ん !
チャンス チャンス !
ん じゃ ポッ チー ゲーム で 決着 を つけ て もらう ぞ
( 伊 織 ) いやいや いや ! ( 耕平 ) おかしい です って !
おかしく ない おかしく ない
神聖 な あみだ の 結果 だ 諦めろ
でも ポッ チー が ない で す し
やり たく て も でき ませ ん し
( 時田 ) ふむ … ( 梓 ) 確か に ない ねえ
なら これ を 使う か …
ちょっと で かい が なんとか な ん だ ろ う
先 に 口 を 離し た ほう が 負け な
ん じゃ 用意 スタート !
( 耕平 ・ 伊 織 ) フガフガ …
想像 以上 に ひどい 絵 面 だ な
ち ー ちゃん たち に は 見せ られ ない ねえ
( 耕平 ・ 伊 織 ) ハァ ハァ …
( 時田 ) 決着 つか ず か …
( 寿 ) 引き分け と は だ らし が ない
いや これ は 無理 です よ
口 の 中 大変 な こと に なる ん です から ね
しかたない なあ …
( 伊 織 ) 梓 さん 何 を ?
ポッ チー を 用意 しよ う と 思って ね
( メッセージ の 受信 音 )
( 千 紗 ) 梓 さん が “ ポッ チー を 買って き て ” だって
( 愛 菜 ) ポッ チー ? ( 千 紗 ) 甘い もの なんて 珍し …
( 愛 菜 ・ 千 紗 ) ん …
目 を 離し た 間 に 何 が …
て いう か 先輩 たち 楽し ん で ます よ ね !
それ なら 先輩 たち に も 参加 し て もらい ます よ !
まあ なあ …
別に いい けど
俺 も かまわ ん が
だが ゲーム を する 2 人 を どう 選ぶ ?
そ … それ は …
まあ ジャンケン か 何 か で
( 時田 ) そう か ~ ( 寿 ) ジャンケン と なる と …
( 梓 ) は い は い ~ 了解 !
( 千 紗 ) ただいま ( 愛 菜 ) 買って き まし た よ
( 一同 ) アウト ! セーフ ! よ よい の !
あっ お かえり ~
( 愛 菜 ) どう し て そう なる ん です か !
待て ケバ 子 これ に は わけ が ある
俺 たち は ポッ チー ゲーム を する ため に ―
まず ジャンケン を し て い た だけ な ん だ
ジャンケン する だけ なら 脱ぐ 必要 ない でしょ !
野球 拳 な ん だ から ―
脱ぐ 必要 が ある だ ろ ( 寿 ) まったく だ
( 愛 菜 ) 野球 拳 以外 の ジャンケン も 覚え なさい よ !
要するに … いつも どおり です か
いつも どおり だ ねえ …
( 寿 ) しかし なん だ なあ
新入 生 も 増え た し ―
いよいよ ライセンス 講習 の 準備 を 始める か
あ ~ そう だ な ( 耕平 ) は あ
ライセンス です か
それ って 早 脱ぎ の ?
早 飲み に 決まって ん だ ろ
どう し て そう なる ?
ダイビング に 決まって ん だ ろ
( 伊 織 ・ 耕平 ) ダイビング ! ?
そんな バカ な ! ( 伊 織 ) う う っ …
この 反応 は 俺 たち が 悪い の か ?
俺 は 半々 だ と 思う が
一応 聞く が ―
お前 ら 教本 に は 目 を 通し て ある ん だ ろ う な
そりゃ あ もちろん ( 耕平 ) 聞く まで も なく …
こいつ ら 絶対 目 を 通し て ない な
ひと つ テスト し て みる か ( 時田 ) うん
2 人 と も ハンド シグナル は 知って いる か ?
はい
要 は ジェスチャー です よ ね
水中 で の 意思 疎通 に 使う 重要 な サイン だ
( 時田 ) 今 から 俺 が 実際 に やって み せる
それ を 見 て 何 を 訴え てる か 考え て みろ
( 伊 織 ) ふむ … つまり …
さて 伊 織 お 前 は どう し たら いい ?
( 伊 織 ) ふむ …
相手 より 先 に 水中 銃 で 撃ち ます
( 耕平 ) どう いう 状況 な ん だ ?
うかつ に 伊 織 の 前 で ハンド シグナル は 使え ん な
( 時田 ) 次 耕平 の 番 な
俺 と 北原 の 違い を 見せ て やり ます よ
ほ ざ く な ボケ ナス
どう だ ? 耕平
俺 は 温かい 目 で 見 守る ぞ
猟 奇 的 な 発想 だ な
やっぱり 勉強 し て い なかった か …
( 伊 織 ・ 耕平 ) すいません …
まあ 分かって い た こと だ が な
と いう わけ で 少し は 勉強 し て みろ
( 伊 織 ) 今 から です か ?
( 寿 ) 覚え たら 意外 と いい こと が ある かも しれ ない ぞ ?
( 伊 織 ・ 耕平 ) は あ …
( 伊 織 ) うーん …
伊 織 君 ライセンス の お 勉強 ?
はい … ハンド シグナル だけ です が
へ え ~ どれ どれ ?
( 伊 織 ) う っ !
こ … この 感触 は …
まず は ここ から 覚える と いい よ
( 伊 織 ) まさか 本当 に いい こと が 起こる と は …
なんて すばらしい ん だ ハンド シグナル !
あ … そう いえ ば 伊 織 君
( 伊 織 ) はっ はい
さっき こんな 話 を 聞い た ん だ けど 知って る ?
( 伊 織 ) なんの 話 です か ?
伊 織 君 と 千 紗 ちゃん が おつきあい し てる って 話 …
( 時田 ) お っ さっそく 役 に 立って いる な
( 耕平 ) あの サイン は “ 問題 発生 ” で すね
( 寿 ) ああ 重要 な サイン の 1 つ だ
どう し た の さ
梓 さん 緊急 事態 です
奈々 華 さん が 例 の 話 を 知って しまった よう で
( 梓 ) ああ … ( 伊 織 ) なんとか なり ませ ん か ?
( 梓 ) オッケー 私 に 任せ なさい !
( 伊 織 ) さすが 梓 さん 頼もしい !
ちなみに どう する つもり な ん です か ?
別に 大した こと し ない よ
伊 織 が 本当 に 好き な 子 は 誰 か 教え て くる だけ !
( 伊 織 ) えっ ! ( 梓 ) お っ …
いや あ 俺 は 千 紗 が 大好き だ な !
ハハハ …
( 梓 ) 伊 織 は つくづく 墓穴 を 掘る の が 好き だ ねえ …
( 奈々 華 ) い … おり … くん !
う わ あっ !
( 耕平 ) そして あれ は “ こっち に 来 て ください ” です か …
( 時田 ) 伊 織 は 実践 し て どんどん 覚え て ん な
耕平 も 負け て い られ ない ぞ
あの です ね 奈々 華 さん 今 の は その …
よかった !
え ?
この ところ 2 人 の 仲 が 険悪 みたい だ から 心配 だった の
でも 伊 織 君 が そう なら 大丈夫 よ ね
( 伊 織 ) は あ … ( 梓 ) 奈々 華 いい の ?
えっ 何 が ?
だって ほら ち ー ちゃん と 伊 織 が …
いい こと じゃ ない !
おつきあい し てる よう に 見える くらい 仲 が いい ん でしょ ?
( 伊 織 ) なん と いう ご 都合 的 解釈 !
ふう ん … そう じゃ なく て 本当 に つきあって る と し たら ?
( 伊 織 ) う っ ! ( 奈々 華 ) うーん …
ウフフ … ちょっと 分から ない か な
いや あ です よ ねえ
まったく 梓 さん の 質問 は 全然 意味 が 分から なく て …
う うん そう じゃ なく て
自分 が 何 を する か 分から ない か な …
( 伊 織 ) 俺 その うち 殺さ れる かも しれ ん …
大丈夫 です よ そんな こと あり え ませ ん から
そう そう 最近 むしろ 険悪 な くらい だ し
それ は それ で 姉 と し て は ―
見過ご せ ない の よ ね ( 伊 織 ) は あ …
それ じゃ 明日 の 練習 は こう し ま しょ ウフッ
( 奈々 華 ) はい 今日 は それぞれ の ペア で 潜って もらい ます
( 伊 織 ) 何 これ ? 居心地 悪い …
それ じゃあ まず 水着 に 着替え ま しょ う か
( 愛 菜 ) え えっ ! ? ( 耕平 ) じゃ 着替え ます か …
ここ で 着替える の ! ?
いまさら 気 に する こと も ない だ ろ
そう いう 問題 じゃ ない
わ あっ ! 2 人 と も 何 し てる ん です ! ?
( 奈々 華 ) え ? ( 梓 ) 着替え てる ん だ けど ?
( 愛 菜 ) 人前 な の に ?
う っ … 古手 川 さん 何 か 言って … えっ ! ?
下 に 水着 着 てる なら 別 に …
そう だ よ
梓 の は 下着 みたい だ けど ね
水着 で てれる と は … 初々しい な
まったく だ な
先輩 方 は もう ちょ い 初々しく て も いい ん です けど ね
( 愛 菜 ) この 人 たち もう イヤ !
( 伊 織 ) 奈々 華 さん ( 奈々 華 ) 何 ? 伊 織 君
どう し て 俺 と 千 紗 が ペア な ん です か ?
2 人 に 仲直り し て もら お う と 思って
( 伊 織 ) むしろ 逆 効果 の よう な …
( 梓 ) 大丈夫 よ ち ー ちゃん って 海 に 入れ ば ―
すごく ちょ ろ い 子 だ から ( 奈々 華 ) そう ねえ
( 伊 織 ) それ 本人 が 聞い たら す っ げ え 怒り ます よ
じゃあ 伊 織 私 から 離れ ない よう に ね
お … おう
( 千 紗 ) どう し た の 伊 織 不安 ?
え ? ああ いや …
今日 は すごく 浅い ところ で 泳ぐ だけ だ から ―
怖かったら 無理 し ない で 何 か あったら すぐ 教え て
お … おう 分かった
( 伊 織 ) よし い ける シャレ が 通じる 空気 じゃ ない な …
( 伊 織 ) あれ ? 千 紗 の やつ ―
怒って いる って いう より 何 か …
ああ そう か …
あいつ は ただ 真剣 な だけ な ん だ
万が一 に も 事故 が 起き ない よう に
できる かぎり 水 の 中 を 楽し め る よう に
水 が 苦手 な 俺 の ため に
す っご い 楽しかった !
気 に 入って くれ た よう だ ね ( 愛 菜 ) はい !
よかった ~
( 伊 織 ) ハァ …
伊 織 は 楽しかった ?
ああ もちろん だ
そう …
よかった
あ …
やっぱり 仲直り でき た ( 梓 ) うん
( 奈々 華 ) これ で オッケー かな
いや あ それにしても さすが は 奈々 華 さん の 妹 だ な
何 が ?
後ろ から 見 て い て 思った ん だ が ―
尻 の ライン が 大変 見事 だった
あ あっ … う う …
2 万 回 死ね !
( 伊 織 ) あっ ! ( 海 に 落ちる 音 )
( 耕平 ) ほれ 北原 マイク
( 伊 織 ) 俺 も かよ
よっ しゃ いく ぜ !
( 寿 ) おお ~ 歌え 歌え !
( 時田 ) ノリ ノリ だ な
♪ ~
~ ♪
( 一同 ) サンキュー !
( 2 人 ) テニス で ダブルス の 試合 を 行う
( 耕平 ・ 伊 織 ) ちょ い 待て や !
( 工藤 ( くどう ) ) 今回 は 女装 し て い ない ん だ ね
( 伊 織 ) こう なったら もう …
( 耕平 ) もう 俺 たち に 残さ れ た 手 は …
( 伊 織 ・ 耕平 ) KO しか ない !