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メイドインアビス, Made in Abyss Episode 7

Made in Abyss Episode 7

決して 立ち止まら なかった 者 たち が いる

彼ら は 時として 自ら の 信念 と 同化 し

業 そのもの に 変わって しまう

人 であり つつ 人 を 越えて しまった 者 たち は

人 の 目 なら ざる 眼差し で すべて を 見つめ 続ける

誰 も が 逆らえ ず に 潜って いく

その 目 を 灯火 より 輝か せて

目指す 先 は 深く まっすぐに 迷い 込む

口 開けた 奈落 の 罠 真実 の 跡 を 追いかけよう

今 答え が 見つかる なら 全部 失 く して も いい

その 声 を 離さ ない ように 木霊 が まだ 響いて る

羅針盤 は ずっと 闇 を 指した まま 逃げ場 の ない 方 へ

それ が 呪い でも 鼓動 は 本物

二度と 憧れ は 止まら ない

探 窟 家 の 最高峰 白 笛

彼ら は 自ら が 発掘 した 奈落 の 遺物 で 武装 し

それぞれ を 体現 した 異名 で 呼ば れて いる

その 中 でも 無 双 の 怪力 を 持つ の が

「 不動 卿 」 動か ざる オーゼン だ

じゃあ 30 人 乗った ゴンドラ を 引き上げた と か

10 メートル も ある 岩 を 支え たって の も 本当です か

あくまで 噂 だ ぜ 噂

ただ 一 つ 確かな 事 は

そういった 噂 は 50 年 も 前 から 囁か れて いる んだ

50 年

って こと は

50 も 前 から 白 笛 だった って こと

まさに 「 不動 卿 」 だ な すごい 人 だ よ

ただ なぁ

なあ ハボ さん

オーゼン の 武装 って どんな 遺物

それ は 言え ん わ

そんな 顔 する な よ

白 笛 は 穴 の 街 の 切り札 だ

笛 が 帰ら ない 限り 公 に は さ れ ない んだ ぜ

オーゼン

まさか 「 籠 」 の 事 は 言わ ない と 思う が

不安だ

やはり 無理 に でも ついて行く べきだった か

頼んだ ぞ レグ

もしも の 時 守って やれる の は お前 だけ だ

なんだ この 四角い の は

すごく 複雑な 模様 二 級 以上 の 遺物

けど 遺物 録 に こんな の は

そう 載って ない よ

競売 に かけ られる 前 に ライザ が 買い取った もの さ

ここ に 運んだ の は 私 だ が

もし かして 呪い 除け の 籠

半分 当たり

詛い 除け の 籠

深層 から 上 へ 渡り が でき ない 生き物 を これ に 入れて 引き上げる と

上昇 負荷 を 受け ず に 死な なかった から

そう 呼ば れて た

けど 実は 違った んだ よ

実際 は 詛い も 受ける し 死 に も する

ただ 動き出す んだ よ

それ が 分かった の は 君 の おかげ さ

君 死産 だった んだ よ

ライザ から 取り上げた 時 もう 死んで た んだ

それ が 邪魔 臭い から この 中 に 突っ込んだら

なんと 動き出した の さ

昨日 懐かしく なって

試しに 晩 飯 に 使う 肉 を 入れて みた んだ けど さ

それ が 走り回って 逃げる んだ

しばらく したら 動か なく なって さ

半身 の 方 は まだ 動いた と は ねえ

ねえ 君 は いつまで もつ の か な

それ と さ

あの 時 動いた 君 も

昨日 入れた 肉 も

何故 か アビス の 中心 に 向かおう と した んだ よ ね

ねぇ なんで

君 なら 知って る んじゃ ない か な

君 も あの 肉 と 同じ なんだろう

お 師 様 やめて

どうして そんな こと

そろそろ 分かって くれた まえ

私 は 君 が 嫌いな んだ よ

何 だ ね

「 奈落 の 至宝 」 の 少年

あんた の 話 は とても 興味深い が

これ 以上 リコ を 傷つけ ないで くれ

いくら なんでも 大人げない ぞ オーゼン

それ よく 言わ れた よ

ねぇ 君 神様 って 知って る

急に 何 を 言い出す んだ

ここ の 人 たち は ねぇ あまり 神 樣 を 信じ ない の さ

代わり に 何 を 信じて る の か 分かる

それ は ここ この アビス そのもの さ

奈落 の 底 は 未知だ から こそ 畏怖 れ られる から こそ

神 たり える んだ

簡単に 言って 帰って 来 れたら

遺物 の 価値 も アビス の 信仰 も

足下 から 揺らぎ かね ない の さ

「 奈落 の 至宝 」 が 目録 に 載って い ない の は ね

見つかって い ない から じゃ ない

存在 しちゃ いけない から さ

なんだ あの 怪力 は

腕 が 軋んだ

君 記憶 を なくして る ん だって ね

いや ぁ 本当に よかった

思い出す 前 に 処分 して おか ない と な

ぽ 僕 望遠 鏡 確認 して き ます

マルルク

動く な

じょ 冗談 じゃ ない

こんな ところ で 終わって たまる か

力 尽く でも 行か せて もらう ぞ

行か せて あげる よ

動か なく なった 後 で ね

全て 止め られ ない

何 な んだ あいつ は

千切り も せ ず 細かく も なら ない

同じ 領域 に 何 重 に も 束ねて ある の か な

まあ いい や 返す よ

まあ いい や 返す よ

あれ 思った より 軽い な

頑丈 さ が 売り なん だって

試して みよう かな

まず った 床 を やって しまった

い い たた

よくも やった なぁ

床 より よっぽど 頑丈だ ね

あと 何 回 行ける か なぁ

やめて

レグ が レグ が 壊れちゃ う

邪魔だ よ

リコ リコ

こんなに 血 が

すまない マルルク

躡躇 できる 相手 じゃ ない

本気で 行か ねば やられる

何 を 見せて くれる んだ ね

あの まま 出せば シーカーキャンプ ごと を 焼き かね ない

落ち着け

絞れ 細く 鋭く

君 機械 人形 の くせ に 呼吸 も 瞬き も する ね

そんな ん じゃ 獣 に も 狩ら れる だろう に

ねえ これ 当たったら どう なる の さ

試して みよう

すごい ね

消し飛ぶ んだ

こんな 火 砲 お目にかかった 事 が ない

度 し 難い

度 し 難い ぞ オーゼン

な なんだ その 腕 は

何 か 埋めて ある の か

これ かい

「 千 人 楔 」 と 言って ね

全身 で 120 ヶ所 入れた かな

健康 の 秘訣 だ よ

人 の こと を や かく言 う 割に

よっぽど 人間 離れ して いる ぞ オーゼン

色々 と 気 を 遺 うの さ 歳 だ から ね

レ レグ

レ レグ

煩い なぁ

そんなに 大事 なら しまって おけば 良かった のに

何だか 急に ぐったり しちゃ った けど

いい じゃ ない か

君 も 遅かれ早かれ 肉 に 戻る んだ

わ 私

長生き し たくて アビス に 潜った んじゃ ない

あと ちょっと で も いい

でも レグ と レグ と 一緒じゃ なきゃ 嫌だ

お 願い レグ 負け ないで

リコ

ダメだ ね

君 ら は 不 適格だ

ほら ちゃんと 嵌 った ろ

起きた

起きた の

リ リコ

レグ レグ

ごめん ね レグ

うご 動いた ぁ

ご め い なく なっちゃ ヤ だ ぁ

リコ を 残した まま 倒れて いた の か

レグ リコ を

リコ を 頼んだ ぞ

くそ

こっち も 泣いちゃ った よ

オーゼン さん また 泣か した の ぉ

かわいそうに

あ あんた たち は 何 何 な んだ

俺 たち かい

「 地 臥せり 」 オーゼン さん の 探 窟 隊 さ

地上 に 帰る 場所 の ない ろくでなし 共 だ よ

引っ込んで る よう 言った んだ けど

マルルク に 呼ば れ ち まった の さ

あ あの 僕

泣いて 騒ぐ しか でき なかった 小 娘 に

撃って 昏倒 した こと が ある 火 砲 を 考え なし に 放つ 機械 人形

彼ら が 何一つ 正しく 判断 でき ない 中 で

友人 を 助ける 為 最良 の 行動 を した ね

さすが 私 の 弟子 だ

命令 に 背いた 罰 と して 後 で 裸 吊 り だ よ

坊主 たち が いる 間 は 隠れて ろ って オーゼン さん に 言わ れて た が よ

何度 も 地響き は する し

この 子 も べそ べそ に なって 飛んで くるし の

そ そう だった の か

マルルク すまなかった

ライザ さん の 子 を 試す って 言って も よ

やり すぎ だ よ な

ど どういう こと だ

その まん ま の 意味 さ

今 まで の あれ が え 演技 だ と でも

本気 さ 本気で やら なきゃ 伝わら ない だ ろ

私 は 子供 騙し が 嫌いな んだ

じゃ じゃあ

「 奈落 の 至宝 」 は 処分 する と か は

もちろん そんな 気 は なかった さ ぁ

ただ 君 が 頑丈 過ぎて さ いくら 叩いて も 潰れ ない から

だんだん 興奮 して きちゃ って ねぇ

アビス の 深部 に 住む 原生 生物 は

私 より 遥かに 狡猾 で 強 か だ

君 の その 娘 は 守れ ない よ

マルルク 少年 を 介抱 して やり たまえ

ヒト の 食物 で 腹 が 膨れる なら ヒト の 効 も 聞く だろう

効か なきゃ 多 めに 食わせ とき な

は はい

今日 の レッスン は 終わり だ よ

私 は 片付け が ある から ね

ほら せっかく 集まった んだ 手伝って いき な

へ ー い

今 の 君 ら が この先 へ 言って も せいぜい なれる の は 食い で の 悪い 餌 か

小さ めの 苗床

あと は 地面 や 壁 の 染み ぐらい さ

もっとも 私 が 叩き直す 途中 で そう なら ない と も 限ら ない が

ああ そうだ

一 つ だけ 騙して いた こと が あった

例の 墓 だ けど ね

誰 も 埋まって い なかった よ

本当 さ

暴いて 確かめ ない 訳ない だ ろ

ライザ は 待って くれて いる さ

せいぜい やって みる こと だ ね

リコ

オーゼン

オーゼン

オーゼン

その 髪 は 一体 どう なって いる んだ

また 君 かね

二度と も 蹴ら れた の に 懲り ない ね

珍しい の が いた もん だ

なあ どう なって る んだ

こいつ は ね

傷 を 取り繕って いる の さ

アビス の 深層 で 心 を やられる と ね

徐々に 身体 に も 出 ち まう んだ

六 層 の 「 詛い 」 ほど すぐに は 現れ ない けど ね

潜る 度 に 死 線 や 正気の 境 を ふらつけば

頭 の 皮 だって 捻く れて くる もん さ

こいつ は 上手く 整えて 誤 魔 化 して ある だけ だ よ

かっこいい な

あまり 適当な こと 言う と また 蹴る よ

いい や かっこいい

その 傷 は 心 圻 れよう と 奈落 に 挑み 続けた

不屈な 証 だ

動か ざる オーゼン 本物 の 白 笛 だ

なあ あんた 私 の 師匠 に なら ない か

オーゼン 見ろ オーゼン

ついに 黒 笛 だ もう じき あんた に 追いつく ぞ

昨晩 私 に 叩か れて 泣いて た くせ に よく 言う よ

まあ いい さ ならば 早速 行こう かね

明日 から は 四 層 の 負荷 で

流す の は 血 涙 さ

楽しみだ ね

望む ところ だ

オーゼン あんた 性格 は 度 し 難い が

最高の 師匠 だ よ

具合 は どう だい

もう 大丈夫だ

次の 大規模 探 窟 隊 が 来る まで の 三 週間

もの に なろう が なら なかろう が

君 ら を 叩き直す の は そこ まで だ

どこ に 向かって いる んだ

シーカーキャンプ の さらに 奥 さ

言って みりゃ アビス の 端だ ね

そこ なら 他の 探 窟 隊 ども に 見つかる 心配 も

助け が くる 心配 も ない

訓練 に は もってこいな の さ

訓練

最初の 課題 は 「 生存 訓練 」 だ

ここ は 力 場 の 光 も 届か ない せい か 生物 も 大人 しい 奴 が 殆ど さ

それ でも 夜目 の 効く 奴 ばかり だ から

油断 し ない こと だ ね

その 装備 で 十 日間 生き延びて みせ な

あの 「 はしら の 木 」 から 向こう へ は 行か ない ように

逃げた と みなす から ね

それ じゃ 私 は 帰る よ

この 子 を 死体 に 戻さ ない よう せいぜい 守って やる んだ ね

それ と

そい つ を 10 日間 使う の は なし だ

火葬 砲 を

リコ を 死な せ たい なら 使って も いい よ

どういう こと

撃った が 最後

君 は どんなに 気張って も 10 分 程度 で 昏倒

目覚める まで たっぷり 二 時間 かかる

その 間 は 私 が 殴ろう が 床 に 叩きつけ よう が 水 に 沈めよう が

起き上がり や し なかった

深層 で 二 時間 無力な 子供 を 放置 して 見な よ

どんな 風 に 食い 散らかさ れる か ねえ

ま それ で おまえ やら なきゃ いけない 時 は

後 腐れ が 残ら ない ように 徹底 てき に なる んだ ね

相手 が 誰 であろう と 周り に 何 が あろう と

その 時 が 来たら 躡躇 も 容赦 も 無し だ

さも なきゃ 君 ら の 冒険 が 終わる の なんて あっという間 さ

空 に 浮かんで る 光る 波 を 束ねて 虹 の 橋 を かけよう

危うい 足場 滑る スロープ

過去 と 未来 の 道標

君 の 左手 僕 の 右手 を

繫 い で 繫 げ てはじめ よう

いつも そば に いる よ

過去 も 今 も 未来 も

だから 迷わ ず に 歩いて いこう

色とりどりの 夢 重ねて

明日 は どこ に 向かう

君 と 一緒に いれたら 世界 は 輝き だす よ

最 果て の 地 に 咲く 花 を 探そう


Made in Abyss Episode 7 Made in Abyss Episode 7

決して 立ち止まら なかった 者 たち が いる けっして|たちどまら||もの|||

彼ら は 時として   自ら の 信念 と 同化 し かれら||ときとして|おのずから||しんねん||どうか|

業 そのもの に 変わって しまう ぎょう|その もの||かわって|

人 であり つつ   人 を 越えて しまった 者 たち は じん|||じん||こえて||もの||

人 の 目 なら ざる 眼差し で   すべて を 見つめ 続ける じん||め|||まなざし||||みつめ|つづける

誰 も が 逆らえ ず に 潜って いく だれ|||さからえ|||くぐって|

その 目 を 灯火 より 輝か せて |め||とうか||かがやか|

目指す 先 は 深く まっすぐに 迷い 込む めざす|さき||ふかく||まよい|こむ

口 開けた 奈落 の 罠 真実 の 跡 を 追いかけよう くち|あけた|ならく||わな|しんじつ||あと||おいかけよう

今 答え が   見つかる なら   全部 失 く して も いい いま|こたえ||みつかる||ぜんぶ|うしな||||

その 声 を   離さ ない ように   木霊 が まだ 響いて る |こえ||はなさ||よう に|こだま|||ひびいて|

羅針盤 は ずっと 闇 を 指した まま 逃げ場 の ない 方 へ らしんばん|||やみ||さした||にげば|||かた|

それ が 呪い でも   鼓動 は 本物 ||まじない||こどう||ほんもの

二度と 憧れ は   止まら ない にどと|あこがれ||とまら|

探 窟 家 の 最高峰   白 笛 さが|いわや|いえ||さいこうほう|しろ|ふえ

彼ら は 自ら が 発掘 した 奈落 の 遺物 で 武装 し かれら||おのずから||はっくつ||ならく||いぶつ||ぶそう|

それぞれ を 体現 した 異名 で 呼ば れて いる ||たいげん||いみょう||よば||

その 中 でも 無 双 の 怪力 を 持つ の が |なか||む|そう||かいりき||もつ||

「 不動 卿 」 動か ざる オーゼン だ ふどう|きょう|うごか|||

じゃあ  30 人 乗った ゴンドラ を 引き上げた と か |じん|のった|ごんどら||ひきあげた||

10 メートル も ある 岩 を 支え たって の も   本当です か めーとる|||いわ||ささえ||||ほんとう です|

あくまで 噂 だ ぜ   噂 |うわさ|||うわさ

ただ   一 つ 確かな 事 は |ひと||たしかな|こと|

そういった 噂 は 50 年 も 前 から 囁か れて いる んだ |うわさ||とし||ぜん||ささやか|||

50 年 とし

って こと は

50 も 前 から   白 笛 だった って こと |ぜん||しろ|ふえ|||

まさに 「 不動 卿 」 だ な   すごい 人 だ よ |ふどう|きょう||||じん||

ただ なぁ

なあ   ハボ さん

オーゼン の 武装 って どんな 遺物 ||ぶそう|||いぶつ

それ は 言え ん わ ||いえ||

そんな 顔 する な よ |かお|||

白 笛 は   穴 の 街 の 切り札 だ しろ|ふえ||あな||がい||きりふだ|

笛 が 帰ら ない 限り   公 に は さ れ ない んだ ぜ ふえ||かえら||かぎり|おおやけ|||||||

オーゼン

まさか 「 籠 」 の 事 は 言わ ない と 思う が |かご||こと||いわ|||おもう|

不安だ ふあんだ

やはり   無理 に でも ついて行く べきだった か |むり|||ついていく||

頼んだ ぞ レグ たのんだ||れぐ

もしも の 時   守って やれる の は お前 だけ だ ||じ|まもって||||おまえ||

なんだ   この 四角い の は ||しかくい||

すごく 複雑な 模様   二 級 以上 の 遺物 |ふくざつな|もよう|ふた|きゅう|いじょう||いぶつ

けど   遺物 録 に こんな の は |いぶつ|ろく||||

そう   載って ない よ |のって||

競売 に かけ られる 前 に   ライザ が 買い取った もの さ きょうばい||||ぜん||||かいとった||

ここ に 運んだ の は 私 だ が ||はこんだ|||わたくし||

もし かして   呪い 除け の 籠 ||まじない|のけ||かご

半分 当たり はんぶん|あたり

詛い 除け の 籠 のろい|のけ||かご

深層 から 上 へ 渡り が でき ない 生き物 を これ に 入れて 引き上げる と しんそう||うえ||わたり||||いきもの||||いれて|ひきあげる|

上昇 負荷 を 受け ず に 死な なかった から じょうしょう|ふか||うけ|||しな||

そう 呼ば れて た |よば||

けど   実は 違った んだ よ |じつは|ちがった||

実際 は 詛い も 受ける し   死 に も する じっさい||のろい||うける||し|||

ただ   動き出す んだ よ |うごきだす||

それ が 分かった の は   君 の おかげ さ ||わかった|||きみ|||

君   死産 だった んだ よ きみ|しざん|||

ライザ から 取り上げた 時   もう 死んで た んだ ||とりあげた|じ||しんで||

それ が   邪魔 臭い から この 中 に 突っ込んだら ||じゃま|くさい|||なか||つっこんだら

なんと 動き出した の さ |うごきだした||

昨日   懐かしく なって きのう|なつかしく|

試しに 晩 飯 に 使う 肉 を 入れて みた んだ けど さ ためしに|ばん|めし||つかう|にく||いれて||||

それ が 走り回って 逃げる んだ ||はしりまわって|にげる|

しばらく したら 動か なく なって さ ||うごか|||

半身 の 方 は まだ 動いた と は ねえ はんしん||かた|||うごいた|||

ねえ   君 は いつまで もつ の か な |きみ||||||

それ と さ

あの 時   動いた 君 も |じ|うごいた|きみ|

昨日 入れた 肉 も きのう|いれた|にく|

何故 か アビス の 中心 に 向かおう と した んだ よ ね なぜ||||ちゅうしん||むかおう|||||

ねぇ   なんで

君 なら 知って る んじゃ ない か な きみ||しって|||||

君 も あの 肉 と 同じ なんだろう きみ|||にく||おなじ|

お 師 様   やめて |し|さま|

どうして   そんな こと

そろそろ 分かって くれた まえ |わかって||

私 は 君 が 嫌いな んだ よ わたくし||きみ||きらいな||

何 だ ね なん||

「 奈落 の 至宝 」 の 少年 ならく||しほう||しょうねん

あんた の 話 は とても 興味深い が ||はなし|||きょうみぶかい|

これ 以上 リコ を 傷つけ ないで くれ |いじょう|||きずつけ||

いくら なんでも 大人げない ぞ   オーゼン ||おとなげない||

それ   よく 言わ れた よ ||いわ||

ねぇ 君   神様 って 知って る |きみ|かみさま||しって|

急に 何 を 言い出す んだ きゅうに|なん||いいだす|

ここ の 人 たち は ねぇ   あまり 神 樣 を 信じ ない の さ ||じん|||||かみ|さま||しんじ|||

代わり に 何 を 信じて る の か   分かる かわり||なん||しんじて||||わかる

それ は ここ   この アビス そのもの さ |||||その もの|

奈落 の 底 は 未知だ から こそ   畏怖 れ られる から こそ ならく||そこ||みちだ|||いふ||||

神 たり える んだ かみ|||

簡単に 言って 帰って 来 れたら かんたんに|いって|かえって|らい|

遺物 の 価値 も   アビス の 信仰 も いぶつ||かち||||しんこう|

足下 から 揺らぎ かね ない の さ あしもと||ゆらぎ||||

「 奈落 の 至宝 」 が 目録 に 載って い ない の は ね ならく||しほう||もくろく||のって|||||

見つかって い ない から じゃ ない みつかって|||||

存在 しちゃ いけない から さ そんざい||||

なんだ   あの 怪力 は ||かいりき|

腕 が   軋んだ うで||きしんだ

君   記憶 を なくして る ん だって ね きみ|きおく||||||

いや ぁ   本当に よかった ||ほんとうに|

思い出す 前 に   処分 して おか ない と な おもいだす|ぜん||しょぶん|||||

ぽ   僕   望遠 鏡 確認 して き ます |ぼく|ぼうえん|きよう|かくにん|||

マルルク

動く な うごく|

じょ   冗談 じゃ ない |じょうだん||

こんな ところ で 終わって たまる か |||おわって||

力 尽く でも 行か せて もらう ぞ ちから|つく||いか|||

行か せて あげる よ いか|||

動か なく なった 後 で ね うごか|||あと||

全て 止め られ ない すべて|とどめ||

何 な んだ   あいつ は なん||||

千切り も せ ず   細かく も なら ない ちぎり||||こまかく|||

同じ 領域 に 何 重 に も 束ねて ある の か な おなじ|りょういき||なん|おも|||たばねて||||

まあ いい や   返す よ |||かえす|

まあ いい や   返す よ |||かえす|

あれ   思った より 軽い な |おもった||かるい|

頑丈 さ が 売り なん だって がんじょう|||うり||

試して みよう かな ためして||

まず った   床 を やって しまった ||とこ|||

い   い たた

よくも   やった なぁ

床 より よっぽど 頑丈だ ね とこ|||がんじょうだ|

あと 何 回 行ける か なぁ |なん|かい|いける||

やめて

レグ が   レグ が 壊れちゃ う れぐ||れぐ||こぼれちゃ|

邪魔だ よ じゃまだ|

リコ   リコ

こんなに 血 が |ち|

すまない   マルルク

躡躇 できる 相手 じゃ ない じょうちょ||あいて||

本気で 行か ねば   やられる ほんきで|いか||

何 を 見せて くれる んだ ね なん||みせて|||

あの まま 出せば シーカーキャンプ ごと を 焼き かね ない ||だせば||||やき||

落ち着け おちつけ

絞れ   細く   鋭く しぼれ|ほそく|するどく

君   機械 人形 の くせ に 呼吸 も 瞬き も する ね きみ|きかい|にんぎょう||||こきゅう||まばたき|||

そんな ん じゃ 獣 に も 狩ら れる だろう に |||けだもの|||から|||

ねえ   これ   当たったら どう なる の さ ||あたったら||||

試して みよう ためして|

すごい ね

消し飛ぶ んだ けしとぶ|

こんな 火 砲   お目にかかった 事 が ない |ひ|ほう|おめにかかった|こと||

度 し 難い たび||かたい

度 し 難い ぞ   オーゼン たび||かたい||

な   なんだ その 腕 は |||うで|

何 か 埋めて ある の か なん||うずめて|||

これ かい

「 千 人 楔 」 と 言って ね せん|じん|くさび||いって|

全身 で 120 ヶ所 入れた かな ぜんしん||かしょ|いれた|

健康 の 秘訣 だ よ けんこう||ひけつ||

人 の こと を や かく言 う 割に じん|||||かくげん||わりに

よっぽど 人間 離れ して いる ぞ オーゼン |にんげん|はなれ||||

色々 と 気 を 遺 うの さ   歳 だ から ね いろいろ||き||い|||さい|||

レ   レグ |れぐ

レ   レグ |れぐ

煩い なぁ わずらい|

そんなに 大事 なら しまって おけば 良かった のに |だいじ||||よかった|

何だか 急に ぐったり しちゃ った けど なんだか|きゅうに||||

いい じゃ ない か

君 も 遅かれ早かれ 肉 に 戻る んだ きみ||おそかれはやかれ|にく||もどる|

わ   私 |わたくし

長生き し たくて アビス に 潜った んじゃ ない ながいき|||||くぐった||

あと ちょっと で も いい

でも レグ と   レグ と 一緒じゃ なきゃ 嫌だ |れぐ||れぐ||いっしょじゃ||いやだ

お 願い レグ   負け ないで |ねがい|れぐ|まけ|

リコ

ダメだ ね だめだ|

君 ら は 不 適格だ きみ|||ふ|てきかくだ

ほら   ちゃんと 嵌 った ろ ||かん||

起きた おきた

起きた の おきた|

リ   リコ

レグ   レグ れぐ|れぐ

ごめん ね レグ ||れぐ

うご   動いた ぁ |うごいた|

ご め   い なく なっちゃ ヤ だ ぁ

リコ を 残した まま   倒れて いた の か ||のこした||たおれて|||

レグ   リコ を れぐ||

リコ を 頼んだ ぞ ||たのんだ|

くそ

こっち も 泣いちゃ った よ ||ないちゃ||

オーゼン さん   また 泣か した の ぉ |||なか|||

かわいそうに

あ   あんた たち は 何   何 な んだ ||||なん|なん||

俺 たち かい おれ||

「 地 臥せり 」  オーゼン さん の 探 窟 隊 さ ち|ふせり||||さが|いわや|たい|

地上 に 帰る 場所 の ない   ろくでなし 共 だ よ ちじょう||かえる|ばしょ||||とも||

引っ込んで る よう 言った んだ けど ひっこんで|||いった||

マルルク に 呼ば れ ち まった の さ ||よば|||||

あ   あの   僕 ||ぼく

泣いて 騒ぐ しか でき なかった 小 娘 に ないて|さわぐ||||しょう|むすめ|

撃って 昏倒 した こと が ある 火 砲 を 考え なし に 放つ 機械 人形 うって|こんとう|||||ひ|ほう||かんがえ|||はなつ|きかい|にんぎょう

彼ら が 何一つ 正しく 判断 でき ない 中 で かれら||なにひとつ|まさしく|はんだん|||なか|

友人 を 助ける 為   最良 の 行動 を した ね ゆうじん||たすける|ため|さいりょう||こうどう|||

さすが 私 の 弟子 だ |わたくし||でし|

命令 に 背いた 罰 と して   後 で 裸 吊 り だ よ めいれい||そむいた|ばち|||あと||はだか|つり|||

坊主 たち が いる 間 は 隠れて ろ って   オーゼン さん に 言わ れて た が よ ぼうず||||あいだ||かくれて||||||いわ||||

何度 も 地響き は する し なんど||じひびき|||

この 子 も   べそ べそ に なって 飛んで くるし の |こ||||||とんで||

そ   そう だった の か

マルルク   すまなかった

ライザ さん の 子 を 試す って 言って も よ |||こ||ためす||いって||

やり すぎ だ よ な

ど   どういう こと だ

その まん ま の 意味 さ ||||いみ|

今 まで の あれ が   え   演技 だ と でも いま||||||えんぎ|||

本気 さ   本気で やら なきゃ 伝わら ない だ ろ ほんき||ほんきで|||つたわら|||

私 は 子供 騙し が 嫌いな んだ わたくし||こども|だまし||きらいな|

じゃ   じゃあ

「 奈落 の 至宝 」 は 処分 する と か は ならく||しほう||しょぶん||||

もちろん そんな 気 は なかった さ ぁ ||き||||

ただ 君 が 頑丈 過ぎて さ   いくら 叩いて も 潰れ ない から |きみ||がんじょう|すぎて|||たたいて||つぶれ||

だんだん 興奮 して きちゃ って ねぇ |こうふん||||

アビス の 深部 に 住む 原生 生物 は ||しんぶ||すむ|げんせい|せいぶつ|

私 より 遥かに 狡猾 で 強 か だ わたくし||はるかに|こうかつ||つよ||

君 の その 娘 は 守れ ない よ きみ|||むすめ||まもれ||

マルルク   少年 を 介抱 して やり たまえ |しょうねん||かいほう|||

ヒト の 食物 で 腹 が 膨れる なら ヒト の 効 も 聞く だろう ひと||しょくもつ||はら||ふくれる||ひと||き||きく|

効か なきゃ 多 めに 食わせ とき な きか||おお||くわせ||

は   はい

今日 の レッスン は 終わり だ よ きょう||れっすん||おわり||

私 は 片付け が ある から ね わたくし||かたづけ||||

ほら   せっかく 集まった んだ 手伝って いき な ||あつまった||てつだって||

へ ー い |-|

今 の 君 ら が この先 へ 言って も せいぜい なれる の は 食い で の 悪い 餌 か いま||きみ|||このさき||いって||||||くい|||わるい|えさ|

小さ めの 苗床 ちいさ||なえどこ

あと は 地面 や 壁 の 染み ぐらい さ ||じめん||かべ||しみ||

もっとも   私 が 叩き直す 途中 で そう なら ない と も 限ら ない が |わたくし||たたきなおす|とちゅう|||||||かぎら||

ああ   そうだ |そう だ

一 つ だけ 騙して いた こと が あった ひと|||だまして||||

例の 墓 だ けど ね れいの|はか|||

誰 も 埋まって い なかった よ だれ||うずまって|||

本当 さ ほんとう|

暴いて 確かめ ない 訳ない だ ろ あばいて|たしかめ||わけない||

ライザ は 待って くれて いる さ ||まって|||

せいぜい やって みる こと だ ね

リコ

オーゼン

オーゼン

オーゼン

その 髪 は   一体 どう なって いる んだ |かみ||いったい||||

また 君 かね |きみ|

二度と も 蹴ら れた の に 懲り ない ね にどと||けら||||こり||

珍しい の が いた もん だ めずらしい|||||

なあ   どう なって る んだ

こいつ は ね

傷 を 取り繕って いる の さ きず||とりつくろって|||

アビス の 深層 で 心 を やられる と ね ||しんそう||こころ||||

徐々に 身体 に も 出 ち まう んだ じょじょに|からだ|||だ|||

六 層 の 「 詛い 」 ほど すぐに は 現れ ない けど ね むっ|そう||のろい||||あらわれ|||

潜る 度 に 死 線 や 正気の 境 を ふらつけば くぐる|たび||し|せん||しょうきの|さかい||

頭 の 皮 だって 捻く れて くる もん さ あたま||かわ||ひねく||||

こいつ は 上手く 整えて   誤 魔 化 して ある だけ だ よ ||うまく|ととのえて|ご|ま|か|||||

かっこいい な

あまり 適当な こと 言う と   また 蹴る よ |てきとうな||いう|||ける|

いい や   かっこいい

その 傷 は   心 圻 れよう と 奈落 に 挑み 続けた |きず||こころ|き|||ならく||いどみ|つづけた

不屈な 証 だ ふくつな|あかし|

動か ざる オーゼン   本物 の 白 笛 だ うごか|||ほんもの||しろ|ふえ|

なあ   あんた   私 の 師匠 に なら ない か ||わたくし||ししょう||||

オーゼン   見ろ オーゼン |みろ|

ついに 黒 笛 だ   もう じき あんた に 追いつく ぞ |くろ|ふえ||||||おいつく|

昨晩 私 に 叩か れて 泣いて た くせ に   よく 言う よ さくばん|わたくし||たたか||ないて|||||いう|

まあ いい さ   ならば 早速 行こう かね ||||さっそく|いこう|

明日 から は   四 層 の 負荷 で あした|||よっ|そう||ふか|

流す の は 血 涙 さ ながす|||ち|なみだ|

楽しみだ ね たのしみだ|

望む ところ だ のぞむ||

オーゼン   あんた 性格 は 度 し 難い が ||せいかく||たび||かたい|

最高の 師匠 だ よ さいこうの|ししょう||

具合 は どう だい ぐあい|||

もう 大丈夫だ |だいじょうぶだ

次の 大規模 探 窟 隊 が 来る まで の 三 週間 つぎの|だいきぼ|さが|いわや|たい||くる|||みっ|しゅうかん

もの に なろう が なら なかろう が

君 ら を 叩き直す の は そこ まで だ きみ|||たたきなおす|||||

どこ に 向かって いる んだ ||むかって||

シーカーキャンプ の さらに 奥 さ |||おく|

言って みりゃ   アビス の 端だ ね いって||||はしただ|

そこ なら 他の 探 窟 隊 ども に 見つかる 心配 も ||たの|さが|いわや|たい|||みつかる|しんぱい|

助け が くる 心配 も ない たすけ|||しんぱい||

訓練 に は もってこいな の さ くんれん|||||

訓練 くんれん

最初の 課題 は  「 生存 訓練 」 だ さいしょの|かだい||せいぞん|くんれん|

ここ は   力 場 の 光 も 届か ない せい か   生物 も 大人 しい 奴 が 殆ど さ ||ちから|じょう||ひかり||とどか||||せいぶつ||おとな||やつ||ほとんど|

それ でも 夜目 の 効く 奴 ばかり だ から ||よめ||きく|やつ|||

油断 し ない こと だ ね ゆだん|||||

その 装備 で 十 日間   生き延びて みせ な |そうび||じゅう|にち かん|いきのびて||

あの 「 はしら の 木 」 から 向こう へ は 行か ない ように |||き||むこう|||いか||よう に

逃げた と みなす から ね にげた||||

それ じゃ   私 は 帰る よ ||わたくし||かえる|

この 子 を 死体 に 戻さ ない よう   せいぜい 守って やる んだ ね |こ||したい||もどさ||||まもって|||

それ と

そい つ を 10 日間   使う の は なし だ |||にち かん|つかう||||

火葬 砲 を かそう|ほう|

リコ を 死な せ たい なら   使って も いい よ ||しな||||つかって|||

どういう こと

撃った が 最後 うった||さいご

君 は どんなに 気張って も 10 分 程度 で 昏倒 きみ|||きばって||ぶん|ていど||こんとう

目覚める まで   たっぷり 二 時間 かかる めざめる|||ふた|じかん|

その 間 は 私 が 殴ろう が   床 に 叩きつけ よう が 水 に 沈めよう が |あいだ||わたくし||なぐろう||とこ||たたきつけ|||すい||しずめよう|

起き上がり や し なかった おきあがり|||

深層 で 二 時間 無力な 子供 を 放置 して 見な よ しんそう||ふた|じかん|むりょくな|こども||ほうち||みな|

どんな 風 に 食い 散らかさ れる か ねえ |かぜ||くい|ちらかさ|||

ま   それ で おまえ やら なきゃ いけない 時 は |||||||じ|

後 腐れ が 残ら ない ように 徹底 てき に なる んだ ね あと|くされ||のこら||よう に|てってい|||||

相手 が 誰 であろう と 周り に 何 が あろう と あいて||だれ|||まわり||なん|||

その 時 が 来たら 躡躇 も 容赦 も 無し だ |じ||きたら|じょうちょ||ようしゃ||なし|

さも なきゃ   君 ら の 冒険 が 終わる の なんて   あっという間 さ ||きみ|||ぼうけん||おわる|||あっというま|

空 に 浮かんで る 光る 波 を 束ねて 虹 の 橋 を かけよう から||うかんで||ひかる|なみ||たばねて|にじ||きょう||

危うい 足場 滑る スロープ あやうい|あしば|すべる|すろーぷ

過去 と 未来 の 道標 かこ||みらい||みちしるべ

君 の 左手 僕 の 右手 を きみ||ひだりて|ぼく||みぎて|

繫 い で 繫 げ てはじめ よう

いつも そば に いる よ

過去 も 今 も 未来 も かこ||いま||みらい|

だから 迷わ ず に 歩いて いこう |まよわ|||あるいて|

色とりどりの 夢 重ねて いろとりどりの|ゆめ|かさねて

明日 は どこ に 向かう あした||||むかう

君 と 一緒に いれたら 世界 は 輝き だす よ きみ||いっしょに||せかい||かがやき||

最 果て の 地 に 咲く 花 を 探そう さい|はて||ち||さく|か||さがそう