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ローゼンメイデン (2013), Rozen Maiden Zuruckspulen Episode 10

Rozen Maiden Zuruckspulen Episode 10

( 翠 星 石 ) あの ボディー は … N 蒼 星 石 の もの な ん です !

( 真 紅 ) やはり あなた が 雪 華 綺 晶 を 守る 理由 は それ

♪♪~

( 水銀 燈 ) くだらない 感傷 ね フンッ

( 雪 華 綺 晶 ) いいえ いいえ お 姉 さま

だって 私 達 約束 し た ん です もの

ず ~ っと 一緒 って

あ … あれ は お前 に 言った ん じゃ ない

( 雪 華 綺 晶 ) フッ フフフ …

< ( ジュン ) 雪 華 綺 晶 に 体 を 与え て しまった の は 僕 だ >

< そして 力 を 吸わ れ て 今度 は 実体 化 の 手助け まで >

< ダメ すぎ だ ろ 僕 >

< 今 に なって 一体 何 が できる ? >

《 契約 》

真 紅 ! 契約 …

僕 に 契約 さ せ て くれ !

僕 に できる こと なら

ホー リエ

待って ジュン それ は 確かに 契約 の 指輪

けれど それ を はめ たら

あなた は いやおう なし に 巻き込ま れる こと に なる わ

《 ( まい た ジュン ) 「 僕 なら できる だ から お前 も できる 」 》

できる 僕 なら でき …

ぐ ッ ああ …

いけ ませ ん マスター

他の バラ に 目移り なんて

ジュン !

大事 な 大事 な マスター

私 は あなた が 欲しい そし たら 私 も

紅 バラ の お 姉 さま み たい に なれる でしょ う ?

私 誰 か の マスター は み ~ ん な 欲しく なって しまう の

ジュン !

この 指 が 私 を 作り上げ て くださった の ね

これ は 私 の 指輪

さあ マスター

や … やめ …

≪ ( 翠 星 石 ) 待った ~ !

その 契約 待った ! です

その ボディー を そい つ の もの に さ れる くらい なら 人間

こっち の 指輪 と 契約 し や がれ です

翠 星 石 そんな …

≪ ( 翠 星 石 ) そ したら 蒼 星 石 の ボディー を 取り返し て 解決 です

そもそも 元凶 は お前 です 男 なら 責任 取れ や コラ ! です

くだらない

死 ん だ 姉妹 の ボディー を 後生 大事 に つなぎ とめ て

何 の 意味 が ある と いう の よ 水銀 燈 よくも しゃ あし ゃあ と

蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を かすめ 取って おい て

フッ 人間

私 と の 約束 を お 忘れ で ない でしょ う ね ?

私 の 媒介 に なる と いう

ええ ッ

フフフ

ねえ マスター

私 に し て ください な

私 なら この 世界 を 変え て 差し上げ ます わ →

過去 を 変え て 今 を 正しい 形 に →

あなた の いる べき 場所 に なる

ジュン 惑わ さ れ ない で 人 が 変え られる の は 未来 だけ だ わ

あら お 姉 さま 必死 です こと

それ も そう ご 自分 の 命 が 懸かって いる の です もの ね

真 紅

ええ この 空間 の 時間 が 動き出せ ば 私 は 消滅 する

それ は レプリカ の 体 の タイム リミット よ

選ば ない 選択肢 も ある って こと です

そんな 答え は 許さ ない わ ! さっさと 決め なさい

フフ … 面白い こと

それでは 一 時 休戦 と いたし ま しょ う

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) マスター どうぞ 選 ん で ください な

そんな …

< 選ぶ ? >

< 僕 が ? >

ジュン 真 紅

悪かった と 思って いる わ 巻き込 ん で しまって

ごめんなさい

< 僕 が この 手 で >

< たとえ レプリカ でも >

< 自分 の 力 で 作り上げ た 始まり の 人形 >

< 答え は >

< 決まって いる >

ぐう ッ ジュン !

早計 は 命取り だ わ マスター

やめろ 僕 は もう 決め た ん だ

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) で も いい の 僕 は 真 紅 を …

最後 に 私 を 選 ん で くだされ ば それ で いい の

さ せ ない です よ ! スィ ドリーム 指輪 を 人間 の ところ へ

それ こそ さ せる もの です か メイ メイ !

あ ッ … N ああ ッ

あなた 達

いいかげん に なさい !

わ あ ッ

ジュン 大丈夫 ?

誓い の 口づけ し かも その 指輪

( 翠 星 石 ) それ は 翠 星 石 の 持って い た 指輪 です

でも 契約 の 相手 は 別に いる です よ

一体 どういう … ?

あ ッ あ あ ~ ッ

ああ … ああ …

ああ あ ~ ッ !

ああ あ ~ ッ !

やっと 会え た です ね

あの 瞳 の 色 そうです

あの 指輪 は 蒼 星 石 の もの

その ボディー 返し て もらう です よ 雪 華 綺 晶

蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ が 反応 し て いる

イヤ …

≪ ( 翠 星 石 ) さあ 水銀 燈 この 隙 に 蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を →

その ボディー に 埋め込む です !

( 雪 華 綺 晶 ) マスター … N イヤ よ 誰 が 返す もの です か

翠 星 石 教え て ちょうだい

あなた ここ まで 計算 し て この 世界 に 来 た の ?

蒼 星 石 の ボディー と ローザ ミス ティカ が この まか なかった 世界 に 揃う 時間 を

なぜ 知り 得 た の ? マスター

≪ ( 翠 星 石 ) 真 紅 あなた も その 答え を 知って る はず →

あなた を 翠 星 石 を 水銀 燈 を →

全て を ここ に 導 い た の は まさか …

お 父 さま

( 大 時計 が 鳴り 出す )

また あの 時計

≪ ( 翠 星 石 ) 蒼 星 石

水銀 燈 お 願い です 蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を

イヤ よ 絶対 に 返さ ない これ は 私 の よ !

どこまでも 強情 な

蒼 星 石 待って て ください です

すぐに 雪 華 綺 晶 から 解放 し て あげる です から ね

今 別 の ローザ ミス ティカ を

え ッ ?

ここ は … N ≪ ( 金糸 雀 ) 起き た かしら ?

ああ ッ !

( 金糸 雀 ) ジュン 気 が つい た み たい かしら

( まい た ジュン ) へえ こいつ が 大学生 の 僕 か

中学生 の 僕 …

やっと 会え た な

「 可愛い ドレス が ほしい と 願った 」

「 さあ あなた の ため に 」

「 素敵 な ドレス を 作り に 行き ま しょ う 」

ようやく お 目覚め ? いばら 姫

水銀 燈 … ここ は ?

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) 私 の 世界 です わ お 姉 さま 方

雪 華 綺 晶

第 7 ドール 姿 を 現し なさい

決着 を つけ ま しょ う ≪ ( 雪 華 綺 晶 ) いいえ お 姉 さま →

こんな ぶざま な 姿 を お 見せ する わけ に は いき ませ ん →

せっかく ボディー を 手 に 入れた のに →

あんな 形 で 追い出さ れる だ なんて →

口惜しい 口惜しい どういう こと よ

ボディー の 持ち主 で ある 蒼 星 石 が 契約 を 交わし た こと で

寄生 者 で ある 雪 華 綺 晶 は 行き場 を 失った

どうやら 相当 の ダメージ だった よう ね

自分 の フィールド で 姿 を 保つ こと すら でき ない なんて

じゃあ 蒼 星 石 の ボディー は どう なった の ?

≪ ( 蒼 星 石 ) ここ だ よ

ふ ~ ん な … なん だ よ

最悪 って ほど で も ない な

まあ マシ って レベル ? 不満 は 残る けど

なん だ 中学 の 僕 って こんなに 生意気 だった か ?

( まい た ジュン ) 安心 しろ よ 僕 は 間違い なく お前 だ から

やっぱり 生意気 な

ところで

フフン 気 に なる かしら ? いや

で は 教え ま しょ う

我 こそ は 泣く 子 も 黙る 乙女 番 長

ローゼン メイデン 第 2 ドール 金糸 雀 だ ろ ?

か ー …

真 紅 から 聞い てる よ

そう いえ ば 真 紅 は 舞台 は ?

≪ ( まい た ジュン ) まあ 落ち着けよ

ここ は 第 0 世界 →

別 の 世界 から 見 た 現実 世界 って やつ だ

待って くれよ どういう こと だ ?

まあ 落ち着け って 時間 なら ある

ちょっと 話 そ う ぜ い … いや ない だ ろ 全然

ここ じゃ 時間 は あって ない よう な もの な ん だ

焦って も 始まら ない

何で お前 そんな 落ち着 い て られる ん だ よ ?

≪ ( まい た ジュン ) そう で も ない こっち も 自分 の 世界 の →

本当 の 真 紅 を 見つけ なきゃ いけない ん だ

そう か でも この 空間 に 落とさ れ た とき

気 が つい た ん だ まずは お前 と 話さ なきゃ って

まあ 何でも いい お前 の こと 話し て よ

< 昔 の 自分 相手 に 話せる こと なんて >

あ ッ じゃあ さ 大学 は どんな 感じ ?

どんな って 普通 だ よ 別に 何も

そんな こと ない だ ろ 不 登校 を やめ て 勉強 し て さ

独り暮らし なんて 引きこもり の 僕 から は 想像 も つか ない

そんな 大した こと じゃ ない

三流 大学 だ し 周り の やつ ら は 遊 ん で ばっかり で

世の中 だって くだらない やつ ばっかり だ

バイト の 店長 だって そ っか

や っぱ そんな もん な の か

< がっかり し て いる >

< そりゃ そう か 今 の 僕 は 未来 の 自分 な ん だ から な >

< こんな 話 が し たかった の か >

違う ん だ

< 中学 の 自分 に こんな 情けない 言い訳 を …>

< 気づか なかった だけ だ >

なあ 僕 そんな 顔 す ん な よ

メール が 来 て 変わって き てる

お前 の おかげ な ん だ よ

< 自分 で 線 を 引 い て >

< 疎外 感 は 全て 境界 線 の 外側 が 原因 ? >

< そう じゃ ない >

< ここ まで しか 行け ない なんて 境界 線 は 本当 は どこ に も …>

やっと 気づ い た の ね

そう 世界 は いつ だって

目 に 見え ない 選択肢 で 満ち て いる

気づ こ う と さえ すれ ば 誰 の 手 に も 無限 に

世界 は 選び 取れる の だ わ

第 0 世界 が 砕け た

どう なって いる の かしら ?

なあ まい た 世界 の 僕

僕 は ずっと 思って た

誰 も 僕 を 覚え て ない 世界 が あったら

気持ち いい だ ろ うなって

けど 違って た え ッ ?

ありがとう

僕 もう 行け そうだ

さよなら だ 未来 で また 会 お う

言わ れ なく て も 追い越す けど な

見 て て くれよ ここ から 巻き返す

蒼 星 石

( 蒼 星 石 ) 久しぶり 元気 だった かい ? ドールズ

そんな まさか … N あり え ない

あなた の ローザ ミス ティカ は 私 の 中 な の よ

エーテル で ある ボディー が ニ つ 足 で 立つ に は

ローザ ミス ティカ が 必要 不可欠 だ わ

僕 と 翠 星 石 は 双子 ドール だ →

二 対 の 瞳 を 分かち合った 特別 に 近しい 存在

7 つ に 分け られ た ローザ ミス ティカ の うち 僕ら に 割り当て られ た かけら は

ぴったり と 重なる 双子 石 だった ん だ って

お 父 さま に そう 聞か さ れ て た よ だ から って その 子

自分 の ローザ ミス ティカ を 双子 の 体 に 入れ た と いう の ?

( 蒼 星 石 ) 僕 を 取り戻 そ う と し て くれ た ん だ

蒼 星 石 …

なんて くだらない

これ だ から あなた 達 は 美しく ない って いう の よ

( 蒼 星 石 ) 本当 だ ね こんな 形 は 美しく ない

あるべき 形 に 戻 そ う

翠 星 石 の ローザ ミス ティカ は 翠 星 石 に →

そして 僕 は また もの 言わ ぬ 人形 に

とにかく 今 は ここ から 出る こと を 考えよ う

帰ったら みんな で お 茶会 でも し ま しょ う

フンッ

まか なかった 世界 の 扉 って どれ な ん だ よ ?

かしら ?

≪ ( 金糸 雀 ) ねえ ジュン 何 だ よ ?

あの ね このまま 戻って も

ちゃんと 戻れ ない かも かしら

は あ ッ ? 私 達 ローゼン メイデン は

もともと 招か れ ざる 客 だった の

ジュン が 「 まき ませ ん 」 を 選 ん だ 時点 で ね

うん

で そこ に 真 紅 が 現れ ちゃ った でしょ ? →

その せい で まか なかった 世界 は ゆ がん だ →

だから 真 紅 が そこ に 存在 できる 時間 に は 限り が あった の

その タイム リミット が 雪 華 綺 晶 と の 戦い の 中 で 来 て しまった の

う … うん

あの 世界 は 真 紅 達 が 消え た こと で

止まって い た 時間 が 一気に 巻き 戻って

真 紅 が 最初 から 来 なかった って いう ところ から

また 再生 に なって … N ちょ っ … 待て 待て

全然 分から ん ああ ッ もう かしら !

つまり ね 「 あった こと 」 に する に は

真 紅 達 と 一緒 に 戻ら ない と いけない の

そう じゃ な い と これ まで の こと が 「 なかった こと 」 に なる の !

なかった こと に ?

これ まで つくりあげ た 僕 の 「 今 」 が

そんな …

時間 の 止まった あの 時間 に みんな で 帰る の

そう すれ ば きっと うん じゃあ まずは

真 紅 達 の いる 場所 を 探 そ う ラジャー かしら

あら ッ ジュン その キラキラ し た の 何 ?

袖 の ところ

何 だ ? これ

( 水晶 壁 を 叩く 音 )

雪 華 綺 晶 どこ に いる の ?

答え なさい

もう い ない よう だ ね

身 を 隠し て 回復 を 図って いる の でしょ う

このまま 食わ れる の を 待つ って いう の ?

待って あれ は …

ジュン

おい みんな 雪 華 綺 晶 に 巻か れ た 糸 を たどって 来 た ん だ

そう したら ここ に これ は どういう …

クソッ どう し たら この 水晶 を …

真 紅 の パーツ が いっぱい ある 夢 を 見 た って

ジュン 言って た かしら ? ああ

それ も これ も 雪 華 綺 晶 が つくった まやかし の 世界

そう だ わ ピチカート !

カナ に お 任せ かしら !

うん じゃあ … N 何かしら その 薄い 反応

だって さ お 任せ 「 かしら 」 だ ろ

かしら だ から って 何 な の かしら

いや 本人 イマイチ 自信 ない み たい な

う ~ ん ッ もう 失礼 千万 かしら !

いや ごめん フンッ

目 に も の 見せ て あげ ちゃ お う かしら

幻想 の ため の ソナタ 第 一 楽章

♪♪~

これ は … N し ッ

この 音色 金糸 雀 ?

す すごい ぞ ! かしら !

( 金糸 雀 ) かしら じゃ ない かしら

真 紅 ジュン

みんな 無事 か ?

はじめ まして 僕 は 第 4 ドール ・ 蒼 星 石

あなた が 僕 の マスター ? ぼ 僕 が ?

そう 指輪 の 契り を 結 ん だ

まさか あれ は 事故 みたい な もの な のに

( 蒼 星 石 ) あなた の 指

覚え てる

毎日 優しく 僕 の 体 に 触れ て くれ た ね →

丁寧 に 最後 まで 組み立て て くれ た

ありがとう マスター

ジーッ ジーッ

ジューン !

あれ が 鍵 だ わ !

あれ は …

♪♪~

( 店長 ) 今日 も 華麗 な ひととき を ( 斉藤 ) ブックスタキワ プレゼンツ 店 内 放送

( 店長 ) 斉藤 ち ゅ わ ~ ん ( 斉藤 ) ムリ ムリ →

その 呼び 方 の とき は 店長 また 変 な お 店 に 誘う つもり です ね

( 店長 ) うむ む N ( 斉藤 ) 図星 です か

( 店長 ) ところ で 斉藤 ちゃん の 夢 って 何 ? →

その かわい さ で 全 人類 を からめ とって →

ゆく ゆく は 世界 征服 ? ( 斉藤 ) うむ む

( 店長 ) 図星 か ~ N ( 斉藤 ) で は また ~


Rozen Maiden Zuruckspulen Episode 10

( 翠 星 石 ) あの ボディー は …\ N 蒼 星 石 の もの な ん です ! みどり|ほし|いし||ぼでぃー|||あお|ほし|いし|||||

( 真 紅 ) やはり あなた が 雪 華 綺 晶 を 守る 理由 は それ まこと|くれない||||ゆき|はな|き|あき||まもる|りゆう|| As I thought, that's why you were protecting Kirakishou.

♪♪~

( 水銀 燈 ) くだらない 感傷 ね フンッ すいぎん|とも||かんしょう||

( 雪 華 綺 晶 ) いいえ いいえ お 姉 さま ゆき|はな|き|あき||||あね|

だって 私 達 約束 し た ん です もの |わたくし|さとる|やくそく|||||

ず ~ っと 一緒 って ||いっしょ| To be together, always.

あ … あれ は お前 に 言った ん じゃ ない |||おまえ||いった||| I-I didn't say that to you!

( 雪 華 綺 晶 ) フッ フフフ … ゆき|はな|き|あき||

< ( ジュン ) 雪 華 綺 晶 に 体 を 与え て しまった の は 僕 だ > |ゆき|はな|き|あき||からだ||あたえ|||||ぼく| I'm responsible for giving Kirakishou that body.

< そして 力 を 吸わ れ て 今度 は 実体 化 の 手助け まで > |ちから||すわ|||こんど||じったい|か||てだすけ| I allowed her to suck up my power and materialize!

< ダメ すぎ だ ろ 僕 > だめ||||ぼく I'm such a screwup.

< 今 に なって 一体 何 が できる ? > いま|||いったい|なん|| What can I do now?

《 契約 》 けいやく

真 紅 ! 契約 … まこと|くれない|けいやく Shinku!

僕 に 契約 さ せ て くれ ! ぼく||けいやく|||| Let me make a contract with you!

僕 に できる こと なら ぼく||||

ホー リエ |りえ Hollie!

待って ジュン それ は 確かに 契約 の 指輪 まって||||たしかに|けいやく||ゆびわ

けれど それ を はめ たら However, I warn you, wearing the ring means you will be dragged into this, without question.

あなた は いやおう なし に 巻き込ま れる こと に なる わ |||||まきこま|||||

《 ( まい た ジュン ) 「 僕 なら できる だ から お前 も できる 」 》 |||ぼく|||||おまえ|| I can do it. Therefore, so can you.

できる 僕 なら でき … |ぼく|| I can do this.

ぐ ッ ああ …

いけ ませ ん マスター |||ますたー

他の バラ に 目移り なんて たの|ばら||めうつり| I am the only rose on which your eyes need resting.

ジュン !

大事 な 大事 な マスター だいじ||だいじ||ますたー My most precious Master.

私 は あなた が 欲しい そし たら 私 も わたくし||||ほしい|||わたくし| I want you.

紅 バラ の お 姉 さま み たい に なれる でしょ う ? くれない|ばら|||あね|||||||

私 誰 か の マスター は み ~ ん な 欲しく なって しまう の わたくし|だれ|||ますたー|||||ほしく|||

ジュン ! Jun!

この 指 が 私 を 作り上げ て くださった の ね |ゆび||わたくし||つくりあげ||||

これ は 私 の 指輪 ||わたくし||ゆびわ

さあ マスター |ますたー Now, Master...

や … やめ …

≪ ( 翠 星 石 ) 待った ~ ! みどり|ほし|いし|まった

その 契約 待った ! です |けいやく|まった| Hold that contract!

その ボディー を そい つ の もの に さ れる くらい なら 人間 |ぼでぃー|||||||||||にんげん

こっち の 指輪 と 契約 し や がれ です ||ゆびわ||けいやく||||

翠 星 石 そんな … みどり|ほし|いし| Suiseiseki!

≪ ( 翠 星 石 ) そ したら 蒼 星 石 の ボディー を 取り返し て 解決 です みどり|ほし|いし|||あお|ほし|いし||ぼでぃー||とりかえし||かいけつ| Then I'll get back Souseiseki's body and everything will be solved.

そもそも 元凶 は お前 です 男 なら 責任 取れ や コラ ! です |げんきょう||おまえ||おとこ||せきにん|とれ||| You're the one who started it all, anyway.

くだらない This is stupid.

死 ん だ 姉妹 の ボディー を 後生 大事 に つなぎ とめ て し|||しまい||ぼでぃー||ごしょう|だいじ|||| Preserving your dead sister's body like that...

何 の 意味 が ある と いう の よ 水銀 燈 よくも しゃ あし ゃあ と なん||いみ|||||||すいぎん|とも|||||

蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を かすめ 取って おい て あお|ほし|いし|||みす||||とって||

フッ 人間 |にんげん

私 と の 約束 を お 忘れ で ない でしょ う ね ? わたくし|||やくそく|||わすれ|||||

私 の 媒介 に なる と いう わたくし||ばいかい|||| That you would become my medium.

ええ ッ

フフフ

ねえ マスター |ますたー Say, Master...

私 に し て ください な わたくし|||||

私 なら この 世界 を 変え て 差し上げ ます わ → わたくし|||せかい||かえ||さしあげ||

過去 を 変え て 今 を 正しい 形 に → かこ||かえ||いま||ただしい|かた| I can change the past, so that the present may be corrected.

あなた の いる べき 場所 に なる ||||ばしょ|| This will become the present that you are supposed to be in.

ジュン 惑わ さ れ ない で 人 が 変え られる の は 未来 だけ だ わ |まどわ|||||じん||かえ||||みらい|||

あら お 姉 さま 必死 です こと ||あね||ひっし||

それ も そう ご 自分 の 命 が 懸かって いる の です もの ね ||||じぶん||いのち||かかって||||| And understandably so, for your life is on the line.

真 紅 まこと|くれない

ええ この 空間 の 時間 が 動き出せ ば 私 は 消滅 する ||くうかん||じかん||うごきだせ||わたくし||しょうめつ|

それ は レプリカ の 体 の タイム リミット よ ||||からだ||たいむ|| The time limit for this replica body of mine will have been reached.

選ば ない 選択肢 も ある って こと です えらば||せんたくし|||||

そんな 答え は 許さ ない わ ! さっさと 決め なさい |こたえ||ゆるさ||||きめ| I won't let you do that!

フフ … 面白い こと |おもしろい| This is so amusing.

それでは 一 時 休戦 と いたし ま しょ う |ひと|じ|きゅうせん|||||

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) マスター どうぞ 選 ん で ください な ゆき|はな|き|あき|ますたー||せん|||| Master... go ahead.

そんな … But...

< 選ぶ ? > えらぶ

< 僕 が ? > ぼく| Me?

ジュン 真 紅 |まこと|くれない Jun.

悪かった と 思って いる わ 巻き込 ん で しまって わるかった||おもって|||まきこ||| I apologize for dragging you into this mess.

ごめんなさい I'm sorry.

< 僕 が この 手 で > ぼく|||て| Even if she's a replica... she's the doll I made with my own hands, the doll that started it all.

< たとえ レプリカ でも >

< 自分 の 力 で 作り上げ た 始まり の 人形 > じぶん||ちから||つくりあげ||はじまり||にんぎょう

< 答え は > こたえ|

< 決まって いる > きまって|

ぐう ッ ジュン ! Jun!

早計 は 命取り だ わ マスター そうけい||いのちとり|||ますたー A decision made in haste will cost you your life, Master.

やめろ 僕 は もう 決め た ん だ |ぼく|||きめ||| Stop it. I've already decided.

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) で も いい の 僕 は 真 紅 を … ゆき|はな|き|あき|||||ぼく||まこと|くれない| But it's fine.

最後 に 私 を 選 ん で くだされ ば それ で いい の さいご||わたくし||せん|||||||| If you choose me in the end, it's fine.

さ せ ない です よ ! スィ ドリーム 指輪 を 人間 の ところ へ ||||||どりーむ|ゆびわ||にんげん|||

それ こそ さ せる もの です か メイ メイ ! I won't let you do that!

あ ッ …\ N ああ ッ

あなた 達 |さとる

いいかげん に なさい !

わ あ ッ

ジュン 大丈夫 ? |だいじょうぶ

誓い の 口づけ し かも その 指輪 ちかい||くちづけ||||ゆびわ The kiss of the contract...

( 翠 星 石 ) それ は 翠 星 石 の 持って い た 指輪 です みどり|ほし|いし|||みどり|ほし|いし||もって|||ゆびわ| That ring is the one that I, Suiseiseki, had.

でも 契約 の 相手 は 別に いる です よ |けいやく||あいて||べつに||| However, someone else is party to this contract.

一体 どういう … ? いったい|

あ ッ あ あ ~ ッ

ああ … ああ …

ああ あ ~ ッ !

ああ あ ~ ッ !

やっと 会え た です ね |あえ|||

あの 瞳 の 色 そうです |ひとみ||いろ|そう です

あの 指輪 は 蒼 星 石 の もの |ゆびわ||あお|ほし|いし|| That ring was Souseiseki's.

その ボディー 返し て もらう です よ 雪 華 綺 晶 |ぼでぃー|かえし|||||ゆき|はな|き|あき

蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ が 反応 し て いる あお|ほし|いし|||みす|||はんのう|||

イヤ … いや

≪ ( 翠 星 石 ) さあ 水銀 燈 この 隙 に 蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を → みどり|ほし|いし||すいぎん|とも||すき||あお|ほし|いし|||みす|| This is my own body... that I've finally obtained... Now, Suigintou, put Souseiseki's Rosa Mystica into that body!

その ボディー に 埋め込む です ! |ぼでぃー||うめこむ|

( 雪 華 綺 晶 ) マスター …\ N イヤ よ 誰 が 返す もの です か ゆき|はな|き|あき|ますたー||いや||だれ||かえす|||

翠 星 石 教え て ちょうだい みどり|ほし|いし|おしえ|| a...ster... Suiseiseki, tell me.

あなた ここ まで 計算 し て この 世界 に 来 た の ? |||けいさん||||せかい||らい|| Did you come to this world with all this in mind? Master...!

蒼 星 石 の ボディー と ローザ ミス ティカ が この まか なかった 世界 に 揃う 時間 を あお|ほし|いし||ぼでぃー|||みす||||||せかい||そろう|じかん| How did you find out the time at which Souseiseki's body and her Rosa Mystica would converge in this unwound world?

なぜ 知り 得 た の ? マスター |しり|とく|||ますたー

≪ ( 翠 星 石 ) 真 紅 あなた も その 答え を 知って る はず → みどり|ほし|いし|まこと|くれない||||こたえ||しって|| Shinku, you should know the answer to that already.

あなた を 翠 星 石 を 水銀 燈 を → ||みどり|ほし|いし||すいぎん|とも|

全て を ここ に 導 い た の は まさか … すべて||||みちび|||||

お 父 さま |ちち| Father.

( 大 時計 が 鳴り 出す ) だい|とけい||なり|だす

また あの 時計 ||とけい

≪ ( 翠 星 石 ) 蒼 星 石 みどり|ほし|いし|あお|ほし|いし

水銀 燈 お 願い です 蒼 星 石 の ローザ ミス ティカ を すいぎん|とも||ねがい||あお|ほし|いし|||みす|| Suigintou, please!

イヤ よ 絶対 に 返さ ない これ は 私 の よ ! いや||ぜったい||かえさ||||わたくし||

どこまでも 強情 な |ごうじょう|

蒼 星 石 待って て ください です あお|ほし|いし|まって|||

すぐに 雪 華 綺 晶 から 解放 し て あげる です から ね |ゆき|はな|き|あき||かいほう|||||| I'll be releasing you from Kirakishou now.

今 別 の ローザ ミス ティカ を いま|べつ|||みす|| With a different Rosa Mystica...

え ッ ?

ここ は …\ N ≪ ( 金糸 雀 ) 起き た かしら ? |||きんし|すずめ|おき|| Where...

ああ ッ !

( 金糸 雀 ) ジュン 気 が つい た み たい かしら きんし|すずめ||き||||||

( まい た ジュン ) へえ こいつ が 大学生 の 僕 か ||||||だいがくせい||ぼく|

中学生 の 僕 … ちゅうがくせい||ぼく The middle-schooler me...

やっと 会え た な |あえ|| We finally meet.

「 可愛い ドレス が ほしい と 願った 」 かわいい|どれす||||ねがった

「 さあ あなた の ため に 」

「 素敵 な ドレス を 作り に 行き ま しょ う 」 すてき||どれす||つくり||いき|||

ようやく お 目覚め ? いばら 姫 ||めざめ||ひめ Ah, the Sleeping Beauty finally awakes!

水銀 燈 … ここ は ? すいぎん|とも|| Suigintou...

≪ ( 雪 華 綺 晶 ) 私 の 世界 です わ お 姉 さま 方 ゆき|はな|き|あき|わたくし||せかい||||あね||かた

雪 華 綺 晶 ゆき|はな|き|あき Kirakishou!

第 7 ドール 姿 を 現し なさい だい|どーる|すがた||あらわし| Seventh doll, show yourself!

決着 を つけ ま しょ う ≪ ( 雪 華 綺 晶 ) いいえ お 姉 さま → けっちゃく||||||ゆき|はな|き|あき|||あね| Let's settle this!

こんな ぶざま な 姿 を お 見せ する わけ に は いき ませ ん → |||すがた|||みせ||||||| I cannot appear before you in this pitiful form.

せっかく ボディー を 手 に 入れた のに → |ぼでぃー||て||いれた| I had finally obtained a body.

あんな 形 で 追い出さ れる だ なんて → |かた||おいださ||| To be expelled from it like that...

口惜しい 口惜しい どういう こと よ くちおしい|くちおしい||| is so frustrating. So frustrating!

ボディー の 持ち主 で ある 蒼 星 石 が 契約 を 交わし た こと で ぼでぃー||もちぬし|||あお|ほし|いし||けいやく||かわし|||

寄生 者 で ある 雪 華 綺 晶 は 行き場 を 失った きせい|もの|||ゆき|はな|き|あき||ゆきば||うしなった as a parasite, Kirakishou is losing her hold over it.

どうやら 相当 の ダメージ だった よう ね |そうとう||だめーじ||| It seems she's taken a fair bit of damage.

自分 の フィールド で 姿 を 保つ こと すら でき ない なんて じぶん||ふぃーるど||すがた||たもつ||||| Considering she can't even maintain her form in her own field.

じゃあ 蒼 星 石 の ボディー は どう なった の ? |あお|ほし|いし||ぼでぃー||||

≪ ( 蒼 星 石 ) ここ だ よ あお|ほし|いし||| Right here.

ふ ~ ん な … なん だ よ

最悪 って ほど で も ない な さいあく|||||| Well, I didn't turn out so bad.

まあ マシ って レベル ? 不満 は 残る けど |||れべる|ふまん||のこる| Okay-ish, I guess.

なん だ 中学 の 僕 って こんなに 生意気 だった か ? ||ちゅうがく||ぼく|||なまいき|| What the hell? Was the middle-schooler me always this much of a brat?

( まい た ジュン ) 安心 しろ よ 僕 は 間違い なく お前 だ から |||あんしん|||ぼく||まちがい||おまえ|| Take it easy. I am most definitely you.

やっぱり 生意気 な |なまいき|

ところで Anyway...

フフン 気 に なる かしら ? いや |き|||| I wonder if you're curious?

で は 教え ま しょ う ||おしえ|||

我 こそ は 泣く 子 も 黙る 乙女 番 長 われ|||なく|こ||だまる|おとめ|ばん|ちょう Fear me if you dare, for I am the second doll of the Rozen Maiden,

ローゼン メイデン 第 2 ドール 金糸 雀 だ ろ ? ||だい|どーる|きんし|すずめ||

か ー … |-

真 紅 から 聞い てる よ まこと|くれない||ききい||

そう いえ ば 真 紅 は 舞台 は ? |||まこと|くれない||ぶたい|

≪ ( まい た ジュン ) まあ 落ち着けよ ||||おちつけよ Calm down.

ここ は 第 0 世界 → ||だい|せかい

別 の 世界 から 見 た 現実 世界 って やつ だ べつ||せかい||み||げんじつ|せかい||| It's the real world as seen from another one.

待って くれよ どういう こと だ ? まって||||

まあ 落ち着け って 時間 なら ある |おちつけ||じかん||

ちょっと 話 そ う ぜ い … いや ない だ ろ 全然 |はなし|||||||||ぜんぜん

ここ じゃ 時間 は あって ない よう な もの な ん だ ||じかん|||||||||

焦って も 始まら ない あせって||はじまら| There's no use being flustered.

何で お前 そんな 落ち着 い て られる ん だ よ ? なんで|おまえ||おちつ|||||| How can you be so calm?

≪ ( まい た ジュン ) そう で も ない こっち も 自分 の 世界 の → |||||||||じぶん||せかい|

本当 の 真 紅 を 見つけ なきゃ いけない ん だ ほんとう||まこと|くれない||みつけ||||

そう か でも この 空間 に 落とさ れ た とき ||||くうかん||おとさ||| I see.

気 が つい た ん だ まずは お前 と 話さ なきゃ って き|||||||おまえ||はなさ||

まあ 何でも いい お前 の こと 話し て よ |なんでも||おまえ|||はなし|| Like I can tell the me of back then...

< 昔 の 自分 相手 に 話せる こと なんて > むかし||じぶん|あいて||はなせる|| What's university like?

あ ッ じゃあ さ 大学 は どんな 感じ ? ||||だいがく|||かんじ

どんな って 普通 だ よ 別に 何も ||ふつう|||べつに|なにも Nothing special about it.

そんな こと ない だ ろ 不 登校 を やめ て 勉強 し て さ |||||ふ|とうこう||||べんきょう|||

独り暮らし なんて 引きこもり の 僕 から は 想像 も つか ない ひとりぐらし||ひきこもり||ぼく|||そうぞう||| You're even living on your own... as a shut-in, I can't even imagine that.

そんな 大した こと じゃ ない |たいした|||

三流 大学 だ し 周り の やつ ら は 遊 ん で ばっかり で さんりゅう|だいがく|||まわり|||||あそ|||| It's just a third-rate university and the other students just screw around...

世の中 だって くだらない やつ ばっかり だ よのなか|||||

バイト の 店長 だって そ っか ばいと||てんちょう||| My boss at work, too...

や っぱ そんな もん な の か So that's how it is...

< がっかり し て いる > Now I've made him all depressed...

< そりゃ そう か 今 の 僕 は 未来 の 自分 な ん だ から な > |||いま||ぼく||みらい||じぶん|||||

< こんな 話 が し たかった の か > |はなし||||| Did he want to hear what I just said?

違う ん だ ちがう||

< 中学 の 自分 に こんな 情けない 言い訳 を …> ちゅうがく||じぶん|||なさけない|いい わけ|

< 気づか なかった だけ だ > きづか||| I just didn't realise...

なあ 僕 そんな 顔 す ん な よ |ぼく||かお|||| Hey me, why the long face?

メール が 来 て 変わって き てる めーる||らい||かわって|| Since your emails started coming, my life has been changing.

お前 の おかげ な ん だ よ おまえ|||||| All thanks to you.

< 自分 で 線 を 引 い て > じぶん||せん||ひ|| There's a line separating me and the others and I should blame everyone outside it for my not fitting in, right?

< 疎外 感 は 全て 境界 線 の 外側 が 原因 ? > そがい|かん||すべて|きょうかい|せん||そとがわ||げんいん

< そう じゃ ない >

< ここ まで しか 行け ない なんて 境界 線 は 本当 は どこ に も …> |||いけ|||きょうかい|せん||ほんとう||||

やっと 気づ い た の ね |きづ||||

そう 世界 は いつ だって |せかい||| Indeed - The world is full of choices unseen.

目 に 見え ない 選択肢 で 満ち て いる め||みえ||せんたくし||みち||

気づ こ う と さえ すれ ば 誰 の 手 に も 無限 に きづ|||||||だれ||て|||むげん|

世界 は 選び 取れる の だ わ せかい||えらび|とれる|||

第 0 世界 が 砕け た だい|せかい||くだけ| The Zero World is breaking apart.

どう なって いる の かしら ?

なあ まい た 世界 の 僕 |||せかい||ぼく

僕 は ずっと 思って た ぼく|||おもって|

誰 も 僕 を 覚え て ない 世界 が あったら だれ||ぼく||おぼえ|||せかい||

気持ち いい だ ろ うなって きもち||||

けど 違って た え ッ ? |ちがって||| I was wrong.

ありがとう

僕 もう 行け そうだ ぼく||いけ|そう だ

さよなら だ 未来 で また 会 お う ||みらい|||かい|| See you. Let's meet again in the future.

言わ れ なく て も 追い越す けど な いわ|||||おいこす||

見 て て くれよ ここ から 巻き返す み||||||まきかえす

蒼 星 石 あお|ほし|いし Souseiseki!

( 蒼 星 石 ) 久しぶり 元気 だった かい ? ドールズ あお|ほし|いし|ひさしぶり|げんき||| It has been a while. Are you well, dolls?

そんな まさか …\ N あり え ない Impossible! It can't be...

あなた の ローザ ミス ティカ は 私 の 中 な の よ |||みす|||わたくし||なか||| Your Rosa Mystica is inside of me!

エーテル で ある ボディー が ニ つ 足 で 立つ に は |||ぼでぃー||||あし||たつ||

ローザ ミス ティカ が 必要 不可欠 だ わ |みす|||ひつよう|ふかけつ|| you need a Rosa Mystica!

僕 と 翠 星 石 は 双子 ドール だ → ぼく||みどり|ほし|いし||ふたご|どーる| Suiseiseki and I are twin dolls.

二 対 の 瞳 を 分かち合った 特別 に 近しい 存在 ふた|たい||ひとみ||わかちあった|とくべつ||ちかしい|そんざい Having the same pair of eyes split between ourselves,

7 つ に 分け られ た ローザ ミス ティカ の うち 僕ら に 割り当て られ た かけら は ||わけ||||みす||||ぼくら||わりあて|||| Amongst all of the seven Rosa Mystica fragments, ours are the two that are an exact match.

ぴったり と 重なる 双子 石 だった ん だ って ||かさなる|ふたご|いし||||

お 父 さま に そう 聞か さ れ て た よ だ から って その 子 |ちち||||きか||||||||||こ Father told me so.

自分 の ローザ ミス ティカ を 双子 の 体 に 入れ た と いう の ? じぶん|||みす|||ふたご||からだ||いれ|||| put her own Rosa Mystica into her twin?

( 蒼 星 石 ) 僕 を 取り戻 そ う と し て くれ た ん だ あお|ほし|いし|ぼく||とりもど||||||||| She wanted me back.

蒼 星 石 … あお|ほし|いし

なんて くだらない What a stupid thing to do.

これ だ から あなた 達 は 美しく ない って いう の よ ||||さとる||うつくしく||||| This is why you are all so ugly.

( 蒼 星 石 ) 本当 だ ね こんな 形 は 美しく ない あお|ほし|いし|ほんとう||||かた||うつくしく|

あるべき 形 に 戻 そ う |かた||もど|| I should return to my true form.

翠 星 石 の ローザ ミス ティカ は 翠 星 石 に → みどり|ほし|いし|||みす|||みどり|ほし|いし|

そして 僕 は また もの 言わ ぬ 人形 に |ぼく||||いわ||にんぎょう|

とにかく 今 は ここ から 出る こと を 考えよ う |いま||||でる|||かんがえよ|

帰ったら みんな で お 茶会 でも し ま しょ う かえったら||||ちゃかい||||| When we get out, let's all have a tea party.

フンッ Hmph!

まか なかった 世界 の 扉 って どれ な ん だ よ ? ||せかい||とびら||||||

かしら ? I wonder...

≪ ( 金糸 雀 ) ねえ ジュン 何 だ よ ? きんし|すずめ|||なん|| Hey, Jun.

あの ね このまま 戻って も |||もどって|

ちゃんと 戻れ ない かも かしら |もどれ|||

は あ ッ ? 私 達 ローゼン メイデン は |||わたくし|さとる|||

もともと 招か れ ざる 客 だった の |まねか|||きゃく||

ジュン が 「 まき ませ ん 」 を 選 ん だ 時点 で ね ||||||せん|||じてん||

うん Hm.

で そこ に 真 紅 が 現れ ちゃ った でしょ ? → |||まこと|くれない||あらわれ|||

その せい で まか なかった 世界 は ゆ がん だ → |||||せかい||||

だから 真 紅 が そこ に 存在 できる 時間 に は 限り が あった の |まこと|くれない||||そんざい||じかん|||かぎり||| That's why there was a limit to the amount of time Shinku could exist there.

その タイム リミット が 雪 華 綺 晶 と の 戦い の 中 で 来 て しまった の |たいむ|||ゆき|はな|き|あき|||たたかい||なか||らい|||

う … うん Y-yeah.

あの 世界 は 真 紅 達 が 消え た こと で |せかい||まこと|くれない|さとる||きえ|||

止まって い た 時間 が 一気に 巻き 戻って とまって|||じかん||いっきに|まき|もどって

真 紅 が 最初 から 来 なかった って いう ところ から まこと|くれない||さいしょ||らい|||||

また 再生 に なって …\ N ちょ っ … 待て 待て |さいせい||||||まて|まて Then time will start flowing again, and—

全然 分から ん ああ ッ もう かしら ! ぜんぜん|わから||||| You've completely lost me.

つまり ね 「 あった こと 」 に する に は

真 紅 達 と 一緒 に 戻ら ない と いけない の まこと|くれない|さとる||いっしょ||もどら||||

そう じゃ な い と これ まで の こと が 「 なかった こと 」 に なる の ! If you don't, everything you did until now will never have happened.

なかった こと に ? It'll never have happened?

これ まで つくりあげ た 僕 の 「 今 」 が ||||ぼく||いま| Everything I've worked so hard for... my present...

そんな …

時間 の 止まった あの 時間 に みんな で 帰る の じかん||とまった||じかん||||かえる|

そう すれ ば きっと うん じゃあ まずは

真 紅 達 の いる 場所 を 探 そ う ラジャー かしら まこと|くれない|さとる|||ばしょ||さが||||

あら ッ ジュン その キラキラ し た の 何 ? ||||きらきら||||なん Huh?

袖 の ところ そで|| Near your sleeve.

何 だ ? これ なん|| What's this?

( 水晶 壁 を 叩く 音 ) すいしょう|かべ||たたく|おと

雪 華 綺 晶 どこ に いる の ? ゆき|はな|き|あき|||| Kirakishou, where are you?

答え なさい こたえ|

もう い ない よう だ ね

身 を 隠し て 回復 を 図って いる の でしょ う み||かくし||かいふく||はかって||||

このまま 食わ れる の を 待つ って いう の ? |くわ||||まつ|||

待って あれ は … まって||

ジュン Jun.

おい みんな 雪 華 綺 晶 に 巻か れ た 糸 を たどって 来 た ん だ ||ゆき|はな|き|あき||まか|||いと|||らい||| Hey, everyone!

そう したら ここ に これ は どういう … It led me here.

クソッ どう し たら この 水晶 を … |||||すいしょう| How am I supposed to get through this crystal?

真 紅 の パーツ が いっぱい ある 夢 を 見 た って まこと|くれない||||||ゆめ||み||

ジュン 言って た かしら ? ああ |いって|||

それ も これ も 雪 華 綺 晶 が つくった まやかし の 世界 ||||ゆき|はな|き|あき|||||せかい That and this are both illusionary worlds created by Kirakishou.

そう だ わ ピチカート ! Oh, right.

カナ に お 任せ かしら ! |||まかせ|

うん じゃあ …\ N 何かしら その 薄い 反応 |||なにかしら||うすい|はんのう

だって さ お 任せ 「 かしら 」 だ ろ |||まかせ||| Well, you said "you think".

かしら だ から って 何 な の かしら ||||なん|||

いや 本人 イマイチ 自信 ない み たい な |ほんにん||じしん|||| Well, you don't sound very confident.

う ~ ん ッ もう 失礼 千万 かしら ! ||||しつれい|せんまん|

いや ごめん フンッ Sorry.

目 に も の 見せ て あげ ちゃ お う かしら め||||みせ|||||| I'll show you, I think.

幻想 の ため の ソナタ 第 一 楽章 げんそう||||そなた|だい|ひと|がくしょう Sonata for a Fantasy, first movement.

♪♪~

これ は …\ N し ッ Shh.

この 音色 金糸 雀 ? |ねいろ|きんし|すずめ This tone... Kanaria?

す すごい ぞ ! かしら !

( 金糸 雀 ) かしら じゃ ない かしら きんし|すずめ||||

真 紅 ジュン まこと|くれない| Shinku.

みんな 無事 か ? |ぶじ| Are you all okay?

はじめ まして 僕 は 第 4 ドール ・ 蒼 星 石 ||ぼく||だい|どーる|あお|ほし|いし Nice to meet you.

あなた が 僕 の マスター ? ぼ 僕 が ? ||ぼく||ますたー||ぼく| Are you my master?

そう 指輪 の 契り を 結 ん だ |ゆびわ||ちぎり||けつ|| Yes. You have made the vow upon the ring.

まさか あれ は 事故 みたい な もの な のに |||じこ||||| No way.

( 蒼 星 石 ) あなた の 指 あお|ほし|いし|||ゆび

覚え てる おぼえ|

毎日 優しく 僕 の 体 に 触れ て くれ た ね → まいにち|やさしく|ぼく||からだ||ふれ||||

丁寧 に 最後 まで 組み立て て くれ た ていねい||さいご||くみたて||| How you so carefully made me whole, piece by piece...

ありがとう マスター |ますたー Thank you, my master.

ジーッ ジーッ

ジューン ! じゅーん Jun!

あれ が 鍵 だ わ ! ||かぎ|| There's the key!

あれ は … That's...

♪♪~

( 店長 ) 今日 も 華麗 な ひととき を ( 斉藤 ) ブックスタキワ プレゼンツ 店 内 放送 てんちょう|きょう||かれい||||さいとう|||てん|うち|ほうそう

( 店長 ) 斉藤 ち ゅ わ ~ ん ( 斉藤 ) ムリ ムリ → てんちょう|さいとう|||||さいとう|むり|むり

その 呼び 方 の とき は 店長 また 変 な お 店 に 誘う つもり です ね |よび|かた||||てんちょう||へん|||てん||さそう||| You saying my name like that, boss... Preview

( 店長 ) うむ む \ N ( 斉藤 ) 図星 です か てんちょう||||さいとう|ずぼし||

( 店長 ) ところ で 斉藤 ちゃん の 夢 って 何 ? → てんちょう|||さいとう|||ゆめ||なん

その かわい さ で 全 人類 を からめ とって → ||||ぜん|じんるい||| My dream? Preview

ゆく ゆく は 世界 征服 ? ( 斉藤 ) うむ む |||せかい|せいふく|さいとう||

( 店長 ) 図星 か ~\ N ( 斉藤 ) で は また ~ てんちょう|ずぼし|||さいとう|||