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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター), Hunter x Hunter (2011) Episode 59

Hunter x Hunter (2011) Episode 59

( ゼパイル ) 来た ぜ お前 ら の ターゲット が 。

( ゼパイル ) 大 富豪 バッテラ だ 。

( バッテラ ) 目的 ? もちろん 『 グリードアイランド 』 です よ 。

なぜ そこ まで この ゲーム に こだわる のです か ?

かけた お 金 も 相当 高額に なって ます よ ね ?

ですから 愛 です よ 愛 。

愛する もの を 独占 し たい と 思う の は 当然でしょう 。

( リポーター ) 愛 と は ?

世間 で は いろいろ と 噂 が 流れて おり ます が →

どう な んでしょう ?

( ゴン = フリークス )《 絶対 に ジン の 手掛かり を つかんで み せる !》

♪♪~

( クラピカ ) 今 何 時 だ ?

( レオリオ ) あ … クラピカ !

( センリツ ) 午後 の 2 時 よ 。

半日 も … 寝て いた の か 。

( レオリオ )《 丸 2 日 だ ぜ クラピカ 》

ボス は ? 地下 競売 は ?

結局 中止 に なった わ 。

残り の 品 は 後日 ネットオークション に なる そう よ 。

ボス も 納得 して くれた わ 。

ウソ だ な 。 えっ …。

彼女 は オークション に 参加 する こと を 心待ち に して いた んだ 。

そう 簡単に 納得 する と は 思え ない 。

スクワラ が 殺さ れた の 。

えっ ?

( センリツ ) それ で エリザ が ひどく 取り乱しちゃ って 。

( センリツ の 声 ) 競り落とした 「 緋 の 眼 」 は 奴 ら に 奪わ れて しまった んだ けど →

ボス は その こと より →

エリザ の 動揺 ぶり に ショック を 受けて いた わ 。

それ で 自分 から 「 帰る 」 って 言い出して …。

そう か 。

ゴン と キルア は ?

2 人 は 元気 よ 今頃 は …。

( レオリオ ) 寝 ち まった よ 。 あっ …。

あいつ ら は 自分 の やる べき こと を やって る 。

だから お前 も 今 は ゆっくり 休め 。

( 司会 者 ) 続いて この 品 →

幻 の ゲーム 『 グリードアイランド 』 です !

( 観客 ) お ~!

では この ソフト の 不思議な 力 を ご覧 いただき ましょう !

♪♪~

♪♪~

お ~!

ご覧 の 通り その 不思議な 力 は →

どんな 衝撃 から も この ゲーム 機 を 守って いる のです 。

この 中 で 誰 か が プレー し 続けて いる 限り !

( 指 を 鳴らす 音 )

( 司会 者 ) この 方 の 名 は ジェイトサリ 。

現在 も プレーヤー と して ゲーム 内 に 存在 して おり ます 。

実は この ゲーム は 彼 と の 契約 に よって →

当 オークション に 譲渡 さ れた もの な のです 。

《 ジン が 持って 来た んじゃ ない んだ …》

( 司会 者 ) ジェイトサリ は 次 の ような 契約 書 を 残して おり ました 。

「 本 契約 書 に 記載 さ れた 年月日 まで に →

この ゲーム が クリア さ れ なかった 場合 →

その 時点 で 私 を 含めた 7 名 が プレー 中 であった と して も →

無償 で この ゲーム 7 本 を ハード 機 と ともに →

サザンピースオークション に 提供 し →

才能 ある 後輩 に ゲーム クリア の 夢 を 託す こと に する 」 と 。

残念 ながら 我々 が 入手 した 時 →

2 本 は ゲーム オーバー と なって おり ました 。

それ は プレーヤー の 現実 で の 死 を 意味 し ます 。

この ゲーム は 死 を 伴う 大変 危険な もの な のです !

覚悟 の ある 方 のみ ご 参加 ください 。

それでは 9億 ジェニー から お 願い し ます !

( 歓声 )

( 司会 者 ) 10億 出 ました ! 15億 出 ました !

105 番 倍 ! 30億!

71 番 さらに 倍 ! 60億!

( キルア = ゾルディック ) 《 ゲッ ! 兄貴 じゃ ねえ か !》

挙げた 手 の 形 で 金額 を 表す んだ ね 。

ああ オークショニア が その 中 から →

瞬時 に 一 番 高い 額 を 発表 する んだ 。

( 司会 者 ) 16 番 さらに 倍 ! 120億!

じゃあ これ は ?

( 司会 者 ) 201 番 さらに 倍 ! 240億!

バカ ! お前 !

チッ 。

( 司会 者 ) 16 番 250億 出 ました !

は ぁ ~ 助かった ~。

《 どうやら 兄貴 の 野郎 →

『 グリードアイランド 』 の ロム を 解析 でき なかった らしい な 》

( 司会 者 ) 71 番 255億!

《 あいつ ! いくら 持って んだ よ 》

フン 。

( 司会 者 ) 16 番 一気に アップ で 305億 です !

( 歓声 )

( ミルキ = ゾルディック ) クッソ ~!

( ツェズゲラ ) フ ~。

( ツェズゲラ ) 305億… です か 。

別に 構わ ん 。

この ゲーム を クリア する こと が できる のならば な 。

あの 俺 達 ハンター な んです けど …。

『 グリードアイランド 』 の ゲーム クリア に 協力 し ます よ 。

ふざけて ないで さっさと 帰り なさい 。

ふざけて ない よ ! これ でも プロ ハンター な んだ !

( ボディー ガード ) 何 を バカな 。

ライセンス は ある の か ね ?

はい !

いや ない よ まだ 質屋 だ ろ 。

あっ いや 今 は …。

ほら 見ろ やっぱり ウソ か 。

ウソ じゃ ない よ !

ま ぁ 待ち なさい この 会場 に 入れた と いう だけ でも →

君 達 が 特別な の は 分かる 。

が … だからといって 君 達 の 言葉 を うのみ に は でき ない 。

私 が ハンター を 雇って →

ゲーム クリア を 目指して いる の は 事実 だ が →

現 時点 で 君 ら を 雇う わけに は いか ない 。

プレー 人数 が 限ら れて いる から ねぇ 。

《 マズ い 作戦 失敗 か …》

(( ぶっちゃ け ゲーム は 買わ なくて も いい と 思う んだ ))

(( 欲しい の は ゲーム の 中 の 情報 !))

(( それ に 『 グリードアイランド 』 を 競り落とした 人 の 中 に も →

きっと プレーヤー を 探して いる 人 も いる と 思う んだ ))

プレー 人数 が 限ら れて る ?

1 つ の カード に は 1 人 分 の データ しか セーブ でき ない んだ よ 。

マルチタップ を 使い 1 つ の ハード で 8 人 が プレーヤー の 上限 だ 。

そう いえば メモリー カード の 30 ブロック 全部 →

『 グリードアイランド 』 で 埋まって た よ ね ?

ああ 。 ( バッテラ ) なぜ それ を !

俺 達 『 グリードアイランド 』 の セーブ データ を 持って る んです 。

君 達 プレー した こと が ある の か ?

いえ データ だけ 手 に 入れた んです けど 。

《 だ と したら あれ も …》

( バッテラ ) もしも その カード が 本物 なら →

ゲーム 機 から その カード を 抜く ため に →

もう 1 つ アイテム が 必要な んだ が 。

もし かして !

あの 指輪 か !

《 指輪 の こと も 知っている 》

どうやら 審査 対象 と して の 資格 は ある ようだ ねぇ 。

「 念 」 は 使える んだろう ?

ちょっと 「 練 」 を 見せて もらおう か 。

はい ! はい !

フッ ! フッ !

どう だ ?

ダメです ね プレー さ せる だけ 無駄です 。

逃げ回った 揚げ句 死ぬ の が オチ です な 。

やって も み ないで 何で 分かる の ?

やって から じゃ 遅い んだ よ 坊や 。

死んで くれる の なら まだ いい が →

ダラダラ と 延命 さ れる の が 厄介で な 。

あの ゲーム は プレーヤー が 中 で 生きて いる 限り →

リセット も メモリー カード を 抜く こと も でき ない 。

つまり 新たな プレーヤー を 投入 でき ない のだ よ 。

私 が 雇った ハンター が →

プロ アマ 含めて 100 名 ほど プレー して いる が →

その 半分 以上 が すでに 投げて いる 。

「 投げて る 」?

現実 世界 に 戻る こと を 諦め →

ずっと ゲーム の 中 で 生き延びよう と して いる のだ 。

だから 新たな プレーヤー は 厳選 する 。

我々 が 求めて いる の は →

最低 でも 現実 に 戻れる アイテム を 入手 し →

帰還 できる だけ の 力 を 持つ 者 だ 。

俺 達 に は その 力 が ない って こと ?

何で こいつ に そんな こと 分かる んだ よ !

それ は 彼 が プロ の ハンター で →

『 グリードアイランド 』 の 経験 者 だ から だ 。

えっ !? えっ !?

経験 上 言わ せて もらえば →

現実 帰還 の アイテム 入手 難度 は 中 の 下 。

だが お前達 程度 の 「 念 」 で は 入手 どころ か →

すぐに ゲーム オーバー だ 。

審査 が 終われば 俺 は また ゲーム に 戻る 。

審査 ?

あんた が プレーヤー を 審査 する って こと ?

そう だ 審査 日 は オークション 最 終日 。

もし 参加 する 気 が ある の なら →

その 間 せいぜい 「 念 」 を 磨く こと だ な 。

言わ れ なく った って やる よ ! 行こう ! キルア 。

( ツェズゲラ ) ところで 坊や →

その メモリー カード は どう やって 入手 した んだ ?

教え ない !

ハハハ …。 ( ドア の 開閉 音 )

クッソ ~! 腹 立つ なぁ 。

絶対 審査 受かって やる !

( フィンクス ) 審査 か … どう する ?

( フェイタン ) 聞く まで も ない ね 。

( フェイタン ) 私 達 盗賊 盗む に 決まって る 。

( フィンクス ) じゃ アジト に 戻って プレー して みる か 。

( フィンクス ) カード が 1 つ ささって る って こと は →

あと 1 人 しか プレー でき ねえ ぜ ?

マルチタップ 使う ね 。

これ で 4 人 OK ね 。

な ~ る で どっち が 先 に 行く ?

私 行く よ 。

お ~! ホントに 消え ち まった 。

半信半疑 だった んだ が な 。

( マチ ) 何 ? 今 の 。

( フィンクス ) ゲーム だ よ お前 ら も やら ない か ?

( マチ ) パス 。 ( フランクリン ) 気 が 向いたら な 。

そう か … じゃ お 先 に 。

( シズク ) また 消えた 。 どんな ゲーム な の ? これ 。

実際 に 死ぬ かも しれ ねえ ゲーム だって よ 。

オークション の カタログ に 書いて ある 。

( シャルナーク ) ふ ~ ん 。

あ ~ ムカ つく !

言い たい 放題 言って くれちゃ って ~!

クソ ~!!

でも ま ぁ あいつ が 言う の も もっともだ ぜ 。

どういう こと ?

そう 突っかかる な よ 。

そろそろ 次の 段階 を 考えて も いい 頃 だって こと 。

次の 段階 ?

「 発 」… つまり 必殺 技 さ 。

えっ ?

クラピカ が 「 念 」 を 習得 した の は 俺 達 と ほとんど 同じ 時期 。

にもかかわらず あいつ が 「 旅団 」 と →

対等に 戦える の は 必殺 技 の おかげ 。

うん クラピカ は 「 旅団 」 に 対して 無敵に 近い 能力 を 得る 代わり に →

命懸け の リスク を 背負った んだ よ ね 。

俺 達 は そう は いか ない 。 うん 。

リスク は 重 過ぎ ず 軽 過ぎ ず かつ 自分 の 系統 に 合って て →

実践 的であり 応用 の 利く そんな 能力 を 考える んだ 。

う ~ ん 。

ま ぁ そう なる わ な 。

1 つ ずつ 行こう ぜ まず どんな 能力 に し たい か だ な 。

「 どんな 能力 に 」 か …。

おい 何 か ある だ ろ ? 漠然 と でも さ 。

う ~ ん とにかく すごい 能力 !

漠然と し 過ぎ !

じゃあ まずは 自分 の 系統 から 考えて みよう ぜ 。

ゴン は 強化 系 な んだ から →

や っぱ 何 か を 強める 能力 が いい わけだ よ 。

うん 。

だ と する と 次 は お前 の 何 を どう 強める かって こと だ な 。

痛 った いな ~! じゃあ キルア は どう な の さ !

とっくに ある よ 。

だから お前 の ほう を 決めよう と して んだ ろ ?

ホント ? どんな の ?

秘密 。 え ~!

ゴン 俺 は 今日 から 必殺 技 の 特訓 に 入る 。

まっ お前 は ゆっくり 考えて ろ 。

もしかしたら 審査 に は 俺 だけ 合格 しちゃ う かも な !

( ドア が 閉まる 音 ) う ~ ん 。

《 こうして 脅し で も し ない と →

あいつ すぐ 横道 に それる から な 》

《 自分 の オーラ と 電気 を 融合 する イメージ 》

う っ ! う ぅ !

う っ う ぅ !

《 次 は ためた 電力 を 一気に 放電 する イメージ で →

「 念 」 を 練る !》

フッ 。

( ツェズゲラ )(( お前達 程度 の 「 念 」 で は すぐに ゲーム オーバー だ ))

クッソ ~! 絶対 見返して やる !

熱心だ な ゴン 。

クラピカ ! もう いい の ?

ああ 熱 は 下がった もう 大丈夫だ 。

《 全然 大丈夫じゃ な さ そう 》

《 でも クラピカ の こと だ から →

「 クモ 」 が まだ ヨークシン に いる こと が 分かったら …》

《 何とか 止める 方法 ない かな ?》

ところで オークション は どう だった ?

高価な ゲーム を 狙って る そう じゃ ない か 。

あっ うん 。

なるほど プレーヤー 選考 審査 か 。

ねぇ クラピカ は 一体 どんな 修行 を した の ?

鎖 を 具現 化 しよう と 思って から は イメージ 修行 だ な 。

目 を つぶって 感触 を 確認 したり 何 百 何 千 枚 と 写生 したり →

ただ 眺めて みたり 舐めて みたり 音 や におい も …。

鎖 で 遊ぶ 以外 何も する な と 師匠 に 言わ れた から な 。

しばらく して 鎖 を 取り上げ られた 。

そう する と 今度 は 幻覚 で 鎖 が 見えて 来る んだ 。

その 幻覚 の 鎖 に やがて 重た さ や 冷た さ →

こすれ 合う 音 を 感じる ように なる 。

そうして 自然 と 具現 化 した 鎖 が 出せる ように なった んだ 。

それ 以外 は ゴン 達 と 同じだ よ 「 纏 」 と 「 練 」 だ 。

う ~ ん 。

あっ そうだ クラピカ ! 俺 の 師匠 に なって よ !

クラピカ なら 的確に 悪い と こと か 指摘 して くれ そうだ もん !

《 これ なら オークション の 間 →

クラピカ を ここ に 足止め できる !》

残念だ が それ は でき ない 。 えっ !?

私 の ボス が 明日 に でも ここ を たつ 。

立場 上 ついて行か ねば なら ない 。

ヨークシン を 出る の ? ああ 。

「 クモ 」 の こと は 確かに 心残りだ が →

あれ から すでに 2 日 経った 今では もう 奴 ら も ここ に は いま い 。

そ っか それ が いい よ 。

ゴン は 誰 に 「 念 」 を 教わった んだ ?

私 に 聞く より その 人 に 聞いた ほう が いい んじゃ ない か ?

( ウイング ) ハハハ … 必殺 技 か 君 達 らしい ね 。

結論 から 言う と 強化 系 に 必殺 技 は 必要 あり ませ ん 。

[ TEL ] 何で です か ?

( ウイング ) 6 つ の 系統 の 中 で 最も 攻守 の バランス が いい から です 。

「 纏 」 と 「 練 」 を 極めて 行けば →

それ が 必殺 技 と 呼べる ほど すごい 威力 と なる 。

でも 今 は 時間 が ない んです 。

どうしても 俺 4 日 後 の 審査 に …。

[ TEL ]( ウイング ) ゴン くん もし 私 が 審査 員 で →

付け焼き刃 の 必殺 技 も どき など 見せ られたら 失望 する でしょう 。

いい です か ? ゴン くん 。

その クラピカ と いう 人 の マネ だけ は →

絶対 に して は いけない 。

[ TEL ] 私 が 理由 を 言わ なくて も その 人 を 見て いれば 分かる ね ?

はい 。

マネ で は なく 今 の ゴン くん でも →

十分 特別な 力 を 発揮 できる と 思い ます よ 。

本当 !? [ TEL ] もちろん !

[ TEL ] 自分 に 何 が できる か を 一つ一つ 思い出して み なさい 。

[ TEL ] そう すれば おのずと 答え は 出て 来 ます 。

[ TEL ]( ショート した 音 ) あっ …。

[ TEL ] ヒント お 願い ヒント を くださ い !

随分 焦って る みたいです ねぇ 。

[ TEL ] 焦り は 禁物 ! 地道 が 一 番 の 近道 です よ 。

期限 が なければ 俺 も そう 思う んだ けど …。

しょうがない 大 ヒント !

ゴン くん が その ツェズゲラ と いう 人 の 前 で 見せた の は →

普通の 「 練 」 だけ でしょう ? [ TEL ] うん 。

今度 は 全て を 同時に 見せ なさい 。

全て を ? [ TEL ] そうです 。

[ TEL ] いい です か ? 君 が 覚えた こと 全部 →

それ を 同時に です 。

《 覚えた こと 全て を 同時に 》

《「 纏 」 オーラ を 肉体 の 周り に とどめる 》

《「 絶 」 オーラ が 全く 出て い ない 状態 に する 》

《「 練 」 通常 以上 の 大量の オーラ を 生み出す 》

《 そして 「 発 」》

《 待てよ 「 練 」 は オーラ を 出す こと で →

「 絶 」 は 出さ ない 》

《 それ を 同時に って …》

( ショート した 音 ) 《 お ? また ショート した か 》

《 しっかり しろ よ ゴン 》

《 もたもた して っと 一気に 置いて く ぜ !》

《 無理だ よ 出る の と 出 ない の 同時に やる なんて ~》

( ウイング )(( 自分 に 何 が できる か を 一つ一つ 思い出して み なさい ))

《 う ~ ん ウイング さん に 念 能力 を 開発 して もらって →

最初 は 「 纏 」 しか 覚えて ない のに →

バトル に 出ちゃ って 大 ケガ した んだ 》

《 でも そこ で 「 絶 」 を マスター した 》

《 それ から ヒソカ の 技 を 見破る ため に 「 凝 」 を 覚えて …》

《「 凝 」?》

そう だ ! まだ 「 凝 」 が あった !

《「 凝 」 オーラ を 目 に 集中 して 隠れた オーラ を 見つける 》

《 集中 ? そうだ 気持 も 目 に 集中 して た から →

他の 部分 が どう なって る か 気づか なかった 》

《 わずかだ けど オーラ が 出て る 》

《 これ を 閉じれば 全て 同時に できる !》

《 よしっ できた !》

あっ !

ぷは ~ ダメだ ~。

《 ちょっと 気 を 抜いた だけ で 全部 解けちゃ う 》

《 でも できる 》

《 これ で もし 「 練 」 で 増強 した オーラ を 1 か所 に 集中 したら →

一体 どれ だけ の パワー が 出る んだろう 》

《 試し たい その パワー !》

( ウイング )(( ゴン くん 焦り は 禁物 !))

≪ オス !≫

《 何 か つかんだ な 》

《 負け ない ぜ ! ゴン !》

<2 人 は 今 新たな 覚醒 の 時 を 迎えて いた >

♪♪~

♪♪~

♪♪~

♪♪~

(2 人 ) この後 は G . I ち ゅ ー とり ある !

今日 から 始まった G . I ち ゅ ー とり ある 。

「 ち ゅ ー とり ある 」 って 何 ? 説明 書 だ よ 。

毎回 ゲーム の 中身 を 分かり やすく 説明 して 行き ま ~ す !

ポチ っと な 。 あっ !


Hunter x Hunter (2011) Episode 59 hunter||hunter|episode Hunter x Hunter (2011) Episode 59

( ゼパイル ) 来た ぜ   お前 ら の ターゲット が 。 |きた||おまえ|||たーげっと|

( ゼパイル )  大 富豪   バッテラ だ 。 |だい|ふごう||

( バッテラ )  目的 ?  もちろん 『 グリードアイランド 』 です よ 。 |もくてき||||

なぜ   そこ まで   この ゲーム に こだわる のです か ? ||||げーむ||||

かけた   お 金 も 相当   高額に なって ます よ ね ? ||きむ||そうとう|こうがくに||||

ですから   愛 です よ   愛 。 |あい|||あい

愛する もの を 独占 し たい と 思う の は   当然でしょう 。 あいする|||どくせん||||おもう|||とうぜんでしょう

( リポーター )  愛 と は ? りぽーたー|あい||

世間 で は   いろいろ と 噂 が 流れて おり ます が → せけん|||||うわさ||ながれて|||

どう な んでしょう ?

( ゴン = フリークス )《 絶対 に   ジン の 手掛かり を つかんで み せる !》 ||ぜったい||||てがかり||||

♪♪~

( クラピカ )  今   何 時 だ ? |いま|なん|じ|

( レオリオ )  あ …  クラピカ !

( センリツ )  午後 の 2 時 よ 。 |ごご||じ|

半日 も …  寝て いた の か 。 はんにち||ねて|||

( レオリオ )《 丸 2 日 だ ぜ   クラピカ 》 |まる|ひ|||

ボス は ?  地下 競売 は ? ぼす||ちか|きょうばい|

結局   中止 に なった わ 。 けっきょく|ちゅうし|||

残り の 品 は   後日 ネットオークション に なる そう よ 。 のこり||しな||ごじつ|||||

ボス も 納得 して くれた わ 。 ぼす||なっとく|||

ウソ だ な 。 えっ …。 うそ|||

彼女 は   オークション に 参加 する こと を 心待ち に して いた んだ 。 かのじょ||||さんか||||こころまち||||

そう 簡単に 納得 する と は 思え ない 。 |かんたんに|なっとく||||おもえ|

スクワラ が 殺さ れた の 。 ||ころさ||

えっ ?

( センリツ )  それ で   エリザ が ひどく 取り乱しちゃ って 。 ||||||とりみだしちゃ|

( センリツ の 声 ) 競り落とした 「 緋 の 眼 」 は   奴 ら に 奪わ れて しまった んだ けど → ||こえ|せりおとした|ひ||がん||やつ|||うばわ||||

ボス は   その こと より → ぼす||||

エリザ の 動揺 ぶり に ショック を 受けて いた わ 。 ||どうよう|||しょっく||うけて||

それ で   自分 から 「 帰る 」 って 言い出して …。 ||じぶん||かえる||いいだして

そう か 。

ゴン と キルア は ?

2 人 は 元気 よ   今頃 は …。 じん||げんき||いまごろ|

( レオリオ )  寝 ち まった よ 。 あっ …。 |ね||||

あいつ ら は 自分 の やる べき こと を やって る 。 |||じぶん|||||||

だから   お前 も 今 は   ゆっくり 休め 。 |おまえ||いま|||やすめ

( 司会 者 )  続いて   この 品 → しかい|もの|つづいて||しな

幻 の ゲーム 『 グリードアイランド 』 です ! まぼろし||げーむ||

( 観客 )  お ~! かんきゃく|

では   この ソフト の 不思議な 力 を ご覧 いただき ましょう ! ||そふと||ふしぎな|ちから||ごらん||

♪♪~

♪♪~

お ~!

ご覧 の 通り   その 不思議な 力 は → ごらん||とおり||ふしぎな|ちから|

どんな 衝撃 から も この ゲーム 機 を 守って いる のです 。 |しょうげき||||げーむ|き||まもって||

この 中 で   誰 か が プレー し 続けて いる 限り ! |なか||だれ|||ぷれー||つづけて||かぎり

( 指 を 鳴らす 音 ) ゆび||ならす|おと

( 司会 者 ) この 方 の 名 は   ジェイトサリ 。 しかい|もの||かた||な||

現在 も プレーヤー と して ゲーム 内 に 存在 して おり ます 。 げんざい||ぷれーやー|||げーむ|うち||そんざい|||

実は   この ゲーム は 彼 と の 契約 に よって → じつは||げーむ||かれ|||けいやく||

当 オークション に 譲渡 さ れた もの な のです 。 とう|||じょうと|||||

《 ジン が 持って 来た んじゃ ない んだ …》 ||もって|きた|||

( 司会 者 )  ジェイトサリ は   次 の ような 契約 書 を 残して おり ました 。 しかい|もの|||つぎ|||けいやく|しょ||のこして||

「 本 契約 書 に 記載 さ れた 年月日 まで に → ほん|けいやく|しょ||きさい|||ねんがっぴ||

この ゲーム が クリア さ れ なかった 場合 → |げーむ||くりあ||||ばあい

その 時点 で   私 を 含めた 7 名 が プレー 中 であった と して も → |じてん||わたくし||ふくめた|な||ぷれー|なか||||

無償 で   この ゲーム 7 本 を ハード 機 と ともに → むしょう|||げーむ|ほん||はーど|き||

サザンピースオークション に 提供 し → ||ていきょう|

才能 ある 後輩 に   ゲーム クリア の 夢 を 託す こと に する 」 と 。 さいのう||こうはい||げーむ|くりあ||ゆめ||たくす||||

残念 ながら   我々 が 入手 した 時 → ざんねん||われわれ||にゅうしゅ||じ

2 本 は   ゲーム オーバー と なって おり ました 。 ほん||げーむ|おーばー||||

それ は   プレーヤー の 現実 で の 死 を 意味 し ます 。 ||ぷれーやー||げんじつ|||し||いみ||

この ゲーム は   死 を 伴う 大変 危険な もの な のです ! |げーむ||し||ともなう|たいへん|きけんな|||

覚悟 の ある 方 のみ ご 参加 ください 。 かくご|||かた|||さんか|

それでは  9億 ジェニー から お 願い し ます ! |おく||||ねがい||

( 歓声 ) かんせい

( 司会 者 ) 10億  出 ました ! 15億  出 ました ! しかい|もの|おく|だ||おく|だ|

105 番   倍 ! 30億! ばん|ばい|おく

71 番   さらに 倍 ! 60億! ばん||ばい|おく

( キルア = ゾルディック ) 《 ゲッ !  兄貴 じゃ ねえ か !》 |||あにき|||

挙げた 手 の 形 で 金額 を 表す んだ ね 。 あげた|て||かた||きんがく||あらわす||

ああ   オークショニア が その 中 から → ||||なか|

瞬時 に   一 番 高い 額 を 発表 する んだ 。 しゅんじ||ひと|ばん|たかい|がく||はっぴょう||

( 司会 者 ) 16 番   さらに 倍 ! 120億! しかい|もの|ばん||ばい|おく

じゃあ   これ は ?

( 司会 者 ) 201 番   さらに 倍 ! 240億! しかい|もの|ばん||ばい|おく

バカ !  お前 ! ばか|おまえ

チッ 。

( 司会 者 ) 16 番  250億  出 ました ! しかい|もの|ばん|おく|だ|

は ぁ ~  助かった ~。 ||たすかった

《 どうやら   兄貴 の 野郎 → |あにき||やろう

『 グリードアイランド 』 の ロム を 解析 でき なかった らしい な 》 ||||かいせき||||

( 司会 者 ) 71 番  255億! しかい|もの|ばん|おく

《 あいつ !  いくら 持って んだ よ 》 ||もって||

フン 。 ふん

( 司会 者 ) 16 番 一気に アップ で  305億 です ! しかい|もの|ばん|いっきに|あっぷ||おく|

( 歓声 ) かんせい

( ミルキ = ゾルディック )  クッソ ~!

( ツェズゲラ )  フ ~。

( ツェズゲラ ) 305億…  です か 。 |おく||

別に 構わ ん 。 べつに|かまわ|

この ゲーム を クリア する こと が できる のならば な 。 |げーむ||くりあ||||||

あの   俺 達 ハンター な んです けど …。 |おれ|さとる|はんたー|||

『 グリードアイランド 』 の ゲーム クリア に 協力 し ます よ 。 ||げーむ|くりあ||きょうりょく|||

ふざけて ないで さっさと 帰り なさい 。 |||かえり|

ふざけて ない よ ! これ でも プロ ハンター な んだ ! |||||ぷろ|はんたー||

( ボディー ガード )  何 を バカな 。 ぼでぃー|がーど|なん||ばかな

ライセンス は ある の か ね ? らいせんす|||||

はい !

いや   ない よ   まだ 質屋 だ ろ 。 ||||しちや||

あっ   いや   今 は …。 ||いま|

ほら 見ろ   やっぱり ウソ か 。 |みろ||うそ|

ウソ じゃ   ない よ ! うそ|||

ま ぁ   待ち なさい   この 会場 に 入れた と いう だけ でも → ||まち|||かいじょう||いれた||||

君 達 が 特別な の は 分かる 。 きみ|さとる||とくべつな|||わかる

が …  だからといって 君 達 の 言葉 を うのみ に は でき ない 。 ||きみ|さとる||ことば||||||

私 が ハンター を 雇って → わたくし||はんたー||やとって

ゲーム クリア を 目指して いる の は 事実 だ が → げーむ|くりあ||めざして||||じじつ||

現 時点 で   君 ら を 雇う わけに は いか ない 。 げん|じてん||きみ|||やとう||||

プレー 人数 が 限ら れて いる から ねぇ 。 ぷれー|にんずう||かぎら||||

《 マズ い   作戦 失敗 か …》 ||さくせん|しっぱい|

(( ぶっちゃ け   ゲーム は 買わ なくて も いい と 思う んだ )) ||げーむ||かわ|||||おもう|

(( 欲しい の は ゲーム の 中 の 情報 !)) ほしい|||げーむ||なか||じょうほう

(( それ に  『 グリードアイランド 』 を 競り落とした 人 の 中 に も → ||||せりおとした|じん||なか||

きっと   プレーヤー を 探して いる 人 も いる と 思う んだ )) |ぷれーやー||さがして||じん||||おもう|

プレー 人数 が 限ら れて る ? ぷれー|にんずう||かぎら||

1 つ の カード に は  1 人 分 の データ しか セーブ でき ない んだ よ 。 ||かーど|||じん|ぶん||でーた||せーぶ||||

マルチタップ を 使い  1 つ の ハード で 8 人 が プレーヤー の 上限 だ 。 ||つかい|||はーど||じん||ぷれーやー||じょうげん|

そう いえば   メモリー カード の 30 ブロック 全部 → ||めもりー|かーど||ぶろっく|ぜんぶ

『 グリードアイランド 』 で 埋まって た よ ね ? ||うずまって|||

ああ 。 ( バッテラ )  なぜ   それ を !

俺 達  『 グリードアイランド 』 の セーブ データ を 持って る んです 。 おれ|さとる|||せーぶ|でーた||もって||

君 達   プレー した こと が ある の か ? きみ|さとる|ぷれー||||||

いえ   データ だけ 手 に 入れた んです けど 。 |でーた||て||いれた||

《 だ と したら   あれ も …》

( バッテラ ) もしも   その カード が 本物 なら → |||かーど||ほんもの|

ゲーム 機 から その カード を 抜く ため に → げーむ|き|||かーど||ぬく||

もう 1 つ   アイテム が 必要な んだ が 。 ||あいてむ||ひつような||

もし かして !

あの 指輪 か ! |ゆびわ|

《 指輪 の こと も 知っている 》 ゆびわ||||しっている

どうやら   審査 対象 と して の 資格 は ある ようだ ねぇ 。 |しんさ|たいしょう||||しかく||||

「 念 」 は   使える んだろう ? ねん||つかえる|

ちょっと 「 練 」 を 見せて もらおう か 。 |ね||みせて||

はい ! はい !

フッ ! フッ !

どう だ ?

ダメです ね プレー さ せる だけ 無駄です 。 だめです||ぷれー||||むだです

逃げ回った 揚げ句 死ぬ の が オチ です な 。 にげまわった|あげく|しぬ|||おち||

やって も み ないで   何で 分かる の ? ||||なんで|わかる|

やって から じゃ 遅い んだ よ   坊や 。 |||おそい|||ぼうや

死んで くれる の なら   まだ いい が → しんで||||||

ダラダラ と 延命 さ れる の が 厄介で な 。 だらだら||えんめい|||||やっかいで|

あの ゲーム は   プレーヤー が 中 で 生きて いる 限り → |げーむ||ぷれーやー||なか||いきて||かぎり

リセット も   メモリー カード を 抜く こと も でき ない 。 りせっと||めもりー|かーど||ぬく||||

つまり   新たな プレーヤー を 投入 でき ない のだ よ 。 |あらたな|ぷれーやー||とうにゅう||||

私 が 雇った ハンター が → わたくし||やとった|はんたー|

プロ   アマ 含めて 100 名 ほど プレー して いる が → ぷろ|あま|ふくめて|な||ぷれー|||

その 半分 以上 が すでに 投げて いる 。 |はんぶん|いじょう|||なげて|

「 投げて る 」? なげて|

現実 世界 に 戻る こと を 諦め → げんじつ|せかい||もどる|||あきらめ

ずっと   ゲーム の 中 で 生き延びよう と して いる のだ 。 |げーむ||なか||いきのびよう||||

だから 新たな プレーヤー は 厳選 する 。 |あらたな|ぷれーやー||げんせん|

我々 が 求めて いる の は → われわれ||もとめて|||

最低 でも 現実 に 戻れる アイテム を 入手 し → さいてい||げんじつ||もどれる|あいてむ||にゅうしゅ|

帰還 できる だけ の 力 を 持つ 者 だ 。 きかん||||ちから||もつ|もの|

俺 達 に は   その 力 が ない って こと ? おれ|さとる||||ちから||||

何で   こいつ に そんな こと   分かる んだ よ ! なんで|||||わかる||

それ は   彼 が プロ の ハンター で → ||かれ||ぷろ||はんたー|

『 グリードアイランド 』 の 経験 者 だ から だ 。 ||けいけん|もの|||

えっ !? えっ !?

経験 上   言わ せて もらえば → けいけん|うえ|いわ||

現実 帰還 の アイテム 入手 難度 は 中 の 下 。 げんじつ|きかん||あいてむ|にゅうしゅ|なんど||なか||した

だが   お前達 程度 の 「 念 」 で は 入手 どころ か → |おまえたち|ていど||ねん|||にゅうしゅ||

すぐに   ゲーム オーバー だ 。 |げーむ|おーばー|

審査 が 終われば 俺 は   また ゲーム に 戻る 。 しんさ||おわれば|おれ|||げーむ||もどる

審査 ? しんさ

あんた が   プレーヤー を 審査 する って こと ? ||ぷれーやー||しんさ|||

そう だ 審査 日 は オークション 最 終日 。 ||しんさ|ひ|||さい|しゅうじつ

もし   参加 する 気 が ある の なら → |さんか||き||||

その 間   せいぜい 「 念 」 を 磨く こと だ な 。 |あいだ||ねん||みがく|||

言わ れ なく った って やる よ ! 行こう !  キルア 。 いわ|||||||いこう|

( ツェズゲラ )  ところで 坊や → ||ぼうや

その メモリー カード は どう やって 入手 した んだ ? |めもりー|かーど||||にゅうしゅ||

教え ない ! おしえ|

ハハハ …。 ( ドア の 開閉 音 ) |どあ||かいへい|おと

クッソ ~!  腹 立つ なぁ 。 |はら|たつ|

絶対   審査   受かって やる ! ぜったい|しんさ|うかって|

( フィンクス )  審査 か …  どう する ? |しんさ|||

( フェイタン )  聞く まで も ない ね 。 |きく||||

( フェイタン ) 私 達   盗賊   盗む に 決まって る 。 |わたくし|さとる|とうぞく|ぬすむ||きまって|

( フィンクス )  じゃ   アジト に 戻って プレー して みる か 。 ||||もどって|ぷれー|||

( フィンクス )  カード が 1 つ ささって る って こと は → |かーど|||||||

あと 1 人 しか   プレー でき ねえ ぜ ? |じん||ぷれー|||

マルチタップ   使う ね 。 |つかう|

これ で 4 人   OK ね 。 ||じん|ok|

な ~ る で   どっち が 先 に 行く ? |||||さき||いく

私   行く よ 。 わたくし|いく|

お ~!  ホントに 消え ち まった 。 |ほんとに|きえ||

半信半疑 だった んだ が な 。 はんしんはんぎ||||

( マチ )  何 ?  今 の 。 まち|なん|いま|

( フィンクス )  ゲーム だ よ お前 ら も やら ない か ? |げーむ|||おまえ|||||

( マチ )  パス 。 ( フランクリン )  気 が 向いたら な 。 まち|ぱす||き||むいたら|

そう か …  じゃ   お 先 に 。 ||||さき|

( シズク )  また 消えた 。 どんな ゲーム な の ?  これ 。 ||きえた||げーむ|||

実際 に 死ぬ かも しれ ねえ ゲーム だって よ 。 じっさい||しぬ||||げーむ||

オークション の カタログ に 書いて ある 。 ||かたろぐ||かいて|

( シャルナーク )  ふ ~ ん 。

あ ~  ムカ つく !

言い たい 放題 言って くれちゃ って ~! いい||ほうだい|いって||

クソ ~!! くそ

でも   ま ぁ あいつ が 言う の も   もっともだ ぜ 。 |||||いう||||

どういう こと ?

そう 突っかかる な よ 。 |つっかかる||

そろそろ 次の 段階 を 考えて も いい 頃 だって こと 。 |つぎの|だんかい||かんがえて|||ころ||

次の 段階 ? つぎの|だんかい

「 発 」…  つまり 必殺 技 さ 。 はつ||ひっさつ|わざ|

えっ ?

クラピカ が  「 念 」 を 習得 した の は 俺 達 と   ほとんど 同じ 時期 。 ||ねん||しゅうとく||||おれ|さとる|||おなじ|じき

にもかかわらず あいつ が  「 旅団 」 と → |||りょだん|

対等に 戦える の は 必殺 技 の おかげ 。 たいとうに|たたかえる|||ひっさつ|わざ||

うん   クラピカ は 「 旅団 」 に 対して 無敵に 近い 能力 を 得る 代わり に → |||りょだん||たいして|むてきに|ちかい|のうりょく||える|かわり|

命懸け の リスク を 背負った んだ よ ね 。 いのちがけ||りすく||せおった|||

俺 達 は   そう は いか ない 。 うん 。 おれ|さとる||||||

リスク は 重 過ぎ ず   軽 過ぎ ず かつ   自分 の 系統 に 合って て → りすく||おも|すぎ||けい|すぎ|||じぶん||けいとう||あって|

実践 的であり   応用 の 利く そんな 能力 を 考える んだ 。 じっせん|てきであり|おうよう||きく||のうりょく||かんがえる|

う ~ ん 。

ま ぁ   そう なる わ な 。

1 つ ずつ 行こう ぜ まず   どんな 能力 に し たい か だ な 。 ||いこう||||のうりょく||||||

「 どんな 能力 に 」 か …。 |のうりょく||

おい   何 か ある だ ろ ? 漠然 と でも さ 。 |なん|||||ばくぜん|||

う ~ ん   とにかく   すごい 能力 ! ||||のうりょく

漠然と し 過ぎ ! ばくぜんと||すぎ

じゃあ   まずは 自分 の 系統 から 考えて みよう ぜ 。 ||じぶん||けいとう||かんがえて||

ゴン は 強化 系 な んだ から → ||きょうか|けい|||

や っぱ   何 か を 強める 能力 が いい わけだ よ 。 ||なん|||つよめる|のうりょく||||

うん 。

だ と する と   次 は   お前 の 何 を どう 強める かって こと だ な 。 ||||つぎ||おまえ||なん|||つよめる||||

痛 った いな ~! じゃあ キルア は   どう な の さ ! つう|||||||||

とっくに ある よ 。

だから   お前 の ほう を 決めよう と して んだ ろ ? |おまえ||||きめよう||||

ホント ?  どんな の ? ほんと||

秘密 。 え ~! ひみつ|

ゴン   俺 は 今日 から 必殺 技 の 特訓 に 入る 。 |おれ||きょう||ひっさつ|わざ||とっくん||はいる

まっ   お前 は   ゆっくり 考えて ろ 。 |おまえ|||かんがえて|

もしかしたら   審査 に は 俺 だけ 合格 しちゃ う かも な ! |しんさ|||おれ||ごうかく||||

( ドア が 閉まる 音 ) う ~ ん 。 どあ||しまる|おと||

《 こうして 脅し で も し ない と → |おどし|||||

あいつ すぐ 横道 に それる から な 》 ||よこみち||||

《 自分 の オーラ と 電気 を 融合 する イメージ 》 じぶん||||でんき||ゆうごう||いめーじ

う っ !  う ぅ !

う っ   う ぅ !

《 次 は   ためた 電力 を 一気に 放電 する イメージ で → つぎ|||でんりょく||いっきに|ほうでん||いめーじ|

「 念 」 を 練る !》 ねん||ねる

フッ 。

( ツェズゲラ )(( お前達 程度 の 「 念 」 で は すぐに   ゲーム オーバー だ )) |おまえたち|ていど||ねん||||げーむ|おーばー|

クッソ ~!  絶対   見返して やる ! |ぜったい|みかえして|

熱心だ な   ゴン 。 ねっしんだ||

クラピカ !  もう いい の ?

ああ   熱 は   下がった もう 大丈夫だ 。 |ねつ||さがった||だいじょうぶだ

《 全然   大丈夫じゃ な さ そう 》 ぜんぜん|だいじょうぶじゃ|||

《 でも   クラピカ の こと だ から →

「 クモ 」 が   まだ ヨークシン に いる こと が 分かったら …》 くも||||||||わかったら

《 何とか 止める 方法   ない かな ?》 なんとか|とどめる|ほうほう||

ところで オークション は   どう だった ?

高価な ゲーム を 狙って る そう じゃ ない か 。 こうかな|げーむ||ねらって|||||

あっ   うん 。

なるほど プレーヤー 選考 審査 か 。 |ぷれーやー|せんこう|しんさ|

ねぇ   クラピカ は 一体 どんな 修行 を した の ? |||いったい||しゅぎょう|||

鎖 を 具現 化 しよう と 思って から は イメージ 修行 だ な 。 くさり||ぐげん|か|||おもって|||いめーじ|しゅぎょう||

目 を つぶって   感触 を 確認 したり 何 百   何 千 枚 と 写生 したり → め|||かんしょく||かくにん||なん|ひゃく|なん|せん|まい||しゃせい|

ただ 眺めて みたり   舐めて みたり 音 や   におい も …。 |ながめて||なめて||おと|||

鎖 で 遊ぶ 以外   何も する な と 師匠 に 言わ れた から な 。 くさり||あそぶ|いがい|なにも||||ししょう||いわ|||

しばらく して 鎖 を 取り上げ られた 。 ||くさり||とりあげ|

そう する と   今度 は 幻覚 で 鎖 が 見えて 来る んだ 。 |||こんど||げんかく||くさり||みえて|くる|

その 幻覚 の 鎖 に やがて   重た さ や 冷た さ → |げんかく||くさり|||おもた|||つめた|

こすれ 合う 音 を 感じる ように なる 。 |あう|おと||かんじる||

そうして 自然 と   具現 化 した 鎖 が 出せる ように なった んだ 。 |しぜん||ぐげん|か||くさり||だせる|||

それ 以外 は   ゴン 達 と 同じだ よ 「 纏 」 と 「 練 」 だ 。 |いがい|||さとる||おなじだ||まと||ね|

う ~ ん 。

あっ   そうだ   クラピカ ! 俺 の 師匠 に なって よ ! |そう だ||おれ||ししょう|||

クラピカ なら   的確に 悪い と こと か 指摘 して くれ そうだ もん ! ||てきかくに|わるい||||してき|||そう だ|

《 これ なら   オークション の 間 → ||||あいだ

クラピカ を ここ に 足止め できる !》 ||||あしどめ|

残念だ が   それ は でき ない 。 えっ !? ざんねんだ||||||

私 の ボス が 明日 に でも   ここ を たつ 。 わたくし||ぼす||あした|||||

立場 上   ついて行か ねば なら ない 。 たちば|うえ|ついていか|||

ヨークシン を 出る の ? ああ 。 ||でる||

「 クモ 」 の こと は 確かに   心残りだ が → くも||||たしかに|こころのこりだ|

あれ から   すでに 2 日 経った 今では もう 奴 ら も   ここ に は   いま い 。 |||ひ|たった|いまでは||やつ|||||||

そ っか   それ が いい よ 。

ゴン は   誰 に 「 念 」 を 教わった んだ ? ||だれ||ねん||おそわった|

私 に 聞く より   その 人 に 聞いた ほう が いい んじゃ ない か ? わたくし||きく|||じん||きいた||||||

( ウイング )  ハハハ …  必殺 技 か 君 達 らしい ね 。 ういんぐ||ひっさつ|わざ||きみ|さとる||

結論 から 言う と   強化 系 に 必殺 技 は 必要 あり ませ ん 。 けつろん||いう||きょうか|けい||ひっさつ|わざ||ひつよう|||

[ TEL ]  何で です か ? tel|なんで||

( ウイング ) 6 つ の 系統 の 中 で   最も 攻守 の バランス が いい から です 。 ういんぐ|||けいとう||なか||もっとも|こうしゅ||ばらんす||||

「 纏 」 と 「 練 」 を 極めて 行けば → まと||ね||きわめて|いけば

それ が 必殺 技 と 呼べる ほど すごい 威力 と なる 。 ||ひっさつ|わざ||よべる|||いりょく||

でも   今 は   時間 が ない んです 。 |いま||じかん|||

どうしても 俺  4 日 後 の 審査 に …。 |おれ|ひ|あと||しんさ|

[ TEL ]( ウイング )  ゴン くん もし   私 が 審査 員 で → tel|ういんぐ||||わたくし||しんさ|いん|

付け焼き刃 の 必殺 技 も どき など 見せ られたら   失望 する でしょう 。 つけやきば||ひっさつ|わざ||||みせ||しつぼう||

いい です か ?  ゴン くん 。

その クラピカ と いう 人 の マネ だけ は → ||||じん||まね||

絶対 に して は いけない 。 ぜったい||||

[ TEL ]  私 が 理由 を 言わ なくて も その 人 を 見て いれば 分かる ね ? tel|わたくし||りゆう||いわ||||じん||みて||わかる|

はい 。

マネ で は なく   今 の ゴン くん でも → まね||||いま||||

十分   特別な 力 を 発揮 できる と 思い ます よ 。 じゅうぶん|とくべつな|ちから||はっき|||おもい||

本当 !? [ TEL ]  もちろん ! ほんとう|tel|

[ TEL ]  自分 に 何 が できる か を 一つ一つ 思い出して み なさい 。 tel|じぶん||なん|||||ひとつひとつ|おもいだして||

[ TEL ]  そう すれば おのずと 答え は 出て 来 ます 。 tel||||こたえ||でて|らい|

[ TEL ]( ショート した 音 ) あっ …。 tel|しょーと||おと|

[ TEL ]  ヒント   お 願い ヒント を くださ い ! tel|ひんと||ねがい|ひんと|||

随分   焦って る みたいです ねぇ 。 ずいぶん|あせって|||

[ TEL ]  焦り は 禁物 ! 地道 が 一 番 の 近道 です よ 。 tel|あせり||きんもつ|じみち||ひと|ばん||ちかみち||

期限 が なければ 俺 も   そう 思う んだ けど …。 きげん|||おれ|||おもう||

しょうがない   大 ヒント ! |だい|ひんと

ゴン くん が   その ツェズゲラ と いう 人 の 前 で 見せた の は → |||||||じん||ぜん||みせた||

普通の 「 練 」 だけ でしょう ? [ TEL ]  うん 。 ふつうの|ね|||tel|

今度 は   全て を 同時に 見せ なさい 。 こんど||すべて||どうじに|みせ|

全て を ? [ TEL ]  そうです 。 すべて||tel|そう です

[ TEL ]  いい です か ? 君 が 覚えた こと 全部 → tel||||きみ||おぼえた||ぜんぶ

それ を 同時に です 。 ||どうじに|

《 覚えた こと   全て を 同時に 》 おぼえた||すべて||どうじに

《「 纏 」  オーラ を 肉体 の 周り に とどめる 》 まと|||にくたい||まわり||

《「 絶 」  オーラ が 全く 出て い ない 状態 に する 》 た|||まったく|でて|||じょうたい||

《「 練 」  通常 以上 の 大量の オーラ を 生み出す 》 ね|つうじょう|いじょう||たいりょうの|||うみだす

《 そして  「 発 」》 |はつ

《 待てよ 「 練 」 は   オーラ を 出す こと で → まてよ|ね||||だす||

「 絶 」 は   出さ ない 》 た||ださ|

《 それ を 同時に って …》 ||どうじに|

( ショート した 音 ) 《 お ?  また ショート した か 》 しょーと||おと|||しょーと||

《 しっかり しろ よ   ゴン 》

《 もたもた して っと 一気に 置いて く ぜ !》 |||いっきに|おいて||

《 無理だ よ   出る の と 出 ない の 同時に やる なんて ~》 むりだ||でる|||だ|||どうじに||

( ウイング )(( 自分 に 何 が できる か を 一つ一つ 思い出して み なさい )) ういんぐ|じぶん||なん|||||ひとつひとつ|おもいだして||

《 う ~ ん   ウイング さん に 念 能力 を 開発 して もらって → ||ういんぐ|||ねん|のうりょく||かいはつ||

最初 は 「 纏 」 しか 覚えて ない のに → さいしょ||まと||おぼえて||

バトル に 出ちゃ って 大 ケガ した んだ 》 ||でちゃ||だい|けが||

《 でも そこ で 「 絶 」 を マスター した 》 |||た||ますたー|

《 それ から   ヒソカ の 技 を 見破る ため に 「 凝 」 を 覚えて …》 ||||わざ||みやぶる|||こ||おぼえて

《「 凝 」?》

そう だ !  まだ 「 凝 」 が あった ! |||こ||

《「 凝 」  オーラ を 目 に 集中 して 隠れた オーラ を 見つける 》 こ|||め||しゅうちゅう||かくれた|||みつける

《 集中 ?  そうだ 気持 も 目 に 集中 して た から → しゅうちゅう|そう だ|きもち||め||しゅうちゅう|||

他の 部分 が   どう なって る か 気づか なかった 》 たの|ぶぶん||||||きづか|

《 わずかだ けど オーラ が 出て る 》 ||||でて|

《 これ を 閉じれば 全て 同時に できる !》 ||とじれば|すべて|どうじに|

《 よしっ   できた !》

あっ !

ぷは ~  ダメだ ~。 |だめだ

《 ちょっと 気 を 抜いた だけ で 全部   解けちゃ う 》 |き||ぬいた|||ぜんぶ|とけちゃ|

《 でも   できる 》

《 これ で   もし 「 練 」 で 増強 した オーラ を 1 か所 に 集中 したら → |||ね||ぞうきょう||||かしょ||しゅうちゅう|

一体   どれ だけ の パワー が 出る んだろう 》 いったい||||ぱわー||でる|

《 試し たい   その パワー !》 ためし|||ぱわー

( ウイング )(( ゴン くん   焦り は 禁物 !)) ういんぐ|||あせり||きんもつ

≪ オス !≫ おす

《 何 か   つかんだ な 》 なん|||

《 負け ない ぜ !  ゴン !》 まけ|||

<2 人 は   今 新たな 覚醒 の 時 を 迎えて いた > じん||いま|あらたな|かくせい||じ||むかえて|

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(2 人 )  この後 は G . I   ち ゅ ー とり ある ! じん|このあと||g|i|||-||

今日 から 始まった G . I   ち ゅ ー とり ある 。 きょう||はじまった|g|i|||-||

「 ち ゅ ー とり ある 」 って 何 ? 説明 書 だ よ 。 ||-||||なん|せつめい|しょ||

毎回   ゲーム の 中身 を 分かり やすく 説明 して 行き ま ~ す ! まいかい|げーむ||なかみ||わかり||せつめい||いき||

ポチ っと な 。 あっ !