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七つの大罪, Nanatsu no Taizai Episode 15

Nanatsu no Taizai Episode 15

( ナレ ー ション ) < 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は

オー ダン の 村 で 不思議 な 少年 に 出会った >

< 一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪

色 欲 の 罪 ゴウ セル と 思 しき 鎧 の 巨人 が

殺戮 集団 「 暁 闇 の 咆哮 」 に 襲撃 さ れ て いる 現場 に

駆けつける 。 しかし …>

♪~

( メリオダス ) ゴウ セル !

< 彼 こそ が 五 人 目 の 大 罪人 。 N その 名 は …>

( ゴウセル ) 七 つ の 大 罪 が 一 人 色 欲 の 罪

色 欲 の 罪 ゴウ セル 。

( スレイダ ー ) この 若 造 が 七 つ の 大 罪 です って ?

( サイモン ) 信じ られ ない …。 N ( ワインハイト ) いや

こいつ は 俺 の フル チャージ の 矢 を 素手 で 止め た 。

そんな 芸当 が ただ の あん ちゃん に できる と は

考え られ ねぇ っす 。 N ( ジリアン ) ん ん …。

( ゴウセル ) その とおり 。 正真正銘 俺 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル だ 。

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 聖 騎士 を 有 する 国 は リオ ネス 一 国 に とどまら ず

ブリ タニア 全土 に 及 ん だ >

< 魔力 は 力 で あり その 力 こそ が

一 国 の 命運 を も 左右 し た >

< 数 ある 騎士 たち の 中 で ブリ タニア 全土 に

その 名 を 轟か せ た その 者 たち の 名 は …>

♪~

ザァーー ( 雨音 )

( バン ) へえ ~ 鎧 の 中身 は

こう なって た の か よ 。 N 俺 は てっきり

で っ かい おやじ が 入って る の か と 思って た ぜ 。

姿勢 歩き 方 声 音 態度 頬 の 傷

お前 は やはり 不死身 の バン か 。

う わ っ ! その 感じ ゴウ セル だ わ 。

( スレイダ ー ) ん …。 N あいつ も 七 つ の 大 罪 ?

( ゴウセル ) と いう こと は あの 限りなく 俺 の 知る メリオダス と

瓜二つ の 少年 は …。 N ( サイモン ) ん ?

そう です 俺 が 団長 メリオダス です !

この チンチクリン が 七 つ の 大 罪 の 団長 だ と ! ?

えっ ショック ?

驚 い た な 。 N そういう 顔 に は 見え ねぇ ぞ 。

なら あれ は どう だ ? 絶対 驚く ! キング だ ぜ 。

いや 別人 だ 。 骨 声 音 体 臭 が

キング と は まるで 別物 だ ろ う 。 N 体 臭 ?

( キング ) ふん ! キモ っ !

えっ ?

間違い なく 本人 だ 。 N 切り替え 早 っ !

パン パン ( スレイダ ー ) ワンダフォ ~ !

ゴウ セル に 続 い て 七 つ の 大 罪 の 三 人 に 出会え る なんて

ハッピー ! ぜひ 一 度

手 合わせ 願い たい ところ だ けど … N 残念 。

今日 の アタシ たち の 任務 は

あくまで あの 鎧 巨人 の 首 を 持ち帰る こと な の よ ん 。

鎧 に 入って ん の は 誰 な ん だ ? よく 分から ない 。

ん ? ( スレイダ ー ) さあ

仕事 の 時間 よ 。

彼 を そっと して おい て くれ ない か 。 N 頼む 。

( バン ) おい ゴウ セル 勝手 に やらせ ときゃ いい だ ろ 。

( キング ) まあ 確かに おい ら たち も ゴウ セル だ と 思った から

守 ろ う と し た だけ だ し … ねえ ? う ~ ん 。

( 鎧 巨人 ) ぼ お ぉ ~~

この 魔力 を 肌 で 感じ た うえ で まだ 彼 を 倒せ る と ?

( スレイダ ー ) 倒せ る 。 N 無論 アタシ たち の うち 二 人 …

いや 一 人 は 確実 に 死ぬ 。

だが 確実 に こいつ の 首 を 討ち 取れる わ 。

冷静 な 判断 だ 。 N ならば や む を えん 。

♪~

ザシュ !

♪~

持っていけ 。 N ( スレイダ ー ) なんの … つもり ?

いちばん の 平和 的 解決 法 だ 。

俺 たち 三つ巴 の 戦い が 起これ ば その 余波 で

麓 の オー ダン の 村人 の 全滅 は 必至 。

それ に 死 ん だ 騎士 たち も これ で 多少 は 報われよ う 。

( スレイダ ー ) ふ っ 。 それ じゃあ 頂く わ 。

いい の か スレイダー ! ? 僕ら の 獲物 を 勝手 に …。

( スレイダ ー ) 童 は お 黙り ! あっ 。

( スレイダ ー ) 気 に 入った わ 色 欲 の 罪 ゴウ セル 。

その 強 さ と 伝説 に 敬意 を 表し て 退 い て あげる 。

でも もし いずれ あなた たち の 首 を 取れ と 命令 が 出 れ ば

その とき は …。 まあ いい わ 。

バイバ ~ イ 。

( ゴウセル ) バイバ ~ イ 。 N ( 3 人 ) ん ?

( キング ) でも 驚 い た な 。 N 君 は この モンスター に

同情 し て いる よう に 見え た のに 。

同情 …。 俺 は 同情 し て いる の か ?

( キング バン ) ん ?

これ お前 の 鎧 だ よ な 。 N 身代わり に でも し て た の か ?

いい や 。 N しか し 結果 的 に そう なった 。

彼 を 俺 だ と 勘違い し た の だ ろ う 。

( バン ) お前 の 素顔 な ん か 見 た こと ねぇ し 。

( ゴウセル ) そう か 。 と いう こと は 変装 は 不要 だった の か 。

それにしても こんな モンスター 初めて 見る な 。

彼 の 魔力 の 奥底 から かすか に 漂う におい …

おそらく 元 は 人間 だ 。 N えっ ?

ん ん …。 N ( キング ) 人間 ! ?

ん ? ( キング ) う わ っ !

( ゴウセル ) さて 頑張って 四 人 で 食い止めよ う 。

あら ら 。 どう なって ん の ?

言った ろ ? 三つ巴 で ぶつかれ ば 事態 は 混乱 を 極め た 。

( キング ) く … 首 を は ねた の に 生き てる !

( ゴウセル ) ああ 。 N 首 は もはや 飾り に すぎ ない 。

それ の どこ が 元 人間 な の ! ? 異常 すぎる よ !

もちろん ただ の 人間 で は ない 。

聖 騎士 の なれ の 果て だ 。

( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~

( サイモン ) しかし 解せ ない な 。

ゴウ セル は どんな 理由 で 化け物 に 鎧 を 着せ て いたって いう ん だ ?

( ジリアン ) 興味 ない わ ね 。 私 は もっと ヤツ ら と 戦って み たかった 。

( スレイダ ー ) 解せ ない わ 。 N ( サイモン ) だ ろ ?

( スレイダ ー ) なぜ ヘル ブラム の じ じい は こいつ を

執拗 に 殺し た がって い た の か 。 N ( サイモン ) あっ 。

( スレイダ ー ) なぜ 手 飼い の 新 世代 を 使わ なかった の か 。

( ワインハイト ) 新 世代 の 手 に は 負えない 案件 だった から っす よ 。

( スレイダ ー ) アタシ に は この 化け物 の 存在 を

必死 に なって 隠ぺい し て いる よう に 感じる わ 。

( キング ) 聖 騎士 の なれ の 果て ? ( ゴウセル ) 感じる はず だ 。

邪悪 な 魔力 の 奔流 の 底 に 漂う

よど ん だ 聖 騎士 の 魔力 を 。

その 邪悪 で 大きな 魔力 を 抑える ため に

俺 の 鎧 を 着せ て い た が 度重なる 破損 で

封印 が 解か れ て しまった 。 N そういう こと か 。

少なくとも 話 の 通じる 相手 じゃ な さ そう だ な 。

ぐ お ぉ ~~ ! ドーン !

飛ばす ぞ ! おう !

ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ …

ぐ お ぉ ~ ! あ だっ !

ふ っふ っ ふ ~ ! 二 人 と も

戦い に おい て は まず 相手 の 出方 を 見る べき だ よ 。

( バン ) えっ ら そう に ! おお ~ も ふ も ふ !

( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 二 形態 「 守護 獣 」。

神 樹 は 外敵 から 身 を 守る ため

自ら に 生える 苔 に 形 を 与え 戦わ せる ん だ 。

苔 から 作ら れ た 体 は あらゆる 攻撃 を い なし

水分 を 多く 含む 体 は 炎 に 強い 耐性 を 持つ 。

ぐ わ ぁ ~ !

ぐ お っ ! バキン !

寒 さ に は 弱かった 。 N ( キング ) ノー !

ゴウ セル 次 は お前 だ !

( ゴウセル ) 眼鏡 が 曇った 。

しばらく 三 人 で もた せ て くれ 。 N ( 3 人 ) えっ ?

( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~ ! ドーン !

ぐ お ぉ ~ ! ( バン ) ふ ぅ ~ やれやれ 。

団 ち ょ 素手 じゃ きつい かも な 。

えり好み し て いる 場合 じゃ ねぇ よ な 。

借りる ぜ 。

ぶ わ ぁ ~ !

普通 の 武器 が 通用 する の か ?

付 呪 ・「 獄 炎 」 !

ぐ お ぉ ~~…。

黒い 炎 ! ? あれ は …。

団 ち ょ ! 一気に 畳みかけろ ! おう !

ふ っ ! ( 鎧 巨人 ) う ぅ …。

ない … く … れ …。 N は っ !

早く とどめ を 刺せ ! ( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ !

あっ や べ っ 。 N バカ が !

ドスッ ! 光 の 矢 ! ? この 隙 に 団長 を !

♪~

何 やって る 団 ち ょ ! ? 今 の は いけ た ろ う が !

あいつ 何 か 話し た 。 N あっ 。

おそらく 元 の 聖 騎士 だ 。

それ が な ん だ ! ? さっさと 殺せ ! まだ 生き てる ん だ ぞ !

何 甘え た こ と 言って や がる ! くっ !

( ゴウセル ) 喧嘩 し て いる の か ?

ゴウ セル …。 ん ?

動き が 止まった ? 倒し た の か ?

( ゴウセル ) いい や 幻 に とらわれ た の だ 。

それ が 俺 の 魔力 「 侵食 」。

彼 は 今 自身 が 最も 戻り たかった 遠き 日 の 幻 の 中 に いる 。

相変わらず 陰険 で ま どろ っこ し い 野郎 だ 。

さっさと 殺しゃ あい い 。

俺 に は 彼 を 殺せ ない 。 N あん ?

彼 は 自ら 望 ん で 生まれ た 存在 で は ない 。

だから 俺 に は 殺せ ない 。

けっ ! この世 に 好き で 生まれる 人間 が いる か っ つ ぅ の 。

どけ 俺 が 殺す 。

やめろ 。 あいつ に は まだ 人間 の 部分 が 残って る 。

( ディアンヌ ) 団長 遅い ねぇ 。

( ホ ー ク ) す っ げ ぇ 獲物 捕まえ て ん の かも な 。

( エリザベス ) メリオダス 様 …。 N ≫ ドンドン ( ノック )

≫ お ~ い すま ん が 開 い と る か ? あっ 。

なん じゃ ほか は どこ も 閉まって る よう で な 。

いらっしゃい ませ 。 あっ

ケイン さん … で し た っけ ?

確か バイ ゼル で メリオダス 様 と 戦った …。

( ケイン ) そんな …。 これ は 夢 か ?

リズ ! えっ ?

喧嘩 を する と いう こと は 仲 が いい の か ?

喧嘩 って わけ じゃ …。 N 仲 よき こと は

美しき こと … な の か ? はい ?

♪~

( バン ) ふ っ 。 俺 に 命令 す ん な 。

はっ 。

( ケイン ) そう か メリオダス は 無事 か 。

うん うん よかった 。 N どうぞ 。

すま ん のう リオ ネス の 王女 様 に 。 N いえ 。

♪~

それにしても 驚 い た わ い 。

端正 な 顔だち 柔らか な 声 も よう 似 て おる 。

リズ が 生き返った か と 思って しも うた 。

あの 娘 が 生き とれ ば もう 妙 齢 の 女性 に な っと る はず じゃ 。

ケイン さん の 娘 さん です か ?

( ケイン ) 「 リズ 」 は 愛称 で な 。 N 名前 は 王女 様 と 同じ

エリザベス 。 N えっ ?

( ケイン ) メリオダス の 恋人 じゃ った 。 N あっ …。

リズ は 敵国 の 女 騎士 で な 。

ダナ フォール へ の 夜襲 で 失敗 し 捕らえ られ

処刑 宣告 さ れ た 。 N それ を 救った の は ほか で も ない

当時 ダナ フォール の 聖 騎士 団長 だった メリオダス じゃ 。

当然 ほか の 者 は 口 を そろえ 異議 を 唱え た 。

( 回想 ) ( ( そんじゃ お前 ら 全員 俺 の 敵 な ) )

( 兵士 たち ) ( ( ええ ~ ! ) )

( リズ ) ( ( 甘 っち ょろ い 男 だ な ) )

( ( そう ? ) ) ( リズ ) ( ( 「 そう ? 」 じゃ ない よ ! ) )

( ( どうせ お前 の 目的 は 私 の 体 な ん だ ろ ! ? ) )

( ( 近寄ったら ぶち 殺す ! ) )

( ( まあ まあ そう 興奮 す ん な よ ) )

( ( 飯 でも 食 お う ぜ ) ) ( ( この ! ) )

( ケイン ) リズ は もともと その 敵国 に 奴隷 と して 売ら れ た 身 で な 。

自分 以外 の 誰 の こと も 信用 し て い なかった 。

じゃ が これ も 運命 の 出会い と いう やつ かのう 。

甘 っち ょろ い 男 と 反発 し ながら も

リズ は 次第に メリオダス に 惹 か れ て いった 。

リズ 自身 も 不思議 な 魅力 を 持つ 娘 で な 。

わし ら も リズ に 心 を 開 い て いった 。

全て は 遠い 日 の 風景 じゃ 。

甘 っち ょろ い 男 だ なんて …。

メリオダス 様 は とても … N とても 優しい だけ です 。

ふ ふ っ 。 メリオダス が

まとも な 剣 を 持た ん 理由 を 知って おる か ?

( ケイン ) 強 すぎる ん じゃ よ 。 N ヤツ と 本気 で 剣 を 交え て

無事 じゃ った 者 は おら ん 。 N だ から 剣 を 持た ん 。

そう … N 同時に ヤツ は 優し すぎる ん じゃ 。

それ は ? リズ が

かつて メリオダス に 贈った もの じゃ 。

( ( 剣 は 不要 だ 。 N 俺 は 誰 も 殺し たく ねぇ ) )

( ケイン ) それ で わし が 代わり に ずっと 預かって おる ん じゃ よ 。

バン … なんで 殺し た ?

化け物 に な っち まっ た 野郎 の クソ み て ぇ な 人生 に

幕 を 引 い て やった ん だ ろ 。 N 感謝 し て ほしい くらい だ ぜ 。

バン ! ( キング ) 二 人 と も あれ を !

あぁ …。 N ( キング ) 何 か つぶや い て いる みたい 。

心臓 を えぐら れ て なお 彼 は 幻 を 見て いる の だ 。

♪~

( デ ー ル ) どう か 父 を 許し て くれ 。

全て は 私 の 弱 さ が 原因 だ 。

お前 たち に 何も して やれ なかった 。

弟 を … N ジール を 守って やって くれ 。

頼 ん だ ぞ ギーラ 。

さらば だ 。 愛し い 私 の 娘

私 の 息子 … よ …。

ぎ ゃは は はっ

ぎ ゃ は はっ ! は は はっ !

どう なって や がる ! ? 心臓 は 確かに …。

あっ ! くそ っ こいつ も 魔 神 か !

( ディアンヌ ) 何 ?

なん じゃ ? この とてつもない 魔力 は 。

様子 を 見 て くる 。 N 王女 様 は ここ に !

ガチャ ( ドア の 開閉 音 )

♪~

( 心 の 声 ) ≪ メリオダス 様 …≫

♪~

( ケイン ) 何 が 起き て おる ん じゃ 。

≫ ( ディアンヌ ) あっ ! ( ケイン ) ん ?

ケイン の お じいちゃん ! う わ っ ! 巨人 族 か ! ?

ん ? なぜ わし の こと を ?

あっ エリザベス ちゃん !

( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! は は はっ ! ぎ ゃは は はっ !

( バン ) なんで 聖 騎士 が 魔 神 に ! ?

どう なって る !

思い出し た 。 あの 顔

10 年 前 まだ 駆け出し の 聖 騎士 だった デール だ 。

( キング ) あの 親 バカ デール ! ? おい ら たち み たく なって

娘 の 自慢 の 種 に なり たい って よく 言って い た …。

なぜ こんな 姿 に 。 N 来る ぞ 。

( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! デール ! 俺 を 覚え て いる だ ろ ! ?

目 を 覚ませ デール !

何 やって ん だ バカ ! ドゴン !

バン ! ( キング ) 伏せ て 団長 !

「 炸裂 する 刃 雨 」 !

あっ 貫通 し ない ! ? ( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ 。 は はっ !

だったら …。 N やめろ キング !

えっ でも …。 う わ ぁ ~ !

あ あっ ! キング !

デール いいかげん に しろ !

( バン ) いいかげん に する の は よ ぉ … N て め ぇ だ !

あっ バン が 団長 を 殴った 。 なぜ だ ?

ゴウ セル … 君 も 少し は 戦 お う よ 。

少し 考え させ て くれ ない か ? 考える の ! ?

( バン ) やる 気 が ねぇ なら ここ から う せろ 。

中途半端 な 甘 さ は 誰 も 救え ねぇ 。

て め ぇ と 仲間 を 殺す だけ だ 。

バン …。 N ≪ メリオダス 様 !

は ぁ は ぁ は ぁ …。

♪~

エリザベス ! これ を !

あの 剣 は …。

( リズ ) ( ( なあ メリオダス ) )

( ( お前 に この 剣 を 受け取って ほしい ん だ ) )

リズ さん は 戦って ほしかった ん じゃ あり ませ ん !

あなた に 生き て ほしかった から !

私 も 同じ です 。 人々 の ため に 戦う あなた の ため なら …

その ため の 罪 なら …

私 も 一緒 に 背負い ます !

いい の か よ ~ ? 女 に あそこ まで 言わ せ … あっ 。

♪~

許せ よ デール 。 N ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ !

ぐ は っ …。

♪~

( キング ) すごい じゃ ない 団長 。 N ( ゴウセル ) さすが だ 。

キング 悪かった な 。

( キング ) う うん 。 これ ぐらい 大丈夫 さ 。

やれ ば 団 ち ょ も で きん じゃ ん 。 N ん ?

( キング ) でも 人間 が 魔 神 に 変身 する なんて こと

あり える の か な ? う ~ ん 呪い ?

もしくは なんらか の 実験 か 術 か …。

ポル ポル ポル ! ( キング ) まさか 人為 的 に

魔 神 を 造り出す って こと ?

それ も 王国 聖 騎士 を 使って な 。

そんな こと が 二 人 の 聖 騎士 長 の 目 を 盗 ん で

できる はず … はっ ! もし かして …。

ああ 。 聖 騎士 長 本人 が 関わって いる 可能 性 が 高 ぇ 。

つまり ドレ ファス あるいは …。

ポル ポル ! ん ?

( ゴウセル ) ヘンド リク セン 。 N 何 か 分かった の か ?

( ゴウセル ) ああ 。 この 件 に 関わって る と み られる 人物 は

聖 騎士 長 ヘンド リク セン だ 。

ポル ポル ポル ポル !

ポル …

( バン ) さ ~ て 腹 も 減った し 戻る か 。

( キング ) ディ アンヌ も 心配 し てる だ ろ う し ね 。

( バン ) 団 ち ょ の こと を な 。 N ( キング ) むか っ !

( ( ガァーー ! ) )

( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~~ ! ぶ お っ ! ) ) ( ( ドシュ ! ) )

( 巨人 ) ( ( ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ) )

♪~

( ゴウセル ) ( ( 君 は 誰 だ ? 何 を 興奮 し て いる ? ) )

( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~ ! ) ) ( ( ドゴン ! ) )

( ゴウセル ) ( ( そう か 君 に も 分から ない の か ) )

♪~

( ゴウセル ) ( ( 俺 の 名 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル ) )

( ( この 鎧 に は 魔力 の 暴走 を 抑制 する

付 呪 が 施さ れ て いる 。 N 君 に 与えよ う ) )

♪~

( ( なぜ ついてくる ? ) )

( 鎧 巨人 ) ( ( 本 … ) ) ( ( 君 も 読む か ? ) )

( ゴウセル ) ( ( あっ 。 分かった 俺 が 読む ) )

( ( 君 は そこ で 聞い て い て くれ ) )

( ゴウセル ) ( ( 新しい 本 を 探し に 人里 へ 下りる 。 それ に あたり … ) )

( アラン ) ( ( 僕 は アラン 。 N 趣味 は 読書 です 。 どう でしょ う ? ) )

( 鎧 巨人 ) ( ( う っ … ゴウ セル … ) )

( ( ゴウ セル じゃ あり ませ ん 。 N アラン です ) )

ゴウ … セル …。

はい 僕 は ここ に い ます 。

あ … ありがとう … 友 よ …。

友 …。 友達 です か ?

友達 と は 大切 な 人 の こと だ と 聞き まし た 。

僕 は 君 の 友達 に なれ た の です か ?

教え て ください デール 。

( ゴウセル ) 人 は こんな とき に 涙 を 流す もの な の だ ろ う か 。

♪~

お前 の おかげ で 何 か が 吹っ切れ た 。

行 こ う ぜ 。 ここ から 先 は 死闘 だ ! はい !

♪~

♪~

♪~

( スレイダ ー ) さあ どうぞ 。 約束 の 品 よ 。

( ヘルブラム ) う ~ ん …。 確かに 死 ん だ ところ を 確認 し た な ?

( スレイダ ー ) 疑り 深い じいさん ね 。

だったら その 目 で 確かめ に 行け ば いい わ 。

( ヘルブラム ) いやいや ご 苦労 さん 。

おい ギーラ 。 N ( ギ ー ラ ) はい 。

( ヘルブラム ) これ の 処分 を 頼 ん で いい ? ( ギ ー ラ ) はっ ?

ボゥン !

はい よく でき まし た 。

< 七 つ の 大 罪 色 欲 の 罪 ゴウ セル が 旅 の 仲間 に 加わった >

< ちなみに ゴウ セル の 罪 は 色 欲 の 罪 で ある ! >

で どの 辺 が 色 欲 … な わけ ? ( ゴウセル ) そうだ な

この 辺 と か この 辺 と か 。

だが いちばん の 色 欲 ポイント は

ここ だ ろ う 。

< 次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 駆り立て られる 伝説 たち 」>

よ ~ し ! じゃあ 俺 も いっち ょ 色 欲 って みる ぜ 。

過激 派 イスラム 国 と さ れる グルー プ に よる

日本 人 人質 事件 は 新た な 局面 を 迎 え た 。

湯川 遥 菜 さん の 遺体 と さ れる

新た に 公開 さ れ た 画像 に つい て 、


Nanatsu no Taizai Episode 15 Nanatsu no Taizai Episode 15

( ナレ ー ション ) < 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は |||おうこく||すくう||のこる|なな|||だい|ざい||さがす||

オー ダン の 村 で 不思議 な 少年 に 出会った > おー|||むら||ふしぎ||しょうねん||であった

< 一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪 いっぽう||||なな|||だい|ざい

色 欲 の 罪 ゴウ セル と 思 しき 鎧 の 巨人 が いろ|よく||ざい||||おも||よろい||きょじん|

殺戮 集団 「 暁 闇 の 咆哮 」 に 襲撃 さ れ て いる 現場 に さつりく|しゅうだん|あかつき|やみ||ほうこう||しゅうげき|||||げんば|

駆けつける 。 しかし …> かけつける|

♪~

( メリオダス ) ゴウ セル !

< 彼 こそ が 五 人 目 の 大 罪人 。\ N その 名 は …> かれ|||いつ|じん|め||だい|ざいにん|||な|

( ゴウセル ) 七 つ の 大 罪 が 一 人 色 欲 の 罪 |なな|||だい|ざい||ひと|じん|いろ|よく||ざい

色 欲 の 罪 ゴウ セル 。 いろ|よく||ざい||

( スレイダ ー ) この 若 造 が 七 つ の 大 罪 です って ? |||わか|つく||なな|||だい|ざい||

( サイモン ) 信じ られ ない …。\ N ( ワインハイト ) いや |しんじ|||||

こいつ は 俺 の フル チャージ の 矢 を 素手 で 止め た 。 ||おれ||ふる|ちゃーじ||や||すで||とどめ|

そんな 芸当 が ただ の あん ちゃん に できる と は |げいとう|||||||||

考え られ ねぇ っす 。\ N ( ジリアン ) ん ん …。 かんがえ|||||||

( ゴウセル ) その とおり 。 正真正銘 俺 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル だ 。 |||しょうしんしょうめい|おれ||いろ|よく||ざい|||

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が |||じん||じん|||||せかい|

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 > わかた||||||ふる||ものがたり

< 聖 騎士 を 有 する 国 は リオ ネス 一 国 に とどまら ず せい|きし||ゆう||くに||||ひと|くに|||

ブリ タニア 全土 に 及 ん だ > ぶり||ぜんど||およ||

< 魔力 は 力 で あり その 力 こそ が まりょく||ちから||||ちから||

一 国 の 命運 を も 左右 し た > ひと|くに||めいうん|||さゆう||

< 数 ある 騎士 たち の 中 で ブリ タニア 全土 に すう||きし|||なか||ぶり||ぜんど|

その 名 を 轟か せ た その 者 たち の 名 は …> |な||とどろか||||もの|||な|

♪~

ザァーー ( 雨音 ) ザァー-|あまおと

( バン ) へえ ~ 鎧 の 中身 は ||よろい||なかみ|

こう なって た の か よ 。\ N 俺 は てっきり |||||||おれ||

で っ かい おやじ が 入って る の か と 思って た ぜ 。 |||||はいって|||||おもって||

姿勢 歩き 方 声 音 態度 頬 の 傷 しせい|あるき|かた|こえ|おと|たいど|ほお||きず

お前 は やはり 不死身 の バン か 。 おまえ|||ふじみ||ばん|

う わ っ ! その 感じ ゴウ セル だ わ 。 ||||かんじ||||

( スレイダ ー ) ん …。\ N あいつ も 七 つ の 大 罪 ? ||||||なな|||だい|ざい

( ゴウセル ) と いう こと は あの 限りなく 俺 の 知る メリオダス と ||||||かぎりなく|おれ||しる||

瓜二つ の 少年 は …。\ N ( サイモン ) ん ? うりふたつ||しょうねん||||

そう です 俺 が 団長 メリオダス です ! ||おれ||だんちょう||

この チンチクリン が 七 つ の 大 罪 の 団長 だ と ! ? |||なな|||だい|ざい||だんちょう||

えっ ショック ? |しょっく

驚 い た な 。\ N そういう 顔 に は 見え ねぇ ぞ 。 おどろ||||||かお|||みえ||

なら あれ は どう だ ? 絶対 驚く ! キング だ ぜ 。 |||||ぜったい|おどろく|きんぐ||

いや 別人 だ 。 骨 声 音 体 臭 が |べつじん||こつ|こえ|おと|からだ|くさ|

キング と は まるで 別物 だ ろ う 。\ N 体 臭 ? きんぐ||||べつもの|||||からだ|くさ

( キング ) ふん ! キモ っ !

えっ ?

間違い なく 本人 だ 。\ N 切り替え 早 っ ! まちがい||ほんにん|||きりかえ|はや|

パン パン ( スレイダ ー ) ワンダフォ ~ ! ぱん|ぱん|||

ゴウ セル に 続 い て 七 つ の 大 罪 の 三 人 に 出会え る なんて |||つづ|||なな|||だい|ざい||みっ|じん||であえ||

ハッピー ! ぜひ 一 度 はっぴー||ひと|たび

手 合わせ 願い たい ところ だ けど …\ N 残念 。 て|あわせ|ねがい||||||ざんねん

今日 の アタシ たち の 任務 は きょう|||||にんむ|

あくまで あの 鎧 巨人 の 首 を 持ち帰る こと な の よ ん 。 ||よろい|きょじん||くび||もちかえる|||||

鎧 に 入って ん の は 誰 な ん だ ? よく 分から ない 。 よろい||はいって||||だれ|||||わから|

ん ? ( スレイダ ー ) さあ

仕事 の 時間 よ 。 しごと||じかん|

彼 を そっと して おい て くれ ない か 。\ N 頼む 。 かれ||||||||||たのむ

( バン ) おい ゴウ セル 勝手 に やらせ ときゃ いい だ ろ 。 ||||かって||||||

( キング ) まあ 確かに おい ら たち も ゴウ セル だ と 思った から ||たしかに|||||||||おもった|

守 ろ う と し た だけ だ し … ねえ ? う ~ ん 。 しゅ|||||||||||

( 鎧 巨人 ) ぼ お ぉ ~~ よろい|きょじん|||

この 魔力 を 肌 で 感じ た うえ で まだ 彼 を 倒せ る と ? |まりょく||はだ||かんじ|||||かれ||たおせ||

( スレイダ ー ) 倒せ る 。\ N 無論 アタシ たち の うち 二 人 … ||たおせ|||むろん|||||ふた|じん

いや 一 人 は 確実 に 死ぬ 。 |ひと|じん||かくじつ||しぬ

だが 確実 に こいつ の 首 を 討ち 取れる わ 。 |かくじつ||||くび||うち|とれる|

冷静 な 判断 だ 。\ N ならば や む を えん 。 れいせい||はんだん|||||||

♪~

ザシュ !

♪~

持っていけ 。\ N ( スレイダ ー ) なんの … つもり ? もっていけ|||||

いちばん の 平和 的 解決 法 だ 。 ||へいわ|てき|かいけつ|ほう|

俺 たち 三つ巴 の 戦い が 起これ ば その 余波 で おれ||みつどもえ||たたかい||おこれ|||よは|

麓 の オー ダン の 村人 の 全滅 は 必至 。 ふもと||おー|||むらびと||ぜんめつ||ひっし

それ に 死 ん だ 騎士 たち も これ で 多少 は 報われよ う 。 ||し|||きし|||||たしょう||むくわれよ|

( スレイダ ー ) ふ っ 。 それ じゃあ 頂く わ 。 ||||||いただく|

いい の か スレイダー ! ? 僕ら の 獲物 を 勝手 に …。 ||||ぼくら||えもの||かって|

( スレイダ ー ) 童 は お 黙り ! あっ 。 ||わらべ|||だまり|

( スレイダ ー ) 気 に 入った わ 色 欲 の 罪 ゴウ セル 。 ||き||はいった||いろ|よく||ざい||

その 強 さ と 伝説 に 敬意 を 表し て 退 い て あげる 。 |つよ|||でんせつ||けいい||あらわし||しりぞ|||

でも もし いずれ あなた たち の 首 を 取れ と 命令 が 出 れ ば ||||||くび||とれ||めいれい||だ||

その とき は …。 まあ いい わ 。

バイバ ~ イ 。

( ゴウセル ) バイバ ~ イ 。\ N ( 3 人 ) ん ? ||||じん|

( キング ) でも 驚 い た な 。\ N 君 は この モンスター に ||おどろ|||||きみ||||

同情 し て いる よう に 見え た のに 。 どうじょう||||||みえ||

同情 …。 俺 は 同情 し て いる の か ? どうじょう|おれ||どうじょう|||||

( キング バン ) ん ?

これ お前 の 鎧 だ よ な 。\ N 身代わり に でも し て た の か ? |おまえ||よろい|||||みがわり|||||||

いい や 。\ N しか し 結果 的 に そう なった 。 |||||けっか|てき|||

彼 を 俺 だ と 勘違い し た の だ ろ う 。 かれ||おれ|||かんちがい||||||

( バン ) お前 の 素顔 な ん か 見 た こと ねぇ し 。 |おまえ||すがお||||み||||

( ゴウセル ) そう か 。 と いう こと は 変装 は 不要 だった の か 。 |||||||へんそう||ふよう|||

それにしても こんな モンスター 初めて 見る な 。 |||はじめて|みる|

彼 の 魔力 の 奥底 から かすか に 漂う におい … かれ||まりょく||おくそこ||||ただよう|

おそらく 元 は 人間 だ 。\ N えっ ? |もと||にんげん|||

ん ん …。\ N ( キング ) 人間 ! ? ||||にんげん

ん ? ( キング ) う わ っ !

( ゴウセル ) さて 頑張って 四 人 で 食い止めよ う 。 ||がんばって|よっ|じん||くいとめよ|

あら ら 。 どう なって ん の ?

言った ろ ? 三つ巴 で ぶつかれ ば 事態 は 混乱 を 極め た 。 いった||みつどもえ||||じたい||こんらん||きわめ|

( キング ) く … 首 を は ねた の に 生き てる ! ||くび||||||いき|

( ゴウセル ) ああ 。\ N 首 は もはや 飾り に すぎ ない 。 |||くび|||かざり|||

それ の どこ が 元 人間 な の ! ? 異常 すぎる よ ! ||||もと|にんげん|||いじょう||

もちろん ただ の 人間 で は ない 。 |||にんげん|||

聖 騎士 の なれ の 果て だ 。 せい|きし||||はて|

( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~ よろい|きょじん|||

( サイモン ) しかし 解せ ない な 。 ||かいせ||

ゴウ セル は どんな 理由 で 化け物 に 鎧 を 着せ て いたって いう ん だ ? ||||りゆう||ばけもの||よろい||ちゃくせ|||||

( ジリアン ) 興味 ない わ ね 。 私 は もっと ヤツ ら と 戦って み たかった 。 |きょうみ||||わたくし|||やつ|||たたかって||

( スレイダ ー ) 解せ ない わ 。\ N ( サイモン ) だ ろ ? ||かいせ||||||

( スレイダ ー ) なぜ ヘル ブラム の じ じい は こいつ を

執拗 に 殺し た がって い た の か 。\ N ( サイモン ) あっ 。 しつよう||ころし|||||||||

( スレイダ ー ) なぜ 手 飼い の 新 世代 を 使わ なかった の か 。 |||て|かい||しん|せだい||つかわ|||

( ワインハイト ) 新 世代 の 手 に は 負えない 案件 だった から っす よ 。 |しん|せだい||て|||おえない|あんけん||||

( スレイダ ー ) アタシ に は この 化け物 の 存在 を ||||||ばけもの||そんざい|

必死 に なって 隠ぺい し て いる よう に 感じる わ 。 ひっし|||いんぺい||||||かんじる|

( キング ) 聖 騎士 の なれ の 果て ? ( ゴウセル ) 感じる はず だ 。 |せい|きし||||はて||かんじる||

邪悪 な 魔力 の 奔流 の 底 に 漂う じゃあく||まりょく||ほんりゅう||そこ||ただよう

よど ん だ 聖 騎士 の 魔力 を 。 |||せい|きし||まりょく|

その 邪悪 で 大きな 魔力 を 抑える ため に |じゃあく||おおきな|まりょく||おさえる||

俺 の 鎧 を 着せ て い た が 度重なる 破損 で おれ||よろい||ちゃくせ|||||たびかさなる|はそん|

封印 が 解か れ て しまった 。\ N そういう こと か 。 ふういん||とか|||||||

少なくとも 話 の 通じる 相手 じゃ な さ そう だ な 。 すくなくとも|はなし||つうじる|あいて||||||

ぐ お ぉ ~~ ! ドーン !

飛ばす ぞ ! おう ! とばす||

ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ …

ぐ お ぉ ~ ! あ だっ !

ふ っふ っ ふ ~ ! 二 人 と も ||||ふた|じん||

戦い に おい て は まず 相手 の 出方 を 見る べき だ よ 。 たたかい||||||あいて||でかた||みる|||

( バン ) えっ ら そう に ! おお ~ も ふ も ふ !

( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 二 形態 「 守護 獣 」。 |れい|やり||だい|ふた|けいたい|しゅご|けだもの

神 樹 は 外敵 から 身 を 守る ため かみ|き||がいてき||み||まもる|

自ら に 生える 苔 に 形 を 与え 戦わ せる ん だ 。 おのずから||はえる|こけ||かた||あたえ|たたかわ|||

苔 から 作ら れ た 体 は あらゆる 攻撃 を い なし こけ||つくら|||からだ|||こうげき|||

水分 を 多く 含む 体 は 炎 に 強い 耐性 を 持つ 。 すいぶん||おおく|ふくむ|からだ||えん||つよい|たいせい||もつ

ぐ わ ぁ ~ !

ぐ お っ ! バキン !

寒 さ に は 弱かった 。\ N ( キング ) ノー ! さむ||||よわかった|||のー

ゴウ セル 次 は お前 だ ! ||つぎ||おまえ|

( ゴウセル ) 眼鏡 が 曇った 。 |めがね||くもった

しばらく 三 人 で もた せ て くれ 。\ N ( 3 人 ) えっ ? |みっ|じん|||||||じん|

( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ~~ ! ドーン ! よろい|きょじん||||

ぐ お ぉ ~ ! ( バン ) ふ ぅ ~ やれやれ 。

団 ち ょ 素手 じゃ きつい かも な 。 だん|||すで||||

えり好み し て いる 場合 じゃ ねぇ よ な 。 えりごのみ||||ばあい||||

借りる ぜ 。 かりる|

ぶ わ ぁ ~ !

普通 の 武器 が 通用 する の か ? ふつう||ぶき||つうよう|||

付 呪 ・「 獄 炎 」 ! つき|まじない|ごく|えん

ぐ お ぉ ~~…。

黒い 炎 ! ? あれ は …。 くろい|えん||

団 ち ょ ! 一気に 畳みかけろ ! おう ! だん|||いっきに|たたみかけろ|

ふ っ ! ( 鎧 巨人 ) う ぅ …。 ||よろい|きょじん||

ない … く … れ …。\ N は っ !

早く とどめ を 刺せ ! ( 鎧 巨人 ) ぐ お ぉ ! はやく|||させ|よろい|きょじん|||

あっ や べ っ 。\ N バカ が ! |||||ばか|

ドスッ ! 光 の 矢 ! ? この 隙 に 団長 を ! |ひかり||や||すき||だんちょう|

♪~

何 やって る 団 ち ょ ! ? 今 の は いけ た ろ う が ! なん|||だん|||いま|||||||

あいつ 何 か 話し た 。\ N あっ 。 |なん||はなし|||

おそらく 元 の 聖 騎士 だ 。 |もと||せい|きし|

それ が な ん だ ! ? さっさと 殺せ ! まだ 生き てる ん だ ぞ ! ||||||ころせ||いき||||

何 甘え た こ と 言って や がる ! くっ ! なん|あまえ||||いって|||

( ゴウセル ) 喧嘩 し て いる の か ? |けんか|||||

ゴウ セル …。 ん ?

動き が 止まった ? 倒し た の か ? うごき||とまった|たおし|||

( ゴウセル ) いい や 幻 に とらわれ た の だ 。 |||まぼろし|||||

それ が 俺 の 魔力 「 侵食 」。 ||おれ||まりょく|しんしょく

彼 は 今 自身 が 最も 戻り たかった 遠き 日 の 幻 の 中 に いる 。 かれ||いま|じしん||もっとも|もどり||とおき|ひ||まぼろし||なか||

相変わらず 陰険 で ま どろ っこ し い 野郎 だ 。 あいかわらず|いんけん|||||||やろう|

さっさと 殺しゃ あい い 。 |ころしゃ||

俺 に は 彼 を 殺せ ない 。\ N あん ? おれ|||かれ||ころせ|||

彼 は 自ら 望 ん で 生まれ た 存在 で は ない 。 かれ||おのずから|のぞみ|||うまれ||そんざい|||

だから 俺 に は 殺せ ない 。 |おれ|||ころせ|

けっ ! この世 に 好き で 生まれる 人間 が いる か っ つ ぅ の 。 |このよ||すき||うまれる|にんげん|||||||

どけ 俺 が 殺す 。 |おれ||ころす

やめろ 。 あいつ に は まだ 人間 の 部分 が 残って る 。 |||||にんげん||ぶぶん||のこって|

( ディアンヌ ) 団長 遅い ねぇ 。 |だんちょう|おそい|

( ホ ー ク ) す っ げ ぇ 獲物 捕まえ て ん の かも な 。 |||||||えもの|つかまえ|||||

( エリザベス ) メリオダス 様 …。\ N ≫ ドンドン ( ノック ) ||さま||どんどん|

≫ お ~ い すま ん が 開 い と る か ? あっ 。 |||||ひらき|||||

なん じゃ ほか は どこ も 閉まって る よう で な 。 ||||||しまって||||

いらっしゃい ませ 。 あっ

ケイン さん … で し た っけ ?

確か バイ ゼル で メリオダス 様 と 戦った …。 たしか|||||さま||たたかった

( ケイン ) そんな …。 これ は 夢 か ? ||||ゆめ|

リズ ! えっ ?

喧嘩 を する と いう こと は 仲 が いい の か ? けんか|||||||なか||||

喧嘩 って わけ じゃ …。\ N 仲 よき こと は けんか|||||なか|||

美しき こと … な の か ? はい ? うつくしき|||||

♪~

( バン ) ふ っ 。 俺 に 命令 す ん な 。 |||おれ||めいれい|||

はっ 。

( ケイン ) そう か メリオダス は 無事 か 。 |||||ぶじ|

うん うん よかった 。\ N どうぞ 。

すま ん のう リオ ネス の 王女 様 に 。\ N いえ 。 ||||||おうじょ|さま|||

♪~

それにしても 驚 い た わ い 。 |おどろ||||

端正 な 顔だち 柔らか な 声 も よう 似 て おる 。 たんせい||かおだち|やわらか||こえ|||に||

リズ が 生き返った か と 思って しも うた 。 ||いきかえった|||おもって||

あの 娘 が 生き とれ ば もう 妙 齢 の 女性 に な っと る はず じゃ 。 |むすめ||いき||||たえ|よわい||じょせい||||||

ケイン さん の 娘 さん です か ? |||むすめ|||

( ケイン ) 「 リズ 」 は 愛称 で な 。\ N 名前 は 王女 様 と 同じ |||あいしょう||||なまえ||おうじょ|さま||おなじ

エリザベス 。\ N えっ ?

( ケイン ) メリオダス の 恋人 じゃ った 。\ N あっ …。 |||こいびと||||

リズ は 敵国 の 女 騎士 で な 。 ||てきこく||おんな|きし||

ダナ フォール へ の 夜襲 で 失敗 し 捕らえ られ ||||やしゅう||しっぱい||とらえ|

処刑 宣告 さ れ た 。\ N それ を 救った の は ほか で も ない しょけい|せんこく|||||||すくった||||||

当時 ダナ フォール の 聖 騎士 団長 だった メリオダス じゃ 。 とうじ||||せい|きし|だんちょう|||

当然 ほか の 者 は 口 を そろえ 異議 を 唱え た 。 とうぜん|||もの||くち|||いぎ||となえ|

( 回想 ) ( ( そんじゃ お前 ら 全員 俺 の 敵 な ) ) かいそう||おまえ||ぜんいん|おれ||てき|

( 兵士 たち ) ( ( ええ ~ ! ) ) へいし||

( リズ ) ( ( 甘 っち ょろ い 男 だ な ) ) |あま||||おとこ||

( ( そう ? ) ) ( リズ ) ( ( 「 そう ? 」 じゃ ない よ ! ) )

( ( どうせ お前 の 目的 は 私 の 体 な ん だ ろ ! ? ) ) |おまえ||もくてき||わたくし||からだ||||

( ( 近寄ったら ぶち 殺す ! ) ) ちかよったら||ころす

( ( まあ まあ そう 興奮 す ん な よ ) ) |||こうふん||||

( ( 飯 でも 食 お う ぜ ) ) ( ( この ! ) ) めし||しょく||||

( ケイン ) リズ は もともと その 敵国 に 奴隷 と して 売ら れ た 身 で な 。 |||||てきこく||どれい|||うら|||み||

自分 以外 の 誰 の こと も 信用 し て い なかった 。 じぶん|いがい||だれ||||しんよう||||

じゃ が これ も 運命 の 出会い と いう やつ かのう 。 ||||うんめい||であい||||

甘 っち ょろ い 男 と 反発 し ながら も あま||||おとこ||はんぱつ|||

リズ は 次第に メリオダス に 惹 か れ て いった 。 ||しだいに|||じゃく||||

リズ 自身 も 不思議 な 魅力 を 持つ 娘 で な 。 |じしん||ふしぎ||みりょく||もつ|むすめ||

わし ら も リズ に 心 を 開 い て いった 。 |||||こころ||ひらき|||

全て は 遠い 日 の 風景 じゃ 。 すべて||とおい|ひ||ふうけい|

甘 っち ょろ い 男 だ なんて …。 あま||||おとこ||

メリオダス 様 は とても …\ N とても 優しい だけ です 。 |さま|||||やさしい||

ふ ふ っ 。 メリオダス が

まとも な 剣 を 持た ん 理由 を 知って おる か ? ||けん||もた||りゆう||しって||

( ケイン ) 強 すぎる ん じゃ よ 。\ N ヤツ と 本気 で 剣 を 交え て |つよ||||||やつ||ほんき||けん||まじえ|

無事 じゃ った 者 は おら ん 。\ N だ から 剣 を 持た ん 。 ぶじ|||もの|||||||けん||もた|

そう …\ N 同時に ヤツ は 優し すぎる ん じゃ 。 ||どうじに|やつ||やさし|||

それ は ? リズ が

かつて メリオダス に 贈った もの じゃ 。 |||おくった||

( ( 剣 は 不要 だ 。\ N 俺 は 誰 も 殺し たく ねぇ ) ) けん||ふよう|||おれ||だれ||ころし||

( ケイン ) それ で わし が 代わり に ずっと 預かって おる ん じゃ よ 。 |||||かわり|||あずかって||||

バン … なんで 殺し た ? ばん||ころし|

化け物 に な っち まっ た 野郎 の クソ み て ぇ な 人生 に ばけもの||||||やろう||くそ|||||じんせい|

幕 を 引 い て やった ん だ ろ 。\ N 感謝 し て ほしい くらい だ ぜ 。 まく||ひ||||||||かんしゃ||||||

バン ! ( キング ) 二 人 と も あれ を ! ばん||ふた|じん||||

あぁ …。\ N ( キング ) 何 か つぶや い て いる みたい 。 |||なん||||||

心臓 を えぐら れ て なお 彼 は 幻 を 見て いる の だ 。 しんぞう||||||かれ||まぼろし||みて|||

♪~

( デ ー ル ) どう か 父 を 許し て くれ 。 |||||ちち||ゆるし||

全て は 私 の 弱 さ が 原因 だ 。 すべて||わたくし||じゃく|||げんいん|

お前 たち に 何も して やれ なかった 。 おまえ|||なにも|||

弟 を …\ N ジール を 守って やって くれ 。 おとうと|||||まもって||

頼 ん だ ぞ ギーラ 。 たの||||

さらば だ 。 愛し い 私 の 娘 ||あいし||わたくし||むすめ

私 の 息子 … よ …。 わたくし||むすこ|

ぎ ゃは は はっ

ぎ ゃ は はっ ! は は はっ !

どう なって や がる ! ? 心臓 は 確かに …。 ||||しんぞう||たしかに

あっ ! くそ っ こいつ も 魔 神 か ! |||||ま|かみ|

( ディアンヌ ) 何 ? |なん

なん じゃ ? この とてつもない 魔力 は 。 ||||まりょく|

様子 を 見 て くる 。\ N 王女 様 は ここ に ! ようす||み||||おうじょ|さま|||

ガチャ ( ドア の 開閉 音 ) |||かいへい|おと

♪~

( 心 の 声 ) ≪ メリオダス 様 …≫ こころ||こえ||さま

♪~

( ケイン ) 何 が 起き て おる ん じゃ 。 |なん||おき||||

≫ ( ディアンヌ ) あっ ! ( ケイン ) ん ?

ケイン の お じいちゃん ! う わ っ ! 巨人 族 か ! ? |||||||きょじん|ぞく|

ん ? なぜ わし の こと を ?

あっ エリザベス ちゃん !

( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! は は はっ ! ぎ ゃは は はっ ! よろい|きょじん|||||||||||

( バン ) なんで 聖 騎士 が 魔 神 に ! ? ||せい|きし||ま|かみ|

どう なって る !

思い出し た 。 あの 顔 おもいだし|||かお

10 年 前 まだ 駆け出し の 聖 騎士 だった デール だ 。 とし|ぜん||かけだし||せい|きし|||

( キング ) あの 親 バカ デール ! ? おい ら たち み たく なって ||おや|ばか|||||||

娘 の 自慢 の 種 に なり たい って よく 言って い た …。 むすめ||じまん||しゅ||||||いって||

なぜ こんな 姿 に 。\ N 来る ぞ 。 ||すがた|||くる|

( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ ! デール ! 俺 を 覚え て いる だ ろ ! ? よろい|きょじん||||||おれ||おぼえ||||

目 を 覚ませ デール ! め||さませ|

何 やって ん だ バカ ! ドゴン ! なん||||ばか|

バン ! ( キング ) 伏せ て 団長 ! ばん||ふせ||だんちょう

「 炸裂 する 刃 雨 」 ! さくれつ||は|あめ

あっ 貫通 し ない ! ? ( 鎧 巨人 ) ぎ ゃ は はっ 。 は はっ ! |かんつう|||よろい|きょじん||||||

だったら …。\ N やめろ キング ! |||きんぐ

えっ でも …。 う わ ぁ ~ !

あ あっ ! キング ! ||きんぐ

デール いいかげん に しろ !

( バン ) いいかげん に する の は よ ぉ …\ N て め ぇ だ !

あっ バン が 団長 を 殴った 。 なぜ だ ? |ばん||だんちょう||なぐった||

ゴウ セル … 君 も 少し は 戦 お う よ 。 ||きみ||すこし||いくさ|||

少し 考え させ て くれ ない か ? 考える の ! ? すこし|かんがえ|さ せ|||||かんがえる|

( バン ) やる 気 が ねぇ なら ここ から う せろ 。 ||き|||||||

中途半端 な 甘 さ は 誰 も 救え ねぇ 。 ちゅうとはんぱ||あま|||だれ||すくえ|

て め ぇ と 仲間 を 殺す だけ だ 。 ||||なかま||ころす||

バン …。\ N ≪ メリオダス 様 ! ばん|||さま

は ぁ は ぁ は ぁ …。

♪~

エリザベス ! これ を !

あの 剣 は …。 |けん|

( リズ ) ( ( なあ メリオダス ) )

( ( お前 に この 剣 を 受け取って ほしい ん だ ) ) おまえ|||けん||うけとって|||

リズ さん は 戦って ほしかった ん じゃ あり ませ ん ! |||たたかって||||||

あなた に 生き て ほしかった から ! ||いき|||

私 も 同じ です 。 人々 の ため に 戦う あなた の ため なら … わたくし||おなじ||ひとびと||||たたかう||||

その ため の 罪 なら … |||ざい|

私 も 一緒 に 背負い ます ! わたくし||いっしょ||せおい|

いい の か よ ~ ? 女 に あそこ まで 言わ せ … あっ 。 ||||おんな||||いわ||

♪~

許せ よ デール 。\ N ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ ! ゆるせ|||||||

ぐ は っ …。

♪~

( キング ) すごい じゃ ない 団長 。\ N ( ゴウセル ) さすが だ 。 ||||だんちょう||||

キング 悪かった な 。 きんぐ|わるかった|

( キング ) う うん 。 これ ぐらい 大丈夫 さ 。 |||||だいじょうぶ|

やれ ば 団 ち ょ も で きん じゃ ん 。\ N ん ? ||だん|||||||||

( キング ) でも 人間 が 魔 神 に 変身 する なんて こと ||にんげん||ま|かみ||へんしん|||

あり える の か な ? う ~ ん 呪い ? |||||||まじない

もしくは なんらか の 実験 か 術 か …。 |||じっけん||じゅつ|

ポル ポル ポル ! ( キング ) まさか 人為 的 に |||||じんい|てき|

魔 神 を 造り出す って こと ? ま|かみ||つくりだす||

それ も 王国 聖 騎士 を 使って な 。 ||おうこく|せい|きし||つかって|

そんな こと が 二 人 の 聖 騎士 長 の 目 を 盗 ん で |||ふた|じん||せい|きし|ちょう||め||ぬす||

できる はず … はっ ! もし かして …。

ああ 。 聖 騎士 長 本人 が 関わって いる 可能 性 が 高 ぇ 。 |せい|きし|ちょう|ほんにん||かかわって||かのう|せい||たか|

つまり ドレ ファス あるいは …。

ポル ポル ! ん ?

( ゴウセル ) ヘンド リク セン 。\ N 何 か 分かった の か ? |||||なん||わかった||

( ゴウセル ) ああ 。 この 件 に 関わって る と み られる 人物 は |||けん||かかわって|||||じんぶつ|

聖 騎士 長 ヘンド リク セン だ 。 せい|きし|ちょう||||

ポル ポル ポル ポル !

ポル …

( バン ) さ ~ て 腹 も 減った し 戻る か 。 |||はら||へった||もどる|

( キング ) ディ アンヌ も 心配 し てる だ ろ う し ね 。 ||||しんぱい|||||||

( バン ) 団 ち ょ の こと を な 。\ N ( キング ) むか っ ! |だん||||||||||

( ( ガァーー ! ) ) ガァー-

( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~~ ! ぶ お っ ! ) ) ( ( ドシュ ! ) ) きょじん|||||||

( 巨人 ) ( ( ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ぶ お っ ! ) ) きょじん||||||||||||

♪~

( ゴウセル ) ( ( 君 は 誰 だ ? 何 を 興奮 し て いる ? ) ) |きみ||だれ||なん||こうふん|||

( 巨人 ) ( ( ぼ お ぉ ~ ! ) ) ( ( ドゴン ! ) ) きょじん||||

( ゴウセル ) ( ( そう か 君 に も 分から ない の か ) ) |||きみ|||わから|||

♪~

( ゴウセル ) ( ( 俺 の 名 は 色 欲 の 罪 ゴウ セル ) ) |おれ||な||いろ|よく||ざい||

( ( この 鎧 に は 魔力 の 暴走 を 抑制 する |よろい|||まりょく||ぼうそう||よくせい|

付 呪 が 施さ れ て いる 。\ N 君 に 与えよ う ) ) つき|まじない||ほどこさ|||||きみ||あたえよ|

♪~

( ( なぜ ついてくる ? ) )

( 鎧 巨人 ) ( ( 本 … ) ) ( ( 君 も 読む か ? ) ) よろい|きょじん|ほん|きみ||よむ|

( ゴウセル ) ( ( あっ 。 分かった 俺 が 読む ) ) ||わかった|おれ||よむ

( ( 君 は そこ で 聞い て い て くれ ) ) きみ||||ききい||||

( ゴウセル ) ( ( 新しい 本 を 探し に 人里 へ 下りる 。 それ に あたり … ) ) |あたらしい|ほん||さがし||ひとざと||おりる|||

( アラン ) ( ( 僕 は アラン 。\ N 趣味 は 読書 です 。 どう でしょ う ? ) ) |ぼく||||しゅみ||どくしょ||||

( 鎧 巨人 ) ( ( う っ … ゴウ セル … ) ) よろい|きょじん||||

( ( ゴウ セル じゃ あり ませ ん 。\ N アラン です ) )

ゴウ … セル …。

はい 僕 は ここ に い ます 。 |ぼく|||||

あ … ありがとう … 友 よ …。 ||とも|

友 …。 友達 です か ? とも|ともだち||

友達 と は 大切 な 人 の こと だ と 聞き まし た 。 ともだち|||たいせつ||じん|||||きき||

僕 は 君 の 友達 に なれ た の です か ? ぼく||きみ||ともだち||||||

教え て ください デール 。 おしえ|||

( ゴウセル ) 人 は こんな とき に 涙 を 流す もの な の だ ろ う か 。 |じん|||||なみだ||ながす|||||||

♪~

お前 の おかげ で 何 か が 吹っ切れ た 。 おまえ||||なん|||ふっきれ|

行 こ う ぜ 。 ここ から 先 は 死闘 だ ! はい ! ぎょう||||||さき||しとう||

♪~

♪~

♪~

( スレイダ ー ) さあ どうぞ 。 約束 の 品 よ 。 ||||やくそく||しな|

( ヘルブラム ) う ~ ん …。 確かに 死 ん だ ところ を 確認 し た な ? |||たしかに|し|||||かくにん|||

( スレイダ ー ) 疑り 深い じいさん ね 。 ||うたぐり|ふかい||

だったら その 目 で 確かめ に 行け ば いい わ 。 ||め||たしかめ||いけ|||

( ヘルブラム ) いやいや ご 苦労 さん 。 |||くろう|

おい ギーラ 。\ N ( ギ ー ラ ) はい 。

( ヘルブラム ) これ の 処分 を 頼 ん で いい ? ( ギ ー ラ ) はっ ? |||しょぶん||たの|||||||

ボゥン !

はい よく でき まし た 。

< 七 つ の 大 罪 色 欲 の 罪 ゴウ セル が 旅 の 仲間 に 加わった > なな|||だい|ざい|いろ|よく||ざい||||たび||なかま||くわわった

< ちなみに ゴウ セル の 罪 は 色 欲 の 罪 で ある ! > ||||ざい||いろ|よく||ざい||

で どの 辺 が 色 欲 … な わけ ? ( ゴウセル ) そうだ な ||ほとり||いろ|よく||||そう だ|

この 辺 と か この 辺 と か 。 |ほとり||||ほとり||

だが いちばん の 色 欲 ポイント は |||いろ|よく|ぽいんと|

ここ だ ろ う 。

< 次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 駆り立て られる 伝説 たち 」> じかい|なな|||だい|ざい|かりたて||でんせつ|

よ ~ し ! じゃあ 俺 も いっち ょ 色 欲 って みる ぜ 。 |||おれ||||いろ|よく|||

過激 派 イスラム 国 と さ れる グルー プ に よる かげき|は|いすらむ|くに|||||||

日本 人 人質 事件 は 新た な 局面 を 迎 え た 。 にっぽん|じん|ひとじち|じけん||あらた||きょくめん||むかい||

湯川 遥 菜 さん の 遺体 と さ れる ゆかわ|はるか|な|||いたい|||

新た に 公開 さ れ た 画像 に つい て 、 あらた||こうかい||||がぞう|||