Grand Blue Episode 11
( 伊 織 ( いおり ) ) マズ い …
( 奈々 華 ( な なか ) ) 伊 織 君 だけ 不 合格 に なっちゃ う かも
(伊織 )まさか の 俺 だけ 不合格
この 事実 を やつ ら に 知られたら …
( 愛 菜 ( あい な ) と 耕平 ( こうへい ) の 笑い声 )
( 愛 菜 ( あい な ) と 耕平 ( こうへい ) の 笑い声 )
死 に 勝る 屈辱
死 に 勝る 屈辱
伊織 君 は 特に マスク クリア が 苦手 みたい だ ね
(伊織 )幸い マスク なら 持って る
プール も 海 も 近く に ある
問題 は いかに や つら に バレ ず に 練習 する か だ
(伊織 )潰す の は 無理 拘束 は 場所 が …
(伊織 )潰す の は 無理 拘束 は 場所 が …
( 千 紗 ( ちさ ) ) あっ伊 織 ?
気絶 させる か いや 今 は 夕食 時 だ から …
(千紗 )ん ?(伊織 )ハッ !
毒殺 し たら いい の か !
いい 笑顔 で 何 言ってる の
あっ 千 紗 !盗み聞き と は 趣味 が 悪い ぞ
毒殺 ほど じゃ ない と 思う けど
( 時田 ( と き た ) ) お ー い 車 借り に 行く ぞ
( 寿 ( こと ぶき ) ) 市場 まで 買い出し だ !
あ …ほら 千紗 呼ば れてる ぞ !(千紗 )あっ …
怪しい …
♪~
~ ♪
(店主 )じゃ こいつ 使って くれ や
(店主 )どう した ば 兄ちゃん たち
(伊織 )どう し た も こう し た も
( 耕平 ) これ に どう やって 全員 乗れ と ?
( 梓 ( あずさ ) ) トッキー 予約 間違え た ?
(時田 )いや ちゃん と 予約 し て ある が
あっさ ー 4人 と 8人 を 間違え て しまった さあ
(伊織 )普通 そこ 間違える か !?
悪い 悪い
今 別 の 車 用意 しよ う ね (耕平 )別 の 車 ?
間違え た おわび に ―
後ろ が 広い オープン カー を タダ で 貸し て あげる さ フフッ
マジ で !?(愛菜 )オープン カー !?
どう ね ?(伊織 )確かに 広い な
開放 感 も この上 ない な
問題 な しっと (伊織 )いやいや いや !
普通 に 8 人 乗り 持ってこい よ !
そんな 大きな 車 うち に は ない よ ~
なん なん だ よ この 店 は !
(店主 )それ じゃ よい 旅 を !
(伊織 )あ あっ !?(耕平 )おっさん !
どう すん だ よ これ …
この 車 マニュアル だ ぞ
すま ん 免許 忘れ て き ちまった (寿 )俺 も …
私 は オートマ 限定 だ し …
フフッ …
フッ 短い 人生 だった なあ
空 が あんな に も 青い
あんた ら ほんと に 失礼 ね !
おお これ は これ で 乗り心地 いい な
(店主 )ああ 兄ちゃん たち 言い 忘れ て た けど
( 一同 ) ん ?
ここ から 先 走る 道路 は 全部 私有地 だ から ね
(伊織 )堂々 と すげえ こと 言ってん ぞ この おっさん
じゃあ …(愛菜 )それ じゃ 行きます よ
みんな 何 か に つかまれ !
(伊織 )え ?(耕平 )ケバ 子 が ―
マニュアル 車 を 普通 に 走らせてる だ と ?
( 寿 ) ずいぶん 慣れ てる 感じ だ なあ
なぜ そんなに 慣れ て いる ?
え ?な 慣れ て な ん か …
いや 見事 な もん だ ぞ
ま まさか 都会 の 似合う うち が ―
車 で 畑 ん 手伝い ば し よった と でも ?
(伊織 )なるほど そう いう こと か
( 時田 ) それ なら 安心 だ な
(伊織 たち の 笑い声 )
案外 これ も いい もん です ね (寿 )おう !
しかし こう なる と ―
ビール を 飲み たく なる なあ (耕平 )だ なあ
せめて 夜 まで 我慢 し な さ ー い !
(耕平 )むっ !対向 車 だ (伊織 )ヤバい 隠れろ !
( 運転手 ) ん ?
ヒイイッ !
よ しっ !問題 ない な
確か に 今 の なら 人 が 乗って いる ように は 見え ません よね
死体 を 運搬 し て いる 普通 の 軽 トラ に しか 見え ない もん なあ
(伊織 たち の 笑い声 )(愛菜 )何 やってん の !
(梓 )アハ ハハ (千紗 )何 やってん だ か …
(時田 )それ じゃ 各自 食い たい 食材 を 適当 に 選んで
帰ったら みんな で 1 品 ずつ 作ろう ぜ !
おお いい ねえ !
(時田 )で は 健闘 を 祈る (一同 )お ー っ !
(耕平 )ら ら こ た ー ん !
(愛菜 )珍しい 物 が いっぱい だ ね
うん
これ は 食材 選び の センス が 試さ れる な
先輩 たち は 何 に する ん だろ …(愛菜 )ギャッ !うわっ !
あっ 大丈夫 ?
あっ うん じゃあ 私 が 聞い て くる よ
(店員 )へ いらっしゃい 何 に しやす ?
あっ い た (梓 )えっ と 私 は ―
オジサン が 食べ たい なあ
え えっ !?
(愛菜 )ああ …(耕平 )どう した ?ケバ子
(千 紗 )何 か あった の ?
あ …梓 さん が …
魚屋 の おじさん を 食べよ う と し て た
(千 紗 )魚屋 の おじさん ?
( 耕平 ) お前 は 何 を 見 て き た ん だ ?
う うん !今 の は きっと 何 か の 聞き間違い !
そ …そう か
(千紗 )それ なら いい けど (愛菜 )あ …
次 は 時田 先輩 に 聞い て くる (千紗 )うん
よく 分から ん が 行って こい
(愛菜 )あの …(時田 )ああ そう なんだ 俺 は …
浜崎 ( は まさき ) の 奧 さん が 欲しい
(愛菜 )ゴフッ !
(愛菜 )う う …(千紗 )愛菜 ?
(愛菜 )時田 先輩 が …(耕平 )あの 人 が どう し た ?
(愛菜 )人妻 に 手 を 出そ うと …(千紗 )ちょっと 待って
( 耕平 ) お前 は さっき から 何 を 聞い てる
何 か の 聞き間違い じゃ ない の ?
(愛菜 )で も この 耳 で はっきり と !
だ と したら 幻 聴 だ な
( 愛 菜 ) じゃ みんな で 行って 確認 し よ う よ
別に いい けど
やれやれ …(愛菜 )あっ
(店員 )いらっしゃい !何 を お 探し で ?
普通 の 買い物 だ ね
何 も おかしな ところ は ない な
そ …そう かな
やっぱり 愛 菜 の 勘違い じゃ ない ?
そもそも こんな 場所 で 妙 な まね を する とは 思えん
う っ …確か に
うち は なんでも そろって る よ
遠慮 なく 言って くれ (寿 )それ じゃあ ―
肉づき の いい 高校 生 を ( 耕平 ・ 愛 菜 ) アウト ~ !
( 耕平 ) こんな ところ で 何 を 買う 気 だ ! ?
(愛菜 )だ から 言った でしょ !
ここ は 通報 する べき か …
その 前 に 一応 事情 を 聞い た ほうが …
( 千 紗 ) 待って 2人 と も ( 愛 菜 ・ 耕平 ) あ …
(千紗 )たぶん それ 勘違い だ と 思う
( 耕平 ・ 愛 菜 ) え ?
(千紗 )それ 全部 魚 の 名前 だ から
そう な の ?
すごい ネーミング センス だ な …
じゃあ さっき の 梓 さん も 時田 先輩 も …
魚 を 買おう と していた と …(千紗 )うん
真剣 に 考え たら そんな の 買う わけない よ ね
(耕平 )まあ 俺 は 最初 から 分かって い た が な
(愛菜 )思いっきり 一緒に 驚いて たくせに
(伊織 )すみません
(店員 )あい よ いらっしゃい !
一口 で 成人 が こん 倒 する よう な 毒 魚 を 1 匹
(店員 )ねえ よ ん な もん
(伊織 )人 の 買い物 を のぞき見 と は 趣味 が 悪い ぞ
(耕平 )毒 魚 を 買おう と した やつ が 何 を 言う か !
絶対 また 何 か 変 な こと たく らん でる でしょ !
(伊織 )チッ 失敗 か このまま だ と …
(愛菜 と 耕平 の 笑い声 )
(愛菜 と 耕平 の 笑い声 )
死ぬ ほど の 恥辱 を 受ける はめ に …
はい みんな も 1 本 引いて
(千紗 )ん ?(愛菜 )なんですか ?これ
料理 の 順番 を 決める くじ だ よ (伊織 )あ …
キッチン に 全員 は 入れ ない から な
2 人 ずつ で 順番 に やろ う って わけ だ (梓 )そ ゆ こと
(愛菜 )1 本 引け ば いい んです ね
(伊織 )ん ?2人一緒で調理?
ハッ !という こと は ―
この くじ で 耕平 と ケバ 子 を セット に し たら
やつ ら が 調理 し てる 間 は 練習 できる !
私 4 番
私 は 2 番 あっ …ん ?
(伊織 )千紗 と 一緒 で お 願い し ます 千紗 と 一緒 で お 願い し ます
千紗 と 一緒 で お 願い し ます 千紗 と 一緒 で お 願い し ます …
い …伊織 ?
(伊織 )頼む 神様 !どうか !
よっ しゃ あ ~!
さあ 千 紗 一緒 の ペア だ ぞ !
愛 菜 気持ち 悪い から 替わって (愛 菜 )え ?
なぜ そんな こと を 言う ん だ 千 紗 !
俺 と お前 の ペア で 楽しく 料理 を 作ろう ぜ っ !
確か に キモい な …(愛菜 )どうする の ?
調理 中 は ずっと 包丁 握って る
(梓 )伊織 やりすぎ だよ (伊織 )へ っ ?
な …何 が です か ?
(伊織 )まさか 梓 さん 気付 い て …
何 が も 何 も …
耕平 の 嫉妬 心 を あおろう と してる ん でしょ ?
( 寿 ・ 時田 ) よっしゃ あ !
( 笑い声 )
(愛菜 )それ おもしろい ?
( 耕平 ) う う … ( 愛 菜 ) えっ泣 い てん の ! ?
さて 俺 たち の 料理 の 番 だ が …
なぜ そんなに 距離 を 取る ?
(伊織 )しかし 練習 する に しても 独力 では 難しい な
こいつ に は 事情 を 話し て 手伝って もらう べき か
( 伊 織 ) なあ 千 紗 … ( 千 紗 ) うっ! 何 ?
(伊織 )実は …(千紗 )ん ?
お茶 でも 飲 もっと
と いう わけ な ん だ
そう いう こと だった ん だ
だから さ 千 紗 練習 に ―
つきあって くれ ない か
(愛菜 )プハッ …
えっ? えっ? どう いう こと ?
伊織 が 千紗 に ?どう して ?
お …落ち 着こ う
買い物 の とき みたい に 誤解 かも しれない し …
(千紗 )本気 な の ?(伊織 )ああ 本気 だ
俺 も 好き に なってる から な
(愛菜 )誤解 じゃ な ー い !
でも 千 紗 この 前 ―
あんな の 相手 に 考え られ ない って …
そっか …うれしい
(愛菜 )イヤー !
(千紗 )で も 私 で いい の ?
ああ お前 しか い ない ん だ
どう した ?ケバ 子
(愛菜 )ち …千紗 と 伊織 が …
やつ ら が どう し た ?
(愛菜 )この 前 まで は イヤがってた はず な のに ~!
なんの 話 だ ?
(愛菜 )私 の 口 から は 言い たく な …(食べる 音 )
(耕平 )どうせ また くだらない 勘違い だ ろう に
(千紗 )で も ウエイト が ない と ―
体 が 浮い て 練習 し にくい かも
(伊織 )だったら 俺 の 体 に 重い 物 とか を ―
縛って くれ ない か
(耕平 )ん ん !?
どう いう こと だ ?
まさか さっき ケバ 子 が 言って い た の は …
特殊 性癖 の 目覚め と いう 意味 か !
いや だ が さっき の ひと言 だけ で は 断定 は …
(千 紗 )それ は ちょっと 危ない か な
(伊織 )そう か だったら せめて …
(耕平 )もう 一度 事実 確認 を …
思い切り 俺 を 踏んで くれ
( 耕平 ) ハハハ … ん ん ! ?
ど …どう だった ?
お前 の 言う とおり だった
まさか あいつ が 目覚め て い た と は …
そっか やっぱ 目覚め て たんだ …
ただいま (梓 )お かえり
遅く なって ごめん ね 夕飯 は 大丈夫 ?
平気 平気 ちょうど 今 私 たち の 番 に なった ところ だ から
間に合って よかった
ただ そっち は いい ん だ けど さ (奈々華 )ん ?
(千 紗 )ん っ …
(愛菜 )ん …
( 耕平 ) ああ …
(伊織 )ん ?
(梓 )なぜ か 伊織 たち が 妙 な 空気 に なって ん だ よ ね
(奈々 華 )ん ?(時田 )伊 織
お前 何 やった ん だ ?
(伊織 )特に 何 も
(愛菜 の 寝息 )
ん …
あ …あれ ?千 紗 ?
(伊織 )悪い な つきあって もらっちまって
あれ ?伊織 の 声 …
まさか あの 2 人 ―
つきあい 始め た からって 人目 を 忍ん で …
(千 紗 )ぬれ ちゃ う …
(伊織 )服 は 脱いだ ほうが …(愛菜 )ヒッ !
(千 紗 )分かった 脱ぐ
(伊織 )よし じゃあ やる ぞ
な …な …何 やって !
ほんと に 何 やって ん の ー !
ケ … ケバ 子 貴 様 ここ で 何 を ! ?
(愛菜 )それ こっち の セリフ な ん だけど !
様子 が 変 だ と 思ったら 行動 まで 変 だ なんて !
あ …これ は その …プール に 財布 を 落とし て だ な
(愛菜 )ウソ ばっかり !
伊 織 正直 に 言って
昨日 から 隠し てる こと ある ん でしょ
(伊織 )うっ …しかたない 正直 に 言う か
(伊織 )ケバ子 (愛菜 )うん
実は これ ダイビング の 練習 な ん だ
どう して 正直 に 言って くれ ない の !
正直 に 言った ん だ が !?
だって 明らか に 上級 者 向け の 変 な こと し て た じゃ ない !
いや むしろ 初級 者 向け な ん だ
愛 菜 これ 本当 に ダイビング の 練習 だ から
(愛菜 )え ?そう なの ?
なぜ 千 紗 だ と ひと言 で 信じる
(伊織 )って こと で マスク クリア の 練習 を な
そ …そっか あ それ なら 最初 から そう 言って くれたら
お前 ら に 笑わ れる の は しゃく だ から な
笑わ ない よ むしろ 言って くれ たら 手伝う のに
マジ か !(千紗 )助かる かも
(愛菜 )それ で 何 を し たら いい の ?
(伊織 )おう それ じゃ …
(男性 )フゥ …お ?
(伊織 の もがく 声 )
(千紗 )暴れ ない の !(愛菜 )ジタバタ し ない で !
もしも し 警察 です か …
(伊織 )いまだ に マスク に 水 が 残る なあ
あと 少し って 感じ な ん だけど ね
まだ 水 を 怖がってる の かも
よし こう なりゃ アレ やる か
アレ ?(千 紗 )うっ …
ああ 前 に やった 方法 な ん だ が …
( 伊 織 ) ここ は 風呂 ここ は 風呂 …
前 に も やった の ?(千紗 )私 は 無関係 だ から
(愛菜 )それ 本当 に 効果 ある の ?
いや まったく なかった
(愛菜 )は あ ?じゃあ なんで やる の よ
(伊織 )ここ なら ―
アレ が もっと 近く で 見 られる かも しれない から な
や れる こと は 全部 やって おきたい ん だ
(愛菜 )ん ?
って わけ で 先 に 寝てて くれ (千紗 )分かった
あんた も ほどほど に し なさい よ
つきあって くれ て サンキュー な
じゃ お やすみ (千 紗 )お やすみ
( 伊 織 ) おう お やすみ
(ドア が 閉まる 音 )
さて と
プハッ!ハァ…
よし こんな もん だ ろ
( 男性 ) あの すみません ( 伊 織 ) ん ?
(警官 )警察 の 者 です が (伊織 )うっ !
( 警官 ) 非行 に 走る 男女 が いる と の 通報 が あり まし て
ああ …いや あ 何か の 間違い じゃない ですかね
怪しい 人 なんて 誰 も 見 ませ ん でし た よ ハハハ …
そう です か (伊織 )ええ
そんな 危ない 人 なんて 影 も 形 も …(警官 )ふむ …
念のため 怪しい 人物 が い ない か この 辺 を 見回り ます ね
わ …分かり まし た
クッ…うっ!
(伊織 )出る に 出 られん …
(鳥 の 鳴き声 )
で 伊 織 は 風邪 で 倒れた と
そう みたい
起き たら 隣 で 赤い 顔 し て て びっくり し た よ
さすが 伊 織 だ
バカ は 風邪 の ひき方 も ひと味 違い ます ねえ
そこ まで 熱 は ない から 大丈夫 だ と は 思う けど ね
今日 の 実習 は 無理 だ な
私 が 変 な こと 言っちゃった から …
いや いやいや 奈々 華 さん に 責任 は ない と 思い ます
奇行 は 明らか に やつ 自身 の 責任 です から
(時田 )まっ そう いう わけ で だ
(寿 )伊織 の やつ は 寝かせて おく と しよう
(梓 )愛菜 と 耕平 は 自分 の ライセンス 取得 に 集中 し ない と ね
(愛菜 )は ー い (耕平 )了解 です
(伊織 の 寝息 )
ん …ああ …
うーん 一 眠り し たら すっきり し た な …
(ドア が 開く 音 )(伊織 )あ …
(梓 )おっ 具合 よさそう だね 伊織
梓 さん ダイビング に 行か なかった ん です か ?
(梓 )まあ ね (伊織 )すみません 俺 の せい で
( 梓 ) なんの なん の
(梓 )それ で 調子 は どう ?
(伊織 )もう ほとんど 回復 し まし た
本当 は 薬 も 飲んで おく べき なんだ けど ―
薬屋 が 開い て なくて ね
そこ まで し なくて も (梓 )ダメ だ よ 伊織
明日 以降 も 海 に 入る ん だ から きっちり 治さ ない と
は あ …(梓 )で 薬 は なかった けど ―
これ が あった から さ (伊織 )ん ?
(伊織 )ぬう …
梓 さん これ は …
ん ?有名 な 民間 療法 知ら ない ?
(伊織 )知って いる 知って は いる が ―
問題 な の は 1 と 2 どっち な の か だ
じゃあ 伊 織 …
(伊織 )は …はい
首 出し て (伊織 )ハァ …
(伊織 )よかった 1 の ほう か
どう かし た ?(伊織 )いえ なんでも ない です
はい OK
ありがとう ございま …ん ?
じゃ 次 は ズボン 下ろし て くれる ?
(伊織 )イヤー !合わせ 技 !
あ …梓 さん そこ まで する 必要 は !
ダメダメ 薬 ない ん だ から これ くらい し ない と
(伊織 )うう …いかん このまま で は ―
健康 と は 別 の 何 か を 損なう !
( 梓 ) あっ!
(伊織 )ほか に 薬 に なり そう な 物 を 探し て きます !
(鳥 の 鳴き声 )
(伊織 )これ 薬 と して 完璧 じゃ ない ですかね
(梓 )確か に 滅菌 作用 発汗 作用 誘眠 作用 が あって ―
栄養 豊富 …
(伊織 )さすが は 百 薬 の 長 !
病人 が 飲む 物 じゃ ない と 思う けど ねえ
(伊織 )けど 今 酒 飲んで 寝たら 夜 また 眠れなく なる か
ただ で さえ 夜 眠れ て ない みたい だ し ね
それ は また 別 の 理由 です けど …
別 の 理由 って ?
いや だって ほら 梓 さん と 奈々華 さん が 隣 で 寝て れば ―
普通 緊張 し て 眠れません よ
ありゃ そう だった か それ は 悪い こと し たね
(梓 )うーん …(伊織 )梓 さん ?
( 梓 ) じゃあ さ 伊 織 ( 伊 織 ) はい
エッチ し よっ か
ブハッ !(せき込み )
は あ ?何 を 急に !?
そし たら 緊張 し なく なる でしょ ?
いやいや いや !そんな 軽々 と する こと じゃ ない か と !
む う …失礼 な
私 だって そこら の 変 な 男 と は し ない よ
あ …
でも 伊 織 の こと は 気に入ってる から ね
1 回 くらい いい か な
(伊織 )なんという スポーツ 感覚
(梓 )なんて 半分 冗談 だ よ
それ で ギクシャク し たら つまらない し ね
は …半分 ?
(梓 )そう …半分
本気 で し たい って 言う なら いい けど ?
(心臓 の 音 )
(心臓 の 音 )
(伊織 )た …試さ れ てる
俺 今 …
すげ え 試さ れ てる !
(早まる 心臓 の 音 )
や …
め とき ます …
アハハ …そりゃ 残念
( 伊 織 ) ところ で 梓 さん ( 梓 ) ん ?
奈々 華 さん 以外 に ―
時田 先輩 も 好き な ん です よ ね ? ( 梓 ) そう だ よ
なら 時田 先輩 に アプローチ は し ない ん です か ?
(梓 )うーん トッキー は なんて 言う か さ …
不毛 な 恋愛 じゃ ない
(伊織 )奈々華 さん 相手 は 違う の だろう か
不毛 って どう し て ?
( 梓 ) あれ 伊 織 は 知らない の ? ( 伊 織 ) 何 を ?
(梓 )だって トッキー は さ
彼女 いる ん だ よ
は ?
あの 人 に 彼女 ?(梓 )うん 彼女
ホモ の ?(梓 )どう して そう なる かな ?
ホモサピエンス の ?
(梓 )あっ 聞い て た の は 種族 か ちゃんと 人間 だ よ
そっか 時田 先輩 に 彼女 です か
そう な ん だ よ ねえ ( 梓 ・ 伊 織 ) アハ ハハ
飲み ましょう !(梓 )急に どう した の ?
(伊織 )チクショー !どう し て あの 人 に できて 俺 に は !
(梓 )おっ いい 飲みっぷり だね !アハハ !
(伊織 )ウォッカー !
(耕平 )フン …
(愛菜 と 耕平 の 笑い声 )
ライセンス 取得 おめでとう
これ で お前 ら も 立派 な ダイバー だ な
おめでとう
こいつ は 怪しい 気 が し ます けど
こ …これ から うまく なる し !
ハハハ その 意気 だ
( 時田 ) よし ! いよいよ 明日 は 宮古 島 ( み や こじ ま ) だ !
(一同 の 歓声 )
ん じゃ まず は 祝杯 を …
ん ?(一同 )あ …
(梓 の いびき )
う う …
(時田 )先 に あげて いた みたい だ な
すっかり 治った よう で 何より だ
( 奈々 華 ) あら あら 気 が 早い わ ね ( 愛 菜 ・ 千 紗 ) ハァ …
( 耕平 ) M …
♪~
~ ♪
(カヤ )みんな ありがとう !
( 部員 たち ) う お おお !
( 伊 織 ・ 耕平 ) う わっ!
( 耕平 ・ 伊 織 ) グッ …
(時田 )おいおい そう はしゃぐ な よ 1 年 坊
さあ 始めよ う か …