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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 13

Magi : The Kingdom of Magic Episode 13

( ナレーション ) < 練 玉 艶 に たたきのめさ れ た 白 龍 に →

手 を 差し伸べ た の は ジュダル だった >

< 一方 その ころ マグノ シュ タット 学院 で →

魔法 を 学ぶ アラジン は 1 学年 の 修了 式 →

イク ティ ヤール で 新た な 出会い の とき を 迎え て い た >

( 生徒 たち ) かんぱ ~ い ! →

かんぱ ~ い ! ( マイヤーズ ) う わ ぁ ~ ! は はっ !

( 生徒 たち ) マイヤーズ !

♪ ♪ ~

( スフィントス ) はっ まさか お前 が 首席 と は な 。

( アラジン ) まだ 分から ない よ 。 それ に →

スフィントス くん だって コドル 1 に なった じゃ ない か 。

ギリギリ な 。

( マイヤーズ ) 聞け ぇ ! 貴 様 ら は よく 努力 し た 。 →

第 3 期 編入 生 123 名 中 →

残った の は ここ に いる 20 名 のみ 。 →

しかし 知って の とおり コドル 2 以下 は 留年 で ある 。 →

貴 様 ら の 同窓 で 2 学年 に 進級 する の は →

コドル 1 の この 二 人 だ ! →

シンド リア の アラジン ! →

エリオハプト の スフィントス !

( 生徒 たち ) おお ~ !

( ネロ ) 僕ら も 来年 絶対 進級 する よ 。

( 才 凛 ) 二 人 と も 頑張って ね →

私 たち の 分 まで 。 うん 。

( マイヤーズ ) 特に アラジン 。 貴 様 は 間違い なく 首席 と な ろ う 。 →

我々 の 誇り だ 。

はい 。 みんな ありがとう 。 は は はっ !

( 心 の 声 ) ≪ 「 アリババ くん モル さん みんな →

明日 は マグノ シュ タット 1 学年 の 修了 式 →

イク ティ ヤール です 。 →

ここ に 来 て いろんな こと が あり まし た 。 →

知ら なかった 魔法 の 知識 →

初めて の 魔法使い の 友達 。 →

僕 は まだ この 国 で やる こと が ある から →

帰 れ ない けど 帰ったら →

いっぱい 話 を 聞い て ほしい です 」 ≫

ふ ふ っ 。

首席 に 選ば れ た って 言ったら →

みんな 喜 ん で くれる かな ?

( 教官 ) で は 各 学年 を 代表 する →

最 優秀 者 の 発表 を 行い ます 。 →

本 年度 1 学年 の 首席 修了 生 は … 。

( ネロ ・ 才 凛 ) ふ ふ っ 。 ふ っ 。

第 12 期 生 ティ トス ・ アレ キウス 。 ( 一同 ) えっ ! ?

≫ やった ~ ! ≫ さすが ティ トス 様 。 やり まし た なぁ 。

ほか の 者 と は レベル が 違い ます よ 。 ( ネロ ) そんな … 。

( スフィントス ) ちょっと 待て よ ! 首席 は アラジン だ ろ う が !

≪ そ … そう だ よ そう だ よ ! ≫ そう だ よ !

確か に 今年 は 優秀 な 編入 生 が 二 人 おり まし た 。 →

まず は アラジン 。 →

魔力 保有 力 は 中 の 上程 度 ながら も →

特に 1 型 ・ 2 型 魔法 の 融合 センス が すばらしく →

その さま は まるで あの 伝説 の 天才 →

ヤムライハ を 思わ せる ほど で し た 。

しかし 彼 は 更に 上 を 行く の です 。 →

ティ トス 壇上 へ 上がり なさい 。 ( ティ トス ) はい 。

( 教官 ) ティ トス は 最終 12 期 編入 ながら も →

短 期間 に 目覚ましい 成績 を 残し →

それ は アラジン を も 上回って い た の です 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( スフィントス ) ふん ! 納得 いか ねぇ よ な アラジン 。

しかたない よ 先生 たち が 決め た こと だ もの 。

それ より も 2 年生 に なる と 部屋 も 移動 な ん だ ね 。

( スフィントス ) また 同じ 部屋 に な れる と いい な 。

え え ~ … 。 え えっ ! ?

は はっ 。 それ と 何 ? 何 ?

「 2 学年 に 進級 し た コドル 1 →

計 30 名 に は マグノ シュ タット 国民 等級 →

2 等級 を 付与 する 」 ?

国民 等級 ? なん だ ろ う な ?

う ~ ん … 。

う っ ! ( アラン ) う わ っ ! あっ →

3 期 の アラジン … と →

もう 一 人 の 人 … 。 ( スフィントス ) スフィントス 様 だ よ !

( セレス ) ねえ お 願い あれ を なんとか し て くれ ない ?

( 2 人 ) ん ? ( リン リー ネフ ティー ) き ゃ あ ~ !

ここ が 寮 の 中 で は いちばん 広く て まし な 部屋 だ と 聞い た 。

だから ここ は ティ トス 様 の 部屋 だ 。

( リン リー ) わ … 分かり まし た から 。 ( ネフ ティー ) やめ て くださ い ~ !

( セレス ) ああ いう ふう に ティ トス の 取り巻き が →

横暴 な の よ 。 取り巻き ?

( アラン ) ティ トス 以外 の 12 期 生 の 二 人 が →

すっかり 手下 に なって て 。

ふ ~ ん 。

あっ 。

( スフィントス ) おい あの ボンボン こっち 来る ぞ 。

ボンボン ? ( スフィントス ) アレ キウス って →

レーム の 元老 院 を 牛耳って る →

もの すげ ぇ 名家 な ん だ よ 。 見ろ 。 →

誰 も 逆らえ や し ねぇ 。 →

ヤツ が レーム の 支配 階級 だ から だ 。 気 に くわ ねぇ 。

そ っか 。 スフィントス くん は ものすごい 没落 貴族 の →

跡取り 息子 だって 言って た もん ね 。 ( スフィントス ) うる せ ぇ よ ! →

ん ? くっ !

( ティ トス ) アラジン 君 を 僕 の 友人 に し て あげよ う 。

あっ 。 ( 2 人 ) おお ~ !

( ティ トス ) 僕 の ほか に も 優秀 な 魔 導 士 が →

一 人 いる と は 聞い て い た よ 。 →

ほか の 生徒 は 全く 見どころ が ない けれど も ね 。

( スフィントス ) が っ ! あぁ … 。

( ティ トス ) 僕 と 君 は 特別 だ 。 仲よく しよ う じゃ ない か 。

≪ そんな ヤツ の 手 を 取ら ない で くれよ アラジン ≫

おお ~ すばらしい !

今年 の 双 璧 が 友情 を 築く 瞬間 だ 。

( スフィントス ) あっ ! ( 一同 ) あ あっ … 。

ふん ! ( ティ トス ) そう 。 それ で いい … ひ っ !

( 2 人 ) う わ っ ! あっ … 。

ん ん ~ ! ん ん ~ !

ん ん … う ~ ん ?

やっぱり なかった や 。 ごめん よ 。

お にいさん って 声 が 高い し なんだか お 尻 も 大きい から →

てっきり お ね い さん だ と 思った けれど →

もしや 男 の 人 な の かい ?

( ティ トス ) う っ ! わ … 悪い よ アラジン くん … 。

( スフィントス ) あ は はっ ! ケツ が で かい って よ 。 →

う は は はっ ! あ は はっ ! ( ティ トス ) ぐ っ !

ティ トス 様 決して その よう な こと は ござい ませ ん 。

あの 者 アレ キウス 家 の ご 子息 に 何 を … 。

( ティ トス ) 殺す … 。 この 下 劣 な ガキ め →

恥 を 知れ ! ( スフィントス ) や ~ い ! ケツ デカ ケツ デカ !

苦しい よ … 。 ( スフィントス ) う は は はっ !

( モガ メット ) アラジン と ティ トス か 。 →

二 人 と も いい 子 だ な 。

( イレーヌ ) そう です ね 。 では 明日 →

殺し 合わ せ て み ま しょ う か 魔法 の 実戦 で 。

恥 を 知れ ! この 僕 を 侮辱 し た 罪 を あが なわ せ て やる !

≪ ルフ が ざわめ い た から なんだか 気 に なって い た けれど … ≫

≪ う ~ ん なんだか めん どくさい お にいさん だ なぁ ≫

( モガ メット ) そこ 何 を 争って おる ?

( スフィントス ) あっ ! ん ?

えっ ?

誰 だい ? ( スフィントス ) バカ ! 学院 中 に →

肖像 画 と か 飾り まくって ある じゃ ねぇ か 。 →

この お方 こそ この 学院 の … →

この 国 の 長 マタル ・ モガ メット 様 だ よ !

えっ ? あっ !

♪ ♪ ~

≪ この 人 が ? ≫

( ドゥニヤ ・ 回想 ) ( ( イサ アク ~ ! →

い … いや ~~ ! ! ) ) ( ( 王族 を 皆殺し に しろ ! ) )

( ヤムライハ ) ( ( マグノ シュ タット が 黒い 金属 器 を →

作って い た らしい の よ ) )

( シンドバッド ) ( ( 魔 導 士 が 普通 の 人 間 を 差別 し て いる ん だ →

学院 の マタル ・ モガ メット その 人 が ) )

( モガ メット ) アラジン は お前 か ?

♪ ♪ ~

あっ ! ん ん … 。

( モガ メット ) ふ ふ っ 私 に も 孫 が い たら 君 ぐらい かな ?

( 一同 ) あぁ … 。 あっ 。

( イレーヌ ) モガ メット 様 ? は は はっ 。 いや いや →

随分 小さな 天才 魔 導 士 で な 。

なんでも ない 。

≪ なんだか 普通 の お じいちゃん に しか 見え ない や ≫

アラジン そして ティ トス ・ アレ キウス →

両 名 に 明日 実戦 試験 を 申しつけ ます 。

実戦 … 。 試験 ?

( イレーヌ ) そう です 。 2 学年 から は 教官 たち が →

優秀 な 生徒 のみ を 選 ん で 教える 。

その ため の 実戦 試験 です 。 →

つまり 負け た 生徒 は 選ば れ ず 何 も 学 べ ない 。

あっ ! あっ … 。

魔法 の 真理 を つかみ たけ れ ば →

力 を 示し なさい 戦い の 中 で !

( イレーヌ ) 停止 の 合図 が 掛かる まで 結 界 の 中 から →

出る こと は でき ない 。 →

両者 全力 を 尽くし なさい 。 いい です ね ! ?

≪ ティ トス くん と 戦う こと に なる なんて →

思って も み なかった けど … ≫

≪ 僕 に は ここ で 調べ なきゃ なら ない こと が ある ≫

≪ だ から 負ける わけ に は … ≫

( イレーヌ ) 始め !

≪ いか ない ん だ ! ≫

♪ ♪ ~

( アラン ) どう すれ ば あんな に 重力 魔法 を 強化 できる ん だ ?

≪ ウーゴ くん から もらった この 魔法 道具 の おかげ だ ≫

≪ ターバン を 出さ なく て も 身 に つける だけ で →

飛ぶ 力 を 借り られる よう に なった ん だ ≫

「 光線 」 ! 「 水蒸気 の 壁 」 。

「 雷 電 」 ! ( ティ トス ) 「 空気 の 壁 」 !

「 灼熱 の 双 掌 」 !

ドォーン ! ( 一同 ) おお ~ !

♪ ♪ ~

アラジン の 得意 技 だ 。 これ で 決まった 。

あっ 。

ふ ~ ん 。

君 この 程度 ?

ダメ だ … 何 を し て も 同じ 出力 の 相 反 属性 魔法 で →

相殺 し て しまう 。 どう す ん だ よ ? アラジン 。

じゃあ 次 は とっておき の 重力 魔法 で 。

♪ ♪ ~

重力 で 砂 を ?

♪ ♪ ~

この 魔法 に は まだ 名前 を 付け て ない 。

けど もし 付ける なら … 。

♪ ♪ ~

大切 な 友達 の 名前 を 借りる こと に する よ 。

「 ウーゴ くん 」 !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) ふ ふ っ 浅はか だ ね 。

ただ の 土 人形 じゃ ない か 。

物理 攻撃 など 「 防壁 魔法 」 で 全部 防 げ る 。

( ティ トス ) あっ … う う っ !

ほんと に そう かな ?

何 ! ?

♪ ♪ ~

( スフィントス ) すげ ぇ あの 巨人 。 →

ティ トス の 「 防壁 魔法 」 が 潰れる ん じゃ ねぇ か ?

ティ トス 様 の 「 防壁 魔法 」 に 物理 攻撃 が 効く もん か !

( マイヤーズ ) いや 効く 。 ( 一同 ) えっ ?

( マイヤーズ ) あまり 強大 な 力 で 攻め られ れ ば 「 防壁 魔法 」 は … 。

「 防壁 魔法 」 が … 。 破れ た !

いや 違う ! ウーゴ くん !

あぁ ~ あ 死 ん じゃ った ね 君 の お 友達 。

ティ … ティ トス の ヤツ 何 を し た ん だ ! ?

アラジン 君 の 魔法 は 単純 すぎる ん だ よ 。

魔法 は 複合 し て こそ 真価 を 発揮 する もの だ よ 。

例えば こんな ふう に 。

「 水 魔 法 」 。

( ティ トス ) 「 熱 魔法 」 。 →

「 力 魔法 」 。

♪ ♪ ~

( モガ メット ) ふむ … 皆 私 の 後ろ に 下がって い なさい 。

( 一同 ) えっ ?

♪ ♪ ~

ドォーーン ! う っ !

( 一同 ) おお っ ! な … なん だ ? →

破裂 し た ! ?

( マイヤーズ ) 超 律 魔法 だ 。 ( セレス ) 超 律 ? →

なん です か ? それ は 。 ( マイヤーズ ) 災厄 よ 。

炎 や 水流 風 など ほとんど の 魔法 は →

ルフ が ふだん ごく 自然 に 起こし て いる 現象 。 →

だが 超 律 魔法 は 違う 。 →

ごく 希少 な 条件 下 で しか 起こり え ない →

世界 を 引き裂く よう な 天災 を →

ルフ に 命じ て 強制 的 に 引き起こさ せる 。

( モガ メット ) ふむ … 1 型 2 型 8 型 の →

複合 魔法 か 。 →

高 圧力 で 収縮 さ せ た 水蒸気 を →

一気に 解き放つ 。 →

火山 の 噴火 と 同じ 原理 だ な 。 →

少なくとも 180 の 命令 式 を 組む 必要 が あ ろ う に 。

よく 考え た 。

いい 子 だ ティ トス 。

「 大 閃光 」 。

消えうせろ 凡愚 な 魔 導 士 !

くっ ! ドォーン !

ドォーン ! う わ ぁ ~ !

化け物 だ ! あんな ヤツ に 勝て っこ ない !

あ は は はっ !

当然 だ 僕 は 特別 な ん だ 。

僕 は 魔法 の 決闘 で 負け た こと なんて →

一 度 だって ない !

パリン ! う わ ぁ ~ !

くっ ! は ぁ は ぁ は ぁ … 。

魔力 が もう すぐ 切れる 。

アラジン もう いい 。 降参 しろ !

じゃあ 僕 も 複合 魔法 を 使う よ 。 キィーン …

≪ なん だ ? 杖 から 妙 な 音 が ≫

ふ ~ ん 君 の 最後 の 魔法 ?

どんな の か 見せ て ごらん よ 。 や あぁ ~ !

バキン は っ ? 何 を し て いる ? →

血迷った の か ? パキッ

何 ! ? あっ … 。

( モガ メット ) ほう … ただ の 杖 で は ない な 。

キィーン … 「 共鳴 棍 」 !

音 魔法 で 空気 を すごい 速 さ で 振動 さ せる →

5 型 と 6 型 の 合わせ 技 。

有効 範囲 は 杖 の 周り だけ だ けど →

魔力 消費 は 少ない し 触れる だけ で この とおり 。

( セレス ) あっ ! 地面 が 塵 に !

は あぁ ~~ ! バキン ! バキン !

くっ … 魔 導 士 の くせ に 体 術 に 頼り や が って 。

( モガ メット ) いい 動き だ 。 マイヤーズ 体 術 の 基礎 を ?

はい 。 私 の 教え子 は →

魔法 のみ を 過信 し →

傲慢 に 杖 に すがり →

己 の 手 で 道 を 切り 開け ぬ よう な →

軟弱 者 と は 違い ます !

いい ぞ アラジン !

く そ っ ! 「 ハル ハール 」 … 。 さ せ ない !

≪ あっ … しまった ! ≫

( ヤムライハ ) ( ( いい ? よく 聞い て ね アラジン 君 。 →

この 石 を 見 られ ちゃ ダメ よ ) )

( ( 見る 人 に 見 られ たら 怪しま れ て しまう から ) )

( ( この 装置 は 君 の 正体 を 隠す と 同時に →

君 が そう で ある こと の 証し で も ある の よ ) )

それ は … 。 えっ ! ?

( ヤムライハ ) ( ( 君 が 本当 は →

マギ で ある こと の 証し ) )

なぜ … 貴 様 も それ を つけ て いる ん だ ! ?

あっ !

( 一同 ) おお っ … 。 ( 2 人 ) くっ !

♪ ♪ ~

≪ まさか … まさか … ≫

≪ この 人 も マギ ? ≫

♪ ♪ ~

≪ でも 僕 だって 正体 を 隠し て ここ へ 来 てる ≫

≪ だ から あの とき ルフ が ざわめ い た の か な ? ≫

≪ ジュダル くん って 人 の とき も →

会った 瞬間 に 何 か が 違う って 分かった もの ≫

≪ でも こんな 大勢 の 前 で バレ る わけ に は いか ない ん だ ≫

≪ 戦い を 続け なきゃ ! ≫

その 戦い や め ぇ !

( 2 人 ) あっ … 。

( どよめき )

( アラジン ティ トス ) あっ ! ( モガ メット ) この 勝負 引き分け だ 。

( 2 人 ) えっ … 。 ( モガ メット ) 二 人 の 実力 は 分かった 。 →

ティ トス は 魔法 の 複合 魔術 に 秀で て いる 。 →

まるで 100 年 も 200 年 も 経験 を 積 ん だ →

魔 導 士 の よう だ 。

一方 アラジン は 魔法 で 及ば ぬ 部分 を →

体 術 で 補う など →

度胸 と 判断 力 に 勝る 。 →

その 年 で 実戦 慣れ も し て いる よう だ 。 →

二 人 と も 私 が 直接 いく つ か の 研究 室 へ →

推薦 し て おこ う 。 ( 一同 ) おお ~ !

( アラン ) が … 学長 殿 が じきじき に ?

( スフィントス ) やった ぜ ! 大 抜擢 じゃ ねぇ か 。

( 歓声 と 拍手 )

あっ 待って !

ティ トス くん 君 は 誰 ! ?

もし 僕 と 同じ なら なん の ため に ここ へ ?

僕 は 君 と 少し 話 が し て み たい ん だ 。

( 教師 ) おお ~ 戦って 相手 を 認め た か 。

( 教師 ) よき 友 に なり そう だ 。

( ティ トス ) すま ない … 。 えっ ?

君 が い て は 僕 は 役目 を 果た せ ない !

はっ ! ( ティ トス ) あっ !

ドォーン ! ( 一同 ) う わ ぁ ~ !

アラジン !

≫ アラジン … 。 ≪ 大丈夫 か よ ? あれ 。 →

≪ おい … 。

( セレス ) アラジン 起き ない ね 。 ( アラン ) ティ トス は ?

( スフィントス ) 独居 房 で 謹慎 だ と よ 。

学徒 同士 の 私 闘 は 禁止 だ 。 当然 だ ぜ 。

それ より アラジン 大丈夫 か よ ?

( アモン ) 王 よ 王 よ 。

( 歓声 )

( アモン ) 王 の 中 の 王 ソロモン 王 よ 。 →

今 世界 は 一 つ に なり つつ あり ます 。 →

あなた 様 の ご 偉 功 です 。

あなた の ほか に は 志し た 者 すら おり ませ ぬ 。 →

この 途方 も ない 夢 を 。

あまた の 国 が 信仰 が そして 種族 が →

互い の 過去 を 許し 理解 し 合い →

あなた と いう 一 つ の 大いなる 器 に 身 を 委ねよ う など と … 。

♪ ♪ ~

( ソロモン ) 魔 導 士 たち が →

許 せ なかった か … 最期 まで 。

ドォーーン !

♪ ♪ ~

あっ !

≪ また あの 夢 を … ≫

≪ かつて は 魔 導 士 と そう で ない 人 が →

憎しみ 合った せい で … ≫

≪ 今 同じ こと が 起き れ ば 世界 が 終わる ≫

≪ 僕 は それ を 止め たい ≫

鍵 は この 国 に ある 気 が する ん だ 。

≪ ティ トス くん も マギ なら それ を 調べ に 来 た の か な ? ≫

いや それ は ない か な 。

僕 は ほか の 三 人 と は 違う もの 。

三 人 だけ じゃ なく て アリババ くん や モル さん と も 。

ここ で は 誰 と も 僕 は 違う から 。

( ティ トス ) も … 申し訳 あり ませ ん 。 →

素性 が バレ て 焦って しまい … 。 →

まさか ほか の マギ の 手 の 者 が いる なんて 。

私 は 一体 どう すれ ば いい の でしょ う か ?

( シェヘラザード ・ 通信 ) しっかり なさい 。 役目 を 果たす の 。 →

その ため に あなた は この 世界 に 生まれ て き た の 。

( シェヘラザード ) ティ トス 必ず 戦い抜き なさい →

レーム 帝 国 を 守る ため に 。

はい 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

今日 は 、 冬 の 寒 さ が 一 番 厳しく な る と さ れる

小寒 です 。

日本 列島 は 北 日本 を 中心 に

強い 寒気 が 入り込み 、

北海道 の 網走 で 氷点 下 26 度 を 記 録 する など


Magi : The Kingdom of Magic Episode 13

( ナレーション ) < 練 玉 艶 に たたきのめさ れ た 白 龍 に → なれーしょん|ね|たま|つや|||||しろ|りゅう|

手 を 差し伸べ た の は ジュダル だった > て||さしのべ|||||

< 一方 その ころ マグノ シュ タット 学院 で → いっぽう||||||がくいん| Meanwhile, Aladdin, who is studying magic at Magnoshutatt Academy,

魔法 を 学ぶ アラジン は 1 学年 の 修了 式 → まほう||まなぶ|||がくねん||しゅうりょう|しき

イク ティ ヤール で 新た な 出会い の とき を 迎え て い た > いく||||あらた||であい||||むかえ|||

( 生徒 たち ) かんぱ ~ い ! → せいと||| Cheers!

かんぱ ~ い ! ( マイヤーズ ) う わ ぁ ~ ! は はっ ! Cheers!

( 生徒 たち ) マイヤーズ ! せいと|| Meiers!

♪ ♪ ~

( スフィントス ) はっ まさか お前 が 首席 と は な 。 |||おまえ||しゅせき|||

( アラジン ) まだ 分から ない よ 。 それ に → ||わから|||| We still don't know about that yet.

スフィントス くん だって コドル 1 に なった じゃ ない か 。

ギリギリ な 。 ぎりぎり| Just barely, yeah.

( マイヤーズ ) 聞け ぇ ! 貴 様 ら は よく 努力 し た 。 → |きけ||とうと|さま||||どりょく|| Listen up! You scrubs really gave it your all.

第 3 期 編入 生 123 名 中 → だい|き|へんにゅう|せい|な|なか Out of the 123 students of the third crop of transfers,

残った の は ここ に いる 20 名 のみ 。 → のこった||||||な| you twenty were the only ones to survive.

しかし 知って の とおり コドル 2 以下 は 留年 で ある 。 → |しって||||いか||りゅうねん|| But as you all know,

貴 様 ら の 同窓 で 2 学年 に 進級 する の は → とうと|さま|||どうそう||がくねん||しんきゅう|||

コドル 1 の この 二 人 だ ! → |||ふた|じん|

シンド リア の アラジン ! → |りあ||

エリオハプト の スフィントス ! ...and Sphintus of Heliohapt!

( 生徒 たち ) おお ~ ! せいと||

( ネロ ) 僕ら も 来年 絶対 進級 する よ 。 |ぼくら||らいねん|ぜったい|しんきゅう|| We're gonna move up next year, too – for sure!

( 才 凛 ) 二 人 と も 頑張って ね → さい|りん|ふた|じん|||がんばって| Good luck to both of you! Do it for us!

私 たち の 分 まで 。 うん 。 わたくし|||ぶん||

( マイヤーズ ) 特に アラジン 。 貴 様 は 間違い なく 首席 と な ろ う 。 → |とくに||とうと|さま||まちがい||しゅせき|||| Especially you, Aladdin...

我々 の 誇り だ 。 われわれ||ほこり|

はい 。 みんな ありがとう 。 は は はっ ! Yes, ma'am! Thanks, everybody!

( 心 の 声 ) ≪ 「 アリババ くん モル さん みんな → こころ||こえ||||| Dear Alibaba, Morg and everyone...

明日 は マグノ シュ タット 1 学年 の 修了 式 → あした|||||がくねん||しゅうりょう|しき Tomorrow's the final exam for all first years at Magnoshuttat – the Iktiyar.

イク ティ ヤール です 。 → いく|||

ここ に 来 て いろんな こと が あり まし た 。 → ||らい||||||| So many things have happened since I got here.

知ら なかった 魔法 の 知識 → しら||まほう||ちしき

初めて の 魔法使い の 友達 。 → はじめて||まほうつかい||ともだち I found my first magician friends...

僕 は まだ この 国 で やる こと が ある から → ぼく||||くに|||||| There's still something that I need to do in this country, so I can't come home yet,

帰 れ ない けど 帰ったら → かえ||||かえったら

いっぱい 話 を 聞い て ほしい です 」 ≫ |はなし||ききい||| but once I do get back, I want you to hear all about it.

ふ ふ っ 。

首席 に 選ば れ た って 言ったら → しゅせき||えらば||||いったら If I tell them I was named top student... will they be happy for me?

みんな 喜 ん で くれる かな ? |よろこ||||

( 教官 ) で は 各 学年 を 代表 する → きょうかん|||かく|がくねん||だいひょう| All right, I will now reveal the name of the top student representing each grade.

最 優秀 者 の 発表 を 行い ます 。 → さい|ゆうしゅう|もの||はっぴょう||おこない|

本 年度 1 学年 の 首席 修了 生 は … 。 ほん|ねんど|がくねん||しゅせき|しゅうりょう|せい| This year, of the first years, graduating at the top of the class is...

( ネロ ・ 才 凛 ) ふ ふ っ 。 ふ っ 。 |さい|りん|||||

第 12 期 生 ティ トス ・ アレ キウス 。 ( 一同 ) えっ ! ? だい|き|せい||とす|||いちどう| 12th generation, Titus Alexius!

≫ やった ~ ! ≫ さすが ティ トス 様 。 やり まし た なぁ 。 |||とす|さま|||| All right!

ほか の 者 と は レベル が 違い ます よ 。 ( ネロ ) そんな … 。 ||もの|||れべる||ちがい||||

( スフィントス ) ちょっと 待て よ ! 首席 は アラジン だ ろ う が ! ||まて||しゅせき|||||| Just hold on a second! Aladdin's the top student!

≪ そ … そう だ よ そう だ よ ! ≫ そう だ よ ! That's right!

確か に 今年 は 優秀 な 編入 生 が 二 人 おり まし た 。 → たしか||ことし||ゆうしゅう||へんにゅう|せい||ふた|じん||| True, this year we had two talented transfer students.

まず は アラジン 。 → First of all, Aladdin. Despite only a slightly above-average level of magoi,

魔力 保有 力 は 中 の 上程 度 ながら も → まりょく|ほゆう|ちから||なか||じょうてい|たび||

特に 1 型 ・ 2 型 魔法 の 融合 センス が すばらしく → とくに|かた|かた|まほう||ゆうごう|せんす|| he had a brilliant knack for fusion, particularly for Type 1 and 2 magic...

その さま は まるで あの 伝説 の 天才 → |||||でんせつ||てんさい

ヤムライハ を 思わ せる ほど で し た 。 ||おもわ||||| Yamraiha, to mind...

しかし 彼 は 更に 上 を 行く の です 。 → |かれ||さらに|うえ||いく|| However, this young man surpassed even Aladdin.

ティ トス 壇上 へ 上がり なさい 。 ( ティ トス ) はい 。 |とす|だんじょう||あがり|||とす|

( 教官 ) ティ トス は 最終 12 期 編入 ながら も → きょうかん||とす||さいしゅう|き|へんにゅう|| Despite having transferred to the most recent 12th generation,

短 期間 に 目覚ましい 成績 を 残し → みじか|きかん||めざましい|せいせき||のこし in the short time he's been here, he's recorded eye-popping scores,

それ は アラジン を も 上回って い た の です 。 |||||うわまわって|||| which exceeded even those of Aladdin's.

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( スフィントス ) ふん ! 納得 いか ねぇ よ な アラジン 。 ||なっとく|||||

しかたない よ 先生 たち が 決め た こと だ もの 。 ||せんせい|||きめ|||| It can't be helped. After all, it was up to the instructors.

それ より も 2 年生 に なる と 部屋 も 移動 な ん だ ね 。 |||ねんせい||||へや||いどう|||| Never mind that! Now that we're second years, we're moving to different rooms, right?

( スフィントス ) また 同じ 部屋 に な れる と いい な 。 ||おなじ|へや|||||| It would be cool if we could be roomies again.

え え ~ … 。 え えっ ! ? Really?

は はっ 。 それ と 何 ? 何 ? ||||なん|なん

「 2 学年 に 進級 し た コドル 1 → がくねん||しんきゅう|||

計 30 名 に は マグノ シュ タット 国民 等級 → けい|な||||||こくみん|とうきゅう

2 等級 を 付与 する 」 ? とうきゅう||ふよ|

国民 等級 ? なん だ ろ う な ? こくみん|とうきゅう||||| Citizenship level? Wonder what that's all about?

う ~ ん … 。

う っ ! ( アラン ) う わ っ ! あっ →

3 期 の アラジン … と → き||| Hey, it's Aladdin of the 3rd generation, and... the other guy.

もう 一 人 の 人 … 。 ( スフィントス ) スフィントス 様 だ よ ! |ひと|じん||じん|||さま||

( セレス ) ねえ お 願い あれ を なんとか し て くれ ない ? |||ねがい||||||| Hey, listen, could you do something about this?

( 2 人 ) ん ? ( リン リー ネフ ティー ) き ゃ あ ~ ! じん||りん||||||

ここ が 寮 の 中 で は いちばん 広く て まし な 部屋 だ と 聞い た 。 ||りょう||なか||||ひろく||||へや|||ききい| Of all the rooms in the dorm,

だから ここ は ティ トス 様 の 部屋 だ 。 ||||とす|さま||へや| Therefore, this room belongs to Lord Titus!

( リン リー ) わ … 分かり まし た から 。 ( ネフ ティー ) やめ て くださ い ~ ! りん|||わかり||||||||| You've made your point, so...

( セレス ) ああ いう ふう に ティ トス の 取り巻き が → ||||||とす||とりまき| See how tyrannical Titus's hangers-on are?

横暴 な の よ 。 取り巻き ? おうぼう||||とりまき

( アラン ) ティ トス 以外 の 12 期 生 の 二 人 が → ||とす|いがい||き|せい||ふた|じん| The two 12th generation second years besides Titus are now firmly under his control.

すっかり 手下 に なって て 。 |てした|||

ふ ~ ん 。

あっ 。

( スフィントス ) おい あの ボンボン こっち 来る ぞ 。 |||ぼんぼん||くる| Hey, here comes the little prince himself!

ボンボン ? ( スフィントス ) アレ キウス って → ぼんぼん|||| Little prince?

レーム の 元老 院 を 牛耳って る → ||げんろう|いん||ぎゅうじって|

もの すげ ぇ 名家 な ん だ よ 。 見ろ 。 → |||めいか|||||みろ

誰 も 逆らえ や し ねぇ 。 → だれ||さからえ||| No one can defy him... That's because he's from Leam's ruling class.

ヤツ が レーム の 支配 階級 だ から だ 。 気 に くわ ねぇ 。 やつ||||しはい|かいきゅう||||き|||

そ っか 。 スフィントス くん は ものすごい 没落 貴族 の → ||||||ぼつらく|きぞく| I see. You did say you were the heir to the mother of all bankrupt dynasties!

跡取り 息子 だって 言って た もん ね 。 ( スフィントス ) うる せ ぇ よ ! → あととり|むすこ||いって||||||||

ん ? くっ !

( ティ トス ) アラジン 君 を 僕 の 友人 に し て あげよ う 。 |とす||きみ||ぼく||ゆうじん||||| Aladdin, I'm going to make you a friend of mine.

あっ 。 ( 2 人 ) おお ~ ! |じん|

( ティ トス ) 僕 の ほか に も 優秀 な 魔 導 士 が → |とす|ぼく|||||ゆうしゅう||ま|みちび|し| I'd heard that there was another talented magician besides me.

一 人 いる と は 聞い て い た よ 。 → ひと|じん||||ききい||||

ほか の 生徒 は 全く 見どころ が ない けれど も ね 。 ||せいと||まったく|みどころ||||| Even if the other students had absolutely nothing to recommend them.

( スフィントス ) が っ ! あぁ … 。

( ティ トス ) 僕 と 君 は 特別 だ 。 仲よく しよ う じゃ ない か 。 |とす|ぼく||きみ||とくべつ||なかよく||||| You and I are special. Why don't we be friends?

≪ そんな ヤツ の 手 を 取ら ない で くれよ アラジン ≫ |やつ||て||とら|||| Please don't shake hands with a guy like that, Aladdin...

おお ~ すばらしい ! Ah, excellent! This is the moment that this year's two top students establish their friendship!

今年 の 双 璧 が 友情 を 築く 瞬間 だ 。 ことし||そう|かべ||ゆうじょう||きずく|しゅんかん|

( スフィントス ) あっ ! ( 一同 ) あ あっ … 。 ||いちどう||

ふん ! ( ティ トス ) そう 。 それ で いい … ひ っ ! ||とす|||||| That's right...

( 2 人 ) う わ っ ! あっ … 。 じん||||

ん ん ~ ! ん ん ~ !

ん ん … う ~ ん ?

やっぱり なかった や 。 ごめん よ 。 You don't have any, after all... Sorry about that.

お にいさん って 声 が 高い し なんだか お 尻 も 大きい から → |||こえ||たかい||||しり||おおきい| You have such a high voice, and your butt is kinda big, so...

てっきり お ね い さん だ と 思った けれど → |||||||おもった| I was convinced that you were a girl...

もしや 男 の 人 な の かい ? |おとこ||じん||| But are you a guy, by any chance?

( ティ トス ) う っ ! わ … 悪い よ アラジン くん … 。 |とす||||わるい||| Th-That's really naughty, Aladdin!

( スフィントス ) あ は はっ ! ケツ が で かい って よ 。 →

う は は はっ ! あ は はっ ! ( ティ トス ) ぐ っ ! ||||||||とす||

ティ トス 様 決して その よう な こと は ござい ませ ん 。 |とす|さま|けっして|||||||| Lord Titus! That is absolutely untrue!

あの 者 アレ キウス 家 の ご 子息 に 何 を … 。 |もの|||いえ|||しそく||なん| That twerp, how dare he offend a son of the Alexius family?

( ティ トス ) 殺す … 。 この 下 劣 な ガキ め → |とす|ころす||した|おと||がき| You... are... dead!

恥 を 知れ ! ( スフィントス ) や ~ い ! ケツ デカ ケツ デカ ! はじ||しれ||||||| Heyyy! Fatass, fatass!

苦しい よ … 。 ( スフィントス ) う は は はっ ! くるしい||||||

( モガ メット ) アラジン と ティ トス か 。 → |||||とす|

二 人 と も いい 子 だ な 。 ふた|じん||||こ||

( イレーヌ ) そう です ね 。 では 明日 → |||||あした Yes, they are. So... shall we have them try to kill each other tomorrow?

殺し 合わ せ て み ま しょ う か 魔法 の 実戦 で 。 ころし|あわ||||||||まほう||じっせん|

恥 を 知れ ! この 僕 を 侮辱 し た 罪 を あが なわ せ て やる ! はじ||しれ||ぼく||ぶじょく|||ざい|||||| Feel the humiliation!

≪ ルフ が ざわめ い た から なんだか 気 に なって い た けれど … ≫ |||||||き||||| Something about you struck me because the Rukh were swarming about you...

≪ う ~ ん なんだか めん どくさい お にいさん だ なぁ ≫ just let that fatassed prince have it!

( モガ メット ) そこ 何 を 争って おる ? |||なん||あらそって| You there, what are you fighting about?

( スフィントス ) あっ ! ん ?

えっ ?

誰 だい ? ( スフィントス ) バカ ! 学院 中 に → だれ|||ばか|がくいん|なか| Who's that?

肖像 画 と か 飾り まくって ある じゃ ねぇ か 。 → しょうぞう|が|||かざり|||||

この お方 こそ この 学院 の … → |おかた|||がくいん| That man happens to be... director of this school...

この 国 の 長 マタル ・ モガ メット 様 だ よ ! |くに||ちょう||||さま|| Ruler of this nation... Mr. Matal Mogamett!

えっ ? あっ !

♪ ♪ ~

≪ この 人 が ? ≫ |じん|

( ドゥニヤ ・ 回想 ) ( ( イサ アク ~ ! → |かいそう|いさ|あく Isaac!

い … いや ~~ ! ! ) ) ( ( 王族 を 皆殺し に しろ ! ) ) ||おうぞく||みなごろし|| Murder the whole royal family!

( ヤムライハ ) ( ( マグノ シュ タット が 黒い 金属 器 を → |||||くろい|きんぞく|うつわ| Magnoshutatt... has been producing Dark Metal Vessels, I'm told.

作って い た らしい の よ ) ) つくって|||||

( シンドバッド ) ( ( 魔 導 士 が 普通 の 人 間 を 差別 し て いる ん だ → |ま|みちび|し||ふつう||じん|あいだ||さべつ||||| The magicians discriminate against ordinary people.

学院 の マタル ・ モガ メット その 人 が ) ) がくいん||||||じん| Matal Mogamett of the academy... he's the one who...

( モガ メット ) アラジン は お前 か ? ||||おまえ| Are you... Aladdin?

♪ ♪ ~

あっ ! ん ん … 。

( モガ メット ) ふ ふ っ 私 に も 孫 が い たら 君 ぐらい かな ? |||||わたくし|||まご||||きみ||

( 一同 ) あぁ … 。 あっ 。 いちどう||

( イレーヌ ) モガ メット 様 ? は は はっ 。 いや いや → |||さま||||| Mr. Mogamett...

随分 小さな 天才 魔 導 士 で な 。 ずいぶん|ちいさな|てんさい|ま|みちび|し|| Really, such a tiny genius magician... Don't mind me.

なんでも ない 。

≪ なんだか 普通 の お じいちゃん に しか 見え ない や ≫ |ふつう||||||みえ|| Somehow... he only seems like an ordinary old man...

アラジン そして ティ トス ・ アレ キウス → |||とす|| Aladdin and Titus Alexius.

両 名 に 明日 実戦 試験 を 申しつけ ます 。 りょう|な||あした|じっせん|しけん||もうしつけ| You are both hereby ordered to take part in a battle exam tomorrow.

実戦 … 。 試験 ? じっせん|しけん Battle...

( イレーヌ ) そう です 。 2 学年 から は 教官 たち が → |||がくねん|||きょうかん|| That is correct.

優秀 な 生徒 のみ を 選 ん で 教える 。 ゆうしゅう||せいと|||せん|||おしえる

その ため の 実戦 試験 です 。 → |||じっせん|しけん| That is what this battle exam is for.

つまり 負け た 生徒 は 選ば れ ず 何 も 学 べ ない 。 |まけ||せいと||えらば|||なん||まな|| In other words, the losing student is not chosen and cannot learn anything.

あっ ! あっ … 。

魔法 の 真理 を つかみ たけ れ ば → まほう||しんり||||| If you wish to grasp the truth about magic, show us your power!

力 を 示し なさい 戦い の 中 で ! ちから||しめし||たたかい||なか|

( イレーヌ ) 停止 の 合図 が 掛かる まで 結 界 の 中 から → |ていし||あいず||かかる||けつ|かい||なか| Until you receive the signal to stop, you cannot leave the area inside this barrier.

出る こと は でき ない 。 → でる||||

両者 全力 を 尽くし なさい 。 いい です ね ! ? りょうしゃ|ぜんりょく||つくし|||| Both of you, exert your full power. Do you understand?

≪ ティ トス くん と 戦う こと に なる なんて → |とす|||たたかう|||| I never dreamed that I'd be going into battle against Titus, but...

思って も み なかった けど … ≫ おもって||||

≪ 僕 に は ここ で 調べ なきゃ なら ない こと が ある ≫ ぼく|||||しらべ|||||| There are things that I have to investigate in this country...

≪ だ から 負ける わけ に は … ≫ ||まける||| So...

( イレーヌ ) 始め ! |はじめ

≪ いか ない ん だ ! ≫ ...to lose!

♪ ♪ ~

( アラン ) どう すれ ば あんな に 重力 魔法 を 強化 できる ん だ ? ||||||じゅうりょく|まほう||きょうか||| How did he power up his Gravity Magic to that degree?

≪ ウーゴ くん から もらった この 魔法 道具 の おかげ だ ≫ |||||まほう|どうぐ||| It was thanks to this magic tool that Ugo gave me.

≪ ターバン を 出さ なく て も 身 に つける だけ で → たーばん||ださ||||み|||| I've learned how to borrow the power to fly without taking out my turban, and just having it on me.

飛ぶ 力 を 借り られる よう に なった ん だ ≫ とぶ|ちから||かり||||||

「 光線 」 ! 「 水蒸気 の 壁 」 。 こうせん|すいじょうき||かべ Flash!

「 雷 電 」 ! ( ティ トス ) 「 空気 の 壁 」 ! かみなり|いなずま||とす|くうき||かべ Ramuz!

「 灼熱 の 双 掌 」 ! しゃくねつ||そう|てのひら Halharl Infigare!

ドォーン ! ( 一同 ) おお ~ ! |いちどう|

♪ ♪ ~

アラジン の 得意 技 だ 。 これ で 決まった 。 ||とくい|わざ||||きまった That's Aladdin's signature move. This match is over!

あっ 。

ふ ~ ん 。

君 この 程度 ? きみ||ていど

ダメ だ … 何 を し て も 同じ 出力 の 相 反 属性 魔法 で → だめ||なん|||||おなじ|しゅつりょく||そう|はん|ぞくせい|まほう| It's no good, no matter what Aladdin throws at him,

相殺 し て しまう 。 どう す ん だ よ ? アラジン 。 そうさい|||||||||

じゃあ 次 は とっておき の 重力 魔法 で 。 |つぎ||||じゅうりょく|まほう| Okay, then, next I'll be using my ace-in-the-hole Gravity Magic spell to...

♪ ♪ ~

重力 で 砂 を ? じゅうりょく||すな| Manipulating sand with gravity?

♪ ♪ ~

この 魔法 に は まだ 名前 を 付け て ない 。 |まほう||||なまえ||つけ|| I haven't given this spell a name yet.

けど もし 付ける なら … 。 ||つける|

♪ ♪ ~

大切 な 友達 の 名前 を 借りる こと に する よ 。 たいせつ||ともだち||なまえ||かりる|||| I'd borrow the name of a dear friend.

「 ウーゴ くん 」 ! Ugo!

♪ ♪ ~

( ティ トス ) ふ ふ っ 浅はか だ ね 。 |とす||||あさはか||

ただ の 土 人形 じゃ ない か 。 ||つち|にんぎょう||| That's nothing but a clay doll! Mere physical attacks...

物理 攻撃 など 「 防壁 魔法 」 で 全部 防 げ る 。 ぶつり|こうげき||ぼうへき|まほう||ぜんぶ|ふせ||

( ティ トス ) あっ … う う っ ! |とす||||

ほんと に そう かな ? Are you sure about that?

何 ! ? なん

♪ ♪ ~

( スフィントス ) すげ ぇ あの 巨人 。 → ||||きょじん

ティ トス の 「 防壁 魔法 」 が 潰れる ん じゃ ねぇ か ? |とす||ぼうへき|まほう||つぶれる||||

ティ トス 様 の 「 防壁 魔法 」 に 物理 攻撃 が 効く もん か ! |とす|さま||ぼうへき|まほう||ぶつり|こうげき||きく|| As if a physical attack would work on Lord Titus's Borg!

( マイヤーズ ) いや 効く 。 ( 一同 ) えっ ? ||きく|いちどう| No... it will work.

( マイヤーズ ) あまり 強大 な 力 で 攻め られ れ ば 「 防壁 魔法 」 は … 。 ||きょうだい||ちから||せめ||||ぼうへき|まほう|

「 防壁 魔法 」 が … 。 破れ た ! ぼうへき|まほう||やぶれ| The Borg was...

いや 違う ! ウーゴ くん ! |ちがう|| No, that's not it! Ugo?

あぁ ~ あ 死 ん じゃ った ね 君 の お 友達 。 ||し|||||きみ|||ともだち Oh, no, he up and died, huh? Your little friend...

ティ … ティ トス の ヤツ 何 を し た ん だ ! ? ||とす||やつ|なん||||| D-Damn that Titus... What did he do?

アラジン 君 の 魔法 は 単純 すぎる ん だ よ 。 |きみ||まほう||たんじゅん|||| Aladdin, your magic is too simple!

魔法 は 複合 し て こそ 真価 を 発揮 する もの だ よ 。 まほう||ふくごう||||しんか||はっき|||| The true value of magic can only be unlocked with combos!

例えば こんな ふう に 。 たとえば||| For example, like this...

「 水 魔 法 」 。 すい|ま|ほう Sharrar!

( ティ トス ) 「 熱 魔法 」 。 → |とす|ねつ|まほう Halharl!

「 力 魔法 」 。 ちから|まほう Zorf!

♪ ♪ ~

( モガ メット ) ふむ … 皆 私 の 後ろ に 下がって い なさい 。 |||みな|わたくし||うしろ||さがって|| Everyone, retreat behind me.

( 一同 ) えっ ? いちどう|

♪ ♪ ~

ドォーーン ! う っ ! ドォー-ン||

( 一同 ) おお っ ! な … なん だ ? → いちどう|||||

破裂 し た ! ? はれつ|| It burst?

( マイヤーズ ) 超 律 魔法 だ 。 ( セレス ) 超 律 ? → |ちょう|りつ|まほう|||ちょう|りつ

なん です か ? それ は 。 ( マイヤーズ ) 災厄 よ 。 ||||||さいやく|

炎 や 水流 風 など ほとんど の 魔法 は → えん||すいりゅう|かぜ||||まほう| Most magic, like fire, water and wind are phenomena usually caused naturally by the Rukh.

ルフ が ふだん ごく 自然 に 起こし て いる 現象 。 → ||||しぜん||おこし|||げんしょう

だが 超 律 魔法 は 違う 。 → |ちょう|りつ|まほう||ちがう But it's different with Aberrant Magic.

ごく 希少 な 条件 下 で しか 起こり え ない → |きしょう||じょうけん|した|||おこり|| It commands the Rukh to forcibly bring on earth-shattering natural disasters

世界 を 引き裂く よう な 天災 を → せかい||ひきさく|||てんさい|

ルフ に 命じ て 強制 的 に 引き起こさ せる 。 ||めいじ||きょうせい|てき||ひきおこさ| that would only ever occur under the rarest of conditions.

( モガ メット ) ふむ … 1 型 2 型 8 型 の → |||かた|かた|かた|

複合 魔法 か 。 → ふくごう|まほう|

高 圧力 で 収縮 さ せ た 水蒸気 を → たか|あつりょく||しゅうしゅく||||すいじょうき| Purging steam that's been compressed by high pressure...

一気に 解き放つ 。 → いっきに|ときはなつ

火山 の 噴火 と 同じ 原理 だ な 。 → かざん||ふんか||おなじ|げんり|| It's the same principle behind volcanoes.

少なくとも 180 の 命令 式 を 組む 必要 が あ ろ う に 。 すくなくとも||めいれい|しき||くむ|ひつよう||||| He needed to combine at least 180 different commands to make that happen...

よく 考え た 。 |かんがえ| He did well to come up with that. Good lad, Titus!

いい 子 だ ティ トス 。 |こ|||とす

「 大 閃光 」 。 だい|せんこう Destruction!

消えうせろ 凡愚 な 魔 導 士 ! きえうせろ|ぼんぐ||ま|みちび|し Get lost, you pedestrian magician!

くっ ! ドォーン !

ドォーン ! う わ ぁ ~ !

化け物 だ ! あんな ヤツ に 勝て っこ ない ! ばけもの|||やつ||かて|| He's a monster! There's no way he can beat that guy!

あ は は はっ !

当然 だ 僕 は 特別 な ん だ 。 とうぜん||ぼく||とくべつ||| Of course not! I happen to be special!

僕 は 魔法 の 決闘 で 負け た こと なんて → ぼく||まほう||けっとう||まけ|||

一 度 だって ない ! ひと|たび||

パリン ! う わ ぁ ~ !

くっ ! は ぁ は ぁ は ぁ … 。

魔力 が もう すぐ 切れる 。 まりょく||||きれる My magoi... will be depleted soon...

アラジン もう いい 。 降参 しろ ! |||こうさん| That's enough, Aladdin! Just surrender!

じゃあ 僕 も 複合 魔法 を 使う よ 。 キィーン … |ぼく||ふくごう|まほう||つかう|| Okay, then I'm gonna... use Combination Magic, too!

≪ なん だ ? 杖 から 妙 な 音 が ≫ ||つえ||たえ||おと| What's that strange sound coming from his staff?

ふ ~ ん 君 の 最後 の 魔法 ? ||きみ||さいご||まほう

どんな の か 見せ て ごらん よ 。 や あぁ ~ ! |||みせ|||||

バキン は っ ? 何 を し て いる ? → |||なん||||

血迷った の か ? パキッ ちまよった||| Have you lost your mind?

何 ! ? あっ … 。 なん| What?

( モガ メット ) ほう … ただ の 杖 で は ない な 。 |||||つえ||||

キィーン … 「 共鳴 棍 」 ! |きょうめい|こん Hadika Hadeka!

音 魔法 で 空気 を すごい 速 さ で 振動 さ せる → おと|まほう||くうき|||はや|||しんどう|| I'm using Sound Magic to make the air pulse at a blistering pace!

5 型 と 6 型 の 合わせ 技 。 かた||かた||あわせ|わざ

有効 範囲 は 杖 の 周り だけ だ けど → ゆうこう|はんい||つえ||まわり|||

魔力 消費 は 少ない し 触れる だけ で この とおり 。 まりょく|しょうひ||すくない||ふれる||||

( セレス ) あっ ! 地面 が 塵 に ! ||じめん||ちり| The ground... turned to dust?

は あぁ ~~ ! バキン ! バキン !

くっ … 魔 導 士 の くせ に 体 術 に 頼り や が って 。 |ま|みちび|し||||からだ|じゅつ||たより|||

( モガ メット ) いい 動き だ 。 マイヤーズ 体 術 の 基礎 を ? |||うごき|||からだ|じゅつ||きそ| He moves well. Meiers, did you teach him the basics of martial arts?

はい 。 私 の 教え子 は → |わたくし||おしえご| Yes, my students... aren't overly reliant on just magic...

魔法 のみ を 過信 し → まほう|||かしん|

傲慢 に 杖 に すがり → ごうまん||つえ|| nor do they cling arrogantly to their staffs,

己 の 手 で 道 を 切り 開け ぬ よう な → おのれ||て||どう||きり|あけ||| unable to blaze their own trails with their own hands...

軟弱 者 と は 違い ます ! なんじゃく|もの|||ちがい| unlike spineless cowards!

いい ぞ アラジン !

く そ っ ! 「 ハル ハール 」 … 。 さ せ ない ! |||はる|||| Dammit! Halharl...

≪ あっ … しまった ! ≫ Oh, no!

( ヤムライハ ) ( ( いい ? よく 聞い て ね アラジン 君 。 → |||ききい||||きみ Listen to me, Aladdin.

この 石 を 見 られ ちゃ ダメ よ ) ) |いし||み|||だめ|

( ( 見る 人 に 見 られ たら 怪しま れ て しまう から ) ) みる|じん||み|||あやしま|||| Because if they're ever spotted, you'll fall under suspicion...

( ( この 装置 は 君 の 正体 を 隠す と 同時に → |そうち||きみ||しょうたい||かくす||どうじに This device... along with hiding your true identity...

君 が そう で ある こと の 証し で も ある の よ ) ) きみ|||||||しょうし||||| It also serves as proof that you're who you are...

それ は … 。 えっ ! ?

( ヤムライハ ) ( ( 君 が 本当 は → |きみ||ほんとう| That you're really...

マギ で ある こと の 証し ) ) |||||しょうし Proof that you're a magi...

なぜ … 貴 様 も それ を つけ て いる ん だ ! ? |とうと|さま|||||||| Why do you have that same thing on you?

あっ !

( 一同 ) おお っ … 。 ( 2 人 ) くっ ! いちどう|||じん|

♪ ♪ ~

≪ まさか … まさか … ≫ Don't tell me...

≪ この 人 も マギ ? ≫ |じん|| That he's a magi, too!

♪ ♪ ~

≪ でも 僕 だって 正体 を 隠し て ここ へ 来 てる ≫ |ぼく||しょうたい||かくし||||らい|

≪ だ から あの とき ルフ が ざわめ い た の か な ? ≫ Is that why the Rukh were swarming around him then?

≪ ジュダル くん って 人 の とき も → |||じん||| The moment that I met that man named Judar, too...

会った 瞬間 に 何 か が 違う って 分かった もの ≫ あった|しゅんかん||なん|||ちがう||わかった| I could sense something different about him...

≪ でも こんな 大勢 の 前 で バレ る わけ に は いか ない ん だ ≫ ||おおぜい||ぜん|||||||||| But I can't be found out in front of this crowd...

≪ 戦い を 続け なきゃ ! ≫ たたかい||つづけ| I've got to keep on battling...

その 戦い や め ぇ ! |たたかい||| Stop this battle!

( 2 人 ) あっ … 。 じん|

( どよめき )

( アラジン ティ トス ) あっ ! ( モガ メット ) この 勝負 引き分け だ 。 ||とす|||||しょうぶ|ひき わけ|

( 2 人 ) えっ … 。 ( モガ メット ) 二 人 の 実力 は 分かった 。 → じん||||ふた|じん||じつりょく||わかった

ティ トス は 魔法 の 複合 魔術 に 秀で て いる 。 → |とす||まほう||ふくごう|まじゅつ||ひいで|| Titus is capable of unleashing brilliant Composite Magic spells.

まるで 100 年 も 200 年 も 経験 を 積 ん だ → |とし||とし||けいけん||せき|| He's like a magician armed with one hundred or two hundred years of experience...

魔 導 士 の よう だ 。 ま|みちび|し|||

一方 アラジン は 魔法 で 及ば ぬ 部分 を → いっぽう|||まほう||およば||ぶぶん| On the other hand, Aladdin is adept at compensating for what he lacks in magic skills with martial arts

体 術 で 補う など → からだ|じゅつ||おぎなう|

度胸 と 判断 力 に 勝る 。 → どきょう||はんだん|ちから||まさる and is superior in boldness and judgment.

その 年 で 実戦 慣れ も し て いる よう だ 。 → |とし||じっせん|なれ|||||| Not to mention, he seems battle-tested despite his young age.

二 人 と も 私 が 直接 いく つ か の 研究 室 へ → ふた|じん|||わたくし||ちょくせつ|||||けんきゅう|しつ| I shall recommend you directly to several seminars myself.

推薦 し て おこ う 。 ( 一同 ) おお ~ ! すいせん|||||いちどう|

( アラン ) が … 学長 殿 が じきじき に ? ||がくちょう|しんがり||| A-A direct recommendation from the director?

( スフィントス ) やった ぜ ! 大 抜擢 じゃ ねぇ か 。 |||だい|ばってき||| Way to go! Talk about a huge vote of confidence!

( 歓声 と 拍手 ) かんせい||はくしゅ

あっ 待って ! |まって

ティ トス くん 君 は 誰 ! ? |とす||きみ||だれ Titus! Who are you?

もし 僕 と 同じ なら なん の ため に ここ へ ? |ぼく||おなじ||||||| If you're the same as me... why are you here?

僕 は 君 と 少し 話 が し て み たい ん だ 。 ぼく||きみ||すこし|はなし||||||| I'd like to talk to you a bit...

( 教師 ) おお ~ 戦って 相手 を 認め た か 。 きょうし||たたかって|あいて||みとめ||

( 教師 ) よき 友 に なり そう だ 。 きょうし||とも|||| Looks like they're going to be good friends.

( ティ トス ) すま ない … 。 えっ ? |とす||| I'm sorry...

君 が い て は 僕 は 役目 を 果た せ ない ! きみ|||||ぼく||やくめ||はた|| With you around, I can't complete my mission!

はっ ! ( ティ トス ) あっ ! ||とす|

ドォーン ! ( 一同 ) う わ ぁ ~ ! |いちどう|||

アラジン ! Aladdin!

≫ アラジン … 。 ≪ 大丈夫 か よ ? あれ 。 → |だいじょうぶ|||

≪ おい … 。

( セレス ) アラジン 起き ない ね 。 ( アラン ) ティ トス は ? ||おき|||||とす| Aladdin still hasn't woken up, huh?

( スフィントス ) 独居 房 で 謹慎 だ と よ 。 |どっきょ|ふさ||きんしん||| He's locked up in solitary.

学徒 同士 の 私 闘 は 禁止 だ 。 当然 だ ぜ 。 がくと|どうし||わたくし|たたか||きんし||とうぜん||

それ より アラジン 大丈夫 か よ ? |||だいじょうぶ|| More importantly... Will Aladdin be okay?

( アモン ) 王 よ 王 よ 。 |おう||おう| O King... O King...

( 歓声 ) かんせい

( アモン ) 王 の 中 の 王 ソロモン 王 よ 。 → |おう||なか||おう|そろもん|おう|

今 世界 は 一 つ に なり つつ あり ます 。 → いま|せかい||ひと|||||| Right now, the world is about to become one.

あなた 様 の ご 偉 功 です 。 |さま|||えら|いさお| It is your greatest feat ever!

あなた の ほか に は 志し た 者 すら おり ませ ぬ 。 → |||||こころざし||もの|||| There is no one else who even tried to realize it.

この 途方 も ない 夢 を 。 |とほう|||ゆめ| Such an extraordinary dream...

あまた の 国 が 信仰 が そして 種族 が → ||くに||しんこう|||しゅぞく| Multiple nations, religions, and tribes...

互い の 過去 を 許し 理解 し 合い → たがい||かこ||ゆるし|りかい||あい For them to mutually forgive the past, learn to understand each other,

あなた と いう 一 つ の 大いなる 器 に 身 を 委ねよ う など と … 。 |||ひと|||おおいなる|うつわ||み||ゆだねよ||| and leave their fates in the hands of a single great vessel – you yourself...

♪ ♪ ~

( ソロモン ) 魔 導 士 たち が → そろもん|ま|みちび|し|| The magicians...

許 せ なかった か … 最期 まで 。 ゆる||||さいご|

ドォーーン ! ドォー-ン

♪ ♪ ~

あっ !

≪ また あの 夢 を … ≫ ||ゆめ|

≪ かつて は 魔 導 士 と そう で ない 人 が → ||ま|みちび|し|||||じん| Because magicians and non-magicians hated each other in the past...

憎しみ 合った せい で … ≫ にくしみ|あった||

≪ 今 同じ こと が 起き れ ば 世界 が 終わる ≫ いま|おなじ|||おき|||せかい||おわる If the same thing happens today, the world will end...

≪ 僕 は それ を 止め たい ≫ ぼく||||とどめ| I want to stop that.

鍵 は この 国 に ある 気 が する ん だ 。 かぎ|||くに|||き|||| The key is...

≪ ティ トス くん も マギ なら それ を 調べ に 来 た の か な ? ≫ |とす|||||||しらべ||らい|||| If Titus is a magi, too, did he come to investigate that, too?

いや それ は ない か な 。 No, that's not likely. Because I'm not like the other three.

僕 は ほか の 三 人 と は 違う もの 。 ぼく||||みっ|じん|||ちがう|

三 人 だけ じゃ なく て アリババ くん や モル さん と も 。 みっ|じん|||||||||||

ここ で は 誰 と も 僕 は 違う から 。 |||だれ|||ぼく||ちがう| Here, there's no one who's like me...

( ティ トス ) も … 申し訳 あり ませ ん 。 → |とす||もうし わけ|||

素性 が バレ て 焦って しまい … 。 → すじょう||||あせって| I panicked when my cover was blown...

まさか ほか の マギ の 手 の 者 が いる なんて 。 |||||て||もの||| I never thought that the subordinate of another magi would be here...

私 は 一体 どう すれ ば いい の でしょ う か ? わたくし||いったい|||||||| What in the world should I do now?

( シェヘラザード ・ 通信 ) しっかり なさい 。 役目 を 果たす の 。 → |つうしん|||やくめ||はたす| Keep your head about you. You must complete your mission.

その ため に あなた は この 世界 に 生まれ て き た の 。 ||||||せかい||うまれ|||| That is precisely why you were brought into this world...

( シェヘラザード ) ティ トス 必ず 戦い抜き なさい → ||とす|かならず|たたかいぬき|

レーム 帝 国 を 守る ため に 。 |みかど|くに||まもる|| In order to protect the Leam Empire.

はい 。

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今日 は 、 冬 の 寒 さ が 一 番 厳しく な る と さ れる きょう||ふゆ||さむ|||ひと|ばん|きびしく|||||

小寒 です 。 しょうかん|

日本 列島 は 北 日本 を 中心 に にっぽん|れっとう||きた|にっぽん||ちゅうしん|

強い 寒気 が 入り込み 、 つよい|かんき||はいりこみ

北海道 の 網走 で 氷点 下 26 度 を 記 録 する など ほっかいどう||あばしり||ひょうてん|した|たび||き|ろく||